JPH10255207A - 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置

Info

Publication number
JPH10255207A
JPH10255207A JP5322897A JP5322897A JPH10255207A JP H10255207 A JPH10255207 A JP H10255207A JP 5322897 A JP5322897 A JP 5322897A JP 5322897 A JP5322897 A JP 5322897A JP H10255207 A JPH10255207 A JP H10255207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
pattern
magneto
magnetic head
optical recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5322897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Ishii
和慶 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5322897A priority Critical patent/JPH10255207A/ja
Publication of JPH10255207A publication Critical patent/JPH10255207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光磁気記録装置の記録用磁気ヘッドにおい
て、コイルパターンが形成されない部分の強度を高め、
組立時に屈曲しないようにすることにより、コイルとコ
アの位置決めが正確になされてコアの磁極がコイルの孔
に容易に挿入できるようにして、かつ、電圧印加端子に
ドライバとの接続線を正常に接続できるようにする。ま
た、基材を薄肉化してコイルの占積率を高めコイルの厚
みを増やすことを可能にして高周波記録に対応する。 【解決手段】 コイルパターンの周囲に、存在範囲や形
状について特定の条件を満たす導電性材料の膜から成る
補強用パターンを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体に
情報信号を記録するための光磁気記録用磁気ヘッド、お
よび光磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光磁気ディスク等の光磁気記
録媒体に、高密度で情報信号を記録する光磁気記録装置
には、磁界変調方式を用いたものが知られている。この
方式の装置は、光ヘッド、磁気ヘッド、および光磁気記
録媒体の駆動手段を備え、光磁気記録媒体を駆動すると
同時に、光ヘッドにより光磁気記録媒体の磁気記録層に
レーザ光を微小な光スポットに収束して照射するととも
に、磁気ヘッドにより光磁気記録媒体のレーザ光の照射
部位に、情報信号によって変調された磁界を垂直方向に
印加し、これにより光磁気記録媒体に情報信号の記録を
行うのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本願発明者
は、このような光磁気記録装置に使用される新規な構成
の磁気ヘッドを提案している。
【0004】図6には、このような磁気ヘッドの側断面
図を、図7には、コイルの構成を示す。図7において、
(a)は上面方向から見た図、(b)は側断面図、
(c)は下面方向から見た図である。
【0005】コア40は、角板状であり、フェライト等
の磁性材料から成る。コア40の中央部には、突出した
四角柱状の磁極40aが光磁気記録媒体に略垂直に対向
するように形成される。
【0006】コイル41は、非導電性材料、例えば、ポ
リイミド等の樹脂から成る薄板である基材43と、銅等
の導電性材料の膜から成りコア40と対向する基材43
の面上に形成された第1のコイルパターン44aと、銅
等の導電性材料の膜から成り光磁気記録媒体と対向する
基材43の面上に形成された第2のコイルパターン44
bと、第1のコイルパターン44a、第2のコイルパタ
ーン44bを覆うように形成され樹脂材料等の非導電性
樹脂材料から成る保護コート45a,45bとから構成
される。また、コイル41の中央部に四角形の孔46が
形成される。コイル41は、光磁気記録媒体に対して略
平行となるようにコア40に取り付けられ、孔46の内
部にはコア40の磁極40aが配設される。
【0007】第1のコイルパターン44aと、第2のコ
イルパターン44bは、孔46の周囲にスパイラル状に
形成され、第1のコイルパターン44aの内周部と、第
2のコイルパターン44bの内周部とは、孔46の近傍
に形成された接続部47を介して直列に接続される。
【0008】また、コア40と対向する基材43の面上
には、第1の端子49aと第2の端子49bとが形成さ
れ、第1のコイルパターン44aの外周部は、第1の端
子49aに接続され、第2のコイルパターン44bの外
周部は、接続部48を介して第2の端子49bに接続さ
れる。
【0009】コア40およびコイル41は、耐摩耗性の
樹脂材料またはセラミック材料から成るスライダー42
に搭載される。スライダー42は、図示しない支持手段
によって底面42aを光磁気記録媒体と対向させて保持
され、光磁気記録媒体上を滑走する。
