JPH10243580A - データ収集システム - Google Patents

データ収集システム

Info

Publication number
JPH10243580A
JPH10243580A JP9038005A JP3800597A JPH10243580A JP H10243580 A JPH10243580 A JP H10243580A JP 9038005 A JP9038005 A JP 9038005A JP 3800597 A JP3800597 A JP 3800597A JP H10243580 A JPH10243580 A JP H10243580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
search
data
slave
slave station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9038005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3479709B2 (ja
Inventor
Kenji Ogawa
謙治 小川
Minoru Kanai
実 叶井
Toshifumi Yoshikawa
敏文 吉川
Saburo Yasukawa
三郎 安川
Hidekazu Matsumoto
秀和 松本
Kiyoji Iwashita
喜代次 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP03800597A priority Critical patent/JP3479709B2/ja
Publication of JPH10243580A publication Critical patent/JPH10243580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3479709B2 publication Critical patent/JP3479709B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/16Electric power substations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S40/00Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
    • Y04S40/12Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
    • Y04S40/126Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment using wireless data transmission

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 系統構成の変更による通信ルートの変化に柔
軟に対応できること。 【解決手段】 親局21が検索局としてサービスエリア
内に検索パケットを送信する。この検索パケットを子局
40a、40dが受信したときには、各子局40a、4
0dが各子局のアドレスと座標を含む検索応答パケット
を親局21に返信する。親局21は、受信した検索応答
パケットのデータにしたがって親局21と各子局40
a、40dの通信経路に関する通信経路テーブルを作成
し、親局21と子局40a、40dの通信ルートを認識
する。さらに子局40bからの検索応答パケットは子局
40aを中継局として親局21が受信し、親局21は、
受信した検索応答パケットのデータにしたがって子局4
0bに関する通信ルートも認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ収集システ
ムに係り、特に、親局と電力系統に沿って分散して配置
された複数の子局との間で電力系統に関するデータの授
受を無線を用いて行うに好適なデータ収集システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】電力系統において親局と複数の子局との
間で電力用データの授受を行う通信方法としては、主
に、通信線による通信方式、電力線搬送による通信方
式、無線による通信方式がある。
【0003】通信線による通信方式としては、同軸ケー
ブルや、複合架空地線(光ファイバーケーブル)などで
構成された電力会社所有の専用回線を利用してデジタル
通信する方式などが知られている。
【0004】電力線搬送による通信方式としては、配電
系統の営業所と配電系統に設置された開閉器子局間で通
信する例などが知られている。
【0005】一方、無線による通信方式は、通信線の布
設が困難な山間部による送電線情報の収集などに利用さ
れており、この通信方式の場合には、あらかじめ設定さ
れた固定の通信ルートにしたがって中継通信を行い、近
距離から遠距離の送電線情報を基地装置に収集するよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通信線による通信方式
は、同軸ケーブルや、複合架空地線などの設置に手間が
かかり、優先通信であるため、通信装置の新設、移設に
よる通信構成の変更が困難である。さらに、地絡事故な
どに伴って配電系統の系統構成を変更する場合、系統構
成の変更に合わせて通信経路を変更することが余儀なく
され、しかも、通信線の断線時には通信が不可能とな
る。
【0007】一方、電力線搬送による通信方式は、電力
線を通信回線として利用しているため、電力線との結合
装置が必要であり、装置の小型化が困難である。また電
力線が断線した場合は通信が不可能となる。さらに商用
周波数に合わせて情報を伝送しなければならず、通信線
による通信方式よりも通信速度が遅い。
【0008】無線による通信方式は、中継通信を行う通
信ルートが固定であるため、通信に関しては有線と機能
的に同じであり、無線機の故障により通信が不可能とな
る。また送電線の系統構成が変更された場合には、中継
通信を行う通信ルートの再設定が必要であり、しかもこ
の通信ルートの再設定に多くの時間を要する。
【0009】本発明の目的は、系統構成の変更による通
