JPH10252940A - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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Publication number
JPH10252940A
JPH10252940A JP5505397A JP5505397A JPH10252940A JP H10252940 A JPH10252940 A JP H10252940A JP 5505397 A JP5505397 A JP 5505397A JP 5505397 A JP5505397 A JP 5505397A JP H10252940 A JPH10252940 A JP H10252940A
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JP
Japan
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oil
spool
iron core
solenoid
oil chamber
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Application number
JP5505397A
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English (en)
Inventor
Tomoo Ota
智男 太田
Atsushi Kamiya
敦司 神谷
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量の切換えが高速で行われないようにし
て、流量の切換えに起因したサージ圧の発生を防止す
る。 【解決手段】 本発明に係る流量制御弁10は、ソレノ
イド13による吸引力あるいはバネ力によりソレノイド
13の可動鉄心12と一体的に動作するスプール12を
摺動させて、油路11fを流れる油の流量を二段階に切
換える流量制御弁10において、ソレノイド13の可動
鉄心12と固定鉄心16との間に油室19を形成すると
ともに、可動鉄心12に油室19と油路11fを連通さ
せる連通孔12dを設け、連通孔12dにオリフィス1
2cを配設したことを特徴とする。このため、オリフィ
ス12cによって油室19からの時間当たりの油の流出
量や流入量が制限され、前記可動鉄心の移動速度が抑え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソレノイドによる
吸引力あるいはバネ力によりソレノイドの可動鉄心と一
体的に動作するスプールを摺動させて、油路を流れる油
の流量を二段階に切り換える流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】これに関する従来の流量制御弁は、弁本
体の一側にソレノイドを備え、ソレノイドが励磁される
と、ソレノイドの可動鉄心が固定鉄心に吸引されて、可
動鉄心と一体的に動作するスプールを摺動させ、油路を
流れる油の流量の切換えを行うようになっている。な
お、ソレノイドの可動鉄心及びスプールはバネにより吸
引方向と反対方向に付勢されており、ソレノイドの励磁
を解除すると、バネ力により元の状態に復帰する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようにソレノイドによる吸引力やバネ力でスプールを
摺動させる方法ではスプールの摺動速度が速くなり、流
路の切換えが高速で行われる。このため、例えば、前記
流量制御弁を油圧システム等に使用すると、配管内でサ
ージ圧が発生し易くなり、このサージ圧による衝撃で衝
撃音が発生したり、油圧装置の作動不良や故障の原因に
もなる。また、車両用リフト装置の油圧システムに適用
した場合には、プラットホームの昇降速度が急変するた
め、フィーリングが悪いとともに、プラットホームがば
たつく等の問題があった。そこで、本発明のうち請求項
1、請求項2に記載された発明は、ソレノイドによる吸
引力あるいはバネ力によるスプールの摺動速度を緩やか
にして、流量の切換えに起因したサージ圧の発生を防止
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
特徴を有する流量制御弁によって解決される。即ち、請
求項1に記載の流量制御弁は、ソレノイドによる吸引力
あるいはバネ力によりソレノイドの可動鉄心と一体的に
動作するスプールを摺動させて、油路を流れる油の流量
を二段階に切り換える流量制御弁において、前記ソレノ
イドの可動鉄心と固定鉄心との間に油室を形成するとと
