JPH10248912A - 液体芳香消臭剤組成物 - Google Patents

液体芳香消臭剤組成物

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JPH10248912A
JPH10248912A JP9072761A JP7276197A JPH10248912A JP H10248912 A JPH10248912 A JP H10248912A JP 9072761 A JP9072761 A JP 9072761A JP 7276197 A JP7276197 A JP 7276197A JP H10248912 A JPH10248912 A JP H10248912A
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JP
Japan
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deodorant composition
scent
fragrance
liquid
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP9072761A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoki Kaneoka
智己 金岡
Masahiro Sakuma
雅博 佐久間
Yoshikuni Masako
義邦 真子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Car Mate Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Car Mate Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の液体芳香消臭剤組成物では、芳香消臭
作用の持続性が悪い欠点があった。 【解決手段】 本発明の液体芳香消臭剤組成物において
は、3〜30重量%の香料と、5〜35重量%のイソプ
レン系溶剤と、25〜70重量%の低級アルコール(炭
素数1〜3)と、5〜20重量%の水とを含有せしめ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体芳香消臭剤組成
物に関し、より詳細には芳香消臭作用の長期持続が可能
になり且つ香料の均一放出性と除放性を有する新規液体
芳香消臭剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】液体芳香消臭剤組成物としては特開昭5
6−95054号公報、特開平1−284256号公報
及び特開平5−161698号公報等に示されたものが
知られている。
【0003】一般に液体芳香消臭剤の揮散容器本体内に
は香料を界面活性剤等によってエタノール/水の様な溶
媒中に混合分散させた薬剤を収納しており、この容器本
体上部には、内部に布製や紙製の揮散部材を収納する揮
散装置とを具え、容器本体内に貯蔵した液体芳香消臭剤
組成物等の薬剤を含浸性の吸い上げ部材で吸い上げ、上
記布製や紙製の揮散部材に導かれた液体芳香消臭剤組成
物等の薬剤を揮散させて、液体芳香消臭剤組成物の香り
を周辺に放つようになっている。
【0004】芳香消臭剤としては他に、ゼラチン、カラ
ギーナン等の水性ゲルやシリカゲル、アルミナゲル等の
吸着剤に香料を保持せしめたタイプのものがあるが、こ
の種の芳香消臭剤組成物は香料を室内等に放出させ得る
有効期間が短く、また香料が吸着剤などに保持されてい
るため化学的に変質し易く長期間使用中に香りの劣化が
生じたりするという欠点を有している。液体芳香消臭剤
組成物は上述したような香料の変質が無く、また香料を
放出させ得る有効期間も比較的長いため従来から一般に
愛用されているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ようなタイプの液体芳香消臭剤組成物は、その使用に際
して、初期段階に薬剤容器中の液体芳香消臭剤組成物の
消耗が早く、その後非揮散性物質である界面活性剤が容
器の蒸発部材に蓄積して液体芳香消臭剤組成物の放出性
が著しく悪くなり、従って香料が一定でしかも持続した
放出性が得られないという欠点を有している。
【0006】また、界面活性剤を用いて香料を含水溶媒
中に強制分散させていることに関連して、冬季には凍結
したり、或いは相分離等のトラブルを生じ易いという欠
点も有している。
【0007】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液体芳香消臭剤
組成物は、3〜30重量%の香料と、5〜35重量%の
イソプレン系溶剤と、25〜70重量%の低級アルコー
