JPH10242503A - 光ピックアップの光軸チルト調整機構 - Google Patents

光ピックアップの光軸チルト調整機構

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JPH10242503A
JPH10242503A JP4773097A JP4773097A JPH10242503A JP H10242503 A JPH10242503 A JP H10242503A JP 4773097 A JP4773097 A JP 4773097A JP 4773097 A JP4773097 A JP 4773097A JP H10242503 A JPH10242503 A JP H10242503A
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JP
Japan
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support member
base
lens
lens support
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP4773097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Ikeda
圭 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形材から成る基台を使用しても、光ピ
ックアップの光軸調整を容易にし、その性能を維持でき
るようにすること。 【解決手段】 レンズ支持部材2の基台4との摺動面を
相互に密着させるように、付勢用のばね部材3を設け
る。そしてばね部材3の押圧力とビス9の回転により、
対物レンズ1のチルト調整を行う。チルト調整後、レン
ズ支持部材2と基台4とを接着又は融着固定を行う。そ
して接着又は融着固定後、押しねじ10を上に押し込む
ことにより、ばね部材3の付勢力を解除し、レンズ支持
部材2と基台4との相互密着押圧力を除去するよう構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ピックアップの光
軸チルト調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップの光軸チルト調整
機構について図5及び図6の断面図を参照しながら説明
する。対物レンズ1はレンズ支持部材2に固定されてい
る。レンズ支持部材2の下部には、対物レンズ1の中心
を回転中心とする凸球面状摺動部2aが形成されてい
る。そして光ピックアップのベースである基台4のレン
ズ支持機構の下部には立ち上げミラー5が固定され、又
基台4の側壁部には発光素子6が取付けられている。
【0003】発光素子6から出射された光束は立ち上げ
ミラー5によって光ディスク7へ向かって反射し、対物
レンズ1により所定のスポットに絞り込まれる。又その
反射光を電気信号に変換してディスク上の情報を読取る
ように光学系が設計されている。
【0004】又基台4のレンズ支持機構の下部には、対
物レンズ1の中心を回転中心とする凹球面状摺動部4a
が形成され、凸球面状摺動部2aと対面して相互摺動す
ることにより、対物レンズ1の光軸にチルトを与えるこ
とができる。
【0005】レンズ支持部材2の一端の腕部2cには、
雌ねじ2dが螺設され、基台4の穴4bを貫通した調整
ビス9と螺合している。又基台4には板ばね3の一端が
ねじ8によって固定され、レンズ支持部材2の他端の座
2bに係合している。この板ばね3はレンズ支持部材2
を下方向に押圧し、調整ビス9と共に対物レンズ1の中
心付近を支点として相互にバランスを保っている。この
ような機構により、基台4の凹球面状摺動部4aとレン
ズ支持部材2の凸球面状摺動部2aとを密着させること
ができる。
【0006】この状態で調整ビス9を基台4の下部から
回転することにより、外部より対物レンズ1の光軸にチ
ルトを与えることができる。又対物レンズ1の光軸に垂
直な平面上において、光軸を中心として互いに直交する
2つの位置に板ばね3及び調整ビス9を配置すれば、円
盤状の光ディスクに対し、ラジアル及びタンジェンシャ
ル両方向のチルト調整が可能となる。こうすれば調整ビ
スを適宜回転させて、対物レンズ1の光軸を光ディスク
7の記録面に対し垂直となるように調整することができ
る。
【0007】以上の従来の調整機構は、一般的な光ピッ
