JPH10254827A - 拡張カードおよび拡張カードのアクセス制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

拡張カードおよび拡張カードのアクセス制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH10254827A
JPH10254827A JP9051526A JP5152697A JPH10254827A JP H10254827 A JPH10254827 A JP H10254827A JP 9051526 A JP9051526 A JP 9051526A JP 5152697 A JP5152697 A JP 5152697A JP H10254827 A JPH10254827 A JP H10254827A
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clock
signal
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circuit
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Hiroshi Hamada
博志 浜田
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡張バスを介して供給されるデータ転送クロ
ックの周波数変動に左右されることなく、所定周波数の
基準クロックを生成しながら高パフォーマンスなデータ
処理を実現することである。 【解決手段】 マイコン6がデータ転送クロックaの周
波数を測定し、該測定した周波数に基づいてPLL回路
2が発生する基準クロックbの周波数を設定する構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
の所定バスに接続されて供給されるクロックに同期して
所定の拡張機能処理を実行する拡張カードおよび拡張カ
ードのアクセス制御方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等のコン
ピュータには、機能を拡張するために、拡張バスが備え
られている。そして、その拡張バスに装着されるカード
を拡張カードと呼ぶ。
【0003】このような拡張カードは、拡張バス上の信
号線(主にアドレス/データ線および制御信号線等)を
通じて、コンピュータ本体とデータのやりとりを行い、
コンピュータに拡張機能を提供する。
【0004】この拡張バスを用いたデータ転送方式とし
て、非同期データ転送方式と、同期データ転送方式があ
る。非同期転送方式とは、データ転送時に共通のクロッ
ク信号は使わず、制御信号を用いてハンドシェークでデ
ータ転送を行うもので、比較的低速の拡張バスで用いら
れる。
【0005】一方、同期転送方式とは、共通の転送クロ
ック信号を用いてデータ転送を行う方式で、非同期転送
方式に比べて高速なデータ転送を行うことが可能であ
る。
【0006】さて、この同期転送方式の拡張バスに接続
される拡張カードの基本動作クロックの生成について
は、2通りの方式が考えられる。その1つは、コンピュ
ータ本体から拡張バスを通して供給されるデータ転送ク
ロック信号に基づいて、全体の回路が動作するもので、
もう1つは、まったく独立のクロック発生回路を設け
て、データ転送クロックとは非同期に、全体の回路が動
作するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンピュー
タ本体から供給されるデータ転送クロックに基づいて全
体が動作する拡張カードにおいては、拡張バスが、例え
ばPCIと呼ばれる拡張バスのように、クロック信号の
周波数がコンピュータ本体において任意に設定可能なも
のの場合には、拡張カードの動作スピードが拡張バスの
転送クロックの周波数に左右されてしまい、転送クロッ
クの周波数が小さくなると、拡張カードのパフォーマン
スも低下してしまうという問題点があった。
【0008】また、全く独立のクロック信号に基づいて
全体が動作する拡張カードにおいては、双方のクロック
信号の周波数・位相の差を吸収する際に、オーバヘッド
が生じて転送スピードが低下し、また、同期合わせ等の
ためにFIFOメモリが必要となり、大規模な整合回路
となってしまう等の問題点もあった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明の目的は、拡張バスを介して供
給されるデータ転送クロックの変動に応じて基準クロッ
クの周波数を可変設定することにより、拡張バスを介し
て供給されるデータ転送クロックの周波数変動に左右さ
れることなく、所定周波数の基準クロックを生成しなが
ら高パフォーマンスなデータ処理を実現できるととも
に、拡張バスを介して供給されるデータ転送クロックの
周波数変動に左右されることのない所定周波数の基準ク
ロックに基づくメモリアクセスを実現できる拡張カード