【0010】コイル41の第1の端子49a、および第
2の端子49bには、接続線50が接続され、接続線5
0を介して磁気ヘッド駆動回路(図示せず)より第1の
コイルパターン44a、および第2のコイルパターン4
4bに直列に電流が供給されることにより、磁極40a
の端面から磁界が発生し、光磁気記録媒体に垂直にこの
磁界が印加される。
【0011】ここで、上記のような磁気ヘッドにおい
て、より効率的に磁界を発生するためには、コイルパタ
ーンの占積率(コイルパターンの断面積のコイルの断面
積に対する割合)を高める必要があり、そのためには、
基材43の厚さTsは小さい方が望ましい。このため、
基材43の厚さTsを少なくとも70μm以下、望まし
くは35μm以下とするべきである。
【0012】一例として、コイルを構成する基材43
を、厚さTsが12μmのポリイミドのフィルムとし、
また、第1のコイルパターン44a、および第2のコイ
ルパターン44bは、厚さHが50μmの銅の膜または
箔とし、また、保護コートの厚さを10μmとすると、
第1のコイルパターン44a、および第2のコイルパタ
ーン44bの形成部分において、コイル41の厚さTc
は132μm(12μm+2×(50μm+10μ
m))となる。一方、第1のコイルパターン44a、お
よび第2のコイルパターン44bの形成されない部分に
おいてはコイル41の厚さTc′は32μm(12μm
+2×10μm)となる。
【0013】ところで、このように一部分であってもコ
イルの厚さが70μm以下であると、その剛性が不十分
であるため、磁気ヘッドの製造時に次のような問題が生
じる。即ち、コイル41をコア40と共にスライダー4
2に搭載し、固定する作業を行う場合に、特に第1のコ
イルパターン44a、および第2のコイルパターン44
bが形成されていない部分において、作用する力に抗し
きれずに、図6において、破線で示したように屈曲する
などの変形を生じる。その結果、コイル41とコア40
の位置決めが正常になされず、コア40の磁極40aを
コイル41の孔46に挿入することが困難となったり、
また、第1の端子49a、および第2の端子49bに接
続線50を正常に接続できないなどの問題を生じるので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による光磁気記録
用磁気ヘッドは、非導電性材料から成る基材と、前記基
材上にスパイラル状に形成され導電性材料の膜から成る
コイルパターンとによって構成されたコイルを備え、前
記基材上の前記コイルパターンの周囲には、導電性材料
の膜から成る補強用パターンが形成され、前記補強用パ
ターンは、少なくとも前記コイルパターンから一定の距
離の範囲内においては、コイルパターンに平行な方向に
は不連続に形成されていることを特徴とする。
【0015】また、本発明による光磁気記録用磁気ヘッ
ドは、非導電性材料から成る基材と、前記基材上にスパ
イラル状に形成され導電性材料の膜から成るコイルパタ
ーンとによって構成されたコイルを備え、前記基材上の
前記コイルパターンの周囲に、導電性材料の膜から成る
補強用パターンが形成され、前記補強用パターンが、少
なくとも前記コイルパターンから一定の距離の範囲内に
形成されないことを特徴とする。
【0016】さらに、本発明による光磁気記録用磁気ヘ
ッドは、前記一定の距離は、前記コイルパターンの最小
外径の10%以上であることを特徴とする。
【0017】ここで、前記一定の距離の範囲内におい
て、前記補強用パターンを、例えば、縞状パターンによ
り構成することができる。特に前記縞状パターンを放射
状に形成すれば効果的である。
【0018】また、前記一定の距離の範囲内において、
前記補強用パターンを、例えば、多数のドットパターン
により構成することもできる。
【0019】さらに、本発明による光磁気記録用磁気ヘ
ッドは、前記基材が樹脂材料から成り、厚さが70μm
以下であることを特徴とする。
【0020】また、前記コイルの前記補強用パターンの
形成部分における厚さは、70μm以上であることを特
徴とする。
【0021】また、前記補強用パターンは、前記基材の
両面に形成されたことを特徴とする。
【0022】さらに、本発明による光磁気記録用磁気ヘ
ッドは、前記コイルが光磁気記録媒体上を滑走するスラ
イダー上に搭載されたことを特徴とする。
【0023】また、本発明による光磁気記録装置は、光
磁気記録媒体に対して垂直方向に磁界を印加する磁気ヘ
ッド、および前記光磁気記録媒体の前記磁界の印加部位
に光ビームを照射する光ヘッドを備え、前記磁気ヘッド
は、上記の特徴を備えた光磁気記録用磁気ヘッドである
ことを特徴とする。
【0024】以上の特徴を備えたことにより、本発明に
よる光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置
は、従来の問題点を良好に解決し得るのである。
【0025】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕図1に本発明による光磁気記録装置
の概略構成を示す。ここで、1は情報信号が記録される
光磁気記録媒体としてのディスクであり、透明な材料か
ら成る基板10、および基板10上に形成され、磁性材
料から成る磁気記録層11により構成される。ディスク
1は、スピンドルモータ2によって回転駆動される。デ
ィスク1の上面側には、磁気ヘッド3が、また、下面側
