JPH1025843A - 間仕切パネルの連結構造 - Google Patents

間仕切パネルの連結構造

Info

Publication number
JPH1025843A
JPH1025843A JP18097696A JP18097696A JPH1025843A JP H1025843 A JPH1025843 A JP H1025843A JP 18097696 A JP18097696 A JP 18097696A JP 18097696 A JP18097696 A JP 18097696A JP H1025843 A JPH1025843 A JP H1025843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
support
vertical
lever
vertical frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18097696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Ishikawa
雅規 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP18097696A priority Critical patent/JPH1025843A/ja
Publication of JPH1025843A publication Critical patent/JPH1025843A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クランプ装置によって間仕切パネルの上部を連
結するにおいて、連結強度を向上させる。 【手段】間仕切パネル1の縦フレーム3,3′に平面ハ
字状の傾斜面12,13を形成する。クランプ装置2に
おけるフック24の鉤部24aの座面24bと支持体2
5の外面25bとを、傾斜面12,13にきっちり嵌合
するようハ字状の傾斜面に形成し、支持体25をフック
24に対して横ずれ不能に係合させる。くさび作用によ
ってフック24と支持体25とが横ずれ不能に保持され
るため、間仕切パネル1の連結強度を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝立式間仕切パネ
ルを平面視で直線状等に延びる姿勢に連結するにおい
て、隣接した間仕切パネルの上部を連結する構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】衝立式の間仕切パネルを連結する構造と
して本願出願人は、特願平7−93932号に開示し且
つ図5及び図6に示すように、クランプ装置50を使用
して連結することを提案した。すなわちこの先願発明に
おいては、間仕切パネル51の縦フレーム52に外側に
開口する蟻溝53が形成されている一方、クランプ装置
50は、一方の縦フレーム52の蟻溝53に嵌まると共
に他方の間仕切パネル51の空所内に延びる形状のフッ
ク54と、他方の縦フレーム52の空所内に収納され得
る中空状のレバー55とを備え、レバー55にフック5
4の基端部をピン56にて枢着し、更に、レバー55の
付け根箇所に、他方の縦フレーム52の内面に当たるカ
ム部55aを形成したものである。
【0003】レバー55の内部には、当該レバー55が
不測に上向き回動しないように保持するための係止具5
7を設けている。この先願発明によると、縦フレーム5
2の蟻溝53を利用して連結するものであるため、実開
平6−74706号公報に記載した連結構造のように間
仕切パネルに取付けたコーナー部材を利用したものに比
べて、クランプ装置の高さ位置の設定が容易である等の
利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先願発明
は、前記のような利点を有する反面、隣合った間仕切パ
ネルに対して幅方向に互い違いに押すような大きな外力
に弱いと言う問題があった。すなわち、カム部55aは
他方の縦フレーム52の内面に対して単に当たっている
に過ぎず、また、フック54も一方の縦フレーム52の
蟻溝53の箇所で若干はずれ動き得るため、両間仕切パ
ネル51を幅方向に互い違いに動かそうとする大きな外
力が作用すると、それらフック54及びカム部55aが
縦フレーム52に対して前後方向にずれ動いてしまう虞
があるのであった。この点は前記実開平6−74706
号も同じであった。
【0005】本発明はこの問題を解消することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、「側端面を縦フレームで構成した2枚の間仕
切パネルを、前記縦フレームが互いに密着するようにし
て並設し、その状態で、両間仕切パネルの縦フレームを
クランプ装置で挟持するようにした連結構造であって、
前記両間仕切パネルの縦フレームは、平面視で両縦フレ
ームの接合面に向けて広がる(又は狭まる)ハ字状の傾
斜面を備えている一方、前記クランプ装置は、一方の間
