JPH10257344A - 画像表示回路 - Google Patents

画像表示回路

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JPH10257344A
JPH10257344A JP5578497A JP5578497A JPH10257344A JP H10257344 A JPH10257344 A JP H10257344A JP 5578497 A JP5578497 A JP 5578497A JP 5578497 A JP5578497 A JP 5578497A JP H10257344 A JPH10257344 A JP H10257344A
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JP
Japan
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horizontal
image display
cathode
section
unit
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JP5578497A
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English (en)
Inventor
Yorozu Kawamura
万 河村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フライバックトランスの二次側に接続される高
耐圧コンデンサの如くの大型部品を必要とすることな
く、画像表示用陰極線管に形成される画面に生じるバー
後振動を、充分かつ効果的に軽減することができるよう
にする。 【解決手段】カラー陰極線管10におけるカソード電流
に応じて変化するカソード電流検出出力信号を発生させ
るカソード駆動回路部12と、AFC回路部21により
発振周波数が制御される水平発振部23及びカラー陰極
線管10に備えられた偏向コイル26に、水平発振部2
3から発せられる出力信号に応じた水平偏向電流を供給
するとともに、水平偏向電流の振動に対するダンピング
部27が設けられた水平出力部25を含む水平偏向回路
部16と、カソード駆動回路部12からのカソード電流
検出出力信号にフィルタ処理を施して位相補正信号を形
成し、その位相補正信号をAFC回路部21に供給し
て、水平発振部23から発せられる出力信号の位相を制
御する位相補正信号形成部14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示用陰極線
管のカソードに映像信号を供給するカソード駆動回路部
と、画像表示用陰極線管に備えられた偏向コイルに水平
偏向電流を供給する水平偏向回路部と、を含んで構成さ
れる画像表示回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機によって代表される
画像表示用陰極線管を用いた画像表示装置の分野におい
ては、近年、表示画像画面が大型化される傾向にあり、
特に一般消費者用のテレビジョン受像機にあっては、大
画面を高解像度をもって形成することができる大型の画
像表示用陰極線管を採用したものが主流となっている。
このような大型の画像表示用陰極線管を採用した画像表
示装置においては、その画像表示用陰極線管に備えられ
た偏向コイルに偏向電流を供給する役割を果たす回路と
して、通常、コストが比較的安価に抑えられるとともに
安定した性能が得られるコンベンショナル方式の偏向回
路が用いられる。
【0003】コンベンショナル方式の偏向回路が用いら
れた画像表示装置にあっては、画像表示用陰極線管に供
給される映像信号が、画像表示用陰極線管の表示面部に
形成される画面において横線(水平方向の線)が表示さ
れることになる、急峻なレベル変化を伴うものであると
き、画面における横線に続く部分に、画像が水平方向に
ずれることになる画像の乱れが生じる場合があり、この
画像の乱れは、“バー後振動”等と称されている(以下
の説明においては、斯かる意味をもつ「バー後振動」と
いう表現を用いる)。
【0004】図6は、画像表示用陰極線管の表示面部に
形成された画面におけるバー後振動が生じた格子画像を
示し、格子画像を形成する複数の横線及び縦線(垂直方
向の線)のうちの各縦線における横線に続く部分にバー
後振動が見られる。このようなバー後振動は、大型の画
像表示用陰極線管が採用され、その表示面部に大画面が
高解像度をもって形成される場合、さらには、画像プロ
ジェクタであってその表示面部において高輝度画像表示
が行われる陰極線管が用いられる場合等にあっては、相
当に目障りな画像歪みとなってしまう。
【0005】コンベンショナル方式の偏向回路における
水平偏向回路部は、偏向コイルに水平偏向電流を供給す
