JPH10261382A - イオン打込み装置、及びその方法 - Google Patents

イオン打込み装置、及びその方法

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JPH10261382A
JPH10261382A JP9066051A JP6605197A JPH10261382A JP H10261382 A JPH10261382 A JP H10261382A JP 9066051 A JP9066051 A JP 9066051A JP 6605197 A JP6605197 A JP 6605197A JP H10261382 A JPH10261382 A JP H10261382A
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JP
Japan
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ion
ion implantation
target
ions
implanted
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JP9066051A
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English (en)
Inventor
Kensuke Amamiya
健介 雨宮
Katsumi Tokikuchi
克己 登木口
Junya Ito
純也 伊藤
Takayoshi Seki
関  孝義
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来なく広範囲のエネルギー領域で安定にイオ
ンビームを発生させ、しかもターゲットに均一にイオン
を注入できるイオン打込み装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】引出し電極に直流の高電圧を印加したイオ
ン源101から引き出された連続イオンビーム109
は、質量分離器102で偏向され、三段型の磁気四重極
レンズ103で収束された後、RFQ加速装置104に
入射する。RFQ回路に投入する電力は、パルス変調器
107で生成したパルス波形を電源でアンプしたもので
ある。パルス加速ビームを偏向器108でエネルギー分
別し、打込み室105に導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイオン打込み装置、
及びその方法に係り、特に、半導体ウエハ等のターゲッ
トにイオンを広範囲のエネルギー領域で均一に打込むこ
とができるイオン打込み装置、及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体デバイス製造用のイオン打
込み装置は「半導体イオン注入技術」(蒲生健次編集、
産業図書株式会社発行、1986年)の第191頁から
第208頁に記載されているように、全て、イオンビー
ムは連続ビームが使われている。これは、イオン打込み
装置が量産用半導体をターゲットにしていることが多く
スループットを第一に考えている点,パルスビームにす
る必要がなかった点などが主な理由として挙げられる。
【0003】また、特開昭60−115199号公報に記載され
ているような高エネルギーのイオン打込み装置では、後
段加速部に図4に示すようなエネルギー可変型高周波四
重極加速器を取付け、時間的に連続した高エネルギーの
イオンビームを発生させ、これをターゲットに打込んで
いる。
【0004】また、従来のイオンビームの均一打込み方
法は「電子・イオンビームハンドブック(第2版)」
(日本学術振興会第132委員会編、日本工業新聞社発
行、1986年)の第590頁から第592頁に記載さ
れているように、回転ディスク方式が最も広く採用され
ている。これは図3に示すように、アルミニウム製の回
転ディスク20上にウエハ21をセットし、この回転デ
ィスク20を高速回転させながら、上下(あるいは左
右)に直線往復移動させるものである。これによって、
10枚前後のウエハ21に一括して均一にイオンビーム
22を注入することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、比較
的低いエネルギーのイオンビームを使用する場合に、量
産用半導体をターゲットにして高スループットを得る点
では優れた技術であるが、さらに高いエネルギーのビー
