JPH10242978A - Srts受信装置 - Google Patents

Srts受信装置

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JPH10242978A
JPH10242978A JP4211597A JP4211597A JPH10242978A JP H10242978 A JPH10242978 A JP H10242978A JP 4211597 A JP4211597 A JP 4211597A JP 4211597 A JP4211597 A JP 4211597A JP H10242978 A JPH10242978 A JP H10242978A
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circuit
counter
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Abstract

(57)【要約】 【課題】位相雑音抑圧特性の劣化を防止する。 【解決手段】RTS情報受信手段331は、RTS情報
転送周期に1回のパルスを発生する。一方補間パルス発
生手段332は、RTS情報転送周期に多数のパルスを
発生する。333のパルス合成手段は、RTS情報受信
手段331と補間パルス発生手段332の出力パルスを
合成し、位相同期発振手段334に供給する。パルス合
成手段333はパルスを発生する。位相同期発振手段3
34には、RTS情報転送周期に多数のパルスが供給さ
れるので、分周比を小さくすることができ、良好な位相
雑音抑圧特性が実現可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SRTS受信装置
に関し、特に網と非同期のCBR(Constant
Bit Rate)信号をユーザ信号としてAAL T
ype1によりATMセルに収容する際に、ユーザ信号
のビットレート情報を送信側から受信側に転送する方式
であるSRTS(Synchronous Resid
ual Time Stamp)法により、受信側でユ
ーザ信号のクロックを再生するSRTS受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】SRTS法は、ITU−T勧告I.36
3で規定されている手法である。送信側では、CBRの
ユーザ信号のビットレートと、網クロックから作成した
参照クロックとの周波数比を計測して4ビットのRTS
(Residual TimeSamp)情報で表現
し、AALType1のSAR−PDUヘッダ中のCS
Iビットを用いて受信側に転送する。受信側では、受信
した4ビットのRTS情報に従い、送信側と同一の網ク
ロックから作成した参照クロックを用いてユーザ信号の
クロックを再生する。
【0003】次に、従来のSRTS受信装置について図
面を参照して説明する。
【0004】図8はITU−T勧告I.363に示すR
TS情報生成回路の一例を示すブロック図、図9は従来
のSRTS受信装置の一例を示すブロック図、図10は
図9に示すSRTS受信装置の動作を示すフローチャー
ト、図11は図9の中の位相同期発振回路(PLL)の
一例を示すブロック図である。
【0005】先ず、図8に示すITU−T勧告I.36
3のRTS情報生成回路の動作について説明する。
【0006】入力端子11には網クロックから作成した
参照クロックが供給され、31のカンウンタを駆動して
いる。参照クロックの周波数はI.363で規定されて
いる。31のカウンタは16分周すなわち4ビットのカ
ウンタであり、リセットされることなくフリーランして
いる。4ビットの信号線41は、31の4ビットカウン
タのカウント値出力である。一方、入力端子12にはC
BRのユーザ信号のクロック(ユーザクロック)が供給
され、31のカウンタを駆動している。32のカウンタ
はN分周カウンタである。Nの値は、RTS情報の転送
周期におけるユーザ信号のビット数である。I.363
に従うとRTS情報は8セルに1回の割合で転送するこ
とになっており、8セル中のSAR−PDUペイロード
は3008ビットなので、他にヘッダ(たとえばCS−
PDUヘッダ)がない場合にはNは3008になる。3
2のN分周カウンタは、ユーザクロックをNカウンタす
るたびにパルス信号42を発生する。33は4ビットの
Dフリップフロップであり、42のパルス信号によって
41の4ビットをサンプルする。サンプルした4ビット
情報がRTS情報であり、21の出力端子に出力され
る。
【0007】参照クロック周波数をfnx、ユーザクロ
ック周波数をfsとする。ユーザクロックのNクロック
周期には、4ビットカウンタ31は平均してM=N×f
nx/fsカウントだけ進む。Mの整数部をMqとする
と、ユーザクロックのNクロック周期で、4ビットカウ
ンタ31は実際にはMqカウントまたはMq+1カウン
トだけ進み、平均を取ると進みはMカウントになる。
【0008】次に、SRTS受信装置としては、従来よ
