JPH10247234A - 画像合成装置 - Google Patents

画像合成装置

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JPH10247234A
JPH10247234A JP9050347A JP5034797A JPH10247234A JP H10247234 A JPH10247234 A JP H10247234A JP 9050347 A JP9050347 A JP 9050347A JP 5034797 A JP5034797 A JP 5034797A JP H10247234 A JPH10247234 A JP H10247234A
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Katsuyuki Kamei
克之 亀井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の入力画像を用いての景観画像の合成に
際して、あらかじめ密に定められた視点位置に対応させ
て入力画像を用意することなく、自由に、また、疎に配
置された視点位置で得られている入力画像を用い、短時
間で合成画像を生成する画像合成装置を得る。 【解決手段】 入力画像および合成画像について地平面
に垂直な面との共通線分ごとに部分画像を設定し、合成
画像の各部分画像に対して入力画像のうち最適な部分画
像を検索、転写することで、自由に、疎に配置された視
点位置で得られている入力画像を用いて、短時間で合成
画像を生成できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる視点位置ある
いは方向の景観を表す複数の既存画像を用いて新たな視
点位置での景観を表す画像を合成する画像合成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図28は、例えば、特開平7−2877
61号公報に示された従来の画像合成装置の動作を示す
説明図である。図において、1は画像を入力する視点位
置が並ぶ平面、2は画像を入力する視点、3は視点2で
撮影された入力画像、4は新たに合成する画像の視点、
5は視点4での合成画像、6は合成画像5の画素、7は
合成画像5の画像面、8は視点4と画素6を結ぶ直線、
9は視点4から画素6に向かう視線ベクトル、10は視
線ベクトル9が平面1と交差する仮想視点、11は入力
画像3の画素、12は入力画像3の画像面、13は画素
11に投影される空間中の点、14は視点2を起点とす
る画素11に対応する視線ベクトル、15は点13を含
む被写体、16は入力画像3の光軸、17は合成画像5
の光軸である。
【0003】従来の画像合成装置では、図28に示すよ
うに、平面1の上に配置された十分間隔の細かい複数の
視点位置2(Pn(n=1,..,N))より撮影された入力画
像3(In (i,j))を用いて、他の視点位置4
(Q)からの景観と合致する合成画像5(J(i,
j))を合成する。合成画像5の各画素6ごとに、視点
4と画像面7上の画素6を結ぶ直線8上の視線ベクトル
9を求め、この視線ベクトル9が平面1と交差する点を
仮想視点10とする。その仮想視点10を視点2とする
入力画像3の画素11を選択する。この画素11は、仮
想視点10から画像面12上の画素11に向かう視線ベ
クトル14が、視線ベクトル9と同一直線8上となる画
素である。この画素11を画素6に転写することによっ
て合成を行う。画素6には、そこに投影されるはずの被
写体15上の点13が、それを写す画素11の転写によ
り描かれ、この動作を合成画像5のすべての画素につい
て行うことにより、適切な合成画像5が得られる。な
お、図中、16は入力画像3の光軸、17は合成画像5
の光軸である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の画
像合成装置では、入力画像3の視点2の位置を特定の平
面1上に置かなければならないという問題点があり、さ
らに、合成の際、得られる仮想視点10に対して、常に
その仮想視点10を視点2とする入力画像3がなけらば
ならない、すなわち、平面1上、視点2を十分細かい間
隔で配置し、入力画像3を撮影しておかなければならな
いという問題点があった。このため、必要となる画像の
量が膨大となるのはもちろん、例えば、航空機からの空
中写真画像に対して、従来の画像合成装置により鳥瞰画
像の合成を行おうとすれば、航空機を上空の平面上、正
確に、かつ、十分細かく何度も往復飛行させて画像を入
力せねばならないという問題点があった。さらに、合成
画像の画素単位に合成動作を行うため、合成画像の面積
に比例した演算量が必要となり、大きなサイズの画像を
合成しようとすれば、処理に時間がかかるという問題点
があった。
【0005】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、都市の空中からの景観を対象に、
細かく設定された視点位置に対応させて画像を用意する
ことなく、自由に、また、疎に配置された視点位置で得
られている入力画像を用いて合成画像を得る画像合成装
置を得ることを目的としている。また、少ない演算量で
合成画像を得る画像合成装置を得ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成であ
る画像合成装置においては、空中から下方に向けて撮影
された入力画像および合成を行う合成画像中に部分画像
を設定し、合成画像の各部分画像について、存在する中
から最も適切な入力画像の部分画像を検索しそのパター
ンを転写することによって合成画像の生成を行うように
したものである。
【0007】本発明の第2の構成である画像合成装置に
おいては、入力画像の部分画像の扱いが容易になるよう
に、それぞれを、あるいは複数個まとめたものを画像デ
ータとして保持するようにしたものである。
【0008】本発明の第3の構成である画像合成装置に
おいては、入力画像および合成画像中にそれぞれの視点
を通り地平面に垂直な平面と画像面との交線ごとに部分
画像を設定するようにしたものである。
【0009】本発明の第4の構成である画像合成装置に
おいては、合成画像中にその上辺および左右辺の画素ご
とに部分画像を設定するようにしたものである。
【0010】本発明の第5の構成である画像合成装置に
おいては、入力画像および合成画像中に設定された各部
分画像について、設定に用いた地平面に垂直な平面と地
平面との交線上に視線を定義したものである。
【0011】本発明の第6の構成である画像合成装置に
おいては、合成画像中に設定された各部分画像につい
て、視線上に焦点位置を設定するようにしたものであ
る。
【0012】本発明の第7の構成である画像合成装置に
おいては、合成画像の部分画像に転写する入力画像の部
分画像の検索を視線を用いて行い、同一焦点位置の被写
体を描き視線の方向の差が小さい入力画像の部分画像を
選択するようにしたものである。
【0013】本発明の第8の構成である画像合成装置に
