JPH10253672A - 無線周波数信号ミクサの自動平衡化回路 - Google Patents
無線周波数信号ミクサの自動平衡化回路Info
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- JPH10253672A JPH10253672A JP10000539A JP53998A JPH10253672A JP H10253672 A JPH10253672 A JP H10253672A JP 10000539 A JP10000539 A JP 10000539A JP 53998 A JP53998 A JP 53998A JP H10253672 A JPH10253672 A JP H10253672A
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- Power Engineering (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線周波数信号ミクサにおいて、局部発振器
(LO)信号−中間周波数(IF)信号間の漏洩を減少
させるための回路。 【解決手段】 本発明による回路は差動利得回路網62
と差動移相回路網64とコンバイナ66とを備え、ミク
サからの同相及び異相信号線(58、59)に接続され
る。各線路には少量のLO漏洩信号が伝送され、このL
O漏洩信号の主たる成分は線路58及び59においてほ
ぼ同相をなす。差動利得回路網及び差動移相回路網にお
いて、それぞれ独立したIF信号の位相及び/または振
幅を差動的にシフトし、さらにコンバイナにおいて信号
を組み合わせることによって、IF信号レベルにほとん
ど影響を及ぼすことなく、LO漏洩信号をほぼ完全に相
殺することが可能になる。これらの回路網は、LO漏洩
信号がほぼ完全に除去されるようにマイクロプロセッサ
によって制御され調整される。
(LO)信号−中間周波数(IF)信号間の漏洩を減少
させるための回路。 【解決手段】 本発明による回路は差動利得回路網62
と差動移相回路網64とコンバイナ66とを備え、ミク
サからの同相及び異相信号線(58、59)に接続され
る。各線路には少量のLO漏洩信号が伝送され、このL
O漏洩信号の主たる成分は線路58及び59においてほ
ぼ同相をなす。差動利得回路網及び差動移相回路網にお
いて、それぞれ独立したIF信号の位相及び/または振
幅を差動的にシフトし、さらにコンバイナにおいて信号
を組み合わせることによって、IF信号レベルにほとん
ど影響を及ぼすことなく、LO漏洩信号をほぼ完全に相
殺することが可能になる。これらの回路網は、LO漏洩
信号がほぼ完全に除去されるようにマイクロプロセッサ
によって制御され調整される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にスペクトル解
析器に関し、特に、無線周波数入力信号と局部発振器信
号を混合し中間周波数信号を生成するミクサにおいて、
局部発振器信号の中間周波数信号への漏洩を減少させる
回路に関する。
析器に関し、特に、無線周波数入力信号と局部発振器信
号を混合し中間周波数信号を生成するミクサにおいて、
局部発振器信号の中間周波数信号への漏洩を減少させる
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】既知のスペクトル解析器の場合、入力ミ
クサは、局部発振器(以下、「LO」と称する)信号の
中間周波数(以下、「IF」と称する)信号への漏洩を
減少させるために、手動調整を必要とするか、あるい
は、特別に選定されたミクサ・ダイオードを利用する。
一般にこの漏洩は、スペクトル解析器の低周波性能を制
限し、望ましくない残留信号を誘発する。この機械的平
衡化はコストが高くつき、2次高調波の生成を十分に減
少させることができない。
クサは、局部発振器(以下、「LO」と称する)信号の
中間周波数(以下、「IF」と称する)信号への漏洩を
減少させるために、手動調整を必要とするか、あるい
は、特別に選定されたミクサ・ダイオードを利用する。
一般にこの漏洩は、スペクトル解析器の低周波性能を制
限し、望ましくない残留信号を誘発する。この機械的平
衡化はコストが高くつき、2次高調波の生成を十分に減
少させることができない。
【0003】図1には、スペクトル解析器におけるLO
−IF漏洩を減少させる既知の回路の1つが示されてい
る。LOヌル化回路は、望ましくないLO漏洩信号と振
幅が等しく、位相が逆の信号を発生する直交位相(「I
Q」)変調サブシステムを備えている。この信号は、こ
のLO−IF漏洩を相殺するためにIFサブシステムに
結合される。無線周波数(以下、「RF」と称する)入
力信号とLO信号を混合するミクサは、実際には平衡が
とれていないので、2次高調波歪みの生成はあまり減少
しない。ヌル化回路は、ミクサ自体の外部に多くのRF
部品を必要とするので、このような回路は、低コストの
スペクトル解析器にとってはただ単にコストのかかりす
