JPH10251576A - インクジェット用インク、及び該インクを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット用インク、及び該インクを用いたインクジェット記録方法

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JPH10251576A
JPH10251576A JP6894897A JP6894897A JPH10251576A JP H10251576 A JPH10251576 A JP H10251576A JP 6894897 A JP6894897 A JP 6894897A JP 6894897 A JP6894897 A JP 6894897A JP H10251576 A JPH10251576 A JP H10251576A
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ink
disperse dye
recording
water
jet
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JP6894897A
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English (en)
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Masahiro Haruta
昌宏 春田
Shoji Koike
祥司 小池
Kinu Shirota
衣 城田
Tomoya Yamamoto
智也 山本
Mariko Suzuki
真理子 鈴木
Shinichi Hakamata
慎一 袴田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高濃度で鮮明な、高堅牢性を有するブルー色
のプリント物、特にこの様な染色物が得られるインクジ
ェット用インク、及び色材に分散染料を用いているにも
かかわらず長期間の安定吐出が可能なインクジェット記
録方法の提供。 【解決手段】 少なくとも色材と液媒体とを含むインク
ジェット用インクにおいて、色材として一般式(1)又
は(2)で表わされる分散染料を有するインクジェット
用インク、及びこれを用いたインクジェット記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散染料を用いた
インクジェット用インク及びインクジェット記録方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインクジェット用インクについ
ては、実に様々なものが提案されている。なかでも近年
は、コピー紙及びレポート用紙等のオフィスで一般に使
用されている普通紙の他、ポスター等の大きいプリント
物、或いは布帛等に対しても良好な記録を行うために、
顔料や分散染料等の水難溶性或いは不溶性色素を使用し
たインクの提案も盛んに行われている。なかでも分散染
料を色材として使用できれば、ポリエステル繊維の染色
が可能となることから、インクジェット捺染の分野にお
いては、分散染料をインクジェット用インクとして使い
こなすための様々な発明が提案されている。更に、分散
染料は、繊維に対する染色以外の用途でも、例えば、プ
ラスチックのフィルムや成型材料に間接的或いは直接的
に印字を行う際に、色材として顔料を用いた場合よりも
彩度の高い美しい画像を描き出すことが可能であるた
め、これらの分野への応用も期待されている。
【0003】分散染料を染色或いはそれ以外の用途に用
い、インクジェット記録方式において色再現範囲の広い
画像を得るには、減色混合の基本となる最適な色調のイ
エロー、マゼンタ、及びシアン色の染料が必要となるば
かりでなく、高い画像濃度と高堅牢性とが得られる染料
を選定する必要がある。又、ポリエステル繊維を有する
布帛に分散染料でインクジェット捺染する場合には、分
散染料の染着メカニズムからの染料分子構造上の制約
と、インクジェット記録方式における制約として、染料
付与量に制限があり、高濃度で鮮明で、且つ高堅牢性の
染色物が得られにくいという問題がある。この問題は、
近年、開発された新合繊布の極細繊維からなる布帛を染
色する場合に、より顕著となる。
【0004】インクジェット記録方式としては、特開昭
54−59936号公報に記載されている様な、熱エネ
ルギーによるインクの発泡現象によりインクを吐出させ
るタイプを採用した装置が、様々な特徴を有することか
ら現在広く用いられている。この記録方式に適用するイ
ンクの要求性能としては、色調、目詰まりしにくい等の
他のインクジェット記録方式でも必要な性能の他に、長
期にわたりヒーターに熱エネルギーが与えられた場合に
も、ヒーター上に異物の沈着がなく、安定した吐出が行
われることが必要である。従来からあるインクジェット
記録用インクには、これらの要求性能を部分的には満た
しても全てを満たすものはなかった。
【0005】特に、ブルー色をもつ分散染料としては、
通常、C.I.ディスパースブルー56に代表される様
なアントラキノン系の構造を持つ染料や、C.I.ディ
