JPH10247179A - マルチメディアサーバシステム - Google Patents

マルチメディアサーバシステム

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JPH10247179A
JPH10247179A JP9048925A JP4892597A JPH10247179A JP H10247179 A JPH10247179 A JP H10247179A JP 9048925 A JP9048925 A JP 9048925A JP 4892597 A JP4892597 A JP 4892597A JP H10247179 A JPH10247179 A JP H10247179A
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JP
Japan
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data
types
transmission
server system
multimedia server
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JP9048925A
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Takashi Nozu
崇 野津
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN、インターネット、公衆電話回線等を
通じた各種のデータの送受信を容易かつ確実に行い、効
率的なデータの利用を図る。 【解決手段】 データ伝送制御部3が電話回線2,2
b、LANI/F部6、通信ケーブル4を通じて複数種
のデータの送受信制御を行い、データ解析部7がデータ
伝送制御部3を通じて受信した複数種の受信データの形
式を解析し、それぞれの受信データの形式に基づいて保
存方法を初期設定又は受信データの一方から決定するた
めの解析を行う。この解析結果に基づいてHTML文書
又はHTML文書が扱うTIFF形式のデータにデータ
変換部8で変換する。ここで処理したデータをURL情
報と対応してメモリ部9で記憶する。また、メモリ制御
部10がメモリ部9に記憶したデータをクライアントが
データ伝送制御部3を通じて取り出して利用する際の送
受信を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット、
公衆電話回線、データ処理装置との間のインタフェース
及びローカルネットワーク(LAN)等の複数種の伝送
経路を通じてファクシミリデータ、スキャナデータ、印
刷データ及び電子メールデータ等の複数種類のデータの
送受信を行うマルチメディアサーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複数種の伝送経路を通じ
て複数種類のデータを送受信する例として、特開平8ー
180017号「出力データ共有装置」の従来例が知ら
れている。この従来例ではドキュメント類を共有プリン
タで印刷出力する場合、サーバからのドキュメント類な
どの出力データを単に印刷出力の対象として取り扱うの
みでなく、出力データを格納して、各種の処理用として
用い、その有効活用を図っている。
【0003】この「出力データ共有装置」は、サーバ上
のホストコンピュータ、パーソナルコンピュータ(P
C)及びワークステーション(WS)からの印刷又はデ
ィスプレイでの表示が可能な出力データを外部記憶装置
に格納するものであり、これによって単に印刷出力の機
能にとどまることなく、出力データの格納場所として利
用して、その出力データの広範囲な利用ができるように
なっている。
【0004】また、特開平8ー115286号「分散I
/O統合サーバ」の従来例も知られている。図5はこの
従来例の構成を示すブロック図である。この従来例は分
散I/O統合サーバ11を有しており、この分散I/O
統合サーバ11は入力制御部23、テンポラリファイル
24及び出力制御部26からなる。分散I/O統合サー
バ11には、クライアントであるコンピュータ20,2
5,28が接続されている。また、LAN接続機能付ス
キャナ21,LAN接続機能付Faxモデム22,30
及びLAN接続機能付プリンタ29を有している。
【0005】この図5に示す構成では複数のLAN機能
付きのI/O機器を複合的に機能させ、それぞれを個別
的に使用する場合に比較して、容易な使用方法ととも
