JPH10241887A - データ入出力装置 - Google Patents
データ入出力装置Info
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- JPH10241887A JPH10241887A JP4043697A JP4043697A JPH10241887A JP H10241887 A JPH10241887 A JP H10241887A JP 4043697 A JP4043697 A JP 4043697A JP 4043697 A JP4043697 A JP 4043697A JP H10241887 A JPH10241887 A JP H10241887A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パーソナルコンピュータ等の電子機器に対して
着脱可能なカード形式のデータ入出力装置において、半
導体部品搭載領域や配線面積を狭めることなく外部ノイ
ズや人体からの静電気によりデータ入出力装置内部の半
導体部品を誤動作や破壊から防止できるデータ入出力装
置を提供する。 【解決手段】データ入出力装置1は、基板3が備える配
線パターンにより電気的に接続される半導体部品2、パ
ーソナルコンピュータ等の電子機器と基板3上の回路を
電気的に接続するためのコネクタ4、電話回線やHUB
と基板3上の回路を接続するためのコネクタ5を有す
る。基板3を表金属パネル8や裏金属パネル9によって
挟持して固着し、入出力装置1の外形を形成する。表金
属パネル8には微小な接続端子11を突出させ、基板3
上のグランド端子12と接触させる。絶縁テープ10
は、表金属パネル8上のコネクタ5を設けた側面にコネ
クタ5にかからないように窓13を開けておいて貼付す
る。
着脱可能なカード形式のデータ入出力装置において、半
導体部品搭載領域や配線面積を狭めることなく外部ノイ
ズや人体からの静電気によりデータ入出力装置内部の半
導体部品を誤動作や破壊から防止できるデータ入出力装
置を提供する。 【解決手段】データ入出力装置1は、基板3が備える配
線パターンにより電気的に接続される半導体部品2、パ
ーソナルコンピュータ等の電子機器と基板3上の回路を
電気的に接続するためのコネクタ4、電話回線やHUB
と基板3上の回路を接続するためのコネクタ5を有す
る。基板3を表金属パネル8や裏金属パネル9によって
挟持して固着し、入出力装置1の外形を形成する。表金
属パネル8には微小な接続端子11を突出させ、基板3
上のグランド端子12と接触させる。絶縁テープ10
は、表金属パネル8上のコネクタ5を設けた側面にコネ
クタ5にかからないように窓13を開けておいて貼付す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の電子機器に対して挿抜され着脱可能な、例え
ばメモリーカード、LANカード、MODEMカード、
ISDNカード、MUSICカード、ビデオキャプチャ
カードなどと呼ぶカード形式のデータ入出力装置に関す
る。
ュータ等の電子機器に対して挿抜され着脱可能な、例え
ばメモリーカード、LANカード、MODEMカード、
ISDNカード、MUSICカード、ビデオキャプチャ
カードなどと呼ぶカード形式のデータ入出力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カード形式のデータ入出力装置の
構成は図5に分解斜視図で示すように基板23が備える
配線パターンによって電気的に接続される半導体部品2
2、パーソナルコンピュータ等の電子機器と基板23が
備える配線パターンを電気的に接続するためのコネクタ
24、及び電話回線やHUBと接続するためのコネクタ
25が搭載されており、該基板23を表金属パネル28
と裏金属パネル29で挟持して固着した構成のものが知
られている。このようなデータ入出力装置21では、そ
の取り扱いにおいて、外部からのノイズや人体などから
放電される静電気からデータ入出力装置21内部の半導
体部品22の保護や誤動作を防止する対策が要求されて
いる。このため、基板23が備える配線パターンのグラ
ンド端子26上に導電材のバネ27を半田付けし、裏金