るが、それとともに出力トランスフォーマであるフライ
バックトランスフォーマ(以下、フライバックトランス
という)において水平周期の高圧パルスを発生し、それ
を画像表示用陰極線管のアノードに高直流電圧を供給す
る高電圧発生部に供給する。高電圧発生部は、水平偏向
回路部におけるフライバックトランスからの高圧パルス
を整流して高直流電圧を形成する。
【0006】画像表示用陰極線管に急峻なレベル変化を
伴う映像信号が供給されるとき、画像表示用陰極線管の
表示面部に形成される画面において急激な輝度変化が生
じるが、その際には、高電圧発生部から画像表示用陰極
線管のアノードに供給される高直流電圧が急変し、それ
が水平偏向回路部に対して急激な負荷変動として作用す
る。その結果、水平偏向回路部が偏向コイルに供給する
水平偏向電流が、高直流電圧の急変に起因する一時的な
振動を生じ、その振動が画像表示用陰極線管の表示面部
に形成される画面における画像に水平方向のずれをもた
らす。これが、コンベンショナル方式の偏向回路が用い
られた画像表示装置においてバー後振動が生じる理由で
ある。
【0007】このようなバー後振動を軽減すべく、従来
のコンベンショナル方式の偏向回路における水平偏向回
路部にあっては、偏向コイルに直列に接続されることに
なるS字歪み補正コンデンサに対して並列に、例えば、
コイル,コンデンサ及び抵抗素子の直列接続によって形
成されるダンピング回路部を接続して、偏向コイルを流
れる水平偏向電流の振動を抑制しようとする対策が提案
されている。さらに、フライバックトランスの二次側
(高電圧発生部側)に高耐圧コンデンサを接続して、水
平偏向回路部に対する負荷インピーダンスを低下させる
ことも提案されている。
【0008】図7は、コイル,コンデンサ及び抵抗素子
の直列接続によって形成されるダンピング回路部をS字
歪み補正コンデンサに対して並列に接続して、水平偏向
電流の振動の抑制を図った場合における、画像表示用陰
極線管の表示面部に形成された画面における格子画像に
生じたバー後振動の状況を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、バー後
振動を軽減すべく、コンベンショナル方式の偏向回路に
おける水平偏向回路部のS字歪み補正コンデンサに対し
て並列に、例えば、コイル,コンデンサ及び抵抗素子の
直列接続によって形成されるダンピング回路部が接続さ
れる場合、ダンピング回路部は、画像表示用陰極線管に
急峻なレベル変化を伴う映像信号が供給されて、高電圧
発生部から画像表示用陰極線管のアノードに供給される
高直流電圧が急変した直後であって、水平偏向電流が振
動を開始するときには作用せず、水平偏向電流が固有の
減衰振動状態に移行した後に、その減衰振動を速やかに
収束させるべく作用する。従って、斯かるダンピング回
路部によっては、水平偏向電流の振動の初期における位
相ずれを抑制することはできず、それゆえ、バー後振動
は、図7においても見られる如く、充分には軽減されな
いことになる。
【0010】また、バー後振動の軽減を図るべく、フラ
イバックトランスの二次側に高耐圧コンデンサを接続し
て、水平偏向回路部に対する負荷インピーダンスを低下
させる方策は、大型部品である高耐圧コンデンサを必要
とすることから、部品コストの高騰,部品の大型化に伴
う部品取付基板面積の増大,機構部品の増加等をまねく
ことになり、適用できる画像表示装置が限られてしまう
ことになる。
【0011】斯かる点に鑑み、本発明は、画像表示用陰
極線管のカソードに映像信号を供給するカソード駆動回
路部と画像表示用陰極線管に備えられた偏向コイルに水
平偏向電流を供給する水平偏向回路部とを含んで成り、
フライバックトランスの二次側に接続される高耐圧コン
デンサの如くの大型部品を必要とすることなく、画像表
示用陰極線管に形成される画面に生じるバー後振動を、
充分かつ効果的に軽減することができる画像表示回路に
関する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像表示回
路は、画像表示用陰極線管のカソードに映像信号を供給
するとともに、その画像表示用陰極線管におけるカソー
ド電流に応じて変化するカソード電流検出出力信号を発
生させるカソード駆動回路部と、自動周波数制御部によ
り発振周波数が制御される水平発振部、及び、画像表示
用陰極線管に備えられた偏向コイルに水平発振部から発
せられる出力信号に応じた水平偏向電流を供給するとと
もに、水平偏向電流の振動に対するダンピング部が設け
られた水平出力部を含んで成る水平偏向回路部とに加え
て、さらに、カソード駆動回路部からのカソード電流検
出出力信号が供給され、カソード電流検出出力信号にフ
ィルタ処理を施して位相補正信号を形成し、得られた位
相補正信号を自動周波数制御部に供給して、水平発振部
から発せられる出力信号の位相を制御する位相補正信号
形成部を備えて構成される。