信経路の変化に柔軟に対応することができるデータ収集
システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、系統に沿って分散して配置されて系統の
状態量を計測して系統データを生成する複数の子局と、
各子局によって生成された系統データを収集する親局と
を備え、前記親局は、検索局として自局の無線サービス
エリア内に検索データを送信する第1検索データ送信手
段と、第1検索データ送信手段の送信による検索データ
に応答した検索応答データを受信したときに検索応答デ
ータを送信した子局を通信可能な子局として認識する第
1子局認識手段と、第1子局認識手段により認識された
子局からの検索応答データを基に親局と各子局の通信経
路に関する通信経路情報を作成する第1通信経路情報作
成手段と、第1子局認識手段により認識された子局に対
して検索指令を出力する第1検索指令手段とを有し、 前記各子局は、検索指令により検索局として自局の無線
サービスエリア内に検索データを送信する第2検索デー
タ送信手段と、第2検索データ送信手段の送信による検
索データに応答した検索応答データを受信したときに検
索応答データを送信した子局を通信可能な子局として認
識する第2子局認識手段と、他局の検索データを受信し
たときに自局固有の識別データを含む検索応答データを
検索局に送信するとともに第2子局認識手段により認識
された子局からの検索応答データを検索局に向けて送信
する検索応答データ送信手段とを有するデータ収集シス
テムを構成したものである。
【0011】データ収集システムを構成するに際して
は、親局に、第1子局認識手段により認識された子局以
外の子局を宛先局として、この宛先局に対する中継局を
第1通信経路情報作成手段の作成による通信経路情報に
したがって第1子局認識手段により認識された子局の中
から選択する中継局選択手段あるいは第1子局認識手段
により認識された子局以外の子局を宛先局として、この
宛先局に対する中継局を第1通信経路作成手段の作成に
よる通信経路情報のうち各局間の中継回数または各局間
の距離にしたがって第1子局認識手段により認識された
子局の中から選択する中継局選択手段を設けることもで
きる。さらに第1通信経路情報作成手段としては、第1
子局認識手段により認識された子局からの検索応答デー
タをもとに各局間の中継回数と各局間の距離を含む中継
経路に関する通信経路情報を作成する機能を設けること
ができ、第1検索指令手段としては、第1子局認識手段
により認識された子局と中継局選択手段により選択され
た中継局に対して検索指令を出力する機能を備えたもの
で構成することができる。
【0012】一方、各子局に、検索局からの検索指令を
中継して第2子局認識手段により認識された子局に送信
する検索指令中継手段や第2子局認識手段により認識さ
れた子局に対して検索指令を出力する第2検索指令手段
を設けることもできる。さらに検索応答データ送信手段
として、他局の検索データを受信したときに自局固有の
識別データと位置データを含む検索応答データを検索局
に送信するとともに第2子局認識手段により認識された
子局からの検索応答データを検索局に向けて送信する機
能を有するもので構成することができる。
【0013】各データ収集システムを構成するに際して
は、以下の要素を付加することができる。
【0014】各子局は、通信可能な子局との通信により
子局の故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段の
検出による故障情報を通信可能な他の局に送信する故障
情報送信手段とを有し、親局は、子局からの故障情報に
従って第1通信経路情報作成手段の作成による通信経路
情報を更新する通信経路情報更新手段を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態を示すデータ収
集システムの全体構成図である。図1において、配電変
電所20には、電力系統を構成する複数の配電線70、
71、72が接続されており、各配電線70〜72には
負荷50a〜50dが接続されている。そして各負荷5
0a〜50dには配電変電所20から配電線70〜72
を介して電力が供給されている。親局21は通信線60
を介して、電力系統を監視、制御する営業所10に設置
されている中央局11と接続されている。また各配電線
70〜72の負荷50a〜50d近傍には子局40a〜
40dが分散して配置されている。各子局40a〜40
dは、配電線70〜72にそれぞれ取り付けられたセン
サ30a〜30dに接続されている。子局40a〜40
dは、例えば配電線70〜72自体や電柱になどに設置
され、親局21あるいは他の子局と無線で系統データ、
例えば、配電線の電圧、電流に関するデータの授受を行
うように構成されている。すなわち、各センサ30a〜
30dは配電線70〜72における電圧、電流などを計
測し、この計測値を各子局40a〜40dに出力するよ
うになっており、各子局40a〜40dは各センサ30
a〜30dで計測された計測値をもとに系統データを生
成し、生成した系統データを親局21または他の子局に
無線で送信するようになっている。
【0017】親局21は、各子局によって生成された系
統データを生成するに際して、親局21と各子局との通
信経路(通信ルート)を認識するために、まず、検索局
として自局の無線サービスエリア内に検索データを送信
し、この検索データに応答した検索応答データを受信し
たときに、検索応答データを送信した子局を通信可能な
子局として認識し、認識された子局からの検索応答デー
タをもとに各局間の中継回数と各局間の距離を含む通信
経路に関する通信経路情報を作成する機能を備えている
とともに、通信可能な子局と認識された子局以外の子局
を宛先局として、この宛先局に対する中継局と通信経路
情報のうち各局間の中継回数または局間の距離にしたが
って選択し、また通信可能な子局と認識された子局と中
継局として選択された子局に対して検索指令を出力する
機能を備えている。
【0018】具体的には、親局21は、図2に示すよう
に、無線通信部22、アンテナ23、端末装置24を備
えており、端末装置24には制御部25、記憶部26、
通信経路テーブル作成部27から構成されている。無線
通信部22とアンテナ23により検索データの送信が行