属パネル29と接触している表金属パネル28に該導電
材のバネ27を接触させ、表金属パネル28及び裏金属
パネル29がグランド端子26と同電位となるようにす
ることにより、半導体部品22の保護や誤動作を防止す
る手段が知られている。また、静電気として帯電した電
荷をデータ入出力装置21内の配線パターンから前記コ
ネクタ24を介して、パーソナルコンピュータ等の電子
機器の接地回路へ放電させることにより、半導体部品2
2の保護や誤動作を防止する構成が知られている。
構成は図5に分解斜視図で示すように基板23が備える
配線パターンによって電気的に接続される半導体部品2
2、パーソナルコンピュータ等の電子機器と基板23が
備える配線パターンを電気的に接続するためのコネクタ
24、及び電話回線やHUBと接続するためのコネクタ
25が搭載されており、該基板23を表金属パネル28
と裏金属パネル29で挟持して固着した構成のものが知
られている。このようなデータ入出力装置21では、そ
の取り扱いにおいて、外部からのノイズや人体などから
放電される静電気からデータ入出力装置21内部の半導
体部品22の保護や誤動作を防止する対策が要求されて
いる。このため、基板23が備える配線パターンのグラ
ンド端子26上に導電材のバネ27を半田付けし、裏金
属パネル29と接触している表金属パネル28に該導電
材のバネ27を接触させ、表金属パネル28及び裏金属
パネル29がグランド端子26と同電位となるようにす
ることにより、半導体部品22の保護や誤動作を防止す
る手段が知られている。また、静電気として帯電した電
荷をデータ入出力装置21内の配線パターンから前記コ
ネクタ24を介して、パーソナルコンピュータ等の電子
機器の接地回路へ放電させることにより、半導体部品2
2の保護や誤動作を防止する構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データ入出力装置の高
機能化、高性能化に伴い、部品点数が増大しても外形が
制約されたカード形式のデータ入出力装置において、従
来の技術により半導体部品を静電気の破壊から保護した
り誤動作を防止しようとすると、電荷の流れをよりスム
ーズにするために導電材のバネと表金属パネルとの接触
面積を大きくしたり、あるいは導電材のバネの半田付け
個所を複数にするが、半導体部品搭載領域及びその他の
配線パターン面積を狭めなければならない。また、導電
材のバネと表金属パネルの接触面積を小さい構成のまま
にしておくと、搭載位置によって表金属パネル及び裏金
属パネルが同電位にならず、わずかな放電電流が半導体
部品の内部を通過し、該半導体部品の誤動作または破壊
が生じてしまう。データ入出力装置を電子機器に対して
装着していない状態では半導体部品が破壊するまでには
強い静電気を要するが、データ入出力装置を装着し動作
している状態においては、微弱な静電気で誤動作を起こ
してしまう。従って、本発明は半導体部品搭載領域及び
配線面積を狭めることなく半導体部品の破壊または誤動
作を生じないデータ入出力装置を提供することを目的と
する。
機能化、高性能化に伴い、部品点数が増大しても外形が
制約されたカード形式のデータ入出力装置において、従
来の技術により半導体部品を静電気の破壊から保護した
り誤動作を防止しようとすると、電荷の流れをよりスム
ーズにするために導電材のバネと表金属パネルとの接触
面積を大きくしたり、あるいは導電材のバネの半田付け
個所を複数にするが、半導体部品搭載領域及びその他の
配線パターン面積を狭めなければならない。また、導電
材のバネと表金属パネルの接触面積を小さい構成のまま
にしておくと、搭載位置によって表金属パネル及び裏金
属パネルが同電位にならず、わずかな放電電流が半導体
部品の内部を通過し、該半導体部品の誤動作または破壊
が生じてしまう。データ入出力装置を電子機器に対して
装着していない状態では半導体部品が破壊するまでには
強い静電気を要するが、データ入出力装置を装着し動作
している状態においては、微弱な静電気で誤動作を起こ
してしまう。従って、本発明は半導体部品搭載領域及び
配線面積を狭めることなく半導体部品の破壊または誤動