クアップの光軸チルト調整機構として普及しており、例
えば特公平4−62133号にその例が記載されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、光ディスクドラ
イブ装置の薄型化の要求が高まり、光ピックアップにつ
いてもその高さを低く抑えることが要求されている。又
同時にコストダウンを図るため、従来は基台4としてア
ルミダイカスト等が多く使われてきたが、近年は金属に
代わって樹脂成形品が使用される傾向にある。
【0009】光ピックアップの薄型化を図る場合、対物
レンズのある基台の中央部はレンズ、立ち上げミラー、
支持部材、レンズ駆動機構等、主要な部品が集まってお
り、薄型化が最も困難な部分である。そのため中央部の
基台の肉厚は薄くせざるをえず、更に凹球面状摺動部が
あるため、立ち上げミラーの周辺部はとりわけ薄肉にな
る傾向がある。
【0010】このような状況で金属より曲げ剛性の低い
樹脂成形材からなる基台中央部の肉厚を必要肉厚以下に
薄くすると、特に高温雰囲気中では樹脂の曲げ剛性が極
端に低下する。このため図6の矢印Pの部分のように、
ばね3の押圧力で基台4の底部が下方向に撓んでしま
う。このため立ち上げミラー5や対物レンズ1等の位置
がずれ、更には基台4の底部に永久変形が生じ、光ピッ
クアップの性能に重大な悪影響を及ぼす恐れがあった。
【0011】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、金属より曲げ剛性の低い樹脂成
形材からなる基台を使用し、基台中央部の肉厚がある程
度薄く、高温雰囲気中等、樹脂の曲げ剛性が極端に低下
する悪条件下であっても、基台底部の変形を防止し、光
ピックアップの性能を維持できる光ピックアップの光軸
チルト調整機構を実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、光源と、前記光源からの出射光を集光して円盤状の
記録媒体に光スポットを照射する対物レンズと、前記対
物レンズを支持するレンズ支持部材と、前記レンズ支持
部材を微動自在に保持し、前記対物レンズの光軸方向を
前記記録媒体の半径方向に微動させる摺動面が形成され
た基台とを有し、前記レンズ支持部材を前記基台に対し
て前記対物レンズの中心付近を回転中心として相互摺動
面で摺動させることにより、対物レンズのチルト調整を
行う光ピックアップの光軸チルト調整機構において、前
記レンズ支持部材の一方の端と螺合すると共に、前記基
台の孔に回転自在に保持されて回転により前記レンズ支
持部材の姿勢を微調整する調整ビスと、前記レンズ支持
部材の他方の端に当接し、前記レンズ支持部材と前記基
台との相互摺動面を相互密着させる方向に付勢するばね
部材と、前記ばね部材の弾力に抗して前記レンズ支持部
材の前記基台への押圧力を解放する解除ねじとを設け、
前記レンズ支持部材と前記基台との摺動面が密着された
状態において前記対物レンズのチルト調整を前記調整ビ
スを用いて行い、前記レンズ支持部材と前記基台とを固
定した後に前記解除ねじが前記ばね部材を押圧すること
により前記ばね部材の付勢力を解除できるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0013】本願の請求項2の発明は、光源と、前記光
源からの出射光を集光して円盤状の記録媒体に光スポッ
トを照射する対物レンズと、前記対物レンズを支持する
レンズ支持部材と、前記レンズ支持部材を微動自在に保
持し、前記対物レンズの光軸方向を前記記録媒体の半径
方向に微動させる摺動面が形成された基台とを有し、前
記レンズ支持部材を前記基台に対して前記対物レンズの
中心付近を回転中心として相互摺動面で摺動させること
により、対物レンズのチルト調整を行う光ピックアップ
の光軸チルト調整機構において、前記レンズ支持部材の
一方の端と螺合すると共に、前記基台の孔に回転自在に
保持されて回転により前記レンズ支持部材の姿勢を微調
整する調整ビスと、前記レンズ支持部材の他方の端に一
体形成された腕部と、前記腕部に形成された雌ねじと螺
合し、前記レンズ支持部材の腕部を前記基台側に押圧す
るコイルばねが同軸に嵌合された段付きねじとを設け、
前記レンズ支持部材と前記基台との摺動面が密着された
状態において前記対物レンズのチルト調整を前記調整ビ
スを用いて行い、前記レンズ支持部材と前記基台とを固
定した後に前記段付きねじと前記レンズ支持部材の腕部
との螺合を解除できるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態における光ピックアップの光軸チルト調
