JPH10248291A - 真空機器用インバ−タ - Google Patents

真空機器用インバ−タ

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Publication number
JPH10248291A
JPH10248291A JP9049001A JP4900197A JPH10248291A JP H10248291 A JPH10248291 A JP H10248291A JP 9049001 A JP9049001 A JP 9049001A JP 4900197 A JP4900197 A JP 4900197A JP H10248291 A JPH10248291 A JP H10248291A
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JP
Japan
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logic circuit
output
signal
microcomputer
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9049001A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kuriyama
昇 栗山
Nagaki Furukawa
長樹 古川
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication of JPH10248291A publication Critical patent/JPH10248291A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部が真空である真空装置内にモ−タのよう
な電気負荷を接続し、外部よりインバ−タでその負荷を
制御する場合でも、真空装置内でのア−クの発生を防止
することができる。 【解決手段】 この交流電源から出力される交流を整流
する整流回路22と、この整流回路から出力される直流電
圧をスイッチングして真空内に設けられた負荷に交流電
圧を出力するスイッチング回路24と、このスイッチング
回路にスイッチ信号を送るロジック回路25と、このロジ
ック回路の作動を制御する制御部26と、上記負荷に流れ
る電流を検出する負荷電流検出手段25と、この負荷電流
検出手段により負荷電流の増加が検出された場合には、
上記ロジック回路に対してスイッチ信号の出力を禁止す
る信号を出力する手段と、上記負荷電流検出手段の検知
信号が出力されてから所定時間後に上記スイッチ信号の
出力の禁止を解除する手段とを具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転CVD装置や真
空応用装置に用いられる真空機器用インバ−タに関す
る。
【0002】
【従来の技術】CVD装置においては、真空装置内でウ
ェハを載置する基台をモ−タで回転させて、そのウェハ
上に半導体層を積層するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなモ−タに
は、当然外部から電力が供給される。例えば、真空中に
AC30Vを越える電圧を導入する場合、ア−ク放電対
策を行わないとア−ク放電により負荷が破壊される場合
があるため、以下の(1) 〜(3) に示すようにア−ク放電
を発生させないような対策を施していた。
【0004】 (1) 絶縁被覆で真空チャンバ内の充電部を完全に覆う。 (2) アイソレ−ショントランスで浮かして真空チャンバ
に電力を導入する。 (3) (2) の電力制御をサイリスタで行って休止期間を設
ける。
【0005】しかし、(1) の場合は、真空チャンバへの
ガスの放出,温度,組み立てや保守に問題がある。ま
た、(2) の場合は、トランスが大きくなるため、軽量化
やコンパクト化に逆行するという問題があった。
【0006】さらに、(3) の場合は、確実な制御方法で
あるが、軽量化やコンパクト化に逆行するという問題が
ある。本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その
目的は、内部が真空である真空装置内にモ−タのような
電気負荷を接続し、外部よりインバ−タでその負荷を制
御する場合でも、真空装置内でのア−クの発生を防止す
ることができる真空機器用インバ−タを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる真空機
器用インバ−タは、交流電源と、この交流電源から出力
される交流を整流する整流回路と、この整流回路から出
力される直流電圧をスイッチングして真空内に設けられ
た負荷に交流電圧を出力するスイッチング回路と、この
スイッチング回路にスイッチ信号を送るロジック回路
と、このロジック回路の作動を制御する制御部と、上記
負荷に流れる電流を検出する負荷電流検出手段と、この
負荷電流検出手段により負荷電流の増加が検出された場
合には、上記ロジック回路に対してスイッチ信号の出力
を禁止する信号を出力する手段と、上記負荷電流検出手