には、磁気ヘッド3と対向して光ヘッド4が配置され
る。
【0026】磁気ヘッド3は、磁極20aが形成され磁
性材料から成るコア20と、コイル21と、コア20と
コイル21を搭載し非磁性材料から成るスライダー22
とによって構成される。コイル21には磁気ヘッド駆動
回路7が接続される。
【0027】光ヘッド4は、レーザ光源5、光センサ
6、およびレーザ光をディスク1の磁気記録層11に収
束して照射するための光学系(図示せず)により構成さ
れる。レーザ光源5にはレーザ駆動回路9が、また、光
センサ6には再生回路8が接続される。
【0028】ディスク1に情報信号を記録する場合に
は、スピンドルモータ2によりディスク1を回転させる
とともに、レーザ駆動回路9からの電流供給によってレ
ーザ光源5がレーザ光を発生する。レーザ光は、光学系
によって磁気記録層11に微小な光スポットに収束して
照射される。
【0029】一方、磁気ヘッド3のスライダー22は、
ディスク1上を滑走し、この状態で磁気ヘッド駆動回路
7からコイル21に対して記録されるべき情報信号によ
って変調された電流が供給される。これにより磁気ヘッ
ド3の磁極20aから情報信号で変調された磁界が発生
し、磁気記録層11のレーザ光の照射部位にこの磁界が
垂直方向に印加される。
【0030】その結果、磁気記録層11には、印加され
る磁界の方向の変化に対応して磁化の方向が変化する磁
化領域が形成され、これにより情報信号が記録される。
【0031】また、このようにして記録された情報信号
を再生する場合には、ディスク1を回転させながら、光
ヘッド6により記録時よりも低パワーのレーザ光を磁気
記録層11に照射させる。レーザ光の磁気記録層11か
らの反射光の偏光面は、磁化領域の磁化の方向に対応し
て回転する。これを光センサ6によって検出し、その検
出信号を基に再生回路8で情報信号を再生する。
【0032】なお、記録時も再生時も光センサ6で検出
され再生回路8で処理された信号をもとにトラッキング
サーボやフォーカスサーボが行われる。
【0033】次に、図2に本発明による光磁気記録用磁
気ヘッドの第1の実施形態である磁気ヘッド3の側断面
図を、図3にコイル21の構成を示す。図3において、
(a)は上面方向から見た図、(b)は側断面図、
(c)は下面方向から見た図である。
【0034】コア20は、角板状であり、フェライト等
の磁性材料から成る。コア20の中央部には、突出した
四角柱状の磁極20aがディスク1に略垂直に対向する
ように形成される。磁極20aの端面は、各辺が100
〜200μmの四角形である。
【0035】コイル21は、非導電性材料、例えば、ポ
リイミド等の樹脂材料から成る薄板である基材23と、
コア20と対向する基材23の面上に形成され銅等の導
電性材料の膜から成る第1のコイルパターン24aと、
ディスク1と対向する基材23の面上に形成され銅等の
導電性材料の膜から成る第2のコイルパターン24b
と、第1のコイルパターン24aの周囲に形成され銅等
の導電性材料の膜から成る第1の補強用パターン25a
と、第2のコイルパターン24bの周囲に形成され銅等
の導電性材料の膜から成る第2の補強用パターン25b
と、第1のコイルパターン24a、第2のコイルパター
ン24b、第1の補強用パターン25a、第2の補強用
パターン25bを覆うように形成され樹脂材料等の非導
電性材料から成る保護コート26a,26bとから構成
される。また、コイル21の中央部には四角形の孔27
が形成される。コイル21は、ディスク1に対して略平
行となるようにコア20に取り付けられ、孔27の内部
にはコア20の磁極20aが配設される。
【0036】第1のコイルパターン24aと、第2のコ
イルパターン24bは、孔27の周囲にスパイラル状に
形成され、第1のコイルパターン24aの内周部と、第
2のコイルパターン24bの内周部とは、孔27の近傍
に形成された接続部28を介して直列に接続される。
【0037】また、コア20と対向する基材23の面上
には第1の端子30aと第2の端子30bとが形成さ
れ、第1のコイルパターン24aの外周部は、第1の端
子30aに接続され、第2のコイルパターン24bの外
周部は、接続部29を介して第2の端子30bに接続さ
れる。
【0038】コア20およびコイル21は、耐摩耗性の
樹脂材料またはセラミック材料から成るスライダー22
に搭載される。スライダー22は、図示しない支持手段
によって底面22aをディスク1と対向させて保持さ
れ、ディスク1上を滑走する。図示の例においては、ス
ライダー22の底面22aにコア20の磁極20aの端
面が露出するようにコア20が取り付けられているが、
磁極20aの端面が底面22aに露出しないように、ス
ライダー22の内部に磁極20aを埋設してもよい。ま
た、磁極20aの端面をスライダーの底面22aと同一
の高さとするか、または図示のようにスライダーの底面
22aよりもやや高い位置(ディスク1からより隔たる
位置)とする。
【0039】コイル21の第1の端子30a、および第
2の端子30bには、接続線31が接続され、接続線3
1を介して磁気ヘッド駆動回路7より第1のコイルパタ
ーン24a、および第2のコイルパターン24bに電流
が供給されることにより、磁極20aの端面から磁界が
発生し、ディスク1の磁気記録層11にその磁界が垂直
に印加される。
【0040】また、第1の補強用パターン25a、およ
び第2の補強用パターン25bは、基材23上の第1の
コイルパターン24a、および第2のコイルパターン2