もに、前記可動鉄心に油室と油路を連通させる連通孔を
設け、前記連通孔にオリフィスを配設したことを特徴と
する。
【0005】請求項1に記載の発明によると、ソレノイ
ドによる吸引力あるいはバネ力により可動鉄心が移動す
ると可動鉄心と固定鉄心との間に形成された油室の容積
は変化する。例えば、前記可動鉄心が固定鉄心に吸引さ
れる方向に移動すれば、その油室内の油は室外に押し出
される。しかしながら、油室と油路とを連通させる連通
孔にはオリフィスが設けられているため、そのオリフィ
スによって油室からの時間当たりの油の流出量は制限さ
れる。即ち、前記可動鉄心の移動速度が抑えられる。同
様に、前記可動鉄心が吸引方向と反対方向に移動する場
合にも、前記オリフィスによって油室に供給される油の
時間当たりの供給量が制限されるため、前記可動鉄心の
移動速度は抑えられる。したがって、ソレノイドによる
吸引力あるいはバネ力を受けても前記可動鉄心と一体的
に動作するスプールはゆっくり摺動するようになり、油
路を流れる油の流量の切換えが高速で行われることがな
くなる。このため、流量の切換えに起因したサージ圧の
発生を防止することができる。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、ソレノイ
ドによる吸引力あるいはバネ力によりソレノイドの可動
鉄心と一体的に動作するスプールを摺動させて、油路を
流れる油の流量を二段階に切り換える流量制御弁におい
て、前記ソレノイドの可動鉄心と固定鉄心のいずれか一
方に凸部を、他方に前記凸部が嵌合する凹部とを設け
て、可動鉄心と固定鉄心との間に凸部と凹部の嵌合部で
二分された第一の油室と第二の油室を形成するととも
に、前記可動鉄心に前記第一及び第二の油室のいずれか
と油路を連通させる連通孔を設け、さらに、前記嵌合部
に第一の油室と第二の油室を連通させ、かつオリフィス
として機能する間隙を設定したことを特徴とする流量制
御弁。請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載
の発明と同様の作用効果を奏するとともに、オリフィス
を特別に設ける必要がなく、コストの低減を図ることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕以下、図1〜図4に基づいて本発
明の第1の実施の形態に係る流量制御弁の説明を行う。
ここで、図1は本実施の形態に係る流量制御弁の全体縦
断面図、図2、図3は本実施の形態に係る流量制御弁の
要部縦断面図、図4は図1のIV部詳細図である。前記流
量制御弁10は油圧機器に使用される電磁式の流量制御
弁であり、弁本体11とスプール12及びソレノイド1
3を備えている。前記弁本体11には、入力ポート11
aと出力ポート11bとが形成されており、両ポート1
1a,11bの間に略Z字形の油路11fが形成されて
いる。また、前記弁本体11の中央には縦に貫通孔11
kが形成されており、この貫通孔11kが油路11fの
縦部を構成している。
【0008】前記貫通孔11kは下端部が栓材15によ
って閉鎖されており、上端部に筒状のガイド部材14が
同軸に固定されている。そして、前記貫通孔11kとガ
イド部材14の部分に前記スプール12が上下に摺動可
能な状態で収納されている。前記スプール12は略円柱
状の部材であり、下端面から上部近傍まで軸方向に大径
の深孔12dが形成されている。さらに、その深孔12
dの上にはオリフィス12cを介してバネ18を収納す
る凹部12xが形成されている。
【0009】また、前記スプール12のほぼ中央は外周
面が切削されて一定範囲で小径化しており、その小径化
部分の下部に弁体12bがリング状に形成されている。
また、前記スプール12の小径化部分には前記深孔12
dと連通する横貫通孔12hが形成されている。一方、
前記弁本体11には前記スプール12の弁体12bと対
向する位置に同じくリング状に弁座11zが形成されて
いる。このため、前記スプール12が上下に摺動するこ
とにより、弁体12bが弁座11zに対して接離する
と、主油路Xの開度が変化する。
【0010】また、前記スプール12の下端部は弁本体
11のフランジ部11dによって半径方向から支持され
ており、そのフランジ部11dの下側に、図4に示され
るように、切換えリング20が前記スプール12に対し
て摺動できるように装着されている。前記切換えリング
20は圧縮バネ21によって前記フランジ部11dに当
接する位置に保持されている。ここで、前記スプール1
2の外周面とフランジ部11d及び切換えリング20と
の間には円環形状に副油路Y,Zが形成されている。さ
らに、前記スプール12が上動して栓材15から離れる
