JPH10241519A - 水流スイッチ装置 - Google Patents
水流スイッチ装置Info
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- JPH10241519A JPH10241519A JP5246097A JP5246097A JPH10241519A JP H10241519 A JPH10241519 A JP H10241519A JP 5246097 A JP5246097 A JP 5246097A JP 5246097 A JP5246097 A JP 5246097A JP H10241519 A JPH10241519 A JP H10241519A
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- Japan
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- reed switch
- water flow
- screw
- casing
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Abstract
もに、汎用のリードスイッチをそのまま使用できる水流
スイッチ装置を提供する。 【構成】 本発明にかかる水流スイッチ装置1におい
て、ハーフケースを組み付け用ねじ10a、10bを利
用して、そのねじ頭部35、37でリードスイッチ27
の取付片33を圧接固定するものであるから、リードス
イッチ用のねじを別途必要とせず、部品点数を削減でき
る。従って、簡易な構成にでき、更に、ケーシングの組
み付け時に同時にリードスイッチを固定することができ
るので、組み立て作業が容易である。
Description
き風呂等に使用される水流スイッチ装置に関し、特に、
通水路の流水をリードスイッチにより検知して給湯機器
を作動させる水流スイッチ装置に関する。
路に水流検知器を設けており、水流を検知した後、給湯
機器を作動させるようになっている。かかる水流スイッ
チは、実開昭63ー35232号公報に開示されている
ように、水流を受けて揺動するフラップを備えており、
このフラップに磁石が固定してあり、フラップが揺動し
てケーシングに装着されたリードスイッチに磁石が近づ
くとその磁力を受けてリードスイッチが接続され(閉状
態)、磁石が遠ざかるとスイッチが切れる(開状態)も
のである。
立て時)にそのケーシングにリードスイッチを取り付け
る必要がある。また、ケーシングは、ハーフケースを組
み付けて構成し、一方のハーフケース内には、流水路と
フラップが揺動するフラッ室を形成し、他方のハースケ
ースにフラップを揺動可能に取り付けて、一方及び他方
のハーフケースを組み付ける組み付け用ねじによりねじ
固定している。
のが使用されており、その本体において、端子を封入し
たガラス管の周囲を樹脂で固めて構成しており、本体か
ら延出した取付片にねじ孔を形成しており、ねじ孔にね
じを挿通してねじ止めすることが一般的である。これに
対して、上述した公報には、リードスイッチに弾性変形
可能な係止片を設け、容易に取り付け及び取り外す構成
が開示されている。
に、汎用のリードスイッチを用い、リードスイッチのね
じ孔にねじを通して止める場合には、リードスイッチ用
のねじが必要になり、構成が複雑になるとともに、組み
付け作業に手間がかかるという問題点がある。また、ね
じの締めつけ時にリードスイッチ本体に無理をかける
と、リードスイッチを損傷するという問題がある。
止片を設けた構成では、リードスイッチの損傷を防止で
きるもののリードスイッチの構成が複雑であり、且つ汎
用のリードスイッチが使用できないという問題点があ
る。
業が容易であるとともに汎用のリードスイッチをそのま
ま使用できる水流スイッチ装置を提供することにある。
は、水流を導入する入口部と導出する出口部とを有する
ケーシングと、磁石が固定されているとともにケーシン
グ内の水流を受けて揺動するフラップ板と、ケーシング
に設けられたリードスイッチとを備え、フラップ板が揺
動して磁石がリードスイッチに近づくと水流を検知する
水流スイッチ装置において、前記ケーシングは、ハーフ
ケースを組み合わせ、組み付け用ねじを締めつけ固定さ
れており、前記リードスイッチは、その本体から延出し
た取付片を備えており、この取付片を前記組み付けねじ
のねじ頭部でケーシングに圧接固定したことを特徴とす
る。この請求項1に記載の発明によれば、ケーシングの
組み付け用ねじを利用して、そのねじ頭部でリードスイ
ッチを圧接固定するものであるから、リードスイッチ用
のねじを別途必要とせず、部品点数を削減できる。従っ