おいては、入力画像の部分画像の合成画像の部分画像へ
の転写の際の倍率を、それぞれの視点から焦点位置まで
の距離に応じて変化させるようにしたものである。
【0014】本発明の第9の構成である画像合成装置に
おいては、部分画像をさらに複数の区分領域に分割して
合成を行うようにしたものである。
【0015】本発明の第10の構成である画像合成装置
においては、画像の部分画像を景観中の建造物に対応す
る領域と地面に対応する領域の二つの区分領域に分けて
合成処理を行うようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1を示すブロ
ック図であり、図において、18は画像を入力する手段
である画像入力装置(画像入力手段)、19は画像入力
装置18より入力される画像の視点位置と光軸方向、画
角情報を入力する手段である視点情報入力装置(視点入
力手段)、20は入力画像中に部分画像を設定する手段
である入力画像処理装置(入力画像処理手段)、21は
画像および画像の視点、視線情報を記憶する手段である
記憶装置(記憶手段)、22は合成画像中に部分画像を
設定する手段である合成画像処理装置(合成画像処理手
段)、23は画像合成を行う新たな視点位置および光軸
方向を指定する手段である視点指示装置(視点指示手
段)、24は部分画像を視線情報および交点情報を用い
て入力画像の部分画像を検索する検索装置(検索手
段)、25は視点指示装置23より入力された視点位置
と光軸方向をもつ画像を合成するように合成画像の部分
画像に入力画像の部分画像を転写する手段である転写装
置(転写手段)、26は合成画像処理装置22により合
成された画像を出力する手段であるディスプレイ装置で
ある。
【0017】図2は本発明の実施の形態1の動作を示す
説明図である。図3は本発明の実施の形態1の動作を示
すフローチャートである。図4、図5、図6、図7、図
8、図9、図10および図11は本発明の実施の形態1
の動作を示す説明図である。図12は本発明の実施の形
態1の動作を示すフローチャートである。図13、図1
4、図15および図16は本発明の実施の形態1の動作
を示す説明図である。図17は本発明の実施の形態の動
作を示すフローチャートである。図18は本発明の実施
の形態1の動作を示す説明図である。図において、27
は地平面であるxy平面、28は被写体15である建造
物、29は建造物28の壁面、30は壁面29中の垂直
線分上にある垂直部分、31は入力画像3を分解した入
力部分画像、32は視点2を通りxy平面27に垂直な
平面、33は平面32と画像面12との交線、34は視
点2からxy平面27に下ろした垂線、35は垂線34
と画像面12の交点、36は平面32とxy平面27の
交線、37は垂線34の足、38はxy平面27上の原
点、39は入力画像3の部分画像31の視線ベクトル1
4のθρ平面での軌跡、40は入力画像3中の画像合成
に用いる部分画像31の領域を示す台形、41は合成画
像5を分解した部分画像、42は視点4を通りxy平面
27に垂直な平面、43は平面40と画像面7との交
線、44は視点4からxy平面27に下ろした垂線、4
5は垂線44と画像面7の交点、46は平面42とxy
平面27との交線、47は垂線44の足、48は視線ベ
クトル9の延長上に設定された焦点位置、49は焦点位
置48を通過する視線ベクトル14のθρ平面での軌
跡、50は視線ベクトル9のθρ平面への変換点、51
は軌跡39と軌跡49とのθρ平面での交点、52は焦
点位置48の部分画像31への投影点、53は焦点位置
48の部分画像41への投影点、65は台形40のxy
平面27への投影図形である投影台形、66は投影台形
65の下底、67は、入力画像3のxy平面27への投
影図形である投影台形、68は合成画像5の最上の一
行、69は合成画像5の最左の一列、70は合成画像5
の最右の一列、71は光軸16を含みxy平面27に垂
直な平面、72は平面71上の視点2を通りxy平面2
7に平行な直線である。
【0018】前記のように構成された画像合成装置にお
いては、都市上空からの景観画像の合成を行うものであ
る。図2に示すように、水平地平面をxy平面27と
し、入力画像3の視点2のz座標はz≧0とする。この
とき、画像のi軸はxy平面に平行であるとする。そう
でない場合は、事前に適当な変換を施し、i軸をxy平
面に平行にしておく。本発明においては、この範囲内に
おいて、視点2の位置と光軸16の方向、また入力画像
3の数は任意である。入力画像3、また合成画像5に対
し、被写体15となる建造物28の壁面29中の垂直部
分30を描く部分ごとに部分画像を設定する。これは、
都市の空中写真の場合、その画面の多くは建造物で占め
られるため、合成画像5中の被写体建造物28につい
て、その垂直部分30ごとに入力画像3から該当部分を
転写することによって、合成画像5を合成していくため
である。壁面29の垂直部分30を単位に部分画像を構
成することにより、壁面29の位置、法線方向によらな
い部分画像の設定が可能である。入力画像3に対し、視
点2を通り地平面(xy平面)27に垂直な平面32を
考え、この平面32と画像面12との交線33ごとに部
分画像31を設定すればよい。合成画像5についても同
様である。合成画像5は、入力画像3の部分画像31の
組合せで表現していく。
【0019】まず、入力画像3の処理動作について、図
3のフローチャートにより説明する。ステップST1で
は、入力画像3のフレーム数Nを設定するとともに、入
力画像3の番号を示す変数nを1に初期化する。ステッ
プST2では、画像入力装置18によりn番目の入力画
像3を入力しこれをIn(i,j)、i=1,..,M
x、j=1,..,Myとして、同時に視点情報入力装
置19により画像3を撮影した視点2の位置(xn,y
n,zn)と光軸16のz軸まわりの方向Θn、水平面
からの俯角ψn、カメラの画角φnを入力する。ここ
で、zn≧0、0≦ψn≦π/2である。これら変数を
図4に示す。図中、71は光軸16を含みxy平面27
に垂直な平面、72は平面71上の視点2を通りxy平
面27に平行な直線である。画像入力装置18による画
像入力は、写真の計算機への読み込み、ビデオカメラで
の画像撮影や磁気ディスク装置に記憶されている画像デ
ータの読み込みなどにより実現できる。また、視点情報
入力装置19による視点情報の入力は、写真やビデオカ
メラを用いる場合は例えばカメラに位置センサを取り付
けてこれにより計測、また磁気ディスク装置を用いる場
合は視点情報を画像データとともに記憶しておき、これ
の読み出しにより実現できる。
【0020】ステップST3では、入力画像処理装置2
0によりn番目の入力画像3について部分画像31を設
定し、その視線ベクトル14で表現する。これは以下の
ように行う。部分画像31は、入力画像3の視点位置2
を通りxy平面27に垂直な平面32を考え、この平面
32と画像面12との共通部分である交線33上に設定
する。部分画像31には、被写体15の平面32との共
通部分、すなわち、xy平面27に垂直な部分が描かれ
