JPH10253096A - 殺菌・脱臭手段を備えた空調装置 - Google Patents
殺菌・脱臭手段を備えた空調装置Info
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- JPH10253096A JPH10253096A JP9079219A JP7921997A JPH10253096A JP H10253096 A JPH10253096 A JP H10253096A JP 9079219 A JP9079219 A JP 9079219A JP 7921997 A JP7921997 A JP 7921997A JP H10253096 A JPH10253096 A JP H10253096A
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
に、有人無人に応じて、室や空調機を各々単独又は双方
を繰り返し集中して連続して行えるものとし、また、殺
菌・脱臭手段を空調機の運転を止めることなく行い、更
に、空調機の運転中にも空気浄化機の交換や修理を行え
るようにする。 【解決手段】空調機に並列に空気浄化機を設け、室内、
空調機を各々単独または双方を滅菌の為に切り換える切
換制御手段とオゾン発生器及びオゾン分解触媒装置を備
え、該オゾン分解触媒装置には、その流路を開閉する部
材を設けたもので、有人無人に応じて、前記流路を開閉
し、切換制御手段によって、室内、空調機を各々単独ま
たは双方を殺菌・脱臭するものである。
Description
備えた空調装置及び殺菌・脱臭方法に関する。更に詳細
には、病院等の医療施設や食品製造施設における殺菌・
脱臭手段を備えた空調装置及び殺菌・脱臭方法に関す
る。
法に関しては、次のような様々なものが提案されて来
た。
製造等の殺菌を必要とする室内その他の空間における微
生物の殺菌に関しては、オゾンガス、紫外線ランプ、薬
剤など種々のものがある。
ン分解触媒装置等空気中の殺菌・脱臭手段を備えたもの
(例えば、特開平8−114332号公報参照)があ
る。
設け、殺菌を要する室内が無人なときにオゾンを発生さ
せて、空調機自体と該室内の殺菌・脱臭をするもの(例
えば、特開平5−322220号公報参照)がある。
ゾン分解触媒装置の外に、銀ゼオライト等の抗菌剤入り
のシートフィルタ等を備えるもの(例えば、特開平6−
323571号公報参照)がある。
ファン、フィルタ等の表面に、銀ゼオライトなどの抗菌
剤入りのシートを貼るか、塗膜を形成したものがある
(例えば、特開平7−55176号公報参照)。
塵電極などを設けて微生物を殺菌するもの(例えば、特
開平7−303688号公報参照)がある。
たもの(例えば、特開平8−121827号公報参照)
がある。
行う殺菌処理では、殺菌が充分でなかった。その為に細
菌が繁殖してしまった空気が、例えば、病室内や食品製
造室に送られる可能性があった。
路内に殺菌手段を設けたもので、室内や空調機を通一過
性の為に、空調機自体でもなかなか完全な殺菌処理が出
来なかった。
けた為に、室内や空調機そのものを単独に集中的に殺菌
したい場合には、それが出来なかった。
は、室内が無人のときに、オゾンを発生させて、空調機
自体と該室内の殺菌と脱臭をするものが示されている
が、循環して殺菌と脱臭ができるものとはいえ、人がい
る、即ち有人の場合には、殺菌と脱臭が不可能であった
ので、その作業時間等は、夜等に著しく制限されてい
た。
に、該滅菌装置を修理や交換するときは、空調装置をい
ちいち停止させねばならず、手間とコストを要してい
た。
に、その空間的な限度の為に、空気浄化機の規模や能力
が制限されていた。
構造であったので、その滅菌作用を必要に応じて調節す
ることが不可能であった。
付けたい場合には、内蔵方式であったので、その新たに
滅菌装置を取付けることは困難であった。
は、照射部分しか、又は照射の到達範囲内でしか殺菌出
来ないために、非照射部分での殺菌が不完全で有ったの
で、細菌の繁殖が避けられず、滅菌効果が滅殺された。
と、抗菌剤を含有した塗膜の表面近くでは、ほこり、油
煙などが付着し、微生物との直接的接触、または直近の
