JPH0515984Y2 - - Google Patents

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JPH0515984Y2
JPH0515984Y2 JP13362988U JP13362988U JPH0515984Y2 JP H0515984 Y2 JPH0515984 Y2 JP H0515984Y2 JP 13362988 U JP13362988 U JP 13362988U JP 13362988 U JP13362988 U JP 13362988U JP H0515984 Y2 JPH0515984 Y2 JP H0515984Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、池、湖、沼および川等に所定深さ水
没して設置される噴水装置に係り、特に噴出する
水を濾過して池水等を浄化し得る噴水装置に関す
る。
[従来の技術] 水没形の噴水装置としては、水面に先端を突出
させたノズルを水中ポンプの吐出側に接続し、こ
の水中ポンプを設けた装置本体部を水中に所定深
さ水没させて固定し、池や湖等に設置可能とした
ものが一般である。また、近時、前記装置本体部
にフロートを取付けて浮遊させる一方、装置本体
部を係留しておくことにより、水位の変動に応じ
て装置本体部を常時所定深さに保ち得るようにし
て、池や湖の外、川への設置をも可能としたフロ
ート付き噴水装置等も提案されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、この種の噴水装置が設置される池等
では、池水が汚濁して透明度が低下すると共に、
噴出水の美観が損なわれる不具合があつた。ま
た、このように汚れた水を水中ポンプが吸引して
ノズルから噴出させると、長期間の使用によりノ
ズルが詰つて噴出量にバラツキが生じたり、水が
噴出されなくなつて使用不能になる等の問題もあ
つた。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、噴
水装置として使用し得ると共に、設置された池、
湖、沼および川等の水を濾過して洗浄し得ること
を目的としている。また、濾過材および吸水経路
を適宜洗浄し得て、メンテナンスの容易な噴水装
置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、第1の考案は、中央
部に水中ポンプ収容部を、この水中ポンプ収容部
の外側に池、湖、沼および川等と連通する複数の
水流通項を有する濾過材収容部を、この濾過材収
容部の上方側に上面が開口しかつ前記濾過材収容
部に連通する噴水受入部をそれぞれ備えたケーシ
ングを設け、前記水中ポンプ収容部に水中ポンプ
を収容し、水中ポンプ収容部の下部側に設けた開
口に池、湖、沼および川等の水を流入させる吸込
管を接続する一方、前記水中ポンプの吐出側には
噴出させた噴水を前記噴水受入部に落下させるノ
ズルを接続し、また、前記濾過材収容部には濾過
材を収容し、さらに、前記ケーシングに該ケーシ
ングを所定深さ水没させて前記噴水受入部内の滞
水の水面を前記池、湖、沼および川等の水面より
も高水位とする浮力のフロートを取付けたことを
特徴としている。
また、第2の考案は、中央部に水中ポンプ収容
部を、この水中ポンプ収容部の外側に池、湖、沼
および川等と連通する複数の水流通孔を有する濾
過材収容部を、この濾過材収容部の上方側に上面
が開口しかつ前記該濾過材収容部に連通する噴水
受入部をそれぞれ備えたケーシングを設け、前記
水中ポンプ収容部に水中ポンプを収容し、水中ポ
ンプ収容部の下部側に設けた開口に池、湖、沼お
よび川等の水を流入させる吸込管を接続する一
方、前記水中ポンプの吐出側には噴出させた噴水
を前記噴水受入部に落下させるノズルを接続し、
前記濾過材収容部には濾過材を収容し、さらに、
前記ケーシングを水中に固設した支持構造体に固
定して、該ケーシングを所定深さ水没させると共
に、前記噴水受入部の上端を池、湖、沼および川
等の水面よりも突出させてなることを特徴として
いる。
さらに、第3の考案は、第1、または第2の考
