JPH10250851A - コンベアの残留搬送物の回収方法およびその装置 - Google Patents
コンベアの残留搬送物の回収方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH10250851A JPH10250851A JP5950197A JP5950197A JPH10250851A JP H10250851 A JPH10250851 A JP H10250851A JP 5950197 A JP5950197 A JP 5950197A JP 5950197 A JP5950197 A JP 5950197A JP H10250851 A JPH10250851 A JP H10250851A
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- Japan
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- conveyor
- conveyed
- conveyed material
- hopper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンベアを停止することなく残留搬送物の回
収作業を効率的に行うとともに、 残留搬送物の回収作
業に費やす人的労力の削減と作業員の安全性の向上を図
る。 【解決手段】 コンベアの下流端部の下方にホッパを配
し、該ホッパにコンベアから落下した残留搬送物を貯留
させてこれを回収する技術であり、貯留した残留搬送物
の回収時に、真空引き手段を用いてこれを吸引,回収す
る技術と、洗浄水供給手段を利用して洗浄水で洗い流す
技術との一方が選択される。
収作業を効率的に行うとともに、 残留搬送物の回収作
業に費やす人的労力の削減と作業員の安全性の向上を図
る。 【解決手段】 コンベアの下流端部の下方にホッパを配
し、該ホッパにコンベアから落下した残留搬送物を貯留
させてこれを回収する技術であり、貯留した残留搬送物
の回収時に、真空引き手段を用いてこれを吸引,回収す
る技術と、洗浄水供給手段を利用して洗浄水で洗い流す
技術との一方が選択される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアの残留搬
送物の回収方法およびその装置に係わるものである。
送物の回収方法およびその装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】コンベアでは、その稼働にともなって完
全に払い出せ得なかった残留搬送物が発生する。該残留
搬送物はコンベアベルトの下流端部において下方に落下
する。
全に払い出せ得なかった残留搬送物が発生する。該残留
搬送物はコンベアベルトの下流端部において下方に落下
する。
【0003】従来、残留搬送物の堆積状況の点検を行う
場合には、例えば作業員を現場まで派遣することにより
行われている。堆積状態の残留搬送物は、安全上、コン
ベアを停止した状態で、定期的にあるいは堆積量に応じ
て人力によって回収されている。
場合には、例えば作業員を現場まで派遣することにより
行われている。堆積状態の残留搬送物は、安全上、コン
ベアを停止した状態で、定期的にあるいは堆積量に応じ
て人力によって回収されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、堆積状
態の残留搬送物の回収および点検は、作業員等の安全性
を確保するために、コンベアを停止して行うことが望ま
しく、コンベアの作業効率を考慮する必要がある。鉱
石,石炭,土砂等を搬送するコンベアにあっては、その
搬送距離が数100メートルないし1000メートルの
長距離に及ぶものや、搬送設備が地下数階から地上数階
にまで亘って設けられるものがあるため、コンベアの稼
働停止,起動を繰り返す場合、コンベア停止による搬送
量の低下に加えて再稼働にかかる時間の短縮化等につい
ても考慮する必要がある。また、コンベアは、搬送設備
が地下数階から地上数階にまで亘って様々な状況下で設
けられることから、残留搬送物を回収する場合に、搬送
設備の設置状況に左右されないように広い適応性を付与
することが望まれる。
態の残留搬送物の回収および点検は、作業員等の安全性
を確保するために、コンベアを停止して行うことが望ま
しく、コンベアの作業効率を考慮する必要がある。鉱
石,石炭,土砂等を搬送するコンベアにあっては、その
搬送距離が数100メートルないし1000メートルの
長距離に及ぶものや、搬送設備が地下数階から地上数階
にまで亘って設けられるものがあるため、コンベアの稼
働停止,起動を繰り返す場合、コンベア停止による搬送
量の低下に加えて再稼働にかかる時間の短縮化等につい
ても考慮する必要がある。また、コンベアは、搬送設備
が地下数階から地上数階にまで亘って様々な状況下で設
けられることから、残留搬送物を回収する場合に、搬送