4bの周囲に、基材23の略全面にわたって形成され
る。特に第1のコイルパターン24aと、第2のコイル
パターン24bの最外周部より半径方向に距離Sの範囲
内においては、第1の補強用パターン25a、および第
2の補強用パターン25bは、放射状に形成された縞状
パターンによって構成されている。従って、補強用パタ
ーン25a、および補強用パターン25bは、第1のコ
イルパターン24a、および第2のコイルパターン24
bに平行な方向(コイルパターンに沿う方向)には不連
続である。
【0041】ここで、コイル21を構成する基材は、厚
さTsが12μmのポリイミドのフィルムとし、また、
第1のコイルパターン24a、第2のコイルパターン2
4b、および第1の補強用パターン25a、第2の補強
用パターン25bは、すべて厚さHが50μmの銅の膜
または箔とし、また、保護コート26a,26bの厚さ
を10μmとすると、第1のコイルパターン24a、第
2のコイルパターン24b、および第1の補強用パター
ン25a、第2の補強用パターン25bの形成部分にお
いて、コイル21の厚さTcは132μm(12μm+
2×(50μm+10μm))となる。即ち、コイル2
1の厚さは全体にわたって略均一で、70μm以上とす
ることができる。
【0042】従って、本実施形態においては、コイル2
1の剛性が十分であり、磁気ヘッドの製造時に、コイル
21をコア20と共にスライダー22に搭載し、固定す
る作業を行う場合に、コイル21が屈曲するなどの変形
を生じることは無い。
【0043】なお、本実施形態のように、コイルを構成
する基材は、コイルパターンの占積率を高めるために
は、少なくとも厚さTsを70μm以下、望ましくは3
5μm以下とするべきである。また、補強用パターン
は、コイルの厚さTcが70μm以上となるような厚さ
に形成するのが望ましい。
【0044】本実施形態においては、厚さTsが12μ
mであるので、厚さTsが70μm以下とする条件が満
たされ、厚さTcが132μmであるので、厚さTcを
70μm以上とする条件は満たされている。
【0045】また、もし補強用パターンを、コイルパタ
ーンの近傍において、コイルパターンに平行な方向(コ
イルパターンに沿う方向)に連続的に形成したとする
と、コイルパターンに電流を供給し、磁気ヘッドにより
変調された磁界を発生する場合に、補強用パターンにコ
イルパターンの電流とは逆方向の閉環状の電流が誘起さ
れ、その結果、コイルパターンによる磁場が補強用パタ
ーンによる磁場により相殺され、正常な情報信号の記録
ができなくなる。
【0046】従って、本実施形態のように、補強用パタ
ーンを、少なくともコイルパターンから半径方向に一定
の距離Sの範囲内において、コイルパターンに平行な方
向(コイルパターンに沿う方向)には不連続に形成すれ
ば、補強用パターンにコイルパターンの電流とは逆方向
の閉環状の電流が誘起されるのを防止する効果が得られ
る。さらに、十分な効果を得るためには、この一定の距
離Sは、コイルパターンの外径D(コイルパターンが円
形ではない場合には最小の外径)の10%以上とするの
が望ましい。
【0047】〔第2の実施形態〕次に、本発明による光
磁気記録用磁気ヘッドの第2の実施形態について説明す
る。なお、本実施形態において、光磁気記録装置、およ
び磁気ヘッドの概略構成は、前記第1の実施形態と同様
であるので詳細な説明は省略する。
【0048】図4には、本実施形態におけるコイルの構
成を示す。ここで、(a)は上面方向から見た図、
(b)は側断面図、(c)は下面方向から見た図であ
る。
【0049】本実施形態において、コイルを構成する基
材23、第1のコイルパターン24a、第2のコイルパ
ターン24b、保護コート26a,26bは、前記第1
の実施形態と同様である。
【0050】さらに、基材23上の第1のコイルパター
ン24a、および第2のコイルパターン24bの周囲に
は、銅等の導電性材料の膜または箔から成る第1の補強
用パターン32a、および第2の補強用パターン32b
が形成される。第1の補強用パターン32a、および第
2の補強用パターン32bは、基材23の略全面にわた
って形成されたドットパターンによって構成される。従
って、第1の補強用パターン32a、および第2の補強
用パターン32bは、コイルパターンに平行な方向(コ
イルパターンに沿う方向)には不連続である。
【0051】ここで、コイル21を構成する基材は、厚
さTsが12μmのポリイミドのフィルムとし、また、
第1のコイルパターン24a、第2のコイルパターン2
4b、および第1の補強用パターン32a、第2の補強
用パターン32bは、すべて厚さHが50μmの銅の膜
とし、また、保護コートの厚さを10μmとすると、第
1のコイルパターン24a、第2のコイルパターン24
b、および第1の補強用パターン32a、第2の補強用
パターン32bの形成部分において、コイル21の厚さ
Tcは132μm(12μm+2×(50μm+10μ
m))となる。従って、コイル21の厚さTcは、全体
にわたって略均一で、70μm以上とすることができ
る。
【0052】従って、本実施形態においても、コイル2
1の剛性が十分であり、磁気ヘッドの製造時に、コイル
21をコア20と共にスライダー22に搭載し、固定す
る作業を行う場合に、コイル21が屈曲するなどの変形
を生じることは無い。
【0053】なお、本実施形態のように、コイルを構成
する基材は、コイルパターンの占積率を高めるために