【0013】上述の如くに構成される本発明に係る画像
表示回路においては、画像表示用陰極線管のカソードに
カソード駆動回路部によって映像信号が供給されるもと
で、その画像表示用陰極線管に備えられた偏向コイルに
水平偏向回路部における水平出力部によって水平偏向電
流が供給される。この水平偏向電流は、水平偏向回路部
における水平発振部から発せられる出力信号に応じたも
のとされ、水平発振部は自動周波数制御部により発振周
波数が制御される。
【0014】そして、水平偏向回路部における水平出力
部が、水平偏向電流の振動に対するダンピング部が設け
られたものとされ、また、カソード駆動回路部からのカ
ソード電流検出出力信号にフィルタ処理を施して位相補
正信号を形成し、得られた位相補正信号を自動周波数制
御部に供給して、水平発振部から発せられる出力信号の
位相を制御する位相補正信号形成部が設けられている。
それにより、水平偏向回路部における水平出力部から偏
向コイルに供給される水平偏向電流は、水平出力部に設
けられたダンピング部による作用と、位相補正信号形成
部による水平発振部の出力信号に対する位相制御に応じ
た位相制御を受けることになる。
【0015】位相補正信号形成部による水平発振部の出
力信号に対する位相制御に応じた水平偏向電流の位相制
御は、カソード電流検出出力信号に応じて、従って、画
像表示用陰極線管におけるカソード電流の変化、即ち、
画像表示用陰極線管のアノードに供給される高直流電圧
の変動に応じて行われ、それゆえ、水平偏向電流が画像
表示用陰極線管に形成される画面におけるバー後振動を
もたらす振動を開始する時点の直後において行われ、斯
かる位相制御によって水平偏向電流に生じる位相ずれが
補正される。また、その後水平偏向電流に生じる虞があ
る固有の減衰振動は、ダンピング部の作用によって抑制
される。
【0016】このように本発明に係る画像表示回路にあ
っては、水平偏向回路部における水平出力部から偏向コ
イルに供給される水平偏向電流は、画像表示用陰極線管
に形成される画面におけるバー後振動をもたらす振動を
生じるとき、その初期において位相補正信号形成部によ
る水平発振部の出力信号に対する位相制御を通じての位
相ずれの補正が行われるとともに、その後生じる虞があ
る固有の減衰振動がダンピング部の作用によって抑制さ
れ、それにより、画像表示用陰極線管に形成される画面
におけるバー後振動の抑制が効果的に図られる。従っ
て、フライバックトランスの二次側に接続される高耐圧
コンデンサの如くの大型部品を必要とすることなく、画
像表示用陰極線管に形成される画面に生じるバー後振動
が、充分かつ効果的に軽減されることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像表示回
路の一例及びそれが適用された画像表示用陰極線管を示
す。図1においては、本発明に係る画像表示回路の一例
が適用された画像表示用陰極線管として、カラー陰極線
管10が備えられている。
【0018】図1に示される本発明に係る画像表示回路
の一例にあっては、映像信号処理部11から送出される
カラー映像信号を構成する赤色原色信号Rv,緑色原色
信号Gv及び青色原色信号Bvが、カソード駆動回路部
12に供給される。カソード駆動回路部12は、赤色原
色信号Rv,緑色原色信号Gv及び青色原色信号Bvの
各々を増幅して赤色原色出力信号Rv’,緑色原色出力
信号Gv’及び青色原色出力信号Bv’を形成し、それ
らをカラー陰極線管10におけるカソードKr,Kg及
びKbに夫々供給する。
【0019】また、カソード駆動回路部12は、カソー
ド電流検出部13を内蔵している。カソード電流検出部
13は、カラー陰極線管10におけるカソードKr,K
g及びKbの夫々を流れる電流(カソード電流)の総和
を検出し、検出されたカソード電流の総和に応じた電圧
によって形成されるカソード電流検出出力信号SKを発
生する。
【0020】カソード電流検出出力信号SKは、位相補
正信号形成部14に供給される。位相補正信号形成部1
4は、カソード電流検出出力信号SKに対する、リミッ
タによる所定の信号成分の抜出し,抜き出された信号成
分に対する増幅器による振幅調整,振幅調整が成された
信号成分のフィルタ回路部への供給等を含むフィルタ処
理を行って、位相補正信号SPCを形成する。
【0021】さらに、図1に示される本発明に係る画像
表示回路の一例にあっては、同期回路部15から水平同
期信号SHと垂直同期信号SVとが得られ、水平同期信
号SHが水平偏向回路部16に供給されるとともに垂直
同期信号SVが垂直偏向回路部17に供給される。
【0022】水平偏向回路部16においては、同期回路
部15からの水平同期信号SHが自動周波数制御部を形
成するAFC回路部21に供給される。AFC回路部2
1には、比較信号形成部22からの後述される水平出力
パルスに基づく比較信号SC及び位相補正信号形成部1
