JPH10242341A - 電子遊戯機用cpuチップ部品およびそのcpuチップ部品が実装された電子遊戯機用実装基板 - Google Patents
電子遊戯機用cpuチップ部品およびそのcpuチップ部品が実装された電子遊戯機用実装基板Info
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- JPH10242341A JPH10242341A JP3123497A JP3123497A JPH10242341A JP H10242341 A JPH10242341 A JP H10242341A JP 3123497 A JP3123497 A JP 3123497A JP 3123497 A JP3123497 A JP 3123497A JP H10242341 A JPH10242341 A JP H10242341A
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Abstract
が埋め込まれるのを防止する。 【解決手段】 CPUチップ部品14は、複数のピン3
3が突設された扁平なパッケージ31の内部に、CPU
チップ32およびCPUチップ32と前記各ピン33と
を接続するリードが埋設されて成る。前記パッケージ3
1には、CPUチップ32やリードが埋設されていない
部分に、パッケージ31を厚み方向に貫通する貫通孔3
5,35が形成されている。
Description
の遊戯場に設置されるパチンコ機やスロットマシンなど
の電子遊戯機に適用される技術であり、特にこの発明
は、ゲームの実行を一連に制御するための制御主体であ
る電子遊戯機用CPUチップ部品と、このCPUチップ
部品がプリント基板上に実装された電子遊戯機用実装基
板とに関する。
その動作を電子的に制御するためにマイクロコンピュー
タが用いられている。一般にマイクロコンピュータは、
制御・演算の主体であるCPU、プログラムが格納され
るROM、データの読み書きに用いられるRAMなどで
構成されており、これらの各構成は集積回路化されてプ
リント基板上に実装される。
制御するためのゲームプログラムが格納されるROM
(以下、「ゲーム制御用ROM」という)とは別に、電
子遊戯機のセキュリティを確保するために、電源投入時
などに前記ゲーム制御用ROMをアクセスしてプログラ
ムの適否をチェックするためのプログラムが格納された
ROMが設けられており、CPUと後者のROM、さら
に必要に応じてRAMの各機能をひとつのCPUチップ
に搭載してパッケージ化したCPUチップ部品が用いら
れている。
部品105の構成を示すもので、扁平なパッケージ10
2の外周に沿って複数のピン101が突設されると共
に、前記パッケージ102の内部に、前記したCPUチ
ップ103と、このCPUチップ103と前記の各ピン
101とを接続する複数のリード104とが埋設されて
いる。前記CPUチップ103は、電源投入時に、同一
の制御基板上にROMチップ部品として搭載された前記
ゲーム制御用ROMをアクセスしてゲームプログラムを
チェックし、ゲームプログラムが適正であれば、そのゲ
ームプログラムを解読実行して所定のゲームを進行させ
る。
遊戯機は、そのゲーム内容が風俗営業に係る法律により
規制されており、各製造メーカでは、前記規制内でゲー
ムプログラムを作成して各チップ部品や制御基板を製作
し、前記法律に適合した機械をパチンコホールなどのユ
ーザーに納入する。
の中には、製造メーカより納入された機械より前記制御
基板を引き出し、CPUチップ部品に変造を加えて不正
なゲーム動作を行わせる悪質なユーザも存在する。
102には、CPUチップ103やリード104が埋設
されていないモールド樹脂だけの空き部分Sが存在して
おり、パッケージ102の裏面を削り取って前記空き部
分Sに穴を穿ち、この穴に不正なゲームプログラムが書
き込まれたゲーム制御用ROMのチップ部品(以下「不
正ROMチップ部品」という)106を埋め込んで外部
から見えないように加工する、という不正行為が行われ
ている。
プ103の埋設位置には、図22に示すように、薄肉で
はあるが、モールド樹脂だけの空き部分Tも存在してお
り、同様にパッケージ102の裏面を削り取って前記空
き部分Tに穴をを穿ち、この穴に前記不正ROMチップ
部品を埋め込む、という不正行為も行われるおそれがあ
る。
ティチェックに際し、CPUチップ103に対し、制御
基板上の適正なゲーム制御用ROMチップをアクセスさ
せてゲームプログラムが適正である、と誤認識させた上
で、前記不正ROMチップ部品106のゲームプログラ
ムをアクセスさせて不正なゲーム動作を行わせる。
もので、パッケージの裏面のCPUチップおよびリード
が埋設されていない部分に、前記不正ROMチップ部品
が埋め込まれるのを防止した電子遊戯機用CPUチップ
部品を提供することを目的とする。
たとえパッケージの裏面のCPUチップおよびリードが