作を生じないデータ入出力装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、以下の諸事項を特徴
とするものである。即ち、 (1)半導体部品と、前記半導体部品と電気的に接続し
た配線パターンを備える基板と、前記配線パターンの一
部に含まれるグランド端子と、前記基板を挟持して外形
を形成する金属パネルからなるデータ入出力装置であっ
て、前記金属パネルの一部に突出した接続端子を設け、
前記グランド端子と前記接続端子を接触させて電気的に
接続し、前記金属パネルの少なくとも一部に絶縁テープ
を貼付したことを特徴とするデータ入出力装置。
決するためになされたものであり、以下の諸事項を特徴
とするものである。即ち、 (1)半導体部品と、前記半導体部品と電気的に接続し
た配線パターンを備える基板と、前記配線パターンの一
部に含まれるグランド端子と、前記基板を挟持して外形
を形成する金属パネルからなるデータ入出力装置であっ
て、前記金属パネルの一部に突出した接続端子を設け、
前記グランド端子と前記接続端子を接触させて電気的に
接続し、前記金属パネルの少なくとも一部に絶縁テープ
を貼付したことを特徴とするデータ入出力装置。
【0005】(2)前記絶縁テープは、前記金属パネル
の回線側コネクタ側端面に貼付したことを特徴とする請
求項1記載のデータ入出力装置。
の回線側コネクタ側端面に貼付したことを特徴とする請
求項1記載のデータ入出力装置。
【0006】(3)前記絶縁テープの素材はポリエチレ
ン樹脂あるいはポリイミド樹脂であることを特徴とする
請求項1記載のデータ入出力装置。
ン樹脂あるいはポリイミド樹脂であることを特徴とする
請求項1記載のデータ入出力装置。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ入出力
装置の実施の形態を図面に従って説明する。実施例はP
CMCIA規格に準拠した、いわゆる「PCカード」の
特にLAN、MODEM、ISDN等の通信カードを取
り上げて説明するが、基本的な構成は他のカード形式を
含むデータ入出力装置一般に通用する。
装置の実施の形態を図面に従って説明する。実施例はP
CMCIA規格に準拠した、いわゆる「PCカード」の
特にLAN、MODEM、ISDN等の通信カードを取
り上げて説明するが、基本的な構成は他のカード形式を
含むデータ入出力装置一般に通用する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すデータ入出
力装置の分解斜視図である。半導体部品2は基板3上に
搭載され該基板3が備える配線パターンにより電気的に
接続される。4はパーソナルコンピュータ等の外部電子
機器と基板3上の回路を電気的に接続する為のコネクタ
である。5は電話回線やHUBと基板3上の回路を接続
する為のコネクタである。表金属パネル8と裏金属パネ
ル9は基板3を挟持して固着されデータ入出力装置1の
外形を形成する。表金属パネル8の一部を内側に幅1m
m×長さ5mm程度突出させた接続端子11を設け、表
金属パネル8と裏金属パネル9で基板3を挟持すると該
接続端子11は基板3が備えるグランド端子12と接触
し、該接続端子11でグランド端子12と表金属パネル
8は電気的に接続される。その結果、該表金属パネル8
と裏金属パネル9と基板3が備えるグランド端子12が
同電位となる。
力装置の分解斜視図である。半導体部品2は基板3上に
搭載され該基板3が備える配線パターンにより電気的に
接続される。4はパーソナルコンピュータ等の外部電子
機器と基板3上の回路を電気的に接続する為のコネクタ
である。5は電話回線やHUBと基板3上の回路を接続
する為のコネクタである。表金属パネル8と裏金属パネ
ル9は基板3を挟持して固着されデータ入出力装置1の
外形を形成する。表金属パネル8の一部を内側に幅1m
m×長さ5mm程度突出させた接続端子11を設け、表
金属パネル8と裏金属パネル9で基板3を挟持すると該
接続端子11は基板3が備えるグランド端子12と接触
し、該接続端子11でグランド端子12と表金属パネル
8は電気的に接続される。その結果、該表金属パネル8
と裏金属パネル9と基板3が備えるグランド端子12が
同電位となる。