4からの位相補正信号SPCも供給される。そして、A
FC回路部21においては、水平同期信号SHと比較信
号SCとの位相比較の結果に基づいて得られ、さらに、
位相補正信号形成部14からの位相補正信号SPCに応
じて変化せしめられる制御信号CFが形成されて、それ
が水平発振部23に供給される。水平発振部23は、基
本的に水平周期を有した信号を発生する発振を行い、そ
の発振周波数及び位相が制御信号CFによって制御され
るもとで、水平発振出力信号SSHを発生する。
【0023】斯かるもとで、位相補正信号形成部14
は、カソード電流検出出力信号SKにフィルタ処理を施
して形成した位相補正信号SPCをAFC回路部21に
供給して、AFC回路部21から水平発振部23に供給
される制御信号CFを位相補正信号SPCに応じて変化
させ、それによって、水平発振部23が発生する水平発
振出力信号SSHの位相を位相補正信号SPCに応じて
変化させる。
【0024】水平発振部23が発生する水平発振出力信
号SSHは、水平駆動部24に供給され、水平駆動部2
4からは、水平発振出力信号SSHに応じた水平駆動信
号SDHが得られて水平出力部25に供給される。水平
出力部25は、水平駆動信号SDHによって駆動され、
水平駆動信号SDHに対応した水平出力パルスを発生し
て、それをカラー陰極線管10のネック部に備えられた
偏向コイル26に印加して、偏向コイル26に水平偏向
電流Idhを供給する。そして、水平出力部25から水
平パルスPHが導出されて、比較信号形成部22に供給
される。それにより、比較信号形成部22からAFC回
路部21に供給される比較信号SCは、水平出力部25
から導出される水平パルスPHに基づいて形成されるこ
とになる。
【0025】また、水平出力部25には、偏向コイル2
6に直列に接続されることになるS字歪み補正コンデン
サに対して並列に接続された、コイル,コンデンサ及び
抵抗素子の直列接続によって形成されるダンピング部2
7が設けられている。このダンピング部27は、水平出
力部25から偏向コイル26に供給される水平偏向電流
Idhの振動を抑制すべく作用する。
【0026】また、水平出力部25においては、水平出
力パルスが一次側巻線に印加されることになるフライバ
ックトランスの二次側に、水平出力パルスが昇圧されて
形成される高圧パルスPHPが得られ、その高圧パルス
PHPが高電圧発生部28に供給される。高電圧発生部
28は、高圧パルスPHPを整流して高直流電圧Vhを
発生し、その高直流電圧Vhを、カラー陰極線管10の
ファンネル部に設けられた電圧供給端子10Aを通じ
て、カラー陰極線管10のアノードに供給する。
【0027】一方、同期回路部15から得られる垂直同
期信号SVが供給される垂直偏向回路部17において
は、内蔵する垂直発振部から発せられる垂直同期信号S
Vに同期した垂直発振出力信号に基づいて垂直出力信号
が形成される。そして、垂直偏向回路部17は、垂直出
力信号をカラー陰極線管10のネック部に備えられた偏
向コイル26に印加して、偏向コイル26に垂直偏向電
流Idvを供給する。
【0028】このようなもとで、カラー陰極線管10に
おいては、水平偏向回路部16における水平出力部25
により水平偏向電流Idhが供給されるとともに垂直偏
向回路部17により垂直偏向電流Idvが供給される偏
向コイル26の作用による、カソードKr,Kg及びK
bの夫々から発せられる電子ビームの偏向走査が行わ
れ、カラー陰極線管10の表示面部に形成される画面
に、カソードKr,Kg及びKbに夫々供給される赤色
原色出力信号Rv’,緑色原色出力信号Gv’及び青色
原色出力信号Bv’に応じたカラー画像が表示される。
【0029】そして、カソードKr,Kg及びKbに供
給される赤色原色出力信号Rv’,緑色原色出力信号G
v’及び青色原色出力信号Bv’が、急峻なレベル変化
を伴うものとなるとき、カラー陰極線管10に形成され
る画面において急激な輝度変化が生じ、高電圧発生部2
8からカラー陰極線管10のアノードに供給される高直
流電圧Vhが急変する。それに伴って、水平出力部25
から偏向コイル26に供給される水平偏向電流Idh
が、高直流電圧Vhの急変に起因する一時的な振動を生
じ、カラー陰極線管10に形成される画面における画像
に水平方向のずれ、即ち、バー後振動をもたらそうとす
る状態がとられる。
【0030】このとき、高電圧発生部28からカラー陰
極線管10のアノードに供給される高直流電圧Vhの急
変に伴って、カラー陰極線管10のカソードKr,Kg
及びKbを流れるカソード電流も急変し、カソード駆動
回路部12におけるカソード電流検出部13から、カソ
ード電流の急変に応じた変化をするカソード電流検出出
力信号SKが発せられる。それにより、位相補正信号形
成部14から、カソード電流の急変に応じた変化をする
カソード電流検出出力信号SKに応じた位相補正信号S
PCが形成されて、それが水平偏向回路部16における
