JPH10243362A - マルチ機能テレビジョン装置 - Google Patents

マルチ機能テレビジョン装置

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JPH10243362A
JPH10243362A JP9046697A JP4669797A JPH10243362A JP H10243362 A JPH10243362 A JP H10243362A JP 9046697 A JP9046697 A JP 9046697A JP 4669797 A JP4669797 A JP 4669797A JP H10243362 A JPH10243362 A JP H10243362A
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JP
Japan
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object data
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television
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Pending
Application number
JP9046697A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Rokusha
和彦 六車
Seijirou Yasuki
成次郎 安木
Kiyoshi Hoshino
潔 星野
Hiroyuki Nakano
寛之 中野
Tetsuya Kaize
哲也 海瀬
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、小容量の記憶装置しか持たなくて
も、ユーザーが必要とするサービスを十分に受けること
が可能であるマルチ機能テレビジョン装置を提供するも
のである。 【解決手段】テレビジョン信号とともに送られてくる情
報抽出用のプログラムを含む第1のオブジェクトデータ
と表示情報としての第2のオブジェクトデータとを分離
する処理解釈手段30,31と、この第1のオブジェク
トデータと設定された情報抽出用のパラメータとに基づ
いて第2のオブジェクトデータの中からパラメータによ
って指定された情報を抽出するフィルタ手段37と、こ
のフィルタ手段37で抽出された第2のオブジェクトデ
ータを記憶する記憶手段39と、この記憶手段39に記
憶された第2のオブジェクトデータの内容をテレビジョ
ン信号に合成して画像表示させる表示制御手段32,3
5,41とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば文字多重
放送受信機能や複数のスクリプト解析機能等を持ち、種
々の新規なサービスに対応することを可能としたマルチ
機能テレビジョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、例えばインタ
ーテキストやE−NEWS等と称されるような、テレビ
ジョン放送を利用した新規なサービスが開発され、実用
化されてきている。
【0003】このインターテキストやE−NEWS等
は、テレビジョン信号のVBI(Vertical Blanking In
terval)を利用して、独自形式のオブジェクト(文字/
静止画像/ソフトウェア等)を伝送することによって、
多種多様なサービスを実現しようとしたものである。
【0004】また、近時では、インターネットで広く用
いられているHTML(Hyper TextMarkup Language)
をオブジェクトとして伝送する、インターキャストと称
されるサービスも開発されている。
【0005】この種のサービスでは、テレビジョン信号
のVBIにサービス用のオブジェクトを多重して伝送す
るため、不特定多数のユーザーに対して高速に多量のデ
ータを提供することが可能になるとともに、テレビジョ
ン番組の内容に連動した新たなサービスを実現すること
が可能となる。
【0006】例えばテレビジョン受信機側と放送(サー
バー)側との間に、電話を利用した上り回線を設定する
ようにすれば、インタラクティブ(双方向)な番組を構
成することが可能となり、より一層幅広いサービスを提
供することができるようになる。
【0007】図5は、このようなインタラクティブなサ
ービスに対応可能な、従来のマルチ機能テレビジョン装
置を示している。すなわち、放送波により送信されてく
るテレビジョン信号は、受信アンテナ11に入力され
る。入力されたテレビジョン信号は、チューナ12によ
りチャンネル選択が行なわれ、選択されたチャンネルの
信号が復調される。
【0008】復調により得られたベースバンド信号は、
例えば日本においてはNTSC(National Television
System Committee)方式に準拠している。このベースバ
