JPH10257487A - トランスポートストリーム発生装置 - Google Patents

トランスポートストリーム発生装置

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JPH10257487A
JPH10257487A JP5896797A JP5896797A JPH10257487A JP H10257487 A JPH10257487 A JP H10257487A JP 5896797 A JP5896797 A JP 5896797A JP 5896797 A JP5896797 A JP 5896797A JP H10257487 A JPH10257487 A JP H10257487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCR値の連続性を確保したトランスポート
ストリーム発生装置を実現する。 【解決手段】 デジタル情報記憶装置2000内のトラ
ンスポートストリームデータを繰り返し読み出す過程
で、同ストリーム内のPCR領域を検出し、ここにトラ
ンスポートストリーム発生装置内に備えられたMPEG
システムクロックカウンタ3010の値を、切り替えス
イッチ2090により、リアルタイムに挿入することに
より、PCRの連続性を得ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
機の生産、調整に使用するトランスポートストリーム発
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年発達してきた画像のデジタル圧縮符
号化技術を用いて、デジタル放送,DSM(Digit
al Storage Media)においてデジタル
圧縮画像復元装置を用いた各種機器が実用化され始めて
いる。
【0003】従来、デジタル放送受信機の生産、調整用
のトランスポートストリーム発生装置は、図9のように
構成される。図9は、一般的な従来のトランスポートス
トリーム発生装置の構成を示すブロック図である。
【0004】図9において、2000はデジタル情報記
憶装置で、一般にコンピュータ等ニより制御されたハー
ドデイスク等が用いられる。2010は、データフリッ
プフロップで、前記デジタル放送記憶装置からデジタル
情報を伝送クロック信号に同期して読み出す。
【0005】2020は、伝送クロック再生装置でトラ
ンスポートストリームの伝送レートにあわせたクロック
信号を発生する。以上のような構成により、デジタル情
報記憶装置2000内に蓄積されたトランスポートスト
リームデータガ出力されることとなる。
【0006】つぎに、このトランスポートストリーム発
生装置を用いての、デジタル放送受信機の生産調整の一
例を説明する。まず、図6に一般的なデジタル放送受信
機の構成を説明する。図6は、一般的なデジタル放送受
信機の構成を示すブロック図である。
【0007】図6において、100は、チューナ部で、
BS,CS等のLNBからの中間周波から所望の物理チ
ャンネルを選択する。
【0008】110は復調装置、120は誤り訂正装置
で、選択された物理チャンネルからデジタル信号を再現
する。130は番組抽出分離装置で、多重されている複
数の番組から、所望の番組や番組情報を抽出するととも
に、圧縮信号デコードのためのシステムクロックの再生
を行う。140は圧縮画像復元装置(以下Vデコーダと
称す)で、符号化され圧縮された映像信号を復元する。
【0009】150はオンスクリーン合成装置で番組の
映像信号に、所望のオンスクリーン情報を多重する。
【0010】170は圧縮音声信号復元装置(以下Aデ
コーダと称す)で、符号化され圧縮された音声信号を復
元する。160は、映像信号エンコード装置で、映像信
号を所望の信号形式NTSC/PAL等形式のベースバ
ンド信号にエンコードし、210のテレビモニタに接続
できるようにする。180は、マイコンで全体各部のシ
ステム制御を行う。190はオンスクリーン情報発生装
置で、マイコン180からの制御により電子番組ガイド
等、オンスクリーン情報を出力する。
【0011】200は、ICカードで、番組のスクラン
ブルを解くための暗号鍵複合や、視聴料金の管理等を行
う。以上のような構成により、番組は、テレビモニタ2
10に表示されることとなる。
【0012】さらに、番組抽出分離装置130に入力さ
れるトランスポートストリームについて図7を用いて説
明する。
【0013】図7は番組抽出分離装置130へ入力され
るトランスポートストリームの構成図である。前記トラ
ンスポートストリーム発生装置は、この番組抽出分離装
置130への入力信号を発生するもので、生産調整の際
には、受信機のトランスポートストリーム入力端子か
ら、あるいは、伝送路符号化を行った後、BS−IF端
子から入力される。
【0014】図7に示す様にトランスポートストリーム
は188バイト固定長からなるパケットの連続で構成さ