ぎるものでしかない。
−IF漏洩を減少させる既知の回路の1つが示されてい
る。LOヌル化回路は、望ましくないLO漏洩信号と振
幅が等しく、位相が逆の信号を発生する直交位相(「I
Q」)変調サブシステムを備えている。この信号は、こ
のLO−IF漏洩を相殺するためにIFサブシステムに
結合される。無線周波数(以下、「RF」と称する)入
力信号とLO信号を混合するミクサは、実際には平衡が
とれていないので、2次高調波歪みの生成はあまり減少
しない。ヌル化回路は、ミクサ自体の外部に多くのRF
部品を必要とするので、このような回路は、低コストの
スペクトル解析器にとってはただ単にコストのかかりす
ぎるものでしかない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、ミク
サにおけるLO−IF漏洩を減少させる低コストの装置
を提供することを目的とする。
サにおけるLO−IF漏洩を減少させる低コストの装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の望ましい
実施例には、主としてスペクトル解析器に用いられるR
Fミクサ用の自動平衡化回路が含まれている。そのIF
ポートに平衡不平衡変成器(バラン回路)を備えた平衡
化ミクサが利用されており、この平衡不平衡変成器は、
「同相」及び「異相」信号線路を備えている。これらの
各信号線路は、同相及び異相IF信号だけでなく、少量
のLO漏洩信号をも伝送する。これらの信号の位相及び
振幅を適正に調整し、調整された信号を再び組み合わせ
ることによって、望ましくないLO漏洩信号を相殺する
ことが可能になる。LO周波数の値がIF周波数と同じ
値に設定された時のLOのフィードスルーを最小限に抑
えるために、ファームウェア・アルゴリズムによって位
相及び振幅が自動調整される。この調整は、スペクトル
解析器の動作時には適切な状態に保たれている。
実施例には、主としてスペクトル解析器に用いられるR
Fミクサ用の自動平衡化回路が含まれている。そのIF
ポートに平衡不平衡変成器(バラン回路)を備えた平衡
化ミクサが利用されており、この平衡不平衡変成器は、
「同相」及び「異相」信号線路を備えている。これらの
各信号線路は、同相及び異相IF信号だけでなく、少量
のLO漏洩信号をも伝送する。これらの信号の位相及び
振幅を適正に調整し、調整された信号を再び組み合わせ
ることによって、望ましくないLO漏洩信号を相殺する
ことが可能になる。LO周波数の値がIF周波数と同じ
値に設定された時のLOのフィードスルーを最小限に抑
えるために、ファームウェア・アルゴリズムによって位
相及び振幅が自動調整される。この調整は、スペクトル
解析器の動作時には適切な状態に保たれている。
【0006】本発明による装置では、LO周波数=IF
周波数で平衡化される時、平衡不平衡変成器は固定IF
周波数で動作を続けるので、ミクサは、他の全てのLO
周波数についても平衡化されることになり、スペクトル
解析器の全周波数範囲にわたって2次高調波歪みの生成
が大幅に減少する。
周波数で平衡化される時、平衡不平衡変成器は固定IF
周波数で動作を続けるので、ミクサは、他の全てのLO
周波数についても平衡化されることになり、スペクトル
解析器の全周波数範囲にわたって2次高調波歪みの生成
が大幅に減少する。
【0007】
【実施例】本発明の望ましい実施例には、RFミクサの
自動平衡化回路が含まれている。図2に示すように、平
衡化回路50は、平衡不平衡変成器54を備えた平衡化
ミクサ52を利用している。ミクサ52は、RF入力ポ
ート53においてRF信号を受信し、LO入力ポート5
5においてLO入力信号を受信する。ミクサ52は、平
衡不平衡変成器54の出力にごくわずかしかLO信号の
漏洩が生じないのが理想であるが、平衡不平衡変成器5
4におけるダイオードの欠陥及び機械的非対称性によっ
て、許容できないほど大きいLO漏洩電流が生じる可能
性がある。
自動平衡化回路が含まれている。図2に示すように、平
衡化回路50は、平衡不平衡変成器54を備えた平衡化
ミクサ52を利用している。ミクサ52は、RF入力ポ
ート53においてRF信号を受信し、LO入力ポート5
5においてLO入力信号を受信する。ミクサ52は、平
衡不平衡変成器54の出力にごくわずかしかLO信号の
漏洩が生じないのが理想であるが、平衡不平衡変成器5
4におけるダイオードの欠陥及び機械的非対称性によっ
て、許容できないほど大きいLO漏洩電流が生じる可能
性がある。
【0008】本発明の場合、ミクサ52及び平衡不平衡
変成器54は、IF信号結合線路58及び59に同相及
び異相IF信号を発生する。各線路は、平衡不平衡変成
器54に生じる少量のLO漏洩信号を伝送する。このL
O漏洩信号の主たる成分は、線路58及び59において
ほぼ同相をなす。差動利得回路網62及び差動移相回路
網64において、それぞれ独立したIF信号の位相及び
/または振幅を差動的にシフトし、さらに、180゜ハ
イブリッド・コンバイナ66において信号を組み合わせ
ることによって、IF信号レベルにほとんど影響を及ぼ
