JPH10259049A - タイル貼着用モルタル - Google Patents

タイル貼着用モルタル

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JPH10259049A
JPH10259049A JP8228397A JP8228397A JPH10259049A JP H10259049 A JPH10259049 A JP H10259049A JP 8228397 A JP8228397 A JP 8228397A JP 8228397 A JP8228397 A JP 8228397A JP H10259049 A JPH10259049 A JP H10259049A
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JP
Japan
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mortar
aggregate
weight
cement
tiles
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JP8228397A
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English (en)
Inventor
Takahisa Ikunaga
隆久 生永
Fumihiko Nakamura
中村  文彦
Tomio Watanabe
富雄 渡邊
Katsunori Kanbe
勝憲 神部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nihon Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nihon Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ALCパネル面にタイルを貼着する場合に、
パネル面への鏝塗りが容易で、タイル裏足への充填性が
良好で、オープンタイムなどの作業性が良く、タイルの
接着強度が高く、かつ耐久性と経済性に優れたタイル貼
着モルタルを提供する。 【解決手段】 セメント、骨材、再乳化型粉末樹脂、保
水材を主成分とするタイル貼着用モルタルにおいて、前
記骨材の粒度が0.3mm以下であることを特徴とし、
前記再乳化型粉末樹脂は、エチレン酢酸ビニルおよび/
または酢酸ビニルバーサチック酸ビニル共重合体の粉末
とし、再乳化型粉末樹脂の配合量および前記保水材の配
合量は、セメントと骨材の合計100重量%に対して、
それぞれ0.5〜10重量%とおよび0.15〜0.5
重量%すると共に、さらに改質材として、珪酸および/
または珪酸塩(石綿を除く)を、セメントと骨材の合計
100重量%に対して3〜10重量%添加することが好
ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物のコンクリ
ート壁面や、コンクリートパネルにタイルを貼着する場
合に使用するタイル貼着用モルタルに関し、特に軽量気
泡コンクリート(ALC)パネル面にタイルを貼着する
場合に好適なモルタルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に建築物のコンクリート壁面
や、コンクリートパネルにタイルを貼着する場合には、
これらコンクリート面を清掃し、シーラーを塗布するな
どの下地処理を施工してから、粉末状または一部液状の
タイル貼着用モルタルに水を加えて混練し、流動性を有
するよう適当な粘度になったものを鏝などを使用してコ
ンクリート面に所望厚さで均一に塗布する。その後タイ
ルを個別に配置して圧着するか、あるいは所望の目地幅
をもって配列した複数のタイル表面に紙を接着したタイ
ルの裏面を、前記モルタル塗布面に押圧して貼着し、そ
の後前記紙を表面から剥離して、必要に応じタイルの位
置を調整して位置決めし、全てのタイルを貼着後、隣接
するタイル間の目地部に目地材を充填して完成させてい
る。
【0003】このようなタイル貼着用モルタルとして
は、種々な商品が市販されているが、その一般的な組成
は、50重量%前後の珪石や石灰石の粉末を骨材とし、
この骨材と同量あるいはやや多い比率のセメントと、数
重量%のアクリル樹脂やエチレン酢酸ビニル樹脂のエマ
ルジョンまたは再乳化型粉末樹脂などの樹脂が配合され
ている。またこの他に作業性をよくするために、メチル
セルロースなどの保水材が配合され、これらの主成分に
対し、必要に応じて、改質材や増粘材、減水材、凝結時
間調整材などの調整材が添加されている。
【0004】そして前記モルタルに要求される特性とし
ては、このモルタルを使用してコンクリー卜などにタイ
ルを貼着する場合の作業性がよく、また貼着後の接着強
度、耐久性などが優れていることであり、安価で経済的
なことが望ましい。また前記した作業性としては、コン
クリート面にモルタルを鏝塗りする場合に、粘度が適当