て、簡易な構成にでき、更に、ケーシングの組み付け時
に同時にリードスイッチを固定することができるので、
組み立て作業が容易である。また、リードスイッチの固
定はその取付片の一部を組み付け用ねじの頭部で圧接す
るものであるから、リードスイッチ本体に直接力がかか
ることが少ないので、リードスイッチの損傷を防止でき
る。
の発明において、前記ケーシングには、リードスイッチ
を嵌合する凹部が形成されており、この凹部における組
み付けねじの頭部が位置する部位には、前記取付片を受
ける受台が形成されていることを特徴とする。この請求
項2に記載の発明によれば、凹部に挿入されたリードス
ッチは、取付片のみを受ける受台に支持されて、この受
台と組み付け用ねじの頭部のみによって、取付片を挟持
しているので、リードスイッチ本体にはほとんど力がか
かることがなく、リードスイッチ本体の損傷を確実に防
止する。
を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
風呂から燃焼器に通じる通水路に設けられており、その
通水路における流水を検知して、燃焼器を作動させるも
のである。
すように、水流が導入なされる入口部3と、導出入する
出口部5と、フラップ室13とが形成された下側ケース
(ハーフケース)7と、フラップ板11をフラップ室1
3に垂下させた上側ケース(ハーフケース)9とを備え
ており、下側ケース7と上側ケース9とは、組み付け用
ねじ10a、10b、10c、10dを締めつけて一体
に固定している。フラップ室13は、ここに挿入された
フラップ板11(後述する)が揺動する空間を形成して
いる。尚、この実施の形態では、上側ケース9を上に下
側ケース7を下にして、入口部3と出口部5とが水平に
なる位置に装備しているが、入口部3を下にし出口部5
を上にする位置に装備するものであっても良い。
9を重ね合わせて組み付けるためのフランジ部15が設
けられており、図5に示すように、このフランジ部15
の四隅に、組み付け用ねじ10a、10b、10c、1
0dに螺合するねじ孔12a、12b、12c、12d
が形成されている。尚、下側ケース7の底部には、フラ
ップ室13にサーミスタが挿入されており、通水路に流
れる水の温度を検知している。
周縁において上方に突出したシール片19が形成されて
いる。このシール片19には、上側ケース9が組み付け
られた際に、Oーリング21が圧接してシール構造20
を形成するものである。このシール片19は、その外周
面が基端から先端にかけて外側から内側に向けて傾斜さ
れており、その外周面にOリング21が嵌められるよう
になっている。このシール片19は、後述する上側ケー
ス9に形成された溝51(後述する)との間にOーリン
グ21を圧接するようになっている。
上部四隅に、組み付け用ねじ10a、10b、10c、
10dを通すねじ孔25a、25b、25c、25dが
形成されており、それぞれ下側ケース7のねじ孔12
a、12b、12c、12dに一致させて、組み付け用
ねじ10a、10b、10c、10dにより螺合され
る。
イッチ27を嵌める嵌合凹部29が形成されており、リ
ードスイッチ27がケースから突出しないようになって
いる。ここに装着されるリードスイッチ27は、その本
体31に、磁力により接触して回路を閉じる一対の端子
が封入されたガラス管を備えており、このガラス管を樹
脂で埋め込んで形成されている。本体31からは、取付
片33が延出されており、この取付片33には、市販の
ものであるため固定用のねじ孔F、Fが形成されている
が、このねじ孔F、Fは本実施の形態では使用しない。
つまり取付ねじのピッチに少しのズレが生じても樹脂が
変形し、リードスイッチ内のガラス管に力が加わってし
まうからである。そこで本実施の形態では、取付片33
の角部を、上述した組み付け用ねじ10a、10bの頭
部35、37で上側ケース9に圧接固定している。一
方、嵌合凹部29の底面には、上側ケース9のねじ孔2
5a、25bに近接した位置に一対の受台39、41が
形成されている。この受台39、41に上述の取付片3
3の角部がそれぞれ載置されるようになっている。即
ち、図3に示すように、取付片33の一部のみを受台3
9、41とねじの頭部35、37で挟持して固定するも
のであるから、確実に固定できるとともに、本体31は
図1に示すように上側ケース9との間に隙間Xがあるの
で、リードスイッチ27には、無理な力がかからず、リ
ードスイッチ27の損傷を防止できる。
に、フラップ板11が揺動自在に垂下されている。この
フラップ板11には、磁石43が固定されており、水流
によりフラップ板11が揺動して上に上がると、上述し
たリードスイッチ27に近づくようになっている。この
フラップ板11は、図4に示すように、上端部が軸45