スパースブルー183のようなアゾ系の構造を持つ染料
が多く使われているが、これらの染料では、染料の染着
のメカニズムから染料の分子構造上に制約があったり、
インクジェット用インクとしてのインク吐出信頼性(目
詰まり等)確保のために染料種の制限等があり、高濃度
染色や高堅牢性染色が達成にくいという問題があった。
このため、従来のブルー色をもつ分散染料が含有されて
いるインクを用いてインクジェット記録を行った場合に
は、安定なインクの吐出が維持できず、更に、染料染着
性に劣り、得られる染色物の高濃度染色が達成されない
という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、高濃度で鮮明な、且つ高堅牢性を有するプリント
物、特に、この様なブルー色の染色物が得られるインク
ジェット用分散染料インク、及び該インクを用いるイン
クジェット記録方法を提供することにある。更に、色材
に分散染料を用いているにもかかわらず、熱エネルギー
によるインクジェット記録方式においても長期にわたっ
て安定した吐出が行えるインクジェット用インク、及び
該インクを用いるインクジェット記録方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明によって達成される。即ち、本発明は、少なくとも色
材と、これを溶解及び/又は分散するための液媒体とを
含むインクジェット用インクにおいて、色材として下記
一般式(1)又は(2)で表わされる分散染料を有する
ことを特徴とするインクジェット用インク、及びこれを
用いたインクジェット記録方法である。
【0008】
【化3】
【化4】
【0009】本発明のインクジェット用インクを使用す
れば、安定したインクの吐出が維持されるので吐出信頼
性が良好であり、更に、本発明において使用される染料
は、染着性が比較的高いため、高濃度染色が可能とな
る。
【0010】更に、本発明のインクを用いれば、色材に
分散染料を用いているにもかかわらず、熱エネルギーを
利用するインクジェット方式においても、長期にわたり
ヒーターに熱エネルギーを与えても、ヒーター上に異物
の沈着がなく安定した吐出が可能となる。この理由につ
いては、以下の様に推測している。従来の分散染料イン
クでは、数万個の染料分子の結晶からなる粒子の周りに
分散剤が結合しているが、ここにヒーターからの熱が加
えられると、先ず分散剤が染料の結晶から離れ、次に、
染料結晶の一部が熱により変性、溶融してヒーターに沈
着が生じるものと推定している。これに対し、本発明に
おいて使用する分散染料は、染料分子自身の耐熱性が高
く、且つ染料結晶も硬く、熱変性を受けにくいため、ヒ
ーター上の異物の沈着が起こらないものと考えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を挙げて、本発明を更に詳しく説明する。本発明の主
たる特徴は、上記の一般式(1)又は(2)で表される
分散染料をインクの色材として使用したことにある。こ
れら一般式(1)及び(2)で表される分散染料は、従
来公知の合成方法で得られるが、以下にその化合物例を
示す。しかし、本発明は、これらに限られるものではな
い。先ず、本発明のインクに好適に用いられる一般式
(1)で表される分散染料としては、下記の化合物例1
及び化合物例2で表わされる染料が挙げられる。又、一
般式(2)で表される分散染料としては、下記の化合物
例3〜6で表わされる染料が挙げられる。
【0012】
【化5】
【0013】
【化6】
【0014】本発明のインクジェット用インクにおける
色材として用いられる上記に挙げた化合物例1〜6等の
分散染料の含有量は、インク全重量に対して、好ましく
は0.1〜25重量%、より好ましくは0.5〜20重
量%、更に好ましくは1〜15重量%の範囲である。分
散染料の含有量が0.1重量%未満の場合は、発色の濃
度が不充分であり、又、25重量%を超える場合は、イ
ンクの保存安定性劣化やノズル先端付近におけるインク
蒸発に伴う増粘や析出による不吐出を引き起こし易い。
【0015】又、本発明のインクジェット用インクは、
上記に挙げた一般式(1)又は(2)で表される分散染
料と共に、これ以外の他の分散染料を併用してもよい。
本発明においては、特に、アントラキノン系のブルー色
の分散染料との併用が好ましい。中でも、アントラキノ
ン系のブルー色として広く用いられているC.I.ディ
スパースブルー60との併用によって、色調及び堅牢性
について、よりバランスのとれたインクが得られる。本
発明においては、この際の一般式(1)又は(2)で表
される分散染料とアントラキノン系の分散染料との併用
割合が、一般式(1)又は(2)の分散染料に対してア
ントラキノン系の分散染料を、重量比で1:10〜1
0:1の割合とすることが好ましい。
【0016】更に、上記の分散染料は、インク中に分散
させて用いられるが、この際に分散後の染料の粒径を制
御することによって本発明の効果をより顕著に発現させ
ることが出来る。本発明のインクジェット用インクに使
用する場合の、インク中に分散された分散染料の平均粒
径の範囲としては、好ましくは、0.05μm以上0.