りたとえば文献(R.C.Lauand P.E.Fl
eischer,“Synchronous Tech
niques for Timing Recover
y in BISND”,IEEE Transact
ions on Communications,Vo
l.43,No2/3/4,Feb/Mar/Apr,
1995およびK.Murakami,“Jitter
in Synchronous Residual
Time Stamp”,IEEE Transact
ions on Communications,Vo
l.44,No6,Jun.1996)に記載されてい
る図9に示す装置が知られている。また、図10は図9
の回路のタイムチャートである。以下、図9に示す装置
の動作について図10を参照して説明する。
【0009】図9の点線で囲った部分は、受信したRT
S情報を処理するRTS情報受信手段である。最初にこ
のRTS情報受信手段の動作を説明する。受信したRT
S情報は、ATM伝送路における遅延ゆらぎを吸収する
ために一旦FIFO133に蓄積され、順次読み出され
る。4ビットカウンタ131は、参照クロックにより駆
動されフリーランしており、その出力信号142はFI
FO133の出力信号141を比較回路134により比
較される。比較回路134は、両者が一致した場合にパ
ルスを発生する。図10では、FIFO133の出力信
号141が“5”である場合を示している。比較回路1
34の出力143は図10のようにパルス列となる。一
方、ML分周カウンタ132は参照クロックにより駆動
され、参照クロックをML回カウントするとゲート信号
144を出力し、自分自身は停止する。ゲート135
は、ゲート信号144が供給されるとパルス列143を
通過させる。ゲート135を通過した1個のパルスがゲ
ート出力信号145に現れると、ML分周カウンタ13
2はリセットされてゲート信号144の出力は停止する
と同時に、FIFO133から新たなRTSを読み出
す。従って、ゲート135は信号線143のパルス列か
ら必ず1個のパルスのみを通過させる。ここでI.36
3に従ってMLをMq−8とすれば、信号線145に現
れるパルスの間隔は、受信RTSに従って参照クロック
のMqクロック周期またはMq+1クロック周期とな
る。
【0010】図9におけるPLL(位相同期発振回路)
136は、たとえば図11に示すものが用いられる。図
11において、211は位相比較回路(PC)、212
は直流増幅回路(AMD)、213は電圧制御発振回路
(VCO)、214はN分周カウンタである。図9にお
いてPLL136に供給される信号145は平均してユ
ーザクロックのNクロック周期なので、図11のPLL
136においてはN分周カウンタ214でユーザクロッ
クをN分周したものが位相比較回路(PCC)211に
与えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来のSRTS受
信装置には次のような問題点がある。
【0012】図11に示すPLLの分周比はNである
が、I.363に従うとNは通常3008と大きい値に
なる。PLLのループゲインはNに反比例するので、P
LLのループゲインは非常に小さくなってしまう。一般
に、PLLはループゲインが小さいと各種の特性が劣化
する。特に位相雑音抑圧特性が劣化して、電圧制御発振
回路が発生する位相雑音が出力に現れるようになるの
で、再生されたユーザクロックの品質が劣化するという
問題点がある。
【0013】このことを具体的に数値例で示す。図11
において、位相比較回路211のゲインK1 [V/ra
d]、直流増幅回路212のゲインをK2 、電圧制御発
振回路213の変換ゲインをK3 [rad/(sec・
V)]とすると、ループゲインKはK=K1 ×K2 ×K
3 /Nで与えられる。位相比較回路211は、たとえば
2π[rad]の位相差を2[V]程度の電圧で表現す
るので、K=2/(2π)≒0.318[V/rad]
になる。電圧制御発振回路213は、水晶振動子を利用
すれば通常100[ppm/V]程度の変換係数とな
り、発振周波数をたとえれば北米のDS3のビットレー
トである44.736MHzとすれば、K3 =28.1
×103 [rad/(sec・V)]になる。K2 は、
直流増幅回路212の出力が飽和しないように、通常は
数倍の程度に選択されるので、たとえばK2 =5であ
る。このとき、N=3008とすればK=14.9と計
算される。KはPLLのジッカカットオフ角周波数に等
しく、Hzでは約2.36[Hz]である。しかしなが
ら、PLLのジッタカットオフ周波数は発振周波数のお
よそ1〜10ppmが望ましく、ジッタカットオフ周波
数がこれよりはるかに小さくなると位相雑音抑圧特性が
劣化し、逆にこれ以上になると入力ジッタ抑圧特性が劣
化する。従って、この例ではPLLのジッタカットオフ
周波数がおよそ45〜450Hzが望ましい。これに比
べて上述の数値例ではループゲインが小さすげることが
