JPH10259874A - 防振ガスケット及びその製造方法 - Google Patents

防振ガスケット及びその製造方法

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JPH10259874A
JPH10259874A JP9065714A JP6571497A JPH10259874A JP H10259874 A JPH10259874 A JP H10259874A JP 9065714 A JP9065714 A JP 9065714A JP 6571497 A JP6571497 A JP 6571497A JP H10259874 A JPH10259874 A JP H10259874A
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防振ガスケットの相手部材への取り付け部分
のシール性を取付孔の位置によらず均一にする。 【解決手段】 防振ガスケット10は、筒状の弾性連結
体11と、その両端面に取り付けられた一対のフランジ
金具20a,20bを設けている。フランジ金具は、中
心位置に上記通気孔12よりわずかに大きい円形孔21
を設け、長手方向先端及び突出部先端には取付孔22,
23が設けられている。フランジ金具は、曲げ部24,
25を境として軸方向外側に向けて断面円弧形状に湾曲
しており、円形孔の周囲の近傍位置には、断面山形のリ
ング状のシール部27が突設されている。防振ガスケッ
トを相手部材に取付孔を介して締め付け固定するとき、
取付孔から離れた部分が相手部材から離れる方向に変形
するが、フランジ金具の湾曲部分と打ち消し合って、均
一な締め付けが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
る軸方向両端に開口した通気孔を有する筒状の防振ガス
ケット及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防振ガスケットは、例え
ば図6に示すように、筒形状の一端側が自動車のエンジ
ンのシリンダ1に設けた吸気ポートから延出された吸気
管2の先端のフランジ部に固定され、他端側が吸気ダク
ト等が接続されるコレクタ3のフランジ部に固定して用
いられる。これにより、防振ガスケット4は、吸気管側
から伝達されるエンジン振動を低減させる作用をしてい
る。
【0003】防振ガスケット4は、例えば図7、図8に
示すように、ゴム弾性材料により形成された筒状の弾性
連結体5と、弾性連結体5の両端面に取り付けた異形の
金属板製のフランジ金具6,7を設けている。弾性連結
体5には、両端に貫通する通気孔5aが設けられてい
る。フランジ金具6,7は、円形孔6a,7aを、通気
孔5a位置に合わせて設ける共に、円形孔6a,7aを
挟んだ両端側に一対の取付孔6b,7bを設けている。
円形孔6a,7aの近接位置には、図7の二点鎖線に示
すように、孔に沿って断面正三角形状に突出したゴム弾
性体製の環状シール部8が設けられている。この防振ガ
スケット4は、フランジ金具6,7を相手部材に合わせ
て、取付孔6b,7bを介してネジ等で締め付けること
により、相手部材に取り付けられるようになっている。
ここで、フランジ金具6,7の環状シール部8が、締め
付けにより圧縮されて、相手部材との間の気密シールが
確保されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、取付孔6
b,7b近傍部分では、ネジ等による締め付け力が十分
に加わり、環状シール部8の圧縮量は設計通りに得られ
るが、取付孔6b,7bから離れた部分には締め付け力
が十分に及ばず、この部分でフランジ金具6,7が相手
部材から離れる方向に略円弧形状にわずかに変形する。
そのため、取付孔6b,7bから離れた部分では、環状
シール部8の十分な圧縮量が得られず、この部分での気
密シール性が低下するおそれがある。これに対して、フ
ランジ金具6,7の厚みを厚くすることにより、反りを
低減することは可能であるが、その結果、防振ガスケッ
トの重量が増し、車両の軽量化を妨げることになる。本
発明は、上記した問題を解決しようとするもので、相手
部材への取付部分のシール性を取付孔の位置によらず均
一にできる防振ガスケット及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、軸方向に延び両端に開口した少なくとも1個の
通気孔を有する筒状の弾性連結体と、弾性連結体の両端
に取り付けられた板状体であって、通気孔位置に開口部
を設けると共に開口部を挟んだ周囲の少なくとも2箇所
に取付孔を設けた一対のフランジ金具と、一対のフラン
ジ金具の各外側面にて、開口部を囲む近接位置に断面山
形に突設されて閉ループをなす線状のシール部とを備え
てなり、一対のフランジ金具を止め具を用いて取付孔を
介して各々対向する相手部材に固定することにより各相
手部材間に介装される防振ガスケットにおいて、フラン
