JPH10248781A - 手を挿入して作業する雑巾 - Google Patents
手を挿入して作業する雑巾Info
- Publication number
- JPH10248781A JPH10248781A JP9631097A JP9631097A JPH10248781A JP H10248781 A JPH10248781 A JP H10248781A JP 9631097 A JP9631097 A JP 9631097A JP 9631097 A JP9631097 A JP 9631097A JP H10248781 A JPH10248781 A JP H10248781A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- finger
- cloth
- stopper
- net
- Prior art date
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- Pending
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２枚の網または布を、手を挿入する開口部を
１ケ所または２ケ所残して合わせ、手の遊びを少なくす
る指ストッパーと吊り下げループを設けた、手にはめて
作業する雑巾を提供することを目的とする。 【構成】 手を挿入する開口部を１ケ所または２ケ所に
設け、手の遊びを少なくする指ストッパーと吊り下げル
ープを設けた、円形または多角形の網または布を２枚合
わせた構造よりなる。
１ケ所または２ケ所残して合わせ、手の遊びを少なくす
る指ストッパーと吊り下げループを設けた、手にはめて
作業する雑巾を提供することを目的とする。 【構成】 手を挿入する開口部を１ケ所または２ケ所に
設け、手の遊びを少なくする指ストッパーと吊り下げル
ープを設けた、円形または多角形の網または布を２枚合
わせた構造よりなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、水洗いやから拭
き時に使用する雑巾で、手で保持しないで２枚合わせの
開口部から手を挿入しただけで作業ができ、右手にも左
手にも使用できる網または布からなる、手を挿入して作
業する雑巾に関するものである。
き時に使用する雑巾で、手で保持しないで２枚合わせの
開口部から手を挿入しただけで作業ができ、右手にも左
手にも使用できる網または布からなる、手を挿入して作
業する雑巾に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の雑巾は２枚の布を合わせたもの、
手袋状に布を合わせたり糸で編んだもので、２枚の布を
合わせたものは、保持しなければ作業ができないため
に、手指に障害のある人には使いにくく、手袋状に作ら
れたものは掌部が消耗した状態で使用不能になったり、
着脱も困難であった。
手袋状に布を合わせたり糸で編んだもので、２枚の布を
合わせたものは、保持しなければ作業ができないため
に、手指に障害のある人には使いにくく、手袋状に作ら
れたものは掌部が消耗した状態で使用不能になったり、
着脱も困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これには、次のような
欠点があった。 （イ）従来の手袋状雑巾は手に沿った形態に開口部が１
つで、着脱が困難であった。 （ロ）従来の手袋状雑巾は指先と掌の位置が固定し、作
業による摩擦部位が片面に特定されるので両面使用でき
る本発明に比べて、耐用期間が短い。 （ハ）従来の手袋状雑巾は左右別で、右手用と左手用に
区別されていたので、片手にしか使用できない。 （ニ）従来の周囲を合わせた雑巾は、保持しながら作業
するために、保持する力と作業する力に分散された。 （ホ）従来の周囲を合わせた雑巾は保持した指先を通し
ての力による作業になるので、指先に障害のある人には
使用しにくかった。 （ヘ）従来の周囲を合わせた雑巾は、雑巾を保持しての
作業になるので、手を挿入して手の平を広げて作業する
本発明に比べて、作業面積が狭い。 本発明はこれらの欠点を除き、従来の雑巾を保持する力
も作業に向けて、指と手の平を広げた面積いっぱいに作
業できる、手を挿入して作業する雑巾を提供することを
目的とする。
欠点があった。 （イ）従来の手袋状雑巾は手に沿った形態に開口部が１
つで、着脱が困難であった。 （ロ）従来の手袋状雑巾は指先と掌の位置が固定し、作
業による摩擦部位が片面に特定されるので両面使用でき
る本発明に比べて、耐用期間が短い。 （ハ）従来の手袋状雑巾は左右別で、右手用と左手用に
区別されていたので、片手にしか使用できない。 （ニ）従来の周囲を合わせた雑巾は、保持しながら作業
するために、保持する力と作業する力に分散された。 （ホ）従来の周囲を合わせた雑巾は保持した指先を通し
ての力による作業になるので、指先に障害のある人には
使用しにくかった。 （ヘ）従来の周囲を合わせた雑巾は、雑巾を保持しての
作業になるので、手を挿入して手の平を広げて作業する
本発明に比べて、作業面積が狭い。 本発明はこれらの欠点を除き、従来の雑巾を保持する力
も作業に向けて、指と手の平を広げた面積いっぱいに作
業できる、手を挿入して作業する雑巾を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】指を広げた手の全体を覆
う大きさの、円形の布を２枚合わせて、手を挿入する開
口部を残して周囲を合わせ、表用布と裏用布とを合わせ
た上に、指を広げた状態で栂指と人差指の間を区分する
ストッパーと、薬指と小指の間を区分するストッパーを
設けて、払拭体をある程度固定できるようにし、開口部
並びにストッパーを左右対称に設けて、右手にも左手に