整機構について図1及び図2を用いて説明する。図1及
び図2は本実施の形態の光ピックアップの光軸チルト調
整機構の構成を示す断面図であり、従来例と同一部分は
同一符号を付ける。
【0015】まず図1において、対物レンズ1はレンズ
支持部材2に固定され、発光素子6の出射光を光ディス
クの記録面に収束させる。レンズ支持部材2の下部に
は、対物レンズ1の中心付近の一点を回転中心とする凸
球面状摺動部2aが形成されている。基台4のレンズ支
持機構下部には立ち上げミラー5が固定され、又基台4
の側壁部には発光素子6が取付けられている。
【0016】発光素子6から出射された光束は立ち上げ
ミラー5によって光ディスク7へ向かって反射し、対物
レンズ1により所定のスポットに絞り込まれる。そして
光ディスク7からの反射光を光電変換素子に入光して電
気信号に変換し、ディスク上の情報を読取る。
【0017】又基台4のレンズ支持機構の下部には、対
物レンズ1の中心付近の一点を曲面中心とする凹球面状
摺動部4aが形成されている。そして凸球面状摺動部2
aと対向して相互摺動することにより、対物レンズ1の
光軸にチルトを与えることができる。このチルトは光デ
ィスク7のトラック方向(タンジェンシャル方向)と半
径方向(ラジアル方向)との両方向の光軸調整を意味す
る。
【0018】レンズ支持部材2の一端の腕部2cには、
雌ねじ2dが螺設され、基台4に穿孔された孔4bを貫
通した調整ビス9と螺合することにより、レンズ支持部
材2の姿勢を微調整できる。又基台4には板ばね3の一
端がねじ8によって固定され、板ばね3の他端がレンズ
支持部材2の座2bに係合することにより、レンズ支持
部材2を下方向に押圧している。調整ビス9による片端
の保持力と共に対物レンズ1の中心付近を支点として相
互にバランスを保ちながら、基台4の凹球面状摺動部4
aとレンズ支持部材2の凸球面状摺動部2aとを密着さ
せている。
【0019】この状態で調整ビス9を基台4の下部から
回転すると、基台4の外部より対物レンズ1の光軸にチ
ルトを与えることができる。又光軸に垂直な平面上にお
いて、光軸を中心として互いに直交する2つの位置に調
整ビス9を配置すれば、円盤状の光ディスク7に対し、
ラジアル及びタンジェンシャル両方向のチルト調整が可
能となる。こうすれば調整ビス9を適宜回転させて、対
物レンズ1の光軸を光ディスク7の記録面に対し垂直に
チルト調整することができる。
【0020】以上の構成は従来例と同様であるが、基台
4においてねじ8と近接する位置に押しねじ10が解除
ねじとして新たに設けられている。この押しねじ10は
板ばね3のねじ8による固定部と作用部3aとのほぼ中
間位置にあり、基台4の下部から板ばね3の方向に螺合
されている。
【0021】図1の状態においては押しねじ10の先端
は板ばね3とは接触せず、距離Yだけ離れている。その
ため板ばね3は押しねじ10によってその押圧力を阻害
されることなく、レンズ支持部材2の一端の座2bに係
合する。そしてレンズ支持部材2を下方向に押圧し、基
台4の凹球面状摺動部4aとレンズ支持部材2の凸球面
状摺動部2aとを所定の押圧力で密着させている。この
状態において、調整ビス9を基台4の下部から回転させ
ることにより、対物レンズ1の光軸をチルト調整するこ
とができる。
【0022】図2は対物レンズ1の光軸チルト調整完了
後の状態を示す断面図である。レンズ支持部材2と基台
4とを接着剤11a,11bを用いて接着又は融着固定
する。しかる後に押しねじ10をねじ込み、板ばね3を
上方に押し上げる。そして板とレンズ支持部材2の一端
の座2bとの係合を解除させ、レンズ支持部材2の板ば
ね3による下方向への押圧力を無くす。このとき押しね
じ10には作用部3aにかかっていた荷重より大きな荷
重がかかる。この反作用により押しねじ10の周囲の基
台4の変形が懸念されるが、押しねじ10の周囲の基台
4は図示のように肉厚を十分厚くできるため、変形等の
問題は生じない。
【0023】又このときレンズ支持部材2と基台4とは
接着剤11a,11bで接着又は融着固定されているた
め、対物レンズの光軸のチルトが調整後に変化すること
はない。又チルト調整ねじと同様、板ばね3の押圧力を
解除させる押しねじ10は、基台4の外部より操作でき
るため、調整の作業性も良好である。
【0024】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態における光ピックアップの光軸チルト調整機
