JPH10256597A - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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JPH10256597A
JPH10256597A JP5922297A JP5922297A JPH10256597A JP H10256597 A JPH10256597 A JP H10256597A JP 5922297 A JP5922297 A JP 5922297A JP 5922297 A JP5922297 A JP 5922297A JP H10256597 A JPH10256597 A JP H10256597A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子に逆方向の電圧が印加されても、ま
た交流電圧で駆動する場合にも、素子の破壊や劣化を抑
制し、むしろ逆に交流電圧駆動により輝度が大幅に向上
する半導体発光素子を提供する。 【解決手段】 基板1と、該基板上に発光層を形成すべ
くn形層2およびp形層4を含む半導体層が積層される
第1の発光部16と、前記基板上にまたは前記積層され
る半導体層の上にさらに発光層を形成すべくn形層9お
よびp形層7を含む半導体層が積層される第2の発光部
17とを有し、前記第1の発光部のp形層および前記第
2の発光部のn形層が電気的に接続され、かつ、前記第
1の発光部のn形層および前記第2の発光部のp形層が
電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子に逆方向
の電圧が印加されても破壊しにくい半導体発光素子に関
する。さらに詳しくは、交流電圧で駆動される場合でも
素子が破壊せず、しかも輝度が大幅に向上する半導体発
光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体発光素子は、p形層とn形
層とが直接接合するpn接合、またはその間に活性層が
挟持されるダブルヘテロ接合の構造になっており、p形
層とn形層との間に順方向の電圧が印加されることによ
り、pn接合部または活性層でキャリアが再結合して発
光する。
【0003】このような半導体発光素子で、たとえば赤
色系(赤色から黄色)の光を発光する発光素子チップ
(以下、LEDチップという)は、たとえば図3(a)
に示されるような構造になっている。すなわち、n形の
GaAsからなる半導体基板21上に、たとえばn形の
AlGaInP系の半導体材料からなるn形クラッド層
(n形層)22、クラッド層よりバンドギャップエネル
ギーが小さくなる組成のノンドープのAlGaInP系
の半導体材料からなる活性層23、p形のAlGaIn
P系の半導体材料からなるp形クラッド層(p形層)2
4がそれぞれエピタキシャル成長され、ダブルヘテロ接
合構造の発光層形成部29が形成されている。さらにそ
の表面にGaPからなるp形のウィンドウ層(電流拡散
層)25が順次エピタキシャル成長され、その表面にp
側電極(パッド)27、半導体基板21の裏面側にn側
電極(パッド)28がそれぞれAu-Zn-Ni合金やA
u-Ge-Ni合金などにより形成されることにより構成
されている。
【0004】このようなLEDチップは、図3(b)に
等価回路図が示されるように、ダイオード構造になって
いるため、逆方向の電圧が印加されても電流が流れない
整流作用を利用して、直流電圧を両電極間に印加しない
で交流電圧を印加することにより、交流で順方向電圧に
なる場合にのみ流れる電流を利用して発光させる使用方
法も採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半導体発光素子に用い
られる赤色系のAlGaInP系化合物半導体もしくは
AlGaAs系化合物半導体、緑色系のGaP系化合物
半導体、または青色系のチッ化ガリウム系化合物半導体
などの化合物半導体からなる発光素子は、逆方向電圧の
印加に対して耐圧が弱く破壊しやすい。そのため、半導
体発光素子を交流電圧駆動すると、素子の劣化が進み、
寿命が短くなったり、初期段階でも破壊する場合があ
り、歩留りが下がったり、信頼性が低下するという問題
がある。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、発光素子に逆方向の電圧が印加されても、ま
た交流電圧で駆動する場合にも素子の破壊や劣化を抑制
し、むしろ逆に交流電圧駆動により輝度が大幅に向上し
得る半導体発光素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体発光
素子は、基板と、該基板上に発光層を形成すべくn形層
およびp形層を含む半導体層が積層される第1の発光部
と、前記基板上にまたは前記積層される半導体層の上に
さらに発光層を形成すべくn形層およびp形層を含む半
導体層が積層される第2の発光部とからなり、前記第1
の発光部のp形層および前記第2の発光部のn形層が電
気的に接続され、かつ、前記第1の発光部のn形層およ
び前記第2の発光部のp形層が電気的に接続されてい
る。
【0008】この構成にすることにより、発光素子の両