AFC回路部21に供給され、水平偏向回路部16にお
ける水平発振部23が発生する水平発振出力信号SSH
の位相が、位相補正信号SPCに応じて変化せしめられ
る。
【0031】斯かる水平発振部23が発生する水平発振
出力信号SSHの位相の変化は、水平出力部25から偏
向コイル26に供給される水平偏向電流Idhの位相の
変化をもたらす。即ち、水平出力部25から偏向コイル
26に供給される水平偏向電流Idhの位相が、カソー
ド電流検出部13から発せられるカソード電流検出出力
信号SKに応じて、従って、高電圧発生部28からカラ
ー陰極線管10のアノードに供給される高直流電圧Vh
の急変に伴って、変化せしめられることになる。
【0032】斯かる際における水平出力部25から偏向
コイル26に供給される水平偏向電流Idhの位相の変
化は、高電圧発生部28からカラー陰極線管10のアノ
ードに供給される高直流電圧Vhの急変に起因する水平
偏向電流Idhの一時的な振動の初期において生じる水
平偏向電流Idhの位相ずれを相殺するように補正する
ものとされる。また、その後、水平偏向電流Idhに生
じる虞がある固有の減衰振動は、水平出力部25に設け
られたダンピング部27によって、充分に抑制される。
【0033】このようにして、図1に示される本発明に
係る画像表示回路の例にあっては、水平偏向回路部16
における水平出力部25から偏向コイル26に供給され
る水平偏向電流Idhは、カラー陰極線管10に形成さ
れる画面におけるバー後振動をもたらす振動を生じると
き、その初期において位相補正信号形成部14からの位
相補正信号SPCによる水平発振部23からの水平発振
出力信号SSHに対する位相制御を通じての位相ずれの
補正が行われるとともに、その後生じる虞がある固有の
減衰振動が水平出力部25に設けられたダンピング部2
7の作用によって抑制され、それにより、カラー陰極線
管10に形成される画面におけるバー後振動の抑制が効
果的に図られる。即ち、水平出力部25におけるフライ
バックトランスの二次側に接続される高耐圧コンデンサ
の如くの大型部品を必要とすることなく、カラー陰極線
管10に形成される画面に生じるバー後振動が、充分か
つ効果的に軽減されることになる。
【0034】例えば、仮に、図1に示される本発明に係
る画像表示回路の例において、水平出力部25にダンピ
ング部27が設けられていず、かつ、位相補正信号形成
部14が設けられていないとしたとき、カラー陰極線管
10に形成される画面において前述された図6に示され
る如くのバー後振動が認められるとすると、実際には、
水平出力部25にダンピング部27が設けられており、
かつ、位相補正信号形成部14が設けられている図1に
示される本発明に係る画像表示回路の例によれば、カラ
ー陰極線管10に形成される画面におけるバー後振動
は、図5に示される如くに、充分に軽減されることにな
る。
【0035】なお、上述の図1に示される本発明に係る
画像表示回路の例は、カラー陰極線管10に適用されて
いるが、本発明に係る画像表示回路は、カラー陰極線管
のみならず、他の画像表示用陰極線管にも適用できるも
のである。
【0036】
【実施例】図2は、図1に示される本発明に係る画像表
示回路の例におけるカソード駆動回路部12についての
具体構成例を示す。この図2に示される具体構成例にあ
っては、NPN型のトランジスタ31を含む反転増幅
部,NPN型のトランジスタ32を含む反転増幅部、及
び、NPN型のトランジスタ33を含む反転増幅部が形
成されており、これらの反転増幅部には主電源電圧+B
mが供給される。トランジスタ31を含む反転増幅部の
増幅度は抵抗素子34及び35によって設定され、トラ
ンジスタ32を含む反転増幅部の増幅度は抵抗素子36
及び37によって設定され、トランジスタ33を含む反
転増幅部の増幅度は抵抗素子38及び39によって設定
される。
【0037】トランジスタ31,32及び33の各々の
コレクタには、出力部を形成するPNP型のトランジス
タ40,41及び42の各々のベースが夫々接続されて
いる。トランジスタ31のコレクタとトランジスタ40
のベースとの間の接続点には、バイアス電圧+Bbが抵
抗素子43を通じて供給されて、トランジスタ40のベ
ース電位がバイアス電圧+Bbによって固定され、ま
た、トランジスタ32のコレクタとトランジスタ41の
ベースとの間の接続点には、バイアス電圧+Bbが抵抗
素子44を通じて供給されて、トランジスタ41のベー
ス電位がバイアス電圧+Bbによって固定され、さら
に、トランジスタ33のコレクタとトランジスタ42の
ベースとの間の接続点には、バイアス電圧+Bbが抵抗
素子45を通じて供給されており、トランジスタ42の
ベース電位がバイアス電圧+Bbによって固定されてい
る。
【0038】トランジスタ40,41及び42の各々の
エミッタは、図1に示されるカラー陰極線管10におけ
るカソードKr,Kg及びKbに夫々接続されている。