ル(炭素数1〜3)と、5〜20重量%の水とを含有す
ることを特徴とする。
【0009】本発明の液体芳香消臭剤組成物によれば、
溶液中に界面活性剤のごとく不揮発性成分を全く含有せ
ず香料を最後まで分散することができ、しかもこの香料
は一定した揮散速度で放出されるため、一定した芳香消
臭作用が得られる。また界面活性剤のような不揮発性成
分を含有していないことに関連して長期の使用により不
揮発性成分が充填容器中の蒸発部材を閉塞して香料の放
出を悪くすることを防止でき一定した芳香消臭効果が得
られる。
【0010】また、香料を界面活性剤などで溶媒中に強
制的に分散させているのではなく、一般に香料自体がこ
の溶媒中に容易に溶解するため寒冷地での長期使用中に
凍結によるトラブルも生じることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては3〜30重量%
の香料と、5〜35重量%のイソプレン系溶剤と、25
〜70重量%の低級アルコール(炭素数1〜3)と、5
〜20重量%の水とにより液体芳香消臭剤組成物を構成
せしめる。
【0012】本発明に用いる香料としては、例えば天然
又は合成の香料、例えばショウノウ油、カツシア油、ボ
ワドローズ油、チョウジ油、ユーカリ油、セダー油、ビ
ャクダン油、ダイウイキヨウ油、イランイラン油、レモ
ン油、オレンジ油、ベルガモット油、ラベンダー油、パ
ツデユリ油、シトロネラ油、レモングラス油、ベチバ
油、バラ油、ゼラニウム油等の精油、ジャコウ、シベツ
ト、ウミダヌキ香、アンバーグリス等の動物性香料、バ
ニリン、サリチル酸メチル、シンナミルアルデヒド、β
−フェニルエチルアルコール、オキシシトロネラール、
フェニルアセトアルデヒド、ピペロナール等の合成香
料、これらの少なくとも2種以上を調合した調合香料な
どを用いることができる。
【0013】また、抗菌、防かび剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、苦み剤、色素、消臭剤、その他の物質を配合
することも可能である。
【0014】(実施例1)
【0015】イソプレン系溶剤として株式会社クラレ製
ソルフィットとエチルアルコールを用いて表1に示す配
合比で液体芳香消臭剤組成物を作成した。なお香料はス
カッシュを使用した。
【0016】
【表1】
【0017】揮散容器は長さ8cm、幅5cm、高さ
(首を除く)4cmの容器本体と、その首に差し込んだ
吸い上げ芯と、そこから蒸発させる蒸発部材から構成し
た。なお蒸発部材としては多孔質な不織布が吸い上げ芯
と接触する状態で使用した。
【0018】実施例1、2、3と比較例4の室温での重
量変化−経時日数を直線A、B、C、D、とすれば図1
に示すとおりであった。
【0019】図1の結果より本発明の液体芳香消臭剤組
成物は従来の液体芳香消臭剤組成物に比べ揮散率が一定
であり、且つ長期間の持続が可能となることが明らかで
ある。
【0020】また、実施例1、2、3と比較例4の香り
の強さ−経時日数テストを行い5段階評価にし、その香
りの強さを5人のパネラーが評価した。さらにその5人
の平均を評価点数とした。この結果を図2に示す。
【0021】なお、評価点数は、1香らない、2弱い、
3普通、4やや強い、5強いとした。
【0022】図2の結果より本発明は通常の液体芳香消
臭剤組成物(比較例4)に比べ安定した香りを供給でき
ることが分かる。
【0023】
【発明の効果】上記のように本発明液体芳香消臭剤組成
物によれば、従来の欠点を有せず、しかも芳香消臭作用
の持続性に優れた液体芳香消臭剤組成物を得ることがで
きる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体芳香消臭剤組成物の重量変化と経
時日数の関係を示す線図である。
【図2】本発明の液体芳香消臭剤組成物の評価点数と経
時日数の関係を示す線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3〜30重量%の香料と、 5〜35重量%のイソプレン系溶剤と、 25〜70重量%の低級アルコール(炭素数1〜3)
    と、 5〜20重量%の水とを含有することを特徴とする液体
    芳香消臭剤組成物。
JP9072761A 1997-03-11 1997-03-11 液体芳香消臭剤組成物 Pending JPH10248912A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003062053A (ja) * 2001-08-28 2003-03-04 Rengo Co Ltd 消臭剤
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