ンド信号は、NTSCデコーダ13に入力されてデコー
ドされ、輝度信号と色信号とに変換される。
【0009】NTSCデコーダ13の出力は、圧縮伸張
処理部14に入力される。圧縮伸張処理部14は、メモ
リ15を利用して画像を水平及び/あるいは垂直方向へ
圧縮伸張して、所望の表示位置へ表示を行なえるように
処理する。この画像圧縮及び伸張のための制御信号は、
後述するグラフィックコントローラ24から与えられて
いる。
【0010】圧縮伸張処理部14より出力された画像信
号は、合成処理部16に入力され、後述するビデオメモ
リ25からの画像信号と合成されて出力端子17に出力
される。この出力端子17から出力された画像信号は、
図示しないCRT(CathodeRay Tube)あるいは液晶等
を用いたディスプレイに表示される。
【0011】また、上記チューナ12の出力信号は、V
BIデータデコーダ18に入力される。このVBIデー
タデコーダ18は、図6に示すように、テレビジョン信
号の垂直ブランキング期間に多重されているデータ放送
信号をデコードするものである。データ放送信号の中に
は、文字多重信号や現在の放送番組を補間するために送
られてくる補間データ等がある。
【0012】補間データの内容としては、プロバイダー
の希望により種々のデータが用意される。例えば、ドラ
マの登場人物や映出された風景の補足説明文、補足音
声、商品説明、注文先、注文先の電話番号、さらに送ら
れてきたデータをインタラクティブに処理するためのス
クリプト等も含まれている。これらのスクリプトは、電
話回線を介して図示しないサーバーに伝送され、サーバ
ーにコマンドを送出したり、サーバーからさらなるコン
テンツデータを取得することに用いられる。
【0013】サーバーからのコンテンツデータは、電話
回線を介して、入力端子19に入力される。入力端子1
9に入力されたサーバーからのコンテンツデータは、モ
デム20に入力される。モデム20は、電話回線を通じ
てデータの受信あるいはデータの送信を行なうことがで
きる。モデム20は、システムバス21に接続されてお
り、CPU(Central Processing Unit )22の制御の
もとでデータの取り込みや送信を行なっている。
【0014】このCPU22は、ROM(Read Only Me
mory)やRAM(Random Access Memory)を含むメモリ
23に格納されているプログラム(ソフトウェア)に基
づいてデータ処理を行なっている。VBIデータデコー
ダ18でデコードされたデータが表示制御用であれば、
このデータは、グラフィックコントローラ24に入力さ
れる。グラフィックコントローラ24は、ビデオメモリ
25を通じて画像信号を出力し、合成処理部16に供給
している。
【0015】上記システムバス21には、I/O(入力
出力インターフェース)部26が接続されている。CP
U22は、I/O部26を介して、チャンネル選択や画
質調整等を行なうことができる。また、システムバス2
1には、受光データ処理部27が接続されている。受光
データ処理部27は、リモートコントローラ28から送
信された信号を受信して処理し、その結果により、ユー
ザーの操作に応じたシステムの動作機能の切り替えを行
なうことができる。
【0016】ユーザーの操作に応じた制御信号は、先の
I/O部26を通じて、チューナ12やNTSCデコー
ダ13等の制御端に供給される。また、上記リモートコ
ントローラ28,CPU22及びグラフィックコントロ
ーラ24を通じてシステム全体の制御を行なうことがで
きる。例えば、画像圧縮伸張処理の実行や解除等の制御
を行なうことができる。
【0017】図7は、上記した構成のマルチ機能テレビ
ジョン装置の動作例を説明するために示している。つま
り、図7は、ソフトウェアにより構築される機能をブロ
ック化して示している。まず、テレビジョン信号の垂直
ブランキング期間に多重されているデータ放送信号は、
VBIデータデコーダ18からVBIデータ処理ブロッ
ク29に導入される。
【0018】このVBIデータ処理ブロック29では、
オブジェクト(伝送系において歪みが生じた場合エラー
を発生しないようにエラー訂正コードが付加されてい
る)を取り出し、エラー訂正処理等を行なっている。こ
れは、例えば文字多重放送のプロトコルを使用すること
で実現可能である。エラー訂正が行なわれたオブジェク
トは、オブジェクト処理ブロック30に供給される。
【0019】オブジェクト処理ブロック30では、オブ
ジェクトのプロトコルの処理を行ない、オブジェクト解
釈ブロック31にオブジェクトを出力している。オブジ
ェクト解釈ブロック31では、オブジェクトに含まれて
いる静止画像データ、テキストデータ、音声データ、ス
クリーン上の画像のレイアウトデータ及びスクリプトと
を展開し、ブラウザブロック32に供給している。
【0020】一方、サーバーからのコンテンツデータ
は、モデム20に入力され、モデム制御ブロック33に
よるデータ処理が行なわれる。モデム20においては、
