JPH10252686A - 真空揚水装置 - Google Patents

真空揚水装置

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JPH10252686A
JPH10252686A JP10234297A JP10234297A JPH10252686A JP H10252686 A JPH10252686 A JP H10252686A JP 10234297 A JP10234297 A JP 10234297A JP 10234297 A JP10234297 A JP 10234297A JP H10252686 A JPH10252686 A JP H10252686A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯水槽への給水速度が早く安定確実な貯水能
力を有する節電効果の高い真空揚水装置を提供する。 【解決手段】 上部に逆止弁22aを有する取水管22
を内設した真空揚水槽2の上面に真空度調節手段4(電
磁真空弁)と真空度表示手段5(ガイスラー管)を設け
ると共に、吸気管21を介して真空ポンプ1を連結す
る。また、側面には内部に浮子28を有するガラス管製
の揚水面表示管25を突設してその外周に揚水量の上限
レベルA及び下限レベルBに対向して光電素子センサー
26,27を配設する。この検出手段26,27の出力
をそれぞれ真空ポンプ1及び真空度調節手段4を制御す
る制御手段3に接続する。貯水槽6を逆止弁23aを付
設した吐出管23によって真空揚水槽2の下面に連結す
る。開閉バルブ63を操作して放水管62から放水す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、貯水槽等に給
水する揚水装置に関し、特に真空ポンプを使用した真空
揚水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に行われる揚水は、往復動式又は
回転式の揚水用ポンプを使用して直接貯水池等から水を
吸い上げ圧送する形式が普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来の揚水装置では、貯水槽等に常に一定の水量を確
保するためには煩雑な操作が必要となる。即ち、貯水槽
における使用水量の経時的変化に追随して揚水ポンプの
稼動状態を細密に制御しなければならない。大容量の貯
水槽を設けることにより揚水制御は容易となるが、多大
の設備費を要する上、事情の変化により設備の遊休化を
生ずる恐れもある。
【0004】 そこで、本発明は、上述の従来の技術の
有していた問題点を解決するため、真空ポンプを利用し
て使用水量の変動に応じて自動的に揚水量を制御するこ
とによって貯水槽における貯水量を常に一定に確保でき
ると共に、節電効果も得られる真空揚水装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、本発明に係る真空揚水装置は、真空ポンプと、真空
揚水槽と、制御手段と、真空度表示手段と、貯水槽とか
ら構成され、真空揚水槽は、吸気管により真空ポンプと
連通し、先端に逆止弁を付設した吐出管により貯水槽と
連通しており、揚水量上限及び下限レベルの両検出手段
と、上端に逆止弁を付設した取水管とを有し、貯水槽は
開閉バルブを付設した放水管を有し、制御手段が揚水量
上限及び下限レベルの両検出手段によって真空ポンプの
運転及び真空度調節手段の作動を制御するものである。
【0006】 本発明によれば、上記のように構成され
ているので、真空揚水槽は貯水槽における使用水量の変
動に応じて自動的に揚水量を制御すると共に、真空揚水
槽から貯水槽への揚水供給速度を加速させることによっ
て、多目的の用途に適応すべき貯水槽の貯水量を安定し
て確保することができ、節電効果も得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明に係る真空
揚水装置の構成図である。同図において、1は真空ポン
プであって、真空揚水槽2の上部に突設した吸気管21
に連結されている。真空ポンプ1としては、往復動式又
は油回転式等の真空ポンプを用いる。
【0008】 真空揚水槽2について、その容積は貯水
槽4の容積と同等以上にしておくことが望ましく、複数
の用途に使用する複数の貯水槽を設置する場合には、そ
れらの稼動条件を総合した上で必要にして十分な容積に
設定される。また、真空度を保つために必要な気密性と
外圧に耐えるだけの十分な強度とを備えた例えば耐蝕性
金属製の槽であることが必要である。底面には上端に逆