埋設されていない部分、さらにはCPUチップの埋設位
置に前記不正ROMチップ部品が埋め込まれたり、パッ
ケージの裏面の適所に不正ROMチップ部品が外付けさ
れても、これを容易に発見できる電子遊戯機用CPUチ
ップ部品および電子遊戯機用実装基板を提供することを
目的とする。
電子遊戯機用CPUチップ部品は、扁平なパッケージの
外面に複数のピンが突設され、前記パッケージの内部に
は、CPUチップおよびこのCPUチップと前記の各ピ
ンとを接続するリードが埋設されて成るものであって、
前記パッケージには、CPUチップおよびリードが埋設
されていない部分に、パッケージを厚み方向に貫通する
貫通孔が形成されたものである。
Uチップ部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピン
が突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップ
およびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリ
ードが埋設されて成るものであって、前記パッケージの
裏面のCPUチップの埋設位置には、パッケージの裏面
を削り取ることにより消失する不正検知用のマークが表
されたものである。
る電子遊戯機用CPUチップ部品において、前記マーク
は、パッケージの裏面に刻設された凹凸により構成され
たものである。
る電子遊戯機用CPUチップ部品において、前記マーク
は、パッケージの裏面にレーザ光を照射することにより
形成されたものである。
Uチップ部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピン
が突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップ
およびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリ
ードが埋設されて成るものであって、前記の複数のピン
のうち、その全てまたは一部のピンは、パッケージの裏
面に突設されたものである。
かに記載された電子遊戯機用CPUチップ部品であっ
て、前記パッケージは、その全体または一部分が有彩色
の外観に形成されたものである。
基板は、CPUチップ部品と、このCPUチップ部品が
実装されるプリント基板とから成り、前記CPUチップ
部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピンが突設さ
れ、前記パッケージの内部には、CPUチップおよびこ
のCPUチップと前記の各ピンとを接続するリードが埋
設されて成るものであって、前記プリント基板は、前記
CPUチップ部品の実装位置に、パッケージのほぼ全体
を透視することが可能な貫通孔が形成されたものであ
る。
基板は、CPUチップ部品と、このCPUチップ部品が
実装されるプリント基板とから成り、前記CPUチップ
部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピンが突設さ
れ、前記パッケージの内部には、CPUチップおよびこ
のCPUチップと前記の各ピンとを接続するリードが埋
設されて成るものであって、前記プリント基板は、前記
CPUチップ部品の実装位置に、CPUチップ部品のC
PUチップおよびリードが埋設されていない部分に相当
するパッケージ裏面の部分領域を透視することが可能な
貫通孔が形成されたものである。
基板は、CPUチップ部品と、このCPUチップ部品が
実装されるプリント基板とから成り、前記CPUチップ
部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピンが突設さ
れ、前記パッケージの内部には、CPUチップおよびこ
のCPUチップと前記の各ピンとを接続するリードが埋
設されて成るものであって、前記プリント基板は、前記
CPUチップ部品の実装位置に、CPUチップの埋設位
置に相当するパッケージ裏面の部分領域を透視すること
が可能な貫通孔が形成されたものである。
のCPUチップおよびリードが埋設されていない部分
に、パッケージを厚み方向に貫通する貫通孔が形成され
ているので、不正ROMチップ部品を埋め込むためのス
ペースが殆どなくなる。またたとえパッケージの裏面や
前記貫通孔を利用して不正ROMチップ部品が装着され
ても、上方から貫通孔を通して不正ROMチップ部品の
存在を確認できる。
ージの裏面のCPUチップの埋設位置に、パッケージの
裏面を削り取ることにより消失する不正検知用のマーク
が表されているので、仮にその部分を削り取って不正R
OMチップ部品を埋設されても、削取りにより不正検知
用のマークが消失するので、不正行為の発見が容易であ
る。
知用のマークは、パッケージの裏面に刻設された凹凸に
より構成されるので、パッケージの裏面を削り取ること
により前記マークは確実に消失する。
