JPH08298503A - 非整数倍クロック変換器およびその方法 - Google Patents

非整数倍クロック変換器およびその方法

Info

Publication number
JPH08298503A
JPH08298503A JP8073768A JP7376896A JPH08298503A JP H08298503 A JPH08298503 A JP H08298503A JP 8073768 A JP8073768 A JP 8073768A JP 7376896 A JP7376896 A JP 7376896A JP H08298503 A JPH08298503 A JP H08298503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
latch
data
internal clock
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8073768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3457459B2 (ja
Inventor
Bruce W Singer
ブルース・ウィリアム・シンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH08298503A publication Critical patent/JPH08298503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3457459B2 publication Critical patent/JP3457459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/12Synchronisation of different clock signals provided by a plurality of clock generators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部クロック速度のデータを外部クロック速
度の非整数倍である内部クロック速度と同期させる倍数
クロック変換器を提供する。 【解決手段】 変換器はラッチ回路と同期信号発生器と
からなっている。ラッチ回路は外部クロック速度でデー
タを受け取り、内部クロック速度でデータを出力する。
ラッチ回路は入力ラッチと同期ラッチを含んでおり、使
用可能位相を有する外部クロックと使用可能位相を有す
る内部クロックを受け取る。入力ラッチは外部クロック
の使用可能位相によってクロックされ、同期ラッチは内
部クロックの使用可能位相によってクロックされ、同期
パルスによって使用可能とされる。同期信号発生器は非
整数倍の関数である選択されたパターンでラッチ回路に
出力される一連の同期パルスを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、総括的にクロック
変換器に関し、詳細にいえば、マイクロプロセッサ用の
クロック変換器に関する。さらに詳細にいえば、本発明
はマイクロプロセッサ用の非整数倍クロック変換器に関
する。
【0002】
【従来の技術】現代のパーソナル・コンピュータ(P
C)において、PCコンピュータ・ボードは通常、PC
のマイクロプロセッサの速度よりも遅い伝送速度限界を
有している。コスト上の配慮からPCボードの速度を上
げることはできない。その代わり、マイクロプロセッサ
をスピードアップし、プロセッサに内部キャッシュ・メ
モリを設けて、システム・バスに必要な帯域幅を減らす
ことによって、PCコンピュータ・システムの速度を上
げてきた。それ故、PCコンピュータ・ボード上のバス
で転送されるデータが、たとえば、66MHzという速
度限度を有するバス・クロックによってタイミングが取
られるのに対し、プロセッサは、たとえば、100MH
zという速度で作動する。PCボードからマイクロプロ
セッサへ転送されるデータは、バスからのデータをより
高速なプロセッサのクロックと同期させ、これをプロセ
ッサ外へ転送するクロック変換器へ送出される。したが
って、高速なプロセッサを低速なPCボードと連結する
ためには、PCボードの外部クロックをマイクロプロセ
ッサの内部システム・クロックと同期させる必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
プロセッサのクロックは通常、典型的には2ないし3倍
高速な整数(n)倍の外部クロックを有している。従来
の技術はシステム・バス速度の整数nx倍で作動する内
部マイクロプロセッサとともに作動するクロック変換器
を備えているが、クロック周波数の整数倍および非整数
倍の両方で作動するシステム・マイクロプロセッサとと
もに作動できるクロック変換器をこれまで備えていなか
った。それ故、データを非整数倍のクロック周波数に変
換する倍数クロック変換器を設けることが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外部ク
ロック速度からのデータを、外部クロック速度の非整数
倍の内部クロック速度と同期させる、マイクロプロセッ
サ用倍数クロック変換器が提供される。変換器はラッチ
回路と同期信号発生器とからなる。ラッチ回路は外部ク
ロック速度でデータを受け取り、内部クロック速度でデ
ータを出力する。ラッチ回路は入力ラッチと同期ラッチ
とを含んでおり、使用可能位相を有する外部クロックと
使用可能位相を有する内部クロックを受け取る。入力ラ
ッチは外部クロックの使用可能位相によってクロックさ
れ、同期ラッチは内部クロックの使用可能位相によって
クロックされ、同期パルスによって使用可能とされる。
同期信号発生器は選択されたパターンでラッチ回路に出
力される一連の同期パルスを発生し、このパターンは非
整数倍数の関数である。
【0005】
【発明の実施の形態】ここで図面、特に図1を参照する
と、本発明の好ましい実施の形態のクロック変換器が示
されている。「busclk」および「sysclk」
は外部発振器によってトリガされる位相ロック・ループ
(PLL)回路10から導かれた、内部分配プロセッサ
・クロックである。busclkはマイクロプロセッサ
のバス入出力におけるデータをシステム・バス速度でク
ロックする。sysclkはプロセッサのコア・クロッ
クであり、内部論理サイクル時間をセットする。bus
clkは2相クロックであり、busclk位相1(b
usclk P1)は高レベルであり、busclk位
相2(busclk P2)は低レベルである(図3参
照)。sysclkは同様に、sysclk位相1およ
びsysclk位相2に分割される。
【0006】ラッチ回路20はコンピュータ・システム
の外部クロック周波数(すなわち、busclkの周波
数)で作動するシステム・バスでPCボードから外部デ
ータを受け取る。busclkおよびsysclkは同
期発生器30からのbussync信号とともに、ラッ
チ回路20に入力される。ラッチ回路20はbussy
nc信号に応じて、入力外部データをsysclkと同
期させ、より高速な内部クロック周波数で中央演算処理
装置へデータを出力する。
【0007】本発明によれば、内部クロック周波数が外
部クロック周波数の非整数倍であっても、クロック変換
器は、外部クロック周波数でラッチ回路20にラッチさ
れている外部データの内部プロセッサ速度への同期化を
可能とする。非整数倍数は端数がゼロでないものであ
る。(逆に、整数倍数は端数がゼロの整数である。たと
えば、整数は1、2、3、4...などである)。換言
すると、sysclkがbusclkの非整数倍である
場合、sysclkがbusclkよりも整数倍速くな
ることはできない。(したがって、たとえば、sysc
lk=3 1/3×busclkである。)説明のた
め、本発明を2.5×倍のクロック変換器という好まし
い実施の形態で説明する。本発明を外部クロックの2.