プロトコル処理が行なわれ、サーバーからの受信データ
はネットワーク処理ブロック34に送出される。
【0021】サーバーとの通信は、例えばTCP/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protocol
)及びPPPと称されるプロトコルにより行なわれ、
ネットワーク処理ブロック34では、TCP/IPに基
づいた処理を行ない、パケットに含まれるコンテンツデ
ータを取り出している。この取り出した情報は、前述し
たオブジェクト処理ブロック30に供給されて、同様の
処理が施される。
【0022】ブラウザブロック32は、オブジェクト解
釈ブロック31からの出力データを表示画像として生成
し、映像信号処理ブロック35に出力している。映像信
号処理ブロック35では、通常の放送信号として送られ
てきた映像信号と、ブラウザブロック32からの映像信
号とを合成して出力している。なお、この映像信号処理
ブロック35は、図5では、圧縮伸張処理部14、メモ
リ15及び合成処理部16に相当している。
【0023】ところで、上記したVBIを利用したデー
タサービスは、文字多重放送のように、そのチャンネル
の番組(表番組)とは直接関係しない内容のデータを送
り、あたかももう1つチャンネルが増えたかのように独
立したデータ放送を行なう独立タイプと、表番組を補足
する内容のデータを送り、表番組と連動させたり同時に
表示させたりする連動タイプとに分類することができ
る。
【0024】独立タイプは、ユーザーからリモートコン
トロール等による指示が発生されたときに、図5及び図
7で説明したような動作を行なえばよいが、連動タイプ
は、補足データが送られていることを、表番組を視聴し
ているユーザに対して、適切なタイミングで通知する必
要がある。
【0025】以下に、独立タイプと連動タイプとの動作
の違いについて説明する。まず、この種のデータサービ
スのデータは、独立タイプと連動タイプとの区別なく図
6に示したオブジェクトデータ多重位置に多重されてい
る。このデータに対して、VBIデータ処理ブロック2
9においてエラー訂正処理等を行なうことにより、図8
で階層1(Physical)に示すVBI方式データが得られ
る。
【0026】その後、このVBI方式データに対して、
オブジェクト処理ブロック30において、図8の階層
2,3,4にかかわるプロトコル処理を行なうことによ
り、データグループデータが得られる。このVBIデー
タ処理ブロック29及びオブジェクト処理ブロック30
における処理は、VBIデータ多重にかかわる基本的な
処理であり、独立タイプ及び連動タイプにかかわらずサ
ービスデータに対して共通に行なわれる処理である。
【0027】このようにして得られたデータグループデ
ータは、VBI伝送に必要なヘッダ等の制御データが取
り除かれたデータであり、文字多重放送/インターテキ
スト等のアプリケーションに固有のデータ構造となって
いる。また、独立タイプと連動タイプとの動作の違い
や、連動タイプでの連動させるタイミングは、アプリケ
ーションに依存するものであるから、データグループデ
ータ内部の構成によって区別され、その処理がオブジェ
クト解釈ブロック31で行なわれる。
【0028】オブジェクト解釈ブロック31は、受信し
たデータが連動タイプであると判断すると、さらに、表
番組を視聴しているユーザに対してその旨を通知するタ
イミングを検出し、ブラウザブロック32に対して連動
タイプのデータを受信したことを表示するように指示す
る。
【0029】そして、上記映像信号処理ブロック35で
は、通常の放送信号として送られてきた映像信号と、ブ
ラウザブロック32からの映像信号とを合成して出力
し、ここに、表番組を視聴しているユーザに対して、補
足データを受信したことを通知することができる。
【0030】すなわち、図9(a)は、表番組としてサ
ッカー番組を受信しているときの通常の画面を示してい
る。VBIにデータが多重されて伝送され、そのデータ
が連動タイプであった場合、例えば図9(b)に示すよ
うに、サッカー番組に重ねて画面の左上に連動タイプの
データが受信されている旨を示す通知マーク36が表示
される。
【0031】この通知マーク36を見たユーザが、リモ
ートコントローラ28により多重データを表示させる操
作を行なうと、オブジェクト解釈ブロック31及びブラ
ウザブロック32により、補足データのグラフィックス
データが生成され、映像信号処理ブロック35で表番組
の映像信号と合成されて、図9(c)に示すように補足
データ番組が表番組に重ねて表示されるようになる。
【0032】要するに、このマルチ機能テレビジョン装
置では、VBIに連動タイプのデータが多重されている
場合、その多重データが受信されたことを画面上に通知
マーク36を表示することでユーザに通知している。そ
して、この通知マーク36を見たユーザが、リモートコ
ントローラ28でその多重データを表示させる操作を行
なうことにより、多重データによる画像を表示すること
ができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のマ
ルチ機能テレビジョン装置によれば、テレビジョン信号
のVBIを利用して伝送されるオブジェクトを受信し
て、インタラクティブなサービスを実現することができ
る。ところで、送信側では、オブジェクトとして多量の
データを高速で伝送することが可能であるが、受信側で
は、多量のデータを全て受信するためには、一旦記憶装
置に蓄える必要がある。
【0034】しかしながら、家庭用のテレビジョン受信
機に大容量の記憶装置を設置することは、機器の大型化
を招き経済的に不利になるという問題が生じる。このた
め、従来のマルチ機能テレビジョン装置では、オブジェ
クトとして送られてくる多量のデータを限られた小容量
の記憶装置に蓄えて利用する構成であるので、VBIを
利用して伝送されてくるオブジェクトを有効に利用し
て、十分なサービスを受けることが困難になるという不
都合が生じている。
【0035】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、小容量の記憶装置しか持たなくても、ユ
ーザーが必要とするサービスを十分に受けることが可能
である極めて良好なマルチ機能テレビジョン装置を提供
することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルチ機
能テレビジョン装置は、テレビジョン信号とともに送ら
れてくる、情報抽出用のプログラムを含む第1のオブジ
ェクトデータと、表示情報としての第2のオブジェクト
データとを分離する処理解釈手段と、この処理解釈手段
で分離された第1のオブジェクトデータと、設定された
情報抽出用のパラメータとに基づいて、処理解釈手段で
分離された第2のオブジェクトデータの中から、パラメ
ータによって指定された情報を抽出するフィルタ手段
と、このフィルタ手段で抽出された第2のオブジェクト
データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
た第2のオブジェクトデータの内容を、テレビジョン信
号に合成して画像表示させる表示制御手段とを備えてい
る。
【0037】上記のような構成によれば、プロバイダか
ら供給された多量のオブジェクトのうち、ユーザーが必
要とする情報を持つオブジェクトのみを選択して蓄積す
るようにしたので、小容量の記憶装置しか持たない場合
でも、ユーザーに必要とする情報を不足なく与えてサー
ビスを行なうことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。図1におい
て、図7と同一部分には同一符号を付して示している。
すなわち、プロバイダは、図6に示したVBIのオブジ
ェクトデータ多重位置に多重するオブジェクトとして、
ある時間帯には方式Aのオブジェクトを多重し、別のあ
る時間帯には異なる方式Bのオブジェクトを多重するこ
とができる。
【0039】この場合、文字や静止画像等の情報を伝送
するための方式を方式Aと称し、方式Aのオブジェクト
から必要な情報を抽出するためのソフトウェアを含むオ
ブジェクトを伝送するための方式を方式Bと称する。
【0040】プロバイダは、方式Aのオブジェクトを送
出する時刻T2よりも前の時刻T1に、方式Bを用いて
情報抽出のためのプログラムを送出している。この方式
Bのオブジェクトは、例えばインターテキストで用いら
れているICAPと称される言語に基づくオブジェクト
等である。
【0041】まず、方式Bのオブジェクトを含む放送を
受信すると、オブジェクト処理ブロック30からデータ
ブロックデータ(図8参照)が、オブジェクト解釈ブロ
ック31に入力される。オブジェクト解釈ブロック31
は、方式Bの解釈を行ない、方式Aのオブジェクトから
必要な情報を抽出するためのソフトウェアをオブジェク
トフィルタブロック37に入力する。
【0042】また、フィルタ情報入力ブロック38は、
ユーザーに情報抽出のためのパラメータとしてキーワー
ドを選択させ、そのキーワードをオブジェクトフィルタ
ブロック37に入力する。このキーワードは、予め記憶
させておいても良いし、受信した方式Bのオブジェクト
に含まれるソフトウェアによって供給されていても良
い。または、受信した方式Bのオブジェクトに含まれる
ソフトウェアを用いて、受信機の持つ記憶容量に合わせ
て、キーワードを決定するようにしても良い。
【0043】次に、プロバイダは、方式Aのオブジェク
トを時刻T2で送出する。このオブジェクトは、例えば
HTML等の、インターネットで多く使用されるコンテ
ンツである。
【0044】方式Aのオブジェクトを含む放送を受信す
ると、オブジェクト処理ブロック30からデータブロッ
クデータ(図8参照)が、オブジェクトフィルタブロッ
ク37に入力される。オブジェクトフィルタブロック3
7は、既にオブジェクト解釈ブロック31から入力され
たソフトウェアと、フィルタ情報入力ブロック38から