知用のマークは、パッケージの裏面にレーザ光を照射す
ることにより形成されるので、パッケージの裏面を削り
取った後に同じマークを復元しようとしても、それが容
易でない。
ピンのうち、その全てまたは一部のピンがパッケージの
裏面に突設されているので、ピンの存在により、不正R
OMチップ部品を埋め込むためのスペースが減少する。
ージの全体または一部が有彩色の外観に形成されている
ので、たとえCPUチップ部品が不正な無彩色のCPU
チップ部品にすり替えられた場合、不正行為の発見が容
易である。
CPUチップ部品の実装位置に、パッケージのほぼ全体
を透視することが可能な貫通孔が形成されているので、
パッケージの裏面のいずれに不正ROMチップ部品が装
着されても、実装基板の裏面より前記貫通孔を通して不
正ROMチップ部品の存在を確認できる。
CPUチップ部品の実装位置に、CPUチップ部品のC
PUチップおよびリードが埋設されていない部分に相当
するパッケージ裏面の部分領域を透視することが可能な
貫通孔が形成されているので、CPUチップ部品のCP
Uチップおよびリードが埋設されていない部分がパッケ
ージの裏面より削り取られて不正ROMチップ部品が埋
設されても、実装基板の裏面より前記貫通孔を通してそ
の埋設部分が確認できる。
CPUチップ部品の実装位置に、CPUチップの埋設位
置に相当するパッケージ裏面の部分領域を透視すること
が可能な貫通孔が形成されているので、CPUチップ部
品のCPUチップの埋設位置がパッケージの裏面より削
り取られて不正ROMチップ部品が埋設されても、実装
基板の裏面より前記貫通孔を通してその埋設部分が確認
できる。
が用いられたスロットマシンの外観を示す。なお、この
発明のCPUチップ部品は、スロットマシンに限らず、
パチンコ機などの他の電子遊戯機にも適用できる。
の機体本体部1の前面開口に扉2を開閉可能に取り付け
て構成される。前記扉2の前面には、リール表示窓3,
メダル投入口4,始動レバー5,3個の停止釦スイッチ
6a,6b,6c,メダル放出口7,メダル受け皿8な
どが設けられる。リール表示窓3には、上,中,下,斜
めの合計5本の停止ラインL1 〜L5 が表されており、
メダルの投入枚数が1枚であれば、中央の1本の停止ラ
インL1が、2枚であれば、上,中,下の3本の停止ラ
インL1 〜L3 が、3枚であれば、5本すべての停止ラ
インL1 〜L5 が、それぞれ有効化される。
窓3の位置に合わせて、3個のリール9a,9b,9c
が組み込まれる。各リール9a,9b,9cの周面に
は、複数のシンボルがそれぞれ描かれており、リール停
止時には、各リール9a,9b,9cの3駒分のシンボ
ルが5本の停止ラインL1 〜L5 上に整列して並ぶ。
ると、その投入枚数に応じた数の停止ラインが有効化さ
れる。ついで始動レバー5が操作されると、3個のリー
ル9a,9b,9cが一斉に始動する。この後、停止釦
スイッチ6a,6b,6cが操作される都度、対応する
リール9a,9b,9cが個別に停止する。全リール9
a,9b,9cの停止時、有効化された停止ライン上
に、所定のシンボルの組み合わせが成立すると、機体本
体部1内のメダル払出装置(図示せず)が作動し、所定
枚数のメダルがメダル放出口7よりメダル受け皿8へ放
出される。
成例を示す。図中、10は制御部であり、制御・演算の
主体であるCPU11,セキュリティ管理のためのプロ
グラムなどが格納されるROM12,データの読み書き
に用いられるRAM13,ゲームプログラムなどが格納
されるゲーム制御用ROM15を含む。この制御部10
の構成において、CPU11およびROM12は、ひと
つのCPUチップ部品14として制御基板上に実装され
る。また同じ制御基板上には、ゲーム制御用ROM15
やRAM13がそれぞれ別個のチップ部品として実装さ
れる。
記始動レバー5や3個の停止釦スイッチ6a,6b,6
cの他に、各リール9a,9b,9cを駆動するための
リール駆動部16,前記メダル払出装置17などが接続
される。前記CPU11は、始動レバー5や各停止釦ス
イッチ6a,6b,6cからの操作信号に基づき、リー
ル駆動部16に制御信号を出力して各リール9a,9
b,9cの始動や停止動作を制御する。またCPU11
は、リール毎に、リールの駆動タイミングとゲーム制御
用ROM15に記憶されたシンボル配列データとを用い
て、有効化された停止ライン上に入賞にかかるシンボル
の組み合わせが成立したかどうかを判別すると共に、入
賞判別を行ったとき、メダル払出装置17を駆動して所
定枚数のメダルを放出させる。
の具体例を示す。図3および図4にはCPUチップ部品
14の外観が、図5および図6にはCPUチップ14の
内部構造が、それぞれ示してある。なお、図6は、図4
において、鎖線Bで示す領域の内部構造を示すが、他の
領域についても同様の内部構造である。図示例のCPU
チップ部品14は、合成樹脂製のパッケージ31が扁平