る。この部分画像31は図5に示すように、視点2から
xy平面27に下ろした垂線34と画像面12との交点
35を通る直線上に設定される。入力画像3のi軸はx
y平面27に平行にとっているので、交点35の画像上
の座標系によるi座標値は、Mx/2である。j座標値
は、図6に示す平面71での断面図より、次のように表
すことができる。
【0021】
【数1】
【0022】fnはカメラの焦点距離に相当する。した
がって、入力画像3上の点(ia,ja)が含まれる部
分画像31は、次式に示す直線上の画像となる。
【0023】
【数2】
【0024】部分画像31について、視線を定義する。
これは、平面32とxy平面27との交線36上、視点
2からxy平面27へ下ろした垂線の足37を始点と
し、方向(xy平面内)をαとする視線ベクトル14で
表す。αは、交線36上、光軸方向Θnに近い方向(画
像が存在する側)にとる。本発明においては、視線ベク
トルの大きさは重要ではないが、便宜上、大きさ1とし
ておく。なお、以下で、点がこの視線ベクトルの延長上
に存在する場合も、視線ベクトル上に存在すると表現す
る。この視線ベクトル14を、θとρにより図7に示す
ように、次のように表す。
【0025】
【数3】
【0026】なお、θは0≦θ<2πの範囲とする。ρ
は原点38と視線ベクトル14がのる交線36との距離
に符号をつけたものになる。このように表現すれば、x
y平面27上の任意の視線ベクトル14に対応できる。
このとき、入力画像3の各部分画像31についての、ρ
θ平面上の軌跡39は、数3より図8に示すように、 ρ=xn cosθ+yn sinθ の正弦曲線の一部で表される。ここで、軌跡39のθの
有効幅、つまり部分画像31を設定する幅については、
部分画像の大きさを考慮し、交点35が入力画像3の外
にある場合は、図9に示すように、部分画像31が入力
画像3の最も上の一行内を通過するような、台形40内
の部分画像31を有効とする。入力画像3のz軸まわり
の光軸方向Θnと有効とする部分画像31の視線ベクト
ル14の方向との差の最大値βは、次のようになる。
【0027】
【数4】
【0028】図10に示すように、右辺の分母は、xy
平面27上、垂線の足37から、入力画像3を投影した
台形65の遠い辺、すなわち下底66までの距離を表
す。このβを用いて、θの有効幅は、次のようになる。
【0029】
【数5】
【0030】また、交点35が入力画像3の中にある場
合は、図11に示すように、
【0031】
【数6】
【0032】とする。このステップST3では、入力画
像3の部分画像31を表す軌跡39を与えるθ値θ1、
θ2を求める。なお、θ1、θ2は0から2πまでの範
囲で考えるので、この範囲から外れる場合は、2π加え
るか減じて調整を行う。
【0033】ステップST4では、軌跡39を与える情
報、すなわち、座標値xn、yn、両端のθ値θ1、θ
2を記憶装置21に記憶する。それぞれ、配列AX、A
Y、AS、AEのn番目に記憶する。ステップST5で
は、nを1増やす。ステップST6では、nがN以下か
どうかを判定し、以下ならステップST2に戻り、そう
でなければ画像の入力、記憶処理を終了する。
【0034】次に、新たな視点4と光軸17方向をもつ
画像の合成の動作について、図12のフローチャートに
より説明する。合成画像5をJ(i,j)とする。画像
のサイズは入力画像3と同様にMx×Myとして説明す
る。この合成画像5についても、図13に示すように部
分画像41の設定を行う。視点Q4を通り、xy平面2
7に垂直な平面42を考え、画像面7との共通部分43
ごとに部分画像41を設定する。部分画像41は視点4
からxy平面27に下ろした垂線44と画像面7との交
点45を通過する直線上になる。その視線ベクトル9の
定義も、同様に、平面42とxy平面27の交線46
上、視点4のxy平面27への垂線の足47を始点と
し、交線46上の方向をもつものとする。各部分画像4
1に対して、その被写体である壁面29の垂直部分30
を、できるだけ部分画像41と同方向から写す部分画像
31を検索して、部分画像41に転写する。
【0035】ステップST11では、視点指示装置23
により合成する画像5の視点4の位置(x座標値をX,
y座標値をY,z座標値をZとする)と光軸17の方向
Θsと俯角Ψ、カメラの画角Φを入力し、合成画像処理
装置22に送る。この入力は例えば、マウスあるいはキ
ーボードにより実現される。さらに合成画像5の部分画
像数Lを合成画像処理装置22に送る。このLは以下の
ように求める。部分画像がのる直線43は、入力画像3
の場合と同様、次式に示す交点45を通る。
【0036】
【数7】
【0037】Fはカメラの焦点距離に相当する。この直
線43は放射状に変化するため、合成画像5の辺上で、
画素単位に部分画像41を移動して処理することによ
り、合成画像5上、隙間なく処理が行える。図14に示
すように交点45が合成画像の外(画像の下)にある場
合、Lは合成画像5の上端の一行68と左端の一列6
9、右端の一列70の画素数の和となるから、 L=Mx +2My また、図15に示すように点が合成画像の内部にある場
合は、合成画像5の上端の一行68と、左端の一列69
および右端の一列70のうちj座標値が交点45のjb
以上の画素数の和となるから、次の通りである。
【0038】
【数8】
【0039】以下は主に合成画像処理装置22により実
行される。ステップST12では、画像の処理位置を示
す変数ioを1に初期化する。画像の処理位置とは、合
成画像5の部分画像41が通る辺上の画素で示し、ここ
では、まず上端の行68のi座標値に対応させて処理を
行い、続いて左端69上の画素を上から順に、さらに右
端70上の画素を今度は下から順に処理していくように
構成する。ステップST13では、合成画像5の視点4
からio番目の部分画像41へ向かう視線ベクトル9を
求める。これは視点4のxy平面27への垂線の足47
を始点とし、平面47とxy平面27の交線46上のベ
クトルである。その方向αsは、ioがMx以下、すな
わち、合成画像5の上端68を通過する部分画像41の
合成を行う場合は、
【0040】
【数9】
【0041】そうでない場合は、左右端を通過し、
【0042】
【数10】
【0043】のように得られる。これより、視線ベクト
ル9の値θs、ρ値ρsは、
【0044】
【数11】
【0045】となる。ステップST14では、視線ベク
トル9上、焦点位置(xc,yc)48を設定する。こ
れは、例えば、被写体15の形状が未知である場合、点
47からの距離がdとなる位置とする。このdは正であ
ればよい。一例としては、垂線44の足47から光軸1
7とxy平面27の交点までの距離といった値を用い
る。部分画像41には、焦点位置48に壁面29の垂直
部分30が存在するとして、その垂直部分30を描く。
【0046】ステップST15では、検索装置24によ
り、焦点位置48を通過する視線ベクトル14のうち、
視線ベクトル9とのなす角が最も小さいものを検索す