すことなく、平衡不平衡変成器54における欠陥のある
ダイオード及び機械的な非対称性によるLO漏洩信号を
ほぼ完全に相殺することが可能になる。本発明は、同相
及び異相IF信号が、それぞれ、線路58及び59に生
じることを前提としており、ミクサ52及び平衡不平衡
変成器54は、同相及び異相IF信号を生成するように
設計されたものである。
変成器54は、IF信号結合線路58及び59に同相及
び異相IF信号を発生する。各線路は、平衡不平衡変成
器54に生じる少量のLO漏洩信号を伝送する。このL
O漏洩信号の主たる成分は、線路58及び59において
ほぼ同相をなす。差動利得回路網62及び差動移相回路
網64において、それぞれ独立したIF信号の位相及び
/または振幅を差動的にシフトし、さらに、180゜ハ
イブリッド・コンバイナ66において信号を組み合わせ
ることによって、IF信号レベルにほとんど影響を及ぼ
すことなく、平衡不平衡変成器54における欠陥のある
ダイオード及び機械的な非対称性によるLO漏洩信号を
ほぼ完全に相殺することが可能になる。本発明は、同相
及び異相IF信号が、それぞれ、線路58及び59に生
じることを前提としており、ミクサ52及び平衡不平衡
変成器54は、同相及び異相IF信号を生成するように
設計されたものである。
【0009】適正なシールドを施して、ミクサ周りを流
れてIFセクションに直接流れ込むLO信号の漏洩を最
小限に抑えることによって、平衡不平衡変成器54及び
ミクサが主たる漏洩経路になるという保証が得られる。
れてIFセクションに直接流れ込むLO信号の漏洩を最
小限に抑えることによって、平衡不平衡変成器54及び
ミクサが主たる漏洩経路になるという保証が得られる。
【0010】ミクサ52及び平衡不平衡変成器54に上
述のような設計が施されると、本発明の場合、ごくわず
かな位相及び振幅のシフトしか必要がなくなる。図3に
示すように、差動利得回路網62(図2を参照された
い)の機能を実現するための振幅変更は、GaAs電界
効果トランジスタ増幅器(以下、「FET」と称する)
72及び74に対するバイアス電流を変化させることに
よって実施される。差動移相回路網64(図2を参照さ
れたい)は、バラクタ76及び78によって実現され
る。FET72及び74のドレインに取り付けられ、電
流センス増幅器73、及び、増幅器75、77、及び、
79から構成されるアナログ制御回路は、FET72及
び74のドレイン電流の総和を一定に維持するが、FE
T72及び74の間で差動的に電流をシフトさせる。バ
ラクタ移相器76及び78の制御は、増幅器82から構
成される相補型ドライバによって行われる。位相デジタ
ル・アナログ制御装置(「DAC」)81と振幅DAC
83は、マイクロプロセッサ90に結合されており、そ
の制御下において、差動移相回路網及び差動利得回路網
の両方の振幅が調整される。180゜ハイブリッドコン
バイナ66は、第1の実施例の場合、180゜ラット・
レース・カプラ(rat-race coupler)として実現され
る。
述のような設計が施されると、本発明の場合、ごくわず
かな位相及び振幅のシフトしか必要がなくなる。図3に
示すように、差動利得回路網62(図2を参照された
い)の機能を実現するための振幅変更は、GaAs電界
効果トランジスタ増幅器(以下、「FET」と称する)
72及び74に対するバイアス電流を変化させることに
よって実施される。差動移相回路網64(図2を参照さ
れたい)は、バラクタ76及び78によって実現され
る。FET72及び74のドレインに取り付けられ、電
流センス増幅器73、及び、増幅器75、77、及び、
79から構成されるアナログ制御回路は、FET72及
び74のドレイン電流の総和を一定に維持するが、FE
T72及び74の間で差動的に電流をシフトさせる。バ
ラクタ移相器76及び78の制御は、増幅器82から構
成される相補型ドライバによって行われる。位相デジタ
ル・アナログ制御装置(「DAC」)81と振幅DAC
83は、マイクロプロセッサ90に結合されており、そ
の制御下において、差動移相回路網及び差動利得回路網
の両方の振幅が調整される。180゜ハイブリッドコン
バイナ66は、第1の実施例の場合、180゜ラット・
レース・カプラ(rat-race coupler)として実現され
る。
【0011】図3に示す回路は、図2において示された
機能を実施するための可能な1つの例にすぎない。差動
利得回路網は、差動移相回路網と同様、他のいくつかの
方法で実施することが可能である。例えば、差動利得回
路網は、FETを含まない減衰器ICによって実施する
ことが可能である。また、第1の望ましい実施例では、
位相調整前に、同相及び異相信号の利得を調整するが、
この場合、本発明がその特定の機能順序に制限されるも
のと受けとめるべきではない。信号の位相は、利得の調
整前であっても全く同様に簡単に調整することが可能で
ある。
機能を実施するための可能な1つの例にすぎない。差動
利得回路網は、差動移相回路網と同様、他のいくつかの