接近が阻止されると抗菌効果が大幅に低下する。その為
に抗菌作用を著しく阻害して、上記の従来の空調機で行
う殺菌処理では、殺菌が充分でなかった。その為に細菌
が繁殖してしまった空気が、例えば、病室内や食品製造
室に送られる可能性があった。
路内に殺菌手段を設けたもので、室内や空調機を通一過
性の為に、空調機自体でもなかなか完全な殺菌処理が出
来なかった。
けた為に、室内や空調機そのものを単独に集中的に殺菌
したい場合には、それが出来なかった。
は、室内が無人のときに、オゾンを発生させて、空調機
自体と該室内の殺菌と脱臭をするものが示されている
が、循環して殺菌と脱臭ができるものとはいえ、人がい
る、即ち有人の場合には、殺菌と脱臭が不可能であった
ので、その作業時間等は,夜等に著しく制限されてい
た。
に、該滅菌装置を修理や交換するときは、空調装置を、
いちいち停止させねばならず、手間とコストを要してい
た。
に、その空間的な限度の為に、空気浄化機の規模や能力
が制限されていた。
構造であったので、その滅菌作用を必要に応じて調節す
ることが不可能であった。
付けたい場合には、内蔵方式であったので、その新たに
滅菌装置を取付けることは困難であった。
は、照射部分しか、又は照射の到達範囲内でしか殺菌出
来ないために、非照射部分での殺菌が不完全で有ったの
で、細菌の繁殖が避けられず、滅菌効果が滅殺された。
と、抗菌剤を含有した塗膜の表面近くでは、ほこり、油
煙などが付着し、微生物との直接的接触、または直近の
接近が阻止されると抗菌効果が大幅に低下する。その為
に抗菌作用を著しく阻害して、細菌等の侵入が避けられ
ない。
空気調和機、それに伴う流路等の空気の殺菌と脱臭の処
理を十分に行える装置及び方法を得る事を目的とする。
更に詳しくは、有人や無人に応じて、殺菌・脱臭を必要
且つ十分に行える装置及び方法を得る事を目的とする。
めに本発明の空調装置では、空調機に並列に空気浄化機
を設け、有人又は無人時に応じて、室、空調機を、各々
単独又は双方を殺菌・脱臭のために切り換える切換制御
手段とオゾン発生器、オゾン分解触媒装置からなる殺菌
・脱臭手段を備え、該オゾン分解触媒装置はその流路
に、該流路を開閉する部材を設けるものである。
部材は、有人時または無人時に、該オゾン分解触媒装置
の作動に対応して、応動するものである。
使用される。オゾンは、強力な殺菌のみならず脱臭作用
もあって採用される。
機内に紫外線ランプ、光触媒を設けることもでき、強力
なオゾンガスに加えて、それら相互作用と相まって補完
して、更に十分な殺菌・脱臭作用をする。
停止時間内に、空気浄化機からのオゾンガス含有空気
を、室及び/または空調機に導き、室及び/または空調
機を殺菌・脱臭した後に空気浄化機へ循環する流れの状
態を維持し、空調機及び/または室の内部のオゾン濃度
を所定の値に且つ所定時間維持し、その後、オゾン含有
空気を、空気浄化機内のオゾン分解装置を作動して、経
由させ、オゾンを分解・無害化するものである。
空気浄化機へ導き、該空気浄化機からのオゾンガス含有
空気を、オゾン分解装置を作動して、経由させ、オゾン
を分解・無害化させて、室に送るものである。
づき、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例
である。
1、空気浄化機2、病院の室内や食品製造工場など3、
外気取入口27などが示される。
ィルタ4、ダクト45、アクチュエータ付の自動切換弁
30を通り、空調機1へ入る。
ルタ5、中性能フィルタ6(又は電気集塵機7)、熱交
換器8、加湿器10、送風機9、断熱材19、ケーシン
グ37が示される。
ネータ20が設けられている。
調機1の前側に設けられる。これは空調機1が殺菌・脱
臭の直接の対象となっていない時に(室だけ対象)、検
出が早くなるからである。勿論該センサは、他の室等に
も設けてよいが、このような場所に設ければ1つで済
む。
を塗膜などに含有させて保持することもできる。この場
合、抗菌剤を塗料などの中に含有させて、焼付塗装、ロ
ーラ塗り、吹き付けなどにより施行する。
機質材を単独で、又は混合して用いる。抗菌剤の作用に
より、塗膜などの表面上または表面近くの細菌、カビな