る。これには、パラメタ空間上での軌跡を利用する。図
16に示すように、焦点位置48を通過する視線ベクト
ルの軌跡49も正弦曲線で表現できる。この軌跡49と
入力画像による軌跡39の交点51は、すなわち、焦点
位置48を通過し、対応する入力画像3の視点2を始点
とする視線ベクトル14を表すから、この交点51を求
めることによって、垂直部分30を描いている部分画像
31を検索することができる。
【0047】この動作の詳細について図17のフローチ
ャートを用いて説明する。図17のステップST21で
は、焦点位置48を通過する視線についてパラメタ空間
での軌跡(正弦曲線)49を求める。この軌跡49は、
視線ベクトル9に対応する点50を含み、 ρ=xC cosθ+yC sinθ xC =X+dcosαSC =Y+dsinαS となる。ステップST22では、方向の差を示す変数T
を十分大きな値2πに、また、検索された入力画像3を
示す変数Ncを−1に初期化する。ステップST23で
は、入力画像3を示す変数nを1に初期化する。ステッ
プST24では、記憶装置21に格納されたn番目の入
力画像In(i,j)の軌跡39と軌跡49との交点5
1を求める。これは、配列AX、AYの値を用い、 ρ=xncosθ+ynsinθ ρ=xccosθ+ycsinθ より、交点51のθ値θc
【0048】
【数12】
【0049】を求める。これには2πの範囲内でπだけ
異なる2つの解が存在する。ここでは、部分画像41の
視線ベクトル9の値θsに近いものを交点51として採
用する。ステップST25では、交点51が軌跡39内
かどうかを判定し、そうでなければステップST31に
進む。これは、θcがAS[n]以上AE[n]以下か
どうかで判定する。ただし、θ値は0から2πの範囲と
しているので、AS[n]>AE[n]の場合は、θc
がAS[n]以上またはAE[n]以下であればよい。
ステップST26では、交点51のθcと視線ベクトル
9のθsとの差Δθを求める。これは、 Δθ=|θC −θS | となる。なお、△θとして求めたいのは、交点51に対
応する視線ベクトル14と視線ベクトル9とのなす角で
あるので、△θがπより大きくなる場合は2π−△θを
改めて△θとする。Δθが変数Tより小さいかどうかを
判定し、そうであれば、ステップST28に進み、そう
でなければ、ステップST30に進む。Δθが小さいほ
ど焦点位置48を同方向から見ることになり、正確な合
成画像5を生成することができる。ステップST28で
は、n番目の入力画像3内の焦点位置48を描く部分画
像31を転写の候補として、nと交点51のθc値によ
り、これを特定する。これは、求める部分画像31が画
像面12上の点(ic,My)を通過するとすれば、視
線ベクトルの方向について、
【0050】
【数13】
【0051】とる。このicを求めて、
【0052】
【数14】
【0053】であるので、このicを用いて求める部分
画像31を、n番目の入力画像3の次式で示される直線
上にある部分画像31とする。
【0054】
【数15】
【0055】ic≦0、または、ic>Mxのときは、
入力画像3の左右どちらかの辺と交差する直線33上の
部分画像31となる。ステップST29では、転写に用
いる入力画像3を示す変数Ncをnに更新し、また、方
向の差を示す変数TをΔθに変更する。このTは、現在
まで処理されている入力画像3のうち最も小さいΔθの
値を示し、以降、ΔθがこのT以下になる場合に転写の
候補となる部分画像31を更新することによって、最も
小さいΔθを与える部分画像31を得る。ステップST
30では、nに1加える。ステップST31では、nが
N以下かどうかを判定し、そうであればステップST2
4に戻り、そうでなければ検索処理を終了する。
【0056】図12のステップST16では、部分画像
31が検索されたかどうかを判定し、検索されていなけ
れば、部分画像41の描画を行わず、ステップST18
に進む。これはステップST15のNcの値により判定
し、正の場合は検索されたとしてその値を改めてnとお
き、−1の場合は、検索されていないとする。すべてに
部分画像31が検索されるには、合成画像5の各部分画
像41に対して、その焦点位置48を描く部分画像31
を用意しておくことが要求されるが、焦点位置48が入
力画像3のうちひとつの視野に入っていれば検索される
ため、従来の技術の比べ、入力画像3の必要枚数は格段
に少なく、視点2の位置も自由度が高い。
【0057】ステップST17では、転写装置25によ
り、選択された入力画像3の部分画像31を部分画像4
1に転写する。この際、図18に示す、焦点位置48が
部分画像31上に投影される点52が、部分画像41上
でも正しい投影点53に転写されるようにする。さら
に、被写体15の入力部分画像31上での大きさ、すな
わち、画素数と、合成画像5の部分画像41上での大き
さは、それぞれの視点から焦点位置48までの距離に反
比例、画像のサイズに比例、画角の1/2の正接に比
例、といった具合に変化する。ここでは、画像のサイ
ズ、画角は同一として、焦点位置48までの距離に反比
例させ、転写の際に部分画像31をj軸方向に倍率rを
【0058】
【数16】
【0059】として拡大または縮小して転写する。部分
画像31上、投影点52の座標を求めてみると、まず、
視点2を原点に平行移動し、z軸まわりに−Θn、さら
にy軸まわりに−ψn回転させて、
【0060】
【数17】
【0061】を得、さらに画像面12上に投影させて、
【0062】
【数18】
【0063】となる。同様に、部分画像41上、投影点
53の座標は、
【0064】
【数19】
【0065】より、
【0066】
【数20】
【0067】である。部分画像31がのる直線は、媒介
変数tにより、
【0068】
【数21】
【0069】となる。このtは投影点52からの距離を
表す。交点35への向きを正とする。同様に、部分画像
41がのる直線は、媒介変数tにより、
【0070】
【数22】
【0071】となる。このtは投影点53からの距離を
表す。そこで、転写は、
【0072】
【数23】
【0073】のように実行される。この転写は、例え
ば、tを正負それぞれに1ずつ変化させて部分画像41
内で、対応する画素値を順次転写することで実行する。
ここで、座標値は、必ずしも整数になるとは限らない。
そこで、転写にあたっては、部分画像31については、
コンピュータグラフィックスのテクスチャマッピングで
用いられる、周囲の画素値の加重平均をとるような手法
により転写する画素値を求め、部分画像41について
は、やはりコンピュータグラフィックスで用いられる、
アンチエリアシング処理により、周囲の画素に分配して
転写する。また、対応する部分画像31の画素が部分画
像31の外になる部分画像41の画素については、転写
を行わない。テクスチャマッピング、アンチエリアシン
グについては、Foley 他の「 Computer Graphics - PRI
NCIPLES AND PRACTICE, Second Edition」ADDISON WESL
EY,1990(平成2)年発行、に記されている。