わかる。対策として、たとえば直流増幅回路212のゲ
インを大きくすることが考えられる。しかし、たとえば
ジッタカットオフ周波数を発振周波数の1ppmにする
ためには、K2 を約1200程度にする必要がある。そ
うすると、位相比較回路211の出力は2[V]の範囲
で変動するので、直流増幅回路212の出力は2400
[V]の範囲で変動することになる。明らかに、この条
件では直流増幅回路212は飽和してしまうので、PL
Lは特に周波数引き込み時に正しい動作をしなくなる。
このように、ループゲインが小さくなることを直流増幅
回路212のゲインを増加することで避けることは不適
切である。
【0014】以上の数値例から、PLLの分周比が30
08と大きい場合には適切な特性を実現できないことが
わかる。従来のSRTS受信装置では、PLLの分周比
は3008に限定されてしまうので、適切なPLLの特
性を実現できないという重要な問題点がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のSRTS受信装
置は、送信側では、参照クロックで駆動されるカウンタ
の出力を、ユーザクロックのN(N≧2の整数)クロッ
ク周期でラッチしたRTS(Residual Tim
e Stamp)情報を生成して受信側に転送し、前記
受信側では受信した前記RTS情報に従って平均的に前
記ユーザクロックのNクロック周期のパルスを生成し、
該生成パルスを移送同期発信手段に印加して前記ユーザ
クロックを再生するSRTS(Synchronous
Residual Time Stamp)法による
SRTS受信装置において、前記平均的にユーザクロッ
クのNクロック周期のパルスを生成するRTS情報受信
手段と、前記Nクロック周期のパルス間に補間パルスを
発生する補間パルス発生手段と、該補間パルス発生手段
の出力パルスと前記RTS情報受信手段が生成するパル
スとを合成するパルス合成手段と、前記RTS情報受信
手段の出力パルスによって前記補間パルス発生手段を再
スタートさせる再スタート手段とを備え、前記RTS情
報受信手段は、参照クロックで駆動される第1および第
2のカウンタと、該第1のカウンタのカウント値と前記
受信RTS情報とを比較して一致したらパルスを発生す
る比較回路と、前記第2のカウンタが前記参照クロック
の一定数をカウンタした場合にゲート信号を発生し、該
ゲート信号により前記比較回路出力のパルスを通過させ
るゲート回路と、該ゲート回路出力パルスにより前記第
2のカウンタがリセットされると同時に次の前記受信R
TS情報を取り込む取り込み手段とを有し、前記補間パ
ルス発生手段は、m(m≧2の整数)を法とする加算回
路と、該加算回路の加算結果をラッチするDフリップフ
ロップと、前記参照クロックで駆動されて前記加算回路
のキャリー信号出力に従ってM1 (M1 ≧2の整数)分
周またはM2 (M2 ≧2の整数)分周を切り替えて実行
する第3のカウンタと、前記加算回路の入力は、前記D
フリップフロップの出力およびあらかじめ定められた定
数であって、前記第3のカウンタの出力を補間パルスと
して出力するか、または、前記補間パルス発生手段は、
前記受信RTS情報の差分値を計算する演算手段と、そ
の差分値を識別するデコーダ手段と、該デコーダ手段に
従って決められた値を出力する第1のエンコーダ手段
と、前記mを法とする加算回路と、該加算回路の加算結
果をラッチする前記Dフリップフロップと、前記参照ク
ロックで駆動されて前記加算回路のキャリー信号出力に
従って前記M1 分周または前記M2 分周を切り替えて実
行する前記第3のカウンタとを有し、前記加算回路の入
力は、前記Dフリップフロップの出力および前記第1の
エンコーダ手段が出力する値であり、前記第3のカウン
タの出力を補間パルスとして出力するか、または、前記
補間パルス発生手段は、前記受信RTS情報の差分値を
計算する演算手段と、その差分値を識別するデコーダ手
段と、該デコーダ手段に従ってそれぞれ決められた値を
出力する第1および第2のエンコーダ手段と、前記mを
法とする加算回路と、該加算回路の加算結果をラッチす
る前記Dフリップフロップと、前記参照クロックで駆動
されて前記加算回路のキャリー信号出力に従って前記M
1 分周または前記M2 分周を切り替えて実行する前記第
3のカウンタとを有し、前記加算回路の入力は、前記D
フリップフロップの出力および前記第1のエンコーダ手
段が出力する値であり、前記第3のカウンタ手段の分周
比前記M1 および前記M2 を前記第2のエンコーダ手段
により設定する設定手段を有し、前記第3のカウンタの
出力を補間パルスとして出力し、前記パルス合成手段は
前記第2のカウンタの出力に従って、前記ゲート回路出
力パルスか又は前記補間パルス敗勢手段の出力パルスを
選択する選択回路を有し、前記パルス合成手段は、前記
補間パルス発生手段の出力を常に選択して出力する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0017】図1は本発明の一実施の形態のSRTS受
