JPH10248229A - 印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロータ - Google Patents
印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロータInfo
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- JPH10248229A JPH10248229A JP5984897A JP5984897A JPH10248229A JP H10248229 A JPH10248229 A JP H10248229A JP 5984897 A JP5984897 A JP 5984897A JP 5984897 A JP5984897 A JP 5984897A JP H10248229 A JPH10248229 A JP H10248229A
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Abstract
トパターン間に流れ込むの防止でき、特性を犠牲にする
ことなく薄型な印刷配線板を備えた扁平コアレスモータ
を構成できるロータを提供する。 【解決手段】 薄い印刷配線板(1)の裏側に複数個の
空心電機子コイル(3)を載置すると共に、これらの空
心電機子コイルの端末を所定のパターン(1a,1b)
に半田結線し、表側に複数個のセグメントパターン
(S)を露出するように樹脂(J1)で一体成形してな
るもので、前記セグメントパターン間に樹脂が流出する
のを防止するために表側に出る樹脂部分と前記セグメン
トパターンとの間に無パターン部(2)を設ける。
Description
機などの通信機器の無音報知源やミニディスク用スレッ
ドモータ等として用いられる印刷配線板を備えた扁平コ
アレスモータのロータの改良に関するものである。
個の空心電機子コイルを載置すると共に、これらの空心
電機子コイルの端末を所定のパターンに半田結線し、表
側に複数個の平板コミュテータ用セグメントパターンを
露出するように樹脂で一体成形してなる印刷配線板を備
えた扁平コアレスモータのロータがある。
タに応用した具体的な構造としては図3に示すようなも
のがある。すなわち、一側(図においては裏側)に複数
個のコミュテータセグメントを形成すると共に他側(図
においては表側)に所定の結線パターン11a…11b
…を配した薄い印刷配線板11を半月型に形成し、この
半月型印刷配線板11に60゜開角で巻回した3個の空
心電機子コイル22,23および24を両面粘着テープ
等を用いて配置ピッチ60゜で載置固着していき、各電
機子コイルの巻終わり端末22a,23aおよび24a
を巻終わり結線パターン11aに、巻始め端末22b,
23bおよび24bを巻始め結線パターン11bにそれ
ぞれ半田結線し、その後、これらを摺動性のよい樹脂J
で一体成形してなるものである。図中、Kは軸固定型コ
アレスモータに用いるための摺動孔である。このような
ロータを備えた扁平コアレス振動モータは極めて薄型に
できるので、ページャ、携帯電話機の通信機器の無音報
知源として好評である。
は、軸固定型でも軸回転型でもロータの厚みが比較的あ
る場合は問題がないが、薄型になるほど、軸固定型では
軸とロータとのクリアランスによるロータの面ぶれの影
響を無視できなくなるため、空隙を大にせざるを得なく
なったり、また、軸回転型でもロータの厚みが薄くなる
と、一体化した軸の保持強度に問題が出てくる。したが
って、設計的には、ブラシの配置空間を利用して図4に
示すように、軸の周りに前記樹脂Jで一体に土手部Dを
立ち上げるようにして実質的にロータの面ぶれの影響を
少なくしたり、軸の保持強度を確保している。しかしな
がら、今度は土手部Dを設けたため、セグメントパター
ン自体は薄くなっていても流動性の良い樹脂がこのセグ
メントパターン間に流れ込んで整流性を阻害しまうとい
う別のやっかいな問題が発生する。
テータ用セグメントパターン間に流れ込むの防止でき、
特性を犠牲にすることなく薄型な印刷配線板を備えた扁
平コアレスモータを構成できるロータを提供しようとす
るものである。
と前記セグメントパターンとの間に簡単な構成で流出を
防止する手段を設ければ達成できる。
ように薄い印刷配線板の裏側に複数個の空心電機子コイ
ルを載置すると共に、これらの空心電機子コイルの端末
を所定のパターンに半田結線し、表側に複数個のセグメ
ントパターンを露出するように樹脂で一体成形してなる
印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロータにおい
て、前記セグメントパターン間に樹脂が流出するのを防
止するために表側に出る樹脂部分と前記セグメントパタ
ーンとの間に無パターン部を設けるようにすればよい。
この無パターン部を成形金型で押さえ込むようにすれ
ば、樹脂が流出するのを防止できる。
トパターンに貴金属メッキが施されてこの薄い印刷配線
板自体を平板コミュテータにするのがよい。このように
平板コミュテータにしたものであれば、部品点数が減少
し、コミュテータを取付る手間を省くことができる。さ
らに、請求項3に示すように前記セグメントパターンの
内径側にスルーホールが来ないようにすれば、セグメン
トパターンの内径を小にできるので、ブラシの摺接部分
も小とならしめることができ、低消費電流が得られる。
用した実施例の平面図であり、図2は図1のA−A断面
を示す断面図である。図において、1はガラスクロスエ
ポキシ基材の厚み0.1〜0.15ミリ程度の極めて薄
い印刷配線板で、一側(図において表側)に6極の貴金
属メッキしたコミュテータセグメントパターンSを一体
に印刷配線すると共に、他側(図において裏側)に破線
で示すように3個の120度等分に巻始め結線パターン
1a…と、外周に互いに連結した巻終わり結線パターン
1b…を同様に印刷配線してある。これらの各をパター
ン同士を接続するスルーホールHは前記6極のコミュテ
ータセグメントパターンSの内側に来ないようにし、か
つ、6極のコミュテータセグメントパターンSの内側と
中央の透孔Tの間を無パターン部2になるように形成し
てある。3は、前記印刷配線板1の他側に接着された3
個の空心電機子コイルで各巻始め、巻終わり端末をそれ
ぞれ前記の巻始め結線パターン1a…、巻終わり結線パ
ターン1b…に半田結線し、高流動性樹脂J1で軸4と
