JPH1026102A - 電気式ダンプ制御装置 - Google Patents

電気式ダンプ制御装置

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Publication number
JPH1026102A
JPH1026102A JP18320796A JP18320796A JPH1026102A JP H1026102 A JPH1026102 A JP H1026102A JP 18320796 A JP18320796 A JP 18320796A JP 18320796 A JP18320796 A JP 18320796A JP H1026102 A JPH1026102 A JP H1026102A
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JP
Japan
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dump
pto
switch
dump control
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP18320796A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiro Shirata
彰宏 白田
Hiroo Isayama
博夫 伊佐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd filed Critical Jidosha Buhin Kogyo Co Ltd
Priority to JP18320796A priority Critical patent/JPH1026102A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁気的に油圧制御弁を操作して荷台の傾倒
を制御する電気式ダンプ制御装置に関し、動作状態のい
かなる場合にも、必ずPTO噛合動作が完了してから、
ダンプ制御動作を行わせることを課題とする。 【解決手段】 PTO装置から取り出した動力により油
圧ポンプを作動してダンプシリンダを伸縮させる油圧回
路を電気的に制御する電気式ダンプ制御装置において、
ダンプコントロールスイッチの上昇側に、PTO噛合動
作の完了に伴い動作するPTO作動検出スイッチのON
動作に連動して動作する遅延スイッチを直列に配設する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁気的に油圧制
御弁を操作して荷台の傾倒を制御する電気式ダンプ制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気式ダンプ制御装置は、図2〜5に示
すように、ダンプカーの運転席に配置されているコント
ロールスイッチ1を、図3(イ)に示すOFF位置から
上昇方向へ操作すると、組み込まれているPTO(パワ
ーテイクオフ)スイッチ1aが先にONとなり、ダンプ
コントロールスイッチ1bが後にONとなって、コント
ローラ2を介して作動電流を送出し、図4に示すトラン
スミッション3の横側に配置されたサイドPTO4のP
TOソレノイド4aを動作させ、サイドPTO4を噛み
合せるとともにオイルポンプ5を作動させる。
【0003】その後、サイドPTO4が完全に噛み合う
と、ダンプコントロールスイッチ1bを含むダンプ上昇
回路に通電され、ダンプコントロールバルブ6が作動し
て、図5に示すバルブ6aのソレノイドがONとなりバ
ルブ6aが遮断され、図5に示すバルブ6bのソレノイ
ドがOFFでバルブ6bが逆流防止側にセットされてい
るからダンプ上昇側の油圧回路が形成されて油圧リター
ン回路が遮断され、オイルポンプ5がオイルタンク7か
らオイルを吸引して、チェックバルブ8を介してダンプ
シリンダー9へ圧送し、ダンプ荷台(図示せず)を上昇
させる。
【0004】積み荷を下ろした後は、サイドPTO4お
よびオイルポンプ5がOFFとなっており、ダンプコン
トロールスイッチ1bをOFF位置から降下方向へ操作
すると、ダンプコントロールバルブ6のバルブ6aのソ
レノイドがOFFとなってバルブ6aが開放されるとと
もにバルブ6bのソレノイドがONとなってダンプ下降
側に切り換えられてバルブ6bが開放され、ダンプ下降
側の油圧回路が形成されて油圧リターン回路が開放さ
れ、ダンプシリンダー9のオイルがバルブ6bを介して
オイルタンク7へ排出されてダンプ荷台を降下させる。
【0005】上記従来の電気式ダンプ制御装置において
は、コントロールスイッチ1の操作上は、PTOコント
ロールスイッチ1aが先にONになるように仕様が定め
られているが、例えば、ギヤ間の干渉等のように、PT
O作動時のギヤの噛合わせが悪い場合には、ダンプコン
トロールスイッチ1bが先にONになって、ダンプ制御
機能が先に働き、PTO−ON作動時の負荷として加わ
るため、PTO−ON作動が不円滑になり、しかもPT
Oギヤの耐久性低下の要因となるという問題点があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における前記問題点を解消するためのものであり、その
ための課題は、動作状態のいかなる場合にも、必ずPT
O噛合動作が完了してから、ダンプ制御動作を行わせる
ようにした電気式ダンプ制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