仕切パネルにおける縦フレームの傾斜面に嵌合する鉤部
を有するフックと、他方の間仕切パネルの傾斜面に嵌合
する支持体と、フックの鉤部と支持体とを接近動させる
回動式のレバーとを備え、前記フックと支持体とを、間
仕切パネルの幅方向に不能に係合させる」の構成にし
た。
【0007】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面(図
1〜4)に基づいて説明する。図1は二つの間仕切パネ
ル1,1を密着させてクランプ装置2を分離した状態の
斜視図、図2はクランプ装置2の分解斜視図、図3は使
用状態を示す正断面図、図4(A)は図3のIV−IV視断
面図、同図(B)は(A)のB−B視断面図である。
【0008】間仕切パネル1は、その左右両側に位置し
た縦フレーム3と、ハニカム材等の芯材4と、芯材4の
表裏両面に張設した外装板5とを備えている。前記縦フ
レーム3,3′はアルミ等の金属の押し出し成形品であ
り、従って、全長にわたって同じ断面形状となってい
る。縦フレーム3,3′は、間仕切パネル1の側端面を
構成する側板6と、側板6から間仕切パネル1の内部に
向けて突出した膨出部7と、外装板5の側端部が嵌まる
前後一対のホルダー部8と、前記膨出部7を囲うような
状態で前後ホルダー部8に連接した筒部9とを備えい
る。側板6とホルダー部8との間には、間仕切パネル1
の外側に開口する溝が形成されている。
【0009】縦フレーム3,3′の側板6には、その中
心線に沿って延びる縦溝10が全長にわたって形成され
ていると共に、側板6の内面に内向きの突起11を形成
し、この突起11に、平面視でハ字状の第1傾斜面12
を、側板6の表面に向けて広がる状態に形成している。
また、前記膨出部7の外面にも、平面視で側板6に向け
て広がるハ字状の第2傾斜面13を形成している。
【0010】膨出部7の先端には凸条7aが形成されて
いる。また、筒部9の内面には、膨出部7に向けて開口
した円弧状リブ14を2条形成している。縦フレーム
3,3′のうち筒部9の上部には第1切欠き部15が、
膨出部7における凸条7aの上部に体2切欠き部16が
それぞれ形成されており、芯材4の上端面と両切欠き部
15,16の下端とを同じ同じ高さにしている。他方、
外装板5の上端は縦フレーム3,3′の上端まで延びる
ように設定しており、従って、両間仕切パネル1の上部
に空所が形成されている。この上部空所内に、合成樹脂
の押し出し成形によって中空状に形成した笠木17の略
下半部を嵌め込んでいる。
【0011】笠木17の両端部には、クランプ装置2を
挿入するための切欠き穴18を形成している。笠木17
は、その底板17aに挿通したビス(タッピンねじ)1
9を縦フレーム3,3′の円弧状リブ14にねじ込むこ
とによって固定されている。また、笠木17の底板17
aには、クランプ装置2を固定するための前後左右一対
ずつの係合穴20を穿設している。
【0012】次に、クランプ装置2について説明する。
例えば図2に示すように、クランプ装置2は、他方の間
仕切パネル1の箇所で笠木17の内部に収納される下向
きコ字状のレバー22と、レバー22の先端部に水平状
の第1ピン23で枢着した平面視T字状のフック24
と、このフック24の基部に摺動自在で横ずれ不能に被
嵌した支持体25とを備えている。
【0013】フック24は、平面視でT字状に形成され
ており、両縦フレーム3,3′の縦溝10と他方の縦フ
レーム3,3′の第2切欠き部16に上方から嵌まると
共に、先端の鉤部24aが一方の縦フレーム3,3′の
膨出部7内に嵌まるように設定されている。そして、例
えば図4(A)に示すように、フック24における鉤部
24aの25bを、第1傾斜面12にきっちり嵌合する
よう平面視でハ字状に形成している。
【0014】また、支持体25が他方の縦フレーム3′
に当たる面25aも、他方の縦フレーム3′の第2傾斜
面13にきっちり嵌合するよう平面視ハ字状に形成され
ている。フック24と支持体25とは第1ピン23によ
ってレバー22に枢着されているが、支持体25のピン
穴28を長穴とすることにより、支持体25がレバー2
2に嵌まった状態である程度の寸法だけ摺動し得るよう
にしている。
【0015】更に、レバー22の先端に、その長手方向
に突出するカム部29を形成している。従って、図3に
示すようにレバー22を斜め上向きにした姿勢で、フッ
ク24の鉤部24aを一方の縦フレーム3,3′の膨出
部7内に嵌め込むと共に、支持体25を他方の縦フレー
ム3,3′の膨出部7の外面に当てて、その状態でレバ
ー22を水平状態に倒し回動すると、支持体25がカム
部29によって押圧され、それに伴って支持体25とフ
ック24の鉤部24aとの間隔が狭まるため、両縦フレ
ーム3,3′が挟み付けられる。
【0016】レバー22には、クランプ装置2を笠木1
7内に保持するための係止具31を設けている。この係
止具31は、レバー22の内部に内蔵し得る大きさで断
面略下向きコ字状の枠体32と、この枠体32内に内蔵
した合成樹脂製のスライダー33と、スライダー33を