われるとともに、検索応答データの受信が行われ、受信
した検索応答データをもとに、通信経路に関する通信経
路情報として通信経路テーブルが通信機能テーブル作成
部27で作成される。そして通信経路テーブル作成部2
7で作成された通信経路テーブルに関する情報は記憶部
26に記憶される。この記憶部26には親局21のアド
レスや座標が記憶されている。
【0019】一方、各子局40a〜40dは、検索指令
により検索局として自局の無線サービスエリア内に検索
データを送信し、この検索データに応答した検索応答デ
ータを受信したときに、検索応答データを送信した子局
を通信可能な子局として認識し、他局の検索データを受
信したときに自局固有の識別データ(自局のアドレス)
と位置データ(座標)を含む検索応答データを検索局に
送信するとともに、通信可能な子局として認識された子
局からの検索応答データを検索局に向けて送信する機能
を備えている。
【0020】具体的には、各子局40a〜40dは、図
3に示すように、計測部41、記憶部42、コントロー
ラ43、無線通信部44、アンテナ45を備えており、
計測部41が各センサ30a〜30dに接続されてい
る。各センサ30a〜30dで計測された電圧、電流に
関する計測値が計測部41に入力されると、計測値をも
とに系統データが生成される。この系統データは記憶部
42に記憶されるとともに、コントローラ43からの指
令にしたがって、無線通信部44、アンテナ45を介し
て送信される。また検索データは無線通信部44を介し
てアンテナ45から送信される。検索応答データや通信
経路テーブルに関するデータはアンテナ45を介して無
線通信部44で受信され、受信した各データが記憶部4
2に記憶される。この記憶部42には自局固有の識別デ
ータとして自局のアドレスや位置データとしての座標が
格納されている。
【0021】次に、システムの新設時に、電力用データ
収集システムの通信ルートを検索して、通信経路テーブ
ルを作成するときの機能を図4ないし図7にしたがって
説明する。
【0022】図4に示す電力用データ収集システムにお
いて、営業所10の管轄地域801内に親局21、子局
40a、40b、40dが配置され、親局21の無線サ
ービスエリア(無線により通信可能な範囲)802内に
子局40a、40dが配置され、親局21、子局40a
〜40dにはアドレスA〜Eや座標が局設置時に設定さ
れている。親局21の通信経路テーブルには、図5に示
すように、差し出し局と宛先局間の中継回数が記録され
るようになっており、中継回数が「1」である局間は直
接通信可能であることを表わしている。そして通信経路
テーブルに登録されている局は親局21と通信可能ある
ことを表わしている。また親局21の座標テーブルに
は、図6に示すように、各局が設置されている所の座標
が記録されるようになっている。なお各テーブルにおい
て、「−」は不定を表わす。
【0023】次に、親局21が通信経路テーブルを作成
するに際しては、通信ルートの検索が行われる。以下、
具体的な手順を図7のフローチャートにしたがって説明
する。 まず、親局21は、通信ルートの検索を行う局
(以下、検索局と称する。)の選択を行う(ステップS
10)。この検索局としては、通信経路テーブルに登録
されている局のうち検索を行っていない局(まだ検索局
として選択されていない局)が選択される。ただし、電
力用データ収集システムでは、管轄地域801内の系統
データを収集するために、営業所10の管轄地域801
から外れる子局は検索局として選択しない。このため、
初期状態では、通信経路テーブルおよび座標テーブルに
は、親局21にみが登録されているので、通信経路テー
ブルおよび座標テーブルは図5(a)、図6(a)の通
りとなる。したがって、このとき親局21は自局を検索
局に選択する。
【0024】次に、親局21は、検索局として、同報送
信による検索を行う(ステップS11)。すなわち親局
21は、同報通信(通信処理ノードに送られてきた通信
路を複数の端末に送信する通信方式)により検索パケッ
ト(検索データ)を送信して親局21の無線サービスエ
リア802内に設置されている子局を検索する。このと
き無線サービスエリア801内に設置されている子局4
0a、4dが検索パケットを受信したときには、各子局
40a、40dは、検索パケットを送信した局である親
局21に対して、各子局のアドレスと座標を含むデータ
として検索応答パケット(検索応答データ)を返信する
(ステップS12)。
【0025】子局40a、40dからの検索応答パケッ
トを受信した親局21は、子局40a、40dを通信可
能な子局と認識し、通信経路テーブルおよび座標テーブ
ルをそれぞれ図5(b)、図6(b)に示すように更新
する(ステップS1)。なお、検索応答パケットが返信
されないときには、親局21は自局を通信ルートの末端
の子局として認識し、この結果を検索応答パケットとし
て同様の処理を行う。
【0026】更新された通信経路テーブルは、親局21
と子局40a、40d間は直接通信が可能であるので、
中継回数は「1」となり、子局40aと子局40d間は
親局20を介して通信ができるので、中継回数は「2」
となる。また座標テーブルには、新しく認識された子局
40a、40dの座標が登録される。そして更新された
通信経路テーブルおよび座標テーブルの情報は通信可能
となった子局40a、40dに送信される(ステップS
14)。そして通信経路テーブル、座標テーブルに関す
る情報を受信した子局40a、40dは自局の通信経路
テーブルおよび座標テーブルの内容を親局21と同様に
更新する(ステップS15)。これにより、親局21、
子局40a、40dは互いに通信可能となる。親局21
が自局の無線サービスエリア801内の通信ルートの検
索を終了したあとは、通信経路テーブルを作成するため
に、引き続き他の通信ルートの検索を行う。この場合、
通信経路テーブルに登録されている局の中から、検索局
となっていない子局である子局40a、40dのうち任
意の1局を検索局として選択する。例えば親局21は、
子局40aを検索局に選択する(ステップS20)。こ
れにより親局21は、子局40aに検索を行わせるため
に、子局40aに対して検索指示パケットを送信する
(ステップS21)。
【0027】検索指示パケットを受信した子局40a
は、図8に示すように、同報通信により検索パケットを