に係る電気式ダンプ制御装置は、PTO装置から取り出
した動力により油圧ポンプを作動してダンプシリンダを
伸縮させる油圧回路を電気的に制御する電気式ダンプ制
御装置において、ダンプコントロールスイッチの上昇側
に、PTO噛合動作の完了に伴い動作するPTO作動検
出スイッチのON動作に連動して動作する遅延スイッチ
を直列に配設したことを特徴とするものである。
【0008】請求項2に係る電気式ダンプ制御装置は、
前記遅延スイッチがPTO作動検出スイッチのON動作
に連動してON動作するリレーとしたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における以下の実施の形態
では、ダンプコントロールスイッチの作動を遅延させる
スイッチを組み込んだ場合について説明する。ただし、
この実施の形態は特に指定のない限り本発明を制限する
ものではない。
【0010】〔構成〕図1は電気式ダンプ制御回路を示
す系統図である。ここに示すように、PTO制御系とダ
ンプ制御系とを備え、PTO制御系の電源入力に比して
ダンプ制御系の電源入力を遅延させ、PTO制御系の噛
合動作を検出してからダンプ制御系の電源を入力するよ
うにしてダンプ上昇動作を開始させ、噛合動作の後から
ダンプ上昇動作を実行するものである。
【0011】この制御回路のPTO制御系は、バッテリ
11と、このバッテリ11の陽極側をB入力側接点に接
続する電源スイッチを形成したキースイッチ12と、こ
のキースイッチ12のIG出力側接点にフューズ13を
介してソレノイドの一端を接続するとともに前記バッテ
リ11の陽極側にフューズ14を介して入力側スイッチ
接点を接続したPTO電源スイッチとなる第1リレー1
5と、この第1リレー15の非フューズ接続側(出力
側)スイッチ接点と接続したコントローラ16と、この
コントローラ16の出力信号を入力してトランスミンシ
ョン3(図4参照)にサイドPTO4(図2,4参照)
を噛合させるPTOソレノイド17と、このPTOソレ
ノイド17の作動による噛合動作の完了を検出するPT
O作動検出スイッチ18と、このPTO作動検出スイッ
チ18の非接地側スイッチ接点と前記フューズ13の第
1リレー接続側端部との間を接続する配線中に介装した
PTOインジケータランプ19とからなる。
【0012】この制御回路のダンプ制御系は、前記第1
リレー15の励磁コイルの非フューズ接続側端部とPT
Oコントロールスイッチ1aの非接地側スイッチ接点と
の間を接続し、前記第1リレー15の励磁コイルのフュ
ーズ接続側端部とダンプコントロールスイッチ1bの入
力側スイッチ接点との間を接続し、ダンプコントロール
スイッチ1bの降下用スイッチ出力側接点とダンプコン
トロールバルブ6のバルブ6bのソレノイドの非接地側
端部との間を接続し、前記ダンプコントロールスイッチ
1bの上昇用スイッチ出力側接点と前記ダンプコントロ
ールバルブ6のバルブ6aのソレノイドの非接地側端部
との間にダンプ上昇遅延スイッチとなる第2リレー21
を介装したコントロールスイッチ1と、励磁コイルの一
端に前記第1リレー15のフューズ13接続側端部およ
びダンプコントロールスイッチ1bの入力側スイッチ接
点を接続するとともに前記励磁コイルの他端に前記PT
O作動検出スイッチ18の非接地側スイッチ接点を接続
し、スイッチの入力側接点に前記ダンプコントロールス
イッチ1bの上昇用スイッチ出力側接点を接続するとと
もに前記スイッチの出力側接点に前記ダンプコントロー
ルバルブ6のバルブ6aのソレノイドの非接地側端部を
接続した前記第2リレー21とからなる。
【0013】〔ダンプ動作〕このように構成した制御回
路を使用すると、ダンプ上昇操作時には、キースイッチ
12をIG出力位置にセットした状態でダンプコントロ
ールスイッチ1bをOFF位置からダンプ上昇方向に操
作すると、先にPTO制御系の回路が通電状態となり、
PTOソレノイド17によって噛合動作が開始され、P
TOギヤが完全に噛合状態になるとPTO作動検出スイ
ッチ18が噛合完了を検知して通電状態となりPTOイ
ンジケータランプが点灯するとともに、第2リレー21
の励磁コイルに通電してスイッチを閉じてダンプ制御系
のダンプ上昇ラインを通電状態にする。
【0014】通電状態になると、ダンプコントロールス
イッチ1bが上昇側にセットされているからダンプコン
トロールバルブ6のバルブ6aのソレノイドに通電され
て弁を閉じ、油圧リターン回路が遮断されて、オイルポ
ンプ5がオイルタンク7から吸引したオイルをチェック
バルブ8を介してダンプシリンダー9へ圧送し、ダンプ
荷台(図示せず)を上昇させる。
【0015】荷下ろし後にダンプコントロールスイッチ
1bをOFF位置から下降方向へ操作すると、サイドP
TO4がOFFでオイルポンプ5が停止しており、ダン
プ制御系のダンプ降下ラインが通電状態になるから、ダ
ンプコントロールバルブ6のバルブ6bのソレノイドが
通電状態となってバルブ6bが開いて圧油が排出可能と
なり、ダンプ降下側の油圧回路が形成され、ダンプシリ
ンダー9のオイルがバルブ6bを介してオイルタンク7
へ排出されてダンプ荷台を降下させる。
【0016】〔作用効果〕このように構成した実施の形
態においては、第1リレー15が作動してコントローラ
16に電力が供給され、コントローラ16の指示により
PTOソレノイド17を動作させて、トランスミッショ
ン3とサイドPTOとの噛合完了がPTO作動検出スイ
ッチ18によって検出されるまでは、ダンプコントロー
ルスイッチ1bがONになっていても第2リレー21が