ジ金具の取付孔間に配置された部分を、対向する相手部
材側に向けて湾曲させたことにある。
【0006】上記のように構成した請求項1に係る発明
においては、フランジ金具を相手部材に取り付けて取付
孔位置にて止め具により締め付けたとき、取付孔から離
れたフランジ金具の部分には締め付け力が十分に及ば
ず、この部分でフランジ金具が相手部材から離れる方向
に略円弧形状にわずかに変形する。しかし、フランジ金
具の取付孔間に配置された部分が、予め対向する相手部
材側に向けて湾曲して形成されているため、止め具の締
め付けによる変形と打ち消し合い、取付孔近傍部分と取
付孔間の離れた位置のシール部に加わる力が均等にさ
れ、シール部の圧縮量がシール部全体で同等にされる。
その結果、請求項1の発明によれば、フランジ金具の取
付孔の位置によらず、シール部全体において均一な気密
シール性を確保することができる。
【0007】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、型合せ面に平坦な第1装着凹部を設けると共に
第1装着凹部内にリング状凹部を設けた第1型と、第1
型と対向位置に設けられ、型合せ面の第1装着凹部と対
向位置に平坦な第2装着凹部を設けると共に第2装着凹
部内にリング状凹部を設けた第2型と、第1型及び第2
型間に配置され、第1及び第2装着凹部に対応する範囲
内に貫通孔を設けた厚板状の第3型とを設けてなる成形
金型を用い、平板状であってリング状凹部より内側に開
口部を設けると共に開口部を挟んだ周囲の少なくとも2
箇所に取付孔を設け、各取付孔間に配置された部分を、
湾曲させてなる一対のフランジ金具を、湾曲部分を第1
型及び第2型の型面に向けて第1及び第2装着凹部に取
り付けて、第1型、第2型及び第3型を型締めし、その
後ゴム射出成形を行うようにした。
【0008】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、取付孔間に配置された部分を湾曲させてな
る一対のフランジ金具を、湾曲部分を型面に向けて第1
型及び第2型に取り付けた状態では、湾曲部分はそのま
まである。その後、成形型の第1型、第2型及び第3型
を型締めすることにより、第1装着凹部、第2装着凹部
と第3型に強力に挟まれて、フランジ金具の湾曲部分が
強制的に延ばされて平坦形状にされる。この状態で、ゴ
ム射出成形を行うことにより、フランジ金具に適正にゴ
ム弾性体が付加されて防振ガスケットに成形される。成
形終了後に、成形型を開くと、第1装着凹部、第2装着
凹部と第3型による挟持が解除されて、フランジ金具の
湾曲部分が復活する。すなわち、型締めにより一時的に
平坦状態にされても、型締めが解除されるとフランジ金
具の弾性により元の湾曲形状に戻される。
【0009】その結果、請求項2の発明によれば、取付
孔間に配置された部分が、相手部材に向けて略円弧形状
に湾曲した一対のフランジ金具を有する防振ガスケット
を、成形金型を変更することなく得ることができる。こ
の防振ガスケットを用いることにより、上記請求項1の
発明の効果を得ることができる。
【0010】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項2に記載の防振ガスケットの製造方
法において、第1装着凹部及び第2装着凹部をフランジ
金具の湾曲部分に合わせて湾曲形状としたことにある。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、
型締め時の圧力によるフランジ金具の湾曲部分の変形を
確実に防止でき、防振ガスケットの均一なシール性を安
定して確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明すると、図1、図2及び図3は、同実施
形態に係る自動車のエンジンに接続される吸気管とコレ
クタ間に介装される防振ガスケット10を、平面図及び
断面図により概略的に示したものである。防振ガスケッ
ト10は、筒状の弾性連結体11と、弾性連結体11の
両端面に軸方向に直角に取り付けられた一対のフランジ
金具20a,20bを設けている。
【0012】弾性連結体11は、図3に示すように、ゴ
ム弾性材料により形成された薄肉の略円筒形であり、中
心には両端に貫通する通気孔12を設けている。弾性連
結体11の両端面には、一対のフランジ金具20a,2
0b(両者は同一形状であり、以下20aについて説明
する)が軸直角方向に略平行に取り付けられている。
【0013】フランジ金具20aは、略菱形で長手方向
の一方側の半分に四角形に突出した突出部20xを有す
る金属製厚板であり中心位置に上記通気孔12よりわず
かに大きい円形孔21を設けている。ひし形の長手方向
先端及び突出部20x先端には取付孔22,23が設け
られている。フランジ金具20aは、取付孔22,23
から中心方向のわずかに内側位置に、長手方向に対して
直角に両端に延びた曲げ部24,25を設けている。フ
ランジ金具20aは、図2に示すように、長手方向両端
