JPH10248678A - ベッド昇降装置 - Google Patents

ベッド昇降装置

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Publication number
JPH10248678A
JPH10248678A JP5466997A JP5466997A JPH10248678A JP H10248678 A JPH10248678 A JP H10248678A JP 5466997 A JP5466997 A JP 5466997A JP 5466997 A JP5466997 A JP 5466997A JP H10248678 A JPH10248678 A JP H10248678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
legs
pair
spring means
lower position
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5466997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawakubo
義寛 川窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIMONZU KK
Original Assignee
SHIMONZU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHIMONZU KK filed Critical SHIMONZU KK
Priority to JP5466997A priority Critical patent/JPH10248678A/ja
Publication of JPH10248678A publication Critical patent/JPH10248678A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 動力の供給が不要であり、かつ下降位置での
ロック操作を要さずに、ベッドの周囲のどの位置からで
も上昇操作ができるように構成されたベッド昇降装置を
提供する。 【解決手段】 一対の脚部6と直線変位型ばね手段7と
を有すると共に、一対の脚部の各々に対するばね手段の
付勢力の起立方向への成分が、下降位置で最も小さく、
上昇するに連れて増大するものとする。下降位置ではベ
ッドの昇降部の重量がばね手段の起立方向への付勢力を
上回るので、ロック装置を要さずにベッドの下降位置が
保持される。上昇操作は、下降位置にあるベッドの昇降
部に補助的な上昇力を作業者が与えれば、脚部を起立さ
せる向きのばね力の寄与率がベッドの上昇に連れて漸増
するので、動力を要さずにベッドを自動上昇させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドの上面を昇
降させるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベッドの高さには人間工学的にある適切
な寸法があるが、就寝のために適切な高さは、ベッドメ
ーキングには低すぎるきらいがあり、特にホテルの如き
宿泊施設においては、ベッドメーキングの作業性の良否
は作業者の疲労度に重大な影響を及ぼしている。
【0003】このような観点に立脚するものとして、実
開昭64−6938号公報あるいは特開平5−3370
25号公報には、必要に応じてベッドの高さを変えられ
るようにしたベッド昇降装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、これら従来
のものは、何らかのアクチュエータを用いて昇降駆動す
る構造のために動力の供給が必要であったり、あるい
は、ばね手段でベッドを上昇方向へ常時付勢しておき、
下降位置をロック手段で保持する構造であるためにロッ
ク手段の解除操作が必要であったりして、構造が複雑化
しがちなために製造コストが嵩む上、操作性にも難点が
あった。
【0005】本発明は、このような従来技術の欠点を解
消するべく案出されたものであり、その主な目的は、動
力の供給を不要とし、かつ下降位置でのロック操作を要
さずに、ベッドの周囲のどの位置からでも上昇操作がで
きるように構成されたベッド昇降装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、ベッドの実質的な底面に一
端が枢着され、他端が接地可能な一対の脚部と、一対の
脚部の各々に起立方向への付勢力を作用させるべく、ベ
ッドの実質的な底面に一端が連結され、脚部の各々に他
端が連結された直線変位型ばね手段とを有すると共に、
一対の脚部の各々に対するばね手段の付勢力の起立方向
への成分が、下降位置で最も小さく、上昇するに連れて
増大するようにされていることを特徴とするベッド昇降
装置を提供するものとした。これによると、下降位置で
はベッドの昇降部の重量がばね手段の起立方向への付勢
力を上回るので、ロック装置を要さずにベッドの下降位
置が保持される。上昇操作は、下降位置にあるベッドの
昇降部に補助的な上昇力を作業者が与えれば、脚部を起
立させる向きのばね力の寄与率がベッドの上昇に連れて
漸増するので、動力を要さずにベッドを自動上昇させる
ことができる。
【0007】特に一対の脚部の各一端を、ベルクランク
を介して互いに連結するものとすれば、一対の脚部の起
倒運動が連動するために円滑な昇降作動が得られ、ばね
手段の付勢力を、最低限ベッドの昇降部の重量を最高位
置に保持し得るように設定するものとすれば、操作力が
小さくて済むようにでき、ベッドの実質的な底面に下降
位置でベッドの昇降部の重量を支持する固定脚を設ける
ものとすれば、昇降装置が就寝者の体重を受ける必要が
なくなるので、強度負担が軽くて済む。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された実施
例を参照して本発明の構成について詳細に説明する。
【0009】図1並びに図2は、本発明が適用されたベ
ッドを示している。このベッド1は、マットレス(図示
せず)を載置する底盤2と、底盤2の底面に固定された
昇降装置3とからなっている。昇降装置3は、平面視が
長方形をなすフレーム4と、フレーム4の左右のメンバ
の中央寄りの部分に一端が枢着され、かつ他端に車輪5
が設けられた前後一対の脚部6と、これら一対の脚部6
のそれぞれを起立方向へ付勢するガススプリング7とか
らなっている。また一対の脚部6は、フレーム4の前後
方向中間部に設けられたベルクランク8に連結されたリ
ンク9によって互いに連動連結されており、これによ
り、下端側が開いた一対の脚部6の傾動運動が同期し、
ベッドの上面が水平状態を保ったままで昇降できるよう
になっている。
【0010】ガススプリング7は、ピストンによってシ
リンダ内に高圧ガスを封入したものであり、ピストンロ
ッド端10がリンク9の一端と共に脚部6の中間部に枢
