JPH10248432A - 水の濾過装置 - Google Patents

水の濾過装置

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JPH10248432A
JPH10248432A JP7887597A JP7887597A JPH10248432A JP H10248432 A JPH10248432 A JP H10248432A JP 7887597 A JP7887597 A JP 7887597A JP 7887597 A JP7887597 A JP 7887597A JP H10248432 A JPH10248432 A JP H10248432A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
casing
filter
filter medium
chamber
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Application number
JP7887597A
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English (en)
Inventor
Yoji Nagano
洋士 長野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より一層の濾過性能を得、微細な塵埃も濾過
することで水槽内壁面における苔や藻類の発生を防いで
澄んだ透明感のある状態を長時間維持することができ、
しかも水量劣化が生じてしまうこともない水の濾過装置
とする。 【解決手段】 ケーシング内を仕切板で少なくとも二室
に区切り、第一室には、プリーツ状に曲形成したフィル
ターを収容し、第二室には濾材を収容するとともに、前
記したプリーツ状に曲形成したフィルターの端部及び濾
材に汲み上げた水を分岐して各々送り、前記した各室を
通過させた水を統合して戻す構成としたこととし、前記
した濾材への供水はシャワーパイプを用いた散水とした
こと、前記ケーシングは横置型とし、水槽の上面開口部
に架設することとし、前記ケーシングは縦型とし、水槽
外部に据置することとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は濾過装置に関し、特
に通常は汲み溜めされる観賞魚や水草育成等の水槽内の
水の濾過装置に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、上記した水槽における水の濾過装
置として一般的なものは、水槽の底面に通水孔を設けた
ボード等を置き、そのボード上にフェルト、スポンジあ
るいは合成繊維製のマット体を積合し、さらに、そのマ
ット体の上に砂利や砂等を敷設する構造あるいは単に濾
材に通過させるのみの構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の水の濾過装置にあっては、濾過性も十分といえず、
時間的経過とともに、どうしても水は濁りがちとなり、
また、微細な塵埃が濾過不能のため、水槽の内壁面には
苔類、藻類等が付着してしまい、比較的短時間のサイク
ルで濾過装置の洗浄、交換、そして水槽自体の洗浄が必
要となる。さらに、濾材のみの場合、その濾材への水の
染み込みや塵埃の目詰りによって水量劣化を生じてしま
うことともなる。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明は係る従来の実情、問題
点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消し
て、より一層の濾過性能を得、微細な塵埃も濾過するこ
とで水槽内壁面における苔や藻類の発生を防いで澄んだ
透明感のある状態を長時間維持することができ、しかも
水量劣化が生じてしまうこともない水の濾過装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る水の濾過装置はケーシング内を仕切板
で少なくとも二室に区切り、第一室には、プリーツ状に
曲形成したフィルターを収容し、第二室には濾材を収容
するとともに、前記したプリーツ状に曲形成したフィル
ターの端部及び濾材に汲み上げた水を分岐して各々送
り、前記した各室を通過させた水を統合して戻す構成と
したことを特徴とし、前記した濾材への供水はシャワー
パイプを用いた散水としたことを特徴とし、前記ケーシ
ングは横置型とし、水槽の上面開口部に架設することを
特徴とし、前記ケーシングは縦型とし、水槽外部に据置
することを特徴としている。
【0006】
【作用】上記したように、水をプリーツ状に曲成したフ
ィルター及び濾材に分岐させて送ることにより、特にプ
リーツ状に曲成させたフィルター部において微細な塵埃
も濾過でき、加えて、濾材へもシャワーパイプからの散
水により水を送るため濾過に伴っての水量劣化も防止で
きる。即ち、濾過するための通水路が二以上あることに
よって、従来にないスムーズな流れが確保でき、ピュア
でクリーンな状態を長く維持できることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第一実施例を示す
側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく第二実施例
を示す縦断面図、図4は同じく蓋を外した状態の平面図
である。
【0008】これらの図にあって1は本発明の第一実施
例に係る水の濾過装置である。この水の濾過装置1は水
槽Aの上面開口に架設設置される横置きタイプとされ、
内部機構が収容されるケーシング2を有している。
【0009】このケーシング2はその長手方向に沿った
仕切板3によって内部が第一室4と第二室5とに区切ら
れているもので、そのケーシング2の奥端部分にあって
は前記した仕切板3の一部が解放され、第一室4と第二
室5とが連通される排水室6が形成されている。
【0010】また、前記した第一室4には長手方向に沿
って、例えばペーパー、合成繊維、フェルト等の通水材
によってプリーツ状に曲形成された両端にキャップ7
a、7aを付けられたフィルター7が収容され、第二室
5内には濾材8が収容され、その濾材8上には散水孔9
a、9a…を穿設したシャワーパイプ9が設けられてい
る。
【0011】一方、図中10は汲み上げポンプを示して