間で、軸方向外側に向けて断面円弧形状にわずかに湾曲
している。フランジ金具20a,20bの湾曲形状は、
金属板の打ち抜き成形時に形成してもよく、また打ち抜
き成形後にプレス等により形成してもよい。
【0014】フランジ金具20aの曲げ部24,25内
側には、後述する成形金型30に挟持される外周縁近傍
部分を除いて薄いゴム層26が形成されている。そし
て、ゴム層26は、円形孔21の周囲の近傍位置に円形
の溝部26aを設けている。溝部26aには、断面山形
のリング状のシール部27が突設されている。シール部
27の高さは、フランジ金具面と平行になっている。
【0015】つぎに、防振ガスケット10の製造方法に
ついて説明する。この防振ガスケット10の製造に用い
る成形金型30は、図4に示すように、上型31、中型
32及び下型33が上下方向に同心位置に配列されてい
る。下型33は、合せ面33aの中央にフランジ金具2
0aの円形孔21より径が小さく深さの深い嵌合凹部3
3bを設けている。嵌合凹部33bの周囲には、浅いフ
ランジ金具取付凹部33cを設けている。フランジ金具
取付凹部33cは、フランジ金具の外形及び厚さと同一
の外溝部33c1 と、フランジ金具の曲げ部24,25
外側及びを外周縁近傍部分を除く部分に対応する厚さの
薄い内溝部33c2を設けており、内溝部33c2 には
上記溝部26a及びシール部27に対応する突部及び凹
部が設けられている。フランジ金具取付凹部33cは、
合せ面33aに対して平行である。
【0016】上型31は、合せ面31aの中央に上記嵌
合凹部33bに挿嵌される円柱形の中心柱部31bを設
け、中心柱部31bの周囲に上記フランジ金具取付凹部
33cと面対称形状のフランジ金具取付凹部31cを設
けている。フランジ金具取付凹部31cは、同様に外溝
部31c1 と、内溝部31c2 を設けている。フランジ
金具取付凹部31cも、合せ面31aに対して平行であ
る。中型32は、上下対称形状であり、中心に上記弾性
連結体11の外径と同一の径の中心孔32aを設けてい
る。そして、上下合せ面32b,32cは、フランジ金
具取付凹部31c,33cの周縁部よりわずかに中心側
まで伸びており、その内側が凹んで厚みが薄くなってお
り、かつ内端部がR形状にされている。この成形金型3
0は、従来の防振ガスケットの製造に用いたものと同一
構造である。
【0017】成形金型30の、上型31及び下型33の
フランジ金具取付凹部31c,33cにフランジ金具2
0a,20bをセットしたときは、図4(a)に示すよ
うに、フランジ金具の湾曲により、型面からわずかに浮
いた状態になっている。上型31、中型32及び下型3
3を型締めすることにより、フランジ金具20a,20
bは、図4(b)に示すように、外側溝部31c1 ,3
3c1 と中型32に挟まれて、上下に向けた湾曲形状が
平坦形状にされる。そして、型締め状態で、ゴムを射出
することにより防振ガスケットが成形される。その後、
成形金型30を型開きして成形品を取り出すと、成形時
に強制的に平坦にされていたフランジ金具が元の湾曲形
状に戻される。この成形品を加硫することにより実施形
態である防振ガスケット10が得られる。
【0018】上記構成の防振ガスケット10は、図7に
示すように、フランジ金具20aが吸気ダクト等が接続
されるコレクタ3のフランジ部に取付孔22、23を介
してネジ等によって締め付け固定され、フランジ金具2
0bが、エンジンのシリンダ1に設けた吸気ポートから
延出された吸気管2の先端のフランジ部に取付孔22,
23を介してネジ等によって締め付け固定される。この
とき、フランジ金具20a,20bの取付孔22,23
から離れた部分には締め付け力が十分に及ばず、この部
分でフランジ金具20a,20bがコレクタ3、吸気管
2から離れる方向に断面略円弧形状にわずかに変形す
る。
【0019】しかし、取付孔22,23間に配置された
部分が、対向するコレクタ3、吸気管2側に向けて略円
弧形状に湾曲しているため、締め付けによる変形と打ち
消し合い、取付孔22,23近傍部分と取付孔22,2
3間の離れた位置に配置された部分のシール部27の圧
縮量が同等にされる。その結果、上記実施形態によれ
ば、フランジ金具20a,20bの取付孔22,23の
位置によらず、防振ガスケット10のシール部27全体
において均一な気密シール性を確保することができる。
なお、上記実施形態において、上型31の中心柱部31
bを下型33の嵌合凹部33bに嵌合させる代わりに、
図5に示すように、上型31の中心柱部31dと下型3
3の中心柱部33dとを位置合わせ接触させるようにし
てもよい。
【0020】つぎに、上記実施形態の変形例について説
明する。変形例においては、成形金型30の上型31及
び下型33のフランジ金具取付凹部31c,33cを平
坦形状ではなく、フランジ金具20a,20bの湾曲形
状に合わせて湾曲させたものである。このような構成に
したことにより、成形金型30のフランジ金具取付凹部
31c,33cに、フランジ金具20a,20bをセッ
