JPH10246636A - 減揺装置 - Google Patents

減揺装置

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JPH10246636A
JPH10246636A JP5075397A JP5075397A JPH10246636A JP H10246636 A JPH10246636 A JP H10246636A JP 5075397 A JP5075397 A JP 5075397A JP 5075397 A JP5075397 A JP 5075397A JP H10246636 A JPH10246636 A JP H10246636A
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JP
Japan
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gimbal
rotation shaft
main system
axis
supported
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JP5075397A
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English (en)
Inventor
Kazumichi Kato
一路 加藤
Takayoshi Fujii
隆良 藤井
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減揺装置において、最適な制振効果を得るた
めのバネ定数の調節の調整や変更は、バネそのものの交
換や接続部の変更等により行うしかなく、最適な制振効
果を得るためのバネの調節は困難である。 【解決手段】 ジンバル10とジンバル回転軸13が接
続されるジンバル側面に可動用溝を設け、ジンバル10
とジンバル回転軸13とを固定するための固定用具31
を用いて、可動用溝に沿って止め具32により固定す
る。これにより、ジンバル全体の重心とジンバル回転軸
とに偏差を持たせ振り子構造とし、ジンバル回転軸13
を固定する位置の調節により、バネ定数に相当するパラ
メータの調節変更を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶やゴンドラ等
の本体に横揺れ(揺動)防止のために設置する、ジャイ
ロモーメントを用いた減揺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の減揺装置の構成を示すモデルの一
例を図6に示す。図において、符号11はジャイロ・ロ
ータを、符号12はジャイロ・ロータ回転軸を示す。ま
た、符号10は、ジャイロ・ロータ11を支える枠であ
るジンバルを、符号13はジンバル回転軸を、符号14
はジンバル回転軸13まわりの復元力として働くバネ
を、符号15は回転運動の減衰を行うジンバル回転軸1
3まわりのダンパを示す。なお、ここでいう「ダンパ」
は回転運動の減衰を行う全ての手段の総称を意味する。
また、符号20は制御対象となる主系を、符号21は主
系回転軸を、符号22、23は主系回転軸21回りのバ
ネおよびダンパを示す。なお、図において、記号Φxは
ジンバル10の角変位を、記号Φyは主系20の角変位
を符号Ωはジャイロ・ロータ11の回転速度を表わして
いる。
【0003】図に示す直交座標系において、制御対象と
なる主系20のy軸回りの振動を抑制するためにジンバ
ル10をxz平面に設ける。そして、ジャイロモーメン
トを発生させるために回転速度Ωで回転するジャイロ・
ロータ11をz軸上に設置する。ここで、ジンバル10
はジンバル回転軸13を中心として回転可能に支持され
るとともに、ジンバル回転軸回りのバネ14によって、
図示の位置(中立位置)に弾性的に支持され、さらに、
ダンパ15により回転運動が減衰されるようになってい
る。また、主系20は主系回転軸21を中心として回転
可能に支持されるとともに、主系回転軸回りのバネ22
によって、図示の位置(中立位置)に弾性的に支持さ
れ、さらに、ダンパ23により回転運動が減衰されるよ
うになっている。この減揺装置において、外乱による主
系20のy軸まわりの回転(主系の回転角Φy)によ
り、ジャイロ・ロータ11には、ジンバル回転軸13の
x軸まわりにジャイロモーメントが作用する。さらに、