設備の設置状況に左右されないように広い適応性を付与
することが望まれる。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、以下の目的を達成するものである。 コンベアを停止することなく残留搬送物の回収作業
を行うこと。 残留搬送物の回収作業を効率的に行うこと。 残留搬送物の回収作業に費やす人的労力を削減する
こと。 残留搬送物を回収する際の作業員の安全性の向上を
図ること。 残留搬送物の回収作業がコンベアの設置状況によっ
て左右限定されないようにすること。
たものであり、以下の目的を達成するものである。 コンベアを停止することなく残留搬送物の回収作業
を行うこと。 残留搬送物の回収作業を効率的に行うこと。 残留搬送物の回収作業に費やす人的労力を削減する
こと。 残留搬送物を回収する際の作業員の安全性の向上を
図ること。 残留搬送物の回収作業がコンベアの設置状況によっ
て左右限定されないようにすること。
【0006】
【課題を解決するための手段】コンベアベルト上に生じ
る残留搬送物を回収する場合に、コンベアの下流端部か
ら落下した残留搬送物を所定量となるまで貯留する工程
と、貯留状態の残留搬送物を回収する工程と、コンベア
の下流端部から落下した残留搬送物を貯留状態の残留搬
送物の上方位置で受け止めて一時貯留する工程とが並行
して行われる。落下する残留搬送物は、コンベアにおけ
る下流端部の下方のホッパに落とされて、例えば所定量
になるまで貯留されるが、回収する場合に、吸引して回
収する技術と、洗浄水で洗い流す技術との一方が選択さ
れる。コンベアの下流端部の下方に、落下する残留搬送
物を貯留するホッパを配しておき、ホッパの内部に、落
下した残留搬送物を貯留する貯留部と、該貯留部の上方
位置に開閉可能に配されかつ貯留部を閉塞可能なダンパ
とが設けられ、貯留部の残留搬送物を真空引き手段で吸
引して回収する際に、ダンパを閉塞状態にしておいて、
残留搬送物をダンパの上に一時貯留するようにしてお
き、貯留部の回収が終わったら、ダンパを回転させて一
時貯留状態の残留搬送物を貯留部の内部に落とす技術が
採用される。洗浄水の利用供給が可能な場合には、洗浄
水供給手段から洗浄水供給パイプを経由して、洗浄水を
ホッパに供給し、供給された洗浄水とともに残留搬送物
を洗い流して、排出管を経由して所望の箇所まで送り出
す(移送する)技術を採用する。
る残留搬送物を回収する場合に、コンベアの下流端部か
ら落下した残留搬送物を所定量となるまで貯留する工程
と、貯留状態の残留搬送物を回収する工程と、コンベア
の下流端部から落下した残留搬送物を貯留状態の残留搬
送物の上方位置で受け止めて一時貯留する工程とが並行
して行われる。落下する残留搬送物は、コンベアにおけ
る下流端部の下方のホッパに落とされて、例えば所定量
になるまで貯留されるが、回収する場合に、吸引して回
収する技術と、洗浄水で洗い流す技術との一方が選択さ
れる。コンベアの下流端部の下方に、落下する残留搬送
物を貯留するホッパを配しておき、ホッパの内部に、落
下した残留搬送物を貯留する貯留部と、該貯留部の上方
位置に開閉可能に配されかつ貯留部を閉塞可能なダンパ
とが設けられ、貯留部の残留搬送物を真空引き手段で吸
引して回収する際に、ダンパを閉塞状態にしておいて、
残留搬送物をダンパの上に一時貯留するようにしてお
き、貯留部の回収が終わったら、ダンパを回転させて一
時貯留状態の残留搬送物を貯留部の内部に落とす技術が
採用される。洗浄水の利用供給が可能な場合には、洗浄
水供給手段から洗浄水供給パイプを経由して、洗浄水を
ホッパに供給し、供給された洗浄水とともに残留搬送物
を洗い流して、排出管を経由して所望の箇所まで送り出
す(移送する)技術を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンベアの残
留搬送物の回収方法およびその装置の第1実施形態につ
いて、図1及び図2を参照して説明する。
留搬送物の回収方法およびその装置の第1実施形態につ
いて、図1及び図2を参照して説明する。
【0008】図1及び図2において、符号1はコンベ
ア、2はコンベアベルト、3はホッパ、4は吸気口、5
は吸気供給管、6は真空引き手段、7は排出管、Aは下
流端部、Xは残留搬送物である。
ア、2はコンベアベルト、3はホッパ、4は吸気口、5
は吸気供給管、6は真空引き手段、7は排出管、Aは下
流端部、Xは残留搬送物である。
【0009】前記コンベア1の下流端部Aは、コンベア
ベルト2の上部に残留した残留搬送物Xを落下させて貯
留し回収するために、下流端部Aの下方に配されて残留
搬送物Xを貯留するホッパ3と、該ホッパ3に送り込む
空気を取り込む吸気口4と、ホッパ3と吸気口4との間
に介在状態に接続される吸気供給管5と、ホッパ3に貯
留された残留搬送物Xを真空引きする真空引き手段6
と、ホッパ3と真空引き手段6との間に介在状態に接続
される排出管7とが配設される。