も対応し、また表裏の別なく使用できることを特徴とす
る技術で上記の課題を解決した。
う大きさの、円形の布を２枚合わせて、手を挿入する開
口部を残して周囲を合わせ、表用布と裏用布とを合わせ
た上に、指を広げた状態で栂指と人差指の間を区分する
ストッパーと、薬指と小指の間を区分するストッパーを
設けて、払拭体をある程度固定できるようにし、開口部
並びにストッパーを左右対称に設けて、右手にも左手に
も対応し、また表裏の別なく使用できることを特徴とす
る技術で上記の課題を解決した。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。第一の実施の形態として図１と図２を用い
て説明する。指を広げた手の全体を覆う大きさの２枚の
円形の布（１，２）の周囲を、手を挿入する開口部
（３）を２ケ所に設けて合わせ（４）、本体に手を入れ
て指を広げた状態で、栂指と人差指の間を区分するスト
ッパー（５）と、薬指と小指の間を区分するストッパー
（５）とを設けて、払拭体をある程度固定できるように
し、ストッパーは対称に設けて、表裏区別なくまた左右
区別なく使用できるようにして、更に吊り下げ用ループ
（６）を設けた。第二の実施の形態として図３を用いて
説明する。指を広げた手の全体を覆う大きさの２枚の８
角形の網（７）の周囲を、手を挿入する開口部（３）を
２ケ所設けて合わせ（４）、本体に手を入れて指を広げ
た状態で、栂指と人差指の間を区分するストッパー
（５）と、薬指と小指の間を区分するストッパー（５）
を設けて、払拭体をある程度固定できるにし、ストッパ
ーは対称に設けて、表裏区別なくまた左右区別なく使用
できるようにして、更に吊り下げ用ループ（６）を設け
た。その他にも、それぞれにおいて、布と布、布と網、
網と網という組合せも考えられる。又、開口部において
も、２ケ所ではなく１ケ所で左右の手に表裏使えるもの
でもよい。形状としても円や８角形の他に、４角形や１
６角形等の対称な多角形も考えられる。
て説明する。第一の実施の形態として図１と図２を用い
て説明する。指を広げた手の全体を覆う大きさの２枚の
円形の布（１，２）の周囲を、手を挿入する開口部
（３）を２ケ所に設けて合わせ（４）、本体に手を入れ
て指を広げた状態で、栂指と人差指の間を区分するスト
ッパー（５）と、薬指と小指の間を区分するストッパー
（５）とを設けて、払拭体をある程度固定できるように
し、ストッパーは対称に設けて、表裏区別なくまた左右
区別なく使用できるようにして、更に吊り下げ用ループ
（６）を設けた。第二の実施の形態として図３を用いて
説明する。指を広げた手の全体を覆う大きさの２枚の８
角形の網（７）の周囲を、手を挿入する開口部（３）を
２ケ所設けて合わせ（４）、本体に手を入れて指を広げ
た状態で、栂指と人差指の間を区分するストッパー
（５）と、薬指と小指の間を区分するストッパー（５）
を設けて、払拭体をある程度固定できるにし、ストッパ
ーは対称に設けて、表裏区別なくまた左右区別なく使用
できるようにして、更に吊り下げ用ループ（６）を設け
た。その他にも、それぞれにおいて、布と布、布と網、
網と網という組合せも考えられる。又、開口部において
も、２ケ所ではなく１ケ所で左右の手に表裏使えるもの
でもよい。形状としても円や８角形の他に、４角形や１
６角形等の対称な多角形も考えられる。
【０００６】
【発明の効果】以下に本発明の効果について説明する。 （イ）手を挿入して作業する雑巾は、栂指と人差指の間
を区分するストッパーと薬指と小指の間を区分するスト
ッパーで、指の位置が決まるので、雑巾の中での手の遊
びが少なく手に馴染んだ状態で作業ができる。 （ロ）雑巾を保持しないので指を完全に広げての作業が
でき、指先だけの細やかな作業もできる。また手の平の
力を利用する作業と指先の作業とが同時にもできる。雑
巾を保持する力も作業する力に変えられるので、作業し
やすい。 （ハ）作業物体と手の間は１枚の布または網だけなの
で、汚れを触感でキャッチでき、視覚に頼らなくても指
先と爪で落とすことができる。 （ハ）右手にも左手にも使用でき、表裏区別なく使用で
きるので、開口部が２ケの場合でも手を挿入する開口部
を選ぶ必要がない。 （ニ）作業中に他の開口部からもう一方の手を挿入し
て、反対の手にはめなおせるので、右手による作業と左
手による作業を容易に組み合わせることができる。
を区分するストッパーと薬指と小指の間を区分するスト
ッパーで、指の位置が決まるので、雑巾の中での手の遊
びが少なく手に馴染んだ状態で作業ができる。 （ロ）雑巾を保持しないので指を完全に広げての作業が
でき、指先だけの細やかな作業もできる。また手の平の
力を利用する作業と指先の作業とが同時にもできる。雑
巾を保持する力も作業する力に変えられるので、作業し
やすい。 （ハ）作業物体と手の間は１枚の布または網だけなの
で、汚れを触感でキャッチでき、視覚に頼らなくても指
先と爪で落とすことができる。 （ハ）右手にも左手にも使用でき、表裏区別なく使用で
きるので、開口部が２ケの場合でも手を挿入する開口部
を選ぶ必要がない。 （ニ）作業中に他の開口部からもう一方の手を挿入し
て、反対の手にはめなおせるので、右手による作業と左
手による作業を容易に組み合わせることができる。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明の開口部２ケ所の円形の手を挿入して作
業する雑巾の平面図である。
業する雑巾の平面図である。
【図３】本発明の開口部２ケ所の８角形の手を挿入して
作業する雑巾の平面図である。
作業する雑巾の平面図である。
【図４】本発明の開口部１ケ所の円形の手を挿入して作
業する雑巾の平面図である。
業する雑巾の平面図である。
【図５】図２，図３中に示すＡ−Ａ断面図である。