信装置を示すブロック図、図2は図1に示す一実施の形
態の動作を説明する図である。
【0018】図1において、331はRTS情報受信手
段であり、たとえば図9のRTS情報受信手段151と
同等の回路が使用される。332は補間パルス発生手段
である。パルス合成手段333は、補間パルス発生手段
332の出力信号342のパルスとSRTS受信手段3
31の出力341のパルスとを合成してPLL334に
供給する構成となっている。
【0019】図2に示すように、RTS情報受信手段3
31の出力信号341は、平均してユーザクロックのN
クロック周期のパルスである。これに対して補間パルス
発生手段332は、SRTS受信手段331の出力信号
341のパルスの間に、平均してユーザクロックのN1
クロック周期のパルスを発生するように動作する。パル
ス合成手段332は、RTS情報受信手段331の出力
信号341のパルスはそのまま出力し、その間に補間パ
ルス発生手段332の出力信号342のパルスを挿入す
る。ここでN1 がNの約数であれば、パルス合成手段3
33の出力信号は343は、平均してユーザクロックの
1 クロック周期でほぼ等間隔のパルス列になる。従っ
て、PLL334の分周比はN1 とすることができる。
たとえばNが3008の場合はN1 として2、4、8、
16等が実現でき、PLL334のループゲインが小さ
くなるのを防ぐことができる。なお、補間パルス発生手
段332に供給されているRTS情報受信手段331の
出力信号341はリスタート信号として使用され、信号
線341のパルスが入力されてからユーザクロックの約
1 クロック周期後に補間パルス発生手段332がパル
スを出力するように制御される。
【0020】例として、PLL334の分周比を16と
する場合を考えると、3008÷16=188であるか
ら、補間パルス発生手段332はユーズクロックの16
クロック周期のパルスを発生し、パルス合成手段333
はRTS情報受信手段331の出力信号341のパルス
の間に187個のパルスが入るようにパルスを合成して
出力する。そうすると、パルス合成手段333の出力信
号343は、平均してユーザクロックの16クロック周
期に1回の割合のほぼ等間隔のパルス列になる。
【0021】図3は本発明の一実施の形態に基づく一実
施例を示すブロック図、図4は図3の中の補間パルス発
生回路の第1の回路例を示す図、図5はRTS情報系列
の差分系列を説明する図。
【0022】図6は図3の中の補間パルス発生回路の第
2の回路例を示す図、図7は図3の中の補間パルス発生
回路の第3の回路例を示す図である。
【0023】図3において、本実施の形態に基づく本実
施例は、図9に示す従来装置と同じ構成要素には同じ番
号を付与している。補間パルス発生回路137は、ゲー
ト出力信号145のパルスの間に挿入すべき補間パルス
を発生する。選択回路138は、ML分周カウンタ13
2の出力144によってゲート135が開いていない場
合には補間パルス発生回路137の出力146を選択
し、ゲート135が開いている場合にはゲート出力14
5を選択する。
【0024】図4において、431はある数mを法とす
るnビット加算回路、432は加算回路431の出力を
保持するnビットのD−FFである。431の加算回路
と432のD−FFは、併せて累算器を構成している。
また、433はM1 分周またはM2 分周を行うカウンタ
である。
【0025】加算回路431は、あらかじめ定められた
nビットの整数Dを繰り返し加算する。加算回路431
は、加算結果がmを越えた場合にはキャリー信号441
を出力する。433はM1 /M2 分周カウンタであっ
て、入力端子412から供給される周波数fnxの参照
クロックによって駆動され、信号線441が“0”の場
合にはM1 分周回路、“1”の場合にはM2 分周回路と
して動作する。433のカウンタは、参照クロックをM
1 回またはM2 回カウントすると1個のパルスを生成し
て、出力信号442として出力する。信号線442は生
成した補間パルスとして出力されると共に、D−FF4
32を駆動して次の累算動作を行う。なお、入力端子4
11はリスタート信号入力であり、リスタート信号によ
りD−FF432およびカウンタ433は初期状態に戻
る。すなわち、リスタート信号入力後、参照クロックで
1 クロックまたはM2 クロック後に出力端子421に
補間パルスが出力される。図3において、ゲート出力信
号145をリスタート信号として補間パルス発生回路1
37に与えると、図3のゲート出力信号145のパルス
から参照クロックでM1 クロックまたはM2 クロック後
に図3の補間パルス発生回路出力146にパルスが出力
される。従って、ゲート出力信号145のパルスと補間
パルス発生回路出力146のパルスの位相関係が適切に
制御され、選択回路出力信号147はほぼ等間隔のパル
ス列になる。
【0026】以上の動作を、具体的な数値例によって説
明する。ここでは、北米のDS3のビットレートである
fs=44.736MHzを例として取り上げる。I.