案の構成に加えて、噴水受入部に排水ポンプを配
設し、該排水ポンプの吐出側を水中ポンプ収容部
に連絡してなるものである。
[作用] 第1の考案によれば、噴水装置を池等に設置す
る場合、ケーシングには、中央部に水中ポンプ収
容部を設けると共に、ケーシングを所定深さ水没
させ、かつ噴水受入部の滞水の水面をケーシング
外部(池、湖、沼、川等)の水面よりも高水位と
し得るフロートを取付けているので、噴水装置は
水中に安定して浮遊し、ノズルを水面に突出させ
た状態に保つことができる。
よつて、池水を噴水するに際して水中ポンプを
起動すると吸込管から吸引されて、ノズルから噴
出される。このとき、ノズルから噴出された噴水
は噴水受入部に落下して滞水となる。そして、こ
の滞水量が増加すると噴水受入部においてその水
面がケーシング外部の水面よりも高水位となるの
で、この水位差により滞水が濾過材収容部側に流
れ込み、濾過材に通される。
これにより、濾過された水は、濾過材収容部の
水流通孔から外部に排出されて池水等に拡散され
る。そして、このような動作が繰り返されること
で、池水等は洗浄されると共に、噴水としての美
的景観を呈するものである。
第2の考案は、第1の考案のようにフロート付
のケーシングではなくケーシングを水中に固設し
た支持構造体に固定させるようにしたもので、池
水等の浄化作用は第1の考案の場合と同様に行な
われる。
第3の考案によれば、噴水受入部に排水ポンプ
を収容し、その吐出側を水中ポンプ収容部に連絡
しているので、該水中ポンプ収容部の水中ポンプ
を停止して、排水ポンプを起動すると、噴水受入
部の滞水がポンプ収容部内に吐出されて、吸込管
を通り管端から池の水中に拡散される。よつて、
水中ポンプ収容部および吸込管には、噴水受入部
の滞水が逆送されるので、吸込管の管端の吸込口
付近が清掃される。また、排水ポンプの運転によ
り噴水受入部の滞水の水位が池水等の水位より下
がり、濾過材収容部の水流通孔から池水等が濾過
材収容部に逆流し、噴水受入部に導かれる。そし
て、その水が排水ポンプに吸込され、水中ポンプ
収容部および吸込管を経て水中に排出される。こ
れにより、池水を噴水する場合とは逆の経路で池
水が循環するので、濾過材収容部の濾過材が池水
の逆流により洗浄されるものである。
[実施例] 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
(実施例 1) 第1図は、噴水装置の概略構成を示す断面図で
ある。
この噴水装置は、ケーシング1の中央に設けら
れた水中ポンプ収容部2と、この水中ポンプ収容
部2の下部側に吊設された吸込管8と、前記水中
ポンプ収容部2の外側に形成された濾過材収容部
3と、該濾過材収容部3の上方に設けられた噴水
受入部4と、該噴水受入部4に配設されるヘツダ
ー10に植設された複数本のノズル5と、前記ケ
ーシング1の上部側1aに取付けられたフロート
6とを具備し、図示しない係留手段に保留されて
池等に設置容易な構成となつている。
ケーシング1は、略円形状で金属製フレームや
合成樹脂製フレームからなり、上部側1aに噴水
受入部4が形成される一方、下部側1bに濾過材
収容部3が形成され、底板1cに水中ポンプ収容
部2を設けるようになつている。この水中ポンプ
収容部2は、前記底板1cの上面中央に筒状体を
固設して形成され、内部に水中ポンプ7が収容さ
れている。この水中ポンプ7は、吸込側にストレ
ーナ7aを装着する一方、吐出管7bにはヘツダ
ー10が接続されている。7cはモータに接続さ
れたケーブルである。また、水中ポンプ収容部2
の下部側には、開口7dが形成されており、この
開口7dに吸込管8が連結されるようになつてい
る。この吸込管8は、池水を流通させるもので、
設置場所の深さに合わせて長さが設定されてお
り、前記開口7dに上端部8aが接続されてい
る。そして、下端の吸込口8bは、漏斗状に形成
され、この吸込口8bにストレーナ9が装着され
ていて、前記水中ポンプ7の起動により、池水を
吸引可能としている。
なお、この吸込管8の管中途に、第1図の2点
鎖線で示す延出管80を複数本接続してもよい。
この延出管80は、先端側に複数の水流入孔80
aを設けてあり、長さや吸込管8への接続位置を