端に交流電圧が印加されても2つの発光部のうちいずれ
か一方の発光部は順方向の電圧になる。順方向の電圧の
印加であれば電流が流れて高い電圧が印加され続けるこ
とがなく、逆方向となる発光部への逆方向電圧の印加の
負担は低くなる。その結果、交流が印加されてもいずれ
の発光部にも逆方向の高い電圧が印加されず、素子の破
壊や劣化を招かない。一方、交流の正負のいずれの位相
でもどちらかの発光部が発光し、同じ交流電圧の印加に
対して、従来の半サイクルごとに発光する場合に比べて
倍の輝度が得られる。
【0009】前記第1および第2の発光部がそれぞれ同
じ半導体材料で発光層を形成し、同じ波長の光を発光す
るように形成されれば、同じ色の輝度の大きい発光素子
が得られる。また、異なる半導体材料で発光層を形成
し、異なる波長の光を発光するように形成すれば、同時
に異なる波長の光を発光させたり、2色の混色を得るこ
とができる。
【0010】前記第1および第2の発光部の少なくとも
一方の発光層を形成する半導体材料がAlGaInP系
またはAlGaAs系の化合物半導体であれば、赤色系
の可視光を含む発光素子が得られる。ここにAlGaI
nP系化合物半導体とは、(Alx Ga1-x 0.51In
0.49Pの形で表され、xの値が0と1との間で種々の値
のときの材料を意味する。なお、(Alx Ga1-x )と
Inの混晶比率の0.51および0.49はAlGaIn
P系化合物半導体が積層されるGaAsなどの半導体基
板と格子整合される比率であることを意味する。なお、
たとえばAlGaAs系化合物半導体とは、AlとGa
の混晶比率が種々変わり得ることを意味し、他の化合物
半導体についても同様である。
【0011】前記第1および第2の発光部の電気的に接
続されるn形層とp形層およびp形層とn形層のそれぞ
れに電気的に接続して設けられる電極パッドの少なくと
も一方は、前記第1および第2の発光部に共通して設け
られることにより、発光面側に設けられる電極の面積を
小さくすることができ、光の遮断が少なくなり、外部に
取り出すことができる光の割合である外部発光効率が向
上する。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の半導体発光素子について説明をする。
【0013】本発明の半導体発光素子は、その一実施形
態の断面説明図が図1(a)に示されるように、同一の
半導体基板1上に第1の発光部16と第2の発光部17
とが形成され、第1の発光部16を形成するp形層(p
形ウインドウ層6またはp形クラッド層4)およびn形
層(n形クラッド層2またはn形基板1)がそれぞれ第
2の発光部17のn形層(n形コンタクト層11または
n形クラッド層9)およびp形層(p形クラッド層7ま
たはp形AlGaAs系化合物半導体層6a)と電気的
に接続されている。図1(a)に示される例では、それ
ぞれの発光部に独立してp側とn側の電極12、13お
よび14、15がそれぞれ設けられ、第1の発光部16
のp側電極12と第2の発光部17のn側電極15、お
よび第1の発光部16のn側電極13と第2の発光部1
7のp側電極14とがそれぞれ電気的に接続されてい
る。その結果、図1(b)に等価回路図が示されるよう
に、2つの発光部16、17のダイオード特性が逆向き
に並列接続され、その両端に電極端子18、19が設け
られる構造になっている。
【0014】第1の発光部16は、n形GaAs基板1
上にn形AlGaInP系化合物半導体からなるn形ク
ラッド層(n形層)2と、該クラッド層よりバンドギャ
ップエネルギーの小さい組成のノンドープのAlGaI
nP系化合物半導体からなる活性層3と、n形クラッド
層と同じ組成のp形AlGaInP系化合物半導体から
なるp形クラッド層(p形層)4からなる発光層形成部
5が積層され、その表面にAlGaAs系化合物半導体
からなるp形ウインドウ層6が設けられ、その表面にp
側電極12が、GaAs基板1の裏面にn側電極13
が、それぞれAu-Ti合金またはAu-Zn-Ni合金
やAu-Ge-Ni合金などにより設けられることにより
形成されている。
【0015】第2の発光部17は、第1の発光部の各半
導体層が積層された表面のp形AlGaAs系半導体層
6a上に、さらに第1の発光部16と同じ材料で、p形
AlGaInP系化合物半導体からなるp形クラッド層
(p形層)7、該クラッド層よりバンドギャップエネル
ギーの小さい組成のノンドープのAlGaInP系化合
物半導体からなる活性層8、およびn形AlGaInP
系化合物半導体からなるn形クラッド層(n形層)9、
からなる発光層形成部10が積層され、その表面にn形
GaAsからなるコンタクト層11が設けられ、その表
面にn側電極15がAu-Ge-Ni合金により、積層さ
れた半導体層7〜11の一部がエッチングされて露出す
るp形AlGaAs層6aにp側電極14がそれぞれA
u-Ti合金またはAu-Zn-Ni合金などにより設け
られることにより形成されている。
【0016】第1の発光部16のための発光層形成部5
およびウインドウ層6は、第1の発光部16と第2の発
光部17との間の分離溝20により分離され、同じp形
AlGaAs系化合物半導体層のウインドウ層6に第1