おり、水槽A内の水Wは、この汲み上げポンプ10の作
用によってストレーナ11を介して送水管12へ送り込
まれる。この送水管12は途中より分岐されて前記した
プリーツ状に曲形成されたフィルター7及びシャワーパ
イプ9と連接されている。なお、図中13は前記した排
水室6の下面に垂設されている排水管である。
【0012】本発明の第一実施例に係る水の濾過装置1
は上記のように構成されている。即ち、ストレーナ11
を介して汲み上げられた水は送水管12からフィルター
7及びシャワーパイプ9へ送られる。フィルター7を通
過した水はケーシング2(第一室4)を通って排水室6
へ至り、また、シャワーパイプ9から散水孔9a、9a
…によって散水された水は濾材8を通って排水室6へ至
る。この排水室6へ来た水は排水管13より再び水槽A
内に戻されることとなる。
【0013】次いで、図3、図4として示すのは本発明
の第二実施例である。この図3、図4にあって14は略
楕円筒状とし、水槽の脇等に据え置きされる縦置タイプ
のケーシングであり、このケーシング14は上面開口に
蓋体15が設けられている。
【0014】前記したケーシング14の底面近くには通
水孔16a、16a…を穿設した上底板16が形成され
ており、この上底板16の略中央部位から前記した蓋体
15の内面に至る仕切板17が設けられ、ケーシング1
4の内部を第一室18と第二室19とに区切っている。
【0015】一方、図中20は、図示しない水槽内に設
置された水中ポンプと連接される送水管であり、この送
水管20は先端が二つに分岐されており、前記した蓋体
15を貫通して第一室18と第二室19へ臨まされてい
る。
【0016】そして、第一室18内にあっては、前記し
た送水管20に両端にキャップ21a、21aを付けら
れ、プリーツ状に屈形成されたフィルター21が連接さ
れ、一方、第二室19内には濾材22が収容されている
もので、その濾材22に臨む送水管20の端部20aは
散水孔20b、20b…が穿設されたシャワーパイプと
されている。
【0017】さらに、前記した上底板16の下方は排水
室23とされ、その排水室23には上方よりの水圧によ
って水槽へ水を戻す排水管24が形成されている。
【0018】本発明の第二実施例にかかる水の濾過装置
はこのように構成されている。この場合、送水管20か
らの水はフィルター21を通過するか、あるいは散水さ
れて濾材22を通過し、排水室23へ入ってから、元の
水槽へと戻されることとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る水の濾過装置は上述のよう
に構成され、作用する。そのために、二種類の濾過部分
を水が分れて通ることとなり、濾過効率が上昇し、特に
プリーツ状に屈形成したフィルターにあっては微細な塵
埃の濾過も可能となり、水槽内壁面に苔や藻類の発生も
なくなる。また、濾材に対しては散水として水を通すた
めに、水量劣化が生じることもないものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す側面図である。
【図2】平面図である。
【図3】第二実施例を示す縦断面図である。
【図4】蓋体を外した状態の平面図である。
【符号の説明】
1 水の濾過装置 2 ケーシング 3 仕切板 4 第一室 5 第二室 6 排水室 7 フィルター 8 濾材 9 シャワーパイプ 10 ポンプ 11 ストレーナ 12 送水管 13 排水管 14 ケーシング 15 蓋体 16 上底板 17 仕切板 18 第一室 19 第二室 20 送水管 21 フィルター 22 濾材 23 排水室 24 排水管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内を仕切板で少なくとも二室
    に区切り、第一室には、プリーツ状に曲形成したフィル
    ターを収容し、第二室には濾材を収容するとともに、前
    記したプリーツ状に曲形成したフィルターの端部及び濾
    材に汲み上げた水を分岐して各々送り、前記した各室を
    通過させた水を統合して戻す構成としたことを特徴とす
    る水の濾過装置。
  2. 【請求項2】 前記した濾材への供水はシャワーパイプ
    を用いた散水としたことを特徴とする請求項1に記載の
    水の濾過装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングは横置型とし、水槽の上
    面開口部に架設することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の水の濾過装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングは縦型とし、水槽外部に
    据置することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の水の濾過装置。
JP7887597A 1997-03-13 1997-03-13 水の濾過装置 Pending JPH10248432A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7887597A JPH10248432A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 水の濾過装置

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JP7887597A JPH10248432A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 水の濾過装置

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JPH10248432A true JPH10248432A (ja) 1998-09-22

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JP7887597A Pending JPH10248432A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 水の濾過装置

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