は、少なくとも厚さTsを70μm以下、望ましくは、
35μm以下とするべきである。また、補強用パターン
は、コイルの厚さTcが70μm以上となるような厚さ
に形成するのが望ましい。
【0054】本実施形態においては、厚さTsが12μ
mであるので、厚さTsが70μm以下とする条件が満
たされ、厚さTcが132μmであるので、厚さTcを
70μm以上とする条件は満たされている。
【0055】また、本実施形態においては、補強用パタ
ーンは、コイルの全面にわたって形成されたドットパタ
ーンで構成することによって、コイルパターンに平行な
方向(コイルパターンに沿う方向)には不連続に形成さ
れているので、補強用パターンにコイルパターンの電流
とは逆方向の閉環状の電流が誘起されるのを防止する効
果が得られる。
【0056】また、補強用パターンは、少なくともコイ
ルパターンから半径方向に一定の距離Sの範囲内におい
てコイルパターンに平行な方向(コイルパターンに沿う
方向)には不連続に形成されていれば、補強用パターン
にコイルパターンの電流とは逆方向の閉環状の電流が誘
起されるのを防止する効果が得られる。さらに、十分な
効果を得るためには、この一定の距離Sは、コイルパタ
ーンの外径D(コイルパターンが円形ではない場合には
最小の外径)の10%以上とするのが望ましい。
【0057】〔第3の実施形態〕次に、本発明による光
磁気記録用磁気ヘッドの第3の実施形態について説明す
る。なお、本実施形態において、光磁気記録装置、およ
び磁気ヘッドの概略構成は、前記第1の実施形態と同様
であるので詳細な説明は省略する。
【0058】図5には、本実施形態におけるコイルの構
成を示す。ここで、(a)は上面方向から見た図、
(b)は側断面図、(c)は下面方向から見た図であ
る。
【0059】本実施形態において、コイルを構成する基
材23、第1のコイルパターン24a、第2のコイルパ
ターン24b、保護コート26a,26bは、前記第1
の実施形態と同様である。
【0060】さらに、第1のコイルパターン24a、お
よび第2のコイルパターン24bの周囲には、基材23
の略全面にわたって銅等の導電性材料の膜から成る第1
の補強用パターン33a、および第2の補強用パターン
33bが形成される。ただし基材23上の第1のコイル
パターン24a、および第2のコイルパターン24bの
最外周部より半径方向に距離Sの範囲内においては、第
1の補強用パターン33a、および第2の補強用パター
ン33bは形成されない。
【0061】ここで、コイル21を構成する基材23
は、厚さTsが12μmのポリイミドのフィルムとし、
また、第1のコイルパターン24a、第2のコイルパタ
ーン24b、および第1の補強用パターン33a、第2
の補強用パターン33bは、すべて厚さHが50μmの
銅の膜とし、また、保護コート26a,26bの厚さを
10μmとすると、第1のコイルパターン24a、第2
のコイルパターン24b、および第1の補強用パターン
33a、第2の補強用パターン33bの形成部分におい
て、コイル21の厚さTcは132μm(12μm+2
×(50μm+10μm))となる。従って、コイル2
1の厚さは、全体にわたって略均一で、70μm以上と
することができる。
【0062】従って、本実施形態においても、コイル2
1の剛性が十分であり、磁気ヘッドの製造時に、コイル
21をコア20と共にスライダー22に搭載し、固定す
る作業を行う場合に、コイル21が屈曲するなどの変形
を生じることは無い。
【0063】なお、本実施形態のように、コイルを構成
する基材は、コイルパターンの占積率を高めるために
は、少なくとも厚さTsを70μm以下、望ましくは、
35μm以下とするべきである。また、補強用パターン
は、コイルの厚さTcが70μm以上となるような厚さ
に形成するのが望ましい。
【0064】本実施形態においては、厚さTsが12μ
mであるので、厚さTsが70μm以下とする条件が満
たされ、厚さTcが132μmであるので、厚さTcを
70μm以上とする条件は満たされている。
【0065】また、本実施形態においては、補強用パタ
ーンは、少なくともコイルパターンから半径方向に一定
の距離Sの範囲内においては、形成されていないので、
補強用パターンにコイルパターンの電流とは逆方向の閉
環状の電流が誘起されるのを防止する効果が得られる。
さらに、十分な効果を得るためには、この一定の距離S
は、コイルパターンの外径D(コイルパターンが円形で
はない場合には最小の外径)の10%以上とするのが望
ましい。
【0066】また、補強用パターンを、コイルパターン
に過度に近接して形成すると、コイルパターンと補強用
パターンとの間に生じる静電容量が増大する。ここで、
磁気ヘッドに変調された磁界を発生させる場合に、コイ
ルに供給すべき電流の反転時間が、上記静電容量の増大
とともに増大し、そのため磁界の反転が穏やかになり、
磁化領域のエッジ部が明瞭に形成されなくなる。その結
果、再生信号のジッターが増大し、高速で情報信号を記
録するのが困難となる問題点がある。
【0067】しかしながら、本実施形態においては、補
強用パターンは、少なくともコイルパターンから半径方
向に一定の距離Sの範囲内においては、形成されていな
い。従って、静電容量の増大がほとんど無く、情報信号
の記録周波数が高くなっても、磁界の反転が穏やかにな
り、再生信号のジッターが増大するという問題が発生し
ないため、記録周波数を高めることができる。