ジンバル10と主系20は、バネ14とダンパ15によ
り接続、支持されているため、ジンバル10の回転によ
るジャイロモーメントによりy軸に制振作用が働く。こ
こで、ジンバル10の回転は、ジンバル10と主系20
間に取り付けたバネ14とダンパ15で調節する。な
お、実際に用いる際は、主系は船舶やゴンドラ自身を指
し、主系のバネやダンパは、主系本体の重力や形状によ
るバネ、空気や水等の粘性などによるダンパを指す。こ
れら主系のバネやダンパを制御することは困難であり、
減揺装置は、そのジンバル回転軸回りのバネやダンパを
制御することで、主系の制振効果を出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最適な制振
効果を得るためには、バネ14とダンパ15の調節が必
要となる。しかし、上述の減揺装置において、バネ14
をねじりバネ等の機械部品で構成している場合、バネ定
数の調整や変更は、バネそのものの交換や接続部の変更
等により行うしかない。よって、最適な制振効果を得る
ためのバネの調節は困難である、という課題がある。本
発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、バネ定
数に相当するパラメータの調節変更が容易な減揺装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、主系回転軸
を中心として揺動する主系に設けられた支持手段と、該
支持手段により、前記主系回転軸を含む平面内で主系回
転軸と直交する方向へ向けて支持されたジンバル回転軸
と、該ジンバル回転軸に支持されて一体に回転するジン
バルと、該ジンバルに支持され、前記主系回転軸および
ジンバル回転軸と直交する方向に向けられた軸を中心と
して回転するジャイロ・ロータと、前記ジンバルと支持
手段との間に設けられて前記ジンバルに前記ジンバル回
転軸回りのモーメントを与える振り子手段と、を備えた
ことを特徴とする減揺装置である。
【0006】請求項2に記載の発明は、主系回転軸を中
心として揺動する主系に設けられた支持手段と、該支持
手段により、前記主系回転軸を含む平面内で主系回転軸
と直交する方向へ向けて支持されたジンバル回転軸と、
該ジンバル回転軸に支持されて一体に回転するジンバル
と、該ジンバルに支持され、前記主系回転軸およびジン
バル回転軸と直交する方向に向けられた軸を中心として
回転するジャイロ・ロータと、前記ジンバルと支持手段
との間に設けられて前記ジンバル全体の重心をジンバル
回転軸に対してずらす振り子手段と、を備えたことを特
徴とする減揺装置である。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1あるい
は請求項2に記載の揺動装置において、前記振り子手段
が、前記ジンバルと前記ジンバル回転軸が接続されるジ
ンバル側面に設けられた可動用溝と、前記ジンバルと前
記ジンバル回転軸とを固定する固定用具と、前記固定用
具を前記可動用溝に沿って固定する止め具と、を備えた
ことを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の揺動装置において、前記可動用溝が前記ジンバル全体
の重心が前記ジャイロ・ロータの回転軸方向に移動する
よう前記ジンバル側面に設けられたことを特徴としてい
る。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1あるい
は請求項2に記載の揺動装置において、前記振り子手段
が、おもりと、前記おもりを前記ジンバルの底部に固定
するための止め具とを備えたことを特徴としている。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の揺動装置において、前記おもりが、前記ジンバル全体
の重心が前記ジャイロ・ロータの回転軸方向に移動する
位置に前記止め具により前記ジンバルの底部に固定され
ることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
減揺装置を図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の一実施形態によ
る減揺装置を示す図である。同図において図6の各部に
対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略す