トした状態と、型締めした状態とで、フランジ金具20
a,20bの湾曲部分の形状は変化しない。そのため、
型締め時の圧力によるフランジ金具20a,20bの湾
曲部分の変形のおそれを確実に防止でき、形状の安定し
た防振ガスケット10が得られ、その均一なシール性を
安定して確保することができる。なお、上記実施形態及
び変形例に示した防振ガスケットの外形、材質等につい
ては、上記実施形態に示したものに限らない。
【0021】つぎに、上記防振ガスケット10の試験品
について、具体的なシール耐圧特性の測定結果について
説明する。フランジ金具の反りの有る試験品の他に、比
較のために、フランジ金具の反りの無い従来品の2種類
を用意した。シール耐圧特性は、試験品を条件120
℃、500時間で熱処理し、その後、シール部分に0〜
2kgf/cm2 の圧力を加え、空気の漏れが有るか否
かによってシール耐圧を測定した。シール耐圧特性の測
定の結果、試験品では、圧力2kgf/cm2 以下では
漏れが生じなく、従来品では、圧力1.2kgf/cm
2 で漏れが生じており、試験品のシール性が良好である
ことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である防振ガスケットを概
略的に示す平面図である。
【図2】同防振ガスケットの図1に示すII-II 線方向の
断面図である。
【図3】同防振ガスケットの図2に示すIII-III 線方向
の断面図である。
【図4】フランジ金具を成形金型にセットした状態及び
型締めした状態を示す部分断面図である。
【図5】成形金型の上型と下型の係合状態の変形例につ
いてフランジ金具をセットし型締めした状態を示す部分
断面図である。
【図6】防振ガスケットの使用状態を概略的に示す説明
図である。
【図7】従来例である防振ガスケットを概略的に示す平
面図である。
【図8】同防振ガスケットの図7に示すVIII-VIII 線方
向の断面図である。
【符号の説明】
10…防振ガスケット、11…弾性連結体、12…通気
孔、20a,20b…フランジ金具、21…円形孔、2
2,23…取付孔、24,25…曲げ部、26…ゴム
層、26a…溝部、27…シール部、30…成形金型、
31…上型、31a…合せ面、31b…中心柱部、31
c…フランジ金具取付凹部、31c1 …外溝部、31c
2 …内溝部、32…中型、32a…中心孔、32b、3
2c…上下合せ面、33…下型、33a…合せ面、33
b…嵌合凹部、33c…フランジ金具取付凹部、33c
1 …外溝部、33c2 …内溝部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延び両端に開口した少なくとも
    1個の通気孔を有する筒状の弾性連結体と、該弾性連結
    体の両端に取り付けられた板状体であって、前記通気孔
    位置に開口部を設けると共に該開口部を挟んだ周囲の少
    なくとも2箇所に取付孔を設けた一対のフランジ金具
    と、該一対のフランジ金具の各外側面にて、前記開口部
    を囲む近接位置に断面山形に突設されて閉ループをなす
    線状のシール部とを備えてなり、前記一対のフランジ金
    具を止め具を用いて前記取付孔を介して各々対向する相
    手部材に固定することにより各相手部材間に介装される
    防振ガスケットにおいて、 前記フランジ金具の前記取付孔間に配置された部分を、
    前記対向する相手部材側に向けて湾曲させたことを特徴
    とする防振ガスケット。
  2. 【請求項2】 型合せ面に平坦な第1装着凹部を設ける
    と共に該第1装着凹部内にリング状凹部を設けた第1型
    と、該第1型と対向位置に設けられ、型合せ面の前記第
    1装着凹部と対向位置に平坦な第2装着凹部を設けると
    共に該第2装着凹部内にリング状凹部を設けた第2型
    と、前記第1型及び第2型間に配置され、前記第1及び
    第2装着凹部に対応する範囲内に貫通孔を設けた厚板状
    の第3型とを設けてなる成形金型を用い、 平板状であって前記リング状凹部より内側に開口部を設
    けると共に該開口部を挟んだ周囲の少なくとも2箇所に
    取付孔を設け、各取付孔間に配置された部分を、湾曲さ
    せてなる一対のフランジ金具を、湾曲部分を前記第1型
    及び第2型の型面に向けて前記第1及び第2装着凹部に
    取り付けて、前記第1型、第2型及び第3型を型締め
    し、その後ゴム射出成形を行うようにしたことを特徴と
    する防振ガスケットの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の防振ガスケットの
    製造方法において、前記第1装着凹部及び第2装着凹部
    を前記フランジ金具の湾曲部分に合わせて湾曲形状とし
    たことを特徴とする防振ガスケットの製造方法。
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