JPH10243520A - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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JPH10243520A
JPH10243520A JP9039168A JP3916897A JPH10243520A JP H10243520 A JPH10243520 A JP H10243520A JP 9039168 A JP9039168 A JP 9039168A JP 3916897 A JP3916897 A JP 3916897A JP H10243520 A JPH10243520 A JP H10243520A
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JP
Japan
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mounting bracket
electric connection
junction box
mounting structure
connection box
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JP9039168A
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Hirokazu Tsuchiya
裕和 土屋
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハ−ネスを傷付けることなく車体側に
位置決めができ、かつ容易に組み付けることができるジ
ャンクションボックスの取付構造を提供する。 【解決手段】 電気接続箱1の一端側に取付ブラケット
8の係合部8aに係脱される係止部5を設けると共に、
電気接続箱1の他端側を下取付ブラケット7bにボルト
9を介して締結固定自在にした電気接続箱の取付構造に
おいて、電気接続箱1の両側面3a,3aに係止部5を
それぞれ設け、この各係止部5を取付ブラケット8の両
側に設けられた各係合部8aの上側の開口側よりそれぞ
れ係脱自在にしてある。また、各係止部5を楔状に形成
する一方、各係合部8aにV字状の挿着溝8bを設けて
ある。さらに、楔状の係止部5を逆三角柱状の突起5a
と該突起5aより外側に突出したフランジ5bとで構成
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハ−ネスの
相互接続に用いられるジャンクションボックス等の電気
接続箱を車体パネル等に固定するための取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のジャンクションボックスの車体へ
の取付構造として、図4,図5(実開平4−86026
号)及び図6(実開昭64−54716号)に示すよう
なものがある。図4,図5に示す電気接続箱としてのジ
ャンクションボックス10は、ジャンクションボックス
本体11の上端側に四角筒状の係止ブラケット12を、
下端側にボルト挿通用の長孔13aを形成した締結固定
用のブラケット13を、それぞれ備えている。この係止
ブラケット12は車体のパネル側の取付ブラケット14
の係合孔14aに挿入されて係止され、締結固定用のブ
ラケット13は図示しないボルトを介して車体側に締結
固定されるようになっている。
【0003】また、図6に示すジャンクションボックス
20は、ジャンクションボックス本体21の上端側に一
対の係止ピン22,22を、下端側にボルト挿通用の長
孔23aを形成した締結固定用のブラケット23を、そ
れぞれ備えている。この一対の係止ピン22,22は車
体のパネル側の取付ブラケット24の一対の係合孔24
a,24aに挿入されて係止され、締結固定用のブラケ
ット23は車体に取り付けられた他の取付ブラケット2
5のボルト26に図示しないナットを介して車体側に締
結固定されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4,
図5に示す従来の取付構造では、ジャンクションボック
ス10の係止ブラケット12と車体側の取付ブラケット
14との間にワイヤハ−ネス15の経路がある場合、図
5に示すように、車体側の取付ブラケット14によって
ワイヤハ−ネス15の電線15aを傷付ける虞れがあっ
た。さらに、ジャンクションボックス10の係止ブラケ
ット12と車体側の取付ブラケット14とは差し込み構
造となっているため、自動車のインストルメントパネル
内部や床の下面等の狭い空間において手探りでジャンク
ションボックス10を車体側に組み付ける時の位置決め
が難しかった。また、図6に示す他の従来の取付構造で
も、ジャンクションボックス20の一対の係止ピン2
2,22と車体側の取付ブラケット24の一対の係合孔
24a,24aとは差し込み構造となっているため、図
4,図5に示す従来の取付構造と同様の問題が生じた。
