JPH10255910A - Ｉｃカード用コネクタ - Google Patents
Ｉｃカード用コネクタInfo
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- JPH10255910A JPH10255910A JP9081904A JP8190497A JPH10255910A JP H10255910 A JPH10255910 A JP H10255910A JP 9081904 A JP9081904 A JP 9081904A JP 8190497 A JP8190497 A JP 8190497A JP H10255910 A JPH10255910 A JP H10255910A
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- JP
- Japan
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- card
- connector
- detection switch
- connector housing
- detecting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＩＣカードの前後を逆にした誤挿入を検出で
きるＩＣカード用コネクタを得るにある。 【解決手段】 前端縁一側にノッチｓ１ ，ｓ２ を形
成されたＩＣカードＳＣ１ ，ＳＣ２ を挿入できるカ
ード挿入口３を形成されたコネクタハウジング２と、同
ＩＣカードＳＣ１ ，ＳＣ２ の片面の面状コンタクタ
ｓ２ に接触できる複数のコンタクトピン４とを備えた
ＩＣカード用コネクタにおいて、前記カード挿入口３の
内部両側に位置されて前記ＩＣカードＳＣ１ ，ＳＣ２
の前記前端縁を検出する第１検出スイッチ８及び第２
検出スイッチ９を備え、これらの第１検出スイッチ８及
び第２検出スイッチ９の感応により前記ＩＣカードＳＣ
１ ，ＳＣ２ の前後誤挿入を検出するＩＣカード用コ
ネクタ。
きるＩＣカード用コネクタを得るにある。 【解決手段】 前端縁一側にノッチｓ１ ，ｓ２ を形
成されたＩＣカードＳＣ１ ，ＳＣ２ を挿入できるカ
ード挿入口３を形成されたコネクタハウジング２と、同
ＩＣカードＳＣ１ ，ＳＣ２ の片面の面状コンタクタ
ｓ２ に接触できる複数のコンタクトピン４とを備えた
ＩＣカード用コネクタにおいて、前記カード挿入口３の
内部両側に位置されて前記ＩＣカードＳＣ１ ，ＳＣ２
の前記前端縁を検出する第１検出スイッチ８及び第２
検出スイッチ９を備え、これらの第１検出スイッチ８及
び第２検出スイッチ９の感応により前記ＩＣカードＳＣ
１ ，ＳＣ２ の前後誤挿入を検出するＩＣカード用コ
ネクタ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＩＣカード用コネク
タに関し、特に、”スマートメディアカード”のような
小型のＩＣカードに適したＩＣカード用コネクタに関す
る。
タに関し、特に、”スマートメディアカード”のような
小型のＩＣカードに適したＩＣカード用コネクタに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近、例えばデジタルカメラの映像記録
メディアとして、”スマートメディアカード”と称呼さ
れる小型のＩＣカードが用いられるが、このＩＣカード
としては、図５（ａ），（ｂ）に示すように、用いる電
源電圧に応じた２種類の構造がある。即ち、図５の
（ａ）及び図５の（ｂ）に示した５Ｖ用カードＳＣ１
及び３．３Ｖ用カードＳＣ２ は、内部に集積回路メモ
リを内蔵され、それらの片面に配列された面状コンタク
タｓ２ を備え、これらの面状コンタクタｓ２ を介し
て外部映像機器等との間の画像データの授受を行う。
