JPH10250297A - 写真や絵などを革に転写する方法並びに革や合成皮革 製品 - Google Patents
写真や絵などを革に転写する方法並びに革や合成皮革 製品Info
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- JPH10250297A JPH10250297A JP10233397A JP10233397A JPH10250297A JP H10250297 A JPH10250297 A JP H10250297A JP 10233397 A JP10233397 A JP 10233397A JP 10233397 A JP10233397 A JP 10233397A JP H10250297 A JPH10250297 A JP H10250297A
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- Japan
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- film
- leather
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】柔軟な革に個性ある写真や絵を転写出来る方法
を提供する。 【解決手段】原稿をカラーコピーしコピーされた用紙の
画像面に転写液を付け、コピーのインクを転写液の中に
溶け込ませ、転写液が少しずつ固まり画像が写し出され
たフィルム状の膜を形成させ、転写液の乾燥後フィルム
状の膜の付いたコピー用紙を水に浸しコピー紙を取り除
き画像が写し出されたフィルムが出来上がるフィルム層
作成工程と、フィルムを付ける革を白あるいは原稿の色
彩に影響が少ない色等に染色する革下地染色工程と、フ
ィルムの裏面と染色した革の表面間に転写液を用いて接
着する接着工程と、フィルムの表面に透過性の防水剤を
塗布する表面加工工程との工程よりなる写真や絵などを
革に転写する方法と被写体の内容に合わせて凸凹面を彫
り画像面に立体感を出す工程よりなる革や合成皮革製
品。
を提供する。 【解決手段】原稿をカラーコピーしコピーされた用紙の
画像面に転写液を付け、コピーのインクを転写液の中に
溶け込ませ、転写液が少しずつ固まり画像が写し出され
たフィルム状の膜を形成させ、転写液の乾燥後フィルム
状の膜の付いたコピー用紙を水に浸しコピー紙を取り除
き画像が写し出されたフィルムが出来上がるフィルム層
作成工程と、フィルムを付ける革を白あるいは原稿の色
彩に影響が少ない色等に染色する革下地染色工程と、フ
ィルムの裏面と染色した革の表面間に転写液を用いて接
着する接着工程と、フィルムの表面に透過性の防水剤を
塗布する表面加工工程との工程よりなる写真や絵などを
革に転写する方法と被写体の内容に合わせて凸凹面を彫
り画像面に立体感を出す工程よりなる革や合成皮革製
品。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、個性ある皮革製
品を作りだすものである。個々の写真や絵などを使用し
て被写体を革や合成皮革に転写したり、革の可塑性を利
用し被写体に立体感を持たせたりして写真や絵などを転
写する方法。
品を作りだすものである。個々の写真や絵などを使用し
て被写体を革や合成皮革に転写したり、革の可塑性を利
用し被写体に立体感を持たせたりして写真や絵などを転
写する方法。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱を用いない転写方法の中には、
柔軟な素材に転写する方法はなく固形物の石鹸や皿など
にしか転写しなかった。また、革に絵柄を入れるときな
どは、革に彫ったり染色する方法しかなかった。
柔軟な素材に転写する方法はなく固形物の石鹸や皿など
にしか転写しなかった。また、革に絵柄を入れるときな
どは、革に彫ったり染色する方法しかなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） 革に絵柄を付ける場合写真などを見て似せて彫
るので実物との違いが生じた。 （ロ） 彫りや染色等の工程があるので、手間と時間を
要した。 （ハ） 転写の対象になるものが固形物にかぎられてい
て従来の方法で革などの柔軟なものに転写をすると表面
にひび割れが生じた。
があった。 （イ） 革に絵柄を付ける場合写真などを見て似せて彫
るので実物との違いが生じた。 （ロ） 彫りや染色等の工程があるので、手間と時間を
要した。 （ハ） 転写の対象になるものが固形物にかぎられてい
て従来の方法で革などの柔軟なものに転写をすると表面
にひび割れが生じた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】写真や絵等の原稿をカラ
ーコピーしコピーされた用紙の画像面に転写液を付け、
コピーのインクを転写液の中に溶け込ませ転写液が少し
ずつ固まり画像が写し出されたフィルム状の膜を形成さ
せ、転写液の乾燥後フィルム状の膜の付いたコピー用紙
を水に浸しコピー紙を取り除き画像が写し出されたフィ
ルムが出来上がるフィルム層作成工程と、フィルムを付
ける革を白あるいは原稿の色彩に影響が少ない色等に染
色する革下地染色工程と、フィルムの裏面と染色した革
の表面間に転写液を用いて接着する接着工程と、フィル
ムの表面に透過性の防水剤を塗布するが、乾燥後表面の
固くならずひび割れの生じない防水剤を使用する。
ーコピーしコピーされた用紙の画像面に転写液を付け、
コピーのインクを転写液の中に溶け込ませ転写液が少し
ずつ固まり画像が写し出されたフィルム状の膜を形成さ
せ、転写液の乾燥後フィルム状の膜の付いたコピー用紙
を水に浸しコピー紙を取り除き画像が写し出されたフィ
ルムが出来上がるフィルム層作成工程と、フィルムを付
ける革を白あるいは原稿の色彩に影響が少ない色等に染
色する革下地染色工程と、フィルムの裏面と染色した革
の表面間に転写液を用いて接着する接着工程と、フィル
ムの表面に透過性の防水剤を塗布するが、乾燥後表面の
固くならずひび割れの生じない防水剤を使用する。
【０００５】
【発明の実態の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。 （イ）原稿をカラー複写機でコピーする。 （ロ）カラーコピーしたものに転写液を６回から１０回
乾燥させながら被写体に塗る。 （ハ）転写液をカラーコピーされた被写体の上に塗る事
によりカラーコピーのインクが転写液に少しずつ溶け込
ませ乾燥により転写液が固まり被写体が写つしだされた