れる。システムクロック再生の基になる情報のプログラ
ムクロックリファレンス(Program Clock
Reference:以下、PCRと記す)は、この
トランスポートストリーム内のヘッダ部1010に位置
し、図7に示すように、42ビット長で構成される。
【0015】このPCRを用いた従来のシステムクロッ
ク再生動作調整の一例について図8,図5を用いて説明
する。
【0016】図8は従来の番組抽出分離装置130内の
システムクロック再生部の構成を示すブロック図、図5
は、図8の動作を説明するための動作状態図である。
【0017】図8において、1000はトランスポート
ストリームからPCRを検出するPCR検出装置、11
10はデジタルフィルタ、1120はデジタル信号をア
ナログ電圧に変換するD/A変換器、1130はアナロ
グのローパスフィルタ(LowPassFilte
r)、1140は制御電圧により、発振周波数を可変可
能な電圧制御水晶発振器(voltage contr
ol crystal oscillator:以下、
VCXOと記す)、1150はクロック入力をカウント
するシステムクロックカウンタであり、このカウンタ値
を図ではSTCで示している。1100は前記PCR値
と前記STC値との差を出力する周波数比較装置であ
る。
【0018】まず、最初のPCRすなわち検出するとシ
ステムクロックカウンタ1150の初期値をそのPCR
に設定する。次に、PCRを検出すると、このタイミン
グでデジタルフィルタ1110では、周波数比較装置1
100から出力されるシステムクロックカウンタ115
0のSTCとPCRの差から、制御電圧を計算し出力す
る。このときのPCR,STCをそれぞれ、図5のPC
Ri−1、STCi−1とすると、この場合PCRi−
1>STCi−1となるので、デジタルフィルタ111
0では制御電圧を下げ、時刻i−1から時刻iまでの
間、システムクロック発振周波数を低く制御する。この
とき、LPF1130では一定の時定数を持っているた
め、LPF出力電圧は、図5の様に徐々にD/A出力に
追従する。
【0019】さらに、PCRiを検出すると、このタイ
ミングでデジタルフィルタ1110では、先の時と同様
にシステムクロックカウンタ1150のSTCiとPC
Riの差から制御電圧を計算し出力する。この例では、
STCi>PCRiであるため、このときはデジタルフ
ィルタ1110では制御電圧を上げシステムクロック発
振周波数を高くする。
【0020】さらに、PCRi+1と同様に動作し、S
TCをPCRに追従させるように動作する。
【0021】次に、PCRkの位置においては、PCR
とSTCが大きくずれているが、これは、トランスポー
ト信号発生装置内の記憶装置内の読み出し信号の繰り返
しを行ったためで、トランスポートストリームの最初の
PCRに戻ったことを示している。
【0022】このとき、受信機内では、再び、STCを
PCRに追従するために、図5のようにVCXOの制御
電圧を下げる。生産調整においては、このVCXOの追
従波形等を観測することにより、PCRによるシステム
クロック再生動作の調整、確認を行う。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のトランスポートストリーム発生装置によれば、被調
整受信機に入力されるトランスポートストリームのPC
Rの連続性が維持できる時間は、トランスポートストリ
ーム発生装置内の記憶装置に蓄積された信号の長さに依
存する。
【0024】通常、トランスポートストリームは30M
bps程度の伝送レート伝送されるため、大容量の記憶
装置を用いても、PCRの連続動作は数分程度のため、
PCRクロック再生の長時間にわたる追従動作、過渡応
答特性の確認、調整が十分にできない等の問題点を有し
ていた。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題に対し、本発明
は、トランスポートストリームデータを繰り返し読み出
す過程で、同ストリーム内のPCR領域を検出し、ここ
にトランスポートストリーム発生装置内に備えられたM
PEGシステムクロックカウンタの値をリアルタイムに
挿入することにより、PCRの連続性を得ることを特徴
とするものである。
【0026】また、信号発生装置内のトランスポートス
トリームデータを繰り返し読み出す過程で、同ストリー
ム内のPCR領域を検出し、ここにトランスポートスト
リーム発生装置内に備えられたMPEGシステムクロッ
クカウンタの値をリアルタイムに挿入し、PCRの連続
性を確保しつつ、設定された時刻において故意にステッ
プ状のPCR増加特性を与えることを特徴とするもので
ある。
【0027】本発明によれば、繰り返し送出されるトラ
ンスポートストリーム内のPCR値を自動的に連続に設
定することが可能となるため、デジタル放送受信機の生
産におけるPCR追従動作の確認、調整を容易に行うこ