に、効率的な処理が可能になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には、以下の二つの欠点がある。 (1)ファイルサーバ内に複数種のデータを格納する場
合、それぞれのデータをその、独自形式のままで格納し
ている。このため、ファイルサーバ内に格納しているフ
ァクシミリデータ、スキャナデータ及びパーソナルコン
ピュータが送出する印刷データを取り出して利用するた
めには、このデータの種別(データ形式)に対応できる
特定のアプリケーションシステム(OS)がクライアン
ト側に必要になってしまう。
【0007】(2)格納データがファイルサーバに格納
されるため、マルチメディアサーバシステムを利用する
ためには、クライアント側にもファイルサーバにおける
ファイリングシステムと同一のファイリングシステムが
必要になる。
【0008】これらは、換言すれば、インターネット、
公衆電話回線、データ処理装置との間のインタフェース
及びローカルネットワーク(LAN)等の複数種の伝送
経路を通じてファクシミリデータ、スキャナデータ、印
刷データ及び電子メールデータ等の複数種類のデータの
送受信が容易かつ確実にできず、効率的なデータ利用が
出来ないという不都合がある。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、インターネット、LAN、
公衆電話回線等の複数種の伝送路を通じてファクシミリ
データ、スキャナデータ、印刷データ及び電子メールデ
ータ等の複数種データの送受信が容易かつ確実に行わ
れ、その効率的なデータ利用が可能になるマルチメディ
アサーバシステムを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明のマルチメディアサーバシステ
ムは、複数種類の伝送路を通じて受信した複数種の受信
データの形式を解析し、それぞれの受信データの形式に
対応した保存方法を初期設定又は受信データの一方から
決定するための解析し、この解析結果に基づいて、統一
した処理形態で利用可能なデータに変換して格納すると
ともに、記憶したデータをクライアントが複数種の伝送
経路を通じて取り出す構成としてある。
【0011】請求項2記載のマルチメディアサーバシス
テムは、複数種類の伝送路を通じて複数種のデータの送
受信制御を行うデータ伝送制御手段と、データ伝送制御
手段を通じて受信した複数種の受信データの形式を解析
し、それぞれの受信データの形式に対応した保存方法を
初期設定又は受信データの一方から決定するための解析
を行うデータ解析手段と、データ解析手段での解析結果
に基づいて、統一した処理形態で利用可能なデータに変
換するデータ変換手段と、データ変換手段で処理したデ
ータを記憶手段と、記憶手段に記憶したデータをクライ
アントがデータ伝送制御手段を通じて取り出して利用す
る際の送受信を制御する制御手段とを備える構成として
ある。
【0012】請求項3記載のマルチメディアサーバシス
テムは、前記複数種の伝送経路が、公衆電話回線、デー
タ処理装置とのインタフェース、LANである構成とし
てある。
【0013】請求項4記載のマルチメディアサーバシス
テムは、前記複数種類の受信データが、ファクシミリデ
ータ、スキャナデータ、印刷データ、電子メールデータ
である構成としてある。
【0014】請求項5記載のマルチメディアサーバシス
テムは、前記複数種類の受信データが、WWWサーバ上
に掲示可能なHTML文書又はHTML文書が取り扱う
TIFF形式のデータであり、電話回線、ローカルエリ
アネットワーク、情報処理装置とのインタフェースを通
じて接続されているクライアントからWWWブラウザで
格納したデータを取り出して利用する構成としてある。
【0015】請求項6記載のマルチメディアサーバシス
テムは、前記電話回線が、公衆電話回線網を収容する構
内交換機に接続された回線である構成としてある。
【0016】請求項7記載のマルチメディアサーバシス
テムは、前記データ伝送制御手段が、データ伝送手順に
よるデータ取り込みに失敗した場合に、この失敗の原因
を示すエラーコードを検出し、かつ、このエラーを検出
した際にエラーコードを含むエラーメッセージ画面を作
成するためのデータ作成手段を備える構成としてある。
【0017】請求項8記載のマルチメディアサーバシス
テムは、前記データ伝送制御手段を通じて取り込んだデ
ータの印刷出力の有無、データ格納場所及び格納方法を
含む情報を選択するための送信側で設定したサブアドレ
ス情報を解析するサブアドレス解析手段を備える構成と