メディアとして、”スマートメディアカード”と称呼さ
れる小型のＩＣカードが用いられるが、このＩＣカード
としては、図５（ａ），（ｂ）に示すように、用いる電
源電圧に応じた２種類の構造がある。即ち、図５の
（ａ）及び図５の（ｂ）に示した５Ｖ用カードＳＣ１
及び３．３Ｖ用カードＳＣ２ は、内部に集積回路メモ
リを内蔵され、それらの片面に配列された面状コンタク
タｓ２ を備え、これらの面状コンタクタｓ２ を介し
て外部映像機器等との間の画像データの授受を行う。
【０００３】そして、これらの５Ｖ用カードＳＣ１ 及
び３．３Ｖ用カードＳＣ２ は、用いる電源電圧を区別
するため、それらの前端縁コーナ部にノッチ即ちコーナ
切欠きｓ３ ，ｓ４ を形成され、過った５Ｖ用カード
ＳＣ１ または３．３Ｖ用カードＳＣ２ が外部映像機
器等に用いられないように工夫してある。
び３．３Ｖ用カードＳＣ２ は、用いる電源電圧を区別
するため、それらの前端縁コーナ部にノッチ即ちコーナ
切欠きｓ３ ，ｓ４ を形成され、過った５Ｖ用カード
ＳＣ１ または３．３Ｖ用カードＳＣ２ が外部映像機
器等に用いられないように工夫してある。
【０００４】ところで、前述したような５Ｖ用カードＳ
Ｃ１ 及び３．３Ｖ用カードＳＣ２ のための従来のＩ
Ｃカード用コネクタは、図６に示すような構造をしてい
る。即ち、図６のＩＣカード用コネクタは、前述した
３．３Ｖ用カードＳＣ２ 用に設計されたＩＣカード用
コネクタであり、同ＩＣカード用コネクタは、上面をコ
ネクタカバー１Ａで覆われた絶縁樹脂製のコネクタハウ
ジング２Ａを備え、同コネクタハウジング２Ａには、面
状コンタクタｓ２ を下に向けた状態の３．３Ｖ用カー
ドＳＣ２ を右側より挿入できるカード挿入口３Ａが形
成される。そして、前記コネクタハウジング２Ａに対し
ては、面状コンタクタｓ２ に接触できる弾性接触部４
ａを有する複数のコンタクトピン４Ａが固定され、これ
らのコンタクトピン４Ａを介して外部素子との間のデー
タの授受が行われる。
Ｃ１ 及び３．３Ｖ用カードＳＣ２ のための従来のＩ
Ｃカード用コネクタは、図６に示すような構造をしてい
る。即ち、図６のＩＣカード用コネクタは、前述した
３．３Ｖ用カードＳＣ２ 用に設計されたＩＣカード用
コネクタであり、同ＩＣカード用コネクタは、上面をコ
ネクタカバー１Ａで覆われた絶縁樹脂製のコネクタハウ
ジング２Ａを備え、同コネクタハウジング２Ａには、面
状コンタクタｓ２ を下に向けた状態の３．３Ｖ用カー
ドＳＣ２ を右側より挿入できるカード挿入口３Ａが形
成される。そして、前記コネクタハウジング２Ａに対し
ては、面状コンタクタｓ２ に接触できる弾性接触部４
ａを有する複数のコンタクトピン４Ａが固定され、これ
らのコンタクトピン４Ａを介して外部素子との間のデー
タの授受が行われる。
【０００５】また、前記コネクタハウジング２Ａの内部
には、前記３．３Ｖ用カードＳＣ２ のコーナ切欠きｓ
４ に対応した三角形突縁５がカード挿入口３Ａ中に突
出した状態でコネクタハウジング２Ａに一体成形され、
このコネクタハウジング２Ａとは反対側のカード挿入口
３Ａの内部には、カード検出スイッチ６が組み付けら
れ、このカード検出スイッチ６により３．３Ｖ用カード
ＳＣ２ の挿入が検出される。
には、前記３．３Ｖ用カードＳＣ２ のコーナ切欠きｓ
４ に対応した三角形突縁５がカード挿入口３Ａ中に突
出した状態でコネクタハウジング２Ａに一体成形され、
このコネクタハウジング２Ａとは反対側のカード挿入口
３Ａの内部には、カード検出スイッチ６が組み付けら
れ、このカード検出スイッチ６により３．３Ｖ用カード
ＳＣ２ の挿入が検出される。
【０００６】つまり、このような構造のＩＣカード用コ
ネクタによると、過った５Ｖ用カードＳＣ１ がカード
挿入口３Ａに挿入されると、三角形突縁５の存在により
同５Ｖ用カードＳＣ１ が充分にカード挿入口３Ａに挿