【0009】絶縁テープ10はポリエチレン樹脂あるい
はポリイミド樹脂の素材に接着剤を塗布したものであ
り、基板3を表金属パネル8と裏金属パネル9により挟
持して固着してから、該絶縁テープ10をコネクタ5を
設けた側面に該コネクタ5にかからないように窓13を
開けておいて貼付する。ここで絶縁テープ10が貼付さ
れた表金属パネル8の上面の一部と、該表金属パネル8
のコネクタ5側面と、裏金属パネル9下面の一部を回線
側コネクタ側端面14とする。前記構成により組み立て
たデータ入出力装置1の斜視図を図2に示す。
はポリイミド樹脂の素材に接着剤を塗布したものであ
り、基板3を表金属パネル8と裏金属パネル9により挟
持して固着してから、該絶縁テープ10をコネクタ5を
設けた側面に該コネクタ5にかからないように窓13を
開けておいて貼付する。ここで絶縁テープ10が貼付さ
れた表金属パネル8の上面の一部と、該表金属パネル8
のコネクタ5側面と、裏金属パネル9下面の一部を回線
側コネクタ側端面14とする。前記構成により組み立て
たデータ入出力装置1の斜視図を図2に示す。
【0010】次に、上記実施の形態における動作説明を
図3に基づいて説明する。両側にコネクタ34、35を
備えるケーブル33のコネクタ34はコネクタ5と接続
し、コネクタ35は電話回線やHUBの端子と接続す
る。特に携帯型のパーソナルコンピュータ31が備える
PCカードスロット32にデータ入出力装置1を矢印P
方向に挿入し、コネクタ4を介してパーソナルコンピュ
ータ31と電気的に接続し、パーソナルコンピュータ3
1をオンして通信機能を作動させ、キーボードを操作し
てデータを入力し通信を開始すると、データを示す電気
信号はデータ入出力装置1、ケーブル33、電話回線や
HUBを経由し、他のパーソナルコンピュータと通信で
きる。
図3に基づいて説明する。両側にコネクタ34、35を
備えるケーブル33のコネクタ34はコネクタ5と接続
し、コネクタ35は電話回線やHUBの端子と接続す
る。特に携帯型のパーソナルコンピュータ31が備える
PCカードスロット32にデータ入出力装置1を矢印P
方向に挿入し、コネクタ4を介してパーソナルコンピュ
ータ31と電気的に接続し、パーソナルコンピュータ3
1をオンして通信機能を作動させ、キーボードを操作し
てデータを入力し通信を開始すると、データを示す電気
信号はデータ入出力装置1、ケーブル33、電話回線や
HUBを経由し、他のパーソナルコンピュータと通信で
きる。
【0011】ここで、データ入出力装置1をパーソナル
コンピュータ31に対して、装着していない状態と装着
し動作している状態に分けて説明する。データ入出力装
置1をパーソナルコンピュータ31に対して装着してい
ない状態において、データ入出力装置1は表金属パネル
8や裏金属パネル9に強い静電気が印加されなければ半
導体部品2の破壊は起こらない。接触放電試験の結果、
15KVの電圧をデータ入出力装置1に印加したが半導体
部品2の破壊は確認されなかった。従って、データ入出
力装置1をパーソナルコンピュータ31に対して装着し
ていない状態において、表金属パネル8と裏金属パネル
9とグランド端子12を同電位にするための接続端子1
1は微小な形状のものでも、静電気による半導体部品2
の破壊を防止できる。一方、図4に示すようにデータ入
出力装置1をパーソナルコンピュータ31に装着し動作
している状態において、データ入出力装置1の状態はコ
ネクタ5の一部と表金属パネル8や裏金属パネル9の一
部がPCカードスロット32から露出した状態にある。
該露出した個所に人体等が接触し静電気が放電すると、
放電電流は表金属パネル8や裏金属パネル9を通過し、
最終的にコネクタ4と電気的に接続されているパーソナ
ルコンピュータ31の接地回路へ放電するが、その接地
回路へ放電するまでに半導体部品2の内部を通過するこ
ともあり、わずかな放電電流でも半導体部品2の誤動作
が生じてしまう。従って、絶縁テープ10をデータ入出
力装置1のコネクタ5を設けた側面に該コネクタ5にか
からないように窓13を開けておいて貼付することによ
り、外部からのノイズや人体からの静電気を絶縁テープ
10の絶縁作用でデータ入出力装置1から遮断できる。
接触放電試験の結果、従来の図5に示すデータ入出力装