る。本実施形態の減揺装置の構成は図6に示す従来の減
揺装置に以下の構成変更をしたものである。具体的に
は、符号20は制御対象となる主系を、符号10はジン
バルを、符号13はジンバル回転軸を、符号31はジン
バル10とジンバル回転軸13とを固定するための固定
用具を、符号32は固定用具を固定するための止め具を
表している。図において、ジンバル10とジンバル回転
軸13とは、固定具31および止め具32を用いて固定
されている。ここで、ジンバル10はジンバル回転軸1
3を介して、主系20に固定された支持部90、接続部
91により主系20に支持されている。また、ジンバル
回転軸13は、ジンバル回転軸13と支持部90とを接
続する接続部91により回転可能に接続されている。な
お、接続部91には、図6に示すダンパ15あるいは摩
擦抵抗などによりこれと同等の減衰力を与えるブレーキ
等が内蔵されている。
【0012】次に、図2は図1の減揺装置におけるジン
バル10とジンバル回転軸13とが接続される部分をジ
ンバル回転軸13方向よりみた図である。図よりジンバ
ル10とジンバル回転軸13とが接続されるジンバル側
面34は、ジャイロ・ロータ回転軸12に対して平行な
関係にあり、このジンバル側面34に2本の可動用溝3
3a、33bが形成されている。そして、この2本の可
動用溝33a、33bにより、ジンバル10に対してジ
ンバル回転軸13を可動用溝33a、33bの長さ方向
の任意の位置に固定することができる。そして、ジンバ
ル10とジンバル回転軸13は、固定用具31と可動用
溝33とをボルト等の止め具32を用いて一体に締め付
けることにより固定される。
【0013】図6において、従来の減揺装置では、主系
20とジンバル10とを接続するバネ14による復元力
Tkは、 Tk=kΦx ・・・(1) と表せる。ここで、記号kはバネ14のバネ定数を、記
号Φxはジンバル10の角変位である。一方、本実施の
形態の減揺装置では、ジンバル10全体の重心とジンバ
ル回転軸13との偏差を「ε」、ジンバル10全体の質
量を「m」とすると、ジンバル10およびジンバル回転
軸13により構成される振り子の復元力Tk’は、 Tk’=mgε・sinΦx ・・・(2) と表せる。ここで、記号gは重力加速度を表す。式
(1)においてk=1、式(2)においてmgε=1の
場合、すなわち、 Tk=Φx、 Tk’=sinΦx の場合の復元力Tk、Tk’とジンバル10の角変位Φ
xとの関係を図3に示す。図3において、縦軸は復元力
Tk、Tk’を横軸はジンバル10の角変位Φx(単
位:ラジアン)である。また、バネを用いた場合の復元
力Tkは実線で、振り子による復元力Tk’は破線で表
している。図よりジンバル10の角変位Φxが小さい範
囲では、 Tk≒Tk’ となる。
【0014】よって、ジンバル10に対してジンバル回
転軸13を移動可能とし、ジンバル10全体の重心とジ
ンバル回転軸13とをずらした振り子構造にすることに
より、ばね機構と等価な復元力を与えることが可能とな
る。よって、ジンバル10に対してジンバル回転軸13
を固定する位置の調整によりバネ定数に相当するパラメ
ータの調節変更が容易となる。また、ジャイロ・ロータ
回転軸12に平行なジンバル側面34に可動用溝33
a、33bが設けられている。よって、これらの可動用
溝33a、33bが、ジンバル10とジンバル回転軸1
3とを固定した際に、ジンバル10全体の重心がジンバ
ル回転軸13に対しジャイロ・ロータ回転軸12方向の
みずれるようなる。
【0015】なお、上記実施の形態における減揺装置の
可動用溝は、例えば、1本の可動用溝をジンバル10全
体の重心がジンバル回転軸13に対しジャイロ・ロータ
回転軸12方向にずれるように設け、2本の止め具で固
定することも可能である。しかし、可動用溝を2本設
け、4つの止め具でジンバル10とジンバル回転軸13
を固定することにより、ジンバル10とジンバル回転軸
13との固定をより確実なものとするとともに、ジンバ
ル10が回転する際の止め具32にかかる力を軽減でき
る。
【0016】(第2の実施の形態)他の実施の形態を図
4に示す。図において図1の各部に対応する部分には同
一の符号を付け、その説明を省略する。図において、符
号11はジャイロ・ロータを、符号12はジャイロ・ロ
ータ回転軸を、符号42a、42bは止め具を、符号4
3a、43bはおもりを表している。なお、ジャイロ・
ロータ回転軸12を介して、ジャイロ・ロータ11がジ