入できないから、カード検出スイッチ６が感応しないの
で、使用できない５Ｖ用カードＳＣ１ であることが判
別されることになる。
ネクタによると、過った５Ｖ用カードＳＣ１ がカード
挿入口３Ａに挿入されると、三角形突縁５の存在により
同５Ｖ用カードＳＣ１ が充分にカード挿入口３Ａに挿
入できないから、カード検出スイッチ６が感応しないの
で、使用できない５Ｖ用カードＳＣ１ であることが判
別されることになる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用可
能な３．３Ｖ用カードＳＣ２ が前後を逆にしてカード
挿入口３Ａに挿入された場合、過った５Ｖ用カードＳＣ
１ の挿入の場合と同様に、カード検出スイッチ６が感
応しないから、同ＩＣカード用コネクタの構造では、ユ
ーザでは、同３．３Ｖ用カードＳＣ２ は使用できない
ものと誤解してしまうおそれがある。また、従来のこの
ような構造によると、３．３Ｖ用カードＳＣ２ に使用
するＩＣカード用コネクタの三角形突縁５及びカード検
出スイッチ６の配置と、５Ｖ用カードＳＣ１ に使用す
るＩＣカード用コネクタの三角形突縁５及びカード検出
スイッチ６の配置とが逆になるので、用いるＩＣカード
の電源電圧別に別々のＩＣカード用コネクタを製造する
必要があり、高価な金型の個別製作により、製品原価が
割高なものとなる。
能な３．３Ｖ用カードＳＣ２ が前後を逆にしてカード
挿入口３Ａに挿入された場合、過った５Ｖ用カードＳＣ
１ の挿入の場合と同様に、カード検出スイッチ６が感
応しないから、同ＩＣカード用コネクタの構造では、ユ
ーザでは、同３．３Ｖ用カードＳＣ２ は使用できない
ものと誤解してしまうおそれがある。また、従来のこの
ような構造によると、３．３Ｖ用カードＳＣ２ に使用
するＩＣカード用コネクタの三角形突縁５及びカード検
出スイッチ６の配置と、５Ｖ用カードＳＣ１ に使用す
るＩＣカード用コネクタの三角形突縁５及びカード検出
スイッチ６の配置とが逆になるので、用いるＩＣカード
の電源電圧別に別々のＩＣカード用コネクタを製造する
必要があり、高価な金型の個別製作により、製品原価が
割高なものとなる。
【０００８】本発明の第１の目的は、以上に述べたよう
な従来のＩＣカード用コネクタの問題に鑑み、ＩＣカー
ドの前後を逆にした誤挿入を検出できるＩＣカード用コ
ネクタを得るにある。本発明の第２の目的は、ＩＣカー
ドの前後を逆にした誤挿入を検出できると共に、構造を
変更することなく、異なった数種類のＩＣカードに使用
できるＩＣカード用コネクタを得るにある。
な従来のＩＣカード用コネクタの問題に鑑み、ＩＣカー
ドの前後を逆にした誤挿入を検出できるＩＣカード用コ
ネクタを得るにある。本発明の第２の目的は、ＩＣカー
ドの前後を逆にした誤挿入を検出できると共に、構造を
変更することなく、異なった数種類のＩＣカードに使用
できるＩＣカード用コネクタを得るにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記第
１の目的は、前端縁一側にノッチを形成されたＩＣカー
ドを挿入できるカード挿入口を形成されたコネクタハウ
ジングと、同ＩＣカードの片面の面状コンタクタに接触
できる複数のコンタクトピンとを備えたＩＣカード用コ
ネクタにおいて、前記カード挿入口の内部両側に位置さ
れて前記ＩＣカードの前記前端縁を検出する第１検出ス
イッチ及び第２検出スイッチを備え、これらの第１検出
スイッチ及び第２検出スイッチの感応により前記ＩＣカ
ードの前後誤挿入を検出するＩＣカード用コネクタによ
り達成される。また、前記第２の目的は、前記第１の目
的を達成するＩＣカード用コネクタであって、前記第１
検出スイッチまたは前記第２検出スイッチのいずれか一
方の感応により前記ＩＣカードの種類を判別するＩＣカ
ード用コネクタで達成される。
１の目的は、前端縁一側にノッチを形成されたＩＣカー