入力されたキーワードとを用いて、オブジェクト処理ブ
ロック30から入力されたデータブロックデータからユ
ーザの選択したキーワードにかかわる情報のみを選択
し、記憶ブロック39に供給する。記憶ブロック39
は、オブジェクトフィルタブロック37から入力された
データブロックブータを記憶する。選択されなかった情
報は、オブジェクトフィルタブロック37で消去される
が、ユーザーが希望する情報は選択されているので問題
ない。
【0045】また、記憶情報選択ブロック40は、記憶
ブロック39によるデータブロックデータの蓄積処理が
終了後の時刻T3で、蓄えた情報に対する表示要求をユ
ーザーから受けることにより、記憶ブロック39に表示
コマンドを送出する。記憶ブロック39は、入力された
表示コマンドに基づいて、蓄えたデータブロックデータ
をオブジェクト解釈ブロック41に入力する。オブジェ
クト解釈ブロック41は、方式Aのオブジェクトに必要
な解釈を行なって、コンテンツを表示するようにブラウ
ザブロック32に指示を行なう。
【0046】上記した第1の実施の形態によれば、プロ
バイダから供給された多量のオブジェクトのうち、ユー
ザーが必要とする情報を持つオブジェクトのみを選択し
て蓄積するようにしたので、小容量の記憶装置しか持た
ない場合でも、ユーザーに必要とする情報を不足なく与
えてサービスを行なうことができる。
【0047】また、情報抽出のための方式Bのオブジェ
クトと文字や静止画像等の情報を伝送する方式Aのオブ
ジェクトとを、異なる時刻T1,T2に伝送するように
したが、これは、例えばVBIのオブジェクトデータ多
重位置である4本の走査線のうちの2本に方式Bのオブ
ジェクトを多重し、残りの2本の走査線に方式Aのオブ
ジェクトを多重して、両者を並行に伝送することも可能
である。
【0048】ここで、オブジェクト解釈ブロック31か
らオブジェクトフィルタブロック37に供給されるソフ
トウェアは、例えばキーワードAがデータブロックデー
タのT0〜T1なる時間領域であり、キーワードBがデ
ータブロックデータのT2〜T3なる時間領域であると
いうように、キーワードが指示するデータブロックデー
タの領域を指定するためのものとなっている。
【0049】このため、オブジェクトフィルタブロック
37では、フィルタ情報入力ブロック38から入力され
たキーワードが、データブロックデータのどの領域であ
るかを、オブジェクト解釈ブロック31から供給される
ソフトウェアに基づいて判別し、キーワードで指定され
た領域のデータブロックデータを選択するように動作し
ている。
【0050】また、オブジェクト解釈ブロック31から
オブジェクトフィルタブロック37に供給されるソフト
ウェアとしては、データブロックデータに含まれるアド
レス情報を指定することにより、キーワードとデータブ
ロックデータとを関連付けるようにしても良い。
【0051】さらに、オブジェクト解釈ブロック31か
らオブジェクトフィルタブロック37に供給されるソフ
トウェアとしては、基本のプログラムをオブジェクトフ
ィルタブロック37に内蔵されたROM等に格納してお
き、その都度変る具体的な数値情報のみを方式Bのオブ
ジェクトとして伝送するようにしても良い。
【0052】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。すなわち、第1の実施の形態では、記憶ブ
ロック39に記憶した情報を、ユーザーが好きな時刻に
表示することができる。しかしながら、前述した連動タ
イプのコンテンツの場合にあっては、番組の進行に連動
して、記憶ブロック39に蓄積したデータを表示させる
必要がある。
【0053】図2は、このような連動タイプのコンテン
ツをプロバイダが提供する場合の例を示している。図2
では、図1から記憶情報選択ブロック40を削除し、こ
の記憶情報選択ブロック40からの出力を記憶ブロック
39に供給する代わりに、オブジェクト解釈ブロック3
1からの出力で記憶ブロック39を制御するようにして
いる。
【0054】プロバイダは、方式Aのオブジェクトを送
出した後、番組の信号に合わせて時刻T3に、記憶ブロ
ック39に蓄積したデータを表示させるための表示コマ
ンドを含む方式Bのオブジェクトを送出する。
【0055】この方式Bのオブジェクトを含む放送を受
信すると、オブジェクト処理ブロック30からデータブ
ロックデータが、オブジェクト解釈ブロック31に入力
される。オブジェクト解釈ブロック31は、方式Bの解
釈を行ない、解釈されたオブジェクトである、記憶ブロ
ック39に蓄積したデータの表示コマンドを記憶ブロッ
ク39に出力する。
【0056】このようにすれば、連動タイプのコンテン
ツのように、番組の進行に連動させて、記憶ブロック3
9に蓄積したデータを表示させることができる。この場
合、オブジェクトフィルタブロック37で抽出するため
のキーワードがユーザーの選択によるものであれば、連
動タイプのコンテンツのうちユーザーの必要とするもの
だけを表示させることができる。