【0074】ステップST18では、ioを1増やす。
ステップST19では、ioがL以下かどうかを判定
し、そうであればステップST13に戻る。ステップS
T20では、合成画像5をディスプレイ装置26に表示
して、画像合成処理を終了する。
【0075】以上の処理により、合成画像5においては
壁面29の垂直部分30が正確に描かれ、したがって、
視点4からの景観を表す合成画像が得られる。本発明に
よれば、入力画像3の視点2の位置は自由であり、必要
とする入力画像3の量も少なくてすむ。また、合成は部
分画像単位に行っており、その数Lは合成画像5の辺長
のオーダーであるので、合成画像5のサイズが大きい場
合でも、効率が大きく低下することはない。
【0076】実施の形態2.図19は本発明の実施の形
態2を示すブロック図である。図において、54は記憶
装置21を構成する主記憶装置、55は記憶装置21を
構成する二次記憶装置である。図20は本発明の実施の
形態2の動作を示すフローチャートである。図21は本
発明の実施の形態2の動作を示す説明図である。図22
は本発明の実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。図23は本発明の実施の形態2の動作を示す説明
図である。図において、56は入力画像3の部分画像3
1を格納する画像データ、57は入力画像3の上端の一
行、73は画像データ56上の部分画像31の投影点5
2に対応する点である。
【0077】本発明の実施の形態2の画像合成装置にお
いては、実施の形態1と同様、都市街路の景観画像の合
成を行う。実施の形態1においては、合成に用いる部分
画像31を入力画像3から直接転写したが、使用する入
力画像3の数が多くなった場合、たとえその一部の部分
画像31が使用されるにとどまっても、入力画像3をす
べて主記憶装置にもっておかねばならず、大容量の主記
憶装置を必要とした。また、小容量の主記憶装置により
実行した場合、入力画像3の主記憶装置へのローディン
グが頻繁に発生し、処理の遅れが予想される。このた
め、本実施の形態においては、入力画像3の部分画像3
1をいくつかまとめて画像データとし、これを単位とし
て主記憶装置へのローディングを行うように構成する。
これにより、同一入力画像3内においても、必要な箇所
のみをローディングすることが可能となり、小容量の主
記憶装置を用いた場合でも、高速に合成画像5の合成を
行うことが可能になる。
【0078】本形態の動作について、まず、図20のフ
ローチャートにより、入力画像3の処理動作について説
明する。図20のフローチャートは、ステップST41
からステップST44が図3に示す第一の実施の形態の
動作に付加されている。ここでは、部分画像31がそれ
ぞれ画像データ56を構成するものとして、また、交点
35が入力画像3の外部にあるとして説明する。すなわ
ち、画像データは、Hni(k)と表す。添え字nは入
力画像3を示し、iは上端の一行57でのi座標値によ
り部分画像31を示す。kは最大部分画像31の長さで
あるから、そのサイズは入力画像3の対角線の長さ
【0079】
【数24】
【0080】とすればよい。便宜上、kは0からとる。
幅は1である。
【0081】ステップST41においては、部分画像3
1を示す変数ioの1に初期化する。ステップST42
では、部分画像31を画像データ56に変換する。部分
画像31は、数2に示す直線上にあり、この直線上のパ
ターンを画像データ56、Hnio(k)に、 Hnio(t)←I(i0 +tsX ,My +tsy ) のように転写する。これを図21に示す。この転写は、
図9、図11に示した入力画像3の合成に用いる領域内
について、辺上の各画素を通過する直線上の部分画像3
1について行う。これにより、用いる入力画像3のほぼ
すべての画素を網羅できる。なお、転写はtを0から1
づつ増加させて転写元の画素が入力画像3の外部に出る
まで行なう。図21に示すように、部分画像31の上端
の1行57上の画素が画像データ56のHnio(0)
に転写されるようにしている。なお、転写元の点は、必
ずしも入力画像3の画素上にないため、このような場合
には、周囲の画素の画素値により補間して転写を行う。
この画像データ56は磁気ディスク装置などにより構成
される二次記憶装置55に格納する。ステップST43
ではioに1追加し、ステップST44では、ioがM
x以下かどうかを判定し、そうであればステップST4
2に戻る。
【0082】次に、合成部分の動作について図22のフ
ローチャートにより説明する。この動作は図12に示す
第一の形態の動作と同様であるが、ステップST45か
らステップST48が異なる。ステップST45では、
得られた部分画像31に対応する画像データ56を特定
する。これは、得られた部分画像31が入力画像3の辺
上のどの画素を通過するかを求め、その画素に対応する
画像データ56として特定される。この画素のi座標値
は、ステップST15の部分画像の検索処理で得たic
である。なお、整数とならない場合は四捨五入する。こ
れより、画像データ56は、Hnic(k)となる。ス
テップST46では、この画像データが、主記憶装置5
4上に存在するかどうかを判定し、存在すれば、ステッ
プST48へ、そうでなけれなステップST47へ進
む。この判定は、例えば、画像データ56ごとにフラグ
を用意し、ロードすれば、1、退避すれば0となるよう
に構成し、この値により判定する。ステップST47で
は、特定された画像データ56を二次記憶装置55から
主記憶装置54にロードし、対応する変数を1にセット
する。これに先立ち、主記憶装置54の記憶容量が十分
かどうかを調べ、十分でない場合、そこに記憶されてい
る画像データ56のひとつを退避し、対応する変数を0
にする。この退避する画像データの選定は、例えば、L
RU(Least Recently Used) アルゴリズムによって行
う。これは、最も使用されていない画像データ56を選
定する方式である。ステップST48では、画像データ
56を部分画像41に転写する。これは、図23に示す
ように、
【0083】
【数25】
【0084】のようになる。図中、73は部分画像31
の投影点52に対応する画像データ56上の点であり、
Hnic(ko)で示される。なお、転写先の点は、必
ずしも合成画像5の画素上にないため、このような場合
には、周囲の画素に分配して転写を行う。
【0085】このように、本実施の形態においては、画
像データ56の利用により、部分画像31の効率的な管
理を行い、少ない記憶容量の主記憶装置を利用する場合
でも、短時間で合成画像5を得る画像合成装置を構成す
ることができる。
【0086】実施の形態3.本発明の実施の形態3を示
すブロック図は図1と同一である。図24は本発明の実
施の形態3の動作を示すフローチャートである。図2
5、図26および図27は本発明の実施の形態3の動作
を示す説明図である。図において、58はxy平面27
上にある地面、59は部分画像31中で壁面29が描か
れる壁面領域、60は部分画像31中で地面56が描か