ドを挿入できるカード挿入口を形成されたコネクタハウ
ジングと、同ＩＣカードの片面の面状コンタクタに接触
できる複数のコンタクトピンとを備えたＩＣカード用コ
ネクタにおいて、前記カード挿入口の内部両側に位置さ
れて前記ＩＣカードの前記前端縁を検出する第１検出ス
イッチ及び第２検出スイッチを備え、これらの第１検出
スイッチ及び第２検出スイッチの感応により前記ＩＣカ
ードの前後誤挿入を検出するＩＣカード用コネクタによ
り達成される。また、前記第２の目的は、前記第１の目
的を達成するＩＣカード用コネクタであって、前記第１
検出スイッチまたは前記第２検出スイッチのいずれか一
方の感応により前記ＩＣカードの種類を判別するＩＣカ
ード用コネクタで達成される。
【００１０】後述する本発明の好ましい実施例の説明に
おいては、前記第１検出スイッチ及び前記第２検出スイ
ッチは、前記コネクタハウジングに固定される固定側接
点部材と、同固定側接点部材に臨んで前記コネクタハウ
ジングに支持されかつ前記ＩＣカードの前端縁に従動さ
れる可動側接点部材とをそれぞれ備える構造が説明され
る。
おいては、前記第１検出スイッチ及び前記第２検出スイ
ッチは、前記コネクタハウジングに固定される固定側接
点部材と、同固定側接点部材に臨んで前記コネクタハウ
ジングに支持されかつ前記ＩＣカードの前端縁に従動さ
れる可動側接点部材とをそれぞれ備える構造が説明され
る。
【００１１】
【実施例】以下、図１から図４について本発明の実施例
の詳細を説明する。図示するＩＣカード用コネクタは５
Ｖ用カードＳＣ１ 及び３．３Ｖ用カードＳＣ２ の両
用に用いる構造であり、仮想線で示すプリント配線基板
７に搭載される同ＩＣカード用コネクタにおいては、従
来の説明において述べた三角形突縁５は設けられない。
の詳細を説明する。図示するＩＣカード用コネクタは５
Ｖ用カードＳＣ１ 及び３．３Ｖ用カードＳＣ２ の両
用に用いる構造であり、仮想線で示すプリント配線基板
７に搭載される同ＩＣカード用コネクタにおいては、従
来の説明において述べた三角形突縁５は設けられない。
【００１２】即ち、このＩＣカード用コネクタは、上面
をコネクタカバー１で覆われた絶縁樹脂製のコネクタハ
ウジング２を備え、同コネクタハウジング２には、面状
コンタクタｓ２ を下に向けた状態の５Ｖ用カードＳＣ
１ または３．３Ｖ用カードＳＣ２ が右側より挿入で
きるカード挿入口３が形成される点では従来と同様であ
る。そして、前記コネクタハウジング２に対しては、面
状コンタクタｓ２ に接触できる弾性接触部４ａを有す
る複数のコンタクトピン４が固定されるが、コネクタハ
ウジング２の左端部より圧入される各コンタクトピン４
の弾性接触部４ａは、コンタクトピン４の整列方向にチ
ドリ状に配列されて面状コンタクタｓ２の対応接触面部
に接触されることになる。
をコネクタカバー１で覆われた絶縁樹脂製のコネクタハ
ウジング２を備え、同コネクタハウジング２には、面状
コンタクタｓ２ を下に向けた状態の５Ｖ用カードＳＣ
１ または３．３Ｖ用カードＳＣ２ が右側より挿入で
きるカード挿入口３が形成される点では従来と同様であ
る。そして、前記コネクタハウジング２に対しては、面
状コンタクタｓ２ に接触できる弾性接触部４ａを有す
る複数のコンタクトピン４が固定されるが、コネクタハ
ウジング２の左端部より圧入される各コンタクトピン４
の弾性接触部４ａは、コンタクトピン４の整列方向にチ
ドリ状に配列されて面状コンタクタｓ２の対応接触面部
に接触されることになる。
【００１３】前述したコネクタハウジング２の左端部両
側には、５Ｖ用カードＳＣ１ または３．３Ｖ用カード
ＳＣ２ の前端縁に感応できる一対の第１検出スイッチ
８及び第２検出スイッチ９が前記カード挿入口３の内部
に臨んで固定される。つまり、図３及び図４に拡大して
示すように、第１検出スイッチ８及び第２検出スイッチ
