JPH10243596A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH10243596A
JPH10243596A JP4046297A JP4046297A JPH10243596A JP H10243596 A JPH10243596 A JP H10243596A JP 4046297 A JP4046297 A JP 4046297A JP 4046297 A JP4046297 A JP 4046297A JP H10243596 A JPH10243596 A JP H10243596A
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JP
Japan
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holder
magnetic wedge
stator core
magnetic
wedge
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JP4046297A
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English (en)
Inventor
Mikio Umeda
幹男 梅田
Isao Kishimoto
功 岸本
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットからの磁性くさびの抜けを防止す
る。 【解決手段】 磁性くさび25の長さをステータコア1
4の厚さよりも大きくし、磁性くさび25をスロット2
0内に挿入したとき、その両端部がステータコア14の
端面から突出するようにする。そして、磁性くさび25
の両端部にホルダ26を嵌着して該磁性くさび25の抜
けを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスロット内に磁性く
さびを挿入したモータに係り、特に、その磁性くさびの
ずれ止め構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータでは界磁用のマグネッ
トをロータに設けている。このマグネットの形成材料と
しては、従来、フェライト系の材料が用いられていた
が、最近、高出力・高効率化のために、エネルギー密度
の高いネオジウム系の材料が採用されてきている。この
ネオジウム系の材料は従来のフェライト系の材料と比較
し、電気抵抗が非常に小さく、電気良導体の領域に入
る。
【0003】一方、ブラシレスモータの駆動中、ロータ
のマグネットとステータコアとの間のギャップ内におけ
る磁束密度は図19に二点鎖線Aで示すように変動す
る。同図に示された磁束密度の急激な低下変動はステー
タコアにスロット開口部が存在することに起因するもの
で、以下の説明では、このスロット開口部の存在による
磁束密度変動をスロットリップルということとする。な
お、同図において、マグネットは4極のものである。ま
た、通常、ブラシレスモータは速度制御のためにPWM
制御されるため、ステータコイルに供給される電流が図
18のように脈動し、その脈動電流によりステータコイ
ルに発生する磁束密度も脈動する。
【0004】このようにPWM制御を行うブラシレスモ
ータでは、スロット開口部の存在および駆動電流の脈動
に起因して磁束密度が変動し、この磁束密度の変動によ
りマグネットの表面に誘導起電力が発生して渦電流が流
れるようになる。このマグネットに発生する渦電流はモ
ータ効率を低下させる。特に、最近の界磁用のマグネッ
トをエネルギー密度の高いネオジウム系の材料で形成し
た場合には、電気抵抗が低いことから、マグネットの表
面に渦電流が発生し易く、モータ効率の低下傾向が顕著
となる。
【0005】この解決策の一つとして、ステータコアの
スロット開口部に磁性くさびを挿入し、この磁性くさび
によって図19に破線B(透磁率μ10)、或いは実線
C(透磁率μ100)で示すようにスロットリップルを
小さくしたり、駆動電流の脈動による磁束密度の変動を
磁性くさびで吸収したりしてマグネットでの渦電流の発
生を抑制する構成が取られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】磁性くさびがその機能
を十分に発揮するには、所定位置に正しく固定されてい
なければならない。しかしながら、従来では、図20に
示すように、ステータコア1のスロット2の内面に略U
字形の絶縁シート3を宛てがった上で該スロット2内に