送信してサービスエリア803内に設置されている子局
の検索を行う(ステップS22)。このとき、サービス
エリア803内に設置されている子局40bが検索パケ
ットを受信すると、子局40bは、検索パケットを送信
した検索局(この場合子局40a)に対して、自局のア
ドレスと座標を含むデータとして検索応答パケットを返
信する(ステップS23)。
【0028】子局40bからの検索応答パケットを受信
した子局40aは、子局40bを通信可能な子局と認識
し、この検索結果をデータとして検索指示パケットに対
する応答パケット(検索応答データ)を親局21に返信
する(ステップS22)。子局40aからの検索指示パ
ケットに対する応答パケットを受信した親局21は、子
局40bを通信可能な子局と認識し、通信経路テーブル
および座標テーブルをそれぞれ図5(c)、図6(c)
に示すように更新する(ステップS24)。
【0029】更新された通信経路テーブルにおいて、子
局40bと子局40a間は直接通信できるので、これら
の局間の中継回数は「1」に、子局40bと親局21間
は子局40aを介して通信できるので、これらの局間の
中継回数は「2」に、子局40bと子局40d間は子局
40a、親局20を介して通信できるので、これらの局
間の中継回数は「3」となる。また座標テーブルには、
新しく認識された子局40bの座標が登録される。更新
された通信経路テーブルおよび座標テーブルはそれぞれ
通信可能となった子局40a、40b、40dに送信さ
れる(ステップS25)。そして通信経路テーブル、座
標テーブルに関する情報を受信した子局40a、40
b、40dは通信経路テーブルおよび座標テーブルを親
局21同様に更新する(ステップS26)。これによ
り、親局21、子局40a、40b、40dは互いに通
信可能となる。
【0030】親局21は、ステップS20〜S26の処
理と同様に、引き続き通信ルートの検索を行い、営業所
10の管轄地域801内に設置されている子局の選択を
行う。 ここで、繰り返し通信ルートの検索を行って
も、検索局に選択した子局と親局21とが直接通信でき
なくなることが生じることを考慮し、本実施形態では、
中継局を選択してパケットの中継を行うことにより、親
局21が直接通信できない局間で通信ルートの検索を行
うこととしている。以下、中継を行う通信ルートの検索
の手順について図9、図10および図11にしたがって
説明する。なお、親局21、子局40a、40b、40
dの通信経路テーブルおよび座標テーブルはそれぞれ図
5(c)、図6(c)に示されている通りに登録されて
いるものとする。
【0031】まず、親局21は、ステップS10、S2
0と同様の手順により、子局40bを検索局に選択する
(ステップS30)。次に、親局21は、子局40aに
検索を行わせるために、子局40aに検索指示パケット
を送信する。しかし、この場合、親局21と子局40b
は直接通信できないため(中継回数>1)、中継局を選
択して検索指示パケットの送信を行う(ステップS3
1)。
【0032】ここで、中継局を選択する手順を図11の
フローチャートにしたがって説明する。
【0033】基本的には、中継回数が最も少なく、通信
距離が最も短くなる局を中継局に選択する。まず、通信
経路テーブルから、自局と直接通信可能な局(中継回数
=1)の中で、宛先局への中継回数を求める(ステップ
S40)。自局である親局21と直接通信できる局は子
局40aおよび子局40dであり、これらの局から宛先
局である子局40bへの中継回数はそれぞれ1回、3回
である。
【0034】次に、ステップS40で求めた中継回数が
最も少ない子局が複数あるか否かを判定する(ステップ
S41)。中継回数が最も少ない子局は子局40a1局
だけである。そこで、中継回数が最も少ない子局が1局
である場合、ステップS40で求めた中継回数が最も少
ない子局を中継局に選択する(ステップS42)。した
がって、この場合子局40aを中継局に選択する。
【0035】本例では、中継回数が最も少ない子局が1
局であるため、ステップS40〜S42までの手順で中
継局が選択されたが、中継回数が最も少ない子局が2局
以上ある場合には、ステップS43〜S44の手順を実
行して中継局を選択する。
【0036】例えば、中継回数が最も少ない子局が2局
以上ある場合、ステップS40で求めた中継回数が最も
少ない子局の中で、自局との通信距離を通信テーブルの
座標をもとに求める(ステップS43)。そして通信距
離が最も短い子局を中継局に選択する。ただし、通信距
離が最も短い子局が2局以上ある場合には、その局の中
の任意の1局を中継局に選択する(ステップS44)。
以上の手順により、通信経路テーブルおよび座標テーブ
ルを用いて、中継局の選択を行うことができる。 中継
局を選択したあとはステップS31の手順に戻る。ここ
では、親局21は、子局40aを中継局に選択し、子局
40bに検索指示パケットを送信する。このとき親局2
1からのパケットを受信した子局40aは、子局40b
と直接通信できるので、パケットを子局40bへ中継す
る(ステップS32)。そして子局40bは、子局40
aにより中継された親局21からのパケットを受信する
(ステップS33)。さらに検索指示パケットを受信し
た子局40bは、ステップS11、S22と同様の手順
により、検索パケットを送信してサービスエリア804
内に設置されている子局を検索する(ステップS3
3)。
【0037】子局40bのサービスエリア804内には
子局40cが設置されており、子局40cが検索パケッ
トを受信したときには、子局40cは、検索パケットを
送信した子局40bに対して、自局のアドレスと座標を
データとして検索応答パケットを返信する(ステップS
34)。
【0038】子局40cからの検索応答パケットを受信
した子局40bは、子局40cを通信可能な子局と認識
し、この検索結果をデータとして検索指示パケットに対
する応答パケットを親局21に返信する。さらに子局4
0cは、ステップS40〜S44と同様の手順により、
子局40aを中継局に選択して親局21へ検索指示パケ
ットに対する応答パケットを送信する(ステップS3
3)。そして子局40bからの検索指示パケットに対す
る応答パケットを受信した子局40aは、ステップS3
2と同様の手順により、親局21へ検索指示パケットに
対する応答パケットを送信する(ステップS35)。そ