OFFのままで通電することがなく、ダンプシリンダ9
を上昇させることがないので、従来のようなコントロー
ルスイッチ1を操作しても、PTO制御系の噛合完了前
にダンプ制御系が動作して、PTO動作の負荷を増加さ
せるような事態を、未然に避けられるようになる。
【0017】この構成によって、ダンプ制御系のダンプ
上昇制御回路中にダンプコントロールスイッチ1bを含
めて2つのスイッチが直列に設けられたことによって、
簡単な構成で確実に動作順序が規定できて、順序が逆転
することを防止でき、従来生じたPTO制御系の噛合完
了前にダンプ制御系が先に動作して、PTO動作の負荷
を増加させるような事態を、確実に防止することがで
き、円滑なダンプ制御を実現することができる。
【0018】〔別態様〕この実施例は、本発明をより良
く理解させるために具体的に説明したものであって、別
態様を制限するものではない。したがって、発明の主旨
を変更しない範囲で変更可能である。例えば、遅延スイ
ッチとしてリレーを使用したが、パワートランジスタ組
込み回路、またはGTO(ゲートターンオフサイリス
タ)組込み回路等の電子回路として構成しても良い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明における請求項1に
係る電気式ダンプ制御装置では、ダンプコントロールス
イッチの上昇側に遅延スイッチを直列に配設したことに
より、PTO噛合動作の完了に伴いPTO作動検出スイ
ッチがONとなり、これに連動して遅延スイッチがON
になって、油圧ポンプからダンプシリンダにオイルを供
給し、ダンプシリンダを伸長させることができ、確実
に、PTO噛合動作の後にダンプ上昇動作を行わせるこ
とになって、順序の逆転を生じることが防止でき、ダン
プ制御が円滑にできる。
【0020】また、請求項2に係る電気式ダンプ制御装
置では、前記遅延スイッチがPTO作動検出スイッチの
ON動作に連動してON動作するリレーとしたことによ
って、ダンプコントロールスイッチを介した上昇側への
通電が、PTO噛合動作後に確実にでき、電気回路の信
頼性を高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態の電気式ダンプ制御装
置を示す制御回路図である。
【図2】従来の電気式ダンプ制御装置を示すシステム構
成図である。
【図3】従来の電気式ダンプ制御装置におけるコントロ
ールスイッチを示す動作説明図で、(イ)はスイッチ側
面説明図、(ロ)はスイッチ位置正面説明図である。
【図4】従来のサイドPTOおよびオイルポンプの実装
図である。
【図5】従来の電気式ダンプ制御装置を示す制御回路図
である。
【符号の説明】
1 コントロールスイッチ 1a PTOコントロールスイッチ 1b ダンプコントロールスイッチ 5 オイルポンプ 6 ダンプコントロールバルブ 6a バルブ 6b バルブ 7 オイルタンク 8 チェックバルブ 9 ダンプシリンダー 11 バッテリ 12 キースイッチ 13,14 フューズ 15 第1リレー 16 コントローラ 17 PTOソレノイド 18 PTO作動検出スイッチ 19 PTOインジケータランプ 21 第2リレー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気式ダンプ制御装置は、PTO装置から
    取り出した動力により油圧ポンプを作動してダンプシリ
    ンダを伸縮させる油圧回路を電気的に制御する電気式ダ
    ンプ制御装置において、 ダンプコントロールスイッチの上昇側に、PTO噛合動
    作の完了に伴い動作するPTO作動検出スイッチのON
    動作に連動して動作する遅延スイッチを直列に配設した
    ことを特徴とする電気式ダンプ制御装置。
  2. 【請求項2】前記遅延スイッチがPTO作動検出スイッ
    チのON動作に連動してON動作するリレーとしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電気式ダンプ制御装置。
JP18320796A 1996-07-12 1996-07-12 電気式ダンプ制御装置 Pending JPH1026102A (ja)

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JP18320796A JPH1026102A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 電気式ダンプ制御装置

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JPH1026102A true JPH1026102A (ja) 1998-01-27

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JP (1) JPH1026102A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273348A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Shin Meiwa Ind Co Ltd ダンプカー及びその駆動制御装置
CN110217149A (zh) * 2018-03-02 2019-09-10 宝山钢铁股份有限公司 自卸载重车箱体与箱盖联动互锁安全装置

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