どの微生物の増殖は抑止され、減少して滅菌することが
できる。
を得るために、紫外線ランプ13を設けることもでき
る。また、抗菌剤入り塗膜などの替わりに、光励起触媒
入りのフィルムとして光触媒22を空調機1の内壁に設
けることもできる。
5、中性能フィルタ6(又は電気集塵機7)、紫外線ラ
ンプ13、光触媒14、オゾン発生器15、オゾン給気
口16、オゾン分解触媒装置17、ダンパ18、ファン
12などが設けられる。なお、紫外線ランプ13をプレ
フィルタ5の前に設けることもできる。またファン12
は、該空気浄化機2の後部に設けた為に吸込式となり、
オゾンガスが押し込め式の加圧型に比べて、外部に漏れ
る事がない。
点線の位置に移動できる。ダンパ18の移動は、有人で
ある室3へ循環空気を送っているときに、流路を開放
し、オゾン分解触媒装置17によってオゾンを分解する
ことが必要であるので、該オゾン分解触媒装置17を通
して環流させる為に移動させるものである。
自動切換弁28、29、30がダクトの途中に設けられ
ている。更に、無人有人に応じて効果的な循環を行わせ
るために、自動切換弁31、32と逆止弁33を設ける
(図1、2参照)。また、殺菌・脱臭作用を調節するた
めに、空気浄化機2へ流入量を制限するする流量制御弁
34が、ダクト44に設けられる。更に、空気浄化機2
の修理・点検・交換などの為に、締切の弁35を、該空
気浄化機2を取り外す為にその前後に設けてもよい。
るが、いわゆる、空調機1の送風機9の吸込側に繋がっ
ているが、空調機1が運転されれば自動的に吸い込まれ
特別の吸引装置は要らない。
33を設けないで、図3で示される。図4の1で示すよ
うに例として、ベンチュリー管50を設けダクト40か
らの噴流によってダクト41側の流れを吸い込んでもよ
い。送風機9から排出された空気は、噴流となりダクト
40側の流れを吸い込む。図4の2で示すように、ま
た、ダクト41からの噴流によってダクト40側の流れ
を吸い込んでもよい。送風機9から排出された空気は、
ノズル410によって噴射され、ダクト40側の流れを
吸い込む。これら吸引の構成は、各流れの圧力・流量に
よって、当業者によって様々に適宜選択し得るものであ
る。
の使用によるものと又は吸引方式として、例えばジェッ
トポンプ形式との組み合わせによる構成がある。
詳細に述べる。空気浄化機2においては、殺菌・脱臭シ
ステムの構成要素としては、非処理空気に対して、プレ
フィルタ5、中性能フィルタ6(又は電気集塵機7)、
紫外線ランプ13、光触媒14、オゾン発生器15、オ
ゾン分解触媒装置17、ファン12の順番となってい
る。
3を前段に設けてもよい。最初、波長を254mmの紫
外線ランプ13を設け、これにより照射すると、非処理
空気に含有されている空中浮遊菌は、ここで紫外線ラン
プ13の熱エネルギーが細菌のDNAを損傷させ、その
結果、チミングダイマー形成により自己増殖機能を低下
させる。
浮遊菌については、或特定の波長の紫外線と光触媒との
組合せが有効である。つまり、酸化チタン光触媒系の特
徴は、その表面が水と接触したときに、反応が起こるこ
とにある。吸着性が有るために、完全にドライでなけれ
ば、空気と接触しても反応が起こる。
は、波長範囲315〜400nmの紫外線が、該光触媒
の励起に好適である。波長400nm程度の紫外線ラン
プが、酸化チタンの表面に当たると、3vの強い酸化電
位が生じ、水が分解されて活性酸素が発生する。これ
は、塩素、過酸化水素、オゾン等よりも大きな酸化電位
であり、殆ど全てのものを分解・酸化できる程のもので
ある。
れば、その光により酸化還元電位3Vの酸化チタン光触
媒14(アナターゼ型)が活性化され、活性酸素が生成
し、細菌の芽胞やベロ毒素を破壊する。
線ランプ13は、波長が100〜280nmの、通常の
殺菌ランプでよいことになる。光触媒に対して、その作
用を生じさせる効果は有るが、低いからである。このよ
うに前段で通常の紫外線照射をし、紫外線の波長を変え
て光触媒を照射をすれば、滅菌効果を上げることが出来
る。
活性酸素によって芽胞の表層や内部の一部のDNAが変
化してしまい、紫外線照射時に芽胞のTDHTの生成が