して子局40aからの検索指示パケットに対する応答パ
ケットを受信した親局21は、子局40cを通信可能な
子局と認識し、通信経路テーブルおよび座標テーブルを
それぞれ図5(d)、図6(d)のように更新する(ス
テップS36)。
【0039】更新された通信経路テーブルにおいて、子
局40cと子局40b間は直接通信できるので、これら
の局間の中継回数は「1」に、子局40cと子局40a
間は子局40bを介して通信できるので、これらの局間
の中継回数は「2」に、子局40cと親局21間は子局
40b、子局40aを介して通信できるので、これらの
局間の中継回数は「3」に、子局40cと子局40d間
は子局40b、子局a、親局21を介して通信できるの
で、これらの局間の中継回数は「4」になる。また座標
テーブルには、新しく認識された子局40cの座標が登
録される。さらに更新された通信経路テーブルおよび座
標テーブルの内容は通信可能となった子局40a、40
b、40d、40eにそれぞれ送信される(ステップS
37)。また通信経路テーブル、座標テーブルを受信し
た子局40a、40b、40c、40dは通信経路テー
ブルおよび座標テーブルの内容を親局と同様に更新する
(ステップS38)。これにより、親局21、子局40
a、40b、40c、40dはそれぞれ互いに通信可能
となる。
【0040】親局21は、ステップS20〜S26、S
30〜S38と同様に、引き続き通信ルートの検索を行
い、営業所10の管轄地域801内に設置されている全
ての子局の検索を行う。
【0041】以上の処理を実行することにより、本実施
形態における電力用データ収集システムにおいては、シ
ステムの新設時に、親局21と各子局40a、40b、
40c、40dに関する通信ルートを認識(再認識)す
ることができる。
【0042】また本実施形態における電力用データ収集
システムは、ステップS40〜S44の手順にしたがっ
て中継局を選択し、選択した中継局を介してパケットの
中継を行うことにより、親局が直接通信できない局間で
通信を行うことができる。したがって、前述した手順を
用いて、親局21からシステム内の各子局40a〜40
dに系統データを要求し、各子局40a〜40dから親
局21に系統データを返信することにより、各子局40
a〜40dにより計測された系統データを親局21に収
集することができる。
【0043】本実施形態における機能は、システムの新
設時だけでなく、システム内の子局の移設、増設などに
よりシステムの構成が変更された場合にも、電力用デー
タ収集システムの通信ルートを認識(再認識)すること
ができるので、系統構成およびシステム構成の変更に伴
う通信ルートの変更に柔軟に対応することができる。ま
た本実施形態における機能は、親局21内の端末装置お
よび子局内のコントローラなどにプログラミングされて
おり、システム管理者は、新設または移設、増設を行っ
た子局に座標を再設定し、親局21通信ルートを認識さ
せる機能を実行させることにより、通信ルートを自動で
認識することができ、複雑な作業を行う必要がなく、通
信再開までにかかる時間と労力を大幅に削減できる。
【0044】また、図12および図13に示すように、
親局21にGPS受信部28、GPSアンテナ29を設
置し、子局にGPS受信部46、GPSアンテナ47を
設置し、各GPS受信部28、46で受信された受信デ
ータをもとに測位を実行させることで座標を設定するこ
とができる。この場合には、作業者が装置設置(再設
置)時に座標を設定する必要がなくなるため、装置の保
守が簡便になるとともに、作業者の労力を削減できる。
【0045】次に、本発明の他の実施形態を図14ない
し図18にしたがって説明する。
【0046】本実施形態は、電力用データ収集システム
に、局故障を検出する機能を付加し、局故障を検出して
電力用データ収集システムの通信ルートを再認識して迂
回ルートを作成することにより、局故障が発生しても通
信可能としたものである。図14に電力用データ収集シ
ステムの構成を示し、図15に通信経路テーブルを示
し、図16に座標テーブルを示す。さらに図17および
図18にフローチャートを示す。
【0047】最初に、通信誤りによって局故障を検出す
る具体的な手順を図17のフローチャートにしたがって
説明する。まず、送信局(以下、T局)は受信局(以下
R局)へパケットを送信する(ステップS70)。パケ
ット受信したR局は、T局へ応答パケットを送信する
(ステップS75)。T局はパケットを送信したあと、
R局からの応答パケットを一定時間待つ(ステップS7
1〜S73)。そして一定時間内にR局からの応答パケ
ットを正常に受信できた場合、通信成功と判断して処理
を終了する(ステップS73)。
【0048】一方、通信誤りなどの異常により、一定時
間内に応答パケットを受信できなかった場合は、通信失
敗と判断して送信処理(再送信)を行う(ステップS7
4)。そして再送信の回数が一定回数を越えた場合に
は、R局を故障と判断して故障の内容を親局21に通知
する。これにより、電力用データシステムは、通信誤り
により局故障を検出することができる。
【0049】次に、局故障を検出したあとの具体的な手
順を図18のフローチャートにしたがって説明する。
【0050】まず、子局40aが正常な場合、通信経路
テーブルおよび座標テーブルは図15(a)、図16の
通りにである。そして子局40bは、親局21に系統デ
ータを送信するために、前述した手順により中継局とし
て子局40aを選択して系統データを送信する(ステッ
プS60)。しかし、子局40aは故障しているため、
子局40bは、前述した局故障を検出する手順により、
子局40aが故障していることを検出する(ステップS
61)。
【0051】子局40aの故障を検出した子局40b
は、前出した中継を行う手順によって中継を行い、親局
21に子局40aが故障である旨の情報を送信する(ス
テップS62〜S64)。
【0052】子局40aが故障であることの情報を受信
した親局21は、前述した通信ルートを検索して通信経
路テーブルを作成する機能により、通信ルートの再認識
を行う(ステップS65)。この場合、通信経路テーブ
ルは図15(b)の通りに更新される。そして更新され
た通信経路テーブルの内容は通信可能な子局に送信さ
れ、各子局の通信経路テーブルも親局21と同様に更新
される。