ムを安定に出力して、これをターゲット上へ均一に打込
むという点については配慮がされておらず、高エネルギ
ー領域を含めた広範囲のエネルギー領域で均一にイオン
を打込めない点が問題であった。
【0006】また、上記従来技術は、高エネルギーイオ
ン打込み装置の場合などに後段加速部に高周波加速装置
を取付けて大電流の連続ビームを得るという点では優れ
ているが、加速空洞に投入する高周波電力には限界があ
り、これによって加速エネルギーの上限が制限されてい
る点については考慮がなされていない。従って本従来例
では、加速エネルギーをあまり大きく取れないという点
が問題であった。
【0007】一方、イオン打込み装置の打込み方式に関
する上記従来技術は、連続ビームを使用した場合には図
3のようなスキャン方式で均一にイオンを打込むことが
できるが、パルスビームを使用した場合にも均一にイオ
ンを打込むという点については考慮がなされていない。
従って本従来技術では、パルスイオン打込みを実施した
場合には連続ビームの時ほど打込み均一性が良くならな
いという点で問題があった。
【0008】本発明の目的は、従来になく広範囲のエネ
ルギー領域でイオンビームを発生させることができるこ
と、また、ターゲットに均一にイオンを注入できるイオ
ン打込み装置、及びその方法を提供することにある。特
に、高いエネルギーのイオンビームを容易に発生させ、
その加速ビームを大面積のターゲットへ均一に打込むこ
とができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的のうち、広範囲
のエネルギーのイオンビームを発生させることに関して
は、特に高いエネルギーのイオンビームを容易に発生さ
せるために、後段加速部に投入する高周波電力をパルス
的に与え、打込みイオンをパルス状のイオンビームにし
てターゲットへ打込むことによって、上記目的は達成さ
れる。
【0010】上記目的のうち、パルスビームを使用した
場合にも均一にイオンを打込むことができることに関し
ては、パルスイオンビームの1パルスの照射時間内にス
キャンするスキャン回数を1回以上の整数回数に正確に
設定することによって、上記目的は達成される。
【0011】また、ターゲットにイオンが打込まれない
間はスキャンを停止するように制御することによっても
上記目的は達成される。
【0012】さらに、イオンビームの直径をウエハの直
径に対して縦横共にN分の1以上(Nは2以上の整数)
とするとともに、1回のスキャンの間にパルスイオンビ
ームを最低N回の照射を行うことによっても上記目的は
達成される。
【0013】上記解決手段のうち、後段加速部に投入す
る高周波電力をパルス的に与えることで、パルス的では
あるが高エネルギービーム発生に寄与する加速電圧は確
保したまま、後段加速部に投入される平均的な電力量を
低く抑えることができる。
【0014】これは、電力量(即ち加速器内部で蓄積さ
れる熱量)が電力(ワット)と時間の積(掛け算)で決
まるので、パルス化することによって加速器内部に蓄積
される熱量が低く抑えられ(例えば50%デューティの
場合は半分の熱量になるので)、加速器内部の熱的に弱
いセラミックス硝子等の部品の寿命が増大する。この
時、加速電圧はパルス的に与える電力のピークの電力で
決まるので、平均電力が低く抑えられてもイオンの加速
エネルギーは従来と同様の加速エネルギーになっている
点が重要な点である。更に、従来は加速器内部の部品が
熱的に問題であり投入不可能であった高い電力であって
も、投入電力をパルス化することによってピーク電力を
従来以上にすることができるので、従来になく高エネル
ギーのイオンビームを発生させることができるようにな
る。
【0015】上記解決手段のうち、パルスイオンビーム
の1パルスの照射時間内にスキャンするスキャン回数を
1回以上の整数回数に正確に設定すると、ウエハ上をス
キャンしている途中でイオン注入が途切れることがなく
なるため、パルスビームを使用した場合にも均一にイオ
ンを打込むことができる。
【0016】これによって、従来になく広範囲のエネル
ギー領域でイオンビームを発生させ、しかも、ターゲッ
トに均一にイオンを注入できるイオン打込み装置を提供
することができるようになる。
【0017】また、ターゲットにイオンが打込まれない
間はスキャンを停止するように制御をすることによって
も、ウエハ上をスキャンしている途中でイオン注入が途
切れる区間がなくなるため、パルスビームを使用した場
合にも均一にイオンを打込むことができる。
【0018】これによって、従来になく広範囲のエネル