着され、シリンダボトム端11がフレーム4の左右のメ
ンバの前後端寄りの部分に枢着されている。このガスス
プリング7は、ガス圧による弾発的な直線方向推力を常
時作用させているが、マットレスを載置した状態の底盤
2とフレーム4との重量(つまり昇降部の重量)を受け
て折り畳まれた状態の脚部6を起立させるには至らず、
脚部6が起立した状態では、昇降部の重量に抗して起立
状態に保つだけの推力を脚部6に作用させるように取り
付けられている。
【0011】底盤2には、下降状態で昇降部の重量を支
持する固定脚12が4〜6脚取り付けられており、昇降
部の重量およびベッド使用者の体重が、折り畳み状態の
脚部6に加わらないようになっている。つまり固定脚1
2の高さ寸法は、下降状態おけるに昇降装置3の実質的
な高さ寸法よりも大きく設定されている。さらに底盤2
の周囲の適所には、底盤2を上昇させる際につかむ取っ
手13が設けられている。
【0012】次に本発明装置の作動要領について説明す
る。ガススプリング7の推力は、上述の如く、昇降部の
重量、即ちマットレスを載置した状態の底盤2とフレー
ム4との重量に釣り合うように定められており、底盤2
が下降した状態(図1参照)では、ガススプリング7の
軸線と脚部6とのなす角度が180度に近い比較的大き
な角度なので、その推力は、脚部6を起立させる力に殆
ど寄与しない(周知の如く上記の角度が180度でトグ
ルが形成される)。
【0013】この状態で取っ手13をつかんで底盤2を
軽く持ち上げると、ガススプリング7の軸線と脚部との
なす角度が狭くなるに従い、ガススプリング7の推力に
対する脚部6を起立させる向きの分力が徐々に大きくな
り(90度で最大となる)、底盤2の上昇速度が増大す
る。そして一杯に上昇したところ(図2参照)でガスス
プリング7の推力と昇降部の重量とが互いに釣り合い、
底盤2が上昇位置に保持される。この状態では、シーツ
交換などのベッドメーキング作業を楽な姿勢で行えるの
で、作業性が向上する。しかも底盤2が床面から浮上す
るので、下回りの清掃が簡単に行える上、脚部6の他端
に車輪5が設けられているので、前後方向に容易に移動
させることができる。
【0014】底盤2は、マットレスの上面に作業者が体
重を加えれば簡単に押し下げることができ、最低位にお
ろせば、上述の如くガススプリング7の推力が脚部6を
起立させる力に殆ど寄与しなくなるので、ロックなどの
特別な操作を要さずにそのままの位置が保持される。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、電動などの
動力を要しないので機構が簡単であり、製造コストが低
廉で済む。しかも下降位置でロック操作を要しないの
で、ベッドのどの位置からでも上昇操作ができるため、
高い操作性が得られる。特に上記実施例に示した如く、
一対の脚部の各一端を、ベルクランクを介して互いに連
結すれば、円滑な昇降作動を得る上に効果的であり、ば
ね手段の付勢力を、最低限ベッドの昇降部の重量を最高
位置に保持し得るように設定すれば、操作力の軽減に効
果的であり、またベッドの実質的な底面に下降位置でベ
ッドの昇降部の重量を支持する固定脚を設ければ、昇降
装置自体の強度負担の軽減に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の下降状態を示す概略側面図。
【図2】本発明装置の上昇状態を示す概略側面図。
【符号の説明】
1 ベッド 2 底盤 3 昇降装置 4 フレーム 5 車輪 6 脚部 7 ガススプリング 8 ベルクランク 9 リンク 10 ピストンロッド端 11 シリンダボトム端 12 固定脚 13 取っ手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドの実質的な底面に一端が枢着さ
    れ、他端が接地可能な一対の脚部と、 前記一対の脚部の各々に起立方向への付勢力を作用させ
    るべく、ベッドの実質的な底面に一端が連結され、前記
    脚部の各々に他端が連結された直線変位型ばね手段とを
    有すると共に、 前記一対の脚部の各々に対する前記ばね手段の付勢力の
    起立方向への成分が、下降位置で最も小さく、上昇する
    に連れて増大するようにされていることを特徴とするベ
    ッド昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の脚部の各一端が、ベルクラン
    クを介して互いに連結されることを特徴とする請求項1
    に記載のベッド昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記ばね手段の付勢力が、最低限ベッド
    の昇降部の重量を最高位置に保持し得るように設定され
    ていることを特徴とする請求項1若しくは2に記載のベ
    ッド昇降装置。
  4. 【請求項4】 ベッドの実質的な底面には、下降位置で
    ベッドの昇降部の重量を支持する固定脚が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載のベッド昇降装置。
JP5466997A 1997-03-10 1997-03-10 ベッド昇降装置 Withdrawn JPH10248678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5466997A JPH10248678A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 ベッド昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5466997A JPH10248678A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 ベッド昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10248678A true JPH10248678A (ja) 1998-09-22

Family

ID=12977196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5466997A Withdrawn JPH10248678A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 ベッド昇降装置

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JP (1) JPH10248678A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2896327A1 (en) * 2014-01-21 2015-07-22 Pessottoreti S.A.S. Variable-height platform

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040511