【0053】これにより、子局40aを除いた親局2
1、子局40b、40c、40dによる通信が可能とな
る。また更新された通信経路テーブルにより、子局40
bは親局21に系統データを送信することができる(ス
テップS66〜S69)。
【0054】以上の手順により、電力用データ収集シス
テムは、局故障により一部の子局との通信が不能となっ
ても、電力用データ収集システムの通信ルートを再認識
して迂回ルートを作成することにより、局故障が発生し
ても通信することができる。
【0055】また座標テーブルにより、故障した局の位
置が分かるので、現場での故障局の特定が容易であり、
修理に要する時間を短縮できる。
【0056】また、前記実施形態においては、各子局
に、子局として認識した子局に対して検索指令を出力す
る検索指令手段としての機能を持たせることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
親局と各子局間および各子局間で検索データと検索応答
データの授受を行い、検索応答データを送信するとき
に、検索応答データに自局固有の識別データを含む情報
を送信するようにしているため、検索応答データをもと
に親局と各子局の通信経路に関する通信経路情報を作成
することができ、システムの新設、および子局の移設、
増設、故障などによってデータ収集システムの構成が変
更された場合でも、データ収集システムの通信ルートを
認識および再認識することが可能となり、系統構成およ
びシステム構成の変更に伴う通信ルートの変更に柔軟に
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電力用データ収集シ
ステムの全体構成図である。
【図2】親局の構成図である。
【図3】子局の構成図である。
【図4】システム新設時の作用を説明するためのシステ
ム構成図である。
【図5】通信経路テーブルの構成説明図である。
【図6】座標テーブルの構成説明図である。
【図7】システムの新設時の作用を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図8】子局の作用を説明するためのシステム構成図で
ある。
【図9】他の子局の作用を説明するためのシステム構成
図である。
【図10】中継局の選択が必要なときの処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】中継局の選択方法を説明するためのフローチ
ャートである。
【図12】親局の他の実施形態を説明するための構成図
である。
【図13】子局の他の実施形態を示す構成図である。
【図14】局故障の検出方法を説明するためのシステム
構成図である。
【図15】局故障時の通信経路テーブルの構成図であ
る。
【図16】局故障時の座標テーブルの構成図である。
【図17】局故障の検出方法を説明するためのフローチ
ャートである。
【図18】局故障時の子局の検索方法を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
20 配電変電所 21 親局 22 無線通信部 23 アンテナ 24 端末装置 25 制御部 26 記憶部 27 通信経路テーブル作成部 30a〜30d センサ 40a〜40d 子局 41 計測部 42 記憶部 43 コントローラ 44 無線通信部 45 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安川 三郎 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 松本 秀和 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 岩下 喜代次 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 系統に沿って分散して配置されて系統の
    状態量を計測して系統データを生成する複数の子局と、
    各子局によって生成された系統データを収集する親局と
    を備え、 前記親局は、検索局として自局の無線サービスエリア内
    に検索データを送信する第1検索データ送信手段と、第
    1検索データ送信手段の送信による検索データに応答し
    た検索応答データを受信したときに検索応答データを送
    信した子局を通信可能な子局として認識する第1子局認
    識手段と、第1子局認識手段により認識された子局から
    の検索応答データを基に親局と各子局の通信経路に関す
    る通信経路情報を作成する第1通信経路情報作成手段
    と、第1子局認識手段により認識された子局に対して検
    索指令を出力する第1検索指令手段とを有し、 前記各子局は、検索指令により検索局として自局の無線
    サービスエリア内に検索データを送信する第2検索デー
    タ送信手段と、第2検索データ送信手段の送信による検
    索データに応答した検索応答データを受信したときに検
    索応答データを送信した子局を通信可能な子局として認
    識する第2子局認識手段と、他局の検索データを受信し
    たときに自局固有の識別データを含む検索応答データを
    検索局に送信するとともに第2子局認識手段により認識
    された子局からの検索応答データを検索局に向けて送信
    する検索応答データ送信手段とを有するデータ収集シス
    テム。
  2. 【請求項2】 系統に沿って分散して配置されて系統の
    状態量を計測して系統データを生成する複数の子局と、
    各子局によって生成された系統データを収集する親局と
    を備え、 前記親局は、検索局として自局の無線サービスエリア内
    に検索データを送信する第1検索データ送信手段と、第
    1検索データ送信手段の送信による検索データに応答し
    た検索応答データを受信したときに検索応答データを送
    信した子局を通信可能な子局として認識する第1子局認
    識手段と、第1子局認識手段により認識された子局から
    の検索応答データを基に親局と各子局の通信経路に関す
    る通信経路情報を作成する第1通信経路情報作成手段
    と、第1子局認識手段により認識された子局以外の子局
    を宛先局として、この宛先局に対する中継局を第1通信