とが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、MPEGシステムクロック発生手段と、前記MPE
Gシステムクロック発生手段から出力されたシステムク
ロックをトランスポートストリームの伝送クロック周波
数に分周する分周手段と、トランスポートストリームを
保持し、繰り返し出力可能なデジタル情報記憶手段と、
前記デジタル情報記憶手段内のトランスポートストリー
ムを、前記分周手段から出力される伝送クロック周期で
読み出すデータフリップフロップと、前記記憶手段から
出力されたトランスポートストリームの同期符号を検出
する同期検出手段と、前記デジタル情報記憶手段から出
力されたトランスポートストリームのPID(Pack
etIDentification)を抽出するPID
抽出手段と、任意の定数値を出力する第1の定数値発生
手段と、前記第1の定数値発生手段から出力された定数
値と、前記PID抽出手段から出力されたPIDを比較
するPID比較手段と、前記PID比較手段からの検出
信号を基にトランスポートストリーム中のPCR(Pr
ogram Clock Reference)領域を示
すパルス信号を生成するPCR領域パルス生成手段と、
前記データフリップフロップから出力されるトランスポ
ートストリームを遅延させる遅延手段と、前記MPEG
システムクロック発生装置から出力されるMPEGシス
テムクロックをカウント出力するカウンタ手段と、前記
遅延手段から出力されるトランスポートストリームのP
CR領域に前記カウンタ手段からのカウント出力を多重
する第1の切り替えスイッチとを備えたことを特徴とす
るものであり、繰り返し送出されるトランスポートスト
リーム内のPCR値を自動的に連続に増加させることが
可能となるため、デジタル放送受信機の生産におけるP
CR追従動作の確認、調整を容易に行うことが可能とな
る。
【0029】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
において、MPEGシステムクロックのカウント手段か
らの出力信号値に任意のタイミングでオフセット値を加
算するオフセット信号加算手段を設けたことを特徴とす
るものであり、PCRの連続性を確保するとともに、一
定時刻においてステップ状のPCR増加特性を与えるこ
とにより、デジタル放送受信機の生産におけるPCR追
従動作の応答特性等を容易に測定することを可能とす
る。
【0030】請求項3に記載の発明は、請求項2の発明
において、オフセット信号加算手段は、第2の定数値発
生手段と、MPEGシステムクロックカウント手段と、
前記定数値発生手段からの定数値を加算する加算手段
と、一定時間後にパルス信号を発生するタイマ手段と、
デジタル信号を選択出力する第2の切り替えスイッチか
ら構成、前記タイマ手段からのパルス信号により、前記
切り替えスイッチを制御し、前記MPEGシステムクロ
ックカウント手段からの出力信号と、前記加算手段から
の出力信号を切り替えることを特徴とする。
【0031】(実施の形態1)以下、本発明の請求項1
に記載された実施の形態の一例を図1を参照しながら説
明する。
【0032】図1は本実施例におけるトランスポートス
トリーム発生装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。前述の図9に示した従来装置の構成と共通部につい
ては同符号を符しておりここでは説明を省略する。
【0033】図1において、3000は、MPEGシス
テムクロック発生手段で、通常は27MHZのクロック
信号を発生する。
【0034】2070は、分周回路で、MPEGシステ
ムクロックを分周し、これに同期した伝送クロックを得
る。3010は、カウント手段で、前記MPEGシステ
ムクロックをカウント出力する。2020は、同期符号
検出手段で、通常はトランスポートストリーム中の同期
バイトを検出する。2030は、PID抽出手段で、ト
ランスポートストリーム中のPID領域からPIDを抽
出する。
【0035】2060は、第1の定数値発生装置で、通
常は複数の番組が多重されたトランスポートストリーム
から対象とするPCRを含むパケットのPIDを指定す
る。2040はPID比較手段で、トランスポートスト
リーム中のPIDを抽出し、前記第1の定数値発生装置
2060の出力との比較を行う。2050は、PCR領
域パルス生成手段で、前記PID比較手段2040から
のパルス信号を基に、トランスポートストリーム中のP
CR領域を示すパルス信号を出力する。
【0036】2080は、遅延手段で、トランスポート
ストリーム信号を遅延させる。2090は、第1の切り
替えスイッチで、トランスポートストリームのPCR領
域に前記カウント手段3010の出力信号を、PCR領
域パルス生成手段2050からのパルス信号のタイミン
グで多重する。
【0037】以上のように構成されたトランスポートス
トリーム発生装置について、以下、図2を用いてその動
