JPH10257519A - コンポジット映像信号処理装置 - Google Patents

コンポジット映像信号処理装置

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Publication number
JPH10257519A
JPH10257519A JP9057743A JP5774397A JPH10257519A JP H10257519 A JPH10257519 A JP H10257519A JP 9057743 A JP9057743 A JP 9057743A JP 5774397 A JP5774397 A JP 5774397A JP H10257519 A JPH10257519 A JP H10257519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
analog
framing
composite video
Prior art date
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Pending
Application number
JP9057743A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Hamazaki
祥司 浜崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9057743A priority Critical patent/JPH10257519A/ja
Publication of JPH10257519A publication Critical patent/JPH10257519A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模が小さく、安価な回路でCFを保つ
ことができるコンポジット映像信号処理装置を提供す
る。 【解決手段】 分離されたデジタル輝度信号と色信号を
アナログ信号に変換するD/A変換器14と、変換された
アナログ色信号を反転する反転回路15と、この反転前の
アナログ色信号及び前記反転されたアナログ色信号のい
ずれかを選択する選択器16と、入力信号からカラーフレ
ーミング信号を検出するカラーフレーミング信号検出器
12と、基準となるカラーフレーミング信号を発生するカ
ラーフレーミング信号発生器17と、基準となるカラーフ
レーミング信号と前記入力信号から検出したカラーフレ
ーミング信号を比較する比較器18を備え、比較器18の比
較結果に基づき選択器16を制御して反転前の色信号と反
転後の色信号のいずれかのアナログ色信号を選択し、前
記輝度信号と共に出力するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログコンポジ
ット映像信号をデジタル変換し、再度アナログ変換する
際のカラーフレーミング(以下CFという)制御を行うコ
ンポジット映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンポジット映像信号処理装置
は、高画質,高品位を実現するためデジタル信号処理が
主流となっており、SMPTE244Mで標準化されたも
のが知られている。CFはフレームごとに色信号の位相
を決める信号であり、フレームごとに切り替わる矩形波
であって、コンポジット信号の高画質,高品位を保つた
めにはCF制御が必要である。静止画信号の場合、同期
信号がCF動作を行っていれば動画と同じ制御である
が、同期信号も含めて静止画状態の場合は、入力される
映像信号情報が1フレーム分しかないため、CFは連続
した矩形波とならず、DC波形となるため、特に安定な
CF制御を行うための工夫が必要である。
【0003】以下図面を参照して従来のコンポジット映
像信号処理装置について説明する。図3は従来のコンポ
ジット映像信号処理装置の構成を示すブロック図であ
り、図中、1はアナログコンポジット信号をデジタル変
換するA/D変換器、2は変換されたデジタルコンポジ
ット信号を輝度信号(以下Y信号という)と色信号(以下
C信号という)とに分離するY/C分離器、3はY/C
分離器2により分離されたC信号を色差信号Pb,Prに
変換するデコーダ、4はデコーダ3により色差信号P
b,Prとなった信号を再度C信号に変換するエンコー
ダ、5はY信号とC信号を加算する加算器、6はデジタ
ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器である。
【0004】このように、従来のコンポジットデジタル
信号処理では、CFを正確に再現させるために、デジタ
ルコンポジット信号を一旦デジタルコンポーネント信号
に変換し、再度デジタルコンポジット信号に戻すことに
より、CF制御を行いCFの保たれたコンポジット映像
信号として出力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンポジット映像信号処理装置では、CFを
保つ必要が有る静止画信号の場合等、CFを保つために
デジタル信号上で色差変換とコンポジット変換回路が必
要となり、デジタル信号処理では、通常8ビットから10
ビットで処理するため、信号線が多くなるばかりでな
く、回路規模が大きく複雑になり高価な回路になるとい
う問題点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、回路規模が小さく、安価な回路でCFを保つこ
とができるコンポジット映像信号処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコンポジット映
像信号処理装置は、入力信号のCF情報を検出し、コン
ポジットデジタル信号をY/C分離した後アナログ信号
に変換し、入力信号の情報と再生基準のCF情報を比較
し、同相であればY/C分離されたC信号をそのまま出
力し、逆相である場合は反転されたC信号を出力させる
ようにしたものである。
【0008】この発明によれば、デジタル信号上での処
理回路が削減され、回路規模が小さく、安価な回路でC
Fを保つことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明のコンポジット映像信号処理
装置の一実施の形態における構成を示すブロック図であ