363に従うと、参照クロック周波数fnxは77.7
6MHzである。またN=3008とすればMq=52
28である。従って、図3のゲート回路135は参照ク
ロックの5228クロック周期または5229クロック
周期に1回の割合でパルスを通過させる。PLL136
の分周比を16にする場合を考えると、3008÷16
=188なので、参照クロックの5228または522
9クロック周期中に188個のパルスを発生するよう
に、図4のカウンタ433が動作すればよい。
【0027】以下、参照クロックの5228クロック周
期に188個のパルスを発生する場合を考える。522
8÷188=27+152/188なので、生成する補
間パルスは参照クロックで27クロックまたは28クロ
ックに1回の割合とし、平均して27+152/188
クロックに1回の割合になるようにすればよい。このた
めには、D=152、m=188、M1 =27、M2
28とする。このとき、図4の加算回路431はD=1
52を累計するよに動作し、その結果がm=188以上
になるとキャリー信号441を出力する。152をmo
d188で188回繰り返して加算すると、キャリーが
出力されるのはそのうち152回で、残りの188−1
52=36回はキャリーは出力されない。従って、この
間にカウンタ433は27分周動作を36回、28分周
動作を152回実行する。5228÷188=27+1
52/188の両辺に188を乗ずると5228=27
×36+28×152が得られるので、カウンタ433
は所望の通り参照クロックの5228クロック周期に1
88個のパルスを発生することがわかる。
【0028】以上は参照クロックの5228クロック周
期に188個のパルスを発生する場合の説明であるが、
その他の場合にも同じ考え方で実現できることは明らか
である。
【0029】図3において、fs=447.736MH
z、fnx=77.76MHz、N=3008の場合に
は、ゲート回路出力信号145のパルス間隔は参照クロ
ックの5228クロック周期または5229クロック周
期である。補間パルス発生回路137の出力信号146
が常に参照クロックの5228クロック中に188個の
割合でパルスを発生しても、ゲート回路出力信号145
のパルス間隔が参照クロックの5229クロック周期の
場合でも選択回路出力信号147はほぼ等間隔のパルス
列になるので、実用上は問題を生じることはない。しか
しながら、信号線145のパルスの間隔に応じて補間パ
ルス発生回路出力信号146のパルス間隔を自動的に微
調整することも可能である。
【0030】文献(特開平7−38570号公報)に記
述されているように、RTS系列の差分値を取った系列
は、近似的に簡単な繰り返し系列となる。たとえば、上
記と同じくfs=44,736MHz、fnx=77.
76MHz、N=3008の場合、RTS値の差分系列
は図5に示すように12と13がほぼ交互に現れる。こ
のとき、差分値が12の場合には図3におけるゲート出
力パルス間隔は参照クロックで5228クロックであ
り、13の場合には5229クロックである。このこと
を利用して、RTSの差分値を求めて、それがどのよう
な値であるかによって補間パルス間隔を調整することが
できる。図6は、このような補間パルス発生回路の一例
である。図6の番号は図4と同じ構成要素については同
一の番号としてある。以下、図6の回路について説明す
る。
【0031】413の入力端子6には図3におけるFI
FO133から読み出された4ビットのRTS値が入力
される。434は4ビットのD−FFであって、1回前
に使用したRTS値を保持している。435はmod1
6の4ビット減算回路であって、今回のRTS値の前回
のRTS値をmod16で引き算した結果を出力する。
すると、減算回路出力443には、図5の差分系列が現
れることになる。436はデコーダであって、差分値4
43がどのような値であるこを判別し、その判別結果信
号444を第1のエンコーダ437に与える。エンコー
ダ437は、判別結果信号444に従ってあらかじめ決
められたnビットの整数を出力する。
【0032】再び、fs=44.736MHz、fnx
=77.76MHz、N=3008の場合を例に取る。
先に説明したように、図3のゲート回路出力パルス間隔
が5228である場合には、図4においてD=152と
すればよかった。図3のゲート回路出力パルス間隔が5
229である場合には、5229÷188=27+15
3/188であるから、D=153とすればよい。そこ
で、図6のデコーダ436は、差分値443が12であ
