JPH10259777A - 汎用エンジンの点火時期制御装置 - Google Patents

汎用エンジンの点火時期制御装置

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JPH10259777A
JPH10259777A JP9064858A JP6485897A JPH10259777A JP H10259777 A JPH10259777 A JP H10259777A JP 9064858 A JP9064858 A JP 9064858A JP 6485897 A JP6485897 A JP 6485897A JP H10259777 A JPH10259777 A JP H10259777A
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JP
Japan
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ignition timing
ignition
engine
general
purpose engine
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Application number
JP9064858A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Inagaki
浩 稲垣
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10259777A publication Critical patent/JPH10259777A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/06Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of circuit-makers or -breakers, or pick-up devices adapted to sense particular points of the timing cycle
    • F02P7/067Electromagnetic pick-up devices, e.g. providing induced current in a coil
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用エンジンを高い空燃比(薄い燃料)でも
安定して運転できるようにする装置を提供する。 【解決手段】 エンジンの出力軸27と共に回転するマ
グネットMの動作に応じて交流信号を出力するパルサコ
イル36には、その信号から出力軸27の回転角に応じ
たタイミング信号を生成する検出回路42、タイミング
信号からエンジン回転数を求め、該回転数に応じた点火
時期を求めるマイクロコンピュータ40、求めた点火時
期に基づき、点火駆動装置34にて点火プラグ32の駆
動タイミングを制御するための制御信号を生成する信号
生成回路48を備えた電子制御装置38が接続されてい
る。点火時期を進角或は遅角させて応答性よくエンジン
出力を制御するので、ガバナによるスロットルバルブの
開閉制御だけではハンチングが生じる程度に空燃比をリ
ーン化しても、動作の安定性を損なうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関、特に小
型船舶、小型発電機、芝刈機等に使用される汎用エンジ
ンの点火時期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば芝刈機等に使用される
汎用エンジンは、小型で簡単な構造にして安価に構成す
るため、自動車用のエンジンのように運転状態に応じた
複雑な燃焼制御を実施することなく、単純に、予め設定
された一定のタイミングにて点火を行うと共に、スロッ
トル開度をエンジンの回転に応じて機械的に調整するガ
バナを設けることにより、エンジンが所定の定格回転数
にて定常運転されるように構成されている。
【0003】そして、燃料の供給方法としては、電源供
給を受けなくても支障なく始動できるように、吸気経路