前向きに付勢するばね34とを備えている。枠体32に
は、前記笠木17の底板17aに形成した係合穴20に
嵌まる4つの爪35と、上向きの切り開き溝36及び上
向き開口の透穴37とを形成している。
【0017】他方、スライダー33には、枠体32の透
穴37から上向きに延びる撮み32aと、枠体32の切
り開き溝36の上部を塞ぐ庇状係止部32bとを形成し
ており、庇状係止部32bの上面は斜め下向きの傾斜面
に形成されている。スライダー33は、図3に示すよう
に、枠体32の背面板32aに貫通したロッド38によ
って枠体32に対して摺動自在に取付けられており、前
記ばね34をロッド38と枠体32の背面板32aとの
間に装架している。
【0018】間仕切パネル1を取付けるに当たっては、
先ず、係止具31の爪35を笠木17の底板17aの係
合穴20に嵌め込み係合しておいてから、次いで、フッ
ク24を一方の縦フレーム3′に挿入し、それからレバ
ー22を倒し回動させて、レバー22を係止具31に被
嵌すると言う手順で行われるもので、レバー22のうち
枠体32の切り開き溝36に対応した箇所に第2ピン3
9を装着しており、レバー22を倒し回動すると、ばね
34に抗してスライダー33が後退してから第2ピン3
9が枠体32の切り開き溝36に嵌まり込み、それから
スライダー33がばね34によって前進するため、第2
ピン39は切り開き溝36から抜け不能となる。
【0019】すなわち、第2ピン39が切り開き溝36
に嵌まり込むと、係止具31とレバー22とは相対動不
能になるため、レバー22は上向き回動不能に保持され
る。レバー22にはスライダー33の撮み33aが突出
する穴40を開口しており、撮み32aを後退させると
第2ピン39は枠体32の切り開き溝36から抜け出得
る状態になるから、撮み32aを後退させた状態でレバ
ー22を上向きに回動させることにより、クランプ装置
2を取り外すことができる。
【0020】上記の実施形態は第1傾斜面12と第1傾
斜面13を挟み付けるようにした場合であったが、この
ように複数の傾斜面12,13を形成した場合、第1傾
斜面12同士の箇所又は第2傾斜面13同士の箇所で挟
み付けるようにしても良い。また、傾斜面12,13
は、平面視で側板6の外面に向かって間隔が狭まる状態
のハ字状に形成しても良い。
【0021】また、縦フレーム3,3′には必ずしも縦
溝10や切欠き部15,16を形成する必要はない(こ
の場合は、フック24を平面視略T字状で且つ側面視横
向きL字状に形成すれば良い)。更に、フックの鉤部と
支持体とを接近動させる手段としては、実施形態のよう
にレバー22にカム部29を形成することには限らず、
例えばリンク機構を利用するなどしても良い。
【0022】なお、実施形態のように縦フレーム3,
3′に膨出部7を形成すると、膨出部7が縦フレーム
3,3′の強度を向上させる機能と連結部の機能とを有
するため、より好適である。
【0023】
【発明の奏する効果】以上のように本発明は、相隣接し
た縦フレームにおける平面視ハ字状の傾斜面を、それら
ハ字状の傾斜面に嵌合するフックと支持体とで挟み付け
るものであるから、フック及び支持体と縦フレームとは
くさび作用によって間仕切パネルの幅方向にずれる不能
に保持され、従って、間仕切パネルの連結強度を格段に
向上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分離斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の分解斜視図である。
【図3】間仕切パネルの連結状態を示す縦断正面図であ
る。
【図4】(A)は図3のIV−IV視断面図、(B)は
(A)のB−B視断面図である。
【図5】先行技術を示す縦断正面図である。
【図6】先行技術を示す平面図図である。
【符号の説明】
1 間仕切パネル 2 クランプ装置 3,3 縦フレーム 6 側板 10 縦溝 12,13 傾斜面 17 笠木 22 レバー 24 フック 24a 鉤部 25 支持体 31 係止具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側端面を縦フレームで構成した2枚の間仕
    切パネルを、前記縦フレームが互いに密着するようにし
    て並設し、その状態で、両間仕切パネルの縦フレームを
    クランプ装置で挟持するようにした連結構造であって、 前記両間仕切パネルの縦フレームは、平面視で両縦フレ
    ームの接合面に向けて広がる(又は狭まる)ハ字状の傾
    斜面を備えている一方、 前記クランプ装置は、一方の間仕切パネルにおける縦フ
    レームの傾斜面に嵌合する鉤部を有するフックと、他方
    の間仕切パネルの傾斜面に嵌合する支持体と、フックの
    鉤部と支持体とを接近動させる回動式のレバーとを備
    え、前記フックと支持体とを、間仕切パネルの幅方向に
    不能に係合させていること、を特徴とする間仕切パネル
    の連結構造。