5×で作動するシステム・クロックを有するシステムに
ついて説明するが、本発明を外部クロック周波数の非整
数倍および整数倍の内部クロック周波数を使用して実施
できることが理解されよう。
【0008】ここで図2を参照すると、図1に示した本
発明のクロック変換器の好ましい実施の形態のタイミン
グ図が示されており、sysclkの周波数はbusc
lkの2 1/2倍である。PLL10からの「識別
子」信号はbusclkとsysclkの位相関係を示
す。論理"1"はsysclkがbusclkと位相が合
っていることを示す。1/2×倍数の場合、識別子信号
はbusclkのサイクル1つおきにトグルする。他の
整数の場合、sysclkと同期しているbusclk
の各サイクルで識別子を発生するようにPLL10を設
計することができ、これは当分野の技術者に理解される
ように、倍数の関数として数学的に決定できる。
【0009】外部周波数でシステム・バス上を転送され
る外部データはbusclkのクロッキングによってキ
ャプチャされ、ラッチ回路20にラッチされる。データ
がsysclkと同期したときに、ラッチ回路20はラ
ッチされたデータをCPUコアに転送する。同期発生器
30は「bussync」信号をもたらし、この信号は
内部クロック周波数が外部クロック周波数の非整数倍の
場合でも、ラッチされたデータの内部プロセッサ速度と
の同期を可能とする。同期発生器30はbussync
信号を発生し、ラッチ回路20でラッチされた外部デー
タをCPUに転送できる時期を適切に制御する。
【0010】PLL10および同期発生器30へ入力さ
れる「clkmf」は4ビットの入力で、sysclk
の倍数の周波数(すなわち、非整数倍数)に合わせてコ
ード化されている。本発明のクロック変換器が整数倍ま
たは非整数倍のいずれかでデータのクロック変換を行え
るため、好ましい実施の形態の1/2n×倍クロック変
換器は1×倍から8×倍までの16種類の変換が可能で
ある(すなわち、1×、1.5×、2×、2.5×、3
×、3.5×、4×...8×)。コード化された4ビ
ットは同期発生器30に対して、以下で説明するよう
に、各種のモードに対してbussyncをどのように
発生するかを示す。
【0011】図3を参照すると、ラッチ回路20と同期
発生器30の詳細な略ブロック図が示されている。ラッ
チ回路20は入力ラッチと同期ラッチとを含んでいる。
両ラッチはマスタ・スレーブ・タイプであり、入力ラッ
チはラッチL1とL2からなっており、同期ラッチはラ
ッチL3およびL4からなっている。4つのラッチはす
べてレベル感知走査装置(LSSD)であり、「マス
タ」(L1およびL3)ラッチは位相2によってクロッ
クされ、「スレーブ」(L2およびL4)ラッチは位相
1によってクロックされる。
【0012】外部周波数でシステム・バスを転送される
外部データはbusclkのクロッキングによってキャ
プチャされ、ラッチ回路20にラッチされる。「外部d
atain」はbusclkの立ち上がりエッジに関し
てセットアップおよび保持仕様を有している。外部da
tainは入力ラッチL1に対する入力である。bus
clk位相2が活動状態である際に、入力ラッチL1か
らのデータは外部datainに追随する。buscl
k P2が活動状態である間、入力ラッチL1は透過性
であり、外部datainは入力ラッチを通過し、同期
ラッチL3に提示される。bussyncはもっとも近
いsysclkの立ち上がりエッジないしbusclk
立ち上がりエッジで同期ラッチL3を使用可能とするた
めに使用される。sysclkのその他のすべてのエッ
ジはラッチによって使用禁止とされる。busclkの
立ち上がりエッジ(busclk P2の終わり)で、
データは入力ラッチL1にラッチされる。このデータは
busclk P2が次のバス・サイクルで活動状態と
なるまで、入力ラッチL1にラッチされる。buscl
k P1が活動状態である位相の間、入力ラッチL2は
透過性であり、入力ラッチL1のラッチ・データはLS
SD走査として出力される。入力ラッチL2は、当分野
の技術者に理解されるように、LSSD走査のためだけ
に使用される。
【0013】図4を参照すると、本発明のクロック変換
器の好ましい実施の形態の2.5×クロッキング・モー
ドのタイミング図が示されている。まず時間ラインBを
参照すると、本発明のクロック変換器で生じる「位相の
合った」タイミングが示されている。この時間ラインB
において、busclkおよびsysclkは使用可能
位相P2で活動状態である。また、使用可能位相として
高レベルを有している一連のパルスであるbussyn
cも活動状態である。
【0014】図3でわかるように、datain「B」
はbusclk P2の活動位相中に透過である入力ラ
ッチL1を通過し、この時間ライン中に同期ラッチL3
の入力に入る。活動状態のsysclk P2およびb
ussyncはフラッシュされた外部データを同期ラッ
チL3にクロックするのを可能とする。busclkお
よびsysclkの立ち上がりエッジ(使用可能位相P
2の終わり)で、外部データは入力ラッチL1および同
期ラッチL3の両方にラッチされる。 busclkの
立ち上がりエッジとsysclkの立ち上がりエッジの
間には、外部データを同期ラッチにラッチするクロック
・エッジ依存性はない。sysclkP1が立ち上がり
エッジの頂点で活動状態になったとき、同期ラッチL3
のラッチ・データを同期ラッチL4に直ちに利用できる
ことがわかる。この時点で、L4は透過となり、ラッチ
・データ「B」がCPUへ出力される。sysclkの
次のP2位相において、データは同期ラッチL4によっ
てラッチされているとともに、bussyncが使用不
能位相に入っており、同期ラッチを使用不能としている
ため、同期ラッチL3のデータはそのデータ入力におけ
る変化の影響を受けない。
【0015】図4を参照すると、時間ラインAはsys
clkがbusclk周波数の非整数倍である場合にい
くつかのbusclkサイクル中に発生するような、b
usclkとsysclkが互いに「位相がずれ」てい
るときのデータをキャプチャする場合を示す。busc
lk使用可能位相P2の立ち上がりエッジにおいて、入
力ラッチL1は外部datainにラッチし、busc
lk P2が再度活動状態となるまで、このデータを保
持する。このP1活動位相中に、入力ラッチL1は安定
したデータを同期ラッチL3に与える。入力ラッチL1
のこのラッチング位相中に(時間ラインA後に)、sy
sclk P2およびbussyncは両方とも活動位
相を達成し、同期ラッチL3が入力ラッチL1から出力
されるラッチ・データを感知することを可能とする。こ
のデータはsysclkの立ち上がりエッジで(sys
clk使用可能位相の終わり)同期ラッチL3にラッチ
され、同時に、同期ラッチL3から同期ラッチL4に転
送される。外部datainはこれでsysclkと同
期し、CPUへ出力される。
【0016】busclkおよびsysclkの位相が
合ったときに、遅延の負荷がないことが理解されよう。
しかしながら、busclkおよびsysclkの位相
がずれている場合には、1sysclk位相のsync
−upの遅延がある。
【0017】上記の説明からわかるように、本発明のク
ロック変換器は、プロセッサのクロックが外部data
inの非整数倍で作動している場合であっても、外部デ
ータをプロセッサの内部クロックと同期させる。それ
故、本発明はbusclkの位相変化がsysclkと
同期しているか否かにかかかわりなく、入力データをs
ysclkと同期させることができる。
【0018】本発明は一対の非整数倍クロックに対する
クロック変換を行うことができるが、タイミングに関し