により軸支されており、この軸の両端部が、上側ケース
9に形成された軸受47aに載置されている。軸45の
中央部を載置する軸受47bも形成されており、軸45
は合計4ヵ所で軸支されている。尚、図4は、図5に示
す上側ケース9の上下を逆さにしている状態を示してい
る。
47a、47bに保持されており、このOーリング21
は、上側ケース9の溝51に嵌め込まれている。従っ
て、組み付け時には、図4に示すように、上側ケース9
をその内側(下側)を上に向けて軸45を軸受47a、
47bに載置した後、Oーリング21を溝51に圧入す
ることにより容易に取り付けできるとともに、Oーリン
グ21の保持力によりフラップ板11を下に向けても上
側ケース9からフラップ板が落ちない構成になってい
る。更に、上側ケース9には、フラップ板11を斜めか
ら挿入するように軸45を軸受け47a,47bに案内
する案内壁53を形成し、組み付け時には軸45を容易
に軸受47a、47bに配置できる構成となっている。
よるシール構造について説明する。
ス9との組み付け時に、上述したシール片19の傾斜さ
れた外面19aと、上側ケース9の断面L字形状を形成
する周壁55と底壁59との3点S、T、Yで圧接する
構成となっている。このようにOーリング21は3点
S、T、Yで圧接しているので、確実なシールを図るこ
とができる。しかも、傾斜された外面29aは、組み付
け用ねじ10aの締めつけ方向Wに対して斜めに傾斜し
ているから、組み付け用ねじ10aを締めつければ締め
つける程、上側ケース9に対して下側ケース7の心出し
ができ、特に、上側ケース9と下側ケース7との形成さ
れたねじ孔25a、25b、25c、25d、12a、
12b、12c、12dにおいては、それらのねじ孔の
芯出し(中心が一致する)ができるので、各ねじ孔やね
じをラフに製造することができる。更に、ケース9のね
じ孔を大きくできるので、ねじ止めが容易にでき、作業
性が良い。
の組み立て方法について説明する。まず、図4に示すよ
うに、上側ケース9をその上面を下にして、内側を上に
し、フラップ板11を取り付ける。この場合、軸45を
案内面53に沿って斜めから挿入することによって、軸
45を軸受47a、47bに容易に嵌め込むことができ
る。そして、軸受47a、47bに軸45を配置した
後、Oーリング21を溝51に圧入して、軸45の上に
取り付ける。これにより、軸45はOーリング21によ
り支えられるので、上側ケース9をひっくり返して、フ
ラップ板11を下にしても、Oーリング21によりフラ
ップ板11は保持されて、下落ちることがない。
を下に向けて、上側ケース9を下側ケース7に被せ、O
ーリングを介在して、フラップ板11を下側ケース7の
上部開口18を介してフラップ室13に上から挿入す
る。
上面において、嵌合凹部29にリードスイッチ29を設
置し、組み付け用ねじ10a、10b、10c、10d
をねじ孔25a、25b、25c、25dに挿通し、下
側ケース7のねじ孔12a、12b、12c、12dに
螺合して下側ケース7に上側ケース9を固定する。この
際に、上述したOーリング21によるシール構造により
ねじ孔を大きくできるので、ねじによる組み付け作業が
容易である。
片の角部を組み付け用ねじ10a、10bの頭部35、
37により上側ケース9の受台39、41に圧接して固
定される。
0c、10dを締めつけると、図6に示すように、Oー
リング21は、シール片19の傾斜された外面19aに
配置されて、締めつけられると、外面19aと周壁55
と底壁59との3点S、T、Yで圧接され、確実なシー
ルを図る。また、傾斜された外面19aは、組み付け用
ねじ10aの締めつけ方向に対して傾斜しているから、
組み付け用ねじ10aを締めつければ締めつける程、ね
じ孔の芯出しができ、ねじによる組み付けが容易であ
る。
ば、水流スイッチ装置の組み立て(製造)が容易にでき
るとともに、リードスイッチ27の取付けにおいてリー
ドスイッチ用のねじを別に必要としないので、部品点数
の削減と、組み付け工程を簡易にでき、しかもリードス
イッチの本体に無理な力が加わることがないので、その
損傷を防止できる。
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例
えば、リードスイッチ27を固定する取付片33の角部
にねじの頭部を圧接して固定することに限らずその他の
部分、例えば図7に示すように、取付片33の一側部を
ねじの頭部で圧接して固定するものであっても同様な効
果を得ることができる。
ングの組み付け用ねじを利用して、そのねじ頭部でリー
ドスイッチを圧接固定するものであるから、リードスイ
ッチ用のねじを別途必要とせず、部品点数を削減でき
