JPH10240918A - 三刺激カラー空間データ補間方法 - Google Patents
三刺激カラー空間データ補間方法Info
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Abstract
三刺激カラー空間データ(例えば24ビットL*H*C
*)の第2の3変量座標系(例えば24ビットRGB)へ
の変換において効率的データ補間方法を提供する。 【解決手段】入力座標値に応じてあらかじめ定めた出力
三刺激カラー空間座標データ・ポイントを記憶構造体の
ノードに記憶する。該記憶構造体にはデータ・ポイント
の非線形部分すなわち限定的数のデータ・ポイントのみ
を記憶する。入力座標に相当するデータ・ポイントがメ
モリにない場合、補間が実行される。座標の各々の線形
補間の数は、記憶された隣接ノードをアドレスするため
に必要なビットを提供した後に各データ・ワードに残る
ビットの数によって決定される。
Description
関するもので、特に非線形三刺激色データの記憶、取り
出しおよび補間、更に具体的に云えば4ビットL*H*
C*から24ビットRGB空間データへの変換に関する
メモリ・マッピングおよびデータ補間戦略に関するもの
である。
されてきた。基本的には、1931年にCommission Int
ernationale L'Eclairage(CIE委員会)によって定義
されたように、基本的には、われわれが視認する3原色
(X、Y、Z)を組み合わせることによって我々が目で経
験するすべてを定義することができる。すなわち、理想
的観察機構の等色機能と同一とみなされる3つの独立し
た波長機能を指定することによって定義される理想的な
3色観察機構の等色特性が、カラー指定に関する国際規
格を形成する。一般的には、三刺激空間またはカラー空
間と呼ばれる3次元空間構造によってカラー刺激ベクト
ルを表現することが可能でありまた便利であることが認
められている。そのような3次元構造の原理は、例え
ば"Principles of Color Technology, by Billmeyer an
d Saltzman, published by John Wiley & Sons, Inc.,
NY, copyright 1981 (2d. ed.)"および"Color Science:
Concepts and Methods. Quantitative Data and Formu
lae, by Wyszecki and Stiles,published by John Wile
y & Sons, Inc., copyright 1982 (2d ed.), pages 119
- 130"などの文献に紹介されている。
ソフトウェア双方のシステム設計者にいくつかの選択肢
を与えている。それらは、例えば、コンピュータ・ビデ
オ・ディスプレイにおいて一般に使用されている赤、
緑、青(RGB)モデル、カラー・ハード・コピー装置で
広く使用されているシアン、マジェンタ、黄色(および
黒)(CMY(K))モデル、色相、飽和度、値(HSV)モ
デル、色相、明度、飽和度(HLS)モデル、輝度、赤黄
階調、緑青階調(L*a*b*)モデルおよび商用カラー
・テレビ放送で使用されているYIQモデルなどであ
る。 種々の3変数カラー・モデルは、FoleyおよびVan
Dam両氏共著の"Fundamentals of lnteractive Computer
Graphics, Addison-Wesley Publishing Company,pages
606-621"などの文献に記載されている。
リンタなどのカラー入出力装置は、それぞれの機器に依
存した方式でカラー画像を表現する。例えば、CRT銃
は、フレーム・バッファに記憶される(本明細書におい
て以下データ・トリプレットまたはカラー座標と呼ばれ
る電圧レベルまたは他の入力信号関数である)RGB値
によって駆動される。そのようなRGB値は各特定モデ
ルのビデオ・モニタのカラー空間をインデックスする。
言い換えると、所与のRGBトリプレット値に関する限
り、CRTスクリーンの1つのピクセルに対してCRT
によって生成されるカラーはその装置に特有のものであ
る。装置設計依存性のため、同じRGBトリプレット
が、異なるCRTモデル上に表示される時非常に異なる
カラーまたは色相を生成する可能性があるし、またカラ
ー・プリンタで作られたハード・コピーにおいても異な
るカラーを生成する可能性がある。
間での(カラー補正および交差描出とも呼ばれる)カラー
変換はオリジナルの機器製造者にとって多くの問題を派
生する。1つの装置から別の装置へのデータ変換は、そ
れらのシステム間の等色関係が一般的に非線形であるた
め、容易ではない。そのため、(カラー・スキャナ、C
RTモニタ、ディジタル・カメラ、コンピュータ・ソフ
トウェア/ファームウェア生成などの)入力装置からの
オリジナル画像と(CRTモニタ、カラー・レーザープ
リンタ、カラー・インクジェット式プリンタなどの)出
力装置における変換後のコピー画像との間でのカラーの
整合性を維持することが大きな問題となる。1つのカラ
ー空間から他の空間への変換は、多次元における複雑で
非線型の計算を必要とする。そのような計算は数学的に
望ましいものではないので、存在する広い色相スペクト
ルを相関させるため、非常に大きいルックアップ・テー
ブルを使用して3色モデル系間の変換に近似させる方法
が知られている。特定の装置に関して機器固有のルック
アップ・テーブルを構築するための種々の方法が存在す
る。米国特許第3,893,166号はその1例を提供してい
る。しかし、半導体メモリは比較的高価であり、そのよ
うなテーブルを保持するためのディスク、テープなどの
その他のデータ記憶技術は速度が非常に遅い。
は多面体格子のような構造体として表現することがで