置21は2KVで誤動作が発生したが、本発明のデータ入
出力装置1は8KVでも誤動作は発生しなかった。また、
絶縁テープ10の素材としてポリエチレン樹脂あるいは
ポリイミド樹脂は外部からの静電気を遮断する絶縁作用
に優れ、かつ熱収縮性もあり薄膜の形で貼付できること
により、データ入出力装置の特に外形が制約され厚みに
制限のある「PCカード」に使用するには最適である。
コンピュータ31に対して、装着していない状態と装着
し動作している状態に分けて説明する。データ入出力装
置1をパーソナルコンピュータ31に対して装着してい
ない状態において、データ入出力装置1は表金属パネル
8や裏金属パネル9に強い静電気が印加されなければ半
導体部品2の破壊は起こらない。接触放電試験の結果、
15KVの電圧をデータ入出力装置1に印加したが半導体
部品2の破壊は確認されなかった。従って、データ入出
力装置1をパーソナルコンピュータ31に対して装着し
ていない状態において、表金属パネル8と裏金属パネル
9とグランド端子12を同電位にするための接続端子1
1は微小な形状のものでも、静電気による半導体部品2
の破壊を防止できる。一方、図4に示すようにデータ入
出力装置1をパーソナルコンピュータ31に装着し動作
している状態において、データ入出力装置1の状態はコ
ネクタ5の一部と表金属パネル8や裏金属パネル9の一
部がPCカードスロット32から露出した状態にある。
該露出した個所に人体等が接触し静電気が放電すると、
放電電流は表金属パネル8や裏金属パネル9を通過し、
最終的にコネクタ4と電気的に接続されているパーソナ
ルコンピュータ31の接地回路へ放電するが、その接地
回路へ放電するまでに半導体部品2の内部を通過するこ
ともあり、わずかな放電電流でも半導体部品2の誤動作
が生じてしまう。従って、絶縁テープ10をデータ入出
力装置1のコネクタ5を設けた側面に該コネクタ5にか
からないように窓13を開けておいて貼付することによ
り、外部からのノイズや人体からの静電気を絶縁テープ
10の絶縁作用でデータ入出力装置1から遮断できる。
接触放電試験の結果、従来の図5に示すデータ入出力装
置21は2KVで誤動作が発生したが、本発明のデータ入
出力装置1は8KVでも誤動作は発生しなかった。また、
絶縁テープ10の素材としてポリエチレン樹脂あるいは
ポリイミド樹脂は外部からの静電気を遮断する絶縁作用
に優れ、かつ熱収縮性もあり薄膜の形で貼付できること
により、データ入出力装置の特に外形が制約され厚みに
制限のある「PCカード」に使用するには最適である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ入
出力装置によれば、半導体部品と、前記半導体部品と電
気的に接続した配線パターンを備える基板と、前記配線
パターンの一部に含まれるグランド端子と、前記基板を
挟持する金属パネルで外形を形成し、前記金属パネルの
一部を突出させた接続端子を備え、前記グランド端子と
前記接続端子を電気的に接続し、まず、データ入出力装
置をパーソナルコンピュータに対して装着していない状
態において、前記半導体部品の破壊を防止する。一方、
データ入出力装置をパーソナルコンピュータに装着し動
作している状態において、人体等が接触する前記金属パ
ネルに絶縁テープを貼付し、外部からのノイズや静電気
を絶縁テープの絶縁作用で遮断し、データ入出力装置の
特に半導体部品の誤動作が発生するのを防止する。従っ
て、前記グランド端子と前記接続端子の接触面積は前記
絶縁テープを貼付することにより小さくすることが可能
になり、外形が制約された特にカード形式のデータ入出
力装置において、半導体部品搭載領域及び配線面積を狭
めることなく高性能で高機能かつ信頼性の高いデータ入
出力装置を提供することができる。
出力装置によれば、半導体部品と、前記半導体部品と電
気的に接続した配線パターンを備える基板と、前記配線
パターンの一部に含まれるグランド端子と、前記基板を
挟持する金属パネルで外形を形成し、前記金属パネルの
一部を突出させた接続端子を備え、前記グランド端子と
前記接続端子を電気的に接続し、まず、データ入出力装
置をパーソナルコンピュータに対して装着していない状