また、トランジスタ40,41及び42の各々のコレク
タは、共通接続されるとともに、抵抗素子46を介して
接地されている。抵抗素子46は、カラー陰極線管10
におけるカソードKr,Kg及びKbの夫々を流れるカ
ソード電流の総和に応じて変化するカソード電流検出出
力信号SKを発生させるカソード電流検出部13を形成
している。カソード電流検出出力信号SKは、抵抗素子
46の両端間に得られる電圧として形成され、トランジ
スタ40,41及び42の各々のエミッタと抵抗素子4
6との間の接続点から導出されて、位相補正信号形成部
14に供給される。
【0039】このようなもとで、図1に示される映像信
号処理部11からの赤色原色信号Rv,緑色原色信号G
v及び青色原色信号Bvが、夫々、抵抗素子47,48
及び49を通じて、トランジスタ31,32及び33の
各々のベースに供給される。そして、赤色原色信号R
v,緑色原色信号Gv及び青色原色信号Bvは、トラン
ジスタ31,32及び33の各々が構成する反転増幅部
により増幅され、さらに、トランジスタ40,41及び
42の各々が形成する出力部により電力増幅されて赤色
原色出力信号Rv’,緑色原色出力信号Gv’及び青色
原色出力信号Bv’とされ、カラー陰極線管10におけ
るカソードKr,Kg及びKbに夫々供給される。
【0040】図3は、図1に示される本発明に係る画像
表示回路の例における水平出力部25についての具体構
成例を示す。この図3に示される具体構成例にあって
は、水平出力段を形成するNPN型のトランジスタ50
が用いられており、トランジスタ50のコレクタと電源
電圧+Bを供給する電源部との間にフライバックトラン
ス51が接続されており、トランジスタ50のエミッタ
は接地されている。
【0041】トランジスタ50のコレクタ−エミッタ間
には、ダンパーダイオード52及び53と共振コンデン
ンサ54及び55が接続されている。そして、並列接続
されたダンパーダイオード52と共振コンデンンサ54
とに対して並列に、図1に示されるカラー陰極線管10
のネック部に備えられた偏向コイル26とS字歪み補正
コンデンサ56とが直列接続され、また、並列接続され
たダンパーダイオード53と共振コンデンンサ55とに
対して並列に、ピンクッション歪み補正変調用コイル5
7とS字歪み補正コンデンサ58とが直列接続されてお
り、ピンクッション歪み補正変調用コイル57とS字歪
み補正コンデンサ58との間の接続点には、ピンクッシ
ョン歪み補正電圧形成部59が接続されている。
【0042】さらに、偏向コイル26に直列接続された
S字歪み補正コンデンサ56に対して並列に、コイル6
0,コンデンサ61及び抵抗素子62の直列接続によっ
て形成されるダンピング部27が接続されている。
【0043】斯かるもとで、図1に示される例における
水平駆動部24からの水平駆動信号SDHが、トランジ
スタ50のベースに供給されて、トランジスタ50のコ
レクタに水平駆動信号SDHに対応した水平出力パルス
PHOが得られる。そして、水平出力パルスPHOがフ
ライバックトランス51の一次側巻線51Pに印加され
ることにより、フライバックトランス51の二次側巻線
51Sに高圧パルスPHPが得られ、その高圧パルスP
HPが図1に示される例における高電圧発生部28に供
給される。また、フライバックトランス51の二次側巻
線51Sにおける中間タップから水平パルスPHが導出
され、その水平パルスPHが比較信号形成部22に供給
される。
【0044】また、トランジスタ50のコレクタに得ら
れる水平出力パルスPHOに応じて、偏向コイル26に
水平偏向電流Idhが供給される。こうして、偏向コイ
ル26を流れる水平偏向電流Idhは、S字歪み補正コ
ンデンサ56及び58による補正、及び、ピンクッショ
ン歪み補正電圧形成部59からの補正電圧に基づいたピ
ンクッション歪み補正が行われるものとされる。
【0045】そして、偏向コイル26を流れる水平偏向
電流Idhに固有の振動が生じるときには、コイル6
0,コンデンサ61及び抵抗素子62の直列接続によっ
て形成されるダンピング部27により、その振動が抑制
される。
【0046】図4は、図1に示される本発明に係る画像
表示回路の例における位相補正信号形成部14について
の具体構成例を示す。この図4に示される具体構成例
は、抵抗素子65及び66がベース及びエミッタに夫々
接続されてエミッタフォロワを形成するNPN型のトラ
ンジスタ67を含んで構成されるバッファ部,バイアス
用抵抗素子68及び69がベースに接続されたNPN型
のトランジスタ70を含んで構成され、バッファ部の出
力端に接続されたリミッタ部,バイアス用抵抗素子71
及び72がベースに接続され、コレクタ及びエミッタに
夫々増幅度を設定する抵抗素子73及び74が接続され
たNPN型のトランジスタ75を含んで構成され、抵抗
素子76を介してリミッタ部に接続された正相増幅部、