に設けられたマニホールドに発生する負圧を利用して燃
料を供給するキャブレターが用いられ、また、エンジン
の冷却方法としては、構造の簡単な空冷式が用いられて
いる。
【0004】但し、空冷式は、自動車等のエンジンに用
いられる水冷式に比べると冷却能力が低いため、汎用エ
ンジンでは、キャブレタを、空燃比が理論空燃比よりか
なりリッチとなるように設定し、ガソリンの気化熱を利
用して冷却能力を補うようにされている。このため、汎
用エンジンの排ガスには、一酸化炭素(CO)や炭化水
素(HC)等が多く含まれていた。
【0005】一方、近年、環境問題への意識の向上か
ら、これら汎用エンジンに対しても排ガス中の有害成分
を減少させようという動向があり、これに対応するため
には、空燃比を理論空燃比付近まで薄く(リーン化)す
る必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キャブレタの
設定を変更して、単純に空燃比をリーン化したのでは、
燃焼温度や排気温度の上昇によりエンジンの耐久性を低
下させるだけでなく、負荷が急変した時の回転数の変動
が大きくなって、定格回転数に復帰するまでの時間が長
くなったり、場合によっては、エンジン回転のハンチン
グを引き起こしてしまうという問題があった。
【0007】即ち、空燃比をリーン化した場合、例え
ば、エンジン回転数が低下した時に、ガバナがスロット
ル開度を大きくする方向に作動したとしても、燃料が薄
いので燃料の増量が遅れることになり、その結果、空燃
比は更にリーンとなってエンジン回転が更に低下する。
その後、燃料の増量が追いついてエンジン回転が上昇し
始めるが、その時には、スロットル開度は大きくなり過
ぎているので、エンジン回転は上昇し過ぎてしまう。す
ると、今度はガバナがスロットル開度を小さくする方向
に作動するが、燃料が薄いので燃料の減量が急激に行わ
れることになり、エンジン回転数が必要以上に低下す
る。以後、上述の動作が繰り返され、ハンチングが起こ
ってしまうのである。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するために、
汎用エンジンを高い空燃比(薄い燃料)でも安定して運
転できるようにする装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載の発明は、予め設定された所
定の点火時期にて点火プラグを駆動し、しかも外部から
の制御信号によって、上記点火時期を制御可能に構成さ
れた点火駆動装置、及び所定の定格回転数にて定常運転
されるように、エンジン回転数に応じてスロットルバル
ブの開度を変化させるガバナを備えた汎用エンジンに用
いられる点火時期制御装置であって、上記汎用エンジン
の回転数を検出する回転数検出手段と、該検出手段が検
出するエンジン回転数に応じて、上記汎用エンジンの点
火時期を求める点火時期算出手段と、該点火時期算出手
段が算出する点火時期に従って上記点火駆動装置に点火
プラグを駆動させるための制御信号を生成する信号生成
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】このように構成された請求項1に記載の汎
用エンジンの点火時期制御装置では、点火時期算出手段
が、回転数検出手段にて検出されたエンジン回転数に応
じて点火時期を算出し、信号生成手段が、この算出した
点火時期に従って点火駆動装置に点火プラグを駆動させ
るための制御信号を生成する。
【0011】従って、本発明の汎用エンジンの点火時期
制御装置を用いれば、エンジン回転数に応じて点火時期
が制御されるため、汎用エンジンの出力を応答性よく調
整することができる。その結果、スロットルバルブによ
る制御だけでは、エンジン出力が不足又は過剰ぎみとな
る場合に、これを補ったり相殺したりすることができ、
例えば、汎用エンジンの空燃比をリーン化した時に生じ
るハンチング等を防止できる。つまり、本発明によれ
ば、排ガスを浄化するために、汎用エンジンの空燃比を
リーンの状態にしても、安定した運転を行うことができ
る。
【0012】なお、点火時期による制御では、スロット
ルバルブによる制御と比較して、エンジン出力を調整で
きる範囲が小さいが、汎用エンジンでは、定常運転時に