方法で実施することが可能である。例えば、差動利得回
路網は、FETを含まない減衰器ICによって実施する
ことが可能である。また、第1の望ましい実施例では、
位相調整前に、同相及び異相信号の利得を調整するが、
この場合、本発明がその特定の機能順序に制限されるも
のと受けとめるべきではない。信号の位相は、利得の調
整前であっても全く同様に簡単に調整することが可能で
ある。
【0012】マイクロプロセッサ90において実行され
るファームウェア・プログラムによって、LO漏洩信号
を最小限に抑えるために、同相及び異相信号の位相及び
振幅が繰り返し調整される。このファームウェア・プロ
グラムは、スペクトル解析器の利用前に実行され、LO
周波数をIF周波数に等しくなるように設定することに
よって開始される。図4は、ファームウェア・プログラ
ム100のフローチャートである。ステップ101にお
いて、スペクトル解析器のRF周波数は、0Hzに設定
され、掃引間隔も0Hzに設定される。ステップ103
において、DAC81及び83(図3を参照されたい)
における位相及び利得DAC値は、それぞれ、ステップ
増減させられ、マイクロプロセッサ90(図3を参照さ
れたい)は、スペクトル解析器における主アナログ・デ
ジタル変換器(「ADC」)の出力に生じるスペクトル
解析器の信号を読み取る。このADCは示されていな
い。主ADCに生じる信号を最小限に抑えるための既知
の探索ルーチンを利用して、マイクロプロセッサ90
は、ステップ103を繰り返し実施し、作動利得及び作
動位相回路網に調整が施され、主ADCに生じる値を読
み取って、先行調整において、主ADCに生じる信号が
増大させられたのか、あるいは、減少させられたのかが
確認される。最良のヌル化値が、ステップ105におい
てヌル化DAC81及び83にロードされ、スペクトル
解析器は、ファームウェア・プログラムの実行前の状態
に戻る。
るファームウェア・プログラムによって、LO漏洩信号
を最小限に抑えるために、同相及び異相信号の位相及び
振幅が繰り返し調整される。このファームウェア・プロ
グラムは、スペクトル解析器の利用前に実行され、LO
周波数をIF周波数に等しくなるように設定することに
よって開始される。図4は、ファームウェア・プログラ
ム100のフローチャートである。ステップ101にお
いて、スペクトル解析器のRF周波数は、0Hzに設定
され、掃引間隔も0Hzに設定される。ステップ103
において、DAC81及び83(図3を参照されたい)
における位相及び利得DAC値は、それぞれ、ステップ
増減させられ、マイクロプロセッサ90(図3を参照さ
れたい)は、スペクトル解析器における主アナログ・デ
ジタル変換器(「ADC」)の出力に生じるスペクトル
解析器の信号を読み取る。このADCは示されていな
い。主ADCに生じる信号を最小限に抑えるための既知
の探索ルーチンを利用して、マイクロプロセッサ90
は、ステップ103を繰り返し実施し、作動利得及び作
動位相回路網に調整が施され、主ADCに生じる値を読
み取って、先行調整において、主ADCに生じる信号が
増大させられたのか、あるいは、減少させられたのかが
確認される。最良のヌル化値が、ステップ105におい
てヌル化DAC81及び83にロードされ、スペクトル
解析器は、ファームウェア・プログラムの実行前の状態
に戻る。
【0013】〔実施態様〕なお、本発明の実施態様の例
を以下に示す。
を以下に示す。
【0014】〔実施態様1〕無線周波数入力信号と局部
発振器入力信号を混合して中間周波数信号を発生する、
平衡不平衡変成器(54)付きの平衡化ミクサ(52)
を備えるスペクトル解析器において、局部発振器信号の
中間周波数信号への漏洩を最小限に抑えるための回路で
あって、平衡不平衡変成器(54)に結合されて、それ
ぞれ、同相信号及び異相信号を伝送する同相信号線路
(58)及び異相信号線路(59)と、同相信号線路
(58)及び異相信号線路(59)に結合されて、同相
信号及び異相信号の振幅を調整する差動利得回路網(6
2)と、差動利得回路網(62)に結合されて、振幅を
調整された同相及び異相信号を受信し、信号に移相を施
す差動移相回路網(64)と、差動移相回路網(64)
に結合されて、振幅及び位相を調整された同相及び異相
信号を組み合わせるためのコンバイナ(66)と、差動
利得回路網(62)及び差動移相回路網(64)に結合
されて、振幅及び位相調整を決定し、制御するためのマ
イクロプロセッサ(90)とを備えたことを特徴とする
回路。
発振器入力信号を混合して中間周波数信号を発生する、
平衡不平衡変成器(54)付きの平衡化ミクサ(52)
を備えるスペクトル解析器において、局部発振器信号の
中間周波数信号への漏洩を最小限に抑えるための回路で
あって、平衡不平衡変成器(54)に結合されて、それ
ぞれ、同相信号及び異相信号を伝送する同相信号線路
(58)及び異相信号線路(59)と、同相信号線路
(58)及び異相信号線路(59)に結合されて、同相
信号及び異相信号の振幅を調整する差動利得回路網(6
2)と、差動利得回路網(62)に結合されて、振幅を