ンバル10に接続、支持されている。
【0017】図5は、図4の減揺装置におけるジンバル
底部を表した図である。図よりジンバル底部41には2
つのおもり43a、43bが止め具42a、42bによ
りジンバル底部41に固定されている。止め具42a、
42bによるおもり43a、43bの固定方法として
は、おもり43a、43bを貫通するボルトでジンバル
底部41の内面に締め付ける、あるいは、おもり43
a、43bを接着する等がある。なお、おもり43a、
43bは、ジンバル10とジンバル回転軸13とを固定
した際に、ジンバル10全体の重心がジンバル回転軸1
3に対しジャイロ・ロータ回転軸12方向にずれるよう
に止め具42a、42bにより固定される。
【0018】上述したように、ジンバル底部41におも
り42a、42bを設けることにより、ジンバル10全
体の重心とジンバル回転軸13とに偏差が生じ、第1の
実施の形態と同様に、ジンバル10全体の重心とジンバ
ル回転軸13とをずらした振り子構造となる。よって、
ばね機構と等価な復元力を与えることが可能となり、お
もり43a、43bの重さの調節によりバネ定数に相当
するパラメータの調節変更が容易となる。また、おもり
43a、43bは、ジンバル10全体の重心がジンバル
回転軸13に対しジャイロ・ロータ回転軸12方向にず
れるようにジンバル底面41に固定される。よって、制
御対象となる主系平面が重力方向に対して垂直な場合、
ジンバル10全体の重心をずらしてもジンバル10の復
元力が重力方向に対して非対称となることはなく、制振
効果を高めることができる。なお、本実施の形態におけ
る減揺装置のおもり2個設けられているが、他の個数設
けることも可能である。しかし、おもりをジャイロ・ロ
ータ回転軸12に対して対称に2個設けることにより容
易に、ジンバル10全体の重心をジンバル回転軸13に
対しジャイロ・ロータ回転軸12方向にずれるようでき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による減揺
装置によれば、下記の効果を得ることができる。請求項
1に記載の発明によれば、ジンバルにジンバル回転軸回
りのモーメントを与える振り子手段を設けることによ
り、ばね機構と等価な復元力を与えることが可能とな
る。よって、バネ定数に相当するパラメータの調節変更
が容易となる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、ジンバル
全体の重心をジンバル回転軸に対してずらす振り子手段
を設けることにより、ばね機構と等価な復元力を与える
ことが可能となる。よって、バネ定数に相当するパラメ
ータの調節変更が容易となる。
【0021】また、請求項3に記載の発明によれば、振
り子手段はジンバルとジンバル回転軸が接続されるジン
バル側面に設けられた可動用溝と、ジンバルとジンバル
回転軸とを固定するための固定用具と、この固定用具を
可動用溝に沿って固定するための止め具とにより実現さ
れている。これにより、ばね機構と等価な復元力を与え
ることが可能となるとともに、ジンバルとジンバル回転
軸との固定位置を調節することによりバネ定数に相当す
るパラメータの調節変更が容易となる。
【0022】また請求項4に記載の発明によれば、可動
用溝はジンバル全体の重心がジャイロ・ロータ回転軸方
向に移動するようジンバル側面に設けられている。よっ
て、制御対象となる主系平面が重力方向に対して垂直な
場合、ジンバル全体の重心をずらしてもジンバルの復元
力が重力方向に対して非対称となることはなく、制振効
果を高めることができる。
【0023】また請求項5に記載の発明によれば、振り
子手段はおもりと、このおもりをジンバルの底部に固定
するための止め具とにより実現されている。これによ
り、ばね機構と等価な復元力を与えることが可能となる
とともに、おもりの重さを調節することによりバネ定数
に相当するパラメータの調節変更が容易となる。
【0024】また請求項6記載の発明によればおもり
は、ジンバル全体の重心がジャイロ・ロータ回転軸方向
に移動する位置に止め具によりジンバルの底部に固定さ
れる。よって、制御対象となる主系平面が重力方向に対
して垂直な場合、ジンバル全体の重心をずらしてもジン
バルの復元力が重力方向に対して非対称となることはな
く、制振効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による減揺装置を示す図