および拡張カードのアクセス制御方法およびコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の拡張バスに接続され、該拡張バスを介して供
給されるデータ転送クロックに同期する基準クロックを
生成する信号発生手段と、前記データ転送クロックの周
波数を測定する測定手段と、前記測定手段が測定した周
波数に基づいて前記信号発生手段が生成する前記基準ク
ロックの周波数を設定する設定手段とを有するものであ
る。
【0011】本発明に係る第2の発明は、前記基準クロ
ックに基づいて所定のメモリに対するアクセスタイミン
グ信号を生成するタイミング信号生成手段を有するもの
である。
【0012】本発明に係る第3の発明は、所定の拡張バ
スに接続され、該拡張バスを介して供給されるデータ転
送クロックに同期する基準クロックを生成する信号発生
手段を備える拡張カードのアクセス制御方法であって、
前記データ転送クロックの周波数を測定する測定工程
と、該測定した周波数に基づいて前記信号発生手段が生
成する前記基準クロックの周波数を設定する設定工程と
を有するものである。
【0013】本発明に係る第4の発明は、所定の拡張バ
スに接続され、該拡張バスを介して供給されるデータ転
送クロックに同期する基準クロックを生成する信号発生
手段を備える拡張カードのアクセスを制御するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
あって、前記データ転送クロックの周波数を測定する測
定工程と、該測定した周波数に基づいて前記信号発生手
段が生成する前記基準クロックの周波数を設定する設定
工程とを含む、コンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを記憶媒体に格納したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、本発明の一実施形態を示す拡
張カードの構成を説明するブロック図である。
【0015】図において、1は拡張カード本体、2はP
LL回路であり、拡張バスからの入力クロックaに同期
した任意の周波数のクロック信号bを生成する。3はタ
イミング発生回路であり、PLL回路2から得られるク
ロック信号bに基づいて、DRAM回路4へのアクセス
信号であるRAS信号cおよびCAS信号d、またアド
レスラッチ回路5のタイミング制御信号e等を生成す
る。
【0016】6は1チップマイクロコンピュータ(マイ
コン)であり、内部に図示しないCPU,RAM,RO
M,タイマ回路,カウンタ回路等を持っている。そし
て、該マイコン6に内蔵されている図示しないカウンタ
には、拡張バスのクロック信号aが入力されており、ク
ロック信号aのカウント値を得ることが可能な構成にな
っている。
【0017】また、マイコン6からはPLL回路2へ制
御信号fが接続されており、PLL回路2の内部の分周
回路の分周比の設定を行う等の制御ができるようになっ
ている。さらに、マイコン6からは、拡張バスに対し
て、割り込み信号g,ウェイト信号hの出力ができるよ
うに構成されている。
【0018】4はDRAM(ダイナミックランダムアク
セスメモリ)回路で、複数のRAMチップから構成され
ている。5はアドレスラッチ回路であり、拡張バスから
のアドレス/データ信号iをラッチして、DRAM回路
4に供給し、また拡張バスとDRAM回路4のデータ信
号のバッファ回路として作用する。
【0019】7はアドレスデコード回路であり、拡張バ
スのアドレス/データ信号i等より、DRAM回路4へ
のアクセスを検出して、その結果をアクセス信号jとし
てタイミング発生回路3に入力する。
【0020】図2は、図1に示したPLL回路2の詳細
構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0021】図において、10は位相検出回路(P
D)、11はローパスフィルタ(LPF)、12は電圧
制御発振器(VCO)、13,14は分周回路である。
15はロック検出回路(LD)であり、位相検出回路1
0の出力βに基づいて、PLL回路2のロック信号kを
生成する。
【0022】以下、図2のPLL回路2の動作を説明す
る。
【0023】入力クロック、すなわち拡張バスからのデ
ータ転送クロックaは、位相検出回路10によって、分
周回路14の出力αと、位相の比較が行われて位相差信
号βが発生される。その位相差信号βは、ローパスフィ
ルタ11によって位相差に応じた電圧信号γに変換さ
れ、その電圧信号γが電圧制御発振器(VCO)12に
入力される。
【0024】そして、VCO12の発振出力(出力クロ
ックδ)は、分周回路14に入力される。このフィード
バックループにより、入力クロックaと分周回路14の
出力α、すなわちVCO12の出力クロックδの位相が
常に同期するように保たれる。
【0025】また、VCO12の出力クロックδは、分
周回路13に入力されており、その出力クロックbの周
波数をFoutとすると、周波数Foutと入力クロッ
クaの周波数Finとの関係は、分周回路13の分周比