で、短時間で所望厚さに均一に塗布できることや、タイ
ル裏面の裏足の間にモルタルが均一に充填されること、
およびモルタル塗布後タイルを貼着することが可能な時
間(オープンタイム)が保持されることなどである。
【0005】またこの用途に使用されているモルタルの
一例としては、例えばポルトランドセメント50重量%
と、骨材として粒度が0.6mm以下(JIS G59
01鋳型用珪砂35号に相当する粒度)の珪石粉末50
重量%とからなり、さらに両者の合計100重量%に対
して、0.1重量%のメチルセルロースが保水材として
配合されされており、使用時に3.5重量%のアクリル
樹脂エマルジョンと水を加えて混練して施工している。
そしてこのモルタルは、コンクリート面にタイルを貼着
する場合には、作業性がよく、優れた接着強度を発揮す
るものである。
【0006】しかしこのモルタルは、骨材の粒度が大き
く保水材としてのメチルセルロースの配合率が低く、ま
た改質材が配合されていないので、ALCパネルのよう
にパネル表面や内部に多数の気泡による空隙がある場合
には、パネル表面にシーラー塗布などの下地処理を施工
しても、表面に微小な窪みが残り、またパネルの吸水性
が高いため塗布したモルタルの硬化時間が早くなって、
オープンタイムが短くなることや、タイル裏足への充填
性が悪くなる問題があった。さらにアクリル樹脂エマル
ジョンを使用しているので、保管上の注意が必要であっ
たり、特に少量の材料の混練に熟練を要し、価格も高価
になるという問題もある。
【0007】またモルタルの他の例としては、ポルトラ
ンドセメント53重量%と、骨材として粒度が0.6m
m以下の珪石粉末47重量%とからなり、さらに両者の
合計100重量%に対して、それぞれ1.5重量%のエ
チレン酢酸ビニル(EVA)樹脂粉末と、保水材として
0.2重量%のメチルセルロースが配合されており、さ
らにまた改質材として5重量%の含水珪酸マグネシア結
晶体が配合されていて、施工時に適量の水を加えて混練
して使用するものがある。
【0008】該モルタルは、保水材としてメチルセルロ
ースが前者よりも多く配合され、改質材として含水珪酸
マグネシア結晶体が配合されているので、作業性はやや
よくなり、またEVA粉末を使用しているので、前述の
モルタルに比し混練が容易で価格も安くなる。しかしな
がら、骨材の珪石粉末は前記した従来のモルタルと同様
に粒度が0.6mm以下と大きいので、ALCパネルに
使用した場合には、やはり鏝塗り性や、タイル裏足への
充填性などが不十分である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の問題を
解消し、ALCパネル面にタイルを貼着する場合に、タ
イル裏足への充填性が良好で、オープンタイムが適度に
保たれ、タイルの接着強度が高く、かつ耐久性と経済性
に優れたタイル貼着モルタルを提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のタイル貼着モルタルは、セメント、骨材、再乳
化型粉末樹脂、保水材を主成分とするタイル貼着用モル
タルにおいて、前記骨材の粒度が0.3mm以下である
ことを特徴とするものであって、前記再乳化型粉末樹脂
は、エチレン酢酸ビニルおよび/または酢酸ビニルバー
サチック酸ビニル共重合体の粉末とし、再乳化型粉末樹
脂の配合量および前記保水材の配合量は、セメントと骨
材の合計100重量%に対して、それぞれ0.5〜10
重量%とおよび0.15〜0.5重量%することが好ま
しい。さらに改質材として、珪酸および/または珪酸塩
(石綿を除く)を、セメントと骨材の合計100重量%
に対して3〜10重量%添加したものが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のモルタルは、骨材の粒度
を、従来のモルタルよりも細かい0.3mm以下とし、
また前記保水材の配合を増量し、再乳化型粉末樹脂を使
用した。さらに改質材として、珪酸および/または石綿
を除く珪酸塩を添加した。その結果、混練作業が容易と
なり、この混練物は適当な粘度と、流動性および保水性
が得られるので、ALCパネル面のように、表面に窪み
あり、吸水性が高くても、モルタルを鏝塗りする際の伸
びがよく、均一に短時間で塗布することができるし、タ
イルの裏足間への充填性もよく、オープンタイムを十分
確保することができるものである。
【0012】なお前記骨材は石灰石粉末、または珪石粉
末が使用できるが、その粒度は0.3mm以下(JIS
G5901 鋳型用珪砂65号に相当する粒度)とす
る必要がある。またエチレン酢酸ビニル(EVA)や、
酢酸ビニルバーサチック酸ビニル共重合体などの再乳化
型粉末樹脂は、モルタルの接着耐久性の向上、曲げ強度
の増加、吸水率の低下などの効果があるが、その配合量
が0.5重量%未満ではこれらの効果が十分でなく、ま
た10重量%を超えるとオープンタイムが短縮されるば
かりでなく、コストが上昇して経済性を損なうので0.