の発光部16のp側電極12が設けられ、第2の発光部
17側のp形AlGaAs系化合物半導体層6aに第2
の発光部17のp側電極14が設けられている。そし
て、両発光部16、17のp側電極とn側電極12と1
5および14と13がそれぞれ電気的に接続されてい
る。この電気的接続は、金線などのワイヤによる外部で
の接続や、表面に設けられる配線膜によりなされる。
【0017】本発明によれば、同一の基板1上に第1の
発光部16と第2の発光部17が設けられており、それ
ぞれの発光部の順方向特性が逆になるように(両発光部
のp形層とn形層とがそれぞれ電気的に接続されるよう
に)並列接続されている。そのため、交流電圧が印加さ
れると2つの発光部のうちいずれか一方は、常に順方向
になり、常にどちらかの発光部に電流が流れて発光す
る。そのため、発光部に印加される逆方向電圧による負
担は少なく、外部からのサージ電圧または交流電圧の印
加による逆方向電圧による破壊または劣化が生じない。
一方、交流電圧の印加により駆動する場合、半サイクル
ごとに正負が反転するが、いずれの位相でもどちらかの
発光部が発光し、両発光部の発光波長が同じであれば、
従来の発光素子に交流電圧を印加して発光させる場合に
比べて倍の輝度で発光する。その結果、破壊しにくく信
頼性が高いと共に、輝度の大きな半導体発光素子が得ら
れる。
【0018】このような半導体発光素子の製法を具体例
により説明する。まず、たとえば有機金属化学気相成長
法(MOCVD法)により、n形のGaAs基板1をM
OCVD装置内に入れ、反応ガスのトリエチルガリウム
(以下、TEGという)またはトリメチルガリウム(以
下、TMGという)、トリメチルアルミニウム(以下、
TMAという)、トリメチルインジウム(以下、TMI
nという)、およびホスフィン(以下、PH3 という)
と、SeのドーパントガスであるH2 Seとをキャリア
ガスの水素(H2 )と共に導入し、たとえば(Al0.7
Ga0.3 0.51In0.49Pからなるn形クラッド層2を
0.5μm程度、反応ガスのTMAを減らしてTEGま
たはTMGを増やし、たとえばノンドープの(Al0.25
Ga0.750.51In0.49Pからなる活性層3を0.5μ
m程度、n形クラッド層3と同様の反応ガスで、H2
eの代わりに、Znのドーパントガスとしてのジメチル
亜鉛(DMZn)を導入して(Al0.7 Ga0.3 0.51
In0.49Pからなるp形クラッド層4を0.5μm程度
エピタキシャル成長し、発光層形成部5を形成する。さ
らに、反応ガスのPH3 をアルシン(以下、AsH3
いう)に変更すると共に、TMInを止めて、p形のA
lGaAs系化合物半導体からなるウインドウ層6を
0.1〜20μm程度成長する。
【0019】さらに、反応ガスのAsH3 を再度PH3
に変えると共に、TMInを導入し、(Al0.7 Ga
0.3 0.51In0.49P化合物半導体からなるp形クラッ
ド層7を0.5μm程度、ドーパントガスを止めると共
に反応ガスのTMAを減らしてTEGまたはTMGを増
やし、ノンドープの(Al0.25Ga0.750.51In0.49
Pからなる活性層8を0.5μm程度、p形クラッド層
7と同様の反応ガスで、DMZnの代わりにH2 Seを
導入して(Al0.7 Ga0.3 0.51In0.49Pからなる
n形クラッド層9を0.5μm程度エピタキシャル成長
し、発光層形成部10を形成する。さらに、反応ガスを
TEGまたはTMGとAsH3 にしてGaAsからなる
n形のコンタクト層11を0.05〜0.5μm程度形成
する。
【0020】その後、第2の発光部17の形成のために
積層した発光層形成部10を、第1の発光部16の形成
部および第2の発光部17の一部の領域でエッチングし
て、p形AlGaAs系化合物半導体層6、6aを露出
させる。その後、第1の発光部16の形成のために積層
したウインドウ層6および発光層形成部5を、第1の発
光部16と第2の発光部17とで分離するように、n形
クラッド層2またはGaAsからなる基板1が露出する
までエッチングをし、分離溝20を形成する。
【0021】その後、エッチングにより露出するウイン
ドウ層6およびAlGaAs系化合物半導体層6aの表
面、積層された半導体層のn形GaAsからなるコンタ
クト層11の表面、および基板1の裏面にそれぞれAu
-Ti合金またはAu-Zn-Ni合金などからなるp側
電極12、14およびAu-Ge-Ni合金などからなる
n側電極13、15をそれぞれ形成し、ダイシングして
チップ化する。そして第1の発光部16のp側電極12
と第2の発光部17のn側電極15とを、また第1の発
光部16のn側電極13と第2の発光部17のp側電極
14とを、たとえば金線などを各電極間にワイヤボンデ
ィングすることにより、それぞれ電気的に接続する。
【0022】図2は、両発光部16、17の半導体層を
電気的に接続する他の例を示す平面説明図で、各半導体
層がすべて積層された後に、その表面にSiO2 などの
絶縁膜21が設けられ、その上に設けられる配線膜22
により絶縁膜21に設けられるコンタクト孔23を介し
て接続されるものである。この場合、その配線膜22に
電気的に接続して電極パッド12が設けられれば、外部