を「M」、分周回路14の分周比を「N」とすると、F
out=N÷M×Finとなり、位相は常に同期状態に
保たれる。
【0026】さらに、分周回路13と分周回路14の分
周比は、信号ε,ζ、すなわちマイコン6からの制御信
号fを使って外部より設定可能となっている。
【0027】以下、本実施形態の特徴的構成について図
1,図2等を参照して説明する。
【0028】上記のように構成された拡張カードにおい
て、所定の拡張バスに接続され、該拡張バスを介して供
給されるデータ転送クロックaを分周して前記データ転
送クロックに同期する基準クロック(出力クロックb)
を生成する信号発生手段(PLL回路2)と、前記デー
タ転送クロックの周波数を測定する測定手段(マイコン
6の内部タイマによる)と、前記測定手段が測定した周
波数に基づいて前記信号発生手段が生成する前記基準ク
ロックの周波数を設定する設定手段(マイコン6のRO
Mまたは他のメモリ資源に記憶される、後述する図4に
示すテーブルに基づいて分周回路13,14に対する分
周比を設定する制御信号fにより設定する)とを有し、
拡張バスを介して供給されるデータ転送クロックの周波
数変動に左右されることなく、所定周波数の基準クロッ
クを生成しながら高パフォーマンスなデータ処理を可能
とする。
【0029】また、出力クロックbに基づいて所定のメ
モリ(DRAM回路4他のメモリ資源であってもよい)
に対するアクセスタイミング信号を生成するタイミング
信号生成手段(タイミング発生回路3)を有するので、
拡張バスを介して供給されるデータ転送クロックの周波
数変動に左右されない所定周波数の基準クロックに基づ
くメモリアクセスを実現できる。
【0030】以下、各部の動作について図3,図4等を
参照して詳述する。
【0031】図3は、図1に示した拡張カードのメモリ
アクセス制御信号のタイミングを示すタイミングチャー
トであり、図4は、図2に示した分周回路13,14に
設定する分周比と各クロックとの関係を示す図である。
【0032】拡張バスからの入力クロックaは、マイコ
ン6に入力される。マイコン6は、この入力クロックa
を図示しない内部のカウンタ回路に入力し、一定時間中
のカウント値から、入力クロックaの周波数を計算す
る。この値を周波数Finとする。
【0033】一方、DRAM回路4は、アクセス用タイ
ミング信号として、図3に示すタイミングでRAS信号
cとCAS信号dが、タイミング発生回路3より入力さ
れている。そして、例えばDRAM回路4の出力クロッ
クbが33MHzの場合に、DRAM回路4のアクセス
タイムが最速になるように構成されていると仮定する
と、マイコン3は、入力クロックaからDRAM回路4
の最速タイミングを作成するため、出力クロックbが3
3MHzとなるように、PLL回路2で制御信号fを設
定する。
【0034】具体的には、図4に示すように、分周回路
13の分周比をM、分周回路14の分周比をNに設定す
る。例えば入力クロックaが66MHzから60MHz
の間にある場合には、分周比Mと分周比Nをそれぞれ
「2」と「1」にすることにより、出力クロックbとし
て33MHzないし30MHzの信号が得られる。ま
た、入力クロックaが60MHzと50MHzの間にあ
る場合には、分周比Mと分周比Nをそれぞれ「9」と
「5」にすることにより、出力クロックbとして33M
Hzないし28MHzが得られる。
【0035】なお、上記分周比の設定は、さらに周波数
を細かく設定できるように構成してもよい。
【0036】次に、マイコン6はPLL回路2がロック
するのを待つ。PLL回路2がロックするとは、入力ク
ロックaと出力クロックbが完全に同期した状態を言
う。
【0037】図2において、PLL回路2の位相検出回
路10の位相差信号βより、ロック検出回路15により
ロック信号kが生成される。このロック信号kはマイコ
ン6の入力ポートに接続されており、マイコン6はこの
ロック信号kを監視して、一定時間ロック状態が持続し
たことを検知したら,DRAM回路4へのアクセスが可
能と判断し、アクセスレディ信号1をタイミング発生回
路3に出力する。
【0038】一方、タイミング発生回路3の動作は、以
下のようになる。
【0039】PLL回路2がロックしていない状態、す
なわちDRAM回路4がアクセス不可の状態の場合に
は、マイコン6からのアクセスレディ信号1が「インア
クティブ」になっている。この場合に、アドレスデコー
ド回路7が拡張バスからのアクセスを検知し、アクセス
信号jがアクティブになったならば、タイミング発生回
路3は拡張バスに対してアクセスリトライ信号mをアク
ティブにして、再度のアクセスを拡張バス側に要求す
る。もしくは、アボート信号nをアクティブにしてもよ
いし、場合によっては、ウェイト信号oをアクティブに
して、拡張バスにウェイトをかけることも可能である。
【0040】次に、PLL回路2がロックしている状
態、すなわちDRAM回路4がアクセス可能な状態の場
合には、マイコン6からのアクセスレディ信号1が「ア
クティブ」になっているので、アドレスデコード回路7
から得られる拡張バスからのアクセスを示すアクセス信