抑制されてしまい、完全に殺菌出来ない細菌もあるため
滅菌効果が減じるからである。
還元電位2.8Vのオゾンガスで再びDNAの変形した
細菌の芽胞を損傷させ、溶菌減少を生じさせ、細菌の生
育を停止させる。なお、光触媒の後に、オゾン処理を行
うのは、酸化還元電位が、光触媒の方が高い為である。
ンプ13や光触媒を使用すれば、相互にその長所を持っ
て殺菌作用を補完しあえる。即ち、オゾンガスは、紫外
線の到達できない範囲外でも、充満して殺菌でき、また
紫外線や光触媒などを使用するとオゾンガスは、細胞の
芽胞を容易に損傷させ、更に一層の殺菌効果が得られ
る。
1の点線の下方へ移動させて、流路を開放して、オゾン
分解触媒装置17でオゾン分解を行い0.1ppm以下
のオゾン化空気を給気する。オゾン分解触媒装置17は
酸化マンガンで作られており、オゾン分解が低温域にお
いても効率よく行え、また、オゾン分解の際に生ずる活
性酸素でも殺菌・脱臭効果を期待させることができる。
膜・汚れなどによる効果低下を回避するために、加熱ヒ
ータ21を設けてある。50度前後に加熱されたヒータ
の温風により、脱着、再成機能を持たせている。
6、プレフィルタ5、熱交換器8、送風機9、加湿器1
0、ドレンパン11、エリミネータ20、空調機ケーシ
ング37などには、常時効果が期待できる抗菌剤を使用
することができる。抗菌剤には、安全であり耐熱性の高
い無機系抗菌剤が使われている。
持ち、また耐性菌を生じさせない効力がある。殺菌・脱
臭効力を最大限にする方法として、抗菌剤を塗料に混ぜ
た時に、分散性をよくし、表面上に浮上させることによ
って抗菌効果を向上させることができる。
えば銀、亜鉛、銅イオンなど)によりタンパク質が破壊
され溶菌現象を起こし死滅する。空調機1では主に落下
付着菌を殺菌・脱臭する機能を備えてある。上記の構成
により、システマティックに殺菌・脱臭することを可能
にする。
施せば、空調機1の内部では通常、細菌などの増殖が抑
制され、オゾンガスの発生非発生時を問わず、常時滅菌
作用を受ける。
ガス発生時だけでなく、常時殺菌作用が期待できて、オ
ゾンガスと併用すれば、一層細菌を絶滅することが可能
となり、オゾンガスのみの使用での殺菌時間を短縮出来
ると共にコストも軽減できる。
着がある場合には、本発明においては、空気浄化機2を
併設した結果、その繰り返しの殺菌・脱臭作用の為の連
続運転により、空調機1の内部の付着物は除去される。
り、夏季などにおいては、湿潤な環境の為微生物の繁殖
が見られる。しかし、空気浄化機2は、湿気が少なく、
且つまたオゾンガスによって殺菌作用が強く、而も常時
運転されてその作用を受けるので、抗菌剤を施す必要性
は少ない。そこで、空調機1に抗菌剤を施し、且つ空気
浄化機2に抗菌剤を施さず、オゾンガス、紫外線と光触
媒との組合せは、殺菌・脱臭にとって効果ある配列とな
る。以下、条件によって殺菌・脱臭を行う運転の方法を
説明する。
無人時において、概要室や空調機における次のような処
理方法がなされる。なお、図1の場合の実施例につい
て、次の各処理方法について、図5を参照して弁の切換
を説明する。 (1)無人時の室内の殺菌・脱臭 (2)無人(又は有人)時の空調機の殺菌・脱臭 (3)無人時の室内及び空調機の殺菌・脱臭 (4)有人時の室内への殺菌・脱臭済み循環空気の吸気
説明する。夜間など室内3に人がいない、無人のとき、
室内にオゾンを導き、所定の濃度で一定時間維持する。
これにより、室内の内部の殺菌を行うことができる。
ゆる無人のときには、自動切換弁28、29を開にして
空気浄化機2からダクト40、42、43を通じてオゾ
ン含有空気を室3の内部に導く。
空調機1は運転が停止されているので、自動切換弁31
は閉じられれば、無駄な循環を止めさせる。
サ36の濃度が所定の値に達したときにオゾン発生器1
5の運転を停止する。空気浄化機2の内部のファン12
の運転を停止する。室3の内部のオゾン濃度を維持した
状態で所定の時間が経過したときに室3の内部の殺菌が
行われる。
の運転を再開する。ただし、このときには切換ダンパ1
8は、図1の破線の位置に移動する。このようにして、
室3の内部の空気は循環し、オゾン分解触媒装置17の