5μm以下、より好ましくは0.07μm以上0.4μ
m以下、更に好ましくは0.1μm以上0.3μm以下
の範囲とする。平均粒径が0.5μmを超える場合に
は、インク供給系及びインク吐出部分等への目詰まりが
生じ易くなる。又、0.05μm未満では、インク中で
の染料の分散安定性に劣り、インクを長期間保存した際
に、凝集が進み易くなる等の弊害を生じる。尚、本発明
における平均粒径及び粒径分布の測定条件は、レーザー
光散乱法による機器ELS−800(大塚電子製)を用
い、3mm×3mmのセルを使用して、積算回数200
回にて測定した。
【0017】上記したような分散染料と共に、本発明の
インクジェット用インクを構成する分散染料を溶解及び
/又は分散するための液媒体は、本発明においては、水
を主成分とすることが好ましく、水の含有量はインク全
重量に対して、10〜95重量%、好ましくは25〜9
3重量%、より好ましくは40〜90重量%の範囲とす
る。更に、本発明においては、液媒体として、水に水溶
性有機溶剤を併用することによって、本発明の効果をよ
り顕著にすることが出来る。その様な水溶性有機溶剤と
しては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコール等の1価のアルコール類;アセトン、ジア
セトンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレ
ン付加重合体;エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、トリメチレングリコール、ブチレングリコール、
ヘキシレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭
素原子を含むアルキレングリコール類;1,2,6−ヘ
キサントリオール等のトリオール類;チオジグリコー
ル;ビスヒドロキシエチルスルホン;グリセリン;エチ
レングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジ
エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)
エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル
類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エ
ーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチ
ル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエー
テル類;スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン、2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン等が挙げられる。
【0018】本発明においては、上記の様な水溶性有機
溶剤の含有量を、インクの全重量に対して、50重量%
以下、好ましくは5〜40重量%の範囲とすることが望
ましい。又、上記の如き水溶性有機溶剤を液媒体中に併
用する場合には、単独或いは混合物としても使用するこ
とが出来るが、最も好ましい液媒体組成は、水溶性有機
溶剤が、少なくとも1種の1価又は多価アルコール及び
その誘導体を含有するものであることが望ましい。本発
明においては、上記の水溶性有機溶剤の中でも、特に、
チオジグリコール、ビスヒドロキシエチルスルホン、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、トリエ
チレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレン
グリコールジメチルエーテル、エタノールが好適であ
る。
【0019】本発明のインクジェット用インクにおいて
は、上記したような液媒体中に、先に挙げた分散染料を
良好に分散させるために、所謂、分散剤として、界面活
性剤や樹脂分散剤等を用いる。界面活性剤としては、ア
ニオン系及びノニオン系の界面活性剤をいずれも使用す
ることが出来るが、本発明で使用し得るアニオン系の界
面活性剤としては、例えば、脂肪酸塩、アルキル硫酸エ
ステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナ
フタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、
アルキル燐酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマ
リン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル
塩、及び、これらの置換誘導体等が挙げられる。又、ノ
ニオン系の界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
アミン、グリセリン脂肪酸エステル、オキシエチレンオ
キシプロピレンブロックポリマー、及びこれらの置換誘
導体等が挙げられる。
【0020】樹脂分散剤としては、例えば、スチレン及
びその誘導体、ビニルナフタレン及びその誘導体、α,
β−不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、