調整された同相及び異相信号を受信し、信号に移相を施
す差動移相回路網(64)と、差動移相回路網(64)
に結合されて、振幅及び位相を調整された同相及び異相
信号を組み合わせるためのコンバイナ(66)と、差動
利得回路網(62)及び差動移相回路網(64)に結合
されて、振幅及び位相調整を決定し、制御するためのマ
イクロプロセッサ(90)とを備えたことを特徴とする
回路。
【0015】〔実施態様2〕前記差動利得回路網(6
2)は、同相信号線路に結合されたゲートを有する第1
のトランジスタ(74)と、異相信号線路に結合された
ゲートを有する第2のトランジスタ(72)と、マイク
ロプロセッサ(90)と前記トランジスタ(72、7
4)のゲートの両方に結合されたデジタル・アナログ変
換器(83)とを含むことを特徴とする、実施態様1に
記載の回路。
2)は、同相信号線路に結合されたゲートを有する第1
のトランジスタ(74)と、異相信号線路に結合された
ゲートを有する第2のトランジスタ(72)と、マイク
ロプロセッサ(90)と前記トランジスタ(72、7
4)のゲートの両方に結合されたデジタル・アナログ変
換器(83)とを含むことを特徴とする、実施態様1に
記載の回路。
【0016】〔実施態様3〕前記差動移相回路網(6
4)は、前記第1のトランジスタ(74)に結合された
第1のバラクタ移相器(76)と、前記第2のトランジ
スタ(72)に結合された第2のバラクタ移相器(7
8)と、マイクロプロセッサ(90)及び第1と第2の
バラクタ移相器に結合されたデジタル・アナログ変換器
(81)とを含むことを特徴とする、実施態様1または
実施態様2に記載の回路。
4)は、前記第1のトランジスタ(74)に結合された
第1のバラクタ移相器(76)と、前記第2のトランジ
スタ(72)に結合された第2のバラクタ移相器(7
8)と、マイクロプロセッサ(90)及び第1と第2の
バラクタ移相器に結合されたデジタル・アナログ変換器
(81)とを含むことを特徴とする、実施態様1または
実施態様2に記載の回路。
【0017】〔実施態様4〕局部発振器信号の漏洩と、
同相信号出力及び異相信号出力を備えたミクサ(52)
によって発生する二次歪みの生成とを最小限に抑えるた
めの装置であって、同相信号出力及び異相信号出力に結
合されて、同相信号及び異相信号の利得を差動的に調整
する、マイクロプロセッサ制御利得回路網(62)と、
マイクロプロセッサ制御利得回路網に結合されて、利得
を調整された同相信号及び異相信号の位相を差動的に調
整するマイクロプロセッサ制御移相回路網(64)と、
マイクロプロセッサ制御移相回路網に結合されて、利得
及び位相を調整された同相信号及び異相信号を組み合わ
せるコンバイナ(66)とを備えることを特徴とする装
置。
同相信号出力及び異相信号出力を備えたミクサ(52)
によって発生する二次歪みの生成とを最小限に抑えるた
めの装置であって、同相信号出力及び異相信号出力に結
合されて、同相信号及び異相信号の利得を差動的に調整
する、マイクロプロセッサ制御利得回路網(62)と、
マイクロプロセッサ制御利得回路網に結合されて、利得
を調整された同相信号及び異相信号の位相を差動的に調
整するマイクロプロセッサ制御移相回路網(64)と、
マイクロプロセッサ制御移相回路網に結合されて、利得
及び位相を調整された同相信号及び異相信号を組み合わ
せるコンバイナ(66)とを備えることを特徴とする装
置。
【0018】〔実施態様5〕マイクロプロセッサ制御利
得回路網(62)は、同相信号出力に結合されたゲート
を有する第1のトランジスタ(74)と、異相信号出力
に結合されたゲートを有する第2のトランジスタ(7
2)と、前記トランジスタ(72、74)のドレインに
結合された電流センス増幅器(73)と、マイクロプロ
セッサ(90)と前記トランジスタ(72、74)の両
方に結合されたデジタル・アナログ変換器(83)とを
含むことを特徴とする、実施態様4に記載の装置。
得回路網(62)は、同相信号出力に結合されたゲート
を有する第1のトランジスタ(74)と、異相信号出力
に結合されたゲートを有する第2のトランジスタ(7
2)と、前記トランジスタ(72、74)のドレインに
結合された電流センス増幅器(73)と、マイクロプロ
セッサ(90)と前記トランジスタ(72、74)の両
方に結合されたデジタル・アナログ変換器(83)とを
含むことを特徴とする、実施態様4に記載の装置。
【0019】〔実施態様6〕マイクロプロセッサ制御移
相回路網(64)は、前記第1のトランジスタ(74)
のドレインに結合された第1のバラクタ移相器(76)
と、前記第2のトランジスタ(72)のドレインに結合
された第2のバラクタ移相器(78)と、マイクロプロ
セッサ(90)と第1と第2のバラクタ(76、78)
に結合されたデジタル・アナログ変換器(81)とを含
むことを特徴とする、実施態様4または実施態様5に記
載の装置。
相回路網(64)は、前記第1のトランジスタ(74)
のドレインに結合された第1のバラクタ移相器(76)