な長方体であり、外部接続端子を構成する複数本のピン
33を有し、パッケージ31の内部には、CPUチップ
32および複数のリード34が埋設されている。
成樹脂材料によりモールド成形されたもので、外表面の
全体が梨地状に仕上げ加工されている。なお、パッケー
ジ31の表面31aの中央部は、必要に応じて鏡面仕上
げを行って、文字やマークなどを表示する。各ピン33
は、前記パッケージ31の外周の長辺に沿って配設され
ており、図5に示すように、各ピン33の基端部を樹脂
モールド内に埋設して固定し、長さ中央部でほぼ直角に
屈曲して、先が細い先端部を下方へ向けている。
パッケージ31の中央部に位置決めされ、全体がパッケ
ージ31の樹脂モールド内に埋設される。各リード34
は、図6に示すように、一端がCPUチップ32の適所
に、他端が各ピン33の基端部に、それぞれ接続されて
おり、全てのリード34の全体がCPUチップ32と共
にパッケージ31の樹脂モールド内に埋設される。な
お、各リード34と各ピン33とは、同一の導電性材料
から型取りされる。
ージ31において、CPUチップ32およびリード34
が埋設されていないモールド樹脂だけの空き部分であ
り、各空き部分Sには、パッケージ31の厚み方向に貫
通する貫通孔35,35がそれぞれ開設されている。各
貫通孔35は、前記空き部分Sのほぼ全域にわたる長孔
形状のものであり、パッケージ31の成形工程において
形成される。
に、裏面31bのCPUチップ32の埋設位置に、パッ
ケージ31の裏面31bを削り取ることにより消失する
不正検知用のマーク40が表されている。この不正検知
用のマーク40は、図8に示すように、パッケージ31
のCPUチップ32の埋設位置下方に、モールド樹脂だ
けの薄肉の空き領域が存在することに鑑みて形成される
もので、不正ROMチップ部品を埋設するために、前記
空き領域が削り取られたとき、その不正行為を検出する
のに用いられる。
裏面31bに刻設された凹凸により構成されており、パ
ッケージ31を成形する金型に、前記マーク40を形づ
くる型部分を形成することにより、パッケージ31の成
形と同時に凹凸形状のマーク40が形成される。
の実施例を示す。図示例では、前記パッケージ31の裏
面31bに、CPUチップ32の埋設位置に対応する部
分を鏡面加工することにより鏡面部31cが形成してあ
り、この鏡面部31cにレーザ光を照射することにより
前記不正検知用のマーク40を形成している。この実施
例によれば、パッケージ31の裏面31bを削り取った
後に同じマークを復元しようとしても、高価なレーザ照
射装置を使用しなければ、前記マーク40を形成できな
いので、不正行為を抑止する効果が期待できる。
Uチップ32およびリード34が埋設されていない空き
部分Sに、パッケージ31を厚み方向に貫通する貫通孔
35が形成され、かつパッケージ31の裏面31bのC
PUチップ32の埋設位置に、パッケージ31の裏面3
1bを削り取ることにより消失する不正検知用のマーク
40が表されているが、これに限らず、CPUチップ部
品14の形状や構造などに応じて、パッケージ31に前
記貫通穴35を形成するだけでもよく、またパッケージ
31の裏面31bに前記不正検知用のマーク40を表す
だけでもよい。
の他の実施例を示す。図示例のCPUチップ部品14
は、全てのピン33がパッケージ31の裏面31bに突
設されたもので、これにより不正ROMチップ部品を埋
め込んだり、外付けしたりするためのパッケージ31の
裏面31bのスペースを減少させている。なお、この実
施例では、パッケージ31のCPUチップ32およびリ
ード34が埋設されていない部分Sに、パッケージ31
を厚み方向に貫通する貫通孔35が形成してあるが、パ
ッケージ31の裏面31bの全てのピン33の突設位置
を、図12の鎖線で示すように、幅中央へ寄せるように
すれば、前記貫通孔35を省略したり、貫通孔35の径
を小さく設定したりすることができ、パッケージ31の
強度低下を防止できる。
全てのピン33の突設位置を、ほぼ幅中央部に設定して
前記貫通孔35を省略した実施例を示しており、この実
施例では、両側の各ピン33は、基端部を内向きに屈曲
させた形態でパッケージ31の内部に埋設されている。
全てのピン33の突設位置を、幅中央部近くに設定して
貫通孔35の径を小さく設定した実施例を示しており、
この実施例においても、両側の各ピン33は、基端部を
内向きに屈曲させた形態でパッケージ31の内部に埋設
されている。
裏面31bに突設したCPUチップ部品14の他の実施
例を示す。図示例のCPUチップ部品14では、各ピン
33は、パッケージ31の両側面より外部へ突出し、パ
ッケージ33の両側面より裏面31bへ屈曲した後、さ
らに下方へ屈曲させてある。
てをパッケージ31の裏面31bに突設しているが、こ
れに限らず、不正ROMチップ部品が装着される部位に
対応位置するピン33だけをパッケージ31の裏面31
bに突設し、他の部位に対応位置するピン33について