９は、基部を前記コネクタハウジング２にそれぞれ固定
された弾性のある固定側接点部材８ａ，９ａ及び可動側
接点部材８ｂ，９ｂを備え、前記カード挿入口３の内部
に突出された同可動側接点部材８ｂ，９ｂの円弧状接触
部８ｃ，９ｃはカード挿入口３の内部に挿入される５Ｖ
用カードＳＣ１ または３．３Ｖ用カードＳＣ２ の前
端縁に接触できる。したがって、５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ がカード挿入口３の内
部に充分に挿入されると、それらの前端縁により可動側
接点部材８ｂ，９ｂが弾性変形され、仮想線示のように
固定側接点部材８ａ，９ａと可動側接点部材８ｂ，９ｂ
とがメークするから、これらの挿入が検知されることに
なる。
側には、５Ｖ用カードＳＣ１ または３．３Ｖ用カード
ＳＣ２ の前端縁に感応できる一対の第１検出スイッチ
８及び第２検出スイッチ９が前記カード挿入口３の内部
に臨んで固定される。つまり、図３及び図４に拡大して
示すように、第１検出スイッチ８及び第２検出スイッチ
９は、基部を前記コネクタハウジング２にそれぞれ固定
された弾性のある固定側接点部材８ａ，９ａ及び可動側
接点部材８ｂ，９ｂを備え、前記カード挿入口３の内部
に突出された同可動側接点部材８ｂ，９ｂの円弧状接触
部８ｃ，９ｃはカード挿入口３の内部に挿入される５Ｖ
用カードＳＣ１ または３．３Ｖ用カードＳＣ２ の前
端縁に接触できる。したがって、５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ がカード挿入口３の内
部に充分に挿入されると、それらの前端縁により可動側
接点部材８ｂ，９ｂが弾性変形され、仮想線示のように
固定側接点部材８ａ，９ａと可動側接点部材８ｂ，９ｂ
とがメークするから、これらの挿入が検知されることに
なる。
【００１４】なお、図１及び図２の符号”１０”はライ
トプロテクトスイッチである。
トプロテクトスイッチである。
【００１５】図示実施例によるＩＣカード用コネクタ
は、以上のような構造であるから、５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ の前後を逆にした誤
挿入、５Ｖ用カードＳＣ１ 及び３．３Ｖ用カードＳＣ
２ の種類が第１検出スイッチ８と第２検出スイッチ９
の信号により判別される。まず、５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ が前後を過った状態で
カード挿入口３に挿入された場合、これらの後端縁には
ノッチ即ちコーナ切欠きｓ３ ，ｓ４ が存在しないか
ら、同後端縁に第１検出スイッチ８及び第２検出スイッ
チ９が感応するため、前後を過った挿入であることを判
別できる。
は、以上のような構造であるから、５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ の前後を逆にした誤
挿入、５Ｖ用カードＳＣ１ 及び３．３Ｖ用カードＳＣ
２ の種類が第１検出スイッチ８と第２検出スイッチ９
の信号により判別される。まず、５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ が前後を過った状態で
カード挿入口３に挿入された場合、これらの後端縁には
ノッチ即ちコーナ切欠きｓ３ ，ｓ４ が存在しないか
ら、同後端縁に第１検出スイッチ８及び第２検出スイッ
チ９が感応するため、前後を過った挿入であることを判
別できる。
【００１６】また、５Ｖ用カードＳＣ１ または３．３
Ｖ用カードＳＣ２ が正しくカード挿入口３に挿入され
ると、３．３Ｖ用カードＳＣ２ の挿入の場合は、コー
ナ切欠きｓ４ の存在により第２検出スイッチ９が感応
し、また、５Ｖ用カードＳＣ１ の挿入の場合は、コー