止弁22aを付設した取水管22が取着され、その下端
は取水池等の水面下に挿入される。逆止弁22aは、揚
水中図1に示す矢印方向にのみ水が吸い上げられ、真空
揚水槽2内の真空度が低下しても揚水が逆流しないよう
に構成されている。同じく底面には吐出管23が取着さ
れ、他端は貯水槽6の側面の取水口61に連結されてい
る。吐出管23の先端には逆止弁23aが付設されてお
り、図1に示す矢印方向にのみ水が流通し、逆流しない
ように構成されている。26,27は、それぞれ揚水量
上限及び下限レベルの両検出手段としての光電素子セン
サーであって、真空揚水槽2の側面に突設されたガラス
管製の揚水面表示管25のそれぞれ上限及び下限位置に
固定されている。該上限及び下限位置は次のように設定
される。即ち、揚水面表示管25の両端は真空揚水槽2
の槽内に貫通しているため、該表示管内に浮遊させてい
る浮子28に対応する位置がそのまま真空揚水槽2の揚
水面を表示していることになる。一方、揚水量上限及び
下限レベルは、真空揚水槽2の容積、真空ポンプ1の出
力、貯水槽6の貯水量等の諸条件から最適の揚水面の位
置として選定される。本実施例においては、揚水量上限
及び下限レベルを、図1に示すようにA及びB面に設定
されている。従って、揚水面がAの場合における浮子2
8に対応する位置が上限位置、同じくBの場合における
浮子28に対応する位置が下限位置に相当することにな
る。本実施例における揚水量上限及び下限レベル検出手
段としては発光・受光ダイオードの組合せによる光電素
子センサーを採用したが、光ファイバーによる透過ユニ
ットの使用も可能であり、気密性を満足させればスイッ
チ機構も採用できる。
【0009】 3は制御手段であって、真空ポンプ1の
運転を手動で起動・停止するためのスイッチを有するほ
か、揚水量上限及び下限レベルの両検出手段26,27
と回路的に接続され、両検出手段としての光電素子セン
サーにおいて発生した検出信号により電磁リレー等を作
動させ真空ポンプ1の運転を制御すると共に、この検出
信号により真空度調節手段4の作動を制御するものであ
る。
【0010】 4は真空度調節手段であって、真空揚水
槽2の上面に取着されている。本実施例では、真空度調
節手段4として電磁真空弁を採用し、これを作動させる
ことによって真空揚水槽2内に大気圧を導入して真空度
を低下させ、真空揚水槽2から貯水槽6への揚水の供給
速度を加速させるものである。
【0011】 5は真空度表示手段であって、真空揚水
槽2の上面に取着されている。真空度表示手段5として
は一般にブルドン管等が用いられるが、本実施例ではガ
イスラー管51を採用している。ガイスラー管51の電
極52,53の間に昇圧器54により5000V程度の
高電圧を印加することにより、電極間に真空度に応じた
彩色を伴った放電が発生し、真空度の変動状況を簡便に
検知することができる。
【0012】 6は貯水槽であって、側面の取水口61
に真空揚水槽2の吐出管23が連結され、その貯水槽6
内の先端に付設された逆止弁23aを通過して揚水が供
給される。底面には開閉バルブ63が付設されている放
水管62が取着されている。貯水槽6として、例えば水
洗トイレ等それぞれの用途に応じた容積を有する複数の
貯水槽を並列に設置してもよい。
【0013】 上記のように構成した真空揚水装置にお
いては、次に述べるような動作が行われる。制御手段3
における手動スイッチにより真空ポンプ1を起動すると
真空揚水槽2内が排気され、真空度が高まるにつれて負
圧が生じ、取水管22を上昇し逆止弁22aを経て取水
池等から水が吸引され揚水を開始する。槽内の揚水面が
上昇し、図1におけるA面に到達すると揚水量上限レベ
ル検出手段26の対応位置に浮子28が上昇し、該検出
手段26としての光電素子センサーが浮子28による遮
光又は反射光を検出すると同時にその検出信号を制御手
段3に伝達する。このように浮子28の光の遮蔽又は反
射による無接触検出手段は、真空揚水槽2内に連通して
いる揚水面表示管25内の気密に関して何ら影響を与え
ることなく確実に制御手段3を作動させることができ
る。この上限レベル検出信号を受けた制御手段3は、電
磁リレー等を作動させ真空ポンプ1を停止させる一方、
真空度調節手段4としての電磁真空弁を適当なタイミン
グにより作動させる。真空ポンプ1が停止しても真空揚
水槽2内の真空度が維持されているため揚水はそのまま
継続するが、真空度調節手段4の作動により揚水面(A
面)は外気と連通して負圧が大気圧に変化するため揚水
作用が停止し、同時に吐出管23を経由して貯水槽6に
流通する給水速度を大気圧の加圧により加速させる。貯