コイル4を収めた後、磁性くさび5をスロット2内に押
し込んでコイル4の弾性力により保持し、そして最終工
程でステータ全体をワニスで固めるようにしている。な
お、図20において、6は磁性くさび5とコイル4との
間を電気的に絶縁するための絶縁くさびである。
【0007】上述のように、従来では、磁性くさび5を
コイル4の弾発力で保持する構成であるから、磁性くさ
び5がステータコア1の軸方向に位置ずれを生じ易く、
その効果を十分に得ることができないという問題があっ
た。また、磁性くさび5がスロット2からずれ落ちたり
すると、最悪の場合、ロータ(図示せず)とステータコ
ア1との間のギャップに挟み込まれてモータがロックし
てしまうことが考えられる。本発明は上記の事情に鑑み
てなされたもので、その目的は、磁性くさびがステータ
コアの軸方向に位置ずれを生じたり、ステータコアのス
ロットからずれ落ちたりすることを防止できるモータを
提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のモータは、スロットとティースとを交互に
有するステータコアと、このステータコアに巻装された
ステータコイルと、前記スロット内に挿入された磁性く
さびとを具備し、前記磁性くさびの長さ寸法を前記ステ
ータコアの軸方向厚さ寸法よりも大きく設定することに
より、磁性くさびの端部をステータコアの端面から突出
させ、その突出端部に抜け防止用のホルダを設けたこと
を特徴とするものである。この手段によれば、磁性くさ
びはホルダによってスロットから抜け出ないように止め
られるので、ステータコアの軸方向への位置ずれの発生
が防止される。
【0009】この場合、ホルダでの渦電流損の発生を防
止するために、ホルダは非磁性で且つ低導電率の材料に
より形成することが好ましい。また、磁性くさびにホル
ダを嵌合によって取り付ける際、材質上、比較的脆い磁
性くさびが欠損することを防止するために、ホルダを熱
収縮性材料で形成し、磁性くさびの端部に熱収縮によっ
て密に嵌合することが好ましい。磁性くさびに対するホ
ルダの保持をより確実にするため、ホルダを隣接する他
のホルダと相互に連結し、または、他のホルダと一体に
形成することができる。
【0010】磁性くさびがステータコアの軸方向のどち
らへもずれ動くことがないようにするために、ホルダは
磁性くさびの両端部に設けることが好ましい。また、磁
性くさびに余計な力が作用しないようにするため、ホル
ダにスロットの内面に嵌合する突部を一体に設け、この
突部によりホルダをステータコアに保持させることがで
きる。また、磁性くさびとコイルとの間に設けていた絶
縁くさびを省略するために、ホルダにスロット内に挿入
されて磁性くさびとコイルのコイル辺との間に介在され
る絶縁部を一体に延設することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をブラシレスモータ
に適用した第1実施例を図1〜図7に基づいて説明す
る。ブラシレスモータの全体を示す図2において、モー
タケースは円筒状のケース11の両端部にブラケット1
2を取り付けて構成されており、ケース11の内側には
ステータ13のコア14が嵌着されていると共に、両側
のブラケット12に装着されたボールベアリング15に
ロータ16のシャフト17が回転自在に支承されてい
る。
【0012】上記ロータ16はマグネット形として構成
され、そのシャフト17にはロータコア18が嵌着され
ていると共に、このロータコア18の外周部に界磁用の
マグネット19が装着されている。上記マグネット19
はネオジウム系の材料により形成されており、ステータ
コア13の内側に僅かなギャップGを存して配置されて
いる。
【0013】一方、ステータ13のコア14には、図3
に示すように、ステータコア14の内周面において開口
するスロット20およびティース21が交互に多数形成
されており、このステータコア14にはステータコイル
22が巻装されている。なお、この実施例では、ステー
タ13は3相4極構成となっている。
【0014】さて、前記ステータコイル22の具体的な
配置形態を示す図4において、ステータコア14のスロ
ット20の内面には、略U字形の絶縁シート23が宛て
がわれており、この絶縁シート23の両端間はスロット
20の開口部20aに向かって開放されている。そし
て、ステータコイル22はコイル辺22aをスロット2
0の開口部20aから絶縁シート23の内側に収納する
ようにしてステータコア14に巻装されており、このス
テータコイル22をステータコア14に巻装した後、ス