ベルト2の上部に残留した残留搬送物Xを落下させて貯
留し回収するために、下流端部Aの下方に配されて残留
搬送物Xを貯留するホッパ3と、該ホッパ3に送り込む
空気を取り込む吸気口4と、ホッパ3と吸気口4との間
に介在状態に接続される吸気供給管5と、ホッパ3に貯
留された残留搬送物Xを真空引きする真空引き手段6
と、ホッパ3と真空引き手段6との間に介在状態に接続
される排出管7とが配設される。
【0010】前記コンベアベルト2は、無端ベルト状の
ものが適用される。図1に示す矢印は、コンベアベルト
2の搬送方向を示しており、コンベア1の駆動時に、下
流端部Aから残留搬送物Xが落下して、ホッパ3に貯留
されるようになっている。
ものが適用される。図1に示す矢印は、コンベアベルト
2の搬送方向を示しており、コンベア1の駆動時に、下
流端部Aから残留搬送物Xが落下して、ホッパ3に貯留
されるようになっている。
【0011】ホッパ3には、図2に示すように、その下
部に、落下した残留搬送物Xを貯留する貯留部31が設
けられるとともに、該貯留部31の上方位置に、その開
閉を行うとともに、貯留部31の閉塞時に下流端部Aか
ら落下してくる残留搬送物Xを一時貯留するダンパ32
が設けられる。
部に、落下した残留搬送物Xを貯留する貯留部31が設
けられるとともに、該貯留部31の上方位置に、その開
閉を行うとともに、貯留部31の閉塞時に下流端部Aか
ら落下してくる残留搬送物Xを一時貯留するダンパ32
が設けられる。
【0012】ダンパ32は、ホッパ3の左右両壁に、水
平支持軸33により回転可能に支持されて貯留部31の
閉塞と開閉とを行うようにしており、該水平支持軸33
には、ホッパ3の左右側壁の外方に位置するようにハン
ドル34が取り付けられる。
平支持軸33により回転可能に支持されて貯留部31の
閉塞と開閉とを行うようにしており、該水平支持軸33
には、ホッパ3の左右側壁の外方に位置するようにハン
ドル34が取り付けられる。
【0013】なお、貯留部31には、接続口35,36
が設けられ、吸気供給管5及び排出管7に接続されてい
る。
が設けられ、吸気供給管5及び排出管7に接続されてい
る。
【0014】真空引き手段6は、例えば、真空ポンプが
採用されるとともに、吸引口(吸引路の途中に)フィル
タ等を配して残留搬送物Xを補捉して回収するようにし
ている。
採用されるとともに、吸引口(吸引路の途中に)フィル
タ等を配して残留搬送物Xを補捉して回収するようにし
ている。
【0015】以下、残留搬送物Xの貯留と回収とについ
て説明する。コンベア1の運転時に、ホッパ3を図2の
鎖線で示すように開いた状態にすると、下流端部Aから
落下した残留搬送物Xが貯留部31に徐々に堆積する。
て説明する。コンベア1の運転時に、ホッパ3を図2の
鎖線で示すように開いた状態にすると、下流端部Aから
落下した残留搬送物Xが貯留部31に徐々に堆積する。
【0016】貯留部31における残留搬送物Xの貯留量
が、管理貯留量(所定量)に達した場合や任意時におい
て、残留搬送物Xを回収する際には、ホッパ3を図2の
実線で示すように閉じて、貯留部31を閉塞した状態に
してから、真空引き手段6を作動させ、吸気口4から取
り込まれる空気により残留搬送物Xに流動性を付与し排
出管7を経由して真空引き手段6に向けて送り込み回収
する。この際に、吸気供給管5及び排出管7の制御弁5
a,7aは「開」に設定される。
が、管理貯留量(所定量)に達した場合や任意時におい
て、残留搬送物Xを回収する際には、ホッパ3を図2の
実線で示すように閉じて、貯留部31を閉塞した状態に
してから、真空引き手段6を作動させ、吸気口4から取
り込まれる空気により残留搬送物Xに流動性を付与し排
出管7を経由して真空引き手段6に向けて送り込み回収
する。この際に、吸気供給管5及び排出管7の制御弁5
a,7aは「開」に設定される。
【0017】一方、ダンパ32が閉塞されていると、そ
の上に残留搬送物Xが落下して徐々に堆積することにな
る。この堆積、つまり一時貯留は、貯留部31を回収し
ている間だけ回収作業と並行して行われる。回収作業の
終了に合わせてダンパ32を開き、残留搬送物Xを貯留
部31に落とすことにより、貯留部31による残留搬送
物Xの貯留がコンベア1を停止することなく継続され
る。
の上に残留搬送物Xが落下して徐々に堆積することにな
る。この堆積、つまり一時貯留は、貯留部31を回収し
ている間だけ回収作業と並行して行われる。回収作業の
終了に合わせてダンパ32を開き、残留搬送物Xを貯留
部31に落とすことにより、貯留部31による残留搬送
物Xの貯留がコンベア1を停止することなく継続され
る。
【0018】次いで、本発明に係わるコンベアの残留搬
送物の回収方法およびその装置の第2実施形態につい
て、図3を参照して説明する。
送物の回収方法およびその装置の第2実施形態につい
て、図3を参照して説明する。
【0019】該第2実施形態は、洗浄水の利用が可能な
場合に用いて有効な技術であり、水道設備等の洗浄水供