おける回転数の変動範囲が比較的小さいので、十分に制
御できるのである。また、本発明の汎用エンジンの点火
時期制御装置を用いれば、点火時期の制御によって汎用
エンジンの運転状態が安定し、点火時期の制御を行わな
い装置に比べて発熱が抑制されるため、空燃比をリーン
化しても、エンジンの耐久性を損なうことなく運転させ
ることができる。
【0013】ところで、図9(a)は、汎用エンジンの
点火時期と、汎用エンジンの始動性との関係を表すグラ
フであり、図9(b)は、スロットル全開時における点
火時期とエンジン出力との関係を表すグラフである。図
9に示すように、点火時期をある程度以上進角させる
と、汎用エンジンの始動性は急激に劣化し、一方、エン
ジンの出力を最大にする点火時期は、汎用エンジンの始
動性が急激に劣化する比較的進角したエリア内にある。
【0014】このため、従来の汎用エンジンの点火時期
は、始動性を確保できる範囲で最大限に進角させたタイ
ミングに設定されることになり、結局、最大出力が得ら
れるタイミングより遅角したタイミングに設定されるこ
とになる。つまり、汎用エンジンでは、最大出力が得ら
れる点火時期にて運転されているわけではないため、点
火時期を進角させれば、エンジンの出力、延いてはエン
ジン回転数を上昇させることができ、逆に、点火時期を
遅角させることで、エンジンの出力、延いてはエンジン
回転数を下降させることができるのである。
【0015】そこで、請求項2に記載のように、点火時
期算出手段を、エンジン回転数が定格回転数より低下し
た場合に、点火駆動装置に予め設定されたものより進角
した点火時期が算出されるように構成すれば、負荷の増
大等により定格回転数より低下したエンジン回転数を、
速やかに元の定格回転数に復帰させることができる。
【0016】また、請求項4に記載のように、点火時期
算出手段を、エンジン回転数が定格値より増大した場合
に、点火駆動装置に予め設定されたものより遅角した点
火時期が算出されるように構成すれば、負荷の減少等に
より定格回転数より増大したエンジン回転数を、速やか
に元の定格回転数に復帰させることができる。
【0017】なお、汎用エンジンでは、ガバナの構造
上、スロットルバルブの全開時(高負荷時)には、エン
ジン回転数が定格回転数より低い回転数に落ち着いてし
まい、これに伴って、最大出力を得られる点火時期が、
定格回転数で回転している時よりも遅角する特性を有し
ている。
【0018】そこで、請求項3に記載のように、点火時
期算出手段を、スロットルバルブの全開時には、点火時
期の進角量を制限するように構成すれば、スロットルバ
ルブが全開する高負荷時に、点火時期が必要以上に進角
してエンジン出力が低下し、制御性を劣化させてしまう
ようなことがなく、装置の信頼性を向上させることがで
きる。
【0019】次に、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載の汎用エンジンの点火
時期制御装置において、上記回転数検出手段は、上記汎
用エンジンの出力軸の回転を磁気的に検出するため該汎
用エンジンに備え付けられたパルサーコイルからの検出
信号に基づいて、エンジン回転数を求めることを特徴と
する。
【0020】このように構成された本発明の汎用エンジ
ンの点火時期制御装置によれば、エンジン回転数を検出
するために、改めてセンサ等を設ける必要がないので、
装置構成を簡易化することができる。また次に、請求項
6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか
に記載の汎用エンジンにおいて、上記汎用エンジンの出
力軸の回転を磁気的に検出するため該汎用エンジンに備
え付けられたパルサーコイルからの出力を、整流平滑化
して直流電源を生成し、当該点火時期制御装置の各部に
電力供給する電源生成手段を設けたことを特徴とする。
【0021】このように構成された本発明の汎用エンジ
ンの点火時期制御装置によれば、当該装置を駆動するた
めに、バッテリ等を備える必要がないため、装置を小型
化できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図2は、本発明の点火時期制御装置が適用
された実施例の汎用エンジン2の概略構成図である。