き、この場合、データ・ポイントを表現している立方体
の各コーナー、すなわち平面の各々において座標値を持
つデータ・セットが、ルックアップ・テーブルとしとし
て記憶位置またはノードに記憶される。[注:このよう
なシステムにおいて使用される空間構造体は多次元を持
つという特性があるのでノードという用語は、当業界に
おいて、次のように複数の意味を持つ。(1)ノードは入
力ピクセルの空間の座標を指す、(2)ノードはデータの
補間の対象となるかもしれない記憶されたデータ・ポイ
ントを指す、(3)多次元カラー空間のカラー・データ・
マップが2次元コンピュータ・メモリーに記憶される
時、入力ピクセル座標と1対1の対応を持つメモリ・ア
ドレス自体を指す、あるいは(4)ノードはそれ自身第2
の空間ポイントの座標を意味することができる出力ピク
セル・データを表現する各記憶位置に記憶されるデータ
を意味する。 従って、本明細書におけるノードという
用語の意味は、それが使用される文脈から適切に解釈さ
れる必要がある。]ルックアップ・テーブル全体は、R
GBカラー空間に関する図1に示されるような立方体の
多数から構成される。しかし、あらゆるモニタRGB値
に関する典型的なプリンタ・カラー変換データをルック
アップ・テーブルに記憶するためには、少なくとも50
メガバイトのランダム・アクセス・メモリを必要とし、
これは現在の技術レベルではコスト的に許容できない。
従って、経済的方法として、限定的数のデータ・ポイン
トだけを記憶して、格子の内の中間的データ・ポイント
は補間法を使用して導出する手段が採用されている。1
つの三刺激システムから別のシステムへの変換を行う際
に、3線形(trilinear)または4線形(quadrilinear)補
間法が使用されてきた。しかし、非線型データの場合、
例えば何百万ものピクセルを含む印刷画像を取り扱う
時、真の補間は時間消費的であり非実用的である。従っ
て、種々のデータ記憶および補間方法が提唱されてい
る。補間のための限られたデータの使用は、米国特許第
4,477,833号に記載されている。選択された非線型デー
タの空間配置および特定カラー曲線に応じたデータ記憶
の方法が米国特許第5,321,797号に記載されている。 格
子細分化技術による補間近似の改良が、米国特許出願第
08/504,406号に記載されている。
タRGB(またはCMYあるいはCMYK)値への変換
は、カラー測定ツールおよび装置に従属しないカラー空
間を利用することによって、達成することができる。装
置に従属しないカラーは、CIEのような絶対的カラー
標準に基づいた正確な等色を提供する。装置に従属しな
いカラー空間は、カラーを生成したメカニズムを参照せ
ずにカラーの様態を記述する方法を提供する。例えば、
先ず、モニタのカラー空間からのRGBデータ・ポイン
ト(すなわち入出力相互関係テーブル)を装置独立的カラ
ー空間(例えばCIE L*a*b*カラー空間)へ変換
する関数が構築され、次に、CIE L*a*b*カラ
ー空間のような装置独立的カラー空間からのカラー・デ
ータ・ポイントを特定プリンタのカラー空間へ変換する
関数が構築され、これら2つの関数を使用して、モニタ
RGBデータ値が、L*a*b*データ・トリプレット
に変換され、L*a*b*データ・トリプレットがプリ
ンタ・データ・トリプレットに変換され、この結果、プ
リンタ出力は、CRTモニタ上で見えるようなオリジナ
ル入力画像に一致する。
クセス問題に加えて、画像を完全に印刷するためにはそ
の画像のすべてのカラー・ピクセルに関してモニタRG
B値のプリンタRGB値への対応づけが実行されなけれ
ばならず、これはまた時間消費的である。従って、入力
値のサブセットに関して出力されるデータ・トリプレッ
トを事前計算して記憶し、次に、高速の補間アルゴリズ
ムを使用して、中間出力データ値すなわち事前計算され
なかったデータ値に関する変換関数を近似させる方が経
済的である。
強弱)と色相(波長によって測定されるカラー)の相関関
係に関して、色差の構成要素を識別することが望ましい
場合がある。ある1つの特定の三刺激空間構造体L*H
*C*は、(方向強度、反射または伝送、あるいはCI
E標準三刺激座標系における"Y"である)輝度Luminanc
e、色相Hueおよび色度Chromaを使用し、一般には単
に"LHC"と呼ばれる。これは図2において円筒形とし
て示されている。図2の(B)では、一定の輝度に関し
て、一定の色度の円に沿って変化する色相からなる色相
−色度平面が示されている。カラー・マップ全体は、相
互に積み上げられるこれらの平面から成る。
成する。エンド・ユーザにとって出力されるプリントを
制御させることは望ましいが、出力データもまたRGB
またはCMYKデータという機器固有のものである。デ
ータ制御および出力制御は、変数の独立性が存在する場
合に限ってカラー空間において提供することができる
(すなわちRGBにおいて、Rの調節は、赤そのもので
はない赤の構成要素および輝度、色度の両方を持ついか
なるカラー色相にも影響を及ぼすであろう)。このよう
に、制御は、他の変数のシフトを発生させないカラー空
間においてのみ行うことができる。輝度L*、色相H*
および色度C*は独立した変数である。従って、LHC
構造体を通してRGB入力データを変換させることには
利点がある。なぜならば、これら変数のいずれも独立し
て調節することができ、エンド・ユーザの望むハードウ
ェアおよびソフトウェア制御に容易に適応することがで
きるからである。
系(すなわち3つの8ビット・ワード)から24ビットR
GB座標系への変換において利用できるあらゆる出力値
を記憶するためには、また、利用できるカラー色相の広
いスペクトルを相関させるルックアップ・テーブルを保
持する非常に大きいメモリを必要とするので、この解決
策は商業上非実用的である。
から矩形のRGBカラー空間構造体に変換する際の非線