と、前記第2のトランジスタ(72)のドレインに結合
された第2のバラクタ移相器(78)と、マイクロプロ
セッサ(90)と第1と第2のバラクタ(76、78)
に結合されたデジタル・アナログ変換器(81)とを含
むことを特徴とする、実施態様4または実施態様5に記
載の装置。
【0020】〔実施態様7〕局部発振器信号の中間周波
数信号への漏洩を最小限に抑えるための方法であって、
局部発振器信号と無線周波数入力信号を組み合わせて、
ミクサ(52)から同相及び異相信号を発生するステッ
プと、マイクロプロセッサ制御利得回路網(62)にお
いて、同相及び異相信号の振幅を調整するステップと、
マイクロプロセッサ制御移相回路網(64)において、
同相及び異相信号の位相を調整するステップと、コンバ
イナ(66)において、位相及び振幅を調整された同相
及び異相信号を組み合わせるステップとを設けて成る方
法。
数信号への漏洩を最小限に抑えるための方法であって、
局部発振器信号と無線周波数入力信号を組み合わせて、
ミクサ(52)から同相及び異相信号を発生するステッ
プと、マイクロプロセッサ制御利得回路網(62)にお
いて、同相及び異相信号の振幅を調整するステップと、
マイクロプロセッサ制御移相回路網(64)において、
同相及び異相信号の位相を調整するステップと、コンバ
イナ(66)において、位相及び振幅を調整された同相
及び異相信号を組み合わせるステップとを設けて成る方
法。
【0021】
【発明の効果】固定IF周波数で平衡不平衡変成器を利
用することにより、ミクサがIF周波数に等しいLO周
波数で平衡がとれる時、ミクサは他の全てのLO周波数
についても平衡がとれることになる。従って、不完全な
ミクサの平衡によって生じる2次高調波歪みの生成は、
ミクサの全周波数範囲にわたって大幅に減少する。LO
ポートに平衡不平衡変成器を用いる既知のミクサ設計の
場合、平衡化は、周波数に依存することになる。この場
合、LOフィードスルーがIF周波数に等しいLO周波
数でヌル化されたとしても、ミクサは、他のLO周波数
で平衡がとれず、2次高調波歪みの生成は必ずしも最小
化されるとは限らない。また、本発明は、自動的にそれ
自体の校正及び調整を行ってLO漏洩信号を減少させる
ので、既知の手動調整回路よりはるかに低コストで動作
する。
用することにより、ミクサがIF周波数に等しいLO周
波数で平衡がとれる時、ミクサは他の全てのLO周波数
についても平衡がとれることになる。従って、不完全な
ミクサの平衡によって生じる2次高調波歪みの生成は、
ミクサの全周波数範囲にわたって大幅に減少する。LO
ポートに平衡不平衡変成器を用いる既知のミクサ設計の
場合、平衡化は、周波数に依存することになる。この場
合、LOフィードスルーがIF周波数に等しいLO周波
数でヌル化されたとしても、ミクサは、他のLO周波数
で平衡がとれず、2次高調波歪みの生成は必ずしも最小
化されるとは限らない。また、本発明は、自動的にそれ
自体の校正及び調整を行ってLO漏洩信号を減少させる
ので、既知の手動調整回路よりはるかに低コストで動作
する。
【図1】既知の局所発振器・中間周波数ヌル化回路(先
行技術)のブロック図である。
行技術)のブロック図である。
【図2】本発明の望ましい実施例の機能ブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の望ましい実施例の回路図である。
【図4】本発明の望ましい実施例の動作を示す流れ図で
ある。
ある。
50 平衡化回路 52 平衡化ミクサ 53 RF入力ポート 54 平衡不平衡変成器 55 LO入力ポート 58 IF結合線路 59 IF結合線路 62 差動利得回路網 64 差動移相回路網 66 ハイブリッドコンバイナ 72 FET増幅器 73 電流センス増幅器 74 FET増幅器 75 増幅器 76 バラクタ移相器 77 増幅器 78 バラクタ移相器 79 増幅器 81 位相DAC 82 増幅器 83 振幅DAC 90 マイクロプロセッサ
Claims (1)
- 【請求項1】無線周波数入力信号と局部発振器入力信号
を混合して中間周波数信号を発生する、平衡不平衡変成
器付きの平衡化ミクサを備えるスペクトル解析器におい
て、局部発振器信号の中間周波数信号への漏洩を最小限
に抑えるための回路であって、 平衡不平衡変成器に結合されて、それぞれ、同相信号及
び異相信号を伝送する同相信号線路及び異相信号線路
と、 同相信号線路及び異相信号線路に結合されて、同相信号
及び異相信号の振幅を調整する差動利得回路網と、 差動利得回路網に結合されて、振幅を調整された同相及
び異相信号を受信し、信号に移相を施す差動移相回路網
と、 差動移相回路網に結合されて、振幅及び位相を調整され
た同相及び異相信号を組み合わせるためのコンバイナ
と、 差動利得回路網及び差動移相回路網に結合されて、振幅
及び位相調整を決定し、制御するためのマイクロプロセ
ッサとを備えたことを特徴とする回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US781,564 | 1991-10-22 | ||