【0023】図2に示すように、本実施例の汎用エンジ
ン2は、燃料,空気からなる混合気の燃焼を行うシリン
ダ等が設けられたエンジン本体4と、外部から空気を吸
入してシリンダに供給する吸気管6と、シリンダからの
排ガスを排出するための排気管8とを備えている。
【0024】このうち、吸気管6には、吸入空気を濾過
するエアクリーナ10と、吸入空気量を制御するスロッ
トルバルブ12と、吸気管6内に燃料を供給するキャブ
レタ14とが取り付けられている。そして、キャブレタ
14は、吸気管6を細経に形成してなるマニホールド1
4aと、燃料タンク16から供給される燃料をフロート
Fの上下移動により調節して蓄えるフロート室14b
と、フロート室14bとマニホールド14aとを連通し
て燃料を吸気管6に供給するノズル14cとを備えてお
り、マニホールド14aに発生する負圧を利用して燃料
を供給するように構成されている。
【0025】また、吸気管6には、後述する空燃比制御
を行うために、マニホールド14aを迂回してスロット
ルバルブ12の上流及び下流に空気を供給するバイパス
路18を備えており、このバイパス路18には、その経
路を開閉2位置に制御する電磁弁20が配設されてい
る。なお、バイパス路18は、エアクリーナ10付近の
取り込み位置から電磁弁20までは一本の経路18aで
あり、電磁弁20の箇所で分岐され、スロットルバルブ
12より上流側に接続された経路18bは太く、下流側
に接続された経路18cは細く形成されている。
【0026】一方、排気管8には、排ガスに含まれる酸
素ガスを検出する酸素センサ22と、排ガスを浄化する
排ガス浄化触媒24と、排気音を低減するマフラー26
とが取り付けられている。なお、酸素センサ22は、ジ
ルコニア固体電解質基板の両面に白金電極を設けた酸素
濃淡電池を使用しており、その起電力が所定の空燃比
(ここではA/F=14.3)にて急変するタイプのい
わゆるλセンサである。
【0027】次に、エンジン本体4は、エンジン出力を
取り出す出力軸27(図1参照)を備えており、この出
力軸27には、冷却用のフィンを備えたフライホイール
28、及びエンジンの回転数に応じてスロットルバルブ
の開度を変化させるガバナ30が取り付けられている。
【0028】また、フライホイール28の近傍には、フ
ライホイール28に取り付けられたマグネットMの近接
/離隔に応じて、点火プラグ32を駆動するための高電
圧を発生させる点火駆動装置34と、同様にマグネット
Mの近接/離隔に応じて交流信号を発生するパルサーコ
イル36とが設けられている。
【0029】そして、パルサーコイル36及び酸素セン
サ22からの信号は、これらの信号に基づいて、点火駆
動装置34及び電磁弁20を駆動制御する点火時期制御
装置としての電子制御ユニット(ECU)38に入力さ
れている。ここで図1は、点火駆動装置34及びECU
38の構成を表す説明図である。
【0030】図1に示すように、点火駆動装置34は、
マグネットMの近接/離隔に応じて電流を発生させる1
次側コイルL1及び点火プラグ32に接続された2次側
コイルL2からなる点火コイル34aと、1次側コイル
L1の一端にコレクタ、他端にエミッタが接続されたト
ランジスタTr1、トランジスタTr1のコレクタ・ベ
ース間に接続され、トランジスタTr1にベース電流を
供給する抵抗R1、コレクタがトランジスタTr1のベ
ースに接続され、エミッタがトランジスタTr1のエミ
ッタに接続されたトランジスタTr2、及び1次側コイ
ルの両端電圧を分圧してトランジスタTr2のベースに
供給する抵抗R2,R3にて構成されたイグナイタ34
bとからなる。
【0031】このように構成された点火駆動装置34は
以下のように動作する。なお、図3(a)は、1次側コ
イルL1の両端電圧Va(トランジスタTr1のエミッ
タ電圧),抵抗R2,R3の分圧電圧(トランジスタT
r2のベース電圧)Vb,2次側コイルL2の両端電圧
(点火プラグ32への印加電圧)Vcを表す波形図であ
る。
【0032】図3(a)に示すように、まず、マグネッ
トMが点火コイル34aの近傍を通過(時刻T1)して
離れていく時に、1次側コイルL1によってトランジス
タTr1のコレクタ側を正とする起電力が発生し、抵抗
R1を介してトランジスタTr1のベースに電流が供給