給手段41から、洗浄水が洗浄水供給管42を経由し
て、ホッパ3に供給される。洗浄水は、制御弁42aに
よって水量が調整され、ホッパ3に貯留されている残留
搬送物Xを洗い流し、排出管43を経由して、排出溝
(あるいは貯蔵タンク)44等が配された所望の箇所ま
で移送される。この技術では、ホッパ3に、第1実施形
態に示すダンパ32等を設けて内部を閉塞状態にするこ
とを必須とするものではない。また、コンベア1の敷設
現場において、洗浄水供給手段41の利用が困難な場合
であっても、ポンプ等を具備した貯水タンクから洗浄水
とを供給することにより、十分機能し得る技術であるこ
とは言うまでもない。
場合に用いて有効な技術であり、水道設備等の洗浄水供
給手段41から、洗浄水が洗浄水供給管42を経由し
て、ホッパ3に供給される。洗浄水は、制御弁42aに
よって水量が調整され、ホッパ3に貯留されている残留
搬送物Xを洗い流し、排出管43を経由して、排出溝
(あるいは貯蔵タンク)44等が配された所望の箇所ま
で移送される。この技術では、ホッパ3に、第1実施形
態に示すダンパ32等を設けて内部を閉塞状態にするこ
とを必須とするものではない。また、コンベア1の敷設
現場において、洗浄水供給手段41の利用が困難な場合
であっても、ポンプ等を具備した貯水タンクから洗浄水
とを供給することにより、十分機能し得る技術であるこ
とは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るコンベアの残留搬送物の回
収方法およびその装置によれば、以下の効果を奏する。 (1) コンベアの下流端部の下方にホッパを配して残
留搬送物を落下させ、これを貯留して回収することによ
り、コンベアを停止することなく残留搬送物の回収作業
を行うことができる。 (2) コンベアの下流端部から落下した残留搬送物を
回収する工程と、貯留状態の残留搬送物をダンパの上部
で受け止めて一時貯留する工程とが並行して行われるこ
とにより、残留搬送物の回収作業を効率的に行うことが
できる。 (3) ホッパに貯留された残留搬送物が、真空引き手
段による吸引または洗浄水による洗い流しによって所望
の箇所まで移送され回収されることにより、残留搬送物
の回収作業に費やす人的労力を削減することができる。 (4) ホッパの端部にハンドル等を配し、手動または
電動によってダンパを回転させて残留搬送物を回収する
ことにより、残留搬送物を回収する際の作業員の安全性
の向上を図ることができる。 (5) 残留搬送物の回収作業が、吸気口より空気を取
り込んで残留搬送物の回収を行う真空引き手段を採用す
るか、または、水道設備や蛇口等より供給される洗浄水
を利用して残留搬送物を洗い流す洗浄水供給手段を採用
するかのいずれかの選択性を有することにより、コンベ
アの搬送設備の設置状況に左右限定されずに、残留搬送
物の回収作業を行うことができる。
収方法およびその装置によれば、以下の効果を奏する。 (1) コンベアの下流端部の下方にホッパを配して残
留搬送物を落下させ、これを貯留して回収することによ
り、コンベアを停止することなく残留搬送物の回収作業
を行うことができる。 (2) コンベアの下流端部から落下した残留搬送物を
回収する工程と、貯留状態の残留搬送物をダンパの上部
で受け止めて一時貯留する工程とが並行して行われるこ
とにより、残留搬送物の回収作業を効率的に行うことが
できる。 (3) ホッパに貯留された残留搬送物が、真空引き手
段による吸引または洗浄水による洗い流しによって所望
の箇所まで移送され回収されることにより、残留搬送物
の回収作業に費やす人的労力を削減することができる。 (4) ホッパの端部にハンドル等を配し、手動または
電動によってダンパを回転させて残留搬送物を回収する
ことにより、残留搬送物を回収する際の作業員の安全性
の向上を図ることができる。 (5) 残留搬送物の回収作業が、吸気口より空気を取
り込んで残留搬送物の回収を行う真空引き手段を採用す
るか、または、水道設備や蛇口等より供給される洗浄水
を利用して残留搬送物を洗い流す洗浄水供給手段を採用
するかのいずれかの選択性を有することにより、コンベ
アの搬送設備の設置状況に左右限定されずに、残留搬送
物の回収作業を行うことができる。
【図1】 本発明に係わるコンベアの残留搬送物の回収
方法およびその装置の第1実施形態を示すブロック図を
併記した斜視図である。
方法およびその装置の第1実施形態を示すブロック図を
併記した斜視図である。
【図2】 図1に示すホッパの要部を示す正断面図であ
る。
る。
【図3】 本発明に係わるコンベアの残留搬送物の回収
方法およびその装置の第2実施形態を示すブロック図を
併記した斜視図である。
方法およびその装置の第2実施形態を示すブロック図を
併記した斜視図である。
1 コンベア 2 コンベアベルト 3 ホッパ 4 吸気口 5 吸気供給管 6 真空引き手段 7 排出管 31 貯留部 32 ダンパ 33 水平支持軸 34 ハンドル 41 洗浄水供給手段 42 洗浄水供給管 43 排出管 44 排出溝 A 下流端部 X 残留搬送物