調節することによつて、広範囲の池水を吸引し、
集水することが可能となる。
前記濾過材収容部3は、ケーシング1の下部側
1bの側壁1e、底板1cおよび水中ポンプ収容
部2の周壁2a等にて囲まれた空間で、内部には
濾過材11が収容される。
そして、前記側壁1eおよび底板1cには、複
数の小孔を穿設して濾過材収容部3の水流通孔3
aを形成しており、この水流通孔3aから池水を
抵抗少なく流入し得るようになつている。また、
この濾過材収容部3は、前記噴水受入部4側の上
面が開口しており、この開口部を噴水受入部4へ
の水流入口3bとしている。前記濾過材11は、
生物酸化濾過材であつて、多孔質セラミツクスや
小石等が用いられ、噴水受入部4に滞る水を濾過
材収容部3の濾過材11に通すことよにつて濾過
し得るようになつている。つまり、濾過材8に付
着するバクテリヤ等によつて、汚濁の原因となる
有機物を駆除することにより、池水を浄化するも
のである。
前記噴水受入部4は、上方開口でケーシング1
の上部側1aの内周壁1dに囲まれて形成され、
上部に傾斜面を設けている。なお、この噴水受入
部4は、前記濾過材収容部3に連通しており、噴
水装置が浮遊した状態において一定量の水を滞水
し得る容積とされていて、内部にはヘツダー10
が配設されている。
このヘツダー10は、円形で前記水中ポンプ7
にて圧送される池水をノズル5に対して均等に分
配する。該ノズル5は、それぞれバルブ12を備
えており、ヘツダー10の外周部10aおよび中
央部10bにバランスよく複数本が突設されてい
る。そして、ヘツダー10の外周部10aに設け
たノズル5aは、先端を外方に傾斜させており、
池水をケーシング1の外側、つまり噴水装置の外
方に噴出させる。一方、ヘツダー10の中央部1
0bに設けたノズル5bは、先端を垂直方向に向
けており、池水を上方に噴出して、前記噴水受入
部4に落下させるようになつてる。
前記フロート6は、ケーシング1の上部側1a
の外周に取付けられており、内部には要所の気
体、例えば空気が封じ込められている。
なお、このフロート6は、浮力が大きく自重の
軽い発泡ポリスチレン浮力等にて形成してもよ
い。ところで、このフロート6の浮力は、噴水受
入部4内の滞水の水面W1がケーシング1外部の
水面W0よりも常に高水位になるように設定され
ている。
なお、噴水装置を保留しておくと共に、その浮
力の中心を定めるためにチエーン等の係留手段を
用いている。この係留手段は、図示省略している
が上端を前記底板の下面中央に掛止し、下端には
重りを取付けている。
上記構成により、噴水装置を設置した池の水を
噴水するに際し、水中ポンプ7を起動すると、吸
込管8の吸込口8bから池水が吸い込まれて水中
ポンプ収納部2に流入する。この池水が水中ポン
プ7により吐出されると、ヘツダー10により分
配されて、各ノズル5a,5bから噴出する。こ
のとき、ケーシング1の外側のノズル5aは、池
水をケーシング1の外方へ噴射するが、中央部の
ノズル5bからは池水が直上に噴出される。よつ
て、この噴出水が、噴水受入部4に落下して滞水
となる。
ところで、この滞水には、噴出水の落下により
空気中の酸素が混入するので、ばつ気作用が行な
われる。そして、多くの酸素を含む噴水受入部4
の滞水量が増加すると、噴水受入部4内の水面W
1がケーシング1外部の水面W0よりも高水位と
なる。よつて噴水受入部4内の水面W1と外部の
水面W0との間に水位差が生じるので、噴水受入
部4の滞水は濾過材収容部3に流れ込み、濾過材
11を通つて濾過されながら水流通孔3aから外
部に排出される。
このように、ノズル5bより噴出された池水は
ばつ気作用および濾過作用により浄化されるの
で、池水の汚濁が防止されるのみならず、噴出水
は美観を呈すると共に、鑑賞魚等を飼育している
場合は、良好な環境が維持される。
(実施例 2) 第2図は、噴水装置の第2実施例を示す概略構
成図である。
本実施例の噴水装置は、ケーシング13を水中
に固設した支持構造体14にて支持し、池等の水
中に所定深さ水没させた構成とされている。な
お、第1図に示す第1実施例と同一部分には、同
一符号を付している。
前記ケーシング13は、濾過材収容部3および