作用によりオゾンは分解される。以下、各実施例で、殺
菌・脱臭後のオゾン分解触媒装置の作動は、同様の行わ
れる。
濃度は減少し、人の安全許容限界以下に達する。その時
点で、空気浄化機2の運転は停止される。そして空調機
1の運転再開が可能となる。
臭について説明する。
クト44を経て空気が流入する。紫外線ランプ13、光
触媒14、オゾン給気口16、ファン12などの領域を
経てダクト40を通じて、送風機9の後方側ダクト41
に導かれる。
流入空気は、自動切換弁31は開となり、空調機1の内
部に戻される。このとき、空調機1の内部の空気は空気
浄化機2の内部を経て循環する。必要に応じて、自動切
換弁32を開にして、送風機9を除く空調機1の部分を
循環させることもできる。
部はオゾン濃度が上昇し、オゾン濃度センサ36によ
り、所定濃度に達した時点でオゾン発生器15の運転は
停止する。空調機1の内部のオゾン濃度が所定の範囲で
一定時間維持することにより、空調機1、空気浄化機2
の内部の殺菌が行われる。
ついて、これを行うことができるのは、自動切換弁2
8、29を締め切ることで、以後容易に理解される。 (3)無人時の室内及び空調機の殺菌・脱臭 空調機1から、ダクト44を経て空気が流入する。紫外
線ランプ13、光触媒14、オゾン給気口16、ファン
12などの領域を経て、ダクト40に導かれる。この場
合に、空調機1は、停止されているので、自動切換弁2
8、31を開とすれば、空調機1及び室3へ流入して殺
菌・脱臭作用を行う。
6からオゾン含有空気を空調機1へ流入させることもで
きる。自動切換弁31共に双方を開としても良いし、片
方でもでき、必要に応じて行える。
環空気の給気について説明する。また、人が常時いる室
3にいる場合にも、その空気の一部を空気浄化機2に導
き、前述のオゾン発生器15、オゾン分解触媒装置17
の作用により、殺菌作用及び脱臭作用を行うことができ
る。
て、空調機1からの流れを室3に向かわせる。空気浄化
機2からの殺菌・脱臭済みの空気は、送風機9の吐出圧
力が空気浄化機2の圧力より大きい場合には、自動切換
弁32を開にして、そこより送風機9の吸入側に接続す
るダクト46を通して自動的に、空調機1へ流入する。
ダクト41からの流れは、ダクト40には、逆止弁33
のために阻止される。
化機2の切換ダンパ18の位置を破線側に移動してお
き、オゾン分解触媒装置17を作動させ、空気浄化機2
を運転すると、空気浄化機2を通過する空気は殺菌作用
を受ける。
どを通じて室3に給気される。このような空気循環を行
うことにより、室3内の空気中の殺菌作用が継続して行
われることになる。なお、オゾン発生器15からのオゾ
ンは、オゾン分解触媒装置17の作用により分解・無害
化されている。
換弁31、32を閉にして、殺菌・脱臭済みの循環空気
を送ることができる。
み空気を循環させることができるが、空調機へ殺菌・脱
臭済み空気を循環させることが必要でない場合には、自
動切換弁31、32を閉じればよい。
塗った部分へほこりや油煙が付着しているのを、オゾン
ガスを環流させたり、また単に循環空気を流すことによ
り取り除く。
応じて、室及び/又は空調機へ殺菌・脱臭のために、ま
たは有人の時には、殺菌・脱臭済みの空気を送ることが
できる。
や逆止弁33を設けた場合について説明した。図3で示
されるAの部分を、図4で示すように、いわゆるジェッ
トポンプ形式の吸込の構成としても設けた場合について
以下に説明する。なお、図4の2についても同様である
ので説明は略する。 (1)無人時の室内の殺菌・脱臭 (2)無人(又は有人)時の空調機の殺菌・脱臭 (3)無人時の室内及び空調機の殺菌・脱臭 (4)有人時の室内への殺菌・脱臭済み循環空気の吸気
ン含有空気は、そのまま、ダクト40、42を通り室3
へ導かれ、ダクト43、44を通り、空気浄化機2へ環
流する。
・脱臭 空調機1が停止時、自動切換弁28が閉、自動切換弁3
1が開となっている為に、オゾン含有空気は、ダクト4
1側を通り空調機1へ導かれ、ダクト44を通り、空気
浄化機2へ環流する。
臭 空調機1が停止時、自動切換弁28、31が開となっ
