JPH10241970A - リアクトル - Google Patents

リアクトル

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Publication number
JPH10241970A
JPH10241970A JP9059802A JP5980297A JPH10241970A JP H10241970 A JPH10241970 A JP H10241970A JP 9059802 A JP9059802 A JP 9059802A JP 5980297 A JP5980297 A JP 5980297A JP H10241970 A JPH10241970 A JP H10241970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling block
coil
coils
reactor
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP9059802A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Suzuki
志津雄 鈴木
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority to JP9059802A priority Critical patent/JPH10241970A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車両用リアクトルにおいて、コイルの冷却効
率を高め、小形、軽量化したリアクトルを実現する。 【解決手段】 複数のコイル4を所定間隔で並列配置
し、コイルの中心に両端部を支持金具1で挟持させた中
芯3を配置したリアクトルにおいて、コイルとコイルの
間にフィン付の冷却ブロック6を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両用に使用
される空冷式のリアクトルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているリアクトルを、
図7〜図9に示す。図7は、従来のリアクトルの正面図
であり、図8は図7のX−X断面図、図9は図8のY−
Y断面図である。複数のコイル4を絶縁材料で出来てい
るスペーサー5により所定間隔で並列配置し、該コイル
4の中心の窓部及びスペーサー5の中心の窓部には、中
芯3が貫通しており、中芯3の両端部は、ボルト(図示
せず)により支持金具1に取付けられている。なお、コ
イル4とスペーサー5は、中芯3に接着されている。
【0003】また、支持金具1には、コイル4を保護す
るため、空気穴2−1を設けたカバー2がボルト(図示
せず)にて取り付けられ、風が矢印の方向に通風できる
ように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的にコイルの温度
上昇は、コイルの発熱量と放熱面積の関係により決ま
り、温度上昇値をいくらに制限するかにより空冷式のリ
アクトルの最大容量が決まる。
【0005】従来の方式では、風がカバー2の空気穴2
−1を通り、図8の矢印の方向に流れていき、コイル4
の側面と外周面とでコイルが発生する熱を空気に伝え外
部へ放熱していた。従って、容量を増加するには、コイ
ル4を大きくするか、コイル数を増加するかして放熱面
積を増加させていた。そのため、リアクトルは、重く、
大きなものとなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、請求項1に記載の如く、複数のコイルを所定間隔
で並列配置し、コイルの中心に両端部を支持金具で挟持
させた中芯を配置したリアクトルにおいて、コイル間に
フィンの付いた冷却ブロックを固着する。また、請求項
2の如く、冷却ブロックを導電性とし、冷却ブロックの
1カ所にスリットを設ける。また、請求項3の如く、冷
却ブロックのフィンに複数のスリットを設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】上述のように構成したリアクトル
では、コイルが発生する熱はコイルから冷却ブロックの
フィンに伝わり、リアクトル内を通風する空気で外部へ
放出され、コイルを冷却するが、多数のフィンを取り付
けたことにより、従来より冷却面積が増大したため、小
形で軽量なリアクトルが提供できるようになった。
【0008】
【実施例】図1は、本発明による一実施例の正面図であ
り、図2は図1のA−A断面図、図3は図2のB−B断
面図である。図4は本発明によるフィンの付いた冷却ブ
ロックの斜視図である。複数のコイル4を絶縁材料で出
来ているフィンの付いた冷却ブロック6により所定間隔
で並列配置し、該コイル4の中心の窓部及びフィンの付
いた冷却ブロック6の中心の窓部には、中芯3が貫通
し、中芯3の両端部はボルト(図示せず)により支持金
具1に取付けられている。なお、コイル4と冷却ブロッ
ク6の接触面は、接着剤などにより空気層が無いように
接着され、さらにコイル4と冷却ブロック6の内径部は
中芯3に接着されている。
【0009】冷却ブロック6は、両側に配置された側板
6−1と、その間に風の流れと同じ方向に複数のフィン
6−2とで構成してある。支持金具1には、コイル4を
保護するため、空気穴2−1を設けたカバー2がボルト
(図示せず)にて取り付けられ、風が矢印の方向に通風
できるように構成されている。
【0010】より冷却効果を上げるためには、冷却ブロ
ック6を絶縁性と同時に伝熱性の高い材料、たとえば窒
化アルミニュウムを使用する。
【0011】図5は冷却ブロックの他の実施例の斜視図
で、前述の冷却ブロック6の代わりにブロック7をアル
ミニュウムなどの伝熱性が大きく且つ導電体で構成した
場合である。冷却ブロック7は、両側に配置された側板
7−1と、その間に風の流れと同じ方向に複数のフィン
7−2とで構成し、冷却ブロックの1カ所にスリット7
−3を設けて、短絡電流が流れるのを防止している。
【0012】図6は冷却ブロックの他の実施例の斜視図
で、前述の冷却ブロック6の代わりに取り付ける冷却ブ
ロック8で、側板8−1とその間に風の流れと同じ方向
に複数のフィン8−2を取り付る。さらに、該フィン8
−2の一部にスリット8−3を設けて車両が停車してい
る時などに、空気の自然対流による放熱をしやすくして
いる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにフィンの
付いた冷却ブロックを使用することにより放熱面積を増
大させたので、従来方式より冷却効率の高いリアクトル
となり、小形・軽量化が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】本発明による冷却ブロックの斜視図である。
【図5】本発明による冷却ブロックの他の実施例の斜視
図である。
【図6】本発明による冷却ブロックの他の実施例の斜視
図である。
【図7】従来方式のリアクトルの一実施例の正面図であ
る。
【図8】図7のX−X断面図である。
【図9】図8のY−Y断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・支持金具 2・・・・・カバー 2−1・・・空気穴 3・・・・・中芯 4・・・・・コイル 5・・・・・スペーサー 6・・・・・冷却ブロック 6−1・・・側板 6−2・・・フィン 7・・・・・冷却ブロック 7−1・・・側板 7−2・・・フィン 7−3・・・スリット 8・・・・・冷却ブロック 8−1・・・側板 8−2・・・フィン 8−3・・・スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコイルを所定間隔で並列配置し、
    該コイルの中心に両端部を支持金具で挟持させた中芯を
    配置したリアクトルにおいて、該コイル間にフィンの付
    いた冷却ブロックを固着したことを特徴とするリアクト
    ル。
  2. 【請求項2】 前記冷却ブロックを導電性とし、該冷却
    ブロックの1カ所にスリットを設けたことを特徴とする
    請求項1記載のリアクトル。
  3. 【請求項3】 前記冷却ブロックのフィンに複数のスリ
    ットを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のリ
    アクトル。
JP9059802A 1997-02-27 1997-02-27 リアクトル Pending JPH10241970A (ja)

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