    経路情報作成手段の作成による通信経路情報に従って第
    1子局認識手段により認識された子局の中から選択する
    中継局選択手段と、第1子局認識手段により認識された
    子局と中継局選択手段により選択された中継局に対して
    検索指令を出力する第1検索指令手段とを有し、 前記各子局は、検索指令により検索局として自局の無線
    サービスエリア内に検索データを送信する第2検索デー
    タ送信手段と、第2検索データ送信手段の送信による検
    索データに応答した検索応答データを受信したときに検
    索応答データを送信した子局を通信可能な子局として認
    識する第2子局認識手段と、他局の検索データを受信し
    たときに自局固有の識別データを含む検索応答データを
    検索局に送信するとともに第2子局認識手段により認識
    された子局からの検索応答データを検索局に向けて送信
    する検索応答データ送信手段と、検索局からの検索指令
    を中継して第2子局認識手段により認識された子局に送
    信する検索指令中継手段とを有するデータ収集システ
    ム。
  3. 【請求項3】 系統に沿って分散して配置されて系統の
    状態量を計測して系統データを生成する複数の子局と、
    各子局によって生成された系統データを収集する親局と
    を備え、 前記親局は、検索局として自局の無線サービスエリア内
    に検索データを送信する第1検索データ送信手段と、第
    1検索データ送信手段の送信による検索データに応答し
    た検索応答データを受信したときに検索応答データを送
    信した子局を通信可能な子局として認識する第1子局認
    識手段と、第1子局認識手段により認識された子局から
    の検索応答データを基に各局間の中継回数と各局間の距
    離を含む通信経路に関する通信経路情報を作成する第1
    通信経路情報作成手段と、第1子局認識手段により認識
    された子局以外の子局を宛先局として、この宛先局に対
    する中継局を第1通信経路情報作成手段の作成による通
    信経路情報のうち各局間の中継回数または各局間の距離
    に従って第1子局認識手段により認識された子局の中か
    ら選択する中継局選択手段と、第1子局認識手段により
    認識された子局と中継局選択手段により選択された中継
    局に対して検索指令を出力する第1検索指令手段とを有
    し、 前記各子局は、検索指令により検索局として自局の無線
    サービスエリア内に検索データを送信する第2検索デー
    タ送信手段と、第2検索データ送信手段の送信による検
    索データに応答した検索応答データを受信したときに検
    索応答データを送信した子局を通信可能な子局として認
    識する第2子局認識手段と、他局の検索データを受信し
    たときに自局固有の識別データと位置データを含む検索
    応答データを検索局に送信するとともに第2子局認識手
    段により認識された子局からの検索応答データを検索局
    に向けて送信する検索応答データ送信手段と、検索局か
    らの検索指令を中継して第2子局認識手段により認識さ
    れた子局に送信する検索指令中継手段とを有するデータ
    収集システム。
  4. 【請求項4】 系統に沿って分散して配置されて系統の
    状態量を計測して系統データを生成する複数の子局と、
    各子局によって生成された系統データを収集する親局と
    を備え、 前記親局は、検索局として自局の無線サービスエリア内
    に検索データを送信する第1検索データ送信手段と、第
    1検索データ送信手段の送信による検索データに応答し
    た検索応答データを受信したときに検索応答データを送
    信した子局を通信可能な子局として認識する第1子局認
    識手段と、第1子局認識手段により認識された子局に対
    して検索指令を出力する第1検索指令手段と、第1子局
    認識手段により認識された子局からの検索応答データを
    基に親局と各子局の通信経路に関する通信経路情報を作
    成する第1通信経路情報作成手段とを有し、 前記各子局は、検索指令により検索局として自局の無線
    サービスエリア内に検索データを送信する第2検索デー
    タ送信手段と、第2検索データ送信手段の送信による検
    索データに応答した検索応答データを受信したときに検
    索応答データを送信した子局を通信可能な子局として認
    識する第2子局認識手段と、第2子局認識手段により認
    識された子局に対して検索指令を出力する第2検索指令
    手段と、他局の検索データを受信したときに自局固有の
    識別データを含む検索応答データを検索局に送信すると
    ともに第2子局認識手段により認識された子局からの検
    索応答データを検索局に向けて送信する検索応答データ
    送信手段とを有するデータ収集システム。
  5. 【請求項5】 各子局は、通信可能な子局との通信によ
    り子局の故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段
    の検出による故障情報を通信可能な他の局に送信する故
    障情報送信手段とを有し、親局は、子局からの故障情報
    に従って第1通信経路情報作成手段の作成による通信経
    路情報を更新する通信経路情報更新手段を有する請求項
    1、2、3または4記載のデータ収集システム。
JP03800597A 1997-02-21 1997-02-21 データ収集システム Expired - Fee Related JP3479709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03800597A JP3479709B2 (ja) 1997-02-21 1997-02-21 データ収集システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03800597A JP3479709B2 (ja) 1997-02-21 1997-02-21 データ収集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10243580A true JPH10243580A (ja) 1998-09-11