れる地面領域、61は部分画像41中で壁面29が描か
れる壁面領域、62は部分画像41中で地面56が描か
れる地面領域、63は画像上の単位長さの領域、64は
領域63に投影される垂直部分30上の被写範囲、74
は領域63に投影される地面58上の被写範囲である。
【0087】本発明の実施の形態3の画像合成装置にお
いては、実施の形態1と同様、都市街路の景観画像の合
成を行う。ただし、部分画像31および部分画像41の
被写体を建造物28の壁面29とxy平面27上の地面
58とみなす。被写体を構成する面が画像面7と平行で
ない場合は、転写において部分画像27を視点からの距
離に反比例させて拡大おるいは縮小するだけでは正確に
描けない場合がある。そこで、被写体を壁面29と地面
56と仮定し、それぞれに転写倍率を設定することによ
って、合成画像5の画質の向上を図る。つまり、部分画
像31から部分画像41への転写において、双方を壁面
を写す領域と地面を写す領域とに区分し、それぞれに転
写倍率を設定する。
【0088】画像の入力の動作は図3のフローチャート
に示す、実施の形態1のものと同様である。
【0089】次に、新たな視点4と光軸17の方向をも
つ画像の合成の動作について、図24のフローチャート
により説明する。この動作は図12に示す実施の形態1
の動作と同様であるが、ステップST17の動作がステ
ップST51に置き換えられている。ステップST51
では、得られた部分画像31を合成画像5の部分画像4
1に転写する。この際、部分画像31を壁面領域59と
地面領域60に、部分画像41をやはり同様に壁面領域
61と地面領域62に分割する。これは図25に示すよ
うに、焦点位置48の投影点52と53を境界として分
割する。入力画像3、合成画像5とも、部分画像につい
ては、この境界より上に壁面が描かれ、下には地面が描
かれる。そこで、地面領域には水平な面、壁面領域には
垂直な面の被写体が存在すると仮定し、倍率を設定す
る。被写体の個々の地点が正確に写されるように厳密に
転写を行ってもよいが、この場合は、単純な倍率という
訳にはいかず、処理が複雑になる。そこで、画像の俯角
により倍率を設定することで、処理の簡略化を図る。ま
ず、壁面に関して、入力画像3の視点2および合成画像
5の視点4が、ともにxy平面27から十分高い位置に
あると仮定し、平行投影とみなす。このとき、図26に
示すように、画像面12上の長さ1の単位長さの領域6
3に描かれるのは、壁面29の垂直部分30の長さ1/
cosψn の被写範囲64となる。合成画像5について
同様に1/cosψの被写範囲が描かれるようにするた
め、壁面領域の転写倍率rwは、
【0090】
【数26】
【0091】となる。地面領域でも同様に、図27に示
すように、画像面12上の長さ1の単位長さ領域63に
描かれるのは、地面58の1/sinψn の被写範囲7
4となる。したがって、壁面領域の転写倍率rgは、
【0092】
【数27】
【0093】となる。これより、転写は、
【0094】
【数28】
【0095】のように実行する。
【0096】実施の形態1においては、壁面部分、地面
部分とも同倍率で転写しているため、壁面部分、地面部
分とも平坦な絵のように感じられ、空中での視点移動に
おける視覚的効果が十分出ない可能性があったが、本実
施の形態においては、そのような影響を回避し、十分視
覚的効果を与える効果がある。
【0097】なお、上記形態では、i軸がxy平面に平
行になるような画像を用いて説明したが、適宜補正ある
いは変換することにより、一般的に撮影された画像を用
いて合成画像を生成するように構成してもよい。
【0098】また、上記形態では、入力画像3と合成画
像5について画角を入力するように構成したが、焦点距
離を入力するように構成しても同様の効果を奏する。
【0099】また、上記形態では、壁面領域、地面領域
について、拡大あるいは縮小しての転写によって表現し
たが、もちろん、透視変換を考慮し、より精密に画素間
の対応をとって転写するように構成してもよい。
【0100】また、上記形態では、合成画像5に対する
入力画像3の部分画像31の選択を、視線ベクトルを用
い変数θ、ρによって変換して求めたが、これを他の方
式により行うように構成してもよい。
【0101】また、上記形態では、入力画像3の枚数を
限定し、先に入力処理を行うように構成したが、入力処
理と合成処理とを並行して行い、また、入力画像3の数
を限定せずにビデオカメラなどを利用して随時入力する
ように構成してもよい。
【0102】また、上記形態においては、合成画像5の
部分画像41ごとに描かれる部分画像31を検索して画
像の合成を行っていたが、すべての部分画像41につい
て部分画像31を求めたのち、転写を行うように構成し
てもよい。
【0103】さらに、すべての部分画像41について部
分画像31を求めたのちに転写を行う際、隣接する部分
画像41について同一の入力画像3の近接する部分画像
31からの転写が指定されている場合、その部分画像3
1を含む領域を部分画像41を含む領域に一度に転写す
るようにして、合成画像3の合成を行うように構成して
もよい。
【0104】また、上記形態においては、焦点位置48
を交点47から一定の距離dの位置に設定したが、被写
体の3次元形状情報が得られているならば、これを用い
て視線ベクトルと形状との交点に焦点位置を決定するよ
うに構成してもよい。
【0105】さらに、dの値は合成処理ごとにインタラ
クティブに変更できるように構成してもよい。
【0106】また、上記実施の形態においては、部分画
像31の検索に際し、θρ平面での正弦曲線の交点計算
を、すべての入力画像3の軌跡39に対して行ったが、
軌跡39である正弦曲線をθとρの値により構造化して
管理することにより、合成画像5の視線ベクトル9に対
応する点50の近傍にある軌跡39に限定して交点計算
を行うように構成してもよい。この場合、交点51を求
める際の処理時間が節約できる。
【0107】さらに、θρ平面での軌跡96また軌跡4
9の正弦曲線を区分的に線分で近似して表現し、線分ど
うしの交差判定に置き換えて部分画像31を求めるよう
に構成してもよい。
【0108】また、上記実施の形態においては、θとρ
を用いる部分画像31の検索に際し、交点51と視線ベ
クトル9とのθ値の差をもって部分画像31を決定した
が、視点位置と被写体位置との距離の差を用いて、ある
いは、これとθ値の差を併用して部分画像31を決定す
るように構成してもよい。距離が同程度であれば、上下
方向の視野も同程度となるため、転写の際の拡大縮小に
よる画像の劣化が少なくてすむ。
【0109】また、上記実施の形態においては、θとρ
を用いる部分画像31の検索に際し、交点51と視線ベ
クトル9とのθ値の差をもって部分画像31を決定した
が、焦点位置48の投影点52が、部分画像31内にな
い場合、あるいは上下端部にある場合は、部分画像41
の被写体との共通部分が少ないことが考えられるので、
得られた部分画像31を採用せずに、新たな部分画像3
1の検索を行うように構成してもよい。