号jが「アクティブ」になったならば、アドレスラッチ
回路5およびDRAM回路4へのタイミング信号を発生
させ、正常なアクセス動作を行う。
【0041】次に、拡張バスのデータ転送クロック信号
aの周波数が突然変化した場合の動作を説明する。
【0042】クロック信号aの周波数Finが突然変化
すると、PLL回路2の同期が外れる。すると、ロック
信号kが「インアクティブ」となり、マイコン6は同期
外れ状態を検知する。このような同期外れ状態を検知す
ると、マイコン6は、再び転送クロック、すなわち入力
クロックaの周波数の測定処理に入り、出力クロックb
が最適な周波数となるよう、PLL回路2を制御する。
【0043】また、ロック信号kはタイミング発生回路
3にも入力されているため、拡張バスからのアクセスに
対しては、直ちにアクセス「不可」状態にすることがで
きる。これにより、マイコンの処理の遅れによる不正ア
クセスを防止できる。
【0044】この後の動作は、電源ON時の場合と同様
で入力クロックaと出力クロックbが同期してロック信
号kが一定時間、「アクティブ」状態になると、アクセ
スレディ信号1が「アクティブ」状態になって、正常動
作状態になる。
【0045】また、ノイズ等の突発的な要因で、同期が
外れた状態となった場合の動作も、上記の入力クロック
信号の周波数が突然変化した場合と同様である。
【0046】さらに、一定時間ロックしない場合には、
ハードウエアエラーとして拡張バスへの割り込み信号g
をアクティブにして、図示しないコンピュータに通知す
ることもできる。
【0047】以下、図5に示すフローチャートを参照し
て、本発明に係る拡張カードのアクセス制御方法につい
て説明する。
【0048】図5は、本発明に係る拡張カードのアクセ
ス制御手順の一例を示すフローチャートであり、図1に
示したマイコン6によるデータ処理手順に対応する。な
お、(1)〜(13)は各ステップを示す。
【0049】先ず、マイコン6は、内部のタイマに一定
時間を設定(1)、入力クロックaを図示しない内部の
カウンタ回路に入力してカウントを開始(2)、一定時
間中のカウントを終了したら(3)、該カウント値か
ら、入力クロックaの周波数を計算する(4)。
【0050】次いで、マイコン6のROM等に記憶され
る、例えば図4に示す分周比M,Nを設定するためのテ
ーブルを参照して(5)、制御信号fにより各分周回路
13,14に対応する値を設定する(6),(7)。次
に、所定時間を計時する内部のタイマをスタートして
(8)、タイマが所定時間を計時終了したら(9)、P
LL回路2がロックしている状態かどうかを判定し(1
0)、NOならば、例えば割り込み信号gをアクティブ
する割り込みをアクティブ状態にして(13)、ホスト
CPUにその旨を通知して、処理を終了する。
【0051】一方、ステップ(10)で、PLL回路2
がロックしていると判定した場合には、アクセスレディ
信号1を「アクティブ」してDRAM回路4へのアクセ
スレディ状態とし(11)、DRAM回路4へのメモリ
アクセスを開始させる。
【0052】次いで、PLL回路2のロック状態が外れ
状態を監視(12)、ロック外れ状態となったら、すな
わち、YESならばステップ(1)へ戻り、同一の処理
を繰り返す。
【0053】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
PLL回路2の各分周回路13,14の分周比M,Nの
設定に対してマイコン6の制御信号fを使用する場合に
ついて説明したが、マイコン6に限られるものではな
く、ハードウエアロジックで構成することも可能であ
る。
【0054】さらに、拡張カードに搭載されるメモリ回
路は、すなわち、DRAM回路4に限定されるものでは
なく、SRAM回路やメモリ以外の画像処理回路等のロ
ジック回路でもよい。
【0055】以下、図6に示すメモリマップを参照して
本発明に係る拡張カードで読み出し可能なデータ処理プ
ログラムの構成について説明する。
【0056】図6は、本発明に係る拡張カードで読み出
し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体
のメモリマップを説明する図である。
【0057】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0058】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0059】本実施形態における図5に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0060】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0061】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0062】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0063】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定の拡張バスに接続され、該拡張バスを介して供給さ