JP18097696A 1996-07-10 1996-07-10 間仕切パネルの連結構造 Pending JPH1025843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18097696A JPH1025843A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 間仕切パネルの連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18097696A JPH1025843A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 間仕切パネルの連結構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1025843A true JPH1025843A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16092578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18097696A Pending JPH1025843A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 間仕切パネルの連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1025843A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020079130A (ko) * 2001-04-13 2002-10-19 주식회사 퍼시스 칸막이의 연결장치
JP2013096125A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Yamada Kogyo Kk 連結具
CN107386497A (zh) * 2017-07-11 2017-11-24 江苏建筑职业技术学院 一种隔音保温多连接拼装式隔墙系统
CN112027290A (zh) * 2020-09-25 2020-12-04 崔晓翔 锁定机构、拼接单元及拼接体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020079130A (ko) * 2001-04-13 2002-10-19 주식회사 퍼시스 칸막이의 연결장치
JP2013096125A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Yamada Kogyo Kk 連結具
CN107386497A (zh) * 2017-07-11 2017-11-24 江苏建筑职业技术学院 一种隔音保温多连接拼装式隔墙系统
CN112027290A (zh) * 2020-09-25 2020-12-04 崔晓翔 锁定机构、拼接单元及拼接体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7234209B2 (en) Mounting structure and mounting method for vehicle interior parts
US20040200186A1 (en) Multi-piece clamp for standing seams
US6932328B2 (en) Rail installation and adapter therefor
JPH1025843A (ja) 間仕切パネルの連結構造
JP2989551B2 (ja) 間仕切装置
JP2000189293A (ja) トリムカバ―の端末係止構造
JP2628975B2 (ja) パネルの連結装置
JPH1113175A (ja) パネル体連結構造
JP2989556B2 (ja) 間仕切装置
JP2552120Y2 (ja) 目地カバー装置
JPH0967885A (ja) パネルの下部連結装置
JPH10219890A (ja) 衝立型間仕切パネルと支柱との連結構造
JPS5918058Y2 (ja) 「あ」の高さ調整装置
JPS5834215Y2 (ja) 蝶番のマウンテイングプレ−ト
JPS5942477Y2 (ja) 面格子の取付構造
JPH074909U (ja) 部品の取付構造
JPH0810099Y2 (ja) 間仕切の連結装置
JP2588992Y2 (ja) 窓枠用ジッパ−ガスケット
JP3229758B2 (ja) フランス落とし装置
KR970006242Y1 (ko) 새시용 접속구
JPH10234476A (ja) 間仕切パネルへの机の連結構造
JP2001241219A (ja) 胴縁の支柱への取付構造
JP4026474B2 (ja) アシストグリップの取付構造
JP2568419Y2 (ja) 断熱パネルの組立治具
JPH0349229Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02