5〜10重量%とすることが望ましい。
【0013】さらにこの再乳化型粉末樹脂は、価格がア
クリル系樹脂に比し安価であり、また予めモルタルに混
合しておくことができるため、モルタルの混練作業が容
易となる。また前記保水材としては、メチルセルロース
やヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの非イオン
型セルロースエーテルを使用することができ、その配合
量が0.15重量%未満では保水の効果が十分でなく、
0.5重量%を超えるとモルタルの粘度が高くなり過ぎ
て作業性が悪くなるので、0.15〜0.5重量%とす
ることが望ましい。
【0014】また改質材としては、珪酸や石綿を除く珪
酸塩が使用できる。珪酸は非晶質シリカが対象となり、
珪酸塩は、アンチゴライト、セピオライト、タルク、バ
ーミキュライトなどの珪酸マグネシウムやセリサイトな
どのマイカ類の他、カオリン、モンモリロナイトなどの
珪酸アルミニウム、およびワラストナイトなどの珪酸カ
ルシウムを単独または組み合わせて使用することができ
る。
【0015】これらの改質材は、モルタルに適度なチク
ソトロピー性を与えるので作業性を改善でき、また改質
材から石綿の使用を排除したので、環境を汚染すること
がない上に、比重が軽いので容量が増え、モルタルを柔
らかくしても、いわゆる「だれ」を防止する効果があ
る。しかしその配合量が、セメントと骨材の合計100
重量%に対して、3重量%未満では前記の効果が十分で
なく、10重量%を超えると硬化後のモルタルの強度低
下や収縮率が増加するなど、その物性を低下させるの
で、3〜10重量%とすることが望ましい。
【0016】なお前記セメントは通常のポルトランドセ
メントでよいが、その配合量は、ポルトランドセメント
と骨材の合計100重量%に対して、ポルトランドセメ
ントが25重量%未満ではモルタルの強度が低下し、タ
イルの接着強度や耐久性が不十分であり、一方75重量
%を超えると強度は向上するが、収縮率が大きくなる。
そのためALCパネル用としては曲げ強度、接着強度、
収縮率などを勘案すると、ポルトランドセメントの配合
割合は40〜60重量%の範囲が適当である。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例を従来例および比較例と
ともに以下に示す。前記の各材料の配合比率を表1のよ
うに変えたモルタルを使用してALCパネルにタイルを
貼着し、各ケースについてその作業性、タイルの接着強
度を比較する試験を行った。また一部配合については耐
久試験を実施した。その結果を表2に示す。なお、この
試験で使用した各材料名は使用材料欄に記した通りであ
り、これらを配合したモルタル25kgに対し、水5.