て、オゾン含有空気は、ベンチュリー管50のダクト4
0のノズル41を通り、ダクト41より空気を吸引しす
ると共に、ダクト42を通り室3へ導かれる。室3から
空調機1へ導かれた空気は、空気浄化機2及び送風機9
へ向かう。送風機9からダクト41へ向かう流れは、吸
引されて環流する。室3からの流れは、ダクト44を通
り、空気浄化機2へ環流する。 (4)有人時の室内への殺菌・脱臭済み循環空気の吸気 空調機1が作動時、自動切換弁28、31が開となっ
て、オゾン含有空気は、吸引効果により、ダクト42を
通り室3へ導かれ、ダクト44を通り、空気浄化機2へ
環流する。
用をなす事ができる。なお、室や空調機の殺菌・脱臭を
行えば、それに付随する流路の殺菌・脱臭も行えるのも
当然である。
又は無人時に応じて、室、空調機を、各々単独又は双方
を殺菌・脱臭のために切り換える切換制御手段とオゾン
発生器、オゾン分解触媒装置からなる殺菌・脱臭手段を
備えたので、室内、空気調和機、それに伴う流路等の空
気の殺菌と脱臭の処理を単独または双方を、必要に応じ
て選択的に十分に行えるものとなり、有人や無人に対応
して、殺菌・脱臭を必要且つ十分に行えるものとなっ
た。
ゾン分解触媒装置を備えたものであるので、オゾンガス
の強力な殺菌力だけでなく脱臭効果も十分に期待でき
る。
殺菌と脱臭が不可能であったので、その作業時間等は,
夜等に著しく制限されていたのが、有人時にも、即応し
て随時、各室内、空調機、それに伴う流路等の殺菌・脱
臭作用を十分に行わせる事ができることとなった。
に、該流路を開閉する部材を備えているので、その有人
時にも殺菌・脱臭が可能となり、無人有人を問わず、殺
菌・脱臭ができることとなった。
路内に殺菌手段を設けたもので、室内や空調機を通一過
性の為に、空調機自体でもなかなか完全な殺菌処理が出
来なかったのが、各単独に集中的に連続して出来ること
となった。特に、本発明では、確実に集中的に、特に空
調機内を殺菌・脱臭が行える。
けた為に、該滅菌装置を修理や交換するときは、空調装
置をいちいち停止させねばならず、手間とコストを要し
ており、その空間的な限度の為に、空気浄化機の規模や
能力が制限されていたのが、空気調和機に並列に空気浄
化機を配置したので、修理や交換は随時でき、また空気
浄化機の能力等も必要に応じて行えるものとなった。
を設ける構造であったので、その滅菌作用を必要に応じ
て調節することが不可能であったが、前記のように空気
浄化機を別設したので可能となった。
付けたい場合には、内蔵方式であったので、その新たに
滅菌装置を取付けることは困難であったが、別設したの
で、これも随時可能となった。
は、照射部分しか、又は照射の到達範囲内でしか殺菌出
来ないために、非照射部分での殺菌が不完全で有ったの
で、細菌の繁殖が避けられず、滅菌効果が滅殺された
が、オゾンガスは、紫外線の到達できない範囲外でも、
充満して殺菌でき、オゾンガスと併用すると一層の作用
効果が得られた。
ゾンガスの強力な殺菌力に加えて、更に、オゾンガスの
発生非発生時を問わず、常時、殺菌作用が期待できて、
オゾンガスと併用すれば、一層強力に細菌を絶滅するこ
とが可能となり、オゾンガスのみの使用での殺菌時間を
短縮出来ると共にコストも軽減できる。
触媒を使用し、前段で通常の紫外線照射をして、紫外線
の波長を光触媒の活性酸素を生じさせるものを照射をす
れば、次段のオゾンガスのも加えて、滅菌効果を更に一
段と上げることが出来る。
用すると、抗菌剤を含有した塗膜の表面近くでは、ほこ
り、油煙などが付着したが、オゾンガス又は循環空気を
空調機内を環流させるので、ほこり、油煙などが付着す
ることが阻止される。
機構を示す。
施例を示す。
す。
Claims (1)
- 【請求項1】空調機に並列に空気浄化機を設け、有人又
は無人時に応じて、室、空調機を、各々単独又は双方を
殺菌・脱臭のために切り換える切換制御手段、オゾン発
生器及びオゾン分解触媒装置である殺菌・脱臭手段を備
え、該オゾン分解触媒装置は、その流路に、該流路を開
閉する部材を設けていることを特徴とする空調装置。
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