段の検知信号が出力されてから所定時間後に上記スイッ
チ信号の出力の禁止を解除する手段とを具備したことを
特徴とする。請求項2に係わる真空機器用インバ−タ
は、請求項2の所定時間は100μs乃至10msである
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態について説明する。図1において、11は真空
チャンバである。この真空チャンバ11の筐体は接地さ
れている。このため後述する3相交流電源21のグラン
ドと真空チャンバ11の筐体はグランドを介して接続さ
れていることになる。このため、ア−ク放電が発生し
て、そのまま放置すると大きなア−ク電流となり、3相
交流電源21の保護回路が動作して後述するモ−タ12
は停止してしまう。実際のア−ク電流は回路のインダク
タンスによって制限された上昇率で増加していくので、
高速で検出してインバ−タの後述する回路24をオフす
ることによってア−ク電流を遮断することができる。
【0009】また、ア−ク電流を遮断すると、ア−ク放
電は100μs程度の短時間で消去します。ア−ク電流
を遮断すると、モ−タ12は10ms程度ドライブを停止
しても、フリ−ラン(閉回路を作らない)状態であれば
回転速度はほとんど変化することはない。つまり、ア−
ク放電を短時間で消すことにより、次に電源をオンして
もすぐにア−ク放電になることはないので、モ−タを安
定して回転させることができる。
【0010】この真空チャンバ11内には、CVD装置
においてウェハが載置される基台を回転させるための3
相モ−タ12が設けられている。ところで、21は3相
交流電源である。この3相交流電源21のR,S,T相
はダイオ−ドD1とD2との接続点a、ダイオ−ドD3
とD4との接続点b、ダイオ−ドD5とD6との接続点
cにそれぞれ接続される。
【0011】ダイオ−ドD1〜D6により全波整流回路
22が構成される。この全波整流回路22の出力には平
滑用コンデンサ23が接続されている。この平滑用コン
デンサ23の両端はトランジスタQ1,Q2との直列回
路、トランジスタQ3,Q4との直列回路、トランジス
タQ5,Q6との直列回路が並列接続された回路24の
両端に接続される。
【0012】ところで、トランジスタQ1〜Q6のベ−
スには、プログラマブルロジック回路25からアイソレ
−ションして独立に出力されるゲ−ト信号a1〜a6が
それぞれ接続される。
【0013】このロジック回路25は、ゲ−ト信号a1
とa6、ゲ−ト信号a3とa2、ゲ−ト信号a5とa4
を順次同時にオンさせて、モ−タ12を回転させてい
る。また、このロジック回路25には、マイクロコンピ
ュ−タ26の出力が入力されている。
【0014】このマイクロコンピュ−タ26は、ロジッ
ク回路25にサイクリックに変化する信号s1〜s3及
びロジック回路25のゲ−トを閉じるのを解除するrese
t 信号を出力する。
【0015】このs1〜s3とゲ−ト信号a1〜a6と
の関係は次の如くである。ロジック回路25は信号s1
に応答してゲ−ト信号a1とa6をオンにし、信号s2
に応答してゲ−ト信号a3とa2をオンにし、信号s3
に応答してゲ−ト信号a5とa4とを同時にオンする。
【0016】また、マイクロコンピュ−タ26は、CP
U(中央処理装置)、ROM(リ−ド・オンリ・メモ
リ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、タイマ
T等で構成されている。
【0017】回路24の他端側とコンデンサ23の他端
側との間には、ア−ク電流を検出するための抵抗rが接
続されている。この抵抗rの下流側の電位を基準とし
て、上流側をコンパレ−タ27の+端子に入力される。
そして、このコンパレ−タ27の−端子には、基準電圧
Vthが入力されている。
【0018】つまり、抵抗rにア−ク電流が流れると、
抵抗rの上流側の電位が上がって、基準電圧Vth以上と
なるため、コンパレ−タ27の出力がHレベルとなる。
ところで、コンパレ−タ27の出力はマイクロコンピュ
−タ26のインタラプト端子IRQ に出力されると共に、
ロジック回路25のゲ−ト端子Gに出力される。
【0019】このゲ−ト端子Gに、Hレベル信号が入力
されると、ロジック回路25はゲ−トを閉じ、ゲ−ト信
号a1〜a6を出力するのを禁止する。また、マイクロ
コンピュ−タ26はインタラプト端子IRQ がHレベルと
なると、内蔵しているタイマTをリセットして計数動作
を開始する。そして、マイクロコンピュ−タ26はタイ
マTに10msが計数されると、reset 信号を出力する。
【0020】つまり、全波整流回路22、平滑コンデン
サ23、回路24、ロジック回路25、マイクロコンピ
ュ−タ26によりインバ−タが構成される。次に、上記
のように構成された本発明の一実施の形態の動作につい
て説明する。3相交流電源21から出力される3相交流
電圧は全波整流回路22において、全波整流される。そ
して、この全波整流回路22において、全波整流された
電圧は平滑コンデンサ23により平滑される。
【0021】つまり、この平滑コンデンサ23に直流電
圧が充電される。そして、マイクロコンピュ−タ26は
信号s1〜s3を順次オンにして出力する。ロジック回
路25は信号s1に応答してゲ−ト信号a1とa6をオ