て制限がある。入力ラッチL1からのデータがsysc
lkの立ち上がりエッジまで、同期ラッチL3に対して
安定したデータを維持しなければならないので、bus
clkの立ち下がりエッジはsysclkの立ち上がり
エッジ以前に立ち下がってはならない。busclkの
立ち上がりエッジとsysclkの立ち下がりエッジの
間にクロック・エッジ依存性はない。図4は本発明のク
ロック変換器の理論的な作動を説明するものであるが、
実際の回路は配線およびタイミングを取る論理遅延を含
んでいる。それにもかかわらず、busclkの立ち上
がりは同期ラッチにラッチされる外部datainに対
するsysclkの立ち上がりエッジの前または後にな
る。このモードの制約事項はdatainのセットアッ
プ時間、受信機とラッチの遅延、論理と配線の遅延、お
よび同期ラッチのセットアップ時間である。従来からの
静的タイミング分析を使用して、経路遅延を検証できる
ことが、当分野の技術者には理解されよう。
【0019】図6を参照すると、同期発生器30に入力
されるクロックのタイミング図が示されている。上述し
たように、識別子信号がクロック倍数周波数(clkm
f)の関数として、PLL10によって発生される。識
別子信号は許可信号、たとえば、論理"1"とbuscl
kとの同期時の使用不能位相との間でトグルするように
予めプログラムされている。活動識別子信号はsysc
lkと同期したbusclkサイクルを示す。それ故、
たとえば、1/2×タイミングでは(すなわち、sys
clkがbusclkの1/2倍の場合)、識別信号は
busclkサイクル1つおきに活動レベルにトグルす
る。これを同期発生器30に対する2.5×クロッキン
グ・モードの例である図6に示す。ここで、syscl
kはbusclkの2.5倍の周波数で作動している。
sysclkは、図6に示すように、sysclkの5
サイクルごとにbusclkと同期する。したがって、
識別子信号は「cycle1」において活動レベルを達
成するように発生させられる。
【0020】同期発生器30の作動を図5を参照して説
明する。図には本発明の同期発生器の好ましい実施の形
態が示されている。busclkとsysclkが整合
する時期を検出するために、PLL10からの識別子信
号をマスタ・スレーブ・ラッチ40にbusclkによ
ってラッチする。マスタ・スレーブ・ラッチ40はラッ
チL1およびL2を含んでいる。ラッチL1はbusc
lk位相2(P2)によってクロックされ、ラッチL2
はbusclk位相1(P1)によってクロックされ
る。マスタ・スレーブ・ラッチ40の出力はANDゲー
ト50に入力される。また、このラッチの出力は逆転さ
れ、sysclkによってマスタ・スレーブ・ラッチ6
0にラッチされる。マスタ・スレーブ・ラッチ60はs
ysclk位相2(P2)によってクロックされるラッ
チL1と、sysclk位相1(P1)によってクロッ
クされるラッチL2とからなっている。マスタ・スレー
ブ・ラッチ60の出力も、ANDゲート50に入力され
る。ANDゲート50の出力は「プリロード信号」であ
る。プリロード信号はマスタ・スレーブ・ラッチ40お
よび60の論理ANDであり、タイミングの「サイクル
1」に対するカウント、すなわち「cnt1」を開始す
るsysclk期間パルス1つを発生する。
【0021】識別子信号が活動状態であるbusclk
サイクル中に、活動高信号がマスタ・スレーブ・ラッチ
40からANDゲート50へ出力されることがわかろ
う。同様に、sysclkの同期した第1のサイクル
(「サイクル1」)は高入力をマスタ・スレーブ・ラッ
チ60にラッチし、活動高信号をANDゲート50に出
力する。これら2つの信号はANDゲート50によって
ANDが取られ、図6に示すように、プリロード信号を
発生する。
【0022】プリロード信号はbusclkとsysc
lkが同期している特定のサイクルを示し、またbus
sync信号の選択したパターンが発生する期間の最初
のサイクルを示す。各倍数周波数は内部クロックの非整
数倍周波数に対する入力データの同期化を適切に可能と
するbussyncパルスの選択されたパターンを有し
ている。2.5×クロッキング・モードの例の場合、b
ussyncパルスの選択されたパターンはsyscl
kサイクル5つ分の期間を有しており、サイクル3およ
びサイクル5において発生する2つのbussyncパ
ルスを有している。
【0023】図5を再度参照すると、bussyncパ
ルスの選択されたパターンが、4ビットのクロック倍数
周波数(clkmf)入力の関数として、カウント論理
70によって発生する。プリロード信号はsysclk
によってクロックされるラッチの直列チェーン(cnt
2−cnt5)を条件づけるために使用される。カウン
ト論理70は所与のクロック倍数周波数に必要なbus
syncパルス・パターンに対応している論理0と論理
1の選択されたパターンを発生する。選択されたパター
ンの個々のビットはマルチプレクサ75、80、85の
各々およびANDゲート90に送られる。プリロード信
号が生じると、選択されたパターンがカウント・ラッチ
のチェーンcnt5−cnt2にプリロードされる。
(カウント・ラッチcnt2−cnt5は図6のcyc
le2−cycle5に対応している。)プリロード・
サイクル(cycle1)後に、選択されたパターンは
sysclkサイクルごとにラッチ・チェーンによって
シフトされる。カウント・ラッチcnt2の出力はラッ
チ回路20に送られるbussyncを発生する。
【0024】それ故、図6に示す2.5×クロッキング
の例の場合、clkmfはカウント論理70に対して
2.5倍を示す。カウント論理70は"0101"に等し
いビットのパターンを出力し、マルチプレクサ75およ
び85に入力される"0"、ならびにマルチプレクサ80
およびANDゲート90に入力される"1"信号を発生す
る。そのパターンに対する新しい期間のcycle1を
示すプリロード信号の発生時に、カウント・ラッチcn
t2−cnt5にそのパターンがロードされる。sys
clkの以降のサイクルは各ビットが適切なsyscl
kサイクルでbussyncパルスとして出力されるま
で、ビットをマルチプレクサ75−85を介して直列チ
ェーンの次のカウント・ラッチに転送する。
【0025】図7を参照すると、本発明の好ましい実施
の形態によるカウント論理70の略ブロック図が示され
ている。ここで、カウント論理70は1/2n×倍クロ
ックを同期させることのできるクロック変換器の4つの
カウント・ラッチに選択されたパターンをもたらすよう
に設計されている。この回路について、当分野の技術者
に周知のVHDLハードウェア記述言語を使用して説明
する。