アクリル酸及びその誘導体、マレイン酸及びその誘導
体、イタコン酸及びその誘導体、フマール酸及びその誘
導体、酢酸ビニル、ビニルアルコール、ビニルピロリド
ン、アクリルアミド、及びその誘導体等から選ばれる少
なくとも2つ以上の単量体(このうち少なくとも1つは
親水性単量体)からなるブロック共重合体、ランダム共
重合体及びグラフト共重合体、並びにこれらの塩等を挙
げることが出来る。これらの樹脂は、塩基を溶解させた
水溶液に可溶なアルカリ可溶型樹脂であることが好まし
い。又、本発明のインクには、その他の各種の粘度調整
剤、表面張力調整剤、及び蛍光増白剤等を必要に応じて
添加することが出来る。
【0021】本発明において利用するインクジェット方
式としては、従来公知のいずれのインクジェット方式で
もよいが、例えば、特開昭54−59936号公報に記
載されている方法で、熱エネルギーの作用を受けたイン
クが急激な体積変化を生じ、この状態変化による作用力
によって、インクをノズルから吐出させる方式が最も有
効である。その理由としては、上記方式は、複数のノズ
ルを有する記録ヘッドを用いる場合に、各ノズル間のイ
ンクの吐出速度のばらつきが小さく、又、インクの吐出
速度が、5〜20m/secの範囲に集約されているこ
とが挙げられる。この速度で分散染料を含むインクが被
記録材に衝突した場合の着弾時の液滴の被記録材に対す
る浸透の具合が最適である。又、この様な方式におい
て、本発明のインクを用いると、長時間連続的に記録を
行っても、そのヒーター上の異物の沈着や断線が発生せ
ず、安定した記録が可能となる。
【0022】この様なインクジェット記録装置の一例と
して、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に対応した
熱エネルギーを与え、該熱エネルギーによりインクを発
生させる装置が挙げられる。図に即して、この様なイン
クジェット記録装置の一例を以下に説明する。その装置
の主要部であるヘッド構成例を図1、図2及び図3に示
す。図1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図で
あり、図2は図1のA−B線での断面図である。
【0023】図1及び図2に示すように、ヘッド13
は、インクを通す溝14を有するガラス、セラミック又
はプラスチック板等と、感熱記録に用いられる発熱ヘッ
ド15(図では薄膜ヘッドが示されているが、これに限
定されるものではない)とを接着して得られる。発熱ヘ
ッド15は、酸化シリコン等で形成される保護膜16、
アルミニウム電極17−1及び17−2、ニクロム等で
形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層19、及びアルミ
ナ等の放熱性のよい基板20より成っている。
【0024】図1に示すように、インク21は吐出オリ
フィス(微細孔)22まで来ており、不図示の圧力によ
りメニスカス23を形成している。今、アルミニウム電
極17−1及び17−2に電気信号情報が加わると、発
熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱し、ここ
に接しているインク21に気泡が発生し、その圧力でメ
ニスカス23が突出し、インク21が吐出しインク小滴
24となり、吐出オリフィス22より被記録材25に向
かって飛翔する。
【0025】図3は、図1に示したヘッドを多数並べた
マルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ
溝26を有するガラス板27と、図1で説明したものと
同様の発熱ヘッド28を密着して作製されている。
【0026】図4に、上記ヘッドを組み込んだインクジ
ェット記録装置の一例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となり、カンチ
レバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッド65に
よる記録領域に隣接した位置に配置され、又、本例の場
合、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持
される。62は記録ヘッド65の吐出口面のキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配置
され、記録ヘッド65の移動方向と垂直な方向に移動し
て、インク吐出口面と当接し、キャッピングを行う構成
を備える。更に、63はブレード61に隣接して設けら
れるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッド65の移動経路中に突出した形態で保持される。
【0027】上記ブレード61、キャップ62及びイン
ク吸収体63によって吐出回復部64が構成され、ブレ
ード61及びインク吸収体63によってインク吐出口面
の水分、塵埃等の除去が行われる。65は吐出エネルギ
ー発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する
被記録材にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、6
6は記録ヘッド65を搭載してその移動を行うためのキ
ャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と摺動