れるデータ転送クロックに同期する基準クロックを生成
する信号発生手段と、前記データ転送クロックの周波数
を測定する測定手段と、前記測定手段が測定した周波数
に基づいて前記信号発生手段が生成する前記基準クロッ
クの周波数を設定する設定手段とを有するので、拡張バ
スを介して供給されるデータ転送クロックの周波数変動
に左右されることなく、所定周波数の基準クロックを生
成しながら高パフォーマンスなデータ処理を実現でき
る。
【0066】また、前記基準クロックに基づいて所定の
メモリに対するアクセスタイミング信号を生成するタイ
ミング信号生成手段を有するので、拡張バスを介して供
給されるデータ転送クロックの周波数変動に左右されな
い所定周波数の基準クロックに基づくメモリアクセスを
実現できる。
【0067】また、所定の拡張バスに接続され、該拡張
バスを介して供給されるデータ転送クロックに同期する
基準クロックを生成する信号発生手段を備える拡張カー
ドのアクセス制御方法であって、あるいは所定の拡張バ
スに接続され、該拡張バスを介して供給されるデータ転
送クロックに同期する基準クロックを生成する信号発生
手段を備える拡張カードのアクセスを制御するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
あって、前記データ転送クロックの周波数を測定する測
定工程と、該測定した周波数に基づいて前記信号発生手
段が生成する前記基準クロックの周波数を設定する設定
工程とを有するので、拡張バスを介して供給されるデー
タ転送クロックの周波数変動に左右されることなく、所
定周波数の基準クロックを生成しながら高パフォーマン
スなデータ処理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す拡張カードの構成を
説明するブロック図である。
【図2】図1に示したPLL回路の詳細構成を説明する
ブロック図である。
【図3】図1に示した拡張カードのメモリアクセス制御
信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】図2に示した各分周回路に設定する分周比と各
クロックとの関係を示す図である。
【図5】本発明に係る拡張カードのアクセス制御手順の
一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る拡張カードで読み出し可能な各種
データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマッ
プを説明する図である。
【符号の説明】
1 拡張カード本体 2 PLL回路 3 タイミング発生回路 4 DRAM回路 5 アドレスラッチ回路 6 マイコン 7 アドレスデコード回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の拡張バスに接続され、該拡張バス
    を介して供給されるデータ転送クロックに同期する基準
    クロックを生成する信号発生手段と、 前記データ転送クロックの周波数を測定する測定手段
    と、 前記測定手段が測定した周波数に基づいて前記信号発生
    手段が生成する前記基準クロックの周波数を設定する設
    定手段と、を有することを特徴とする拡張カード。
  2. 【請求項2】 前記基準クロックに基づいて所定のメモ
    リに対するアクセスタイミング信号を生成するタイミン
    グ信号生成手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の拡張カード。
  3. 【請求項3】 所定の拡張バスに接続され、該拡張バス
    を介して供給されるデータ転送クロックに同期する基準
    クロックを生成する信号発生手段を備える拡張カードの
    アクセス制御方法であって、 前記データ転送クロックの周波数を測定する測定工程
    と、 該測定した周波数に基づいて前記信号発生手段が生成す
    る前記基準クロックの周波数を設定する設定工程と、を
    有することを特徴とする拡張カードのアクセス制御方
    法。
  4. 【請求項4】 所定の拡張バスに接続され、該拡張バス
    を介して供給されるデータ転送クロックに同期する基準
    クロックを生成する信号発生手段を備える拡張カードの
    アクセスを制御するコンピュータが読み出し可能なプロ
    グラムを格納した記憶媒体であって、 前記データ転送クロックの周波数を測定する測定工程
    と、 該測定した周波数に基づいて前記信号発生手段が生成す
    る前記基準クロックの周波数を設定する設定工程とを含
    む、コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
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