【0026】 ==================================== --プリロード・カウント・デコーダ。「カウント論理」 ==================================== bypass <= '1' when (clkmf="0000") or (wdmode ='1') else '0'; x1 <= '1' when (clkmf="0001") or (wdmode ="1") else '0'; x1point5 <= '1' when clkmf="0010" else '0'; x2 <= '1' when clkmf="0011" else '0'; x2point5 <= '1' when clkmf="0100" else '0'; x3 <= '1' when clkmf="0101" else '0'; x3point5 <= '1' when clkmf="0110" else '0'; x4 <= '1' when clkmf="0111" else '0'; x4point5 <= '1' when clkmf="1000" else '0'; x5 <= '1' when clkmf="1001" else '0'; x5point5 <= '1' when clkmf="1010" else '0'; x6 <= '1' when clkmf="1011" else '0'; x6point5 <= '1' when clkmf="1100" else '0'; x7 <= '1' when clkmf="1101" else '0'; x7point5 <= '1' when clkmf="1110" else '0'; x8 <= '1' when clkmf="1111" else '0'; preloadcnt2 <= bypass or x1 or x1point5 or x2 ; preloadcnt3 <= x1point5 or x2point5 or x3 ; preloadcnt4 <= x3point5 or x4 ; preloadcnt5 <= x2point5 or x4point5 or x5 ; preloadcnt6 <= x6 ; preloadcnt7 <= x7 or x3point5 ; preloadcnt8 <= x8 ; preloadcnt9 <= x4point5 ; ==================================== --bussync カウンタ ==================================== cnt9in <= preloadcnt9 and preload; CNT9LAT : srll port map( datain => cnt9in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate6, S_Out => syncnt9 ); cnt8in <= preloadcnt8 when preload='1' else syncnt9 when preload='0' else 'X'; CNT8LAT : srll port map( datain => cnt8in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate7, S_Out => syncnt8 ); cnt7in <= preloadcnt7 when preload='1' else syncnt8 when preload='0' else 'X'; CNT7LAT : srll port map( datain => cnt7in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate8, S_Out => syncnt7 ); cnt6in <= preloadcnt6 when preload='1' else syncnt7 when preload='0' else 'X'; CNT6LAT : srll port map( datain => cnt6in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate9, S_Out => syncnt6 ); cnt5in <= preloadcnt5 when preload='1' else syncnt6 when preload='0' else 'X'; CNT5LAT : srll port map( datain => cnt5in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate10, S_Out => syncnt5 ); cnt4in <= preloadcnt4 when preload='1' else syncnt5 when preload='0' else 'X'; CNT4LAT : srll port map( datain => cnt4in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate11, S_Out => syncnt4 ); cnt3in <= preloadcnt3 when preload='1' else syncnt4 when preload='0' else 'X'; CNT3LAT : srll port map( datain => cnt3in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate12, S_Out => syncnt3 ); cnt2in <= preloadcnt2 when preload='1' else syncnt3 when preload='0' else 'X'; CNT2LAT : srll port map( datain => cnt2in, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate13, S_Out => syncnt2 ); CNT1LAT : srll port map( datain => syncnt2, M_Clock => PH2, S_Clock => PH1, Reset => por, M_Out => terminate14, S_Out => syncnt1 ); bussync <=syncnt2; acksync <=syncnt1;
【0027】図6を再度参照すると、カウント論理70
はカウント・ラッチの直列チェーンに対して選択された
パターンを発生するために使用される組合せ論理であ
る。当分野の技術者には、カウント論理70に入力され
るクロック倍数を拡張し、他の倍数を含むように拡張し
たり、さらにはクロック周波数の他の非整数倍に適合す
るように拡張したりできることが理解されよう。たとえ
ば、クロックの倍数は1/3n×または1/5n×(た
とえば、3 1/3または2 1/5)であってよい。
【0028】上述したように、選択されたパターンはb
ussyncパルスが必要とされるサイクル・カウント
に対する論理"1"のプリセット値を有している。当分野
の技術者に理解されるように、所与の倍数の周波数に対
する選択されたパターンは、busclkの立ち上がり
エッジに重なっているsysclkサイクルを計算する
(経験的に、あるいは数学的に)ことによりカウント論
理70によって決定できる。どのカウント・ラッチ(c
nt(x))の論理1をロードするかを計算して、bu
ssyncの適正なパターンを作成することは、次のよ
うに数学的に与えられる。
【0029】 プリセットcnt(x)=整数(MF×J)+1 J=1ないしn−1の場合 =MF×J J=nの場合 ただし、MFは倍数であり、nは整数の端数である。
【0030】例: MF=2 2/3 n =3 (1/3×クロッキング)
【0031】 J=1の場合のプリセットcnt=整数(2 2/3×1)+1=3 J=2の場合のプリセットcnt=整数(2 2/3×2)+1=6 J=3の場合のプリセットcnt=2 2/3×3 =8
【0032】したがって、カウント論理は2 2/3と
いう非整数倍に対してcnt3、cnt6およびcnt
8をアサートする。選択された倍数周波数に対するパタ
ーンを記述した真理値表を次に示す。
【0033】1/n×クロッキングの例に対する真理値
【表1】
【表2】
【0034】上記の表から、選択されたパターンが内部
クロックのサイクルの期間をカバーしており、パターン
が毎期間ごとに反復することがわかる。この期間は内部
クロックのサイクル数Lを有している。