回路との接続用の電極パッド12を、両発光部で共用す
ることができる。このようにすることにより、ワイヤボ
ンディングをするために大きな電極パッドを各発光部の
半導体層の表面に設けなくてもよいため、光を遮断する
電極面積を小さくすることができて外部発光効率が向上
する。
【0023】前述の例では、第1の発光部と第2の発光
部の発光層形成部の半導体材料に同じ材料を用い、同じ
波長の光を発光させ、輝度の大きい半導体発光素子とし
たが、第1と第2の発光部で異なる半導体材料を用い、
異なる波長の光を発光させることもできる。この場合、
両発光部の光を混合して混色で発光させることもできる
し、それぞれ異なる側の側面から異なる波長の光を発光
させることもできる。たとえば前述の図1に示される第
1の発光部の半導体層の積層が終った後に、GaP層を
積層することにより、第1の発光部を赤色系、第2の発
光部を緑色系にすることができる。また、赤色系の発光
部を形成するのにAlGaInP系化合物半導体を用い
たが、AlGaAs系化合物半導体を用いることもでき
る。
【0024】さらに前述の例では、第1の発光部と第2
の発光部との間の分離溝20をGaAs基板1に達する
まで入れているが、それぞれのp側電極が接続されるp
形層が分離されていればよい。
【0025】さらに前述の例では、第2の発光部を形成
するための半導体層の積層を第1の発光部用の半導体層
の上にさらに積層しているが、半導体基板上にそれぞれ
部分的に選択成長をすることにより、基板上に直接別々
に発光部を形成してもよい。また、基板は導電性の半導
体基板が用いられているが、青色系のチッ化ガリウム系
化合物半導体のように、サファイアなどの絶縁性基板上
に半導体層が積層されてもよい。
【0026】さらに、前述の例では、各発光部の発光層
形成部がn形層とp形層とにより活性層が挟持されるダ
ブルヘテロ接合構造であるが、発光層形成部はこのよう
な構造でなくても、ホモpn接合構造などの他の構造で
あってもよく、また第1および第2の発光部で異なる構
造の発光層形成部であってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、2個の発光部がその順
方向特性が逆になるように並列に接続されているため、
交流電圧が印加されても各発光部のどちらかは常に順方
向になり、他方の発光部の逆方向電圧による負担が減
り、逆耐圧の低い発光素子用の半導体でも破壊したり、
劣化することがない。また、交流電圧が印加されること
により、交流の正負のいずれの位相でもどちらかの発光
部が常に発光する。そのため、信頼性が高く、かつ、交
流電圧駆動により輝度の高い半導体発光素子が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体発光素子の一実施形態の断面説
明図である。
【図2】本発明の半導体発光素子の他の実施形態の平面
説明図である。
【図3】従来の半導体発光素子の構造例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 n形クラッド層 4 p形クラッド層 5 発光層形成部 7 p形クラッド層 9 n形クラッド層 10 発光層形成部 16 第1の発光部 17 第2の発光部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に発光層を形成すべく
    n形層およびp形層を含む半導体層が積層される第1の
    発光部と、前記基板上にまたは前記積層される半導体層
    の上にさらに発光層を形成すべくn形層およびp形層を
    含む半導体層が積層される第2の発光部とを有し、前記
    第1の発光部のp形層および前記第2の発光部のn形層
    が電気的に接続され、かつ、前記第1の発光部のn形層
    および前記第2の発光部のp形層が電気的に接続されて
    なる半導体発光素子。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の発光部がそれぞれ
    同じ半導体材料で発光層を形成し、同じ波長の光を発光
    する請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の発光部がそれぞれ
    異なる半導体材料で発光層を形成し、異なる波長の光を
    発光する請求項1記載の半導体発光素子。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の発光部の少なくと
    も一方の発光層を形成する半導体材料がAlGaInP
    系化合物半導体である請求項1、2または3記載の半導
    体発光素子。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の発光部の電気的に
    接続されるn形層とp形層およびp形層とn形層のそれ
    ぞれに電気的に接続して設けられる電極パッドの少なく
    とも一方は、前記第1および第2の発光部に共通して設
    けられる請求項1、2、3または4記載の半導体発光素
    子。
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