と、そのスプール12の下端面と栓材15との間には副
油路Rが形成される。このため、前記スプール12が上
動して弁体12bが主油路Xの開度を小さくすると小量
の油は副油路Y,Z,Rを通過できるようになる。ま
た、前記出力ポート11b側の圧力が高くなると、前記
切換えリング20が圧縮バネ21の力に抗して押し下げ
られる。この結果、前記切換えリング20がフランジ部
11dの油路Yを遮らなくなるために副油路Y,Z,R
を通過する油量が増加する。
【0011】前記弁本体11の上部には、図2、図3に
示されるように、筒状のガイド部材14とスプール12
とを収納するように、ソレノイド13が同軸に装着され
ており、そのソレノイド13の固定鉄心16がガイド部
材14の上部を塞いでいる。本実施形態においては、ソ
レノイド13の固定鉄心16に吸引される可動鉄心とス
プール12が一体に構成されている。また、前記固定鉄
心16とスプール(可動鉄心)12との間には両者1
6,12を離す方向に付勢されたバネ18が装着されて
いる。図中、17はソレノイド13の電磁コイルを示
す。この構造により、前記ソレノイド13が励磁される
と、固定鉄心16がスプール(可動鉄心)12を吸引す
るため、そのスプール12は前記バネ18の力に抗して
上動し、前述のように弁体12bが弁座11zに接近す
る。これによって、主油路Xの開度が小さくなるととも
に、前記スプール12の下端面と栓材15との間に副油
路Rが開かれる。
【0012】また、前記ソレノイド13が消磁される
と、スプール(可動鉄心)12はバネ18の力により固
定鉄心16から離れ、その下端面が栓材15に当接する
まで下動する。これによって、前記スプール12と栓材
15との間の副油路Rが閉じられるとともに、前記弁体
12bが弁座11zから離れて主油路Xの開度が大きく
なる。ここで、前記スプール12が固定鉄心16から離
れると、固定鉄心16、スプール12及びガイド部材1
4とによって空間19が画成される。前記空間19はス
プール12の凹部12x、オリフィス12c、深孔12
d及び横貫通孔12hを介して油路11fと連通してい
る。このため、前記空間19内の圧力に応じ、前記油路
11fの油が深孔12d等を介してその空間19に導か
れたり、あるいはその空間19内の油が深孔12d等を
介して油路11fに戻されたりする。即ち、前記空間1
9が本発明の油室として機能し、スプール12の凹部1
2x、オリフィス12c、深孔12d及び横貫通孔12
hが油室と油路とを連通させる連通孔として機能する。
なお、本実施の形態においては、オリフィス12cをス
プール12と一体に成形したが、深孔12dに別体のオ
リフィスを装着することもできる。
【0013】次に、本実施の形態に係る流量制御弁の動
作を説明する。先ず、ソレノイド13が消磁されている
状態では、図1、図2に示されるように、スプール(可
動鉄心)12はバネ18の力により固定鉄心16から離
れ、その下端面が栓材15に当接する位置に保持されて
いる。このため、前記弁体12bは弁座11zから離れ
て主油路Xは大きく開かれており、前記スプール12の
下端面と栓材15との間の副油路Rは閉じられている。
したがって、入力ポート11aに供給された油は全て主
油路Xを通過して出力ポート11bに流れる。
【0014】この状態で、ソレノイド13が励磁される
と、固定鉄心16がスプール(可動鉄心)12を吸引す
るため、そのスプール12はバネ18の力に抗して上動
する。前記スプール12が上動するとそのスプール12
と固定鉄心16とから画成される空間19は容積が減少
するため圧力が上昇し、その空間19内の油はオリフィ
ス12cによって絞られながら徐々に深孔12d、横貫
通孔12hを介して油路11fに戻される。この結果、
スプール12に形成された弁体12bは弁座11zにゆ
っくりと接近しながら主油路Xの開度を小さくする。こ
のため、主油路Xの開度を小さくする際のサージ圧の発
生を防止できる。
【0015】このようにして主油路Xの開度を小さくし
た状態が、図3に示されている。この状態では、前記ス
プール12の下端面と栓材15との間に副油路Rが開か
れるため(図4 参照)、入力ポート11aに供給され
た油は主油路Xと、前記副油路Y,Z,Rの両方を少量
流れる。
【0016】次に、前記ソレノイド13が消磁される
と、固定鉄心16への吸引力が解除されるためスプール
(可動鉄心)12はバネ18の力で下動する。前記スプ
ール12が下動するとそのスプール12と固定鉄心16
とから画成される空間19は容積が増加するため圧力が
低下し、油路11fの油が横貫通孔12h、深孔12d
及びオリフィス12c等を介して空間19内に吸引され
る。しかしながら、前記空間19に吸引される油はオリ