水槽6の貯水量が一定限度を越えて低下すると、真空揚
水槽2における揚水面が降下しB面に達する。その時、
揚水量下限レベル検出手段27の対応位置まで浮子28
が下降するため、該検出手段27としての光電素子セン
サーがその浮子28を検出して、下限レベル検出信号を
発生する。この信号を受けた制御手段3は電磁リレー等
の作動により真空ポンプ1を再び起動させ、また必要に
応じて真空度調節手段4の電磁真空弁を復旧させ真空揚
水槽2の外気との連通を遮断する。真空ポンプ1は、真
空揚水槽2内の真空度を再び高め、揚水量上限レベルの
A面まで揚水面が上昇回復するまで運転を継続すること
になる。その間、吐出管23内の逆止弁23aにより貯
水槽6から真空揚水槽2へ水が逆流することなく、貯水
槽6内の貯水は安定して使用機器に供給される。また、
真空ポンプ1が運転停止し負圧が低下した状態でも、逆
止弁22aにより取水管22内の揚水は降下せず管内に
保持されているので、真空ポンプ1の運転再開時に取水
管22内に再び水を吸引する無駄を防止することができ
る。なお、揚水量上限及び下限レベルの両検出手段2
6,27が発生する検出信号を受けて真空ポンプ1を停
止・起動させるタイミングと、真空度調節手段4を作動
・復旧させるタイミングとの関係については、真空ポン
プ1の出力、真空度調節手段4としての電磁真空弁の特
性、真空揚水槽2及び貯水槽6の容量、貯水槽6の負荷
となる機器の使用水量の変動幅等の諸条件を考慮し、最
も効率的な揚水及び給水が行われるタイミングを選定で
きるように制御手段3の制御回路が構成されている。
【0014】 真空度表示手段5は、揚水効率の低下に
より真空ポンプ1の稼動が異常に増加したような場合、
その原因が真空ポンプ1または真空度調節手段4の性能
劣化や、真空揚水槽2の気密度の低下等から発生したこ
とを迅速に検知することができる。更に、真空度表示手
段5の検知出力を利用してバックアップポンプを起動さ
せることも可能である。
【0015】 貯水槽6における放水管62及び開閉バ
ルブ63は、真空揚水槽2及び貯水槽6の清掃、保守点
検等のため必要なものである。なお、貯水槽6の負荷と
なる使用機器への給水経路については図示を省略した。
【0016】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、以下に記載されるような効果を奏する。真空ポンプ
による負圧を利用した揚水を行う構成にしたことによ
り、通常の圧送式ポンプの場合に比べ、真空ポンプの停
止後も揚水を継続させることができるので、同じ揚水量
を得るのにポンプの稼動時間を低減させ高い節電効果を
得ることができる。
【0017】 光電素子や光ファイバーを利用して真空
気密性に影響を与えずに揚水量の上限及び下限レベルを
検出して、真空ポンプの運転及び電磁真空弁等の真空度
調節手段の作動を制御する構成にしたことによって、貯
水槽における使用水量の変動に追随して自動的に揚水量
を制御し、かつ貯水槽への給水速度を早め、常に安定し
た貯水量を確保することができる。
【0018】 更に、ガイスラー管等による真空度表示
手段により、真空揚水槽内の気密度や、真空ポンプ及び
真空度調節手段の性能を簡便に監視することができ、保
守上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る真空揚水装置の構成図である。
【符号の説明】
1 真空ポンプ 2 真空揚水槽 3 制御手段 4 真空度調節手段 5 真空度表示手段 6 貯水槽 22 取水管 22a 逆止弁 23 吐出管 23a 逆止弁 26 揚水量上限レベル検出手段(光電素子センサ
ー) 27 揚水量下限レベル検出手段(光電素子センサ
ー) 61 取水口 62 放水管 63 開閉バルブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、本発明に係る真空揚水装置は、真空ポンプと、真空
揚水槽と、制御手段と、真空度表示手段と、真空揚水槽
の底面より下方に設置された貯水槽とから構成され、真
空揚水槽は、吸気管により真空ポンプと連通し、先端に
逆止弁を付設した吐出管により貯水槽と連通しており、
揚水量上限及び下限レベルの両検出手段と、上端に逆止
弁を付設した取水管とを有し、貯水槽は開閉バルブを付
設した放水管を有し、制御手段が揚水量上限及び下限レ
ベルの両検出手段によって真空ポンプの運転及び真空度
調節手段の作動を制御するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 真空揚水槽2は、真空度を保つために必