ナ切欠きｓ３ の存在により第１検出スイッチ８が感応
するので、これらの第２検出スイッチ９及び第１検出ス
イッチ８の信号により、ＩＣカード用コネクタが用いら
れている映像機器等に対応した正しい３．３Ｖ用カード
ＳＣ２ であるか、５Ｖ用カードＳＣ１ であるかを容
易に判別できる。
Ｖ用カードＳＣ２ が正しくカード挿入口３に挿入され
ると、３．３Ｖ用カードＳＣ２ の挿入の場合は、コー
ナ切欠きｓ４ の存在により第２検出スイッチ９が感応
し、また、５Ｖ用カードＳＣ１ の挿入の場合は、コー
ナ切欠きｓ３ の存在により第１検出スイッチ８が感応
するので、これらの第２検出スイッチ９及び第１検出ス
イッチ８の信号により、ＩＣカード用コネクタが用いら
れている映像機器等に対応した正しい３．３Ｖ用カード
ＳＣ２ であるか、５Ｖ用カードＳＣ１ であるかを容
易に判別できる。
【００１７】図示実施例のＩＣカード用コネクタは、こ
のように、ひとつの構造により、前後方向を誤った挿入
であるか、使用電圧の一致した５Ｖ用カードＳＣ１ ま
たは３．３Ｖ用カードＳＣ２ であるかを自動的に判別
できるから、５Ｖ用カードＳＣ１ または３．３Ｖ用カ
ードＳＣ２ ごとに使用を変更する必要がなくなる。こ
のため、同一構造で種類の異なった５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ に対応した量産性に
富むＩＣカード用コネクタを得ることができる。
のように、ひとつの構造により、前後方向を誤った挿入
であるか、使用電圧の一致した５Ｖ用カードＳＣ１ ま
たは３．３Ｖ用カードＳＣ２ であるかを自動的に判別
できるから、５Ｖ用カードＳＣ１ または３．３Ｖ用カ
ードＳＣ２ ごとに使用を変更する必要がなくなる。こ
のため、同一構造で種類の異なった５Ｖ用カードＳＣ１
または３．３Ｖ用カードＳＣ２ に対応した量産性に
富むＩＣカード用コネクタを得ることができる。
【００１８】そして、図示実施例における第１検出スイ
ッチ８及び第２検出スイッチ９は、製造原価の割安な固
定側接点部材８ａ，９ａ及び可動側接点部材８ｂ，９ｂ
で構成してあるので、ＩＣカード用コネクタに２個の第
１検出スイッチ８及び第２検出スイッチ９を付設して
も、同付設により製造原価が著しく割高なものとなるこ
とはない。
ッチ８及び第２検出スイッチ９は、製造原価の割安な固
定側接点部材８ａ，９ａ及び可動側接点部材８ｂ，９ｂ
で構成してあるので、ＩＣカード用コネクタに２個の第
１検出スイッチ８及び第２検出スイッチ９を付設して
も、同付設により製造原価が著しく割高なものとなるこ
とはない。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１記載の発明によると、前後を過ってＩＣカードがカー
ド挿入口に挿入された場合に、的確にユーザに誤挿入を
告知できる。また、請求項２記載の発明によれば、第１
検出スイッチまたは第２検出スイッチの感応により使用
可能なＩＣカードであるか否かを的確に判別できるの
で、ＩＣカードの種別ごとにＩＣカード用コネクタを製
作する必要がなくなり、量産効果により製造原価を割安
なものとすることができる。そして、請求項３記載の発
明によれば、第１検出スイッチ及び第２検出スイッチを
製造原価の安い固定側接点部材及び可動側接点部材で構
成するから、マイクロスイッチ等を使用する場合に比較
して、製造原価が安くなる効果がある。
１記載の発明によると、前後を過ってＩＣカードがカー
ド挿入口に挿入された場合に、的確にユーザに誤挿入を
告知できる。また、請求項２記載の発明によれば、第１
検出スイッチまたは第２検出スイッチの感応により使用
可能なＩＣカードであるか否かを的確に判別できるの
で、ＩＣカードの種別ごとにＩＣカード用コネクタを製
作する必要がなくなり、量産効果により製造原価を割安
なものとすることができる。そして、請求項３記載の発