され、トランジスタTr1がオンする。これにより、1
次側コイルL1及びトランジスタTr1にて形成された
閉ループに電流が流れる。
【0033】その後、トランジスタTr1のコレクタ電
流が飽和すると、1次側コイルL1の両端電圧Vaが上
昇し、抵抗R2,R3での分圧電圧Vbも上昇する。そ
して、この分圧電圧VbがトランジスタTr2のオン電
圧を超えると(時刻T2)、トランジスタTr2がオン
することにより、トランジスタTr1がオフする。する
と、1次側コイルL1の電流が遮断されるため、2次側
コイルL2に高電圧が発生し、この高電圧が点火プラグ
32に印加され、点火プラグ32での放電が行われる。
【0034】なお、イグナイタ34bを構成するトラン
ジスタTr2のベースには、ECU38からの制御信号
Sを印加するための信号線が接続されており、トランジ
スタTr2のオンオフ、即ち1次側コイルL1に流れる
電流の遮断、延いては点火プラグ32での点火タイミン
グを、ECU38から制御可能に構成されている。
【0035】つまり、図3(b)に示すように、抵抗R
2,R3の分圧電圧VbがトランジスタTr2のオン電
圧に達する前に、制御信号SによってトランジスタTr
2を強制的にオンすると、点火プラグ32での点火タイ
ミングが進角し、また、制御信号Sによってトランジス
タTr2のベース電圧をオン電圧より小さなものに強制
的に保持しておき、通常の点火タイミング(時刻T2)
より遅いタイミングでトランジスタTr2をオンする
と、点火プラグ32での点火タイミングが遅角するので
ある。なお図3(b)は、制御信号S、及び制御信号S
を印加した場合の1次コイルL1の両端電圧Vaを表す
波形図である。
【0036】次に、ECU38は、CPU,ROM,R
AMを備えた周知のマイクロコンピュータ40を中心に
構成され、パルサーコイル36の出力から、マグネット
Mの通過を検出して、パルス状のタイミング信号を生成
する検出回路42と、酸素センサ22を駆動して検出信
号を取り出す酸素センサ駆動回路44と、検出回路42
からのタイミング信号に同期して、電磁弁20を駆動す
る電磁弁駆動回路46と、同様に検出回路42からのタ
イミング信号に同期して、イグナイタ34bへの制御信
号Sを生成する信号生成回路48と、これら各回路4
2,44,46,48を介して入出力される信号を、マ
イクロコンピュータ40に入出力するためのI/O回路
50と、パルサーコイル36の出力を、整流平滑化して
所定の直流電源VDDを生成し、ECU38の各部に電源
供給する電源回路52とを備えている。
【0037】そして、マイクロコンピュータ40は、酸
素センサ22からの検出信号やパルサーコイル36から
のタイミング信号に基づいて、空燃比が一定となるよう
に電磁弁20を制御する空燃比制御処理や、点火プラグ
32の点火時期を制御する点火進角制御処理等を実行す
る。
【0038】なお、電磁弁駆動回路46は、マイクロコ
ンピュータ40が設定するデューティ比に従い、しか
も、検出回路42からのタイミング信号に同期して電磁
弁20を開閉するように構成され、また、信号生成回路
48は、Highレベル、Low レベル、ハイインピーダンス
の3ステートの制御信号Sを出力し、未制御時には、ハ
イインピーダンスを出力するように構成されている。
【0039】ここで、図4は、マイクロコンピュータ4
0が実行する空燃比制御の動作概要を表すタイムチャー
トである。空燃比制御では、まず、図4に示すように、
周期的に電磁弁20に長い開時間TCを数回(ここでは
2回)与え、このとき、酸素センサ22での検出信号が
リーンに反転する反転時間TDを測定する。そして、こ
のリーン反転時間TDが所定のしきい値より短い場合に
は、電磁弁20の開時間を長く、逆にリーン反転時間T
Dが所定のしきい値より長い場合には、電磁弁20の開
時間を短くするように電磁弁20を開閉するデューティ
比を設定する。
【0040】即ち、長い開時間TCを与えた時に、元々
の空燃比がリッチであれば、リーン側に反転した酸素セ
ンサ22の出力は、すぐにリッチに戻り、逆に、元々の
空燃比がリーンであれば、酸素センサ22の出力は、長
い間リーンに留まるため、上述のように、電磁弁20を
開閉するデューティ比を設定して、空気の増量又は減量
を図るのである。