噴水受入部4を構成するもので、外周壁13aの
上端に天板13bが、下端に底板13cがそれぞ
れ固設されている。そして、底板13cの上面中
央には、水中ポンプ7を収容する水中ポンプ収容
部2が立設され、この水中ポンプ収容部2の外側
に濾過材収納部3が形成される。つまり、この濾
過材収容部3は、前記外周壁13aおよび水中ポ
ンプ収容部2の周壁2a等で囲まれる空間で、そ
こに第1実施例と同様の濾過材8が収容されてい
る。なお、前記底板13cおよび外周壁13bに
は、複数の小孔が穿設され、濾過材収容部3の水
流通孔3aとされている。前記噴水受入部4は、
上方開口でケーシング13の外周壁13aに側壁
4aを連設して形成され、上端をノズル5の先端
より僅かに低くしている。そして、噴水受入部4
の内部には水中ポンプ7の吐出間7bに接続され
たヘツダー10が配設されている。
前記支持構造体14は、噴水装置が設置される
場所の深さに合わせて高さが所定されている。即
ち、当該設置場所の底部に下端が固定される一
方、前記底板13cの両側部に上端が固定され、
ケーシング13を所定深さ水没させる一方、側壁
4aの上端を外部の水面W0から突出させて水没
しないようにしている。他は前記第1実施例と同
様であり、したがつて説明は省略する。
上記構成によれば、噴水に際して水中ポンプ7
を起動すると、吸込間8の吸込口8bから池水が
吸い込まれ、ノズル5bから噴出された噴水のみ
が噴水受入部4に落下して滞水となる。この滞水
が増加すると、ケーシング外部の水面W0よりも
噴水受入部4の水面W1が高くなつて、水位差に
より噴水受入部4の滞水が濾過材収容部3に流入
する。
そして、濾過材11により順次濾過されて外部
に排出される。このようにして、池水は濾過され
るので、汚濁が防止されると共に、浄化されるも
のである。
(実施例 3) 第3図は噴水装置の第3実施例を示す概略構成
図である。
本実施例の噴水装置は、噴水受入部4に排水ポ
ンプ15を収容したもので、基本的な構成は前記
第1実施例と同一である。即ち、噴水受入部4の
底部4aに排水ポンプ15を配設し、その吐出間
15aを水中ポンプ収容部2の上面に設けた開口
に接続している。
そして、この排水ポンプ15の吐出間15aに
開閉バルブ16を設けると共に、水中ポンプ7の
吐出間7bに開閉バルブ7を介設している。この
開閉バルブ16,17は、水中ポンプ7の運転時
に開閉バルブ17を開弁するとともに排水ポンプ
15を停止して開閉バルブ16を閉弁する一方、
排水ポンプ15の運転時には開閉バルブ16を開
弁すると共に水中ポンプ7を停止して開閉バルブ
17を閉弁するようになつている。
上記構成によれば、水中ポンプ7を運転するこ
とにより前述の如く池水の噴水および濾過を行な
うことができるが、排水ポンプ15を起動すると
濾過材11やストレーナ9等の洗浄も行なうこと
ができる。すなわち、水中ポンプ7を停止して開
閉バルブ17を閉弁し、開閉バルブ16を開弁し
て排水ポンプ15を起動すると、噴水受入部4の
滞水が水中ポンプ収容部2に導入され、吸込間8
の上端8a側に圧送され、ストレーナ9を経て池
に排出される。これによつて、水中ポンプ収容部
2および吸込管8が洗浄されると共に、吸込口8
bに装着したストレーナ9の目づまり等が除去さ
れる。また、排水ポンプ15の運転で噴水受入部
4の水位が池の水位より下がると、池水が水流通
孔3aから濾過材収容部3を通つて噴水受入部4
に導入されるので、濾過材収容部3の濾過材11
が逆方向の水流を受けて、表面の汚れや目づまり
等が除去される。よつて、水中に設置した状態で
噴水装置の清掃を簡便に行なうことができる。
なお、本実施例の排水ポンプ15は、フロート
6を備えた噴水装置に限らず、第2図に示すケー
シング13を支持構造体14に固定した噴水装置
の噴水受入部4に収容してもよい。
ところで、上記各実施例の噴水装置は、濾過材
収容部4に濾過材11を収容しているので、ノズ
ル5からの噴出水量を判別することによつて、濾
過材11の汚れ具合が判る。
つまり、噴水装置を長期間使用することによ
り、濾過材11が汚れて目づまり等を生じると、
濾過材11を通る水の抵抗が大きくなるので、噴
水受入部4における滞水の滞留時間が長くなつ