ギー領域でイオンビームを発生させ、しかも、ターゲッ
トに均一にイオンを注入できるイオン打込み装置を提供
することができるようになる。
【0019】さらに、イオンビームの寸法をウエハの直
径に対して縦横共にN分の1以上(Nは2以上の整数)
とするとともに、1回のスキャンの間にパルスイオンビ
ームを最低N回の照射を行うと、ウエハ上の1回分の直
線スキャンを考えた場合に、連続した2回の打込み領域
は少なくとも半分は重なり合うこととなり、これで直線
スキャンをランダムに重ねることで、極端な打込み不均
一の生じることがなくなる。
【0020】これによって、パルスビームを使用した場
合にも均一にイオンを打込むことができ、従来になく広
範囲のエネルギー領域でイオンビームを発生させ、しか
も、ターゲットに均一にイオンを注入できるイオン打込
み装置を提供することができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1を
用いて説明する。
【0022】図1は本発明の第1実施例の構成を示す配
置図である。該図において、イオン源101にはDC1
0kV〜DC100kV程度の直流の高電圧を引出し電
極に印加し、連続ビームを引き出す。イオン源101か
ら出射した連続イオンビーム109は、質量分離器10
2で偏向される。イオン源101はマイクロ波放電型,
フィラメント型等の通常のプラズマ方式の正イオン源で
ある。質量分離器102は扇型電磁石で、大電流を通過さ
せるために磁極間のギャップ長(ビームの通過領域)は
60mm以上に広くとってある。質量分離された連続イオ
ンビーム109は三段型の磁気四重極レンズ103で収
束された後、RFQ加速装置104に入射する。RFQ
加速装置104はエネルギー可変型の高周波四重極加速
装置で、最大出力100kWの高周波電源(10〜30
MHz)106からの高周波電力をRFQ回路へ投入し
て、RFQ電極間に加速電圧を発生させる。今回は、2
0.1MHzの共振周波数で実験した。この時、RFQ回
路に投入する電力は電源からパルス的に出力されたもの
で、これはパルス変調器107で生成したパルス波形を
電源でアンプして出力したものである。パルス変調の繰
り返し周波数は1Hzで、パルス幅は250ミリ秒であ
る(デューティ:25%)。加速エネルギーは投入電力
の平方根に比例して増加するので、デューティを25%
にして運転すれば、従来と同様の平均投入電力でピーク
電力は4倍になる。従って、この時には、従来の2倍の
加速エネルギーのビームが得られることになる。
【0023】パルス加速ビーム111を偏向器108で
エネルギー分別し、打込み室105に導入する。打込ま
れるビームは、パルス幅250ミリ秒の中に、RFQ加
速器によって20.1MHz の周波数でバンチングされ
たビームが連続して含まれていて、このパルス幅250
ミリ秒の長いパルスが1Hzの間隔で打込み室に導入さ
れることになる。打込み室105には、10枚の6イン
チシリコンウエハが円周上に設置されている。シリコン
半導体ウエハの他、鋼,チタン等の金属材料を設置する
こともできる。打込み方式は回転ディスク方式で、回転
数は720回転/分、左右の直線スキャン周期は往復で
約1分程度の周期である。1Hzの運転では1スキャン
の間に片道30分に30回注入されるので、イオンビー
ムの寸法はウエハの直径(6インチ:約150mm)に対
して1/30以上である30mm(1/5)に調整して注
入試験を行った。
【0024】これによって、1回の片道のスキャンの間
を考えたときに、隣り合わせのパルスビームがウエハ上
で必ず重なって注入されることになり、少なくとも全く
イオンが打込まれない領域が生じることがなくなり、良
好な均一性が得られるようになる。1×1014cm~2のド
ーズ量の打込み試験を行い、打込み均一性(1σ)が1
%以下の従来並みの良好な均一性が得られた。
【0025】以下、本発明の別の実施例を図2を用いて
説明する。
【0026】図2は本発明の第2実施例のスキャン周期
とパルスビームの関係を示した図である。
【0027】本実施例の場合も、装置の配置は図1と同
様の配置図であるが、ビームのスキャンは磁場による左
右方向のスキャン方式をとり、スキャン周期をパルスビ
ームのパルス幅に比べて相対的に早くした。図2に示す
ように、1パルスの間にちょうど3往復(6スキャン)
するように設定した。パルスビームの繰り返し周波数は
1/6Hzで、パルス幅は3秒である(デューティ:5
0%)。3秒のパルス幅の間に、ビームを1秒のスキャ
ン周期で走査する。このように、1パルスの照射時間内