【0068】さらに、以上に説明した磁気ヘッドの各実
施形態において、コイルの作成には、特に転写法が適し
ている。即ち、金属板等の導電性の材料から成る基板上
に、選択的なメッキ等によって銅等の導電性材料の膜か
ら成るコイルパターン、および補強用パターンを形成
し、これを樹脂材料から成る基材に接着した後に、基板
のみを剥離除去することにより、基材にコイルパター
ン、および補強用パターンを転写形成し、コイルを作成
するのである。
【0069】また、基材の片面のみにコイルパターン、
および補強用パターンを形成するのであってもよいが、
基材の両面にコイルパターン、および補強用パターンを
形成すれば、コイルの両面に作用する応力を等しくする
ことができるので、コイルの変形(反り返り)を防止で
きる点で望ましく、また、コイルパターンの占積率を高
める上でも効果が高い。
【0070】なお、本実施形態においては、媒体は光磁
気ディスクであるとして説明してきたが、媒体としてカ
ードなどの他の形態の光磁気媒体であるとしても本発明
を適用できる。
【0071】また、本実施形態においては、光磁気記録
装置に使われる磁気ヘッドの説明をしてきたが、磁気ヘ
ッドを利用する他の記録装置、例えば、磁気記録装置で
あるハードディスクドライブなどにもこのような形態の
磁気ヘッドを利用することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光磁
気記録用磁気ヘッドは、非導電性材料から成る基材と、
前記基材上にスパイラル状に形成され導電性材料の膜か
ら成るコイルパターンとによって構成されたコイルを備
え、前記基材上の前記コイルパターンの周囲には、導電
性材料の膜から成る補強用パターンが形成され、前記補
強用パターンが少なくとも前記コイルパターンから半径
方向に一定の距離の範囲内においては、コイルパターン
に平行な方向には不連続に形成されていることを特徴と
する。
【0073】従って、コイルを構成する基材の厚さを7
0μm以下とした場合であっても、コイルの剛性が十分
であり、磁気ヘッドの製造時に、コイルをコアとを共に
スライダーに搭載し、固定する作業を行う場合に、コイ
ルが屈曲するなどの変形を生じることは無い。これによ
りコイルパターンの占積率が高く、効率的な磁界の発生
が可能な光磁気記録用磁気ヘッドの製造が可能となる。
【0074】また、本発明による光磁気記録用磁気ヘッ
ドは、非導電性材料から成る基材と、前記基材上にスパ
イラル状に形成され導電性材料の膜から成るコイルパタ
ーンとによって構成されたコイルを備え、前記基材上の
前記コイルパターンの周囲には、導電性材料の膜から成
る補強用パターンが形成され、前記補強用パターンが少
なくとも前記コイルパターンから半径方向に一定の距離
の範囲内には形成されないことを特徴とする。
【0075】従って、コイルを構成する基材の厚さを7
0μm以下とした場合であっても、コイルの剛性が十分
であり、磁気ヘッドの製造時に、コイルをコアと共にス
ライダーに搭載し、固定する作業を行う場合に、コイル
が屈曲するなどの変形を生じることが無い。これにより
コイルパターンの占積率が高く、効率的な磁界の発生が
可能な光磁気記録用磁気ヘッドの製造が可能となる。
【0076】さらに、補強用パターンを形成したにもか
かわらず、コイルパターンと補強用パターンとの間に生
じる静電容量の増大がほとんど無く、発生する磁界の反
転が緩やかになることもない。
【0077】また、本発明による光磁気記録装置は、上
記の特徴を備えた光磁気記録用磁気ヘッド、即ち、補強
パターンがあるので基材が薄くなり、コイル断面積が広
くなり、コイルの厚みが増え、コイルの抵抗とインダク
タンスが小さくなったヘッド、を使用することによっ
て、情報信号の記録周波数、従って、記録速度を低下さ
せることなく消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光磁気記録装置の概略構成を示す
図である。
【図2】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第1の
実施形態の構成を示す図である。
【図3】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第1の
実施形態におけるコイルの構成を示す図である。
【図4】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第2の
実施形態におけるコイルの構成を示す図である。
【図5】本発明による光磁気記録用磁気ヘッドの第3の
実施形態におけるコイルの構成を示す図である。
【図6】従来の光磁気記録用磁気ヘッドの構成を示す図
である。
【図7】従来の光磁気記録用磁気ヘッドのコイルの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 磁気ヘッド 4 光ヘッド 5 レーザ光源 6 光センサ 7 磁気ヘッド駆動回路 8 再生回路 9 レーザ駆動回路 10 基板 11 磁気記録層 20 コア 20a 磁極 21 コイル 22 スライダー 23 基材 24a 第1のコイルパターン 24b 第2のコイルパターン 25a,32a,33a 第1の補強用パターン 25b,32b,33b 第2の補強用パターン 26a,26b 保護コート 27 孔 28,29 接続部 30a 第1の端子 30b 第2の端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非導電性材料から成る基材と、前記基材