はパッケージ31の側面に突設するように構成してもよ
い。
1は、従来例と同様、全体が黒や灰色のような無彩色の
外観に形成されているが、パッケージ31の全体または
一部分を赤色のような有彩色の外観に形成すれば、CP
Uチップ部品のすり替えを容易に発見できる。
31bへの不正ROMチップ部品の装着が容易に発見で
きるようにするために、CPUチップ部品14が実装さ
れるプリント基板に工夫を施すこともできる。
ップ部品14が実装された電子遊戯機用実装基板50を
示す。この実装基板50では、前記プリント基板41の
CPUチップ部品14の実装位置に、パッケージ31の
ほぼ全体を透視することが可能な貫通孔42が形成され
たもので、この貫通孔42を通してCPUチップ部品1
4の裏面31bを容易に観察できる。
実装基板50を示すもので、プリント基板41のCPU
チップ部品14の実装位置に、CPUチップ部品14の
CPUチップ32およびリード34が埋設されていない
部分Sに相当するパッケージ31の裏面31bの部分領
域を透視することが可能な第1の貫通孔42aが2個形
成されると共に、CPUチップ32の埋設位置に相当す
るパッケージ31の裏面31bの部分領域を透視するこ
とが可能な第2の貫通孔42bが1個形成されたもの
で、第1,第2の各貫通孔42a,42bを通してCP
Uチップ部品14の裏面適所を容易に観察できる。な
お、CPUチップ部品14の形状や構造に応じて、第
1,第2の各貫通孔42a,42bのうち、いずれか一
方のみを形成してもよい。また、プリント基板41の方
には前記貫通孔42,42a,42bを形成し、一方、
CPUチップ部品14の方には、前記した貫通孔35や
不正検知用のマーク40を形成したり、ピン33の突設
位置をパッケージ31の裏面31bに設定したりして、
プリント基板41とCPUチップ部品14の双方に、不
正行為の防止および検知の手段を施してもよい。
ップ部品14をプリント基板上に実装してスロットマシ
ンのような電子遊戯機の制御基板を作成したとき、前記
CPUチップ部品14を制御基板より抜き取り、パッケ
ージ31の裏面31bを削り取って不正ROMチップ部
品を埋設しようとしても、パッケージ31には、CPU
チップ32およびリード34が埋設されていない部分
に、パッケージ31を厚み方向に貫通する貫通孔35が
形成されているので、不正ROMチップ部品を埋め込む
ためのスペースが殆どない。
部品14についても、各ピン33がパッケージ31の裏
面31bに突設されているので、不正ROMチップ部品
を埋め込むためのスペースが殆どない。また仮にパッケ
ージ31の裏面31bに不正ROMチップ部品が外付け
されたり、前記貫通孔35を利用して不正ROMチップ
部品が装着されても、CPUチップ部品14の上方から
貫通孔35を通して不正ROMチップ部品の存在を確認
することができ、不正行為の発見が容易である。
Uチップ32の埋設位置が削り取られて不正ROMチッ
プ部品が埋設されても、図7〜図9に示す構成を備えた
CPUチップ部品14については、パッケージ31の裏
面31bのCPUチップ32の埋設位置に不正検知用の
マーク40が表されているので、前記削取りにより不正
検知用のマーク40が消失しており、不正行為の発見が
容易である。また不正行為の発見が容易であるので、不
正行為を抑止する効果が期待できる。
50であれば、プリント基板41のCPUチップ部品1
4の実装位置に、パッケージ31のほぼ全体を透視でき
る貫通孔42が形成されており、また図18に示す構成
の実装基板50であれば、プリント基板41のCPUチ
ップ部品14の実装位置に、CPUチップ部品14のC
PUチップ32およびリード34が埋設されていない部
分に相当するパッケージ裏面31bの部分領域を透視す
ることが可能な第1の貫通孔42aと、CPUチップ1
4の埋設位置に相当するパッケージ裏面31bの部分領
域を透視することが可能な第2の貫通孔42bとが形成
されているので、パッケージ31の裏面31bに不正R
OMチップ部品が装着されても、実装基板50の裏面か
ら貫通孔42,42a,42bを通して不正ROMチッ
プ部品の存在を確認することができ、不正行為の発見が
容易である。
PUチップおよびリードが埋設されていない部分に、パ
ッケージを厚み方向に貫通する貫通孔を形成したから、
不正ROMチップ部品を埋め込むためのスペースが大幅
に減少し、不正行為を防止できる。またパッケージの裏
面や前記貫通孔に不正ROMチップ部品が装着されて
も、上方から貫通孔を通して不正ROMチップ部品の存
在を確認でき、不正行為の発見が容易となる。また不正
行為の発見が容易となるから、不正行為を抑止する効果
もある。
CPUチップの埋設位置に、パッケージの裏面を削り取
ることにより消失する不正検知用のマークを表したか
ら、仮にその部分を削り取って不正ROMチップ部品を
埋設できたとしても、削取りにより不正検知用のマーク
が消失するので、不正行為の発見が容易であり、またこ