るか13であるかを判別し、エンコーダ437は差分値
443が12の場合には152を信号線445に出力
し、差分値443が13の場合には153を信号線44
5に出力する。以下、図4と同じ動作を行い、補間パル
スを発生する。
【0033】以上の例においては、デコーダ436は差
分値信号443が12または13のみを識別することに
なるが、一般に差分値443はmode16なので16
通りがあり得る。そこで、3種類以上の差分値に対して
エンコーダ出力445が適切な値を信号線445に出力
すれば、図1においてRTS情報受信手段出力信号34
1のパルスを用いることなく、補間パルス発生手段出力
信号342のみを用いてPLL334を駆動することが
できる。この場合、パルス合成手段333は単に信号線
342をそのまま出力することになる。この構成につい
て以下に説明する。
【0034】図3におけるゲート出力パルス間隔を参照
クロックでaクロックとし、受信RTS値の差分値をd
とする。I.363に従えばRTS値は4ビットである
から、差分値dはmod16で考えることになり、dは
0〜15の範囲である。このとき、aとdの関係はd≡
a mod16で与えられる。この関係からはdが与え
られてもaは一意的には決定できないが、図3において
ML分周カウンタがI.363に従いML=Mq−8と
されていることを考慮することにより、dが与えられれ
ばaが一意的に決定できる。ここでMqはfsが公称値
の場合の値である。図10のタイムチャートからわかる
ように、図3においてゲート信号144は前回のゲート
出力パルスから数えて参照クロックでMLクロックの間
はゲート135を閉じるので、ゲート出力パルス間隔a
は最低でもMLになる。同じく図10のタイムチャート
からわかるように、図3の比較回路134は参照クロッ
クで16クロック毎にパルスを発生するので、ゲート1
35は前回のゲート出力パルスから数えて参照クロック
でMLクロック〜ML+15クロックの間に必ず1個の
パルスを出力する。従って、ゲート出力パルス間隔aは
最大でもML+15クロックになる。すぬわちML≦a
≦ML+15という条件が成立し、これとd≡a mo
d16という関係によりdが与えられればaが決定でき
る。
【0035】図12は本実施例におけるすべての差分値
とゲート出力パルス間隔との関係を計算した結果を示す
図である。
【0036】再び、fs=44.736MHz、fnx
=77.76MHz、N=3008の場合を例に取って
図12を参照して説明する。この場合に、すべでの差分
値とゲート出力パルス間隔との関係を計算すると、図1
2のようになる。上記の例ではML=5228−8=5
220なので、ゲート出力パルス間隔aは5220≦a
≦5235であり、差分値に対応するゲート出力パルス
間隔はこの範囲の値が選択されている。
【0037】差分値が4である場合を考えると、ゲート
出力パルス間隔は5220となるが、5220÷188
=27+144/188であるから、エンコーダ出力4
55は144とすればよい。まったく同じようにしてす
べての場合についてエンコーダ出力を計算することがで
き、その結果は図12に示してある通りである。従っ
て、図6の回路においてエンコーダ437の動作が、与
えられた差分値により図12の対応に従った値を出力す
るようにすれば、すべの差分値に対してほぼ等間隔の補
間パルスを発生することができる。
【0038】図6の実施例においては、図3におけるゲ
ート135の出力パルス位置を受信RTS値の差分値に
より予測して、その間に補間パルうを挿入するという動
作になっている。そのため、受信RTS値から求めた差
分値がデコーダ436で検出可能である場合には、補間
パルス発生回路137はゲート135の出力パルス位置
で必ず補間パルスを発生するように動作する。従って、
図6のデコーダ436がすべての差分値を検出し、エン
コーダ437が上述のように求めた適切な値を出力する
ようにすれば、図3における選択回路138は常に補間
パルス146のみを選択するようにしてもよく、実施的
には選択回路138は不要になる。
【0039】図6において、M1 /M2 分周カウンタ4
33の分周比M1 /M2 を、RTS情報差分値信号44
3に従って変更することが必要な場合がある。図7は、
この場合に使用できる補間パルス発生手段の一例であ
る。図7において、第2のエンコーダ438は、エンコ
ーダ436が解釈した差分系列信号443に従って、カ
ウンタ433の分周比M1 およびM2 を設定する。
【0040】具体的な数値例を挙げると、fs=46.