及び、抵抗素子77及びコンデンサ78によって形成さ
れる低域通過フィルタ(LPF)部79と抵抗素子80
及びコンデンサ81によって形成される高域通過フィル
タ(HPF)部82とを含むフィルタ回路部が設けられ
て構成されている。
【0047】フィルタ回路部に含まれるLPF部79及
びHPF部82の各々は、予め、水平出力部25を含ん
だ水平偏向回路部16の特性に応じて予め設定された、
所定のフィルタ特性を有するものとされる。なお、図4
に示される具体構成例はおいて、+Bは電源電圧であ
る。
【0048】斯かる図4に示される具体構成例にあって
は、図1に示される本発明に係る画像表示回路の例にお
けるカソード駆動回路部12に備えられたカソード電流
検出部13から得られるカソード電流検出出力信号SK
が、端子83に供給され、トランジスタ67を含んで構
成されるバッファ部を通じて、トランジスタ70を含ん
で構成されるリミッタ部に供給される。リミッタ部にお
いては、カソード電流検出出力信号SKのうちの、図1
に示されるカラー陰極線管10におけるカソードKr,
Kg及びKbを流れるカソード電流の急変部分に対応す
る部分が抜き出される。
【0049】リミッタ部において抜き出されたカソード
電流検出出力信号SKの部分は、抵抗76を通じて、ト
ランジスタ75を含んで構成される正相増幅部に供給さ
れ、正相増幅部において所定の振幅を有するものとなる
ように増幅される。そして、所定の振幅を有するものと
されたカソード電流検出出力信号SKの部分は、先ず、
LPF部79によるフィルタ処理が施され、続いて、H
PF部82によるフィルタ処理が施されて、位相補正信
号SPCとされ、フィルタ部を構成するHPF部82か
ら図1に示される本発明に係る画像表示回路の例におけ
るAFC回路部21に供給される。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る画像表示回路にあっては、水平偏向回路部における
水平出力部が、水平偏向電流の振動に対するダンピング
部が設けられたものとされ、また、カソード駆動回路部
からのカソード電流検出出力信号にフィルタ処理を施し
て位相補正信号を形成し、得られた位相補正信号をAF
C回路部に供給して、水平発振部から発せられる出力信
号の位相を制御する位相補正信号形成部が設けられてい
て、それにより、水平偏向回路部における水平出力部か
ら偏向コイルに供給される水平偏向電流が、水平出力部
に設けられたダンピング部による作用と、位相補正信号
形成部による水平発振部の出力信号に対する位相制御に
応じた位相制御を受けることになる。
【0051】そして、位相補正信号形成部による水平発
振部の出力信号に対する位相制御に応じた水平偏向電流
の位相制御は、カソード電流検出出力信号に応じて、従
って、画像表示用陰極線管におけるカソード電流の変
化、即ち、画像表示用陰極線管のアノードに供給される
高直流電圧の変動に応じて行われ、それゆえ、水平偏向
電流が画像表示用陰極線管に形成される画面におけるバ
ー後振動をもたらす振動を開始する時点の直後において
行われ、斯かる位相制御によって水平偏向電流に生じる
位相ずれが補正される。また、その後水平偏向電流に生
じる虞がある固有の減衰振動は、水平出力部に備えられ
たダンピング部の作用によって抑制される。
【0052】それゆえ、本発明に係る画像表示回路によ
れば、水平偏向回路部における水平出力部から偏向コイ
ルに供給される水平偏向電流を、画像表示用陰極線管に
形成される画面におけるバー後振動をもたらす振動を生
じるとき、その初期において位相補正信号形成部による
水平発振部の出力信号に対する位相制御を通じての位相
ずれの補正が行われるとともに、その後生じる虞がある
固有の減衰振動が水平出力部に備えられたダンピング部
の作用によって抑制されるものとなすことができ、その
結果、画像表示用陰極線管に形成される画面におけるバ
ー後振動の抑制を効果的に行うことができる。従って、
フライバックトランスの二次側に接続される高耐圧コン
デンサの如くの大型部品を必要とすることなく、画像表
示用陰極線管に形成される画面に生じるバー後振動を、
充分かつ効果的に軽減できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示回路の一例をカラー陰極
線管に適用された状態をもって示すブロック構成図であ
る。
【図2】図1に示される本発明に係る画像表示回路の例
におけるカソード駆動回路部についての具体構成例を示
す回路接続図である。
【図3】図1に示される本発明に係る画像表示回路の例
における水平出力部についての具体構成例を示す回路接
続図である。
【図4】図1に示される本発明に係る画像表示回路の例
における位相補正信号形成部についての具体構成例を示
す回路接続図である。
【図5】図1に示される本発明に係る画像表示回路の作
用効果の説明に供される画像画面をあらわす図である。