Claims (7)
- 【請求項1】 コンベアベルト(2)上に生じる残留搬
送物(X)を回収する方法であって、コンベア(1)の
下流端部(A)から落下した残留搬送物を貯留する工程
と、貯留状態の残留搬送物を吸引して回収する工程とを
有することを特徴とするコンベアの残留搬送物の回収方
法。 - 【請求項2】 貯留状態の残留搬送物(X)を回収する
工程と、貯留状態の残留搬送物の上方に落下する残留搬
送物を一時貯留する工程とを並行して行うことを特徴と
する請求項1記載のコンベアの残留搬送物の回収方法。 - 【請求項3】 コンベアベルト(2)上に生じる残留搬
送物(X)を回収する方法であって、コンベア(1)の
下流端部(A)から落下した残留搬送物を貯留する工程
と、貯留状態の残留搬送物を洗浄水により洗い流して回
収する工程とを有することを特徴とするコンベアの残留
搬送物の回収方法。 - 【請求項4】 コンベアベルト(2)上に生じる残留搬
送物(X)を回収する装置であって、コンベア(1)の
下流端部(A)の下方に配され該コンベアから落下した
残留搬送物を貯留するホッパ(3)と、該ホッパに配さ
れ貯留状態の残留搬送物を吸引して回収する真空引き手
段(6)とを具備することを特徴とするコンベアの残留
搬送物の回収装置。 - 【請求項5】 ホッパ(3)の内部に、落下した残留搬
送物(X)を貯留する貯留部(31)と、該貯留部の上
方位置に開閉可能に配され貯留部の閉塞時に落下する残
留搬送物を一時貯留するダンパ(32)とが設けられる
ことを特徴とする請求項4記載のコンベアの残留搬送物
の回収装置。 - 【請求項6】 コンベアベルト(2)上に生じる残留搬
送物(X)を回収する装置であって、コンベア(1)の
下流端部(A)の下方に配され該コンベアから落下した
残留搬送物を貯留するホッパ(3)と、該ホッパに接続
され洗浄水をホッパに供給して貯留状態の残留搬送物を
洗い流す洗浄水供給手段(41)とを具備することを特
徴とするコンベアの残留搬送物の回収装置。 - 【請求項7】 ホッパ(3)に接続状態に、洗い流され
た残留搬送物(X)を所望箇所まで排出させる排出管
(43)が敷設されることを特徴とする請求項6記載の
コンベアの残留搬送物の回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5950197A JPH10250851A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | コンベアの残留搬送物の回収方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5950197A JPH10250851A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | コンベアの残留搬送物の回収方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250851A true JPH10250851A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13115097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5950197A Withdrawn JPH10250851A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | コンベアの残留搬送物の回収方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10250851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110803543A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-02-18 | 隋功然 | 一种环保型建筑垃圾回收装置 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP5950197A patent/JPH10250851A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110803543A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-02-18 | 隋功然 | 一种环保型建筑垃圾回收装置 |
CN110803543B (zh) * | 2019-12-02 | 2021-11-12 | 山东天汇燃气有限公司 | 一种环保型建筑垃圾回收装置 |
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