形三刺激カラー・データの記憶、取り出しおよび補間の
ための効率的メカニズムが必要とされる。また、出力さ
れるデータ・テーブルの限定的ポイントを記憶して取り
出し、多変量データ処理システム間の適切な変換を得る
ため記憶されたデータを補間する迅速で経済的な方法が
必要とされる。更に、1つの特定の装置のカラー空間の
カラー値を別の装置のカラー空間に経済的方法で変換す
る改善されたプロセスが必要とされる。
を持つ円筒型3変量座標系カラー空間をなすメモリに複
数ビット・データ・ワードとして記憶される三刺激カラ
ー空間データを補間するコンピュータ化されたデータ補
間方法を提供する。該方法は、Xが放射軸ベクトル、Y
が周囲軸ベクトルおよびZが縦軸ベクトルをそれぞれ表
わす上記円筒形構造体のX,YおよびYの3軸座標から
なるアドレス可能位置に各々が対応する複数ノードのあ
らかじめ定められたセットから構成される上記メモリに
カラー・マップを記憶するステップ、特定のノードに加
えて、上記円筒型構造体における1つの位置を指定する
ビットを含む3個のデータ・ワードとして3個の変数の
セットを受け取るステップ、上記位置を取り囲み、上記
カラー空間構造体のサブ構造体を含む隣接マップ・ノー
ドを上記メモリから取り出すステップ、上記3個の座標
の各々におけるどのビットが補間演算の回数を特定する
かを判断し、それぞれの対応する隣接マップ・ノード値
の間の差の基底対数2の値にビット・カウントを設定す
るステップ、上記設定したビット・カウントの各々がゼ
ロになるまで、上記円筒型構造体の上記位置に向って、
3次元、2次元または1次元で各軸ベクトルにおける上
記サブ構造体を減少させる動作を上記ビット・カウント
に基づいて反復するステップ、および上記反復して減少
された最終座標を出力するステップを含む。
的なRGBスキャナからRGBプリンタへのデータ変換
に関連して記述されるが、その方法を他の変換にも容易
に適応することができる点は当業者に認められることで
あろう。 本発明の好ましい実施形態は("ASIC"と呼
称される)特定用途向けICの形態で実施されるように
意図されているが、本明細書の開示に基づいてソフトウ
ェアまたは他の実施形態を設計することができる点もま
た当業者に認められることであろう。従って、以下に記
述する実施形態の使用によって本発明の有効範囲に対す
るいかなる制限も意図されてなく、またそのような意図
は含まれていない。
のいずれかを使用して)走査された画像の各ピクセル毎
にLHCデータへ既に変換されていると仮定する。輝
度、色相および色度制御がユーザに提供された。LHC
入力データをプリンタが認識できるデータ・トリプレッ
ト(例えばRGBまたはCMY(K)データ)に再び変換す
ることが今や必要である。入力LHCピクセル・データ
の各トリプレットが順次受け取られる(ステップ30
1)。
命令または検査を挿入することが可能である。例えば、
ユーザが、光沢のある紙のような特別な印刷媒体を使用
することを指定したかもしれない。もし特別な条件が真
であれば、条件の特別の検査およびそれに応じた処理が
実施される。本例では、光沢のある媒体モードが選択さ
れたとして、LHCが座標"0,0,0"であるか否かが検査
される(ステップ305)。もしそうであれば、RGBも
また"0,0,0"に設定され出力される(ステップ329)。
この条件はテスト印刷が進行中であることを示す予備イ
ンジケータであることもあある。ステップ305でLH
Cが座標"0,0,0"でないか、あるいはステップ303で
特別条件が真でなければ、プロセスは続行する。このサ
ブルーチンは、補間されたデータ出力に関連して更に後
述される。しかしながら、その前に、あらかじめ定めら
れた記憶されたデータをカラー・マップから取り出す
(「ノード取り出し」とも呼ばれる)規則および補間プロ
セスの流れを理解することが重要である。
ットLHC座標系から24ビットRGB座標系へn変換
に使用するあらゆる出力値を記憶するメモリを備えるに
は、ルックアップ・テーブルに記憶し、広いスペクトル
の色相を相関させるために例えば50メガバイトという
大容量のメモリを必要とする。本発明のカラー・マッピ
ングに従って、あらかじめ定められたRGB出力データ
・ポイントのセットのみが、LHC円筒型カラー空間座
標系の入力値の使用に基づいて、アドレス可能メモリの
ノードに記憶される。各ノードに関して記憶される情報
は3バイトからなり、その各1バイトはRGB出力値に
対するものである。データの取り出しを促進し、メモリ
・マッピングおよび24ビットLHC入力から24ビッ
トRGB出力への補間のために使用されるメモリ・バス
を減少させるため、相関関係のあるデータの以下の(表
1に示される)ノードだけが記憶されればよいと本発明
は判断する。
とができる多数のうちの1つのカラー・マップにすぎな
い。ノードの選択は以下の規則に従って実行される。{N
(O),N(1 )...N(M)}というM個のポイントのセットを仮定
し、0から2K-1までの範囲の2Kから選択した。このノー
ド・セットは、以下の項目がすべて真である場合に限っ
て本発明の補間方法での使用に対して有効である。 1.N(O)= 0、 2.N(M)=(2K)-1(更なる規則検査に関してはN(M)が2K値を
満たすことができる)、および 3.ノード{N(1 ), N(2),...,N(M-1 )}に関して、ノードN
(P)=Q*(2R)である。ここでQは奇数であり、((Q-1)*
(2R))である場合に限ってセットのメンバーであり、((Q
+1)*2R))もまたセットに含まれる。軸がH*軸のような
角度を記述している場合、規則は以下の通りである。 1.N(O)=O(更なる規則検査に関してはN(0)が0および2Kの
両方の値を満たすことができる)、および 2.ノード{N(1 ), N(2),...,N(M-1 )}に関して、ノードN