ロット20内には絶縁くさび24が収納され、この絶縁
くさび24によって絶縁シート23の両端間が塞がされ
ている。
【0015】スロット20内には、その開口部20a側
に位置して磁性くさび25が挿入配置されており、この
磁性くさび25とステータコイル22との間が絶縁くさ
び24により電気的に絶縁されている。上記磁性くさび
25は粉末のフェライトなどの磁性材料をプラスチック
に混入して成形したもので、図5にも示すように、スロ
ット20の幅広部分に合致する幅広部25aとスロット
20の開口部20aに合致する幅狭部25bとからなる
断面略T字形をなしている。そして、この磁性くさび2
5の長さ寸法はステータコア18の軸方向の厚さ寸法よ
りも大きく設定されており、この寸法設定により、磁性
くさび25の長手方向両端部はステータコア18の軸方
向両端面から突出している。
【0016】上記磁性くさび25の長手方向両端部には
図1、図2、図7に示すようにホルダ26が嵌着されて
いる。このホルダ26は、該ホルダ26での渦電流の発
生を防止してモータ効率の低下を防止するために、非磁
性で且つ低導電率の材料、例えば熱収縮性を有するプラ
スチックにより図6も示すように矩形状に形成されてい
る。このホルダ26は磁性くさび25の断面形状と同形
状の略T字形の嵌合孔27を有しており、この嵌合孔2
7は当初は磁性くさび25よりも大きく、磁性くさび2
5の両端部に緩く嵌合するようになっている。そして、
嵌合孔27を磁性くさび25の両端部に嵌合した後、ホ
ルダ26を加熱して収縮させることにより、該ホルダ2
6を磁性くさび25の両端部に強く嵌着するようにして
いる。これにより、磁性くさび25にホルダ16を嵌合
する際、材質上比較的脆い磁性くさび25の角部などが
欠損することのないようにしている。なお、ステータ1
3は磁性くさび25にホルダ26を嵌着した後、ワニス
処理される。
【0017】このように本実施例によれば、磁性くさび
25の軸方向両端部にホルダ26が嵌着されているの
で、このホルダ26によって磁性くさび25がスロット
20から抜け出ることのないように止められる。このた
め、磁性くさび25がスロット20から突出するように
位置ずれしたり、スロット20からずれ落ちたりするこ
とを防止できる。このため、磁性くさび25が有する磁
束密度の変動緩和機能を十分に発揮させることができ
る。
【0018】この場合、ホルダ26は磁性くさび25の
両端部に設けられていて、その2個のホルダ26により
ステータコア14を挟み付けた状態になっているので、
磁性くさび25はステータコア14の軸方向のいずれに
もずれ動くことがないように規制でき、より効果的であ
る。なお、ブラシレスモータが縦形(シャフト17が上
下方向に指向)配置される場合には、ホルダ26は上側
となる一端側だけでも良い。
【0019】また、本実施例では、ホルダ26を熱収縮
性プラスチックにより形成したので、ホルダ26を磁性
くさび25に嵌合する際には緩い嵌め合い関係にして、
比較的脆い磁性くさび25の角部が欠損するおそれのな
いようにし、嵌合後はホルダ26を熱収縮させることに
より、磁性くさび25の損傷を招くことなく強固に嵌着
でき、磁性くさび25からのホルダ26の外れを効果的
に防止できる。図8は本発明の第2実施例を示す。この
図8に示されたホルダ26の嵌合孔27は、ステータコ
ア14のスロット20の開口部20aに対応する部位に
おいて外部に開放された形態となっている。このように
嵌合孔27を開放した結果、ホルダ26全体としては略
C字形となるので、ホルダ26を熱収縮性プラスチック
で形成せずとも、ホルダ26を広げるように弾性変形さ
せて磁性くさび25に嵌め込むようにすることにより、
該磁性くさび25を損傷することなく強く嵌着できる。
【0020】図9は本発明の第3実施例を示すもので、
これは、ホルダ26にステータコア14のスロット20
および開口部20a内に挿入されてその内面に嵌合する
突部としてのリブ28を嵌合孔27に沿って突設したも
のである。ちなみに、リブ28を設ける場合には、嵌合
孔27がリブ28の肉厚分小さくなるので、これに合わ
せて嵌合孔27に嵌合される磁性くさび25の端部もそ
の分だけ小さく形成しておくものである。
【0021】この実施例によれば、スロット20および
開口部20aに対するリブ28の嵌合により、ホルダ2
6それ自体がステータコア14に保持されようになるた
め、ホルダ26に外力が加わっても、その外力が磁性く
さび24に作用しないようにすることができ、磁性くさ
び24の折損、欠損などの防止に役立つ。また、ホルダ
26のローリングひいては磁性くさび25のスロット2