08MHzの場合には、I.363に従えば参照クロッ
ク周波数はfnx=77.76MHz、またN=300
8とすればMq=5076である。RTS情報の差分系
列は、16を法としたMqを計算すれば求められ、50
76≡4mod16なので、性格にfs=46.08M
Hzの場合には差分系列は一定値“4”になる。PLL
の分周比として16を実現するには、5076÷188
=27と割り切れるのでカウンタ433は常に27分周
すればよく、そこでM1 =27としておいて、図6にお
いて減算回路出力信号443が“4”である場合にエン
コーダ出力信号445が“0”となるようにすればよ
い。ところが、ユーザクロックには通常ゆらぎがあり、
fsが常に46.08MHzで一定ということはなく、
たとえば±20ppm程度の範囲でゆらぐと考えなくて
はならない。そこでたとえばfsがわずかに低くなる
と、RTS情報の差分値系列は一定値“4”ではなく
“5”も含まれるようになる。そうすると、図1のRT
S情報受信手段出力341のパルス間隔は参照クロック
周期で5077クロックとなり、この場合は5077÷
188=27+1/188なので、M2 =28としてお
いて、図6の減算回路出力信号443が“5”である場
合にはエンコーダ出力信号445を“1”とすることに
なる。一方、fsがわずかに高くなると、RTS情報の
差分値系列には“3”も含まれるようになり、図1のR
TS情報受信手段出力341のパルス間隔は参照クロッ
ク周期で5076クロックとなる。この場合は5076
÷188=26+187/188なので、M1 =26、
2 =27としておいて、図6の減算回路出力信号44
3が“3”である場合にはエンコーダ出力信号445を
“187”、“4”である場合には“188”としなく
てはならない。このように、RTS情報の差分値信号4
43に応じてカンウンタ433の分周比設定を変更しな
くてはならない場合がある。
【0041】図7においては、カウンタ433の分周比
1 およびM2 は差分値系列信号443に従って決定さ
れるので、上述のようにユーザクロック周波数fsのゆ
らぎによってカウンタ433の分周比を変更する必要が
ある場合でも正しい動作をさせることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送信側で
は、参照クロックで駆動されるカウンタの出力を、ユー
ザクロックのN(N≧2の整数)クロック周期でラッチ
したRTS情報を生成して受信側に転送し、受信側で
は、受信したRTS情報に従って平均的にユーザクロッ
クのNクロック周期のパルスを生成し、該生成パルスを
位相同期発心手段に印加してユーザクロックを再生する
SRTS法によるSRTS受信装置において、平均的に
ユーザクロックのNクロック周期のパルスを生成するR
TS情報受信手段と、Nクロック周期のパルス間に補間
パルスを発生する補間パルス発生手段と、該補間パルス
発生手段の出力パルスとRTS情報受信手段が生成する
パルスとを合成するパルス合成手段と、RTS情報受信
手段の出力パルスによって補間パルス発生手段を再生ス
タートさせる再スタート手段とを備えることにより、位
相同期発振手段に対しRTS情報転送周期に補間パルス
発生手段から発生する複数のパルスを供給するので、分
周比を従来よりも小さくすることができ、位相雑音特性
を従来より良くすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す本実施の形態の動作を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態に基づく一実施例を示す
ブロック図である。
【図4】図3の中の補間パルス発生回路の第1の回路例
を示す図である。
【図5】RTS情報系列の差分系列を説明する図であ
る。
【図6】図3の中の補間パルス発生回路の第2の回路を
示す図である。
【図7】図3の中の補間パルス発生回路の第3の回路を
示す図である。
【図8】ITU−T勧告I.363に示すRTS情報生
成回路の一例を示すブロック図である。
【図9】従来のSRTS受信装置を一例を示すブロック
図である。
【図10】図9に示すSRTS受信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】図9の中の位相同期発振回路(PLL)の一
例を示すブロック図である。
【図12】本発明の一実施の形態に基づく一実施例にお
けるすべての差分値とゲート出力パルス間隔との関係を
計算した結果を示す図である。
【符号の説明】
311 受信RTS情報入力端子 312 参照クロック入力端子 321 ユーザクロック出力端子 331 RTS情報受信手段 332 補間パルス発生手段 333 パルス合成手段 334 位相同期発振手段 341 RTS情報受信手段出力信号 342 補間パルス発生手段出力信号 343 パルス合成手段出力信号 431 nビット加算回路 432 ダイナミックフリップフロップ(D−FF) 433 M1 分周又はM2 分周カウンタ 434 ダイナミックフリップフロップ(D−FF) 435 4ビット減算回路(mod16) 436 デコーダ 437 エンコーダ 438 エンコーダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側では、参照クロックで駆動される