のことで不正行為を抑制する効果が期待できる。
は、パッケージの裏面に刻設された凹凸により構成した
から、パッケージの裏面を削り取ることにより前記マー
クを確実に消失させることができる。
は、パッケージの裏面にレーザ光を照射することにより
形成したから、パッケージの裏面を削り取ることにより
前記マークを確実に消失させることができ、加えてパッ
ケージの裏面を削り取った後に同じマークを復元するこ
とが容易でない。
その全てまたは一部のピンがパッケージの裏面に突設さ
れているから、ピンが存在するスペース分だけ不正RO
Mチップ部品を埋め込むためのスペースを減少させるこ
とができる。
たは一部が有彩色の外観に形成されているから、CPU
チップ部品が不正な無彩色のCPUチップ部品にすり替
えられた場合、不正行為の発見が容易である。
Uチップ部品の実装位置に、パッケージのほぼ全体を透
視することが可能な貫通孔が形成されているから、たと
えパッケージの裏面や前記貫通孔を利用して不正ROM
チップ部品が装着されても、実装基板の裏面より前記貫
通孔を通して不正ROMチップ部品の存在を確認でき
る。
Uチップ部品の実装位置に、CPUチップ部品のCPU
チップおよびリードが埋設されていない部分に相当する
パッケージ裏面の部分領域を透視することが可能な貫通
孔が形成されているから、たとえCPUチップ部品の裏
面のCPUチップおよびリードが埋設されていない部分
のパッケージ裏面に不正ROMチップ部品が装着されて
も、実装基板の裏面より前記貫通孔を通して不正ROM
チップ部品の存在を確認できる。
Uチップ部品の実装位置に、CPUチップの埋設位置に
相当するパッケージ裏面を透視することが可能な貫通孔
が形成されているから、たとえCPUチップの埋設位置
のパッケージ裏面に不正ROMチップ部品が装着されて
も、実装基板の裏面より前記貫通孔を通して不正ROM
チップ部品の存在を確認できる。
ロットマシンの外観を示す正面図である。
ロック図である。
チップ部品の底面図である。
正面図である。
図である。
る。
である。
である。
である。
る。
部断面図である。
PUチップ部品の外観を示す平面図である。
る。
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 扁平なパッケージの外面に複数のピンが
突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップお
よびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリー
ドが埋設されて成る電子遊戯機用CPUチップ部品にお
いて、 前記パッケージには、CPUチップおよびリードが埋設
されていない部分に、パッケージを厚み方向に貫通する
貫通孔が形成されて成る電子遊戯機用CPUチップ部
品。 - 【請求項2】 扁平なパッケージの外面に複数のピンが
突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップお
よびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリー
ドが埋設されて成る電子遊戯機用CPUチップ部品にお
いて、 前記パッケージの裏面のCPUチップの埋設位置には、
パッケージの裏面を削り取ることにより消失する不正検
知用のマークが表されて成る電子遊戯機用CPUチップ
部品。 - 【請求項3】 前記マークは、パッケージの裏面に刻設
された凹凸により構成されている請求項2に記載された
電子遊戯機用CPUチップ部品。 - 【請求項4】 前記マークは、パッケージの裏面にレー
ザ光を照射することにより形成されている請求項2に記
載された電子遊戯機用CPUチップ部品。 - 【請求項5】 扁平なパッケージの外面に複数のピンが
突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップお
よびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリー
ドが埋設されて成る電子遊戯機用CPUチップ部品にお
いて、 前記の複数のピンのうち、その全てまたは一部のピン
は、パッケージの裏面に突設されて成る電子遊戯機用C
PUチップ部品。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載された電
子遊戯機用CPUチップ部品であって、前記パッケージ
は、その全体または一部分が有彩色の外観に形成されて
いる電気遊戯機用CPUチップ部品。 - 【請求項7】 CPUチップ部品と、このCPUチップ
部品が実装されるプリント基板とから成り、前記CPU
チップ部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピンが
突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップお
よびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリー
ドが埋設されて成る電子遊戯機用実装基板において、 前記プリント基板は、前記CPUチップ部品の実装位置
に、パッケージのほぼ全体を透視することが可能な貫通
孔が形成されて成る電子遊戯機用実装基板。 - 【請求項8】 CPUチップ部品と、このCPUチップ
部品が実装されるプリント基板とから成り、前記CPU
チップ部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピンが
突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップお
よびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリー
ドが埋設されて成る電子遊戯機用実装基板において、 前記プリント基板は、前記CPUチップ部品の実装位置
に、CPUチップ部品のCPUチップおよびリードが埋
設されていない部分に相当するパッケージ裏面の部分領
域を透視することが可能な貫通孔が形成されて成る電子
遊戯機用実装基板。 - 【請求項9】 CPUチップ部品と、このCPUチップ
部品が実装されるプリント基板とから成り、前記CPU
チップ部品は、扁平なパッケージの外面に複数のピンが
突設され、前記パッケージの内部には、CPUチップお
よびこのCPUチップと前記の各ピンとを接続するリー
ドが埋設されて成る電子遊戯機用実装基板において、 前記プリント基板は、前記CPUチップ部品の実装位置
に、CPUチップの埋設位置に相当するパッケージ裏面
の部分領域を透視することが可能な貫通孔が形成されて
成る電子遊戯機用実装基板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03123497A JP3448179B2 (ja) | 1996-12-27 | 1997-01-29 | 電子遊戯機 |
TW87202235U TW387653U (en) | 1996-12-27 | 1997-03-11 | Mounting board for electronic game unit |
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---|---|---|---|
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JP8-358926 | 1996-12-27 | ||
JP03123497A JP3448179B2 (ja) | 1996-12-27 | 1997-01-29 | 電子遊戯機 |
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JPH10242341A true JPH10242341A (ja) | 1998-09-11 |
JP3448179B2 JP3448179B2 (ja) | 2003-09-16 |
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ID=26369684
Family Applications (1)
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TW (1) | TW387653U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186886A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Kyocera Chemical Corp | 模造防止機能を有する樹脂封止型半導体装置 |
JP2010187956A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP03123497A patent/JP3448179B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-11 TW TW87202235U patent/TW387653U/zh not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186886A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Kyocera Chemical Corp | 模造防止機能を有する樹脂封止型半導体装置 |
JP2010187956A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
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