にスキャンするスキャン回数を1回以上の整数回数にす
ることで、パルスビームを使用した場合にも、従来並の
均一度でウエハにイオンを注入することができる。この
場合にも、1×1014cm~2のドーズ量の打込み試験を行
った結果、打込み均一性(1σ)が1%以下の従来並み
の良好な均一性が得られた。
【0028】また、第1実施例及び第2実施例ともに、
打込み室に導入したパルス状イオンのうち、ターゲット
にイオンが打込まれない間は上記スキャンを停止するよ
うに制御することによっても、従来並の均一度でウエハ
にイオンを注入することができる。
【0029】即ち、打込み室に導入するパルス状イオン
が途切れる間だけ、ウエハをセットした回転ディスクの
横方向のスキャンを停止させれば、実質的にウエハへの
照射は連続ビームが照射されたのと同じことになるの
で、結果的に従来並の均一度でウエハにイオンを注入す
ることができるようになる。
【0030】この場合には、第1実施例のビーム寸法、
あるいは第2実施例の整数回スキャンの調整を行わなく
ても良いが、両者を併用することで、さらに均一度の高
い打込みが実現できる。
【0031】以上の実施例ともに、パルスビームを使用
することで、従来になく高いエネルギーのイオンをター
ゲットに長時間安定に注入できるようになり、しかもパ
ルスビームを使用した場合にも均一にイオンを打込むこ
とが可能となる。これにより、従来になく広範囲のエネ
ルギー領域でイオンビームを発生させ、しかも、ターゲ
ットに均一にイオンを注入できるイオン打込み装置を提
供することができるようになる。
【0032】ここで、高周波四重極加速装置で使用する
高周波四重極電極の代わりに、六極以上の偶数極を持つ
多重極電極を使用た場合、あるいはエネルギー固定型の
高周波加速装置を使用して本発明を適用した場合にも同
等の効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、従来の高
周波加速装置を備えた高エネルギーイオン打込み装置を
安定に運転できるようになるばかりではなく、従来以上
の高エネルギー領域のイオンビームを発生できるので、
従来になく広範囲のエネルギー領域でイオンビームを発
生させ、しかも、ターゲットに均一にイオンを注入でき
るという効果がある。
【0034】そして本発明により、装置寸法制約の厳し
い半導体製造工場の大量生産工程に、大電流MeVイオ
ンビ−ムが利用できるようになるばかりではなく、金
属,セラミックス等の材料表層改質を短時間で行える大
量生産用イオン処理装置が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の高エネルギーイオン打込
み装置の配置図である。
【図2】本発明の第2実施例のスキャン周期とパルスビ
ームの関係を示した図である。
【図3】従来の回転ディスク方式の均一イオン打込み方
法を示す図である。
【図4】従来のエネルギー可変型RFQ加速装置の構造
図である。
【符号の説明】
1′,2′,3′,4′…四重極電極、5…加速管、1
1…絶縁物、12…インダクタンス、13…可変コンデ
ンサ、14…カップリングコイル、15…増幅器、16
…連続発振器、101…イオン源、102…質量分離
器、103…磁気四重極レンズ、104…RFQ加速装
置、105…打込み室、106…高周波電源、107…
パルス変調器、108…偏向器、109…連続イオンビ
ーム、110…マッチングボックス、111…パルス加速
ビーム。
フロントページの続き (72)発明者 関 孝義 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン源と、該イオン源から引き出された
    イオンビームを収束させる四重極レンズと、該四重極レ
    ンズからの収束ビームを追加速する後段加速器と、該後
    段加速器からの加速ビームをターゲットに打込むイオン
    打込み室とを備えたイオン打込み装置において、 前記後段加速器の駆動電源をパルス出力が可能な電源と
    したことを特徴とするイオン打込み装置。
  2. 【請求項2】イオン源と、該イオン源から引き出された
    イオンビームを質量分離する質量分離器と、該質量分離
    器からの質量分離ビームを収束させる四重極レンズと、
    該四重極レンズからの収束ビームを追加速する後段加速
    器と、該後段加速器からの加速ビームをターゲットに打
    込むイオン打込み室とを備えたイオン打込み装置におい
    て、 前記後段加速器の駆動電源をパルス出力が可能な電源と