可能に係合し、キャリッジ66の一部はモーター68に
よって駆動されるベルト69と接続(不図示)してい
る。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った
移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及び
その隣接した領域の移動が可能となる。
【0028】51は被記録材を挿入するための給紙部、
52は不図示のモーターにより駆動する紙送りローラー
である。これらの構成によって記録ヘッド65の吐出口
面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行す
るにつれて排紙ローラー53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0029】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、吐出回復部64のキ
ャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避してい
るが、ブレード61は移動経路中に突出している。この
結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。
尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出口面に当接し
てキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッド
の移動経路中に突出する様に移動する。
【0030】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は、上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。上述の記録ヘッド65のホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッド65が記録のために記録領域を
移動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポ
ジションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが
行われる。
【0031】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで、40は
供給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク
袋であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。イ
ンク吸収部としては、インクとの接液面がポリオレフィ
ン、特にポリエチレンで形成されているものが本発明に
とって好ましい。
【0032】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記のごときヘッドとインクカートリッジ
とが別体となったものに限らず、図6に示すごときそれ
らが一体になったものにも好適に用いられる。図6にお
いて、70は記録ユニットであって、この中にはインク
を収容したインク収容部、例えば、インク吸収体が収納
されており、かかるインク吸収体中のインクが複数のオ
リフィスを有するヘッド部71からインク滴として吐出
される構成になっている。
【0033】インク吸収体の材料としては、ポリウレタ
ンを用いることが本発明にとって好ましい。72は記録
ユニット内部を大気に連通させるための大気連通口であ
る。この記録ユニット70は、図4で示す記録ヘッドに
代えて用いられるものであって、キャリッジ66に対し
着脱自在になっている。
【0034】次に、本発明において使用する被記録材に
ついて説明する。本発明のインクジェット記録方法は、
被記録材として、プラスチック製品、プラスチックフィ
ルム、或いは布帛等に好適に用いることが出来る。プラ
スチック材料としては、例えば、ポリエステル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル
等の疎水性樹脂からなる材質のものが挙げられる。更
に、疎水性の繊維製品も本発明において使用し得る好適
な被記録材である。例えば、ポリエステル繊維からなる
織布及び不織布、ポリプロピレン及びアセテート等の繊
維からなる織布及び不織布等の布帛が挙げられる。又、
ポリエステルと綿、又はポリエステルとレーヨンとの混
紡布帛も好適である。更に、近年、ポリエステル布帛に
おいて、新合繊と称する異形断面や、極細繊維の布帛が
開発され上市されているが、この様な布帛に対しても本
発明は良好な結果を与え、濃色の高堅牢性を有する染色
物が得られる。
【0035】本発明のインクジェット記録方法におい
て、被記録材として上記のような布帛を用いる場合に
は、水溶性金属塩、水溶性高分子、尿素、チオ尿素及び
界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1つの物
質を予め布帛に付与させておくことが、より好適であ
る。これらの物質は単独或いは複数で用いられ、それら
の物質を合わせた含有量は、布帛の乾燥重量に対して、
好ましくは0.01〜20重量%、より好ましくは0.