【図６】図４中に示すＢ−Ｂ断面図である。
【図７】図２，図３中に示すＢ−Ｂ断面図である。
１ 表雑巾布部 ２ 裏雑巾布部 ３ 開口部 ４ 表布と裏部の合わせ部 ５ 指ストッパー ６ 吊り下げループ ７ 表雑巾網部
Claims (2)
- 【請求項１】 ２枚の円形あるいは多角形の、網あるい
は布等の払拭体の周囲を、手を挿入する開口部を１ケ所
設けるように合わせ、本体に手を入れ指を広げた状態
で、払拭体をある程度固定できるように指ストッパーを
設けた、手を挿入して作業する雑巾。 - 【請求項２】 ２枚の円形あるいは多角形の、網あるい
は布等の払拭体の周囲を、手を挿入する開口部を払拭体
の対称となる位置に２ケ所設けるように合わせて、それ
ぞれの開口部からかつ表裏どちらの使用においても、手
を入れ指を広げた状態で払拭体をある程度固定できるよ
うに指ストッパーを設けた、手を挿入して作業する雑
巾。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9631097A JPH10248781A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 手を挿入して作業する雑巾 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9631097A JPH10248781A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 手を挿入して作業する雑巾 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10248781A true JPH10248781A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=14161459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9631097A Pending JPH10248781A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 手を挿入して作業する雑巾 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10248781A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2885508A1 (fr) * | 2005-05-10 | 2006-11-17 | Frederic Pierre Chareyron | Moufle ambidextre pour le traitement d'une surface |
| JP2007136156A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-06-07 | Kao Corp | 清掃具 |
| US8151403B2 (en) | 2005-10-19 | 2012-04-10 | Kao Corporation | Cleaning implement |
| US8151402B2 (en) | 2006-03-09 | 2012-04-10 | Kao Corporation | Cleaning article, method of fluffing cleaning article, and method of producing cleaning article |
| JP2017029659A (ja) * | 2015-08-01 | 2017-02-09 | 澄子 堀川 | 手掛け付き円形袋布巾 |
| JP2017047157A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | 千惠子 石川 | 手袋雑巾 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP9631097A patent/JPH10248781A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2885508A1 (fr) * | 2005-05-10 | 2006-11-17 | Frederic Pierre Chareyron | Moufle ambidextre pour le traitement d'une surface |
| JP2007136156A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-06-07 | Kao Corp | 清掃具 |
| US8151403B2 (en) | 2005-10-19 | 2012-04-10 | Kao Corporation | Cleaning implement |
| US8151402B2 (en) | 2006-03-09 | 2012-04-10 | Kao Corporation | Cleaning article, method of fluffing cleaning article, and method of producing cleaning article |
| JP2017029659A (ja) * | 2015-08-01 | 2017-02-09 | 澄子 堀川 | 手掛け付き円形袋布巾 |
| JP2017047157A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | 千惠子 石川 | 手袋雑巾 |
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