【図6】画像表示用陰極線管に形成される画面における
バー後振動の説明に供される画像画面をあらわす図であ
る。
【図7】画像表示用陰極線管に形成される画面における
バー後振動の説明に供される画像画面をあらわす図であ
る。
【符号の説明】 10 カラー陰極線管 11 映像信号処理部
12 カソード駆動回路部 13 カソード電流
検出部 14 位相補正信号形成部 15 同期回路部 16 水平偏向回路部 1
7垂直偏向回路部 21 AFC回路部 22 比較信号形成部
23 水平発振部 24 水平駆動部 25 水平出力部 26
偏向コイル 27ダンピング部 28 高電圧
発生部 31,32,33,50,67,70,7
5 NPN型のトランジスタ 40,41,42
PNP型のトランジスタ 51 フライバックトラ
ンス 52,53 ダンパーダイオード 5
4,55 共振コンデンサ 56,58 S字歪み
補正コンデンサ 57 ピンクッション歪み補正変
調用コイル 59 ピンクッション歪み補正電圧形
成部 79 LPF部 80 HPF部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/74 H04N 5/74 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示用陰極線管のカソードに映像信号
    を供給するとともに、該画像表示用陰極線管におけるカ
    ソード電流に応じて変化するカソード電流検出出力信号
    を発生させるカソード駆動回路部と、 自動周波数制御部により発振周波数が制御される水平発
    振部、及び、上記画像表示用陰極線管に備えられた偏向
    コイルに上記水平発振部から発せられる出力信号に応じ
    た水平偏向電流を供給するとともに、該水平偏向電流の
    振動に対するダンピング部が設けられた水平出力部を含
    んで成る水平偏向回路部と、 上記カソード駆動回路部からのカソード電流検出出力信
    号が供給され、該カソード電流検出出力信号にフィルタ
    処理を施して位相補正信号を形成し、得られた位相補正
    信号を上記自動周波数制御部に供給して、上記水平発振
    部から発せられる出力信号の位相を制御する位相補正信
    号形成部と、を備えて構成される画像表示回路。
  2. 【請求項2】水平出力部が水平周期を有した高圧パルス
    を発生するとともに、上記水平出力部から得られる高圧
    パルスを整流して高直流電圧を得、該高直流電圧を画像
    表示用陰極線管のアノードに供給する高電圧発生部を備
    えることを特徴とする請求項1記載の画像表示回路。
  3. 【請求項3】水平出力部に設けられるダンピング部が、
    偏向コイルに対して直列に接続されるS字補正コンデン
    サに対して並列に接続された、コイル,コンデンサ及び
    抵抗素子の直列接続によって形成されることを特徴とす
    る請求項1または2記載の画像表示回路。
  4. 【請求項4】カソード駆動回路部が、画像表示用陰極線
    管におけるカソード電流が流れる抵抗素子を備え、カソ
    ード電流検出出力信号を上記抵抗素子の両端間に得られ
    る電圧として発生させることを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像表示回路。
  5. 【請求項5】位相補正信号形成部が、カソード駆動回路
    部からのカソード電流検出出力信号がバッファー部を介
    して供給されるリミッタ部,該リミッタ部から得られる
    出力信号を所定の振幅を有するものとする増幅部、及
    び、該増幅部を通じて得られる出力信号が供給されるフ
    ィルタ部を含んで構成され、上記フィルタ部から位相補
    正信号が得られるものとされることを特徴とする請求項
    1または2記載の画像表示回路。
  6. 【請求項6】フィルタ部が、低域通過フィルタ形成部と
    高域通過フィルタ形成部とを含んで構成されることを特
    徴とする請求項5記載の画像表示回路。
JP5578497A 1997-03-11 1997-03-11 画像表示回路 Pending JPH10257344A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100301520B1 (ko) * 1999-07-31 2001-09-29 윤종용 피드포워드 고압보정기능을 가진 씨알티의 영상처리장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100301520B1 (ko) * 1999-07-31 2001-09-29 윤종용 피드포워드 고압보정기능을 가진 씨알티의 영상처리장치

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