【0005】そこで、本発明は、取付ブラケットに対す
る組み付け作業性を向上させることができる電気接続箱
の取付構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電気
接続箱の一端側に取付ブラケットの係合部に係脱される
係止部を設けると共に、該電気接続箱の他端側を被取付
体に締結手段を介して締結固定自在にした電気接続箱の
取付構造において、前記電気接続箱の両側面に前記係止
部をそれぞれ設け、この各係止部を前記取付ブラケット
の両側に設けられた各係合部の上側の開口側よりそれぞ
れ係脱自在にしたことを特徴とする。
【0007】この電気接続箱の取付構造では、ワイヤハ
−ネス等の電線を傷付けることなく電気接続箱が取付ブ
ラケットに容易に位置決めされて組み付けられ、組付作
業性が向上する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の電気接
続箱の取付構造であって、前記各係止部を楔状に形成す
る一方、前記各係合部にV字状の挿着溝を設けたことを
特徴とする。
【0009】この電気接続箱の取付構造では、狭い空間
での組付作業も容易となり、かつ電気接続箱の楔状の各
係止部と取付ブラケットの各係合部のV字状の挿着溝と
の間にガタつきが発生せず、両者の摩耗や振動等が確実
に防がれる。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載の電気接
続箱の取付構造であって、前記楔状の係止部を逆三角柱
状の突起と該突起より外側に突出したフランジとで構成
したことを特徴とする。
【0011】この電気接続箱の取付構造では、各係止部
の突起から外側に位置するフランジにより該各係止部が
取付ブラケットの各係合部に確実に係止され、前記フラ
ンジが取付ブラケットからの抜け止めとなって各係止部
が取付ブラケットの各係合部から外れることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1〜図3は、本発明の一実施形態の電気
接続箱の取付構造を示す。この電気接続箱としてのジャ
ンクションボックス1は、合成樹脂製の上,下カバ−
3,4からなる箱型のジャンクションボックス本体2を
備えている。このジャンクションボックス本体2の上カ
バ−3の左右両側面3a,3aの上側には、楔状の係止
部5,5をそれぞれ一体突出成形してある。また、ジャ
ンクションボックス本体2の上カバ−3の下面中央に
は、ボルト挿通用の長孔6aを形成した締結固定用のブ
ラケット6を一体突出成形してある。そして、各係止部
5は車体のパネル側の上取付ブラケット(被取付体)7
aに所定手段を介して固定された金属板製の取付ブラケ
ット8の各係合部8aに係脱自在になっており、締結固
定用のブラケット6は車体のパネル側の下取付ブラケッ
ト(被取付体)7bにボルト(締結手段)9を介して締
結固定されるようになっている。
【0014】図1〜図3に示すように、楔状の各係止部
5は、上カバ−3に一体突出成形された逆三角柱状の突
起5aと、この突起5aから外側に一回り大きくなるよ
うに一体突出成形された逆三角板状のフランジ5bとで
構成されている。また、この楔状の各係止部5を係脱さ
せる各係合部8aは取付ブラケット8の両端側に垂直に
なるように折り曲げられた両側部に位置していて、該各
係合部8aの下側にV字状の挿着溝8bを形成してあ
る。そして、この各係合部8aの上側の開口部よりV字
状の挿着溝8b内に、各係止部5の突起5aをそれぞれ
係脱自在にしてある。
【0015】以上実施形態の電気接続箱の取付構造によ
れば、取付ブラケットの両側の各係合部8の形状はジャ
ンクションボックス1の両側面3a,3aの各係止部5
の突起5aが密着するV字状になっているので、各係合
部8aのV字状の挿着溝8bの上側開口より各係止部5
の突起5aを挿入して引っ掛けることにより、取付ブラ
ケット8の両側にジャンクションボックス1が容易に組
み付けられる。この挿入の際、取付ブラケット8の各係
合部8aのV字状の挿着溝8bにジャンクションボック
ス1の各係止部5の突起5aが深く嵌合するほど、当該
挿着溝8bと突起5aの隙間が小さくなり、最後まで嵌
合するとガタつくことなく挿着される。そして、ジャン
クションボックス1の各係止部5の突起5aが取付ブラ
ケット8の各係合部8aのV字状の挿着溝8b内に隙間
なく挿着されると、ボルト締めの位置まで自動的に導か
れる。即ち、ジャンクションボックス1の締結固定用の
ブラケット6のボルト挿通用の長孔6aの位置と下取付
ブラケット7bのボルト締結用のねじ孔7bの位置が一
致する。
【0016】このように、ジャンクションボックス1の
両側面3a,3aに係止部5をそれぞれ設け、この各係
止部5を取付ブラケット8の両側に設けられた各係合部
8aの上側の開口側よりそれぞれ係脱自在にしたので、
ワイヤハ−ネス等の電線を傷付けることなくジャンクシ
ョンボックス1を取付ブラケット8に容易かつ確実に位
置決めして組み付けることができ、その組付作業性をよ