明によれば、第１検出スイッチ及び第２検出スイッチを
製造原価の安い固定側接点部材及び可動側接点部材で構
成するから、マイクロスイッチ等を使用する場合に比較
して、製造原価が安くなる効果がある。
【図１】一部を切欠いて示す本発明のＩＣカード用コネ
クタの平面図である。
クタの平面図である。
【図２】図１の２−２線に沿う同ＩＣカード用コネクタ
の断面図である。
の断面図である。
【図３】同ＩＣカード用コネクタの第１検出スイッチを
示す図１の要部拡大平面図である。
示す図１の要部拡大平面図である。
【図４】同ＩＣカード用コネクタの第２検出スイッチを
示す図１の要部拡大平面図である。
示す図１の要部拡大平面図である。
【図５】（ａ），（ｂ）は５Ｖ用カード及び３．３Ｖ用
カードの底面図である。
カードの底面図である。
【図６】従来のＩＣカード用コネクタの一部切欠き平面
図である。
図である。
ＳＣ１ ５Ｖ用カード ＳＣ２ ３．３Ｖ用カード ｓ２ 面状コンタクタ ｓ３ ，ｓ４ コーナ切欠き １ コネクタカバー ２ コネクタハウジング ３ カード挿入口 ４ コンタクトピン ４ａ 弾性接触部 ８ 第１検出スイッチ ９ 第２検出スイッチ ８ａ，９ａ 固定側接点部材 ８ｂ，９ｂ 可動側接点部材
Claims (3)
- 【請求項１】 前端縁一側にノッチを形成されたＩＣカ
ードを挿入できるカード挿入口を形成されたコネクタハ
ウジングと、同ＩＣカードの片面の面状コンタクタに接
触できる複数のコンタクトピンとを備えたＩＣカード用
コネクタにおいて、前記カード挿入口の内部両側に位置
されて前記ＩＣカードの前記前端縁を検出する第１検出
スイッチ及び第２検出スイッチを備え、これらの第１検
出スイッチ及び第２検出スイッチの感応により前記ＩＣ
カードの前後誤挿入を検出することを特徴とするＩＣカ
ード用コネクタ。 - 【請求項２】 前記第１検出スイッチまたは前記第２検
出スイッチのいずれか一方の感応により前記ＩＣカード
の種類を判別することを特徴とする請求項１記載のＩＣ
カード用コネクタ。 - 【請求項３】 前記第１検出スイッチ及び前記第２検出
スイッチは、前記コネクタハウジングに固定される固定
側接点部材と、同固定側接点部材に臨んで前記コネクタ
ハウジングに支持されかつ前記ＩＣカードの前端縁に従
動される可動側接点部材とをそれぞれ備えることを特徴
とする請求項１または請求項２記載のＩＣカード用コネ
クタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9081904A JPH10255910A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | Ｉｃカード用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9081904A JPH10255910A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | Ｉｃカード用コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255910A true JPH10255910A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13759441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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- 1997-03-14 JP JP9081904A patent/JPH10255910A/ja active Pending
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