してある。
【0018】このような構成の請求項1,2,3,4,
5,6記載の発明のマルチメディアサーバシステムは、
複数種の伝送経路、例えば、公衆電話回線、データ処理
装置との間のインタフェース、LANからの複数種類の
受信データ、例えば、ファクシミリデータ、スキャナデ
ータ、印刷データ、電子メールデータが統一された処理
形態で利用可能なデータに変換される。このあとのコン
ピュータなどのクライアントが、格納されたデータを複
数種の伝送経路を通じて取り出して利用している。
【0019】この結果、全受信データを、統一されたW
WWで利用可能なHTML文書又はHTML文書が取り
扱うTIFF形式などで蓄積できるようになり、クライ
アントから既存のWWWブラウザで格納されたデータが
利用され、公衆電話回線、データ処理装置との間のイン
タフェースタフェース、LAN等の複数種の伝送路を通
じて複数種データの送受信が容易かつ確実に行われ、そ
の効率的なデータ利用が可能になる。
【0020】請求項7記載の発明のマルチメディアサー
バシステムは、データ伝送手順によるデータ取り込みに
失敗した場合に検出したエラーコードを含むエラーメッ
セージ画面を作成する処理を行っている。したがって、
どのようなデータの取り込みに関する情報も、正常に取
得したデータと同様にインターネット、公衆電話回線上
のどこからでもWWWブラウザを使用することによって
利用できるようになる。
【0021】請求項8記載の発明のマルチメディアサー
バシステムは、送信側で設定したサブアドレス情報にし
たがって取り込んだデータの印刷出力の有無、データ格
納場所及び格納方法の選択が、送信側で設定したサブア
ドレス情報に従って制御できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明のマルチメディアサ
ーバシステムの実施の形態を図面を利用して詳細に説明
する。
【0023】図1は本発明のマルチメディアサーバシス
テムの第1実施形態における構成を示すブロック図であ
る。図1のマルチメディアサーバシステムは、公衆電話
回線を収容する構内交換機1に接続された電話回線2a
を通じてファクシミリデータの送受信の制御を行うデー
タ伝送制御部3を有している。また、このデータ伝送制
御部3は、プリンタケーブル又はRS232Cケーブル
等の通信ケーブル4を通じて受信したパーソナルコンピ
ュータからの印刷データ、スキャナで読み取ったスキャ
ナデータの送受信の制御を行うとともに、LAN5に接
続されるLANI/F部6を通じて受信した電子メール
データの送受信制御も行う。
【0024】また、この例には、データ伝送制御部3を
通じて受信したファクシミリデータ、スキャナデータ、
印刷データ、電子メールデータ等のデータの種別(デー
タ形式)を解析し、それぞれの受信データの形式に対応
した保存方法を初期設定又は受信データの一方に基づい
て決定するための解析を行うデータ解析部7とが設けら
れ、さらに、このデータ解析部7での解析結果に基づい
てHTML文書又はHTML文書が扱うTIFF形式の
データに変換する場合に、その変換処理を行うデータ変
換部8を有している。
【0025】さらに、この例には、データ変換部8で処
理したデータを、そのデータのURL情報と対応して記
憶するメモリ部9、及び、電話回線2b又はLANI/
F部6を通じてコンピュータなどのクライアントがメモ
リ部9に記憶しているHTML文書又はHTML文書が
扱うTIFF形式のデータを取り出して利用する際に、
そのデータ送受信を制御するメモリ制御部10を有して
いる。また、メモリ制御部10には電話回線2bを通じ
て構内交換機12が接続され、この構内交換機12に接
続された公衆電話回線網のクライアントがメモリ部9に
記憶しているHTML文書又はHTML文書が扱うTI
FF形式のデータを取り出して利用する。
【0026】次に、この第1実施形態の動作について説
明する。図2は電話回線2a、通信ケーブル4を通じて
データを受信する際の動作のフローチャートである。図
1及び図2において、ここでは電話回線2aからのファ
クシミリデータ、通信ケーブル4からのスキャナデー
タ、パーソナルコンピュータからの印刷データを受信す
る(ステップS10)。次に、図示しないファクシミリ
装置での送信操作によって、この装置側から構内交換機
1及び電話回線2aを通じて、マルチメディアサーバシ
ステム内のデータ伝送制御部3にファクシミリ送信が通
知される。
【0027】このファクシミリ送信の通知によってデー