要な気密性と外圧に耐えるだけの十分な強度とを備えた
例えば耐蝕性金属製の槽であることが必要である。底面
には上端に逆止弁22aを付設した取水管22が取着さ
れ、その下端は取水池等の水面下に挿入される。逆止弁
22aは、揚水中図1に示す矢印方向にのみ水が吸い上
げられ、真空揚水槽2内の真空度が低下しても揚水が逆
流しないように構成されている。同じく底面には吐出管
23が取着され、他端は貯水槽6の側面の取水口61に
連結されている。吐出管23の先端には逆止弁23aが
付設されており、図1に示す矢印方向にのみ水が流通
し、逆流しないように構成されている。26,27は、
それぞれ揚水量上限及び下限レベルの両検出手段として
の光電素子センサーであって、真空揚水槽2の側面に突
設されたガラス管製の揚水面表示管25のそれぞれ上限
及び下限位置に固定されている。該上限及び下限位置は
次のように設定される。即ち、揚水面表示管25の両端
は真空揚水槽2の槽内に貫通しているため、該表示管内
に浮遊させている浮子28に対応する位置がそのまま真
空揚水槽2の揚水面を表示していることになる。一方、
揚水量上限及び下限レベルは、真空揚水槽2の容積、真
空ポンプ1の出力、貯水槽6の貯水量等の諸条件から最
適の揚水面の位置として選定される。本実施例において
は、揚水量上限及び下限レベルを、図1に示すようにA
及びB面に設定されている。従って、揚水面がAの場合
における浮子28に対応する位置が上限位置、同じくB
の場合における浮子28に対応する位置が下限位置に相
当することになる。本実施例における揚水量上限及び下
限レベル検出手段としては発光・受光ダイオードの組合
せによる光電素子センサーを採用したが、光ファイバー
による透過ユニットの使用も可能であり、気密性を満足
させればスイッチ機構も採用できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 6は貯水槽であって、側面の取水口61
に真空揚水槽2の吐出管23が連結され、その貯水槽6
内の先端に付設された逆止弁23aを通過して揚水が供
給される。底面には開閉バルブ63が付設されている放
水管62が取着されている。貯水槽6は、図1に示すよ
うに真空揚水槽2の底面より下方に設置されているた
め、真空揚水槽2内の揚水をその落差を利用した水圧に
よって真空ポンプ1の運転中も含めて迅速に貯水槽6に
流入させることができ、真空度調節手段4による流入速
度の加速が揚水量レベル検出手段26,27の制御によ
って意図的、かつ短時間に行われるのに比較して、定常
的、かつ効率的に行われることが特徴である。例えば水
力発電施設等に対して、放水管62から開閉バルブ63
の調整により設定された一定の放水量を持続して供給す
ることができる。なお、貯水槽6には真空揚水槽2のよ
うに真空度を保つための構造上の条件は何ら必要としな
い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 貯水槽6から放水管62及び開閉バルブ
63を経由して発電や冷却等の使用機器へ給水される。
そして、使用済みの揚水は再び取水池等に戻され、リサ
イクルして有効に利用される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 光電素子や光ファイバーを利用して真空
気密性に影響を与えずに揚水量の上限及び下限レベルを
検出して、真空ポンプの運転及び電磁真空弁等の真空度
調節手段の作動を制御する構成にしたことによって、貯
水槽における使用水量の変動に追随して自動的に揚水量
を制御し、かつ、真空揚水槽と貯水槽間の落差の利用と
の相乗効果により貯水槽への給水速度を早め、常に安定
した貯水量を確保することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプと、真空揚水槽と、制御手段
    と、真空度調節手段と、真空度表示手段と、貯水槽とか
    ら成る真空揚水装置であって、前記真空揚水槽は、前記
    真空ポンプと連通する吸気管と、逆止弁を上端に付設し
    た取水管と、揚水量上限及び下限レベルの両検出手段
    と、前記貯水槽と連通し逆止弁を先端に付設した吐出管
    とを有し、前記貯水槽は、前記吐出管と連通する取水口
    と、開閉バルブを付設した放水管とを有し、前記制御手
    段が前記揚水量上限及び下限レベルの両検出手段によっ
    て前記真空ポンプの運転及び前記真空度調節手段の作動
    を制御することを特徴とする真空揚水装置。
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