【0110】また、上記実施の形態においては、θとρ
を用いて視線ベクトルを表現したが、他の変数により表
現、また、管理するように構成してもよい。
【0111】また、上記形態では、画像入力装置18、
視点情報入力装置19、入力画像処理装置20、視点指
示装置23、合成画像処理装置22、検索装置24、転
写装置25を用いて画像合成装置を構成したが、これら
の処理のすべてあるいは一部を計算機のソフトウェアに
より実行するように構成してもよい。
【0112】また、上記形態では、ディスプレイ装置2
6を用い、合成画像5を表示するように構成したが、合
成画像5を記憶装置21に格納するように構成してもよ
い。
【0113】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されたような効果を奏する。
【0114】本発明の第1の構成である画像合成装置に
よれば、入力画像が細かい視点間隔で得られていない場
合や入力画像数が少ない場合でも合成画像を生成するこ
とができるようになる。また、合成画像のサイズが大き
い場合でも短時間に合成画像を生成することができるよ
うになる。
【0115】本発明の第2の構成である画像合成装置に
よれば、入力画像が細かい視点間隔で得られていない場
合でも合成画像を生成することができるようになるとと
もに、入力画像を効率的に保持し、短時間で合成画像を
得ることができるようになる。
【0116】本発明の第3の構成である画像合成装置に
よれば、部分画像を被写体の垂直部分に対応させている
ので、建築物の壁面など垂直な要素の多い都市の景観画
像を容易に合成することができるようになる。
【0117】本発明の第4の構成である画像合成装置に
よれば、合成画像の上辺および左右辺に対応させて部分
画像を設定するようにしたので、合成画像を、それを構
成するに必要かつ十分な数の部分画像で表現することが
できるようになる。
【0118】本発明の第5の構成である画像合成装置に
よれば、視線を地平面(xy平面)上のベクトルとして
表現したので、視線の表現や部分画像の検索が容易に実
行できるようになる。
【0119】本発明の第6の構成である画像合成装置に
よれば、視線上に焦点位置を設定するように構成したの
で、被写体の詳細な3次元形状を求めることなく合成画
像を生成することができるようになる。
【0120】本発明の第7の構成である画像合成装置に
よれば、焦点位置と視線方向を考慮して存在する入力画
像の中から最適な部分画像を選択して転写合成を行うの
で、焦点位置にある被写体を正確に表現する合成画像を
生成することができるとともに、入力画像が密に得られ
ていない場合でも正確な合成画像を生成することができ
るようになる。
【0121】本発明の第8の構成である画像合成装置に
よれば、視点から焦点位置までの距離を考慮して合成を
行うので焦点位置にある被写体の大きさを正確に表現す
る合成画像を生成することができるようになる。
【0122】本発明の第9の構成である画像合成装置に
よれば、被写体の形状に合わせて部分画像を複数の区分
領域に分割しそれぞれに異なる倍率を設定して転写を行
うようにしたので被写体を正確に表現する合成画像を生
成することができるようになる。
【0123】本発明の第10の構成である画像合成装置
によれば、入力画像および合成画像を建造物の壁面領域
と地面領域とに分割して処理するので、それぞれを正確
に表現する合成画像を生成することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態1の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図で
ある。
【図6】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図で
ある。
【図7】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図で
ある。
【図8】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図で
ある。
【図9】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図で
ある。
【図10】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図
である。
【図11】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図
である。
【図12】 本発明の実施の形態1の動作を示すフロー
チャートである。
【図13】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図
である。
【図14】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図
である。
【図15】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図
である。
【図16】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図
である。
【図17】 本発明の実施の形態1の動作を示すフロー
チャートである。
【図18】 本発明の実施の形態1の動作を示す説明図
である。
【図19】 本発明の実施の形態2の示すブロック図で
ある。
【図20】 本発明の実施の形態2の動作を示すフロー
チャートである。
【図21】 本発明の実施の形態2の動作を示す説明図
である。
【図22】 本発明の実施の形態2の動作を示すフロー
チャートである。
【図23】 本発明の実施の形態2の動作を示す説明図
である。
【図24】 本発明の実施の形態3の動作を示すフロー
チャートである。
【図25】 本発明の実施の形態3の動作を示す説明図
である。
【図26】 本発明の実施の形態3の動作を示す説明図
である。
【図27】 本発明の実施の形態3の動作を示す説明図
である。
【図28】 従来の画像合成装置の動作を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 画像を入力する視点位置がならぶ平面、2 画像を
入力する視点、3 入力画像、4 新たに合成する画像
の視点、5 合成画像、6 合成画像5の画素、7 合
成画像5の画像面、8 視点4と画素6を結ぶ直線、9
視点4から画素6に向かう視線ベクトル、10 仮想
視点、11 入力画像3の画素、12入力画像3の画像
面、13 画素11に投影される空間中の点、14 視
点2から画素11に向かう視線ベクトル、15 被写
体、16 入力画像3の光軸、17 合成画像5の光
軸、18 画像入力装置、19 視点情報入力装置、2
0入力画像処理装置、21 記憶装置、22 合成画像
処理装置、23 視点指示装置、24 検索装置、25
転写装置、26 ディスプレイ装置、27 xy平
面、28 被写体となる建造物、29 建造物28の壁