US08/781,564 US5862466A (en) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | Method and apparatus for automatically balancing a radio-frequency mixer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10253672A true JPH10253672A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=25123163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10000539A Pending JPH10253672A (ja) | 1997-01-09 | 1998-01-05 | 無線周波数信号ミクサの自動平衡化回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5862466A (ja) |
JP (1) | JPH10253672A (ja) |
GB (1) | GB2323228B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2880955B2 (ja) * | 1996-07-11 | 1999-04-12 | 埼玉日本電気株式会社 | 携帯電話装置 |
US6088581A (en) * | 1998-03-27 | 2000-07-11 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for reducing amplitude modulated interference in a receiver |
FR2794869B1 (fr) | 1999-06-09 | 2001-09-07 | Agence Spatiale Europeenne | Dispositif de generation et/ou de detection d'un signal radar |
JP4343374B2 (ja) * | 2000-01-13 | 2009-10-14 | 株式会社アドバンテスト | シングルバランスミキサ |
JP3707351B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2005-10-19 | 株式会社村田製作所 | 高周波モジュール及びそれを用いた無線機器 |
JP4287039B2 (ja) * | 2000-12-19 | 2009-07-01 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 | 半導体集積回路装置 |
JP3775266B2 (ja) * | 2001-03-08 | 2006-05-17 | 株式会社村田製作所 | ミキサ及びそれを用いたコンバータ |
US7031687B2 (en) * | 2001-04-18 | 2006-04-18 | Nokia Corporation | Balanced circuit arrangement and method for linearizing such an arrangement |
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US6970689B2 (en) * | 2002-02-15 | 2005-11-29 | Broadcom Corporation | Programmable mixer for reducing local oscillator feedthrough and radio applications thereof |
US7130604B1 (en) | 2002-06-06 | 2006-10-31 | National Semiconductor Corporation | Harmonic rejection mixer and method of operation |
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GB2400992B (en) | 2003-04-22 | 2006-04-12 | Zarlink Semiconductor Ltd | Mixer circuit offset compensation |
SE0301824D0 (sv) * | 2003-06-24 | 2003-06-24 | Infineon Technologies Ag | Adjacent channel rejection device, receiving apparatus and method of operating a receiving apparatus |