タ伝送制御部3は、例えば、G3,G4規格などのファ
クシミリ伝送手順を用いて、デジタル信号化されたファ
クシミリデータ(イメージデータ)を取り込む。この取
り込んだイメージデータはデータ解析部7に入力され、
ここでデータ形式を解析する。データ解析部7では、取
り込んだデータがファクシミリ伝送手順によってデジタ
ル信号化されたイメージデータであることを認識する
と、このファクシミリデータの保存方法を初期設定又は
受信したファクシミリデータの一方に基づいて決定する
(ステップS11)。
【0028】この解析結果を利用し、取り込んだイメー
ジデータをHTML文書又はHTML文書が扱うTIF
F形式のデータに変換する場合、その変換処理を行うデ
ータ変換部8で、デジタル信号化されたイメージデータ
の形式から、WWWサーバ上に掲示可能なHTML文書
が扱うTIFF形式のデータに変換する。なお、このデ
ータ変換を行わない場合は、取り込んだイメージデータ
を、例えば、破棄する。
【0029】一方、通信ケーブル4を介して図示しない
パーソナルコンピュータから入力した印刷指示又はLA
NI/F部6を介して入力した印刷指示がデータ伝送制
御部3に通知されると、データ伝送制御部3が印刷伝送
手順によって、その印刷データを取り込む。データ解析
部7は、データ伝送制御部3が取り込んだデータが印刷
データであることを認識すると、次に、印刷データに対
する保存方法を初期設定又は印刷データの一方に基づい
て決定する。
【0030】この解析結果をHTML文書又はHTML
文書が取り扱うTIFF形式のデータに変換する場合
は、データ変換部8にて印刷データのデータ形式からW
WWサーバ上に掲示可能なHTML文書が扱うTIFF
形式のデータに変換する。このデータ変換を行わない場
合は、取り込んだデータを、例えば、破棄する。
【0031】なお、前記の初期設定として、印刷データ
の受信時に印刷出力を選択して設定しておくことによっ
て、データ変換前に自動的に指定された図示しないプリ
ンタへ印刷データを伝送して、その印刷出力を行うこと
も出来る(ステップS12,S13)。
【0032】さらに、スキャナデータが通信ケーブル4
を通じてデータ伝送制御部3でのデータ伝送手順を通じ
て取り込まれる。データ伝送制御部3は、取り込んだデ
ータがスキャナデータであることを認識すると、次に、
スキャナデータの保存方法を初期設定又はスキャナデー
タの一方に基づいて決定する。この解析結果に基づいて
HTML文書又はHTML文書が取り扱うTIFF形式
のデータに変換する場合は、データ変換部8にてスキャ
ナデータデータをWWWサーバ上に掲示可能なHTML
文書が扱うTIFF形式のデータに変換する(ステップ
S14,S15)。このデータ変換を行わない場合は、
取り込んだデータを、例えば、破棄する。
【0033】なお、ここでの初期設定として、スキャナ
データの受信時に印刷出力を選択して設定しておくこと
により、データ変換前に自動的に指定された図示しない
プリンタへスキャナデータを伝送して、その印刷出力を
行うことも出来る。さらに、LANI/F部6を通じて
転送されたデータに関しても、同様の制御を行うことに
よって、WWWサーバ上に掲示可能なHTML文書又は
HTML文書が取り扱うTIFF形式のデータに変換す
ることも可能である。
【0034】このようにデータ変換部8で変換されたH
TML文書又はHTML文書が取り扱うTIFF形式の
データは、例えば、ファイリングシステムにおけるメモ
リ部9に格納する。このとき、データ変換部8で変換し
たTIFF形式のデータのメモリ部9の格納先(アドレ
ス)をURL情報として検出し、データ変換部8が、こ
こて変換したデータに対応したURL情報をメモリ部9
に送出して格納する(ステップS16,S17)。
【0035】また、データ変換部8がHTML文書又は
HTML文書が取り扱うTIFF形式のデータをメモリ
部9へ格納する場合、URL情報に加えて付加情報を添
付しても良い。この付加情報はデータ受信日時、データ
送付元情報、データ送付先情報であり、データ受信時に
検出する。データ変換部8でデータの変換を行わない場
合、取り込んだデータを、例えば、破棄する。
【0036】電話回線2b,LANI/F部6を通じて
接続されているクライアントがメモリ部9に格納されて
いるHTML文書又はHTML文書が取り扱うTIFF
形式のデータを取り出して利用する場合、まず、このマ
ルチメディアサーバのメモリ制御部10に対するアクセ
スが行われる。メモリ制御部10はメモリ部9からファ
イリングシステム内に格納されているデータに対応した