【0035】L=(n)×(MF) ただし、nは整数の端数であり、MFは非整数倍数(す
なわち、倍数周波数)である。
【0036】本発明を1/n×倍のタイミングに一般化
するために、PLL10およびラッチ回路20を、好ま
しい実施の形態で述べたように、変更されないままとす
る。しかしながら、同期発生器30を1/n倍のクロッ
キングに適合するように設計しなければならない。好ま
しい実施の形態で述べたのと同じ基準が適用される。b
usclkおよびsysclkは同期されたクロックで
なければならず(すなわち、busclkおよびsys
clkの両方が立ち上がりエッジを有している場合に、
「位相の合った」状態を有している)、またbuscl
kの立ち下がりエッジが生じるのは常に、次のsysc
lkの立ち上がりエッジよりも後でなければならない。
一般化した場合、カウント論理70は、上述のように、
sysclkの倍数の周波数に対して適切なパターンを
発生するように設計されることとなる。さらに、同期発
生器30に必要なラッチの数もsysclkの非整数倍
の周波数の関数である。必要なラッチの数は次のように
して計算される。
【0037】ラッチの数=(n)×(MF) ただし、MFは倍数(非整数倍)であり、nは整数の端
数である。
【0038】2つの実施例を以下に挙げる。
【0039】実施例1 MF=1 1/4 n =4 (1/4×クロッキング) ラッチ数=4×1 1/4=5
【0040】実施例2 MF=5 2/3 n =3 (1/3×クロッキング) ラッチ数=3×5 2/3=17
【0041】本発明で使用する場合、倍数(MF)は内
部クロック周波数と外部クロック周波数の比に等しい。
倍数は本発明によれば、整数倍であっても、非整数倍で
あってもよい。また、本発明で使用する場合、整数の端
数(n)は非整数倍の内部クロック周波数の端数の余り
(すなわち、非整数倍の周波数の余り)である。たとえ
ば、2 1/2という非整数倍の場合、MF=2.5お
よびn=2である。
【0042】本発明を好ましい実施の形態を参照して詳
細に図示説明したが、当分野の技術者には、形態および
細部において各種の変更を本発明の精神または範囲を逸
脱せずに行えることが理解されよう。
【0043】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0044】(1)外部クロック周波数からのデータ
を、上記外部クロック周波数の非整数倍である内部クロ
ック周波数と同期させる方法であって、非整数倍数の関
数である選択されたパターンで一連の同期パルスを発生
するステップと、外部周波数で受け取った同期データを
ラッチするステップと、ラッチされた上記同期データを
一連の同期パルスに応じて内部周波数で出力するステッ
プとからなる方法。 (2)上記選択されたパターンが内部クロックのL個の
サイクルの期間を有しており、L=(n)×(MF)で
あり、ただし、nは整数の端数であり、MFが非整数倍
数である、外部クロック周波数からのデータを、上記外
部クロック周波数の非整数倍である内部クロック周波数
と同期させる上記(1)に記載の方法。 (3)内部クロックの第1の位相が外部クロックの第1
の位相と同期した後に生じる上記内部クロックの各サイ
クルCで、同期パルスが生じるように、上記パターンが
選択され、 C=整数(MF×J)+1 J=1ないしn−1の場合 =MF×J J=nの場合 であり、ただし、nは整数の端数であり、MFが非整数
倍数である、外部クロック周波数からのデータを、上記
外部クロック周波数の非整数倍である内部クロック周波
数と同期させる上記(1)に記載の方法。 (4)MF=2.5およびn=2である、外部クロック
周波数からのデータを、上記外部クロック周波数の非整
数倍である内部クロック周波数と同期させる上記(3)
に記載の方法。 (5)所定のパターンが内部クロックのL個のサイクル
の期間を有しており、L=(n)×(MF)であり、た
だし、nは整数の端数であり、MFが非整数倍数であ
る、外部クロック周波数からのデータを、上記外部クロ
ック周波数の非整数倍である内部クロック周波数と同期
させる上記(3)に記載の方法。 (6)MF=2.5およびn=2である、外部クロック
周波数からのデータを、上記外部クロック周波数の非整
数倍である内部クロック周波数と同期させる上記(5)
に記載の方法。 (7)外部クロック周波数からのデータを内部クロック
周波数と同期させ、外部クロック速度が内部クロック速
度の非整数倍である方法であって、外部クロックの使用
可能位相中に受け取ったデータを第1のラッチにラッチ
するステップと、使用可能位相を有する同期信号を発生
し、上記同期信号の使用可能位相を上記外部クロックの
使用可能位相の終了時に、またはその前に始まり、内部
クロックの使用可能位相の次の後続終了が生じるとき、
またはその後に終わる期間中に発生させるステップと、
上記内部クロックの使用可能位相と上記同期信号の使用
可能位相とが同時に存在している期間中に、上記第1の
ラッチにラッチされたデータを第2のラッチにラッチす
るステップと、上記第2のラッチにラッチされたデータ
を上記内部クロックの周波数で出力するステップとから
なる方法。 (8)上記内部クロックの次の後続使用可能位相の終了
が発生するのと、上記外部クロックの使用可能位相の終
了が同時に存在していない、外部クロック周波数からの
データを内部クロック周波数と同期させる上記(7)に
記載の方法。 (9)外部クロック速度のデータを外部クロック速度の
非整数倍の内部クロック速度と同期させる倍数クロック
変換器であって、外部クロック速度でデータを受け取
り、内部クロック速度でデータを出力し、入力ラッチと
同期ラッチを有しており、上記入力ラッチが外部クロッ
クの使用可能位相によってクロックされ、上記同期ラッ
チが内部クロックの使用可能位相によってクロックさ
れ、かつ同期パルスによって使用可能とされるラッチ回
路と、非整数倍の関数である選択されたパターンでラッ
チ回路に出力される一連の同期パルスを発生する同期信
号発生器とからなる倍数クロック変換器。 (10)同期信号発生器が直列に接続されたL個のラッ
チを含んでおり、上記内部クロックの各Lサイクルごと
に、上記ラッチに上記選択されたパターンがロードさ
れ、上記ラッチが内部クロックによってクロックされ、
一連の上記ラッチの最後のラッチからの一連の同期パル
スを出力し、L=(n)×(MF)であり、ただし、n
は整数の端数であり、MFが非整数倍数である、外部ク
ロック速度のデータを内部クロック速度と同期させる上
記(9)に記載の倍数クロック変換器。 (11)上記内部クロックの使用可能位相が上記外部ク
ロックの使用可能位相と同期した後に生じる上記内部ク
ロックの各C(X)サイクルごとに同期パルスが生じる
ように上記パターンが選択されており、 X=整数(MF×J)+1 J=1ないしn−1の場合 =MF×J J=nの場合 であり、ただし、nは整数の端数であり、MFが非整数
倍数である、外部クロック速度のデータを内部クロック
速度と同期させる上記(9)に記載の倍数クロック変換
器。 (12)上記内部クロックが使用不能位相を有してお
り、上記同期ラッチがスレーブ・ラッチと上記スレーブ
・ラッチに入力されるマスタ・ラッチとを有しているマ
スタ・スレーブ・ラッチであり、上記マスタ・ラッチが
上記内部クロックの使用可能位相によってクロックさ
れ、上記スレーブ・ラッチが上記内部クロックの使用不
能位相によってクロックされる、外部クロック速度のデ
ータを内部クロック速度と同期させる上記(9)に記載
の倍数クロック変換器。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態によるクロック変
換器の図である。