5〜18重量%、更に好ましくは1〜15重量%の範囲
とすることが望ましい。0.01重量%未満ではこれら
の物質を添加する効果がなく、20%重量を超えると布
帛の搬送性の点から好ましくない場合がある。
【0036】水溶性金属塩類としては、例えば、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物の様に、典型
的なイオン結晶を作るものであって、pH4〜10であ
る化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例とし
ては、例えば、アルカリ金属塩では、NaCl、Na2
SO4、KCl、CH3COONa等が挙げられ、又、ア
ルカリ土類金属塩としては、CaCl2、MgCl2等が
挙げられる。中でもNa、K、Caの塩類が好ましい。
【0037】水溶性高分子としては、例えば、トウモロ
コシ、小麦等のデンプン物質;カルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
等のセルロース系物質;アルギン酸ナトリウム、アラビ
ヤガム、ローカストビーンガム、トラガカントガム、グ
アーガム、タマリンド種子等の多糖類;ゼラチン、カゼ
イン等の蛋白質物質、タンニン系物質;リグニン系物質
等の天然水溶性高分子が挙げられる。更に、合成高分子
としては、例えば、ポリビニルアルコール系化合物、ポ
リエチレンオキサイド系化合物、アクリル酸系水溶性高
分子、無水マレイン酸系水溶性高分子等が挙げられる。
これらの中でも多糖類系高分子やセルロース系高分子が
好ましい。
【0038】界面活性剤としては、例えば、アニオン
系、カチオン系、両性、ノニオン系のものが使用され、
代表的には、アニオン系では高級アルコール硫酸エステ
ル塩、ナフタレン誘導体のスルホン酸塩等;カチオン系
では第4級アンモニウム塩等;両性ではイミダゾリン誘
導体等;ノニオン系ではポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンプロピレンブロックポリマ
ー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、アセチレンアルコールのエチ
レンオキサイド付加物等;が挙げられる。
【0039】又、本発明において使用される布帛は、そ
の水分率を、好ましくは1.0〜101.0%、より好
ましくは3.0〜81.0%の範囲とすることが望まし
い。水分率が1.0%未満の場合では、発色性及び滲み
防止性の点で不都合が生じたり、一方、水分率が10
1.0%を超えると、搬送性、特に滲みの点で好ましく
ない場合がある。尚、布帛中の水分率の測定方法として
は、JIS−L−1019を参照した。即ち、試料10
0gを正確に秤り取り、105±2℃の乾燥器中に入れ
恒量になるまで乾燥した後、水洗処理を行い、再び恒量
になるまで乾燥し、繊維部のみの乾燥後重量を測定し、
次式によって布帛中の水分率を求める。 水分率(%)={(W−W')/W"}×100 (W:乾燥前重量、W':乾燥後重量、W":水洗乾燥後
繊維部重量)
【0040】更に、捺染物を得るには、布帛上へインク
を付与したままの状態では単に布帛上にインクが付着し
ているに過ぎないので、繊維への染料の反応定着工程及
び未定着の染料の除去工程を引続き施す。この様な反応
定着工程及び未定着の染料の除去方法は、定着法に関し
ては、例えば、HTスチーミング法又はサーモゾル法が
挙げられる。更に、HTスチーミング法の場合には、1
40〜180℃で2〜30分間の処理条件であることが
好ましく、160〜180℃で6〜8分間の処理条件で
あることがより好ましい。サーモゾル法の場合には、1
60〜210℃で10秒間〜5分間の処理条件であるこ
とが好ましく、180〜210℃で20秒間〜2分間の
処理条件であることがより好ましい。又、除去方法に関
しては、従来公知の方法で行えばよいが、特に還元洗浄
を行うことが好ましい。
【0041】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。尚、文中「部」及び「%」とある
のは、特に断りのない限り重量基準である。 実施例1 <分散染料液の作製> ・β−ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物 20部 ・イオン交換水 55部 ・ジエチレングリコール 10部 上記成分を混合し、この溶液に、先に挙げた化合物例1
に示される分散染料15部を加えて30分間プレミキシ