5リットルを標準として加え、適当な粘度になるように
調整し混練した。
【0018】表2に示す各モルタルの接着強度は、いず
れも水平に載置されたALCパネル面に、下地処理とし
てシーラーの5倍液を塗布して2時間後に、モルタルを
3.2mm厚さで鏝塗りし、その後45×90mm、厚
さ7mmで、高さ1.2mm、幅6mmの4本の平行な
裏足付きタイル72枚を、目地幅5mmで配置してか
ら、このタイル表面を叩いて密着させ、24時間静置養
生後、引張試験機でタイルが剥離する力を測定して得
た。この接着強度は、0.55Ν/mm以上が好まし
い。
【0019】また鏝塗り性としては、モルタルを鏝塗り
した際の伸び、鏝離れ、塗布面の均一性などの鏝塗りの
し易さを評価した。また裏足間へのモルタルの充填性に
ついては、タイルを貼着後直ちに剥離させて、裏足間の
充填面積を観測し、その充填率を5箇所の平均で評価し
たもので、90%以上が望ましい。
【0020】オープンタイムはモルタルの塗布後、タイ
ルの貼着が可能な時間を測定したもので、40〜50分
間確保できることが望ましいる。
【0021】
【表1】 使用材料 A :セメント、普通ポルトランドセメント、日本セメ
ント(株)製 B:骨材;秩父鉱業産6号珪石粉末(粒度0.3mm
以下品) B:骨材;秩父鉱業産5号珪石粉末(粒度0.6mm
以下品) C:樹脂;エチレン酢酸ビニル粉末樹脂、住友化学
(株)製 RP−100S C:樹脂;酢酸ビニルバーサチック酸ビニル共重合体
粉末、スイスエブネーザ社製ベオバ C:樹脂;アクリル樹脂エマルジョン、日本化成
(株)製タイルモルタル用アクリル系樹脂 D :保水材;メチルセルロース、信越化学(株)製メ
トローズ90SH4000 E:改質材;含水珪酸マグネシア結晶体、日本化成
(株)製NSハイパウダー(アンチゴライトを主成分と
する混和材) E:改質材;モンモリロナイト、クニミネ工業(株)
製クニピアF
【0022】
【表2】 特性 a:モルタルの鏝塗り性;鏝塗り作業性が非常に良い ………◎ 鏝塗り作業性が良い ………○ 鏝塗り作業性がやや悪い ………△ b:タイル裏面への充填性;充填面積が90%以上 ………◎ 充填面積が90%未満80%以上 ………○ 充填面積が80%未満 ………△ c:オープンタイム ;タイルの位置調整可能時間(分)を示す d:接着強度 ;5か所の平均値(N/mm)を示す
【0023】表2から分かるように、試験番号3〜7の
本発明のモルタルを使用すれば、鏝塗り性、裏足への充
填性、オープンタイムおよび接着強度の全ての特性を満
足している。それに対し試験番号1、2の従来例のモル
タルは珪石粉末の粒度が大きく、メチルセルロースの配
合が少ないなどのために、タイル裏足への充填性が悪
く、オープンタイムは短い。特に試験番号1は含水珪酸
マグネシア結晶体の配合がなく、メチルセルロースの配
合が少ないので充填性が極めて悪い。
【0024】つぎに含水珪酸マグネシア結晶体の配合が
少ない比較例の試験番号8は、粘度が高く鏝塗り性や、
充填性が十分でなく、反対に含水珪酸マグネシア結晶体
を多く配合した試験番号9は、接着強度が低く接着界面
で剥離した。またメチルセルロースの配合が少ない試験
番号10は保水性が低いので、裏足への充填性が悪く、
オープンタイムも短く、反対にメチルセルロースを多く
配合した試験番号11は、モルタルの粘度が高すぎて、
鏝塗り性が悪くなる。さらにEVA樹脂配合が少ない試
験番号12は接着強度が劣り、反対にこれを多く配合し
た試験番号13は、接着強度は高くなるが、モルタルの
粘度が高すぎて、鏝塗り性が悪くなり、オープンタイム
も短くなるばかりでなく、高価になって経済性を損な
う。いずれにしても試験番号8〜13の比較例では全て
の特性を満足する結果は得られなかった。なお前記のタ
イルの接着強度試験では比較例の試験番号9、11、1
2以外はいずれも母材破壊であった。
【0025】さらに実施例の試験番号3と従来例の試験
番号1とについて耐久性を調べるために、熱冷繰り返し
試験を実施した。その試験方法は、タイルを貼着したA
LCパネルを4週間屋内で気中養生後、その表面を赤外
線ランプで70℃に加熱し、その後30分間散水冷却し
てこれを1サイクルとし、300サイクル実施後と、実
施前との接着強度を測定し、両者の強度比で評価した。
この結果本発明の試験番号3の耐久性(試験前後の接着