態において、前記半導体部品の破壊を防止する。一方、
データ入出力装置をパーソナルコンピュータに装着し動
作している状態において、人体等が接触する前記金属パ
ネルに絶縁テープを貼付し、外部からのノイズや静電気
を絶縁テープの絶縁作用で遮断し、データ入出力装置の
特に半導体部品の誤動作が発生するのを防止する。従っ
て、前記グランド端子と前記接続端子の接触面積は前記
絶縁テープを貼付することにより小さくすることが可能
になり、外形が制約された特にカード形式のデータ入出
力装置において、半導体部品搭載領域及び配線面積を狭
めることなく高性能で高機能かつ信頼性の高いデータ入
出力装置を提供することができる。
【図1】本発明のデータ入出力装置を示す分解斜視図
【図2】本発明のデータ入出力装置を示す斜視図
【図3】データ入出力装置及び接続する電子機器を示す
斜視図
斜視図
【図4】データ入出力装置と電子機器とを接続した状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図5】従来のデータ入出力装置を示す分解斜視図
【符号の説明】 1 データ入出力装置 2 半導体部品 3 基板 4 コネクタ 5 コネクタ 8 表金属パネル 9 裏金属パネル 10 絶縁テープ 11 接触端子 12 グランド端子 13 窓 14 回線側コネクタ側端面 21 データ入出力装置 22 半導体部品 23 基板 24 コネクタ 25 コネクタ 26 グランド端子 27 板バネ 28 表金属パネル 29 裏金属パネル 31 パーソナルコンピュータ 32 PCカードスロット 33 ケーブル 34 コネクタ 35 コネクタ
Claims (3)
- 【請求項1】半導体部品と、前記半導体部品と電気的に
接続した配線パターンを備える基板と、前記配線パター
ンの一部に含まれるグランド端子と、前記基板を挟持し
て外形を形成する金属パネルからなるデータ入出力装置
であって、前記金属パネルの一部に突出した接続端子を
設け、前記グランド端子と前記接続端子を接触させて電
気的に接続し、前記金属パネルの少なくとも一部に絶縁
テープを貼付したことを特徴とするデータ入出力装置。 - 【請求項2】前記絶縁テープは、前記金属パネルの回線
側コネクタ側端面に貼付したことを特徴とする請求項1
記載のデータ入出力装置。 - 【請求項3】前記絶縁テープの素材はポリエチレン樹脂
あるいはポリイミド樹脂であることを特徴とする請求項
1記載のデータ入出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043697A JPH10241887A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | データ入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043697A JPH10241887A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | データ入出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10241887A true JPH10241887A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12580600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4043697A Withdrawn JPH10241887A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | データ入出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10241887A (ja) |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP4043697A patent/JPH10241887A/ja not_active Withdrawn
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