ングを行った後、下記の条件で分散処理を行った。 ・分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) ・粉砕メディア ジルコニウムビーズ1mm径 ・粉砕メディアの充填率 50%(体積) ・回転数 1,500rpm ・粉砕時間 3時間 更に、フロロポアフィルターFP−250(商品名、住
友電工社製)にて濾過を行い、粗大粒子を除去して分散
染料液を得た。
【0042】 <インク(a)の製造> ・上記で得られた分散染料液 40部 ・チオジグリコール 20部 ・ジエチレングリコール 15部 ・イオン交換水 25部 上記の全成分を混合し、この混合液を水酸化ナトリウム
でpH8に調整して2時間撹拌した後、フロロポアフィ
ルターFP−100(商品名、住友電工社製)にて濾過
を行い、インク(a)を得た。
【0043】実施例2 分散染料液の作製の際に使用する分散染料として、化合
物例1の代わりに、先に挙げた化合物例2で示される分
散染料を用いる以外は全て実施例1と同様にしてインク
(b)を得た。
【0044】実施例3 分散染料液の作製の際に使用する分散染料として、化合
物例1の代わりに、先に挙げた化合物例3で示される分
散染料を用いる以外は全て実施例1と同様にしてインク
(c)を得た。
【0045】実施例4 分散染料液の作製の際に使用する分散染料として、化合
物例1の代わりに、先に挙げた化合物例4で示される分
散染料を用いる以外は全て実施例1と同様にしてインク
(d)を得た。
【0046】実施例5 分散染料液の作製の際に使用する分散染料として、化合
物例1の代わりに、先に挙げた化合物例5で示される分
散染料を用いる以外は全て実施例1と同様にしてインク
(e)を得た。
【0047】実施例6 平均太さ2dのポリエステルフィラメント繊維からなる
平均太さ40dのポリエステル糸を用いて得られた平織
布を、予め濃度10%の尿素の水溶液に浸し、絞り率6
0%で脱水後乾燥し、布帛の水分率を7%に調整した。
この布帛上に実施例1〜5で得られたインク(a)〜
(e)をカラーバブルジェットプリンターBJC600
(商品名、キヤノン製)に搭載し、各インクの印字密度
100%のベタパッチをプリントして、180℃で8分
間の蒸熱処理による定着を行った。その後、これを常法
により水洗、還元洗浄及び乾燥を行い、ベタ画像がプリ
ントされたポリエステル布帛からなる染色品を得た。得
られた染色品について、色相及び画像濃度を各々目視に
て評価したところ、いずれのインクを用いた場合にも、
ブルー色相の濃色の画像が得られた。又、得られた染色
品の耐光性、耐湿潤性、及び耐昇華性は、いずれのイン
クを用いた場合も良好であった。
【0048】比較例1 分散染料液の作製時に分散染料として、化合物例1の代
わりにC.I.ディスパース ブルー56を用いる以外
は全て実施例1と同様にしてインク(f)を得た。
【0049】比較例2 実施例6と同様にして、比較例1で得られたインク
(f)をカラーバブルジェットプリンターBJC600
(商品名、キヤノン製)に搭載し、実施例6で用いたポ
リエステル布帛上にインクの印字密度100%のベタパ
ッチをプリントして、180℃で8分間の蒸熱処理によ
る定着を行った。その後、これを常法により水洗、還元
洗浄及び乾燥を行い、ベタ画像がプリントされたポリエ
ステル布帛からなる染色品を得た。得られた染色品につ
いて、色相及び画像濃度を各々目視にて評価したとこ
ろ、実施例6の場合に得られた染色品に比べて色相が悪
く、濃度も低く、実施例のようなブルーの濃色の染色品
が得られなかった。又、得られた染色品は、耐光性は良
好であったが耐昇華性がやや不良であり堅牢性に劣って
いた。
【0050】使用例1 実施例1〜5及び比較例1で得られた各インクを、記録
信号に応じて熱エネルギーを付与することによりインク
を吐出させるオンデマンド型マルチ記録ヘッドを有する
インクジェット記録装置(商品名:BJC600、キヤ
ノン製)を用いて、A4サイズの普通紙に4ノズルを連
続印字させるパターンを印字させ、4ノズル中2ノズル
が吐出不能になった枚数をチェックし(A4紙1枚ノズ
ル当たり、155,520ドット印字させている)、イ
ンクの吐出安定性についての試験を行った。その結果を
表1に示す。表1から明らかなように、実施例1〜5の
インク(a)〜(e)を使用した場合には、各インクが
長時間安定して吐出することが確認されたが、比較例1
のインク(f)を使用した場合には、発熱ヘッドの表面
に異物の沈着が生じる等して長時間の安定吐出が維持さ
れなかった。
【0051】
【表1】表1 吐出安定性の試験結果
【0052】使用例2 厚さ75μm、大きさA4サイズの透明なポリエステル