(P)=Q*(2R)である。ここでQは奇数であり、((Q-1)*
(2R))である場合に限ってセットのメンバーであり、((Q
+1)*2R))もまたセットに含まれる。 注:円筒形空間に関するこの特定のマップにおいて、H
*は周囲ベクトルであるので、ノード256が全円とな
りノード0に等しくなる場合に特別の折り返しが発生す
る。当然のことながらノード0およびノード256と同
じデータを別々の位置に記憶することは可能である。本
発明の好ましい実施形態においては、それは一旦記憶さ
れアルゴリズムによって処理されるに過ぎない。
に関するデータが利用できるスペクトルによって規則的
に間隔をあけられているが(表1において16の間隔毎
にノードが提供されている)、カラーの明るい影、例え
ば差が非常に明白で制御が難しいパステルすなわち低い
色度値データをユーザが制御することができるようにす
るため、 C*は低い色度空間で比較的頻繁に記憶され
る(表1において、0, 4, 8、次に16, 24, 32、次に 48,
64、次に96, 128次に192、次に255という非線形累進と
されている)。この点は図5にも示されていて、低い色
度ノードの方向へのデータ分散が低い色度値のカラーの
場合より劇的に大きい。
る値に対して差はない(図2参照)。かくして、24ビッ
トLHCカラー空間にわたって、合計6137[17+(17x
30x12) = 6137]のカラー・マップ・ノードが必要とされ
る。 言い換えると、全カラー・マップは、17種類の
L*ノード仕様に従って間隔をあけられた色相‐色度平
面から成る。
ステップ309−317を当面無視することとして、す
べての隣接ノード操作319の単純な取り出しを以下の
規則および例によって説明する。
の3つのLHC入力座標の完全な取り出し一致がない場
合、メモリにあるデータの補間を実行するため、取り出
されるべきノードの数のデフォルトは8であり、それら
ノードはすべてカラー空間構造体の多面体の隣接するノ
ードであり、取り出されるノードによって規定される。
到来ピクセル301の3つのLHC構成要素をマップ・
ノード位置と比較するためどの8つのノードを取り出す
べきかを決定するには、表1が必要とされる。3つの構
成要素の各々に関して、到来ピクセル構成要素より大き
くないマップ・ノード位置が決定される。これらの3つ
の値が一旦決定されると、各構成要素に関して次に最も
大きいインデックスが決定される。これら6つの値、す
なわち各構成要素について2つの値が決定されると、8
つの可能な組合せを使用して、相関関係のあるRGBデ
ータを取り出すべき8つのデフォルト・マップを取得す
ることができる。
ノードとマップの性質および円筒形LHC空間構造体自
体の性質を認識することによって行われた点に注意する
必要がある。従って、本発明は、可能な限り精巧なサブ
ルーチン315−317を使用する。カラー・マップの
性質に関して、到来ピクセル値の構成要素の1つがマッ
プ・ノード・インデックスの1つに正確に一致するなら
ば、取り出し回数は半分ですむ。精巧な取り出しプロセ
スにおいては、入力ピクセルが何かを認識しどのノード
が必要であるか判断できるので、入力カラー座標および
サンプル・ノード平面との配列に応じて、8つの取り囲
みノードすべてを必要とするわけではない。 一致が起
きると、その構成要素が取り出しできるノードの選択肢
は2から1へ制限される。言い換えると、構成要素が一
致しなければ、すべての8つのノードが取り出されなけ
ればならなず、1つの構成要素が一致すれば、4つのノ
ードが取り出され、2つの構成要素が一致すれば、2つ
のノードが取り出され、3つの構成要素が一致すれば、
取り出すのは1つのノードだけでよい。
である場合およびC*が0より大きいが次のマップ・イン
デックス・ノードより小さい(例えば表1で0<C*<4)場合
の2つの特別のケースが起きる。 C*=0でればH*は有
効でない(図2参照)。L*構成要素がマップされる面で
あれば、1つのノードだけが必要とされる。L*構成要
素がマップされる面でなければ、2つのノードが必要と
される。C*が0より大きいが次のマップ・インデックス
・ノードより小さい場合、6個のノードだけが必要であ
る。例えば、入力LHCピクセル301がL*=56を
持ち、H*、C*座標が、図2の(B)の H*‐C*平
面の投影がピクセル番号1データを含む領域にあるよう
なものであると仮定する。L*=56に関して記憶され
たデータが存在しないので(表1参照)、記憶されたデー
タを基にして補間(ステップ321)を実行されなければ
ならない。所与のメモリ・データを基にして補間を実行
する(ステップ321)ため、パイ形多面体を規定する隣
接平面L*=48およびL*=64の両方に3つの適切
なノードが必要とされる。L*が正確な一致であれば、
その平面の3つのノードを取り出すだけでよい。
ドの例 到来データ・トリプレットが(20,20,20)であれば、次の
8つのノードが必要とされる。 (16,16,16) (16,16,24) (16,24,16) (16,24,24) (32,16,16) (32,16,24) (32,24,16) (32,24,24)。 到来データ・トリプレットが(48,50,52)であれば、次の
4つのノードが必要とされる。 (48,48,48) (48,48,64) (48,56,48) (48,56,64)。 到来データ・トリプレットが(104,104,104)であれば、
次の4つのノードが必要とされる。 (96,104,96) (96,104,128) (112,104,96) (112,104,96) (112,104,128)。 到来データ・トリプレットが(4,4,4)であれば、次の4
つのノードが必要とされる。 (0,0,4) (0,8,4) (16,0,4) (16,8,4).