URL情報を検出してクライアントへ送信する。これ以
降、クライアント側のブラウザからの要求に対するデー
タをメモリ制御部10が電話回線2b及び構内交換機2
b,LANI/F部6を通じて送信する。
【0037】図3は第2実施形態の構成を示すブロック
図である。図3の第2実施形態は、エラーメッセージ画
面を作成する機能を有しており、基本的には第1実施形
態と同様の構成であるが、データ伝送制御部3には、デ
ータ伝送手順によってデータを取り込む際に、そのデー
タ取り込みに失敗した場合、その失敗の原因を示すエラ
ーコードを検出する機能を備えている。また、この第2
実施形態にはエラー発生時に、エラーコードを含むエラ
ーメッセージ画面を作成するためのデータ作成部13が
設けられている。
【0038】次に、第2実施形態の動作について説明す
る。データ伝送制御部3は、データ伝送手順によってデ
ータを取り込む際に、そのデータ取り込みに失敗した場
合の原因を示すエラーコードをデータ作成部13へ通知
する。データ作成部13は、エラーコードを受け取る
と、そのエラーコードを用いて、エラー画面を作成して
データ伝送制御部3へ転送する。
【0039】この結果、この第2実施形態では、どのよ
うなデータの取り込みに関する情報も、正常に取得した
データと同様にLAN5やインターネット、公衆電話回
線上のどこからでもWWWブラウザを使用することによ
って利用することが出来るようになる。
【0040】図4は第3実施形態の構成を示すブロック
図である。図4の第3実施形態は、送信側で設定したサ
ブアドレス情報に従って、このマルチメディアサーバシ
ステム側で取り込んだデータの印刷の有無、データ格納
場所及び格納方法を選択するものであり、そのためのサ
ブアドレス解析部14が設けられている。
【0041】次に、第3実施形態の動作について説明す
る。サブアドレス解析部14は、データ伝送制御部3が
データ伝送手順によってデータを取り込む際に、サブア
ドレスデータが付加されている場合のデータ保存方法、
印刷出力の有無等の付加情報を解析する必要があり、そ
のサブアドレスの解析を要求する。また、サブアドレス
解析部14は、解析結果に基づいてデータの印刷出力の
実行を指示する。
【0042】さらに、サブアドレス解析部14は、デー
タ伝送制御部3の指示で取得したサブアドレスデータか
ら、そのサブアドレスの内容を解析し、この場合、「印
字する/しない」「格納場所」「格納方法(格納データ
を保存する期間など)」等のデータを検出する。また、
解析データによって取り込んだデータの保存方法をデー
タ変換部8へ通知する。データ変換部8はサブアドレス
解析部14で解析された結果に従って、そのデータの格
納場所、格納形式(格納方法)を選択する。
【0043】この結果、この第3実施形態では、サブア
ドレス内の「取得データに対する印字する/しない」
「格納場所」「格納方法」等の選択が、送信側で設定し
たサブアドレス情報に従って制御できるようになる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜6記載の発明のマルチメディアサーバシステムによ
れば、複数種の伝送経路からの複数種類の受信データが
統一された処理形態で利用可能なデータに変換され、こ
の後のコンピュータなどのクライアントが格納されたデ
ータを複数種の伝送経路を通じて取り出して利用してい
る。
【0045】この結果、全受信データを、統一されたW
WWで利用可能なHTML文書又はHTML文書が取り
扱うTIFF形式などで蓄積できるようになり、クライ
アントから既存のWWWブラウザで格納されたデータが
利用できるようになる。すなわち、効率的なデータ利用
が可能になる。
【0046】請求項7記載の発明のマルチメディアサー
バシステムは、データ伝送手順によるデータ取り込みに
失敗した場合に検出したエラーコードを含むエラーメッ
セージ画面を作成する処理を行っているため、どのよう
なデータの取り込みに関する情報も、正常に取得したデ
ータと同様にインターネット、WWWブラウザを使用す
ることによって公衆電話回線上のどこからでも利用でき
るようになる。
【0047】請求項8記載の発明のマルチメディアサー
バシステムは、送信側で設定したサブアドレス情報に従
って取り込んだデータの印刷出力の有無、データ格納場
所及び格納方法の選択が送信側で設定したサブアドレス
情報に従って制御できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディアサーバシステムの第1