フィス12cで絞られるため、油の吸引は徐々に行われ
る。この結果、スプール12に形成された弁体12bは
弁座11zからゆっくりと離れながら主油路Xの開度を
大きくする。このため、主油路Xの開度を大きくする際
のサージ圧の発生を防止できる。
【0017】このように、本実施の形態に係る流量制御
弁10によると、オリフィス12cにより、前記スプー
ル12は固定鉄心16に対してゆっくり摺動し、弁体1
2bが主油路Xの開度を高速で切換えることはない。し
たがって、流量の切換えに起因したサージ圧の発生を防
止することができ、油圧配管における衝撃音の発生及び
油圧機器の故障等を防止することができる。
【0018】〔第2の実施の形態〕以下、図5、図6に
基づいて本発明の第2の実施の形態に係る流量制御弁の
説明を行う。本実施の形態に係る流量制御弁50は、第
1の実施の形態に係る流量制御弁10のスプール(可動
鉄心)12と固定鉄心16との構造を改良したものであ
り、その他の構造は第1の実施の形態に係る流量制御弁
10と同様である。前記流量制御弁50のスプール(可
動鉄心)52にはその上端面に凸部52tが同軸に形成
されている。一方、前記固定鉄心56の下端面には凹部
56hが同軸に形成されている。そして、前記凹部56
hにスプール52の凸部52tが軸方向に摺動可能な状
態で嵌合している。即ち、前記スプール52はその凸部
52tが固定鉄心56の凹部56hに嵌合した状態でガ
イド部材54の内部を軸方向、即ち、上下方向に摺動す
る。これにより、スプール52と固定鉄心56との間に
凸部52tと凹部56hの嵌合部で二分された第一の油
室59aと第二の油室59bが形成される。
【0019】また、前記スプール52の凸部52tと固
定鉄心56の凹部56hとの嵌合部分には、図5(B)
に示されるように、第一の油室59aと第二の油室59
bを連通させ、かつオリフィスとして機能する間隙Sが
形成されている。また、第二の油室59bはスプール5
2の凹部52x、小径孔52c、深孔52d等と連通し
ている。なお、前記小径孔52cはオリフィスとしては
機能していない。
【0020】次に、本実施の形態に係る流量制御弁の動
作を説明する。先ず、ソレノイド53が消磁されている
状態では、図5に示されるように、スプール(可動鉄
心)52はバネ58の力により固定鉄心56から離れ、
その下端面が栓材(図示されていない)に当接する位置
に保持されている。また、第一の油室59a及び第二の
油室59bには油が満たされている。
【0021】この状態で、ソレノイド53が励磁される
と、固定鉄心56がスプール(可動鉄心)52を吸引す
るため、そのスプール52はバネ58の力に抗して上動
する。これによって、前記スプール52の凸部52tは
固定鉄心56の凹部56hに摺動しながら進入する。そ
して、前記スプール52が上動することにより、スプー
ル52と固定鉄心56との間に形成された第一の油室5
9a及び第二の油室59bの容積が減少して圧力が上昇
する。これによって、第一の油室59a内の油は凸部5
2tと凹部56hとの嵌合部分に形成された間隙Sで絞
られながら徐々に第二の油室59bに流れ、第二の油室
59bから深孔52d、横貫通孔52h等を介して油路
51fに戻される。この結果、スプール52に形成され
たスプール52bは弁座51zにゆっくりと接近しなが
ら主油路Xの開度を小さくする(図6参照)。このた
め、主油路Xの開度を小さくする際のサージ圧の発生を
防止できる。
【0022】次に、前記ソレノイド53が消磁される
と、固定鉄心56への吸引力が解除されるためスプール
(可動鉄心)52はバネ58の力で下動する。前記スプ
ール52が下動すると第一の油室59a及び第二の油室
59bの容積が増加するため圧力が低下し、油路51f
の油が横貫通孔52h、深孔52d等を介して第一の油
室59a及び第二の油室59b内に吸引される。しかし
ながら、前記第二の油室59bから第一の油室59aに
吸引される油は前記間隙Sで絞られるため、油の吸引は
徐々に行われる。この結果、前記スプール52に形成さ
れたスプール52bは弁座51zからゆっくりと離れな
がら主油路Xの開度を大きくする。このため、主油路X
の開度を大きくする際のサージ圧の発生を防止できる。
【0023】本第2の実施の形態によると、スプール5
2の凸部52tと固定鉄心56の凹部56hとの嵌合部
分に形成された間隙Sがオリフィスとして機能するた
め、特別にオリフィスを設ける必要がなくなり、コスト
低減になる。なお、第1、第2の実施の形態において
は、ソレノイドの可動鉄心とスプールを一体構成とした
ものについて説明したが、これに限定されるわけではな
く、別体として相互に連結したものについても同様に利
用できることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る流量制御弁では、油路を流
れる油の流量の切換えが高速で行われることがないた
め、流量の切換えに起因したサージ圧の発生を防止する
ことができる。このため、サージ圧に起因した衝撃音や
装置の故障等も防止できる。また、車両用リフト装置の
油圧システムに適用された場合には、プラットホームの
昇降速度が急変することがないため、フィーリングが良
いとともに、プラットホームのばたつきもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る流量制御弁の
全体縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る流量制御弁の
要部縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る流量制御弁の
要部縦断面図である。
【図4】図1のIV部詳細図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る流量制御弁の
要部縦断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る流量制御弁の
要部縦断面図である。
【符号の説明】
11 弁本体 11z 弁座 11f 油路 12 スプール(可動鉄心) 12b 弁体 12c オリフィス 12d 深孔(連通孔) 13 ソレノイド 16 固定鉄心 18 バネ 19 空間(油室) 52 スプール(可動鉄心) 52t 凸部 56 固定鉄心 56h 凹部 59a 第一の油室 59b 第二の油室 S 間隙
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、請求項2に記載の発明は、ソレノイ
ドによる吸引力あるいはバネ力によりソレノイドの可動
鉄心と一体的に動作するスプールを摺動させて、油路を
流れる油の流量を二段階に切り換える流量制御弁におい
て、前記ソレノイドの可動鉄心と固定鉄心のいずれか一
方に凸部を、他方に前記凸部が嵌合する凹部とを設け
て、可動鉄心と固定鉄心との間に凸部と凹部の嵌合部で
二分された第一の油室と第二の油室を形成するととも
に、前記可動鉄心に前記第一及び第二の油室のいずれか
と油路を連通させる連通孔を設け、さらに、前記嵌合部
に第一の油室と第二の油室を連通させ、かつオリフィス
として機能する間隙を設定したことを特徴とする。請求
項2に記載の発明によると、請求項1に記載の発明と同
様の作用効果を奏するとともに、オリフィスを特別に設
ける必要がなく、コストの低減を図ることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】図5(A)は、本発明の第2の実施の形態に係
る流量制御弁の要部縦断面図である。図5(B)は、図
5(A)における第一の油室、第二の油室及び間隙の部
分の詳細図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドによる吸引力あるいはバネ力
    によりソレノイドの可動鉄心と一体的に動作するスプー
    ルを摺動させて、油路を流れる油の流量を二段階に切り
    換える流量制御弁において、 前記ソレノイドの可動鉄心と固定鉄心との間に油室を形
    成するとともに、前記可動鉄心に油室と油路を連通させ
    る連通孔を設け、前記連通孔にオリフィスを配設したこ
    とを特徴とする流量制御弁。
  2. 【請求項2】 ソレノイドによる吸引力あるいはバネ力
    によりソレノイドの可動鉄心と一体的に動作するスプー
    ルを摺動させて、油路を流れる油の流量を二段階に切り
    換える流量制御弁において、 前記ソレノイドの可動鉄心と固定鉄心のいずれか一方に
    凸部を、他方に前記凸部が嵌合する凹部とを設けて、可
    動鉄心と固定鉄心との間に凸部と凹部の嵌合部で二分さ
    れた第一の油室と第二の油室を形成するとともに、前記
    可動鉄心に前記第一及び第二の油室のいずれかと油路を
    連通させる連通孔を設け、さらに、前記嵌合部に第一の
    油室と第二の油室を連通させ、かつオリフィスとして機
    能する間隙を設定したことを特徴とする流量制御弁。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104075017A (zh) * 2014-06-27 2014-10-01 安徽江淮汽车股份有限公司 一种电磁阀颤振控制方法及系统

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