り、図中、11はアナログ信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器、12は入力信号のCFを検出するCF検出
器、13はA/D変換器11でデジタル変換された映像信号
をY信号とC信号とに分離するY/C分離器、14はデジ
タル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、15は
C信号を反転する反転回路、16は反転回路15の出力信号
(反転後の信号)と、D/A変換器14の出力信号(反転前
の信号)を、比較器18の出力信号によって選択する選択
器、17は出力の基準となるCFを発生させるCF発生
器、18はCF発生器17で発生した基準CFの位相と、C
F検出器12で検出したCFの位相が同相か、逆相かを比
較する比較器、19は再度コンポジット信号に変換する加
算器である。図2は本発明のコンポジット映像信号処理
装置の一実施の形態における映像信号が静止画の時の入
力のCFと出力のCFの関係を示す信号比較図であり、
図中、21は静止画時の入力のCFを示しており、静止画
なので矩形波にはならず、0Vもしくは電源電圧と同じ
電圧の一定値を示す。ここでは電源電圧と同じ電圧(以
下HIという)として説明する。22は出力CFの位相を
示している。
【0011】次に図1に示す回路の動作を説明する。ま
ず、入力信号は、A/D変換器11と、CF検出器12に入
力され、A/D変換器11でデジタル信号に変換された信
号は、Y/C分離器13でY信号とC信号とに分離され
る。C信号は反転回路15と選択器16に入力される。反転
回路15の出力信号と、D/A変換器14の出力信号は選択
器16に入力され、選択された後、加算器19でY信号と加
算され、コンポジット信号となる。選択器16の制御信号
は、CF発生器17で発生したCF信号と、CF検出器12
で入力された信号からCF情報を検出した信号を、比較
器18で比較した結果で制御を行う。静止画信号の場合図
2に示すように入力のCF信号は、HIとなり、CF発
生器17の出力は22のようにA部ではHI、B部ではLO
となる連続した矩形波となる。図2A部では入力CF2
1、出力CF22ともHIであるので、選択器16はD/A
変換器14の出力信号を選択する。B部では、入力CF21
はHIで、出力CF22はLOであるため逆相となり、反
転回路15の出力信号を選択する。選択器16で選択された
信号は、加算器19でD/A変換器14のY信号出力と加算
し出力される。
【0012】なお、以上の説明では、入力信号のCF情
報を直接比較器に入力したが、例えば、媒体にデジタル
記録をする場合は、入力の状態のCF情報を媒体に記録
し、再生時そのCF情報を媒体から読み出し比較器に入
力する構成でも実施可能である。
【0013】以上のように本実施の形態によれば、入力
信号のCF情報と出力の基準となるCF情報を比較し、
その信号を元にアナログC信号を反転,正転させること
により、CFのとれた静止画コンポジット信号が得ら
れ、デジタル信号上での信号処理をしないので、従来の
もののような多くの信号線(8〜10本)を必要とせず、1
つの信号線で良く、また、デジタル信号上でのデコー
ダ,エンコーダ回路に比べ、アナログ回路の反転回路、
選択器は部品点数も少なく単純な回路であるため小型で
低価格なコンポジット映像信号処理装置が実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力信号
のCF情報と出力の基準となるCF情報を比較し、その
信号を元にアナログC信号を反転,正転させることによ
り、CFのとれた静止画コンポジット信号が得られ、ま
た、従来のようにデジタル信号上でコンポーネント変換
する装置を使用しないので、これに要する多くの信号線
も必要なく、1つの信号線で良い。更に、デジタル信号
上でのデコーダ、エンコーダ回路に比べてアナログの反
転回路と選択器は、部品点数が少なく単純な回路であ
り、部品点数が少なく、プリント基板実装面積の縮小化
を図ることができ、小型で低価格なコンポジット映像信
号処理装置を実現できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンポジット映像信号処理装置の一実
施の形態における構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のコンポジット映像信号処理装置の一実
施の形態における映像信号が静止画の時の入力のCFと
出力のCFの関係を示す信号比較図である。
【図3】従来のコンポジット映像信号処理装置の一例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11…A/D変換器、 12…CF検出器、 13…Y/C分
離器、 14…D/A変換器、 15…反転回路、 16…選
択器、 17…CF発生器、 18…比較器、 19…加算
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離されたデジタル輝度信号と色信号を
    アナログ信号に変換するD/A変換器と、変換されたア
    ナログ色信号を反転する反転回路と、この反転前のアナ
    ログ色信号及び前記反転されたアナログ色信号のいずれ
    かを選択する選択器と、入力信号からカラーフレーミン
    グ信号を検出するカラーフレーミング信号検出回路と、
    基準となるカラーフレーミング信号と前記入力信号から
    検出したカラーフレーミング信号を比較する比較器を備
    え、前記比較器の比較結果に基づき前記選択器を制御し
    て反転前の信号と反転後の信号のいずれかのアナログ色
    信号を選択し、前記輝度信号と共に出力することを特徴
    とするコンポジット映像信号処理装置。
JP9057743A 1997-03-12 1997-03-12 コンポジット映像信号処理装置 Pending JPH10257519A (ja)

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JP9057743A JPH10257519A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 コンポジット映像信号処理装置

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