る。従って、簡易な構成にでき、更に、ケーシングの組
み付け時に同時にリードスイッチを固定することができ
るので、組み立て作業が容易である。また、リードスイ
ッチの固定はその取付片の一部を組み付け用ねじの頭部
で圧接するものであるから、リードスイッチ本体に直接
力がかかることが少ないので、リードスイッチの損傷を
防止できる。
ッチの取付片の一部を受ける受台を設け組み付け用ねじ
の頭部により圧接する構成であるから、リードスイッチ
本体の損傷を確実に防止する。
の断面図である。
ある。
を示す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
る。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 水流を導入する入口部と導出する出口部
とを有するケーシングと、磁石が固定されているととも
にケーシング内の水流を受けて揺動するフラップ板と、
ケーシングに設けられたリードスイッチとを備え、フラ
ップ板が揺動して磁石がリードスイッチに近づくと水流
を検知する水流スイッチ装置において、 前記ケーシングは、ハーフケースを組み合わせ、組み付
け用ねじを締めつけ固定されており、前記リードスイッ
チは、その本体から延出した取付片を備えており、この
取付片を前記組み付けねじのねじ頭部でケーシングに圧
接固定したことを特徴とする水流スイッチ装置。 - 【請求項2】 前記ケーシングには、リードスイッチを
嵌合する凹部が形成されており、この凹部における組み
付けねじの頭部が位置する部位には、前記取付片を受け
る受台が形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の水流スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05246097A JP3947262B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 水流スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05246097A JP3947262B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 水流スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10241519A true JPH10241519A (ja) | 1998-09-11 |
JP3947262B2 JP3947262B2 (ja) | 2007-07-18 |
Family
ID=12915340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05246097A Expired - Lifetime JP3947262B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 水流スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3947262B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020052985A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 吉春 諏訪 | 水揺動検知装置、入浴システム及び水揺動検知方法 |
JP2020068053A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | リンナイ株式会社 | 水流スイッチ |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP05246097A patent/JP3947262B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020052985A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 吉春 諏訪 | 水揺動検知装置、入浴システム及び水揺動検知方法 |
JP2020068053A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | リンナイ株式会社 | 水流スイッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3947262B2 (ja) | 2007-07-18 |
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