    したことを特徴とするイオン打込み装置。
  3. 【請求項3】請求項1、又は2記載のイオン打込み装置
    において、 前記後段加速器にエネルギー可変型の高周波四重極加速
    器を使用したことを特徴とするイオン打込み装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2、又は3記載のイオン打込み
    装置において、 前記イオン打込み室の直前に、前記後段加速器からの加
    速ビームのエネルギーを選別する偏向器を備えたことを
    特徴とするイオン打込み装置。
  5. 【請求項5】イオン源で生成したイオンを加速し、該加
    速イオンをターゲットに打込むイオン打込み方法におい
    て、 前記打込みイオンをパルス状のイオンビームにしてター
    ゲットへ打込むことを特徴とするイオン打込み方法。
  6. 【請求項6】イオン源で生成したイオンを加速し、該加
    速イオンを質量分離し、該質量分離イオンをターゲット
    に打込むイオン打込み方法において、 前記打込みイオンをパルス状のイオンビームにしてター
    ゲットへ打込むことを特徴とするイオン打込み方法。
  7. 【請求項7】前記ターゲットに打込む前に後段の高周波
    加速器で追加速し、該追加速イオンをターゲットに打込
    むことを特徴とする請求項5、又は6記載のイオン打込
    み方法。
  8. 【請求項8】前記打込みイオンをパルス状のイオンビー
    ムにする方法として、後段の追加速装置をパルス運転す
    る方法で打込みイオンをパルス化したことを特徴とする
    請求項5,6、又は7記載のイオン打込み方法。
  9. 【請求項9】ターゲット上でイオンビームをスキャンす
    る方式、またはイオンビームを固定してターゲットをス
    キャンする方式、あるいは上記二方式を同時に行う方式
    の何れかの方式でターゲットへ均一にイオンを打込むイ
    オン打込み室を具備した請求項1乃至4に記載のイオン
    打込み装置で、パルス状のイオンビームをターゲットに
    打込む際に、 該パルスビームの1パルスの照射時間内にスキャンする
    スキャン回数が1回以上の整数回数であることを特徴と
    するイオン打込み方法。
  10. 【請求項10】ターゲット上でイオンビームをスキャン
    する方式、またはイオンビームを固定してターゲットを
    スキャンする方式、あるいは上記二方式を同時に行う方
    式の何れかの方式でターゲットへ均一にイオンを打込む
    イオン打込み室を具備した請求項1乃至4記載のイオン
    打込みでパルス状のイオンビームをターゲットに打込む
    際に、 該パルス状イオンのうち、ターゲットにイオンが打込ま
    れない間は上記スキャンを停止するように制御すること
    を特徴とするイオン打込み方法。
  11. 【請求項11】ターゲット上でイオンビームをスキャン
    する方式、またはイオンビームを固定してターゲットを
    スキャンする方式、あるいは上記二方式を同時に行う方
    式の何れかの方式でターゲットへ均一にイオンを打込む
    イオン打込み室を具備した請求項1乃至4記載のイオン
    打込み装置でパルス状のイオンビームをターゲットに打
    込む際に、 イオンビームの直径をウエハの直径に対して縦横共にN
    分の1以上(Nは2以上の整数)とするとともに、1回
    のスキャンの間にパルスイオンビームを最低N回の照射
    を行うことを特徴とするイオン打込み方法。
JP9066051A 1997-03-19 1997-03-19 イオン打込み装置、及びその方法 Pending JPH10261382A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002175771A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Ulvac Japan Ltd イオン注入装置
JP2008234880A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Hitachi Ltd イオン源
CN111063601A (zh) * 2018-10-16 2020-04-24 中国电子科技集团公司第四十八研究所 一种离子束传输光路

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