作を説明する。
【0038】図2は図1の動作を説明するための信号波
形図である。図1のデータフリップフロップ2010か
らは、図2に示すトランスポートストリームが出力され
ている。このトランスポートストリームは図2に示した
ように、188byte長のパケットから構成されてお
り、そのヘッダ1010内に図のように42bit長の
PCR領域と、図には示していないがPID領域を含ん
でいる。図1の同期検出手段2020では、まずこの1
88byteのパケットの同期符号を検出する。
【0039】次に、PID抽出手段2030では、PI
D領域から、PIDを抽出し、比較手段2040では、
前記抽出されたPIDと定数発生装置2060により指
定されたPIDとの比較を行う。PCR領域パルス生成
装置手段2050では、一致したPIDを持つトランス
ポートストリームパケットのPCR領域を示すパルス信
号を図2のように出力する。一方、カウント手段301
0の出力信号は、このPCR領域を示すパルス信号期間
に、第1の切り替えスイッチ2090により、トランス
ポートストリーム内のPCR領域に多重される。
【0040】以上のようにして、トランスポートストリ
ーム中のPCRを連続に増加させ出力することが可能と
なり、受信機内のシステムクロック再生部においては、
従来例の図8において前述した動作をトランスポートス
トリーム信号発生装置内のデジタル情報記憶装置の繰り
返しにおいて途切れさせることなく続けることができ
る。
【0041】さらに、図3を用いてにこの時の受信機内
でのシステムクロック再生動作を説明する。図3は本発
明のトランスポートストリーム信号発生装置を用いてト
ランスポートストリームをデジタル放送受信機に入力し
た際の受信機内のシステムクロック再生部の動作を説明
するための動作図である。従来例の図5での説明と同様
の動作についてはここでは説明を省略するが、図3に示
すPCRi+1が到着したのちにトランスポートストリ
ーム信号発生装置内のデジタル情報記憶装置の繰り返し
が生じたところにおいて、前述したようにPCRの不連
続は生じないため、受信機内では、連続にSTCのPC
R追従動作を続けることができる点に特徴がある。
【0042】以上のようにして、デジタル放送受信機の
生産工程のPCR再生機能の、確認、調整機能を容易に
行うことが可能となる。
【0043】(実施の形態2)本発明の請求項2、3に
記載された実施の形態の一例を図4を参照しながら説明
する。
【0044】図4は、本実施例におけるトランスポート
ストリーム信号発生装置の要部の構成を示すブロック図
である。なお、前述した実施の形態と同じ構成部につい
ては同符号を付しており、ここでは説明を省略する。図
4において、5010は第2の定数発生装置で、定数信
号を出力する。5030は、加算機で、カウント手段3
010の出力信号と、前記定数信号の加算を行う。
【0045】5020はタイマ装置で、一定時間後にパ
ルス信号を出力する。5040は第2の切り替えスイッ
チで、カウント手段3010と加算機5030の出力信
号を選択出力する。以上のようにして、図4の点線内の
オフセット信号加算手段5000を構成する。デジタル
情報記憶装置2000に記録されたトランスポートスト
リームを繰り返し出力する過程において、PCR領域に
対し、カウント手段3010からの信号を多重すること
により、PCRの連続性を確保するところまでは、前述
の実施の形態と同様の動作であるため、ここでは説明を
省略する。
【0046】ここでは、前述のオフセット信号加算手段
5000により、一定時間の後にPCRにステップ状の
信号が多重される点に特徴がある。オフセット加算手段
5000内の加算機5030では、カウンタ3010か
らの出力信号に、常に定数発生装置5010を加算出力
している。タイマ装置5020は、一定の時間の後に、
信号を発生し、第2の切り替え信号スイッチ5040を
カウント手段3010側から加算機5030側へと切り
替える。このことにより、PCRは、タイマ装置502
0により設定された時刻において、第2の定数発生装置
5010により設定された幅のステップ状の信号が重畳
されることとなる。
【0047】以上の様にして、受信機内でのシステムク
ロック再生部のステップ応答試験を容易に行うことが可
能となる
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トランス
ポートストリーム信号を繰り返し使用する安価なトラン
スポートストリーム信号発生装置においても、PCRの
連続性を失わないトランスポートストリーム信号を発生
させることが可能となるため、デジタル放送受信機の生
産工程において、容易にシステムクロック再生部の確
認、調整を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるトランスポート
ストリーム信号発生装置の要部の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における動作を説明する
ための信号波形図
【図3】本発明の第1の実施例におけるトランスポート
ストリーム信号発生装置によるデジタル放送受信機のシ
ステムクロック再生部の動作を示す動作図
【図4】本発明の第2の実施例におけるトランスポート
ストリーム信号発生装置の要部の構成を示すブロック図
【図5】従来のトランスポートストリーム信号発生装置
によるデジタル放送受信機のシステムクロック再生部の
動作を示す動作図
【図6】一般的デジタル放送受信機の要部の構成を示す
ブロック図
【図7】トランスポートストリームの構成を示す構成図
【図8】一般的デジタル放送受信機のシステムクロック
再生部の構成を示すブロック図
【図9】従来のトランスポートストリーム信号発生装置
の要部の構成を示すブロック図
【符号の説明】
2000 デジタル情報記憶手段 2010 データフリップフロップ 2020 同期検出手段 2030 PID抽出手段 2040 PID比較手段 2060 第1の定数値発生手段 2050 PCR領域パルス生成手段 2080 遅延手段 2090 第1の切り替えスイッチ 3000 MPEGシステムクロック発生手段 2070 分周手段 3010 カウント手段 5010 第2の定数値発生手段 5020 タイマ手段 5030 加算手段 5040 第2の切り替えスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEGシステムクロック発生手段と、
    前記MPEGシステムクロック発生手段から出力された
    システムクロックをトランスポートストリームの伝送ク
    ロック周波数に分周する分周手段と、トランスポートス
    トリームを保持し、繰り返し出力可能なデジタル情報記
    憶手段と、前記デジタル情報記憶手段内のトランスポー
    トストリームを、前記分周手段から出力される伝送クロ
    ック周期で読み出すデータフリップフロップと、前記デ
    ジタル情報記憶手段から出力されたトランスポートスト
    リームの同期符号を検出する同期検出手段と、前記デジ
    タル情報記憶手段から出力されたトランスポートストリ
    ームのPID(PacketIDentificati
    on)を抽出するPID抽出手段と、任意の定数値を出
    力する第一の定数値発生手段と、前記第一の定数値発生
    手段から出力された定数値と、前記PID抽出手段から
    出力されたPIDを比較するPID比較手段と、前記P
    ID比較手段からの検出信号を基にトランスポートスト
    リーム中のPCR(Program Clock Ref
    erence)領域を示すパルス信号を生成するPCR
    領域パルス生成手段と、前記データフリップフロップか
    ら出力されるトランスポートストリームを遅延させる遅
    延手段と、前記MPEGシステムクロック発生装置から
    出力されるMPEGシステムクロックをカウント出力す
    るカウント手段と、前記遅延手段から出力されるトラン
    スポートストリームのPCR領域に前記カウンタ手段か
    らのカウント出力を多重する第1の切り替えスイッチと
    を備え、デジタル情報記憶手段から繰り返し出力される
    トランスポートストリームのPCR領域について連続性
    を保つことを特徴とするトランスポートストリーム発生
    装置。
  2. 【請求項2】 MPEGシステムクロックのカウント手
    段からの出力信号値に任意のタイミングでオフセット値
    を加算するオフセット信号加算手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のトランスポートストリーム発生装
    置。
  3. 【請求項3】 オフセット信号加算手段は、第2の定数
    値発生手段と、MPEGシステムクロックのカウント値
    と前記第2の定数値発生手段からの定数値を加算する加
    算手段と、一定時間後にパルス信号を発生するタイマ手
    段と、デジタル信号を選択出力する第2の切り替えスイ
    ッチから構成され、前記タイマ手段からのパルス信号に
    より、第2の前記切り替えスイッチを制御し、前記MP
    EGシステムクロックカウント手段からの出力信号と、
    前記加算手段からの出力信号を切り替えることを特徴と
    する請求項2記載のトランスポートストリーム発生装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008048064A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toshiba Corp データ記録再生装置
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