である。
【図2】 図1の減揺装置におけるジンバルとジンバル
回転軸とが接続される部分を示す図である。
【図3】 本発明における減揺装置における復元力を説
明するための図である。
【図4】 本発明の他の実施形態による減揺装置を示す
図である。
【図5】 図4の減揺装置におけるジンバル底部の内面
を示す図である。
【図6】 減揺装置の一従来例の構成図である。
【符号の説明】
10 ジンバル 11 ジャイロ・
ロータ 12 ジャイロ・ロータ回転軸 13 ジンバル回
転軸 20 主系 31 固定用具 32 止め具 33
a、33b 可動用溝 34 ジンバル側面 41 ジンバル底
部 42a、42b 止め具 43a、43b
おもり 90 支持部 91 接続部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主系回転軸を中心として揺動する主系に
    設けられた支持手段と、 該支持手段により、前記主系回転軸を含む平面内で主系
    回転軸と直交する方向へ向けて支持されたジンバル回転
    軸と、 該ジンバル回転軸に支持されて一体に回転するジンバル
    と、 該ジンバルに支持され、前記主系回転軸およびジンバル
    回転軸と直交する方向に向けられた軸を中心として回転
    するジャイロ・ロータと、 前記ジンバルと支持手段との間に設けられて前記ジンバ
    ルに前記ジンバル回転軸回りのモーメントを与える振り
    子手段と、を備えたことを特徴とする減揺装置。
  2. 【請求項2】 主系回転軸を中心として揺動する主系に
    設けられた支持手段と、 該支持手段により、前記主系回転軸を含む平面内で主系
    回転軸と直交する方向へ向けて支持されたジンバル回転
    軸と、 該ジンバル回転軸に支持されて一体に回転するジンバル
    と、 該ジンバルに支持され、前記主系回転軸およびジンバル
    回転軸と直交する方向に向けられた軸を中心として回転
    するジャイロ・ロータと、 前記ジンバルと支持手段との間に設けられて前記ジンバ
    ル全体の重心をジンバル回転軸に対してずらす振り子手
    段と、を備えたことを特徴とする減揺装置。
  3. 【請求項3】 前記振り子手段は、 前記ジンバルと前記ジンバル回転軸が接続されるジンバ
    ル側面に設けられた可動用溝と、 前記ジンバルと前記ジンバル回転軸とを固定する固定用
    具と、 前記固定用具を前記可動用溝に沿って固定する止め具
    と、を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の減揺装置。
  4. 【請求項4】 前記可動用溝は、 前記ジンバル全体の重心が前記ジャイロ・ロータの回転
    軸方向に移動するよう前記ジンバル側面に設けられたこ
    とを特徴とする請求項3記載の減揺装置。
  5. 【請求項5】 前記振り子手段は、 おもりと、前記おもりを前記ジンバルの底部に固定する
    ための止め具とを備えたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の減揺装置。
  6. 【請求項6】 前記おもりは、 前記ジンバル全体の重心が前記ジャイロ・ロータの回転
    軸方向に移動する位置に前記止め具により前記ジンバル
    の底部に固定されることを特徴とする請求項5記載の減
    揺装置。
JP5075397A 1997-03-05 1997-03-05 減揺装置 Pending JPH10246636A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012521548A (ja) * 2009-03-26 2012-09-13 センサーダイナミクス アクチエンゲゼルシャフト 互いに直交する三つの空間軸に関する回転運動を決定するためのマイクロジャイロスコープ
US10036447B2 (en) 2015-07-07 2018-07-31 Tohmei Industries Co., Ltd. Stabilizer and ship
CN114152248A (zh) * 2021-12-08 2022-03-08 无锡凌云创兴智能技术有限公司 一种行车防摇摆装置

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