0内でのローリングを防止でき、磁性くさび25の位置
ずれ防止を一層確実に行うことができる。
【0022】この場合、図10に示す本発明の第4実施
例のようにホルダ26にスロット20の内面に嵌合する
突子29を延設することにより、より一層確実にホルダ
26のローリングを防止することができる。なお、図1
1に示す本発明の第5実施例のように、リブ28として
は、嵌合孔27の全周にわたって設けずとも、嵌合孔2
7を三方から囲むだけの形態のものとしても良い。
【0023】また、図12に示す本発明の第6実施例の
ように、ホルダ26の一辺にリブ31を突設し、このリ
ブ31をステータコア14の内周面に嵌合する構成とす
ることにより、ホルダ26がステータコア14の外周方
向にずれたりすることを防止することができる。
【0024】図13は本発明の第7実施例を示すもの
で、これはホルダ26を相互に連結できるように構成し
たものである。すなわち、ホルダ26の幅方向両端部に
は、厚さ方向に互い違いにして連結部26a,26bが
突設されており、一方の連結部26aには係合部として
の突起26cが突設されていると共に、他方の連結部2
6bには被係合部としての小孔26dが形成されてい
る。
【0025】このようなホルダ26は、各スロット20
の磁性くさび25の突出端部に嵌着する際、連結部26
aの突起26cを隣のホルダ26の連結部26bの小孔
26dに嵌合し、各スロット20の磁性くさび25に嵌
着されたホルダ26が相互に連結されて円環状に連なっ
た状態にされる。このように多数のホルダ26を相互に
連結することにより、ホルダ26の位置ずれが防止され
るので、磁性くさび25の位置ずれをより確実に防止す
ることができる。
【0026】この場合、図14および図15に示す本発
明の第7実施例のように、円環状のホルダ環31に多数
の嵌合孔27を形成し、各嵌合孔27を各スロット20
に挿入した磁性くさび25の端部に嵌着する構成として
も良い。このように多数のホルダ26を一体に円環状に
連ねた形態とすることにより、一層確実に磁性くさび2
5の位置ずれを防止することができる。
【0027】図16は本発明の第8実施例を示すもの
で、これは、磁性くさび25の両端部に嵌着される2個
のホルダ26のうち、一方のホルダ26に絶縁部として
の短冊状の絶縁片33を一体に形成したものである。こ
の絶縁片33は磁性くさび25とステータコイル22と
の間に挿入されて両者間を電気的に絶縁する。従って、
磁性くさび25とステータコイル22との間を絶縁する
ための絶縁くさび24が不要となる。
【0028】この場合、図17に示す本発明の第9実施
例のように、磁性くさび25の両端部に嵌着される2個
のホルダ26に絶縁部としての短冊状の絶縁片34を一
体に形成し、それら2個のホルダ26を磁性くさび25
の両端部に嵌着したとき、2個のホルダ26の絶縁片3
4の先端が互いに突き合わされるように構成して、各ホ
ルダ26の絶縁片34が磁性くさび25とステータコイ
ル22との間の片側半分ずつを絶縁するようにしても良
い。
【0029】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、例えばブラシレスモータ
に限られず、磁性くさびを設けたモータ一般に広く適用
できる等、その要旨を逸脱しない範囲じ種々変更して実
施することができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の発明
によれば、ホルダによって磁性くさびの位置ずれを防止
することができるので、磁性くさびの機能を十分に発揮
させることができる。請求項2記載の発明によれば、ホ
ルダは非磁性で且つ低導電率の材料で形成されているの
で、ホルダでの渦電流の発生を防止することができ、モ
ータ効率の低下を防止できる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、ホルダを熱
収縮させることによって磁性くさびに嵌着できるので、
比較的脆い磁性くさびの欠損を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、ホルダは相互に連結さ
れ、または一体に形成されているので、位置ずれの防止
をより確実に行うことができる。請求項5記載の発明に
よれば、磁性くさびの両端部にホルダを設けたので、磁
性くさびが軸方向のどちらへもずれ動くことがないよう
にすることができる。請求項6記載の発明によれば、ホ
ルダにスロットの内面に嵌合する突部を設けたので、ホ
ルダをステータコアに保持させることができ、磁性くさ