ンにし、信号s2に応答してゲ−ト信号a3とa2をオ
ンにし、信号s3に応答してゲ−ト信号a5とa4とを
同時にオンする。
【0022】つまり、信号s1に応答してゲ−ト信号a
1とa6がオンし、平滑コンデンサ23に充電された直
流電圧により、トランジスタQ1、モ−タ12、トラン
ジスタQ6を介して電流が流れて、モ−タ12が回転さ
れる。
【0023】また、信号s2に応答してゲ−ト信号a3
とa2がオンし、平滑コンデンサ23に充電された直流
電圧により、トランジスタQ3、モ−タ12、トランジ
スタQ2を介して電流が流れて、モ−タ12が回転され
る。
【0024】さらに、信号s3に応答してゲ−ト信号a
5とa4がオンし、平滑コンデンサ23に充電された直
流電圧により、トランジスタQ5、モ−タ12、トラン
ジスタQ4を介して電流が流れて、モ−タ12が回転さ
れる。
【0025】ところで、真空チャンバ11内において、
ア−クが発生すると、ア−ク電流が抵抗rを流れる。す
ると、コンパレ−タ27の−端子に入力される電圧は下
がるため、コンパレ−タ27の出力はHレベルとなる。
【0026】ここで、コンバレ−タ27の出力はロジッ
ク回路25のゲ−ト端子G及びマイクロコンピュ−タ2
6及びインタラプト端子IRQ に出力される。ロジック回
路25のゲ−ト端子GにHレベル信号が入力されると、
ロジック回路25から出力されるゲ−ト信号a1〜a6
はすべてLレベルとされる。
【0027】また、インタラプト端子IRQ にHレベル信
号が入力されると、マイクロコンピュ−タ26内のタイ
マTは計時動作を開始する。そして、このタイマTに1
0msが計時されると、マイクロコンピュ−タ26からre
set 信号がロジック回路25に出力される。この結果、
ロジック回路25のゲ−ト信号a1〜a6を出力するゲ
−トが閉じられているのが解除される。
【0028】このようにして、抵抗rによりア−クの発
生が検出されてから10msはロジック回路25のすべて
のゲ−トが閉じられるので、モ−タ12への電源の供給
は断たれる。従って、ア−ク放電になるのを防止するこ
とができる。
【0029】なお、上記実施の形態ではマイクロコンピ
ュ−タ26において、タイマTに10msを計数した場合
に、reset 信号を出力するようにしたが、タイマTに1
00μs乃至10msの時刻を計時したらreset 信号を出
力するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、負
荷電流が増加してア−ク放電が発生しそうになった場合
には、負荷への電力の供給を一瞬断つようにしたので、
真空中に設けられた電気負荷に供給する電力をインバ−
タで制御する場合でも、ア−クの発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる真空機器用イン
バ−タの構成を示す図。
【符号の説明】
11…真空チャンバ 12…3相モ−タ 21…3相交流電源 22…全波整流回路 23…平滑用コンデンサ 24…回路 25…プログラマブルロジック回路 26…マイクロコンピュ−タ 27…コンパレ−タ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、 この交流電源から出力される交流を整流する整流回路
    と、 この整流回路から出力される直流電圧をスイッチングし
    て真空内に設けられた負荷に交流電圧を出力するスイッ
    チング回路と、 このスイッチング回路にスイッチ信号を送るロジック回
    路と、 このロジック回路の作動を制御する制御部と、 上記負荷に流れる電流を検出する負荷電流検出手段と、 この負荷電流検出手段により負荷電流の増加が検出され
    た場合には、上記ロジック回路に対してスイッチ信号の
    出力を禁止する信号を出力する手段と、 上記負荷電流検出手段の検知信号が出力されてから所定
    時間後に上記スイッチ信号の出力の禁止を解除する手段
    とを具備したことを特徴とする真空機器用インバ−タ。
  2. 【請求項2】 上記所定時間は、100μs乃至10ms
    であることを特徴とする請求項1記載の真空機器用イン
    バ−タ。
JP9049001A 1997-03-04 1997-03-04 真空機器用インバ−タ Pending JPH10248291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1995871A3 (de) * 2007-05-24 2010-05-19 Converteam Technology Ltd Verfahren zum Betreiben einer elektrischen Schaltung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1995871A3 (de) * 2007-05-24 2010-05-19 Converteam Technology Ltd Verfahren zum Betreiben einer elektrischen Schaltung

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