ともに一体成形される。
れた表側に出てくる土手部Dと前記6極のコミュテータ
セグメントパターンSの内側とは無パターン部2で隔離
されている。したがって、成型時に金型でこの無パター
ン部2を押さえ込むようにすれば、高流動性樹脂J1を
用いてもコミュテータセグメントパターンS間に樹脂が
入り込むのを防止できることになる。
軸回転型で説明したが、前述の従来のように軸固定型に
してもよい。この軸固定型の振動モータ以外の応用例と
しては、ターンテーブルを一体化したスピンドルモータ
やロータの外周にギャを形成した扁平コアレスギャード
モータなどが考えられる。
ン自体を貴金属メッキしてなる平板コミュテータにした
ものを説明したが、銅箔セグメントパターンのままに
し、土手部を利用して円筒コミュテータセグメントを半
田付けなどにより後付けしてなるものであっても良い。
形成された土手部とセグメントパターンの内側とは無パ
ターン部で隔離されているようにしたので、樹脂がコミ
ュテータ用セグメントパターン間に流れ込むのを防止で
き、特性を犠牲にすることなく薄型な印刷配線板を備え
た扁平コアレスモータを構成できるロータを提供でき
る。
の平面図である。
平面図である。
す要部断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 薄い印刷配線板の裏側に複数個の空心電
機子コイルを載置すると共に、これらの空心電機子コイ
ルの端末を所定のパターンに半田結線し、表側に複数個
のセグメントパターンを露出するように樹脂で一体成形
してなる印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロー
タにおいて、前記セグメントパターン間に樹脂が流出す
るのを防止するために表側に出る樹脂部分と前記セグメ
ントパターンとの間に無パターン部を設けた印刷配線板
を備えた扁平コアレスモータのロータ。 - 【請求項2】 前記セグメントパターンに貴金属メッキ
が施されてこの薄い印刷配線板自体を平板コミュテータ
にした請求項1に記載の印刷配線板を備えた扁平コアレ
スモータのロータ。 - 【請求項3】 前記セグメントパターンの内径側にスル
ーホールが来ないようにした請求項1または請求項2に
記載の印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05984897A JP3431799B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05984897A JP3431799B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10248229A true JPH10248229A (ja) | 1998-09-14 |
JP3431799B2 JP3431799B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=13125039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05984897A Expired - Fee Related JP3431799B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 印刷配線板を備えた扁平コアレスモータのロータ |
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---|---|
JP (1) | JP3431799B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026812A2 (en) * | 1999-01-29 | 2000-08-09 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Eccentric commutator |
EP1037362A2 (en) * | 1999-03-15 | 2000-09-20 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Eccentric rotor |
KR100303883B1 (ko) * | 1999-06-30 | 2001-11-01 | 이형도 | 진동모터 |
KR20030002998A (ko) * | 2001-06-29 | 2003-01-09 | 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 | 고밀도부재를 구비한 편심로터와 그 로터의 제조방법 및그 로터를 이용한 편평 코어리스 진동모터 |
US6909206B2 (en) | 2003-04-28 | 2005-06-21 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Flat rotor and motor comprising the same |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP05984897A patent/JP3431799B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US6674202B2 (en) | 1999-01-29 | 2004-01-06 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Eccentric commutator for vibrator motor |
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US6909206B2 (en) | 2003-04-28 | 2005-06-21 | Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. | Flat rotor and motor comprising the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3431799B2 (ja) | 2003-07-28 |
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