    カウンタの出力を、ユーザクロックのN(N≧2の整
    数)クロック周期でラッチしたRTS(Residua
    l Time Stamp)情報を生成して受信側に転
    送し、前記受信側では受信した前記RTS情報に従って
    平均的に前記ユーザクロックのNクロック周期のパルス
    を生成し、該生成パルスを移送同期発信手段に印加して
    前記ユーザクロックを再生するSRTS(Synchr
    onous ResidualTime Stamp)
    法によるSRTS受信装置において、前記平均的にユー
    ザクロックのNクロック周期のパルスを生成するRTS
    情報受信手段と、前記Nクロック周期のパルス間に補間
    パルスを発生する補間パルス発生手段と、該補間パルス
    発生手段の出力パルスと前記RTS情報受信手段が生成
    するパルスとを合成するパルス合成手段と、前記RTS
    情報受信手段の出力パルスによって前記補間パルス発生
    手段を再スタートさせる再スタート手段とを備えること
    を特徴とするSRTS受信装置。
  2. 【請求項2】 前記RTS情報受信手段は、参照クロッ
    クで駆動される第1および第2のカウンタと、該第1の
    カウンタのカウント値と前記受信RTS情報とを比較し
    て一致したらパルスを発生する比較回路と、前記第2の
    カウンタが前記参照クロックの一定数をカウンタした場
    合にゲート信号を発生し、該ゲート信号により前記比較
    回路出力のパルスを通過させるゲート回路と、該ゲート
    回路出力パルスにより前記第2のカウンタがリセットさ
    れると同時に次の前記受信RTS情報を取り込む取り込
    み手段とを有することを特徴とする請求項1記載のSR
    TS受信装置。
  3. 【請求項3】 前記補間パルス発生手段は、m(m≧2
    の整数)を法とする加算回路と、該加算回路の加算結果
    をラッチするDフリップフロップと、前記参照クロック
    で駆動されて前記加算回路のキャリー信号出力に従って
    1 (M1 ≧2の整数)分周またはM2 (M2 ≧の整
    数)分周を切り替えて実行する第3のカウンタと、前記
    加算回路の入力は、前記Dフリップフロップの出力およ
    びあらかじめ定められた定数であって、前記第3のカウ
    ンタの出力を補間パルスとして出力するものであること
    を特徴とする請求項1及び2記載のSRTS受信装置。
  4. 【請求項4】 前記補間パルス発生手段は、前記受信R
    TS情報の差分値を計算する演算手段と、その差分値を
    識別するデコーダ手段と、該デコーダ手段に従って決め
    られた値を出力する第1のエンコーダ手段と、前記mを
    法とする加算回路と、該加算回路の加算結果をラッチす
    る前記Dフリップフロップと、前記参照クロックで駆動
    されて前記加算回路のキャリー信号出力に従って前記M
    1 分周または前記M2 分周を切り替えて実行する前記第
    3のカウンタとを有し、前記加算回路の入力は、前記D
    フリップフロップの出力および前記第1のエンコーダ手
    段が出力する値であり、前記第3のカウンタの出力を補
    間パルスとして出力するものであることを特徴とする請
    求項1及び2記載のSRTS受信装置。
  5. 【請求項5】 前記補間パルス発生手段は、前記受信R
    TS情報の差分値を計算する演算手段と、その差分値を
    識別するデコーダ手段と、該デコーダ手段に従ってそれ
    ぞれ決められた値を出力する第1および第2のエンコー
    ダ手段と、前記mを法とする加算回路と、該加算回路の
    加算結果をラッチする前記Dフリップフロップと、前記
    参照クロックで駆動されて前記加算回路のキャリー信号
    出力に従って前記M1 分周または前記M2 分周を切り替
    えて実行する前記第3のカウンタとを有し、前記加算回
    路の入力は、前記Dフリップフロップの出力および前記
    第1のエンコーダ手段が出力する値であり、前記第3の
    カウンタ手段の分周比前記M1 および前記M2 を前記第
    2のエンコーダ手段により設定する設定手段を有し、前
    記第3のカウンタの出力を補間パルスとして出力するも
    のであることを特徴とする請求項1及び2記載のSRT
    S受信装置。
  6. 【請求項6】 前記パルス合成手段は、前記第2のカウ
    ンタの出力に従って、前記ゲート回路出力パルスか又は
    前記補間パルス発生手段の出力パルスを選択する選択回
    路を有することを特徴とする請求項3,4及び5記載の
    SRTS受信装置。
  7. 【請求項7】 前記パルス合成手段は、前記補間パルス
    発生手段の出力を常に選択して出力することを特徴とす
    る請求項4及び5記載のSRTS受信装置。
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