面、30 壁面29中の垂直線分上にある垂直部分、3
1 入力画像3を分解した入力部分画像、32視点2を
通りxy平面27に垂直な平面、33 平面32と画像
面12との交線、34 視点2からxy平面27に下ろ
した垂線、35 垂線34と画像面12の交点、36
平面32とxy平面27の交線、37 垂線34の足、
38原点、39 部分画像31の視線ベクトル14のθ
ρ平面での軌跡、40 入力画像3中の画像合成に用い
る部分画像31の領域を示す台形、41 合成画像5を
分解した部分画像、42 視点4を通りxy平面27に
垂直な平面、43 平面40と画像面7との交線、44
視点4からxy平面27に下ろした垂線、45 垂線
44と画像面7の交点、46 平面42とxy平面27
との交線、47垂線44の足、48 焦点位置、49
焦点位置48を通過する視線ベクトル14のθρ平面で
の軌跡、50 視線ベクトル9のθρ平面への変換点、
51軌跡39と軌跡49との交点、52 焦点位置48
の部分画像31への投影点、53 焦点位置48の部分
画像41への投影点、54 主記憶装置、55 二次記
憶装置、56 画像データ、57 入力画像3の上端の
一行、58 地面、59 部分画像31中で壁面29が
描かれる壁面領域、60 部分画像31中で地面56が
描かれる地面領域、61 部分画像41中で壁面29が
描かれる壁面領域、62 部分画像41中で地面56が
描かれる地面領域、63 画像面12上の単位長さの領
域、64 領域63に投影される垂直部分30上の被写
範囲、65 台形40のxy平面27への投影図形であ
る投影台形、66 投影台形65の下底、67 入力画
像3のxy平面27への投影図形である投影台形、68
合成画像5の最上の一行、69 合成画像5の最左の一
列、70 合成画像5の最右の一列、71 光軸16を
含みxy平面27に垂直な平面、72 平面71上の視
点2を通りxy平面27に平行な直線、73 画像デー
タ56上の部分画像31の投影点52に対応する点、7
4 領域63に投影される地面58上の被写範囲。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する画像入力手段と、画像入
    力手段により入力される入力画像の視点位置と画角およ
    び光軸方向とを入力する入力手段と、入力画像中に複数
    の部分画像を設定し各部分画像に対応する視線を求める
    入力画像処理手段と、合成を行う合成画像の視点位置と
    画角および光軸方向とを指定する指示手段と、合成画像
    中に複数の部分画像を設定し各部分画像に対応する視線
    を求めるとともに被写体が存在する焦点位置を設定する
    合成画像処理手段と、合成画像の各部分画像に対して視
    線と焦点位置とにより入力画像の部分画像をひとつ検索
    する検索手段と、合成画像の部分画像に検索手段により
    得られる入力画像の部分画像を拡大または縮小を施して
    転写する転写手段と、入力画像の部分画像の視線情報を
    記憶する記憶手段とを備えた画像合成装置。
  2. 【請求項2】 画像を入力する画像入力手段と、画像入
    力手段により入力される入力画像の視点位置と画角およ
    び光軸方向とを入力する入力手段と、入力画像中に複数
    の部分画像を設定し各部分画像に対応する視線を求める
    入力画像処理手段と、入力画像中に設定された部分画像
    について各部分画像をひとつあるいは複数個まとめて画
    像データとする入力画像編集手段と、合成を行う合成画
    像の視点位置と画角および光軸方向とを指定する指示手
    段と、合成画像中に複数の部分画像を設定し各部分画像
    に対応する視線を求めるとともに被写体が存在する焦点
    位置を設定する合成画像処理手段と、合成画像の各部分
    画像に対して視線と焦点位置とにより入力画像の部分画
    像をひとつ指定する検索手段と、合成画像の部分画像に
    検索手段により得られる入力画像の部分画像に対応する
    画像データを拡大または縮小を施して転写する転写手段
    と、入力画像の部分画像の視線情報を記憶する記憶手段
    とを備えた画像合成装置。
  3. 【請求項3】 上記入力画像処理手段および合成画像処
    理手段はそれぞれ上記入力画像および合成画像中に複数
    の部分画像を設定する際、各々の視点位置をとおり地平
    面に垂直な平面と入力画像および合成画像の画像面との
    共通部分である交線上に部分画像を設定することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の画像合成装置。
  4. 【請求項4】 上記合成画像処理手段は上記合成画像中
    に複数の部分画像を設定する際、各々の部分画像が合成
    画像の上辺あるいは左右辺の画素に対応し、その画素上
    を通過するように部分画像数を決定することを特徴とす
    る請求項3記載の画像合成装置。
  5. 【請求項5】 上記入力画像処理手段および合成画像処
    理手段はそれぞれ上記入力画像および合成画像中に設定
    された部分画像の視線を、各々の視点位置から地平面に
    下ろした垂線の足を起点とし、部分画像の設定に用いた
    上記平面と地平面との交線上にのるベクトルとすること
    を特徴とする請求項3記載の画像合成装置。
  6. 【請求項6】 上記合成画像処理手段における焦点位置
    の設定は、合成画像の視点から地平面に下ろした垂線の
    足から視線上一定距離の位置に設定することを特徴とす
    る請求項5記載の画像合成装置。
  7. 【請求項7】 上記検索手段における入力画像の部分画
    像の検索においては、その視線の延長上に焦点位置を有
    し、かつ、その視線と合成画像の部分画像の視線との方
    向の差が最も小さくなる入力画像の部分画像を検索する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載
    の画像合成装置。
  8. 【請求項8】 上記転写手段は転写の際の拡大または縮
    小の倍率を視点位置から焦点位置までの距離の値を用い
    て決定することを特徴とする請求項1〜請求項7のいず
    れかに記載の画像合成装置。
  9. 【請求項9】 上記入力画像処理手段および合成画像処
    理手段は入力画像および合成画像の部分画像を複数の区
    分領域に分割し転写手段における転写の際にそれぞれの
    拡大または縮小の倍率を変更することを特徴とする請求
    項3記載の画像合成装置。
  10. 【請求項10】 上記入力画像処理手段および合成画像
    処理手段における入力画像と合成画像の部分画像の区分
    領域への分割は視点位置と上記焦点位置によって決まる
    境界により2つの区分領域に分割することを特徴とする
    請求項9記載の画像合成装置。
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