り一段と向上させることができる。また、各係止部5を
楔状に形成する一方、各係合部8aにV字状の挿着溝8
bを設けたので、狭い空間での組付作業も容易となり、
かつジャンクションボックス1の楔状の各係止部5と取
付ブラケット8の各係合部8aのV字状の挿着溝8bと
の間にガタつきを確実に防いで両者の摩耗や振動等を確
実に防ぐことができる。さらに、楔状の係止部5を逆三
角柱状の突起5aと該突起5aより外側に突出したフラ
ンジ5bとで構成したので、各係止部5の突起5aより
外側に位置するフランジ5bにより該各係止部5の突起
5aを取付ブラケット8の各係合部8aのV字状の挿着
溝8bに確実に係止することができ、また、フランジ5
bが取付ブラケット8の各係合部8aからの抜け止めと
なって組付時に該各係止部5が該取付ブラケット8の各
係合部8aから外れることがなく、高品質のジャンクシ
ョンボックス1を長期間に渡って安定状態で保持するこ
とができる。
【0017】尚、前記実施形態によれば、電気接続箱と
してジャンクションボックスを用いたが、ヒュ−ズボッ
クスやリレ−ボックス等の他の電気接続箱に前記実施形
態を適用できることは勿論である。また、締結手段はボ
ルトに限られるものでないことは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
電気接続箱の取付構造によれば、電気接続箱の両側面に
係止部をそれぞれ設け、この各係止部を取付ブラケット
の両側に設けられた各係合部の上側の開口側よりそれぞ
れ係脱自在にしたことにより、ワイヤハ−ネス等の電線
を傷付けることなく電気接続箱を取付ブラケットに容易
かつ確実に位置決めして組み付けることができ、その組
付作業性をより一段と向上させることができる。
【0019】請求項2の発明の電気接続箱の取付構造に
よれば、各係止部を楔状に形成する一方、各係合部にV
字状の挿着溝を設けたことにより、狭い空間での組付作
業も容易となり、かつ電気接続箱の楔状の各係止部と取
付ブラケットの各係合部のV字状の挿着溝との間にガタ
つきを確実に防いで両者の摩耗や振動等を確実に防ぐこ
とができる。
【0020】請求項3の発明の電気接続箱の取付構造に
よれば、前記楔状の係止部を逆三角柱状の突起と該突起
より外側に突出したフランジとで構成したことにより、
各係止部の突起より外側に位置するフランジにより該各
係止部の突起を取付ブラケットの各係合部のV字状の挿
着溝に確実に係止することができ、また、フランジが取
付ブラケットからの抜け止めとなって組付時に該各係止
部が取付ブラケットの各係合部から外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のジャンクションボックス
と取付ブラケットを示す正面図である。
【図2】上記ジャンクションボックスと取付ブラケット
の側面図である。
【図3】上記ジャンクションボックスと取付ブラケット
との係止状態を示す側面図である。
【図4】従来例のジャンクションボックスの斜視図であ
る。
【図5】従来例のジャンクションボックスと取付ブラケ
ットの部分斜視図である。
【図6】他の従来例のジャンクションボックスと取付ブ
ラケットの斜視図である。
【符号の説明】
1 ジャンクションボックス(電気接続箱) 3a,3a 両側面 5 係止部 5a 突起 5b フランジ 7b 下取付ブラケット(被取付体) 8 取付ブラケット 8a 係合部 8b 挿着溝 9 ボルト(締結手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の一端側に取付ブラケットの
    係合部に係脱される係止部を設けると共に、該電気接続
    箱の他端側を被取付体に締結手段を介して締結固定自在
    にした電気接続箱の取付構造において、 前記電気接続箱の両側面に前記係止部をそれぞれ設け、
    この各係止部を前記取付ブラケットの両側に設けられた
    各係合部の上側の開口側よりそれぞれ係脱自在にしたこ
    とを特徴とする電気接続箱の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱の取付構造で
    あって、 前記各係止部を楔状に形成する一方、前記各係合部にV
    字状の挿着溝を設けたことを特徴とする電気接続箱の取
    付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気接続箱の取付構造で
    あって、 前記楔状の係止部を逆三角柱状の突起と該突起より外側
    に突出したフランジとで構成したことを特徴とする電気
    接続箱の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088725A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Olympus Corp ウェアラブル機器の支持構造

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