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KR101553007B1 (ko) | 2009-05-27 | 2015-09-15 | 한화테크윈 주식회사 | 송신 누설 신호 제거 장치 및 방법 |
US8744385B2 (en) * | 2009-09-01 | 2014-06-03 | Provigent Ltd | Efficient reduction of local oscillator leakage |
EP2458729A1 (en) | 2010-11-30 | 2012-05-30 | Nxp B.V. | A Gilbert mixer including decoupling means |
US11843361B2 (en) | 2021-01-15 | 2023-12-12 | International Business Machines Corporation | LO leakage suppression in frequency conversion circuits |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS60132430A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-15 | Toshiba Corp | 妨害波除去装置 |
JPS61171207A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-01 | Nec Corp | 受信機 |
US4864638A (en) * | 1986-04-14 | 1989-09-05 | Canadian Patents & Development Ltd. | FM receivers using three-terminal negative admittance networks or two and three-terminal negative admittance networks |
CA1320535C (en) * | 1988-02-29 | 1993-07-20 | Kazuzi Watanabe | Interference cancellation circuit |
GB2236225A (en) * | 1989-09-23 | 1991-03-27 | Emi Plc Thorn | Superhetorodyne circuit |
TW228043B (ja) * | 1992-06-26 | 1994-08-11 | Philips Electronics Nv | |
TW263640B (ja) * | 1992-06-26 | 1995-11-21 | Philips Electronics Nv | |
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US5548838A (en) * | 1994-07-07 | 1996-08-20 | American Nucleonics Corporation | Interference cancellation system employing a polar vector modulator |
US5724653A (en) * | 1994-12-20 | 1998-03-03 | Lucent Technologies Inc. | Radio receiver with DC offset correction circuit |
GB2296613A (en) * | 1994-12-21 | 1996-07-03 | Univ Bristol | Image-reject mixers |
-
1997
- 1997-01-09 US US08/781,564 patent/US5862466A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-05 JP JP10000539A patent/JPH10253672A/ja active Pending
- 1998-01-07 GB GB9800293A patent/GB2323228B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5862466A (en) | 1999-01-19 |
GB2323228A (en) | 1998-09-16 |
GB9800293D0 (en) | 1998-03-04 |
GB2323228B (en) | 2000-10-25 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041220 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041220 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080502 |