    上にスパイラル状に形成され導電性材料の膜から成るコ
    イルパターンとによって構成されたコイルを備えた光磁
    気記録用磁気ヘッドにおいて、前記基材上の前記コイル
    パターンの周囲には、導電性材料から成る補強用パター
    ンが形成され、前記補強用パターンは前記コイルパター
    ンとは接触せず、前記補強用パターンは前記コイルパタ
    ーンから一定の距離の範囲内においては、コイルパター
    ンに平行な方向には不連続に形成されていることを特徴
    とする光磁気記録用磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 非導電性材料から成る基材と、前記基材
    上にスパイラル状に形成され導電性材料の膜から成るコ
    イルパターンとによって構成されたコイルを備えた光磁
    気記録用磁気ヘッドにおいて、前記基材上の前記コイル
    パターンの周囲には、導電性材料の膜から成る補強用パ
    ターンが形成され、前記補強用パターンは前記コイルパ
    ターンから一定の距離の範囲内には形成されないことを
    特徴とする光磁気記録用磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の光磁気用磁気
    ヘッドにおいて、前記一定の距離は、前記コイルパター
    ンの最小外径の10%以上であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の光磁気記録用磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光磁気用磁気ヘッドに
    おいて、前記一定の距離の範囲内において、前記補強用
    パターンは縞状パターンにより構成されることを特徴と
    する光磁気記録用磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光磁気記録用磁気ヘッ
    ドにおいて、前記縞状パターンは放射状に形成されてい
    ることを特徴とする光磁気記録用磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光磁気記録用前磁気ヘ
    ッドにおいて、前記一定の距離の範囲内において、前記
    補強用パターンは多数のドットパターンにより構成され
    ることを特徴とする光磁気記録用磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    光磁気記録用磁気ヘッドにおいて、前記基材は樹脂材料
    から成り、厚さが70μm以下であることを特徴とする
    光磁気記録用磁気ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    光磁気記録用磁気ヘッドにおいて、前記コイルの前記補
    強用パターンの形成部分における厚さは、70μm以上
    であることを特徴とする光磁気記録用磁気ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    光磁気記録用磁気ヘッドにおいて、前記補強用パターン
    は、前記基材の両面に形成されたことを特徴とする光磁
    気記録用磁気ヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の光磁気記録用磁気ヘッドにおいて、前記コイルは光磁
    気記録媒体上を滑走するスライダー上に搭載されたこと
    を特徴とする光磁気記録用磁気ヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の光磁気記録用磁気ヘッドにおいて、前記コイルに磁性
    材料より成るコアが係合することを特徴とする光磁気記
    録用磁気ヘッド。
  12. 【請求項12】 光磁気記録媒体に対して垂直方向に磁
    界を印加する磁気ヘッドと、前記光磁気記録媒体の前記
    磁界の印加部位に光ビームを照射する光ヘッドとを備え
    た光磁気記録装置において、前記磁気ヘッドは、請求項
    1乃至11のいずれか1項に記載の光磁気記録用磁気ヘ
    ッドであることを特徴とする光磁気記録装置。
JP5322897A 1997-03-07 1997-03-07 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置 Pending JPH10255207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322897A JPH10255207A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322897A JPH10255207A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10255207A true JPH10255207A (ja) 1998-09-25

Family