フィルム状の膜が紙の上に出来る。 （ニ）フィルム状の膜が付いている用紙を、水に浸して
コピー用紙をはがしフィルムを取り出す。 （ホ）フィルムを貼付する革を白又は被写体の色に影響
の少ない色に染色する （ヘ）フィルム乾燥後 被写体に立体感を出す為に革の可塑性を利用して革の両
面から被写体の起伏に沿って凸凹を出したり被写体の回
りの革を彫り陰影を出す。 （ト）防水剤として、今まで陶器や石鹸などに転写する
場合に用いていたクリスタルラッカーなどの乾燥後表面
が固まるラッカーを使用すると柔らかい皮革によりラッ
カーにひび割れが生じるので、レザーラッカー等の乾燥
後ひび割れの生じない防水剤を塗布する。
明する。 （イ）原稿をカラー複写機でコピーする。 （ロ）カラーコピーしたものに転写液を６回から１０回
乾燥させながら被写体に塗る。 （ハ）転写液をカラーコピーされた被写体の上に塗る事
によりカラーコピーのインクが転写液に少しずつ溶け込
ませ乾燥により転写液が固まり被写体が写つしだされた
フィルム状の膜が紙の上に出来る。 （ニ）フィルム状の膜が付いている用紙を、水に浸して
コピー用紙をはがしフィルムを取り出す。 （ホ）フィルムを貼付する革を白又は被写体の色に影響
の少ない色に染色する （ヘ）フィルム乾燥後 被写体に立体感を出す為に革の可塑性を利用して革の両
面から被写体の起伏に沿って凸凹を出したり被写体の回
りの革を彫り陰影を出す。 （ト）防水剤として、今まで陶器や石鹸などに転写する
場合に用いていたクリスタルラッカーなどの乾燥後表面
が固まるラッカーを使用すると柔らかい皮革によりラッ
カーにひび割れが生じるので、レザーラッカー等の乾燥
後ひび割れの生じない防水剤を塗布する。
【０００６】
【発明の効果】本発明は、今までの皮革製品は絵柄など
を自由に選択する事が出来ず、すでに出来上がった物の
中からの限られた選択であったが、本発明により自分の
好みに合った絵柄を皮革製品に転写する事が出来るの
で、これからの時代に合った個性を重視する商品を作り
出す事が可能になる。原稿と同一の図柄がスビーディに
革に付けることが出来る。革に転写する事により、革の
可塑性を利用し平面であった被写体に立体感を持たせる
事が可能になる。
を自由に選択する事が出来ず、すでに出来上がった物の
中からの限られた選択であったが、本発明により自分の
好みに合った絵柄を皮革製品に転写する事が出来るの
で、これからの時代に合った個性を重視する商品を作り
出す事が可能になる。原稿と同一の図柄がスビーディに
革に付けることが出来る。革に転写する事により、革の
可塑性を利用し平面であった被写体に立体感を持たせる
事が可能になる。
Claims (3)
- 【請求項１】原稿をカラーコピーしコピーされた用紙の
画像面に転写液を付け、コピーのインクを転写液の中に
溶け込ませ転写液が少しずつ固まり画像が写し出された
フィルム状の膜を形成させ、転写液の乾燥後フィルム状
の膜の付いたコピー用紙を水に浸しコピー紙を取り除き
画像が写し出されたフィルムが出来上がるフィルム層作
成工程と、フィルムを付ける革を白あるいは原稿の色彩
に影響が少ない色等に染色する革下地染色工程と、フィ
ルムの裏面と染色した革の表面間に転写液を用いて接着
する接着工程と、フィルムの表面に透過性の防水剤を塗
布する表面加工工程との工程によりなる写真や絵などを
革に転写する方法 - 【請求項２】原稿をカラーコピーしコピーされた用紙の
画像面に転写液を付け、コピーのインクを転写液の中に
溶け込ませ転写液が少しずつ固まり画像が写し出された
フィルム状の膜を形成させ、転写液の乾燥後フィルム状
の膜の付いたコピー用紙を水に浸しコピー紙を取り除き
画像が写し出されたフィルムが出来上がるフィルム層作
成工程と、フィルムを付ける革を白あるいは原稿の色彩
に影響が少ない色等に染色する革下地染色工程と、フィ
ルムの裏面と染色した革の表面間に転写液を用いて接着
する接着工程と、フィルムの表面に透過性の防水剤を塗
布する表面加工工程との工程により出来上がった革製品
を革の可塑性を利用して画像の内容に合わせて凸凹面を
彫り画像面に立体感を出す工程よりなる写真や絵などを
革に転写する方法。 - 【請求項３】請求項１又は２の方法より製造される革や
合成皮革製
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10233397A JPH10250297A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 写真や絵などを革に転写する方法並びに革や合成皮革 製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10233397A JPH10250297A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 写真や絵などを革に転写する方法並びに革や合成皮革 製品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10250297A true JPH10250297A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=14324600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10233397A Pending JPH10250297A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 写真や絵などを革に転写する方法並びに革や合成皮革 製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10250297A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000017827A (ko) * | 1999-12-20 | 2000-04-06 | 박준배 | 피혁 표면의 다색무늬 형성 방법 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP10233397A patent/JPH10250297A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000017827A (ko) * | 1999-12-20 | 2000-04-06 | 박준배 | 피혁 표면의 다색무늬 형성 방법 |
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