強度比)は100%以上であったのに対し、従来例の試
験番号1の耐久性は95%であった。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のモル
タルは、セメント、骨材、再乳化型粉末樹脂、および保
水材を主成分とするタイル貼着用モルタルにおいて、骨
材の粒度を、従来のモルタルよりも細かい0.3mm以
下とし、また前記保水材を増量し、さらに改質材を配合
した。その結果、混練作業が容易となり、この混練物は
流動性を有するような適当な粘度および保水性が得られ
るので、ALCパネル面のように表面に窪みがあり、吸
水性が高くても、モルタルを鏝塗りする際の伸びがよ
く、均一に短時間で塗布することができるし、さらにタ
イルの裏足間への充填性もよく、オープンタイムを十分
確保することができる。
【0027】また前記アクリル系樹脂を使用したモルタ
ルに比し再乳化型粉末樹脂を使用しているので、経済性
も優れている。なお本発明のモルタルは、保水材や改質
材の配合を適宜調整することにより、粘度やオープンタ
イムの調整が可能であり、「だれ」も少ないので、水平
面のみならず垂直な壁面にタイルを貼着することもでき
るし、ALCパネルばかりでなく、コンクリート面やP
Cパネル、押出成形パネルなどにも適用することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 文彦 神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町14−10 住 友金属鉱山株式会社住宅・建材事業本部建 材技術センター内 (72)発明者 渡邊 富雄 埼玉県比企郡小川町青山296 日本化成株 式会社小川工場研究部内 (72)発明者 神部 勝憲 埼玉県比企郡小川町青山296 日本化成株 式会社小川工場研究部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント、骨材、再乳化型粉末樹脂、保
    水材を主成分とするタイル貼着用モルタルにおいて、前
    記骨材の粒度が0.3mm以下であることを特徴とする
    タイル貼着用モルタル。
  2. 【請求項2】 前記再乳化型粉末樹脂はエチレン酢酸ビ
    ニルおよび酢酸ビニルバーサチック酸ビニル共重合体の
    うち少なくとも1種の粉末であり、その配合量はセメン
    トと骨材の合計100重量%に対して外割りで0.5〜
    10重量%であることを特徴とする請求項1記載のタイ
    ル貼着用モルタル。
  3. 【請求項3】 前記保水材の配合量は、セメントと骨材
    の合計100重量%に対して外割りで0.15〜0.5
    重量%であることを特徴とする請求項1または2記載の
    タイル貼着用モルタル。
  4. 【請求項4】 改質材として、珪酸および珪酸塩(石綿
    を除く)のうち少なくとも1種をセメントと骨材の合計
    100重量%に対して、外割りで3〜10重量%さらに
    添加したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    項記載のタイル貼着用モルタル。
JP8228397A 1997-03-14 1997-03-14 タイル貼着用モルタル Pending JPH10259049A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020080035A (ko) * 2001-04-10 2002-10-23 이윤수 건조몰탈의 제조방법
JP2010527397A (ja) * 2007-05-15 2010-08-12 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド コポリマー混合物
KR101518251B1 (ko) * 2014-10-08 2015-05-08 주식회사 유니온 타일접착용 조강성 모르타르 조성물
CN115057669A (zh) * 2022-03-16 2022-09-16 广东省梅州市质量计量监督检测所 一种复合固废材料陶瓷砖胶粘剂及其制备方法

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