実施形態における構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態にあってデータを受信する際の動
作のフローチャートである。
【図3】第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【図4】第3実施形態の構成を示すブロック図である。
【図5】従来例にかかる構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 構内交換機 2a,2b 電話回線 3 データ伝送制御部 4 通信ケーブル 5 LAN 6 LANI/F部 7 データ解析部 8 データ変換部 9 メモリ部 10 メモリ制御部 12 構内交換機 13 データ作成部 14 サブアドレス解析部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の伝送路を通じて受信した複数
    種の受信データの形式を解析し、それぞれの受信データ
    形式に対応した保存方法を初期設定又は受信データの一
    方から決定するための解析を行い、この解析結果に基づ
    いて、統一した処理形態で利用可能なデータに変換して
    格納するとともに、記憶したデータをクライアントが前
    記複数種の伝送経路を通じて取り出すことを特徴とする
    マルチメディアサーバシステム。
  2. 【請求項2】 複数種類の伝送路を通じて複数種のデー
    タの送受信制御を行うデータ伝送制御手段と、 前記データ伝送制御手段を通じて受信した複数種の受信
    データの形式を解析し、それぞれの受信データの形式に
    対応した保存方法を初期設定又は受信データの一方から
    決定するための解析を行うデータ解析手段と、 前記データ解析手段での解析結果に基づいて、統一した
    処理形態で利用可能なデータに変換するデータ変換手段
    と、 前記データ変換手段で処理したデータを記憶する手段
    と、 前記記憶手段に記憶したデータをクライアントが前記デ
    ータ伝送制御手段を通じて取り出して利用する際の送受
    信を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするマルチメディアサーバシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数種の伝送経路が、公衆電話回線、デ
    ータ処理装置とのインタフェース、LANであることを
    特徴とする請求項1又は2記載のマルチメディアサーバ
    システム。
  4. 【請求項4】 前記複数種類の受信データが、ファクシ
    ミリデータ、スキャナデータ、印刷データ、電子メール
    データであることを特徴とする請求項1又は2記載のマ
    ルチメディアサーバシステム。
  5. 【請求項5】 前記複数種類の受信データが、WWWサ
    ーバ上に掲示可能なHTML文書又はHTML文書が取
    り扱うTIFF形式のデータであり、電話回線、ローカ
    ルエリアネットワーク、情報処理装置とのインタフェー
    スを通じて接続されているクライアントからWWWブラ
    ウザで格納したデータを取り出して利用することを特徴
    とする請求項1又は2記載のマルチメディアサーバシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記電話回線が、公衆電話回線網を収容
    する構内交換機に接続された回線であることを特徴とす
    る請求項3記載のマルチメディアサーバシステム。
  7. 【請求項7】 前記データ伝送制御手段が、データ伝送
    手順によるデータ取り込みに失敗した場合に、この失敗
    の原因を示すエラーコードを検出し、かつ、このエラー
    を検出した際にエラーコードを含むエラーメッセージ画
    面を作成するためのデータ作成手段を備えることを特徴
    とする請求項2記載のマルチメディアサーバシステム。
  8. 【請求項8】 前記データ伝送制御手段を通じて取り込
    んだデータの印刷出力の有無、データ格納場所及び格納
    方法を含む情報を選択するための送信側で設定したサブ
    アドレス情報を解析するサブアドレス解析手段を備える
    ことを特徴とする請求項2記載のマルチメディアサーバ
    システム。
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