構について図3及び図4を用いて説明する。図3及び図
4は本実施の形態の光ピックアップの光軸チルト調整機
構の構成を示す断面図であり、従来例と同一部分は同一
符号を付ける。
【0025】まず図3において、対物レンズ1はレンズ
支持部材2に固定され、レンズ支持部材2の下部には、
対物レンズ1の中心付近の一点を回転中心とする凸球面
状摺動部2aがあることは第1の実施の形態と同様であ
る。又基台4のレンズ支持機構下部には立ち上げミラー
5が固定され、基台4の側壁部には発光素子6が取付け
られている。
【0026】発光素子6から出射された光束は立ち上げ
ミラー5によって光ディスク7へ向かって反射し、対物
レンズ1により所定のスポットに絞り込まれる。そして
光ディスク7からの反射光を電気信号に変換し、ディス
ク上の情報を読取る。
【0027】又基台4のレンズ支持機構の下部には、対
物レンズ1の中心付近の一点を曲面中心とする凹球面状
摺動部4aが形成されている。そして凸球面状摺動部2
aと対向して相互摺動することにより、対物レンズ1の
光軸にチルトを与えることができる。
【0028】レンズ支持部材2の一端の腕部2cには、
雌ねじ2dが螺設され、基台4に穿孔された孔4bを貫
通した調整ビス9と螺合することにより、レンズ支持部
材2の姿勢を微調整できる。
【0029】本実施の形態の基台4には図1のような板
ばね3は無く、その代わりに段付きねじ12が取付けら
れている。この段付きねじ12はレンズ支持部材2の他
端の腕部2eに螺合するもので、コイルばね12aの弾
力により腕部2eを下方に引っ張る働きをする。この作
用により段付きばね12はレンズ支持部材2を下方向に
押圧し、反対側の調整ビス9による保持力と共に、対物
レンズ1の中心付近を支点として相互にバランスを保ち
ながら、基台4の凹球面状摺動部4aとレンズ支持部材
2の凸球面状摺動部2aとを密着させている。
【0030】この状態で調整ビス9を基台4の下部から
回転すると、基台4の外部より対物レンズ1の光軸にチ
ルトを与えることができる。又光軸に垂直な平面上にお
いて、光軸を中心として互いに直交する2つの位置に調
整ビス9を配置すれば、円盤状の光ディスク7に対し、
ラジアル及びタンジェンシャル両方向のチルト調整が可
能となる。こうすれば調整ビスを適宜回転させて、対物
レンズ1の光軸を光ディスク7の記録面に対し垂直にチ
ルト調整することができる。
【0031】図4は対物レンズ1の光軸チルト調整完了
後の状態を示す断面図である。レンズ支持部材2と基台
4とを接着剤11a,11bで接着又は融着固定する。
しかる後に段付きねじ12を緩めて、段付きねじ12と
コイルばね12aとを取外し、レンズ支持部材2のコイ
ルばね12aによる下方向への押圧力を解除させる。
【0032】このときレンズ支持部材2と基台4とは接
着剤11a,11bを用いて接着又は融着固定されてい
るため、対物レンズの光軸のチルトが調整後に変化する
ことはない。又チルト調整ねじと同様、段付きねじ12
及びコイルばね12aの取外しは、基台4の外部より操
作ができるため、調整の作業性も良好である。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の光ピ
ックアップの光軸チルト調整機構によれば、解除ねじ又
は段付きねじを用いてチルト調整後にばね部材3の付勢
力は解除できる。このため基台に付加される残留応力は
なくなり、曲げ剛性の低い樹脂成形材からなる基台を使
用することができる。この場合、基台中央部の肉厚があ
る程度薄くても、高温雰囲気中等、樹脂の曲げ剛性が極
端に低下する悪条件下であっても、基台底部の変形を防
止することができ、光ピックアップの性能を維持できる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光ピックア
ップのチルト調整機構(ばね圧負荷状態)を示す断面図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における光ピックア
ップのチルト調整機構(ばね圧解除状態)を示す断面図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における光ピックア
ップのチルト調整機構(ばね圧負荷状態)を示す断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における光ピックア
ップのチルト調整機構(ばね圧解除状態)を示す断面図