【0057】また、方式Bのオブジェクトにより、プロ
バイダ側がキーワードを決定した場合には、プロバイダ
の意図する番組構成上必要な情報を強制的に表示させる
ことができるようになる。さらに、プロバイダ側が設定
したキーワードとユーザー入力によるキーワードとを組
み合わせて情報抽出を行なうことも可能である。
【0058】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て説明する。第1及び第2の実施の形態では、ユーザー
またはプロバイダがキーワードを指定して、プロバイダ
から供給されるコンテンツから必要な情報のみを蓄積し
てる。つまり、受信したオブジェクトを全て利用するこ
とはできない。
【0059】図3において、図5と同一部分には同一符
号を付して示している。図5との相違点は、前記システ
ムバス21に外部I/O部42を介して大容量記憶装置
43を持つパーソナルコンピュータ44が接続されてい
る点である。この外部I/O部42は、外部の入出力イ
ンターフェースであり、外部のパーソナルコンピュータ
44と接続されており、CPU22からの指示に基づい
て、大容量記憶装置43にデータを書き込んだり、デー
タを読み出したりすることができる。この大容量記憶装
置43は、プロバイダから送出される全てのオブジェク
トを蓄積するのに十分な記憶容量を持っている。
【0060】図4は、図3に示した第3の実施の形態の
ソフトウェアにより構築される機能をブロック化して示
したもので、図1及び図2と同一部分には同一符号を付
して示している。図1及び図2との相違点は、オブジェ
クトフィルタブロック37に外部I/O処理ブロック4
5が接続されている点である。
【0061】オブジェクトフィルタブロック37は、プ
ロバイダから供給された多量のオブジェクトから、入力
されたキーワードに基づいて少量の情報を選択して記憶
ブロック39に入力するだけでなく、抽出されなかった
残りのオブジェクトを外部I/O処理ブロック45に供
給する。外部I/O処理ブロック45は、入力されたオ
ブジェクトを、ネットワークを介して接続された外部の
パーソナルコンピュータ44が持つ大容量記憶装置43
に蓄積する。
【0062】また、記憶ブロック39は、記憶情報選択
ブロック40またはオブジェクト解釈ブロック31から
入力された表示コマンドに基づいて、オブジェクト解釈
ブロック41にオブジェクトデータを供給する。ただ
し、表示したいオブジェクトデータが記憶ブロック39
に蓄えられている場合は、記憶ブロック39からオブジ
ェクトデータを読み出し、オブジェクト解釈ブロック4
1に供給する。また、表示したいオブジェクトデータが
記憶ブロック39に蓄えられていない場合は、外部I/
O処理ブロック45により大容量記憶装置43からオブ
ジェクトデータを読み出し、オブジェクト解釈ブロック
41に供給する。
【0063】上記のようにすれば、ユーザーは、外部の
大容量記憶装置43を利用して、記憶ブロック39に蓄
積できない多量のオブジェクトデータに基づいたサービ
スを享受することができる。また、外部の大容量記憶装
置43に蓄積したオブジェクトデータは、オブジェクト
フィルタブロック37で抽出されなかった残りのオブジ
ェクトであったが、抽出処理を行なう前のオブジェクト
データを全て蓄積するようにしても良い。逆に、抽出さ
れたオブジェクトを長期間に渡って蓄積していくように
しても良い。
【0064】さらに、外部の大容量記憶装置43に蓄積
したオブジェクトデータを、再度取り込んで表示させる
ようにしたが、大容量記憶装置43を直接接続している
パーソナルコンピュータ44の画面上に表示させること
もできる。
【0065】また、前記した説明において大容量記憶装
置43を直接接続している機器はパーソナルコンピュー
タ44であったが、専用の大容量記憶装置の制御装置等
であってもよく、同様の効果を得ることができる。
【0066】さらに、上記した説明においては、放送局
側から電波により送られるオブジェクトが、アナログテ
レビジョン信号のVBIに多重されて伝送されてくるも
のとして説明したが、この発明は、デジタル放送の場合
にも適用可能である。この場合、オブジェクトデータ
は、パケットの形で伝送されてくれば良い。なお、この
発明は上記した各実施の形態に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
小容量の記憶装置しか持たなくても、ユーザーが必要と
するサービスを十分に受けることが可能である極めて良
好なマルチ機能テレビジョン装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するために
示すブロック図。
【図2】この発明の第2の実施の形態を説明するために
示すブロック図。
【図3】この発明の第3の実施の形態を説明するために
示すブロック構成図。
【図4】同第3の実施の形態の動作を説明するために示
すブロック図。
【図5】従来のマルチ機能テレビジョン装置を示すブロ
ック構成図。