びの損傷をより効果的に防止できる。請求項7記載の発
明によれば、ホルダにスロット内に挿入されて磁性くさ
びとコイルのコイル辺との間に介在される絶縁部を一体
に突設したので、磁性くさびとコイルとの間に設けてい
た絶縁くさびを省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の平面図
【図2】ブラシレスモータの縦断側面図
【図3】図2の III−III 線に沿う縦断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿う縦断面図
【図5】磁性くさびの斜視図
【図6】ホルダの斜視図
【図7】磁性くさびにホルダを嵌着して示す斜視図
【図8】本発明の第2実施例を示す図6相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図6相当図
【図10】本発明の第4実施例を示す図6相当図
【図11】本発明の第5実施例を示す図6相当図
【図12】本発明の第6実施例を示す図6相当図
【図13】本発明の第7実施例におけるホルダの連結構
成を示す斜視図
【図14】本発明の第8実施例における一体形成したホ
ルダの部分斜視図
【図15】全体の平面図
【図16】本発明の第9実施例を示すホルダの斜視図
【図17】本発明の第10実施例を図16相当図
【図18】従来の欠点を説明するためのステータコイル
への供給電流波形図
【図19】ステータとロータのギャップにおける磁束密
度分布図
【図20】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図中、13はステータ、14はステータコア、16はロ
ータ、19はマグネット、20はスロット、21はティ
ース、22は絶縁シート、24は絶縁くさび、25は磁
性くさび、26はホルダ、27は嵌合孔、28,30は
リブ、32はホルダ環、33,34は絶縁片(絶縁部)
である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットとティースとを交互に有するス
    テータコアと、 このステータコアに巻装されたステータコイルと、 前記スロット内に挿入された磁性くさびとを具備し、 前記磁性くさびの長さ寸法を前記ステータコアの軸方向
    厚さ寸法よりも大きく設定することにより、磁性くさび
    の端部をステータコアの端面から突出させ、その突出端
    部に抜け防止用のホルダを設けたことを特徴とするモー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダは非磁性で且つ低導電率の材
    料により形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のモータ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダは熱収縮性材料で形成され、
    前記磁性くさびの端部に熱収縮によって密に嵌合される
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記ホルダは隣接する他のホルダと相互
    に連結され、または、他のホルダと一体に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記ホルダは前記磁性くさびの両端部に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のモー
    タ。
  6. 【請求項6】 前記ホルダには前記スロットの内面に嵌
    合される突部が一体に設けられていることを特徴とする
    請求項1記載のモータ。
  7. 【請求項7】 前記ホルダには前記スロット内に挿入さ
    れて前記磁性くさびと前記コイルのコイル辺との間に介
    在される絶縁部が一体に延設されていることを特徴とす
    る請求項1記載のモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116956A1 (ja) * 2006-04-04 2007-10-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 検出部材の固定構造および電動過給機
CN111555488A (zh) * 2019-02-08 2020-08-18 株式会社日立产业机器 旋转电机和使用它的电梯用曳引机系统

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