である。
【図5】従来の光ピックアップのチルト調整機構(初期
状態)を示す断面図である。
【図6】従来の光ピックアップのチルト調整機構(高温
雰囲気中の状態)を示す断面図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズ支持部材 2a 凸球面摺動部 2b 座 2c,2e 腕部 2d めねじ 3 ばね部材 3a 作用部 4 基台 4b 穴 5 ミラー 6 発光素子 7 ディスク 10 押しねじ 11a,11b 接着剤 12 段付きねじ 12a コイルねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源からの出射光を集光し
    て円盤状の記録媒体に光スポットを照射する対物レンズ
    と、前記対物レンズを支持するレンズ支持部材と、前記
    レンズ支持部材を微動自在に保持し、前記対物レンズの
    光軸方向を前記記録媒体の半径方向に微動させる摺動面
    が形成された基台とを有し、前記レンズ支持部材を前記
    基台に対して前記対物レンズの中心付近を回転中心とし
    て相互摺動面で摺動させることにより、対物レンズのチ
    ルト調整を行う光ピックアップの光軸チルト調整機構に
    おいて、 前記レンズ支持部材の一方の端と螺合すると共に、前記
    基台の孔に回転自在に保持されて回転により前記レンズ
    支持部材の姿勢を微調整する調整ビスと、 前記レンズ支持部材の他方の端に当接し、前記レンズ支
    持部材と前記基台との相互摺動面を相互密着させる方向
    に付勢するばね部材と、 前記ばね部材の弾力に抗して前記レンズ支持部材の前記
    基台への押圧力を解放する解除ねじとを設け、 前記レンズ支持部材と前記基台との摺動面が密着された
    状態において前記対物レンズのチルト調整を前記調整ビ
    スを用いて行い、前記レンズ支持部材と前記基台とを固
    定した後に前記解除ねじが前記ばね部材を押圧すること
    により前記ばね部材の付勢力を解除できるようにしたこ
    とを特徴とする光ピックアップの光軸チルト調整機構。
  2. 【請求項2】 光源と、前記光源からの出射光を集光し
    て円盤状の記録媒体に光スポットを照射する対物レンズ
    と、前記対物レンズを支持するレンズ支持部材と、前記
    レンズ支持部材を微動自在に保持し、前記対物レンズの
    光軸方向を前記記録媒体の半径方向に微動させる摺動面
    が形成された基台とを有し、前記レンズ支持部材を前記
    基台に対して前記対物レンズの中心付近を回転中心とし
    て相互摺動面で摺動させることにより、対物レンズのチ
    ルト調整を行う光ピックアップの光軸チルト調整機構に
    おいて、 前記レンズ支持部材の一方の端と螺合すると共に、前記
    基台の孔に回転自在に保持されて回転により前記レンズ
    支持部材の姿勢を微調整する調整ビスと、 前記レンズ支持部材の他方の端に一体形成された腕部
    と、 前記腕部に形成された雌ねじと螺合し、前記レンズ支持
    部材の腕部を前記基台側に押圧するコイルばねが同軸に
    嵌合された段付きねじとを設け、 前記レンズ支持部材と前記基台との摺動面が密着された
    状態において前記対物レンズのチルト調整を前記調整ビ
    スを用いて行い、前記レンズ支持部材と前記基台とを固
    定した後に前記段付きねじと前記レンズ支持部材の腕部
    との螺合を解除できるようにしたことを特徴とする光ピ
    ックアップの光軸チルト調整機構。
JP4773097A 1997-03-03 1997-03-03 光ピックアップの光軸チルト調整機構 Pending JPH10242503A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030063646A (ko) * 2002-01-23 2003-07-31 삼성전기주식회사 대물렌즈 경사 조정용 광픽업 액츄에이터
DE10128569B4 (de) * 2000-06-13 2011-02-10 Funai Electric Co., Ltd., Daito Vorrichtung zum Einstellen des Neigungswinkels eines optischen Aufnehmers

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