【図2】図1に示した本発明のクロック変換器の好まし
い実施の形態のタイミング図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態によるラッチ回路
および同期発生器の詳細な略ブロック図である。
【図4】本発明のクロック変換器の好ましい実施の形態
の2.5×クロッキング・モードのタイミング図であ
る。
【図5】本発明の同期発生器の好ましい実施の形態の図
である。
【図6】本発明の好ましい実施の形態の同期発生器に対
するクロック入力のタイミング図である。
【図7】本発明の好ましい実施の形態によるカウント論
理70の略ブロック図である。
【符号の説明】
10 位相ロック・ループ 20 ラッチ回路 30 同期発生器 40 マスタ・スレーブ・ラッチ 50 ANDゲート 60 マスタ・スレーブ・ラッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部クロック周波数からのデータを、上記
    外部クロック周波数の非整数倍である内部クロック周波
    数と同期させる方法であって、 非整数倍数の関数である選択されたパターンで一連の同
    期パルスを発生するステップと、 外部周波数で受け取った同期データをラッチするステッ
    プと、 ラッチされた上記同期データを一連の同期パルスに応じ
    て内部周波数で出力するステップとからなる方法。
  2. 【請求項2】上記選択されたパターンが内部クロックの
    L個のサイクルの期間を有しており、 L=(n)×(MF)であり、 ただし、nは整数の端数であり、 MFが非整数倍数である、 外部クロック周波数からのデータを、上記外部クロック
    周波数の非整数倍である内部クロック周波数と同期させ
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】内部クロックの第1の位相が外部クロック
    の第1の位相と同期した後に生じる上記内部クロックの
    各サイクルCで、同期パルスが生じるように、上記パタ
    ーンが選択され、 C=整数(MF×J)+1 J=1ないしn−1の場合 =MF×J J=nの場合 であり、 ただし、nは整数の端数であり、 MFが非整数倍数である、 外部クロック周波数からのデータを、上記外部クロック
    周波数の非整数倍である内部クロック周波数と同期させ
    る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】MF=2.5およびn=2である、 外部クロック周波数からのデータを、上記外部クロック
    周波数の非整数倍である内部クロック周波数と同期させ
    る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】所定のパターンが内部クロックのL個のサ
    イクルの期間を有しており、 L=(n)×(MF)であり、 ただし、nは整数の端数であり、 MFが非整数倍数である、 外部クロック周波数からのデータを、上記外部クロック
    周波数の非整数倍である内部クロック周波数と同期させ
    る請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】MF=2.5およびn=2である、 外部クロック周波数からのデータを、上記外部クロック
    周波数の非整数倍である内部クロック周波数と同期させ
    る請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】外部クロック周波数からのデータを内部ク
    ロック周波数と同期させ、外部クロック速度が内部クロ
    ック速度の非整数倍である方法であって、 外部クロックの使用可能位相中に受け取ったデータを第
    1のラッチにラッチするステップと、 使用可能位相を有する同期信号を発生し、上記同期信号
    の使用可能位相を上記外部クロックの使用可能位相の終
    了時に、またはその前に始まり、内部クロックの使用可
    能位相の次の後続終了が生じるとき、またはその後に終
    わる期間中に発生させるステップと、 上記内部クロックの使用可能位相と上記同期信号の使用
    可能位相とが同時に存在している期間中に、上記第1の
    ラッチにラッチされたデータを第2のラッチにラッチす
    るステップと、 上記第2のラッチにラッチされたデータを上記内部クロ
    ックの周波数で出力するステップとからなる方法。
  8. 【請求項8】上記内部クロックの次の後続使用可能位相
    の終了が発生するのと、上記外部クロックの使用可能位
    相の終了が同時に存在していない、外部クロック周波数
    からのデータを内部クロック周波数と同期させる請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】外部クロック速度のデータを外部クロック
    速度の非整数倍の内部クロック速度と同期させる倍数ク
    ロック変換器であって、 外部クロック速度でデータを受け取り、内部クロック速
    度でデータを出力し、入力ラッチと同期ラッチを有して
    おり、上記入力ラッチが外部クロックの使用可能位相に
    よってクロックされ、上記同期ラッチが内部クロックの
    使用可能位相によってクロックされ、かつ同期パルスに
    よって使用可能とされるラッチ回路と、 非整数倍の関数である選択されたパターンでラッチ回路
    に出力される一連の同期パルスを発生する同期信号発生
    器とからなる倍数クロック変換器。
  10. 【請求項10】同期信号発生器が直列に接続されたL個
    のラッチを含んでおり、上記内部クロックの各Lサイク
    ルごとに、上記ラッチに上記選択されたパターンがロー
    ドされ、上記ラッチが内部クロックによってクロックさ
    れ、一連の上記ラッチの最後のラッチからの一連の同期
    パルスを出力し、 L=(n)×(MF)であり、 ただし、nは整数の端数であり、 MFが非整数倍数である、 外部クロック速度のデータを内部クロック速度と同期さ
    せる請求項9に記載の倍数クロック変換器。
  11. 【請求項11】上記内部クロックの使用可能位相が上記
    外部クロックの使用可能位相と同期した後に生じる上記
    内部クロックの各C(X)サイクルごとに同期パルスが
    生じるように上記パターンが選択されており、 X=整数(MF×J)+1 J=1ないしn−1の場合 =MF×J J=nの場合 であり、 ただし、nは整数の端数であり、 MFが非整数倍数である、 外部クロック速度のデータを内部クロック速度と同期さ
    せる請求項9に記載の倍数クロック変換器。
  12. 【請求項12】上記内部クロックが使用不能位相を有し
    ており、上記同期ラッチがスレーブ・ラッチと上記スレ
    ーブ・ラッチに入力されるマスタ・ラッチとを有してい
    るマスタ・スレーブ・ラッチであり、上記マスタ・ラッ
    チが上記内部クロックの使用可能位相によってクロック
    され、上記スレーブ・ラッチが上記内部クロックの使用
    不能位相によってクロックされる、 外部クロック速度のデータを内部クロック速度と同期さ
    せる請求項9に記載の倍数クロック変換器。
JP07376896A 1995-03-30 1996-03-28 外部クロック周波数で送られるデータを内部クロック周波数と同期させる方法及び倍数クロック変換器 Expired - Lifetime JP3457459B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US413641 1995-03-30