4)であれば、次の2つのノードが必要とされる。 (144,144,128) (133,144,192). 到来データ・トリプレットが(64,196,64)であれば、次
の2つのノードが必要とされる。 (64,192,64) (64,200,64). 到来データ・トリプレットが(100,96,96)であれば、次
の2つのノードが必要とされる。 (96,96,96) (112,96,96). 到来データ・トリプレットが(96,96,96)であれば、次の
1つのノードが必要とされる。 (96,96,96) 到来データ・トリプレットが(8,8,0)であれば、次の2
つのノードが必要とされる。 (0,_,0) (16,_,0). 到来データ・トリプレットが(48,24,0)であれば、次の
1つのノードが必要とされる。 (48,_, 0).
あれば、次の6つのノードが必要とされる。 (64,_,0) (80,_,0) (64,64,4) (64,72,4) (80,64,4) (80,72,4). 到来データ・トリプレットが(250,240,2)であれば、次
の4つのノードが必要とされる。 (240,_,0) (255,_,0) (240,240,4) (255,240,4). 到来データ・トリプレットが(160,165,3)であれば、次
の3つのノードが必要とされる。 (160,_,0) (160,160,4) (160,168,4).
置が周囲角度によって決定されるので、そのノード25
6はノード0に等しい。かくして、到来データ・トリプ
レットが(250,250,250)であれば、次の8つのノードが
必要とされる。 (240,248,192) (240,248,255) (240,0,192) (240,0,255) (255,248,192) (255,248,255) (255.0,192) (255, 0 ,255). 到来データ・トリプレットが(180,252,2)であれば、次
の6つのノードが必要とされる。 (176,_,0) (176,248,4) (176,0,4) (192,_,0) (192,248,4) (192,0,4).
なければならない。例えば、各ノードは24ビット・デ
ータを含むのに、バス・アーキテクチャ幅は16ビット
にすぎないかもしれない。2つのノードすなわち48ビ
ットを取り出す際に、16の整数倍を取り扱うようにメ
モリ・アクセスを修正することができる。表2に示され
るような順序で記憶する場合が常に起きるとすれば、こ
の順序での記憶は許容可能である。しかし、上述のよう
に、本発明の精巧な取り出しメカニズムは必ずしもバス
・アーキテクチャに合致しない。解決策として、メモリ
におけるノードの二連化が提供される。すなわち、取り
出しを促進しDMAバス使用度を減少させるため、カラ
ー・マップの大部分のノードはメイン・メモリに一度以
上登場する。カラー空間変換に使用されているデータ・
タイプの記憶および取り出しの性質を理解することによ
って、ノード二連化を理解でできる。8つのノードとい
うオリジナルのデフォルト・モード取り出しに戻って考
察すると、図2の(B)における数字2のようなピクセル
は、使用可能な隣接するL*平面の各々から4つの合計
8つの隣接ノードを必要とする。別の例としては、入力
ピクセル301が、最初の例と同じH*およびC*の値
を持ちL*=72という値持つとすれば、関連L*=8
0ノードとともに(L*=48ノードではなく)同じL*
=64ノードが必要である。データが従来技術の順次メ
モリに一旦記憶されたとすれば、すべてのノードが1つ
のアドレス位置に存在し、ハードウェアに都合のよい1
6ビット・ワード構造を持つカラー・マップは、以下の
表2にその小セグメントが示されているように、冗長な
アクセス・ステップを必要とする。
n+2、n+3およびn+4の取り出しを必要とし、一
方L*=72ピクセルは、n+3、n+4およびn+5
だけの取り出しを必要とする。表3に示されるノード二
連化は取り出し要求を減少させる。
ナルの例の場合でも、今や、L*=56およびL*=7
2の両方に関して3つの取り出しアクセスだけでよい。
注:メモリにすべてのノードを二連化しなければならな
いというわけではない。一定のL*の大部分の平面は、
2つの近隣平面を持つが、L*=0およびL*=255
に関してはただ1つの近隣平面だけが存在するので、こ
れらの2つの平面上のノードは重複される必要はない。
〔しかし、特定の実施形態にとって都合がよい場合、例
えばアドレス生成方式が必要とする場合、軸限界ノード
すなわち256の3つの記憶を実施するこもできる〕。
従って、17個のL*ノードからなるグループのすべて
について(表1参照)、メイン・メモリに34個の3バイ
ト・マッピングが存在する。メイン・メモリ内のノード
の実際の配列は、使用されるハードウェアに対する設計
手段に応じて、最適化することができる。その1つの方
法が米国特許出願第08/375,096号に記載されている。
キャッシュ・メモリの使用がデータ処理時間を顕著に向
上させることが観察された。図3に戻って考察すれば、
ASICオンボード・キャッシュ・メモリを使用すれば
より効果的取り出し方法を提供することができる。すな
わち、現在時の変換のために取り出されるデータはキャ
ッシュ記憶され、次の変換サイクルまでキャッシュ・メ
モリに残る。従って、本発明のステップ315−317
が該当するかを判断する前に、キャッシュ検査を実行し
先行変換サイクルにおけるLHCからRGBデータへの
変換の間ノードが取り出されたか否かを判断する(ステ
ップ309−313)。キャッシュが使用可能であれば
(ステップ309)、入力データ要求のすべてのノードに
関してキャッシュ・メモリが検査される(ステップ31
1)。キャッシュにないノードは、メイン・メモリから