JP3479709B2 JP3479709B2 (ja) 2003-12-15

Family

ID=12513468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03800597A Expired - Fee Related JP3479709B2 (ja) 1997-02-21 1997-02-21 データ収集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3479709B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354626A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Nec Corp マルチホップデータ転送経路の冗長化方法/切り替え方法、ネットワークシステム
JP2010166543A (ja) * 2008-12-18 2010-07-29 Japan Radio Co Ltd 無線ノード装置
JP2012249445A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Mitsubishi Electric Corp 配電系統監視制御システムおよび監視制御サーバ
US9398614B2 (en) 2010-01-19 2016-07-19 Mitsubishi Electric Corporation Data collection system, data collection device, wireless communication device, and communication method for collecting data

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354626A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Nec Corp マルチホップデータ転送経路の冗長化方法/切り替え方法、ネットワークシステム
JP2010166543A (ja) * 2008-12-18 2010-07-29 Japan Radio Co Ltd 無線ノード装置
JP2013232963A (ja) * 2008-12-18 2013-11-14 Japan Radio Co Ltd 無線ノード装置
US9398614B2 (en) 2010-01-19 2016-07-19 Mitsubishi Electric Corporation Data collection system, data collection device, wireless communication device, and communication method for collecting data
JP2012249445A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Mitsubishi Electric Corp 配電系統監視制御システムおよび監視制御サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3479709B2 (ja) 2003-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3457759B1 (en) Communication system and wireless network engineering assistance method
JP2000013868A (ja) 網管理方法、網管理設備および網接続装置
JP2008211632A (ja) マルチホップ無線通信システム、無線通信装置の位置情報取得方法、無線通信装置およびプログラム
JPH0576183U (ja) 無線式データ収集装置
JP3479709B2 (ja) データ収集システム
JP4908473B2 (ja) 自動計量システム
KR101201736B1 (ko) 마스터-슬레이브 모델을 이용한 교통 신호 안내 시스템 및 그 방법
JP4731246B2 (ja) 地表面変位監視方法および地表面変位監視システム
JPH0575612A (ja) 無線ネツトワークシステムの経路探索方法
JP6201256B2 (ja) 通信端末、および通信システム
JP2008283576A (ja) ネットワーク検索システム、サーバ、移動端末、およびネットワーク検索方法
JP6309785B2 (ja) 無線テレメータシステム及び無線通信装置
JP4575660B2 (ja) 検針情報自動収集システム
EP3869739B1 (en) Method for monitoring apparatus
JP2015097346A (ja) ノード装置、ノード制御プログラム、及びネットワークトポロジの制御方法
KR101813505B1 (ko) 무선랜 인프라에서의 핑거프린트 이용 방법 및 시스템
JP2000261361A (ja) 無線中継システム及び無線中継方法
JP7166140B2 (ja) 無線端末
JP2011250181A (ja) ネットワーク管理システム、ネットワーク要素、ネットワーク管理装置、及びネットワーク管理方法
JP6009814B2 (ja) 基幹無線機、無線機、マルチホップ通信システム、および、通信プログラム
JP6381468B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
JP6979753B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信プログラム
JP2000224645A (ja) 無線通信システム
JPH10247914A (ja) 無線通信システム
JPH0576182U (ja) 無線式データ収集装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101010

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees