JPH10249504A - 連続鋳造鋳片の切断方法 - Google Patents

連続鋳造鋳片の切断方法

Info

Publication number
JPH10249504A
JPH10249504A JP5797697A JP5797697A JPH10249504A JP H10249504 A JPH10249504 A JP H10249504A JP 5797697 A JP5797697 A JP 5797697A JP 5797697 A JP5797697 A JP 5797697A JP H10249504 A JPH10249504 A JP H10249504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slab
cutting
length
cut
tail end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5797697A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Hata
勝彦 秦
Hideaki Gotoda
英昭 後藤田
Osamu Miyazawa
修 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP5797697A priority Critical patent/JPH10249504A/ja
Publication of JPH10249504A publication Critical patent/JPH10249504A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数チャージ連続的に鋳造して得られる鋳片
の切断において、注文通りの製品をできるだけ多く切断
して余材または屑を少くすることを目的とする。 【解決手段】 湯余りの場合、鋳片尾端部25と特異部
5との間の余剰部を屑化基準値と比較して屑化するかま
たは各鋳片の切断許容範囲で再調整して切断し、また、
湯不足の場合、鋳片尾端部25内の製品情報に基づき切
断し、また、湯が過不足の場合、切断長さの優先順位に
従って切断長さを調整して切断し、また余剰部を余材M
として中間部に位置させ、継目指定材の鋳片尾端部25
を継目部に隣接した状態で切断し、あるいは余材Mを特
異部5に隣接した状態で汎用度合の最も高い切断鋳片の
長さで切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続鋳造鋳片の切断
方法に関し、特に複数チャージにわたって連続的に鋳造
される鋳片を歩留り良く切断する切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼の連続鋳造において、取鍋を交換しつ
つ、複数チャージにわたって連続的に鋳片を長時間鋳造
する技術(以下連々鋳と云う)が行われているが、各チ
ャージ内の鋼種が異なる場合、各チャージの継目部で前
後チャージの溶鋼が混合して所望の成分を構成しない部
分が生じることがある。
【0003】また、同鋼種の連々鋳の場合でも各チャー
ジ毎で溶鉄一転炉一連鋳機における各製造条件が微妙に
異なり、したがって前記継目部に全く同一の成分を有す
る鋼が形成されない場合がある。また、鋳込み途中で操
業を中断する場合があるが、鋳型内で露出した鋳片後端
部の頭部表面が酸化されて酸化膜が形成された後に操業
が再開されると、前記頭部表面に注湯された溶鋼が凝固
して、この凝固部分と前記鋳片との間に異なる組織の部
分が形成されることがある(以下段注という)。
【0004】ここで、連々鋳における上記継目部及び段
注を以下特異部と称する。かかる特異部を有する各チャ
ージを所望の長さで切断する場合、従来法では歩留りを
最重要条件として切断していた。すなわち、採片方法と
して湯余り及び湯不足の両方の場合とも、切断設備の制
約内で特異部に隣接した鋳片尾端部を前記湯量に応じた
寸法で切断していた。したがって前記鋳片尾端部は所望
切断鋳片長さを満足していないので余材として取扱われ
ていた。
【0005】また、従来の採片方法では、各切断鋳片の
明細に関係なく、特異部に隣接した鋳片尾端部の長さを
調整していた。したがって、この鋳片尾端部を余材とし
て取扱わざるをえなかった。また、従来の採寸方法とし
て鋳片尾端部を低品位の製品となる特異部指定材とする
場合があるが、湯余りの場合、上記鋳片尾端部を所定の
寸法で切断するため、余材が特異部に隣接する特異部余
材となる。この特異部余材は製品として充当しにくく、
屑になり易い。また上記特異部余材が前記鋳片尾端部の
切断長さ以上の場合はこの余材が特異部に隣接している
ことより鋳片尾端部の切断長さと同一長さで前記特異部
余材を切断していた。したがって、その切断長さは汎用
的でなく製品として充当しにくいものであった。
【0006】また、特開昭61−3643号公報には鋳
片品質異常が発生したときの切断制御方法が開示されて
いるが、特異部特に異鋼種の継目部に隣接する鋳片の取
扱いについて何ら開示されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、連々鋳にお
ける従来の採片方法が最大歩留りを得ることを目標とし
たために、他の製品に充当しにくい余材が発生し易いと
いう課題を解決したもので、連々鋳の鋳片より特に継目
部に隣接する鋳片を考慮しつつ注文通りの製品をできる
だけ多く切断して余材または屑を少なくすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、下記鋳片切断方法を提供する。すなわち本
発明は複数チャージにわたり連続的に、鋳造される連続
鋳造鋳片を所定の長さで切断するに際し、各チャージ毎
の鋳片の特異部に隣接する鋳片尾端部を所定長さで切断
するに当り、連鋳鋳型に注入される実績溶鋼量が過剰の
場合において、請求通り採片して生じた前記鋳片尾端部
の端部と前記特異部との間の鋳片の長さ又は重量を測定
し、該測定量と屑化可能長さ又は重量の所定範囲と比較
して前記測定量が前記所定範囲内にあるときは屑化と
し、前記所定範囲外のときは各切断鋳片の採片許容範囲
内で切断鋳片長さを再調製して切断する切断方法にあ
り、又、前記実績溶鋼量が不足の場合において、前記鋳
片尾端部内の製品情報に基づいて前記鋳片尾端部の切断
長さを求め、しかるのち、前記鋳片尾端部を前記切断長
さで切断し、該切断端部と前記特異部との間を屑化せし
める切断方法にある。
【0009】本発明はまた、複数チャージにわたり連続
的に鋳造される連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに
際し、各チャージ毎の鋳片の特異部に隣接する鋳片尾端
部を所定長さで切断するに当り、連鋳鋳型に注入される
実績溶鋼量の不足により1チャージの鋳片の切断長さが
予定長さで切断できない場合は、1チャージ内の各切断
鋳片に切断長さ調製の優先順位を付し、該優先順位に従
って切断長さを調整して切断する切断方法にある。
【0010】本発明はまた、複数チャージにわたり連続
的に鋳造される連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに
際し、連鋳鋳型に注入される実績溶鋼量が過剰の場合に
おいて、各チャージ毎の鋳片の特異部に隣接する鋳片尾
端部を所定長さで切断するに当り、前記鋳片尾端部が継
目部指定材であることと鋳片の過剰長さが余材相当長さ
であることを確認し、次いで、前記鋳片尾端部を前記特
異部に隣接する状態で所定長さ切断する切断方法にあ
り、更にまた、本発明は複数チャージにわたり連続的に
鋳造される連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに際
し、連鋳鋳型に注入される実績溶鋼量が過剰の場合にお
いて、鋳片の過剰長さが余材相当長さであることを確認
し、かつ1チャージ内の各切断鋳片に汎用度合に応じた
優先順位を付し、該優先順位の最も高い鋳片の長さでか
つ各チャージ毎の鋳片の特異部に隣接する状態において
前記余材を切断する切断方法にある。
【0011】連々鋳で鋳造された鋳片を上記本発明の切
断方法によって切断することにより、注文通りの切断鋳
片を採片できるとともに余材をできるだけ少くすること
ができる。以下本発明を詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の連々鋳は図1に示すよう
な態様で実施される。レードル1内の溶鋼Rはタンディ
ッシュ2を経由して上下に開口を有する鋳型3に注入さ
れ、この鋳型で溶鋼の外側が冷却凝固されて形成された
鋳片4が連続的に引抜かれる。連続鋳造設備の操業は前
記レードル一杯分の溶鋼を1単位(1チャージ)として
行われているので、図において、1チャージ分の溶鋼が
鋳片6として鋳造され、鋳片4と6との間に継目部5が
形成される。また、図では鋳片6の途中で鋳込みが中断
され段注7が形成されたことを示している。
【0013】鋳片6は所定切断長lで切断機、例えばガ
スカッター9により切断され、切断鋳片8が形成され
る。次に鋳片切断制御系について説明する。上記の連続
鋳造設備の操業において、継目部5や段注7などの特異
部に隣接する鋳片を最適寸法で切断するガスカッター9
の切断動作の制御系は、次のように構成される。
【0014】同鋼種又は異鋼種の連々鋳の鋳込みスケジ
ュールを作成し、溶銑設備−転炉−連鋳設備のマッチン
グや鋳造条件の決定と実行を出力する鋳込みスケジュー
ル作成部10がビジネスコンピュータ(ビジコン)内に
設けられ、その出力はプロセスコンピュータ(プロコ
ン)内に設けられた注文情報作成部11に入力される。
注文情報作成部11では前記入力に基づき鋳片の明細の
入替え、追加又は削除などスケジュールの編集を行って
プロコン内に設けられた採片調整部14へ出力する。
【0015】採片調整部14には、更に継目部5を監視
し、その位置、長さ等の継目情報を出力する継目実績情
報管理部12及び段注7を監視し、その品質異常部の鋳
片情報を出力する品質異常実績管理部13からのそれぞ
れの情報が入力される。採片調整部14では、これらの
情報に基づき注文通りの鋳片が採片できるか調整(屑化
調整、鋳片サイズ調整又は中間余材調整など)を行う。
【0016】最適鋳片切合せ部15は採片調整部14か
らの入力によって採片条件(屑化可能長さ、長さ調整優
位順位、中間余材指示、コイル単位切断点等の調整条
件)に従った最適切断長さを決定し、切断長指示部16
に指示する。その指示を入力した切断長指示部16は鋳
片切断装置9に最適切断長さを指示し、鋳片6が切断さ
れ、スラブ8が形成される。
【0017】次に、以上の制御系を用いて本発明の切断
方法を説明する。図2は鋳片尾端部の切断状態を切断予
定と切断実績を対比して示した図である。図2(a)は
連鋳鋳型に注入される1チャージの実績溶鋼量が所望長
さの連続鋳片の溶鋼量(予定溶鋼量)より多い場合の切
断方法を示している。
【0018】切断予定では、鋳片6の鋳片尾端部25が
鋳片4の鋳片先端部31と接して連続鋳造され、次いで
所望の寸法で各切断鋳片…23,24,25に切断され
る予定であった。しかし、切断実績では請求通り採片し
て生じた鋳片尾端部25と特異部(継目部)5との間に
予剰部Lが形成された。
【0019】本発明では特異部に隣接する鋳片尾端部2
5に相当する切断鋳片をプロコンの継目実績情報管理部
12で検出し、その情報を採片調整部14に入力して鋳
片尾端部25の予剰部を判断するとともに採片調整(屑
化調整)の指示を最適鋳片切合せ部15に与え、この最
適鋳片切合せ部15で前記予剰部Lが屑化可能の長さ、
すなわち屑化基準値に相当する長さかどうか判断する。
上記余剰部Lが屑化基準値の範囲内にあるときは切断長
指示部16を介して切断機9により上記連続鋳片6を請
求通りに切断して所定長さの鋳片尾端部25を得るとと
もに余剰部Lを屑化せしめる。
【0020】一方、上記余剰部Lが屑化基準値の範囲外
にあるときは、各切断鋳片…23,24,25の採片許
容範囲内で切断長さをそれぞれ再調整して上記余剰部L
を屑化基準値以内に納め、上記切断計画に従って切断し
て上記余剰部Lを屑化せしめる。余剰部Lが屑化できな
いときは余材(所定長さ(例えば5.6m)以上あるも
のの注文製品にならない鋳片)として取扱う。
【0021】次に、前記の実績溶鋼量が予定溶鋼量より
少い場合の切断方法を図2(b)に示す。この場合は、
鋳片尾端部25内の製品情報例えば鋳片尾端部25内に
おける顧客別の請求切断長さ〜の切断許容範囲に従
って、鋳片尾端部25の切断位置を決め(図2(b)で
は製品との間)、余剰部Lを屑化または余材化せし
める。
【0022】上記切断の判断は図2(a)の場合と同
様、最適鋳片切合せ部15で行う。上記の採片方法は屑
化長さを考慮しつつ切断長さを調整する方法であるが、
切断鋳片毎の切断長さ優先順位に従って切断長さを調整
する例を図2(c)で示す。図2(c)では実績溶鋼量
が予定溶鋼量より少い場合の例を示すが、この場合、例
えば切断鋳片23が切断長さの調整を行っても問題にな
らない製品を対象としているとき、その切断長さ調整優
先順位をNo.1とし、以下順次各切断鋳片に優先順位
を付ける。
【0023】そして、この順位に従って、切断長さを調
整するが、図2(c)の例では、切断鋳片23の長さを
短かくし、鋳片尾端部25の切断長さは請求通りにす
る。かかる長さ調整優先順位には最適鋳片切合せ部15
において各切断鋳片に付けられ、鋳片はこの順位に従っ
て調整されて切断機9で切断される。なお実績溶鋼量が
予定溶鋼量より多い場合も、同様の手段で切断長さを調
整して切断する。
【0024】次に、連続鋳片の切断において余材が生じ
た場合、図2(d)、(e)に示すような方法によって
余材を採片する。先ず、図2(d)で示す切断方法を説
明する。この例では、特異部(継目部)5に隣接する鋳
片尾端部25を継目部指定材とした場合である。すなわ
ち、継目部に隣接する鋳片は、継目部が当該鋳片の成分
と後続の鋳片の成分とが混合して形成されているため、
その影響で低グレードの製品となる。したがって、低グ
レードの製品が請求されている場合は、図2(d)に示
すように鋳片尾端部25を継目部指定材として請求寸法
通り切断し、余剰部の長さが余材相当長さであることを
確認して余材Mとして採片する。かかる中間に位置する
余材Mはグレードが高いので製品として利用できる。
【0025】上記中間部余材Mの余剰指示は最適鋳片切
合せ部15によって行われる。次に図2(e)で示す切
断方法の例では継目部に隣接したグレードの低い余剰部
を最も経済的に利用できるように採片するもので、切断
長さの優先順位の最も高い鋳片、例えば図2(e)で示
す切断鋳片23と同一長さにして切断し、その残部を屑
化する。
【0026】すなわち、余材Mは品質的に低いが、その
長さを顧客が最も要求する長さ、すなわち汎用的な標準
品となる長さに切断し、余材の活用を図る。なお、図2
(d)の余材Mの長さを決める場合に、図2(e)の余
材Mと同じ方法で長さを決定してもよい。上記の優先順
位の指定及び選択、切断指示等は最適鋳片切合せ部15
によって行われる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連々鋳で鋳造された鋳片の製品歩留を高め、かつ屑化の
減少、余材の活用を可能にすることができるので工業的
効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋳造装置の概要と制御系を示す図であ
る。
【図2】本発明の鋳片切断方法を示す図で、(a)、
(b)は長さ調整方法、(c)は長さ順番調整方法、
(d)、(e)は余材採寸方法をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1…レードル 2…タンディッシュ 3…鋳型 4,6…鋳片 5…継目部 7…段注 8…スラブ 9…切断機 10…鋳込みスケジュール作成部 11…注入情報作成部 12…継目実績情報管理部 13…品質異常実績管理部 14…採片調整部 15…最適鋳片切合せ部 16…切断長指示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャージにわたり連続的に鋳造され
    る連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに際し、各チャ
    ージ毎の鋳片の特異部に隣接する鋳片尾端部を所定長さ
    で切断するに当り、連鋳鋳型に注入される実績溶鋼量が
    過剰の場合において、請求通り採片して生じた前記鋳片
    尾端部の端部と前記特異部との間の鋳片の長さ又は重量
    を測定し、該測定量と屑化可能長さ又は重量の所定範囲
    と比較して前記測定量が前記所定範囲内にあるときは屑
    化とし、前記所定範囲外のときは各切断鋳片の採片許容
    範囲内で切断鋳片長さを再調製して切断することからな
    ることを特徴とする連続鋳造鋳片の切断方法。
  2. 【請求項2】 複数チャージにわたり連続的に鋳造され
    る連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに際し、各チャ
    ージ毎の鋳片の特異部に隣接する鋳片尾端部を所定長さ
    で切断するに当り、連鋳鋳型に注入される実績溶鋼量が
    不足の場合において、前記鋳片尾端部内の製品情報に基
    づいて前記鋳片尾端部の切断長さを求め、しかるのち、
    前記鋳片尾端部を前記切断長さで切断し、該切断端部と
    前記特異部との間を屑化せしめることを特徴とする連続
    鋳造鋳片の切断方法。
  3. 【請求項3】 複数チャージにわたり連続的に鋳造され
    る連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに際し、各チャ
    ージ毎の鋳片の特異部に隣接する鋳片尾端部を所定長さ
    で切断するに当り、連鋳鋳型に注入される実績溶鋼量の
    過不足により1チャージの鋳片の切断長さが予定長さで
    切断できない場合は、1チャージ内の各切断鋳片に切断
    長さ調製の優先順位を付し、該優先順位に従って切断長
    さを調整して切断することを特徴とする連続鋳造鋳片の
    切断方法。
  4. 【請求項4】 複数チャージにわたり連続的に鋳造され
    る連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに際し、連鋳鋳
    型に注入される実績溶鋼量が過剰の場合において、各チ
    ャージ毎の鋳片の特異部に隣接する鋳片尾端部を所定長
    さで切断するに当り、前記鋳片尾端部が継目部指定材で
    あることと鋳片の余剰長さが余材相当長さであることを
    確認し、次いで、前記鋳片尾端部を前記特異部に隣接す
    る状態で所定長さ切断することを特徴とする連続鋳造鋳
    片の切断方法。
  5. 【請求項5】 複数チャージにわたり連続的に鋳造され
    る連続鋳造鋳片を所定の長さで切断するに際し、連鋳鋳
    型に注入される実績溶鋼量が過剰の場合において、鋳片
    の過剰長さが余材相当長さであることを確認し、かつ1
    チャージ内の各切断鋳片に汎用度合に応じた優先順位を
    付し、該優先順位の最も高い鋳片の長さでかつ各チャー
    ジ毎の鋳片の特異部に隣接する状態において前記余材を
    切断することを特徴とする連続鋳造鋳片の切断方法。
JP5797697A 1997-03-12 1997-03-12 連続鋳造鋳片の切断方法 Withdrawn JPH10249504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5797697A JPH10249504A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 連続鋳造鋳片の切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5797697A JPH10249504A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 連続鋳造鋳片の切断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10249504A true JPH10249504A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13071045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5797697A Withdrawn JPH10249504A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 連続鋳造鋳片の切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10249504A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010120054A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Jfe Steel Corp 鋳片採取制御方法
JP2016120504A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 Jfeスチール株式会社 鋳片切断計画作成方法、鋳片切断計画作成装置及び鋳片切断計画作成プログラム
JP2020157322A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 日鉄日新製鋼株式会社 表示制御装置、プログラムおよび表示制御方法
CN115365471A (zh) * 2022-08-24 2022-11-22 重庆钢铁股份有限公司 一种方坯连铸减少短尺坯产生的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010120054A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Jfe Steel Corp 鋳片採取制御方法
JP2016120504A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 Jfeスチール株式会社 鋳片切断計画作成方法、鋳片切断計画作成装置及び鋳片切断計画作成プログラム
JP2020157322A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 日鉄日新製鋼株式会社 表示制御装置、プログラムおよび表示制御方法
CN115365471A (zh) * 2022-08-24 2022-11-22 重庆钢铁股份有限公司 一种方坯连铸减少短尺坯产生的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2492023C2 (ru) Способ и устройство для управления затвердеванием непрерывной заготовки в установке для непрерывного литья при запуске процесса литья
JPH10249504A (ja) 連続鋳造鋳片の切断方法
Sediako et al. Some aspects of thermal analysis and technology upgrading in steel continuous casting
JP2006224183A (ja) 異鋼種の連々続鋳造方法
JPH10211559A (ja) 異鋼種連続鋳造方法および異鋼種連続鋳造に適した連続鋳造機
US4086951A (en) Apparatus for changing width of a cast piece in a continuous casting operation
US4022265A (en) Method for enlarging the width of a cast piece in a continuous casting operation
JPH10128514A (ja) 連続鋳造機における二次冷却方法
JP3269439B2 (ja) 連続鋳造鋳片の製造方法及びその装置
JPH0919749A (ja) 連続鋳造における鋳片切断制御方法
JP2000334548A (ja) 同一タンディッシュ内溶鋼混合連々鋳による連続鋳造法
KR20020055183A (ko) 턴디쉬 용강온도 및 성분에 따른 주조속도 자동 제어 방법
KR960002220B1 (ko) 턴디쉬 슬라이딩 노즐 최적 제어방법
KR102210201B1 (ko) 주편 제조 방법
JP3068830B2 (ja) 連続鋳造における鋳片切断方法
JPS5913559A (ja) 連続鋳造中における鋳片幅変更タイミング制御方法
JPH01245965A (ja) 鋳片のバリを溶削する方法
JPH0433756A (ja) 異鋼種の連続鋳造方法
KR100423519B1 (ko) 연속주조시 전단 제어방법
KR100489566B1 (ko) 침지노즐신속교환 조업실시재의 트래킹 및 조치방법
JPH0740002A (ja) 小ロット材の連続鋳造方法
JP2000117400A (ja) 金属の成分調整方法
KR0122341B1 (ko) 몰드폭 변경 속도제어방법
JPS63252656A (ja) 連続鋳造設備の鋳込終了方法
Vas'kin et al. Peculiar computer technologies for describing alloy crystallization process

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040601