ID=12936974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5322897A Pending JPH10255207A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10255207A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1085505A1 (en) * 1998-05-07 2001-03-21 Canon Kabushiki Kaisha Coil for magnetic head, magnetic head, and magneto-optical recorder
US6760278B2 (en) 2001-12-11 2004-07-06 Fujitsu Limited Magnetic head and data recording and reproduction device
US7583171B2 (en) 2003-04-25 2009-09-01 Fujitsu Limited Magnetic field generator, photomagnetic information storing system, and photomagnetic information storing apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1085505A1 (en) * 1998-05-07 2001-03-21 Canon Kabushiki Kaisha Coil for magnetic head, magnetic head, and magneto-optical recorder
EP1085505A4 (en) * 1998-05-07 2002-07-17 Canon Kk MAGNETIC HEAD WINDING, MAGNETIC HEAD AND MAGNETO-OPTICAL RECORDING DEVICE
US6584045B1 (en) 1998-05-07 2003-06-24 Canon Kabushiki Kaisha High speed magnetic coil for magneto-optical head
US6760278B2 (en) 2001-12-11 2004-07-06 Fujitsu Limited Magnetic head and data recording and reproduction device
US7583171B2 (en) 2003-04-25 2009-09-01 Fujitsu Limited Magnetic field generator, photomagnetic information storing system, and photomagnetic information storing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2532687B2 (ja) 情報記憶媒体、並びに磁気読み取り/書き込み変換器の位置を決定する方法
JP3384728B2 (ja) 磁気記録再生装置の製造方法及び磁気記録再生装置
JP3323743B2 (ja) マスター情報担体および磁気記録媒体の製造方法
JP2863190B2 (ja) 磁気ディスクの作製方法
JP2001110027A (ja) 磁気記憶装置
JP3361740B2 (ja) マスター情報磁気記録装置及び磁気記録媒体の製造方法
JPH11175973A (ja) マスター情報磁気記録装置
US5898553A (en) Magnetic disk and magnetic disk unit
JPH10255207A (ja) 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置
JPH02301018A (ja) 磁気記録媒体
JP2972138B2 (ja) 磁気ディスク
JP3461261B2 (ja) 光磁気記録用磁気ヘッド及び光磁気記録装置
JPH10162361A (ja) 接触式磁気転写装置
JP3541033B2 (ja) 磁気記録再生装置の製造方法
JPH10255205A (ja) 光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置
WO2008065722A1 (fr) Support d'enregistrement magnétique, dispositif et procédé pour enregistrer un signal de référence dans le support
JP3126507B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH10255206A (ja) 光磁気記録用磁気ヘッドおよびその製造方法および光磁気記録装置
JPH09251736A (ja) 磁気ディスク及び磁気ディスク装置
JP2000090403A (ja) 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置
JPH113551A (ja) 光磁気記録用磁気ヘッド、および光磁気記録装置
JP4082403B2 (ja) マスター情報担体とその製造方法及び磁気記録媒体の製造方法
JPH1011743A (ja) 磁気ディスク及び磁気ディスク装置
JPH09305964A (ja) 磁気ディスク及び磁気ディスク装置
KR100498421B1 (ko) 하드 디스크 드라이브