て、水面W1が上昇し、その滞水がケーシング1
から溢れることによる。このため、その確認を行
なうことにより、濾過材8の洗浄あるいは交換時
間にあることが明らかとなるのである。
なお、前記実施例のケーシング1,13は、円
形状に形成する場合について説明したが、方形や
矩形状もしくは箱形状でもよく、その場合はケー
シング1,13に合わせてフロート6も適宜な位
置に設計変更する必要があるのは勿論である。ま
た、係留手段や支持構造体14も上記実施例に限
定されるものではない。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば、噴水に
際しては吸込管から水を吸引して噴出させること
ができる。また、この噴出水を噴水受入部に落下
させて、滞水を濾過材に通して池等に排水するか
ら、噴水装置を設置した水域の水を浄化できるう
え、噴出水の美的景観も向上する。
また、第3考案のように噴水受入部に排水ポン
プを収容し、その吐出管を水中ポンプ収容部に連
絡した場合は、水中ポンプを停止して排水ポンプ
を起動することにより、噴水時とは逆方向の水流
を生じさせることができる。よつて、逆流により
濾過材および吸水経路等の汚れを除去することが
でき、その汚れ除去作業が極めて容易になる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は噴水装置の第1実施例の概略構成を示す
縦断面図、第2図は第2実施例の概略構成を示す
縦断面図、第3図は同第3実施例の概略構成を示
す縦断面図である。 1,13……ケーシング、2……水中ポンプ収
容部、3……濾過材収容部、4……噴水受入部、
5b……ノズル、6……フロート、7……水中ポ
ンプ、8……吸込管、11……濾過材、14……
支持構造体、15……排水ポンプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に水中ポンプ収容部を、この水中ポン
    プ収容部の外側に池、湖、沼および川等と連通
    する複数の水流通孔を有する濾過材収容部を、
    この濾過材収容部の上方側に上面が開口しかつ
    前記濾過材収容部に連通する噴水受入部をそれ
    ぞれ備えたケーシングを設け、前記水中ポンプ
    収容部に水中ポンプを収容し、水中ポンプ収容
    部の下部側に設けた開口に池、湖、沼および川
    等の水を流入させる吸込管を接続する一方、前
    記水中ポンプの吐出側には噴出させた噴水を前
    記噴水受入部に落下させるノズルを接続し、ま
    た、前記濾過材収容部には濾過材を収容し、さ
    らに、前記ケーシングに該ケーシングを所定深
    さ水没させて前記噴水受入部内の滞水の水面を
    前記池、湖、沼および川等の水面よりも高水位
    とする浮力のフロートを取付けたことを特徴と
    する噴水装置。 (2) 中央部に水中ポンプ収容部を、この水中ポン
    プ収容部の外側に池、湖、沼および川等と連通
    する複数の水流通孔を有する濾過材収容部を、
    この濾過材収容部の上方側に上面が開口しかつ
    前記該濾過材収容部に連通する噴水受入部をそ
    れぞれ備えたケーシングを設け、前記水中ポン
    プ収容部に水中ポンプを収容し、水中ポンプ収
    容部の下部側に設けた開口に池、湖、沼および
    川等の水を流入させる吸込管を接続する一方、
    前記水中ポンプの吐出側には噴出させた噴水を
    前記噴水受入部に落下させるノズルを接続し、
    前記濾過材収容部には濾過材を収容し、さら
    に、前記ケーシングを水中に固設した支持構造
    体に固定して、該ケーシングを所定深さ水没さ
    せると共に、前記噴水受入部の上端を池、湖、
    沼および川等の水面よりも突出させてなること
    を特徴とする噴水装置。 (3) 噴水受入部に排水ポンプを配設し、該排水ポ
    ンプの吐出側を水中ポンプ収容部に連絡してな
    る請求項(1)又は請求項(2)記載の噴水装置。
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