フィルムに、ポリエチレンオキサイド樹脂(商品名:ア
ルコックスE−30、明成化学社製)の被膜を作成し
た。作成された被膜の厚さは2μmであった。このポリ
エステルフィルム上に、実施例1〜5及び比較例1で得
られたインクを、夫々カラーバブルジェットプリンター
BJC600(商品名、キヤノン製)に搭載し、各イン
クの印字濃度100%のベタパッチをプリントして、1
90℃で7分間の蒸熱処理による定着を行った。その
後、これを水洗して、フィルム表面の非ベタ画像印画部
分のポリエチレンオキサイド樹脂被膜を洗い落とし、ベ
タ画像が印字されたポリエステルフィルム印画物を得
た。得られた印画物について、色相及び画像濃度を各々
目視にて評価したところ、比較例1のインクで印字され
た部分よりも高い濃度のブルー色画像が、各々の実施例
インクに対応して得られた。更に、このフィルムをオー
バーヘッドプロジェクターにかけて投影画像として評価
したが、充分な濃度の鮮明な画像が投影されていた。
【0053】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、高
濃度で、鮮明且つ高堅牢性のブルー色のプリント物、特
に、このような優れた特性の染色品を得ることが出来
る。更に、本発明によれば、色材に分散染料を用いてい
るにもかかわらず、長時間インクジェット記録を行って
も発熱ヘッドの表面に異物を沈着せず、安定吐出が可能
なインクジェット用インクが提供され、これを用いるこ
とによって吐出信頼性が良好なインクジェット記録方法
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッドの縦断面図で
ある。
【図2】インクジェット記録装置のヘッドの横断面図で
ある。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
13:ヘッド 14:インク溝 15:発熱ヘッド 16:保護膜 17−1、17−2:アルミニウム電極 18:発熱抵抗体層 19:蓄熱層 20:基板 21:インク 22:吐出オリフィス(微細孔) 23:メニスカス 24:インク小滴 25:被記録材 26:マルチ溝 27:ガラス板 28:発熱ヘッド 40:インク袋 42:栓 44:インク吸収体 45:インクカートリッジ 51:給紙部 52:紙送りローラー 53:排紙ローラー 61:ブレード 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ 67:ガイド軸 68:モーター 69:ベルト 70:記録ユニット 71:ヘッド部 72:大気連通口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06P 5/00 111 B41J 3/04 101Y (72)発明者 山本 智也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 真理子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 袴田 慎一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも色材と、これを溶解及び/又
    は分散するための液媒体とを含むインクジェット用イン
    クにおいて、色材として下記一般式(1)又は(2)で
    表わされる分散染料を有することを特徴とするインクジ
    ェット用インク。 【化1】 【化2】
  2. 【請求項2】 色材の含有量が、0.1〜25重量%の
    範囲にある請求項1に記載のインクジェット用インク。
  3. 【請求項3】 液媒体が水を含む請求項1に記載のイン
    クジェット用インク。
  4. 【請求項4】 水の含有量が、10〜95重量%である
    請求項3に記載のインクジェット用インク。
  5. 【請求項5】 液媒体が水溶性有機溶剤を含む請求項1
    に記載のインクジェット用インク。
  6. 【請求項6】 水溶性有機溶剤の含有量が、50重量%
    以下である請求項5に記載のインクジェット用インク。
  7. 【請求項7】 インク滴を熱エネルギーを利用して記録
    信号に応じてオリフィスから吐出させて被記録材に記載
    を行うインクジェット記録方法において、請求項1〜請
    求項6のいずれかに記載のインクを使用することを特徴
    とするインクジェット記録方法。
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