取り出される。 本発明の好ましい実施形態において、
17個のL*値ノード、30個のH*値ノードおよび1
3個のC*値ノードがカラー・マップに存在する(表1
参照)。当業者に周知のセット連想メモリ形態でデータ
を保持するためにキャッシュ・メモリの適切なサイズお
よびアドレス指定方式を定めることが可能である。現在
時入力LHCピクセル座標によってアドレス指定される
すべてのノードがすでにキャッシュに記憶されていれば
(ステップ311、313)、ステップ315‐319を
迂回することができる。
ー空間入力データ301からRGB(または他の装置依
存性)カラー空間出力データ329へのデータ変換およ
び補間の第1のステップは、どのカラー・マップ・ノー
ドが入力ピクセルを囲む最小多面体あるいは"サブ立方
体"を規定するのかを決定することである。第2のステ
ップは、それらの関連したノードに記憶されたデータの
取り出しである(ステップ315‐319)。第3のステ
ップは実際の補間計算であって(ステップ321)、すな
わち、取り出されたノードのデータを必要に応じて補間
して、入力されたLHCピクセル・データ301に相関
する対応する24ビットRGB出力値329を生成す
る。補間サブルーチン321は、図4および図5に示さ
れている。
から導出される。上記参照米国特許出願第08/504,406号
は、真の非線形3変数補間という複雑な算術の試行に比
較して、細分割ルーチンによるデータ・ポイントの格子
の分割がより効率的であることを記載している。しか
し、同特許出願の方法においては、常にすべての周囲ノ
ードが必要とされる。既述の通り、本発明においては、
入力LHC座標値400は、キャッシュ・メモリから与
えられるか(図3のステップ309−313)、精巧取り
出しによってメイン・メモリから与えられるか(ステッ
プ315−317)、あるいはすべての周囲ノードの完
全取り出しによって与えられるか(ステップ319)、い
ずれかである。このように、取り出されるたノードのカ
ラー空間構造体における数および位置に基づいた改良が
補間ルーチンに実施される。
参照)、8ビットのL*、H*またはC*座標ワードに
おいて、目標ノードを特定するために一定数のビットが
必要とされ、残りのビットは、使用可能な細別区分の数
を決定する。例えば、入力LHC=8,4,7であれば、L*座
標は記憶された0と16のノードの間にある(表1参
照)。従って、(ゼロから255までの)256個の可能
なノードのうち、ノード間の差16の基底対数(すなわ
ちlog2)を使用すれば、8ビット・ワードの4ビット
が、メモリ・アクセス・アドレス指定のため必要とされ
る(256/16=16)。H*座標は記憶された0と8
個のノードの間にあたる。従って、5ビットが必要とさ
れる(256/8=32)。C*座標は記憶された4個と
8個のノードの間にあたる。従って、6ビットが必要と
される(256/4=64)。同じ例を使用して、データ
・ワードのこのような細分化を次のように記述すること
ができる。L*,H*,C* [8,4,7]、但しLはxxxx |xxxx、Hは
xxxx x|xxx Cはxxxx xx|xxである。Lbits、HbitsおよびCbitsを補間
区分に関して使用可能なビット数を意味するものとすれ
ば、上記の例では、 Lbits=4、Hbits=3、Cbits=2であ
り、この場合ビット・カウントはLSBから始まるラベ
ルであってMSB方向に向かって1位置ごとに1ずつ増
分する。 このように、補間の数は、使用可能なビット
の大多数を持つ座標によって決定される。本例において
は、4つの補間に関して、(1)L*;(2)L*, H*; (3)L*,H*,
C*; および(4)再度L*,H*,C*である。[注:この特定の
実施形態において、例えばLbitsを決定する際に、上方
ノード・ポイントが255を表す時、例えばL*=244の場
合隣接ノードは240および255である。Lbits=log2
((255-244)+1)=4.]更に、使用可能な_*bitsは、log2演
算の後上限(ceiling)関数適用を受けねばならない。す
なわち、式は以下の通りである。_*bits = ceiling(log
2(_*node1-_*node0)上式において、上限Nは、N以上の最
小整数である。
Lbitsカウントはゼロに設定される(ステップ401)。
到来L*値が検査され、それが記憶されたマップ・ノー
ドと一致するか否か判断される(ステップ402)。その
条件が偽(No)であれば、Lbitsは、隣接のマップ・ノー
ド値(すなわち、次のより小さい番号をつけられたノー
ドと次に大きい番号のノード)の差のlog2に設定され
る。例えば、L*=8に関しては、log2(16-O)に設定される
(ステップ403)。ステップ402の条件が真である場
合、あるいはステップ403の後、プロセスはステップ
404に進みHbitsをゼロに設定し、色相座標に関し同
様のルーチンを実行するためステップ405へ進む。ス
テップ405で、到来H*値が検査され、それが記憶さ
れたマップ・ノードと一致するか否か判断される。その
条件が偽(No)であれば、Hbitsは、隣接のマップ・ノー
ド値の差のlog2に設定される(ステップ406)。ステッ
プ405の条件が真である場合、あるいはステップ40
6の後、プロセスはステップ407に進みCb itsをゼロ
に設定し、色度座標に関し同様のルーチンを実行するた
めステップ408へ進む。ステップ408で、到来C*
値が検査され、それが記憶されたマップ・ノードと一致
するか否か判断される。その条件が偽(No)であれば、C
bitsは、隣接のマップ・ノード値の差のlog2に設定され
る(ステップ409)。ステップ408の条件が真である