【0041】なお、この空燃比制御は、本願出願人が既
に出願した特願平8−285219号に詳述されている
ので、ここでは、これ以上の説明は省略する。次に、マ
イクロコンピュータ40が実行する点火時期制御を、図
5に示すフローチャートに沿って説明する。
【0042】なお、本処理は、当該汎用エンジン2の始
動により、電源回路52からマイクロコンピュータ40
への電源供給が開始されると起動され、この電源供給が
継続している間、繰り返し実行され。まずS110で
は、検出回路42からのタイミング信号に基づき、エン
ジン回転数を算出する。これは、例えば、タイミング信
号の発生間隔から簡単に求めることができる。
【0043】次に、S120では、S110にて算出さ
れたエンジン回転数から、最適な点火進角を求める。な
お、マイクロコンピュータ40のROMには、エンジン
回転数と点火進角とを対応させたテーブルが予め記憶さ
れており、点火進角は、このテーブルからエンジン回転
数に基づいて求められる。
【0044】ところで、エンジン回転数から点火進角を
求めるテーブルは、図6に示すように、イグナイタ34
bがECU38により制御されていない時の点火進角、
即ちエンジンの始動性等を考慮して予め設定された点火
進角(以下、設定点火角)を0゜として、エンジン回転
数:0〜3200[rpm]では点火進角0゜に、32
00〜3540[rpm]では5゜に、3540〜35
60[rpm]では、回転数に応じて5゜〜10゜の間
で漸次増大するうように、3560〜3600[rp
m]では、回転数に応じて10゜〜0゜の間で漸次減少
するように設定されている。更に、3600〜3680
[rpm]では、回転数に応じて0゜〜−5゜の間で漸
次減少するように、3680〜3700[rpm]で
は、回転数に応じて−5゜〜0゜の間で漸次増大するよ
うに設定されている。
【0045】なお、これは、エンジン回転数が3560
[rpm]以上では、設定された点火角に対して約10
゜進角させた時に最大出力となり、スロットル全開時に
落ち着く回転数3540[rpm]以下では、約5゜進
角させた時に、最大出力となるような特性を有する汎用
エンジンを用いた場合の設定である。
【0046】続くS130では、S120にて求められ
た点火進角に従って信号生成回路48を設定して、信号
生成回路48に、イグナイタ34bへの制御信号Sを出
力させる。即ち、タイミング信号が検出される回転角は
一定しているため、点火進角のタイミングを、タイミン
グ信号を起点とした時間に換算して信号生成回路48に
与えることにより、信号生成回路48では、この換算時
間及びタイミング信号に従って、制御信号Sを出力する
のである。
【0047】具体的には、制御する点火進角が0゜の時
には、制御信号Sをハイインピーダンスに保持すること
で、イグナイタ34bの設定点火角(点火進角0゜)に
て点火プラグ32を駆動でき、また、制御する点火進角
がマイナスの時には、イグナイタ34bによる設定点火
角での電流遮断が行われないよう、設定点火角になる前
に制御信号Sを一旦Low レベルとし、その後、算出され
たタイミングにてHighレベル(又はハイインピーダン
ス)とすることで、設定点火角より遅い(遅角した)タ
イミングにて点火プラグ32を駆動でき、更に、制御す
る点火進角がプラスの時には、算出されたタイミングに
て単純に制御信号SをHighレベルとすることで、設定点
火角より早い(進角した)タイミングにて点火プラグ3
2を駆動できる。
【0048】ここで、図7は、汎用エンジン2のキャブ
レタ14及びガバナ30を、従来の汎用エンジンのよう
に、空燃比がリッチ(ここでは、A/F=12)の状態
で最適に動作するよう設定後、酸素センサ22及び電磁
弁20による空燃比制御を行い、空燃比がリーン(ここ
ではA/F=14)の状態で動作するようにキャブレタ
14のみを調整して、汎用エンジン2を動作させた時の
結果を表すグラフである。
【0049】図7に示すように、点火進角制御を行わな
い(OFF)時、即ち、ガバナ30によるスロットルバ
ルブ12の開閉だけでエンジン出力を制御している時に
は、空燃比及びエンジン回転数が不安定になりハンチン
グが発生するのであるが、点火進角制御を実行(ON)
すると、ハンチングが収束して、空燃比(A/F=14