【図6】VBIにおけるオブジェクトデータ多重位置を
説明するために示す図。
【図7】同従来装置の動作を説明するために示すブロッ
ク図。
【図8】同オブジェクトデータの階層構造を説明するた
めに示す図。
【図9】同従来装置の動作を表示画像上で説明するため
に示す図。
【符号の説明】
11…受信アンテナ、12…チューナ、13…NTSC
デコーダ、14…圧縮伸張処理部、15…メモリ、16
…合成処理部、17…出力端子、18…VBIデータデ
コーダ、19…入力端子、20…モデム、21…システ
ムバス、22…CPU、23…メモリ、24…グラフィ
ックコントローラ、25…ビデオメモリ、26…I/O
部、27…受光データ処理部、28…リモートコントロ
ーラ、29…VBIデータ処理ブロック、30…オブジ
ェクト処理ブロック、31…オブジェクト解釈ブロッ
ク、32…ブラウザブロック、33…モデム制御ブロッ
ク、34…ネットワーク処理ブロック、35…映像信号
処理ブロック、36…通知マーク、37…オブジェクト
フィルタブロック、38…フィルタ情報入力ブロック、
39…記憶ブロック、40…記憶情報選択ブロック、4
1…オブジェクト解釈ブロック、42…外部I/O部、
43…大容量記憶装置、44…パーソナルコンピュー
タ、45…外部I/O処理ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 潔 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 中野 寛之 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 海瀬 哲也 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号とともに送られてく
    る、情報抽出用のプログラムを含む第1のオブジェクト
    データと、表示情報としての第2のオブジェクトデータ
    とを分離する処理解釈手段と、 この処理解釈手段で分離された前記第1のオブジェクト
    データと、設定された情報抽出用のパラメータとに基づ
    いて、前記処理解釈手段で分離された前記第2のオブジ
    ェクトデータの中から、前記パラメータによって指定さ
    れた情報を抽出するフィルタ手段と、 このフィルタ手段で抽出された前記第2のオブジェクト
    データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記第2のオブジェクトデー
    タの内容を、前記テレビジョン信号に合成して画像表示
    させる表示制御手段とを具備してなることを特徴とする
    マルチ機能テレビジョン装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のオブジェクトデータに含まれ
    る情報抽出用のプログラムは、前記パラメータが指示す
    る前記第2のオブジェクトデータの領域を指定している
    ことを特徴とする請求項1記載のマルチ機能テレビジョ
    ン装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ手段は、外部操作に基づい
    て、前記パラメータが設定されることを特徴とする請求
    項1記載のマルチ機能テレビジョン装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ手段は、前記第1のオブジ
    ェクトデータによって前記パラメータが設定されること
    を特徴とする請求項1記載のマルチ機能テレビジョン装
    置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、外部操作に基づい
    て、前記記憶手段から前記第2のオブジェクトデータを
    読み出して前記テレビジョン信号に合成することを特徴
    とする請求項1記載のマルチ機能テレビジョン装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、全テレビジョン信
    号とともに送られてくる表示制御用の第3のオブジェク
    トデータに基づいて、前記記憶手段から前記第2のオブ
    ジェクトデータを読み出して前記テレビジョン信号に合
    成することを特徴とする請求項1記載のマルチ機能テレ
    ビジョン装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記フィルタ手段で抽出され
    なかった分の、前記第2のオブジェクトデータを記憶す
    る外部記憶手段を具備してなることを特徴とする請求項
    1記載のマルチ機能テレビジョン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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