場合、あるいはステップ409の後、次の段階のプロセ
スが始まる。
(ステップ410)、これはすべての3つの座標が特定の
マップ・ノードであることを意味し、補間は不要であ
り、ノードが取り出されそのまま出力される(ステップ
329)。[第2の特別コード検査ポイント323につ
いては後述する。]ステップ410の判断がそうでない
場合補間が行われる。ステップ411においてLbits、H
bitsおよびCbitsが比較される。到来L*値のLbits位置の
ビットに基づいてLbits>HbitsでかつLbits>Cbitsであれ
ば、カラー空間においてL*軸に沿って指定位置方向に立
方体の半分の減少が実行される(ステップ412)。すな
わち、平面間の細別区分が、L*軸において真のカラー空
間ポイントまたは座標方向に移動される。Lbitsが1減
分され(ステップ413)、本例においてオリジナルの4
ビットの補間指定ビットのうち3ビットだけが残ること
を意味する。ルーチンはステップ410に戻って続行す
る。ステップ411の条件が偽であれば、L*の補間はこ
のレベルで不要なことを意味するので、次の比較が実行
される。
bits>LbitsでかつHbits>Cbitsであれば(ステップ41
4)、カラー空間においてH*軸に沿って指定位置方向に
立方体の半分の減少が実行される(ステップ415)。再
びカラー空間の色相座標方向に位置が移動する。Hbits
が1減分される(ステップ416) ルーチンは再びステ
ップ410に戻り続行する。ステップ414の条件が偽
であれば次の比較プロセスへ進む。
bits>LbitsでかつCbits>Hbitsであれば(ステップ41
7)、カラー空間においてC*軸に沿って指定位置方向に
立方体の半分の減少が実行される(ステップ418)。ス
テップ419において、Cbitsが1減分され、ルーチン
は再びステップ410へ戻る。ステップ417の条件が
偽であれば、次のレベルの比較が始まる。
*値のHbits位置のビットに基づいてLbits=HbitsでかつL
bits>Cbitsであれば(ステップ420)、カラー空間にお
いてL*軸およびH*軸に沿って立方体の4分の1の減少が
実行される(ステップ421)。LbitsおよびHbitsの各々
が1減分され(ステップ422)、プロセスはステップ4
10へ戻る。ステップ420の条件が偽であれば、別の
比較判断が実行される。
*値のCbits位置のビットに基づいてLbits=CbitsでかつL
bits>Hbitsであれば(ステップ423)、カラー空間にお
いてL*軸およびC*軸に沿って立方体の4分の1の減少が
実行される(ステップ424)。LbitsおよびCbitsの各々
が1減分され(ステップ425)、プロセスはステップ4
10へ戻る。ステップ423の条件が偽であれば、次の
比較判断が実行される。
*値のCbits位置のビットに基づいてHbits=CbitsでかつH
bits>Lbitsであれば(ステップ426)、カラー空間にお
いてH*軸およびC*軸に沿って立方体の4分の1の減少が
実行される(ステップ427)。HbitsおよびCbitsの各々
が1減分され(ステップ428)、プロセスはステップ4
10へ戻る。ステップ426の条件が偽であれば、L*、
H*およびC*において8個の立方体減少が実行される(ス
テップ429)。Lbits、HbitsおよびCbitsのすべてが1
減分され(ステップ430)、プロセスはステップ410
へ戻る。
充足されるまで反復される。その後、次の入力LHCピ
クセルの処理を行うことが可能となり、このようにし
て、LHCからRGBへのすべての変換が完了する。
ンに続いて、別の特別の条件検査323‐327を実行
することができる。この検査ステップにおいて、 予約
値によって当該装置の他の動作局面に使用できる特別な
出力を提供することができる。
クセル座標値からRGB(または他の三刺激系)出力ピク
セル値への変換のためのカラー空間データ・マッピング
戦略および補間方法を提供する。非線形カラー空間デー
タ・マッピングおよび改良された補間方法が、一層効率
的多変数データ変換を提供する。その後、出力値は、変
換されたデータを(例えばカラープリントを提供するハ
ード・コピー装置で)表す場合に使用される。インクジ
ェット式プリンタでは、画像のドット・マトリクス表現
を達成するためプリントヘッド・コントローラを駆動し
てプリント媒体上へ適切なカラー・インクを印字するた
めこの出力値が使用される。本発明に従ってマップを構
成して利用するため、先ず、マップをメイン・メモリに
記憶し、キャッシュを消去し、入力レジスタを初期化
し、特別な条件、キャッシュおよび精巧取り出しサブル
ーチンのため適切なイネーブル・ビットを設定する。そ
の後、画像全体が変換されるまで上述の入力LHCピク
セル・データの処理を進める。
例示および説明の目的で示されたものであり、本発明を
その記述に限定するように意図されてはいない。上記実
施形態に対して種々の修正およびバリエーションが可能
である点は当業者に明白であろう。同様に、記述された
いかなるプロセス・のステップも、同等の成果を達成す
るため他のステップと入れ替えるることは可能である。
が含まれる。 (1)多面体構造体を持つ円筒型3変量座標系カラー空
間をなすメモリに複数ビット・データ・ワードとして記
憶される三刺激カラー空間データを補間するコンピュー
タ化されたデータ補間方法であって、Xが放射軸ベクト
ル、Yが周囲軸ベクトルおよびZが縦軸ベクトルをそれ
ぞれ表わす上記円筒形構造体のX,YおよびYの3軸座
標からなるアドレス可能位置に各々が対応する複数ノー
ドのあらかじめ定められたセットから構成される上記メ
モリにカラー・マップを記憶するステップと、特定のノ
ードに加えて、上記円筒型構造体における1つの位置を
指定するビットを含む3個のデータ・ワードとして3個
の変数のセットを受け取るステップと、上記位置を取り
囲み、上記カラー空間構造体のサブ構造体を含む隣接マ
ップ・ノードを上記メモリから取り出すステップと、上
記3個の座標の各々におけるどのビットが補間演算の回
数を特定するかを判断し、それぞれの対応する隣接マッ
プ・ノード値の間の差の基底対数2の値にビット・カウ
ントを設定するステップと、上記設定したビット・カウ
ントの各々がゼロになるまで、上記円筒型構造体の上記
位置に向って、3次元、2次元または1次元で各軸ベク
トルにおける上記サブ構造体を減少させる動作を上記ビ
ット・カウントに基づいて反復するステップと、上記反
復して減少された最終座標を出力するステップと、を含
む三刺激カラー空間データ補間方法。
するビット・カウント、YbitsがY入力データ・ワード
に対するビット・カウント、ZbitsがZ入力データ・ワ
ードに対するビット・カウントを表すとして、上記サブ
構造体を減少させるステップが、ZbitsをXbitsおよび
Ybitsと比較してZbits>YbitsでかつZbits>Xbi ts
である限り上記位置の方向に上記Z軸において2分の1
多面体減少を実行しZbitsを1減分する動作を反復する
ステップを含む、上記(1)に記載の三刺激カラー空間
データ補間方法。 (3)上記サブ構造体を減少させるステップが、Zbits
をXbitsおよびYbitsと比較してYbits>Zbitsでかつ
Ybits>Xbitsである限り上記位置の方向に上記Y軸に
おいて2分の1多面体減少を実行しYbitsを1減分する
動作を反復するステップを含む、上記(2)に記載の三
刺激カラー空間データ補間方法。 (4)上記サブ構造体を減少させるステップが、Zbits
をXbitsおよびYbitsと比較してXbits>Zbitsでかつ
Xbits>Ybitsである限り上記位置の方向に上記X軸に
おいて2分の1多面体減少を実行しXbitsを1減分する
動作を反復するステップを含む、上記(3)に記載の三
刺激カラー空間データ補間方法。
プが、ZbitsをXbitsおよびYbitsと比較してZbits=
YbitsでかつZbits>Xbitsである限り上記位置の方向
に上記Z軸およびY軸において4分の1多面体減少を実
行しZbitsおよびYbitsを1減分する動作を反復するス
テップを含む、上記(4)に記載の三刺激カラー空間デ
ータ補間方法。 (6)上記サブ構造体を減少させるステップが、Zbits
をXbitsおよびYbitsと比較してZbits=Xbitsでかつ
Zbits>Ybitsである限り上記位置の方向に上記Z軸お
よびX軸において4分の1多面体減少を実行しZbitsお
よびXbitsを1減分する動作を反復するステップを含
む、上記(5)に記載の三刺激カラー空間データ補間方
法。 (7)上記サブ構造体を減少させるステップが、Zbits
をXbitsおよびYbitsと比較してYbits=Xbitsでかつ
Ybits>Zbitsである限り上記位置の方向に上記Y軸お
よびX軸において4分の1多面体減少を実行しYbitsお
よびXbitsを1減分する動作を反復するステップを含
む、上記(6)に記載の三刺激カラー空間データ補間方
法。 (8)上記サブ構造体を減少させるステップが、上記
X、YおよびZ軸において8分の1多面体減少を実行し
て、Zbits、YbitsおよびXbitsを1減分するステップ
を含む、上記(7)に記載の三刺激カラー空間データ補
間方法。
データ・マッピング・ノードの数を減少させる効果を奏
する。また、本発明は、カラー空間の特定局面における
一層強力な制御を可能にするカラー・データ・ノードの
マッピング戦略を提供する。更にまた、本発明の方法
は、データ補間のため最小数の取り囲みデータ・ポイン
トを使用するだけでよく、データ記憶にアクセスするた
めに必要とされるデータ・バンド幅を減少させるという
効果を奏する。
空間構造体の概要を示すブロック図である。
体の概要を示すブロック図である。
空間データ変換方法の流れ図である。
れ図である。
の補間の詳細を示す流れ図である。
戦略を示すブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】多面体構造体を持つ円筒型3変量座標系カ
ラー空間をなすメモリに複数ビット・データ・ワードと
して記憶される三刺激カラー空間データを補間するコン
ピュータ化されたデータ補間方法であって、 Xが放射軸ベクトル、Yが周囲軸ベクトルおよびZが縦
軸ベクトルをそれぞれ表わす上記円筒形構造体のX,Y
およびYの3軸座標からなるアドレス可能位置に各々が
対応する複数ノードのあらかじめ定められたセットから
構成される上記メモリにカラー・マップを記憶するステ
ップと、 特定のノードに加えて、上記円筒型構造体における1つ
の位置を指定するビットを含む3個のデータ・ワードと
して3個の変数のセットを受け取るステップと、 上記位置を取り囲み、上記カラー空間構造体のサブ構造
体を含む隣接マップ・ノードを上記メモリから取り出す
ステップと、 上記3個の座標の各々におけるどのビットが補間演算の
回数を特定するかを判断し、それぞれの対応する隣接マ
ップ・ノード値の間の差の基底対数2の値にビット・カ
ウントを設定するステップと、 上記設定したビット・カウントの各々がゼロになるま
で、上記円筒型構造体の上記位置に向って、3次元、2
次元または1次元で各軸ベクトルにおける上記サブ構造
体を減少させる動作を上記ビット・カウントに基づいて
反復するステップと、 上記反復して減少された最終座標を出力するステップ
と、 を含む三刺激カラー空間データ補間方法。
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