付近)及びエンジン回転数(3600rpm付近)が共
に安定する。
【0050】また、図8は、エンジンの出力軸27に負
荷として発電機を接続し、汎用エンジン2を、上述の点
火進角制御を実行させながら動作させた場合と、空燃比
がリッチの状態で動作する従来の汎用エンジンの設定に
て動作させた場合とで、負荷投入直後のエンジン回転数
の変化状態(過渡レスポンス)を測定した結果を表すグ
ラフである。
【0051】本実施例の汎用エンジン2におけるエンジ
ン回転数の変動量は、図7(a)に示すように、無負荷
状態から1000Wの負荷を投入した場合には、点火進
角制御を行わない場合と比較して63.8%改善され、
また図7(b)に示すように、1000Wの負荷から2
000Wの負荷に増大させた場合には、同様に26.7
%改善され、更に図7(c)に示すように、無負荷状態
から2000Wの負荷を投入した場合には、同様に1
7.1%改善された。
【0052】即ち、本実施例の汎用エンジン2では、負
荷変動に対するエンジン回転数の変動量が低減し、安定
した運転が行われることがわかる。以上説明したよう
に、本実施例の汎用エンジン2によれば、エンジン回転
数が定格回転数より下降すると、点火時期を進角させる
ことにより、エンジン出力(エンジン回転数)を増大さ
せ、逆に定格回転数より上昇すると点火時期を遅角させ
ることにより、エンジン出力(エンジン回転数)を減少
させる点火進角制御を行っているので、負荷変動等によ
りエンジン回転数が変動しても、エンジン回転数を定格
回転数に応答性よく復帰させることができ、運転(エン
ジン回転)の安定性を向上させることができる。
【0053】また、点火進角制御では、エンジン出力
を、スロットルバルブ12による制御に比べて応答性よ
く調整できるので、点火進角制御を行わない従来の汎用
エンジンではハンチングを起こしてしまうような高い空
燃比(薄い燃料)にて運転しても、エンジン出力や負荷
変動に対する応答性を低下させることなく、安定した運
転を実現でき、その結果、排ガスの浄化も図ることがで
きる。
【0054】更に、本実施例の汎用エンジン2では、エ
ンジン回転数の低下に応じて単純に点火時期の進角量を
大きくするのではなく、スロットル全開時に落ち着く回
転数付近では、最大出力を取り出せるような点火進角と
なるように、進角量を制限しているので、スロットル全
開時、即ち高負荷時の出力や燃費を向上させることがで
きる。
【0055】また更に、本実施例では、ECU38を駆
動するための電源供給や、点火進角制御に必要なタイミ
ング信号の検出を、汎用エンジンに一般的に備え付けら
れているパルサーコイル36を利用して行っているの
で、従来の汎用エンジンであっても、ECU38を付加
すると共に、イグナイタ34bをECU38からの制御
が可能なものに取り替えるだけで、エンジン出力の安定
性の向上や排ガスの浄化を簡単に図ることができる。
【0056】また、ECU38を駆動するために、バッ
テリを備えていなくてもよいため、装置を小型に構成で
きる。以上、本発明の実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、様々な態様
にて実施することができる。
【0057】例えば、上記実施例では、ECU38から
イグナイタ34bを制御する時に、進角,遅角の両方を
行うように構成したが、例えば、イグナイタ34bの設
定点火角を上記実施例より5゜遅角させ、図6のグラフ
に示された設定を、3200〜3700[rpm]の範
囲では、5゜ずつ進角させ、ECU38からの制御は、
進角のみを行えばよいように構成してもよい。
【0058】また、上記実施例では、酸素センサ22を
備え、吸入空気のバイパス路18に設けた電磁弁20を
駆動して空燃比制御を実行できるように構成された汎用
エンジン2に適用した例を説明したが、酸素センサ2
2,バイパス路18,電磁弁20を備えていない、より
単純な構成の汎用エンジンに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の汎用エンジンにおける要部の構成を
表す説明図である。
【図2】 実施例の汎用エンジンの全体構成図である。
【図3】 点火駆動装置の動作を表す波形図である。