US08/413,641 US5634116A (en) 1995-03-30 1995-03-30 Non-integer multiple clock translator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08298503A true JPH08298503A (ja) 1996-11-12
JP3457459B2 JP3457459B2 (ja) 2003-10-20

Family

ID=23638039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07376896A Expired - Lifetime JP3457459B2 (ja) 1995-03-30 1996-03-28 外部クロック周波数で送られるデータを内部クロック周波数と同期させる方法及び倍数クロック変換器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5634116A (ja)
EP (1) EP0735494A1 (ja)
JP (1) JP3457459B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014013576A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 富士通株式会社 タイミング調整装置、タイミング調整回路およびタイミング調整方法

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6047382A (en) * 1997-09-26 2000-04-04 Advanced Micro Devices, Inc. Processor with short set-up and hold times for bus signals
US5915107A (en) * 1997-09-26 1999-06-22 Advanced Micro Devices, Inc. Cross clock domain clocking for a system using two clock frequencies where one frequency is fractional multiple of the other
US5898640A (en) * 1997-09-26 1999-04-27 Advanced Micro Devices, Inc. Even bus clock circuit
US6266779B1 (en) * 1998-10-08 2001-07-24 Intel Corporation Clock enable generation, synchronization, and distribution
US6118314A (en) * 1998-10-14 2000-09-12 Vlsi Technology, Inc. Circuit assembly and method of synchronizing plural circuits
US6157233A (en) * 1998-12-16 2000-12-05 Intel Corporation Always-deterministic phase-locked loop
US6477657B1 (en) * 1999-04-29 2002-11-05 Intel Corporation Circuit for I/O clock generation
US20030005344A1 (en) * 2001-06-29 2003-01-02 Bhamidipati Sriram M. Synchronizing data with a capture pulse and synchronizer
US7111186B2 (en) * 2003-04-28 2006-09-19 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for static phase offset correction
US7464284B2 (en) * 2005-03-22 2008-12-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Systems and methods for driving data over a bus where the systems employ a bus clock that is derived from a system clock and a data clock designed to lead the bus clock
US7428652B2 (en) 2005-05-10 2008-09-23 Intel Corporation Programmable phase generator for cross-clock communication where the clock frequency ratio is a rational number
US7515666B2 (en) * 2005-07-29 2009-04-07 International Business Machines Corporation Method for dynamically changing the frequency of clock signals
US7453288B2 (en) * 2006-02-16 2008-11-18 Sigmatel, Inc. Clock translator and parallel to serial converter
US7856464B2 (en) * 2006-02-16 2010-12-21 Sigmatel, Inc. Decimation filter
US7724861B2 (en) * 2006-03-22 2010-05-25 Sigmatel, Inc. Sample rate converter
US7792220B2 (en) * 2006-12-19 2010-09-07 Sigmatel, Inc. Demodulator system and method
US7831001B2 (en) * 2006-12-19 2010-11-09 Sigmatel, Inc. Digital audio processing system and method
US7729461B2 (en) * 2006-12-22 2010-06-01 Sigmatel, Inc. System and method of signal processing
US9613171B1 (en) * 2016-01-15 2017-04-04 International Business Machines Corporation Multi-cycle signal identification for static timing analysis

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4021784A (en) * 1976-03-12 1977-05-03 Sperry Rand Corporation Clock synchronization system
CA1101194A (en) * 1976-12-22 1981-05-19 Richard F. Buswell Multi-tube catalytic reaction apparatus
DE3675309D1 (de) * 1985-08-19 1990-12-06 Siemens Ag Synchronisierungseinrichtung.
US4701921A (en) * 1985-10-23 1987-10-20 Texas Instruments Incorporated Modularized scan path for serially tested logic circuit
US4710933A (en) * 1985-10-23 1987-12-01 Texas Instruments Incorporated Parallel/serial scan system for testing logic circuits
US4710931A (en) * 1985-10-23 1987-12-01 Texas Instruments Incorporated Partitioned scan-testing system
US4649539A (en) * 1985-11-04 1987-03-10 Honeywell Information Systems Inc. Apparatus providing improved diagnosability
EP0375794A1 (en) * 1988-12-24 1990-07-04 International Business Machines Corporation Method of synchronizing signals which are generated on different chips having on-chip clocking systems with different speed
US4949361A (en) * 1989-06-26 1990-08-14 Tektronix, Inc. Digital data transfer synchronization circuit and method
JPH0556085A (ja) * 1991-08-23 1993-03-05 Nec Ic Microcomput Syst Ltd インターフエイス回路
GB2262415B (en) * 1991-12-13 1995-08-16 Digital Equipment Int Handshake synchronization system
ES2070557T3 (es) * 1992-07-03 1995-06-01 Siemens Nixdorf Inf Syst Sistema de proceso de datos con varias frecuencias de impulsos de reloj.
US5634041A (en) * 1992-08-12 1997-05-27 Massachusetts Institute Of Technology Rationally clocked communication interface
US5487092A (en) * 1994-12-22 1996-01-23 International Business Machines Corporation System for high-speed synchronization across clock domains

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014013576A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 富士通株式会社 タイミング調整装置、タイミング調整回路およびタイミング調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5634116A (en) 1997-05-27
JP3457459B2 (ja) 2003-10-20
EP0735494A1 (en) 1996-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3457459B2 (ja) 外部クロック周波数で送られるデータを内部クロック周波数と同期させる方法及び倍数クロック変換器
JP3565600B2 (ja) データ通信装置およびデータ通信方法
KR101089153B1 (ko) 상이한 클록 도메인 간에서의 데이터 신호 전송 방법 및 집적 회로
RU2212048C2 (ru) Гибкий интерфейс и способ его применения
US5909563A (en) Computer system including an interface for transferring data between two clock domains
US5535377A (en) Method and apparatus for low latency synchronization of signals having different clock speeds
US6748039B1 (en) System and method for synchronizing a skip pattern and initializing a clock forwarding interface in a multiple-clock system
US5654988A (en) Apparatus for generating a pulse clock signal for a multiple-stage synchronizer
EP0677802B1 (en) Apparatus and method for generating a phase-controlled clock signal
KR100304036B1 (ko) 데이타동기시스템및방법
EP2558937A1 (en) System and method for lockstep synchronization
EP0717496B1 (en) High speed parallel/serial interface
KR100195855B1 (ko) 소수배 시스템에 있어서 클록 동기 체계
JP2928866B2 (ja) プログラマブルなデータ転送タイミング
JPS6227813A (ja) 位相同期方式
JPH11312027A (ja) 半導体装置及びその設計方法
JP3616468B2 (ja) データ同期システム
US6477657B1 (en) Circuit for I/O clock generation
US6928574B1 (en) System and method for transferring data from a lower frequency clock domain to a higher frequency clock domain
EP1436685B1 (en) Data synchronization on a peripheral bus
US4977581A (en) Multiple frequency clock system
JP2002328744A (ja) 半導体集積回路装置
JP3039441B2 (ja) 異クロック間同期エッジ検出方法および異クロック間同期エッジ検出方式
US6041418A (en) Race free and technology independent flag generating circuitry associated with two asynchronous clocks
US6157233A (en) Always-deterministic phase-locked loop

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term