【図4】 空燃比制御の動作概要を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図5】 マイクロコンピュータにて実行される点火進
角制御処理を表すフローチャートである。
【図6】 エンジン回転数に対する点火進角の設定値を
表すグラフである。
【図7】 点火進角制御によるハンチング防止効果を表
す測定結果のグラフである。
【図8】 点火進角制御による過渡レスポンス改善効果
を表す測定結果のグラフである。
【図9】 汎用エンジンの点火進角に対する始動性及び
出力特性を表すグラフである。
【符号の説明】 2…汎用エンジン 4…エンジン本体 6…
吸気管 8…排気管 10…エアクリーナ 12…
スロットルバルブ 14…キャブレタ 14a…マニホールド 14
b…フロート室 14c…ノズル 16…燃料タンク 18
…バイパス路 20…電磁弁 22…酸素センサ 24
…排ガス浄化触媒 26…マフラー 27…出力軸 28
…フライホイール 30…ガバナ 32…点火プラグ 34
…点火駆動装置 34a…点火コイル 34b…イグナイタ 36
…パルサーコイル 38…ECU 40…マイクロコンピュータ
42…検出回路 44…酸素センサ駆動回路 46…電磁弁駆動
回路 48…信号生成回路 50…I/O回路 52
…電源回路 Tr1,Tr2…トランジスタ R1,R2,R3
…抵抗R L1…1次側コイル L2…2次側コイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された所定の点火時期にて点火
    プラグを駆動し、しかも外部からの制御信号によって、
    上記点火時期を制御可能に構成された点火駆動装置、及
    び所定の定格回転数にて定常運転されるように、エンジ
    ン回転数に応じてスロットルバルブの開度を変化させる
    ガバナを備えた汎用エンジンに用いられる点火時期制御
    装置であって、 上記汎用エンジンの回転数を検出する回転数検出手段
    と、 該検出手段が検出するエンジン回転数に応じて、上記汎
    用エンジンの点火時期を求める点火時期算出手段と、 該点火時期算出手段が算出する点火時期に従って上記点
    火駆動装置に点火プラグを駆動させるための制御信号を
    生成する信号生成手段と、 を備えたことを特徴とする汎用エンジンの点火時期制御
    装置。
  2. 【請求項2】 上記点火時期算出手段は、エンジン回転
    数が上記定格回転数より低下した場合に、上記点火駆動
    装置に予め設定されたものより進角した点火時期を算出
    することを特徴とする請求項1に記載の汎用エンジン。
  3. 【請求項3】 上記点火時期算出手段は、上記スロット
    ルバルブの全開時に、上記点火時期の進角量を制限する
    ことを特徴とする請求項2に記載の汎用エンジン。
  4. 【請求項4】 上記点火時期算出手段は、エンジン回転
    数が上記定格回転数より増大した場合に、上記点火駆動
    装置に予め設定されたものより遅角した点火時期を算出
    することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の汎用エンジン。
  5. 【請求項5】 上記回転数検出手段は、上記汎用エンジ
    ンの出力軸の回転を磁気的に検出するため該汎用エンジ
    ンに備え付けられたパルサーコイルからの検出信号に基
    づいて、エンジン回転数を求めることを特徴とする請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載の汎用エンジンの
    点火時期制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の汎用エンジンの点火時期制御装置において、 上記汎用エンジンの出力軸の回転を磁気的に検出するた
    め該汎用エンジンに備え付けられたパルサーコイルから
    の出力を、整流平滑化して直流電源を生成し、当該点火
    時期制御装置の各部に電力供給する電源生成手段を設け
    たことを特徴とする汎用エンジンの点火時期制御装置。
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