JPH10240682A - データ均等化調停回路 - Google Patents

データ均等化調停回路

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Publication number
JPH10240682A
JPH10240682A JP9037314A JP3731497A JPH10240682A JP H10240682 A JPH10240682 A JP H10240682A JP 9037314 A JP9037314 A JP 9037314A JP 3731497 A JP3731497 A JP 3731497A JP H10240682 A JPH10240682 A JP H10240682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
priority
transmission line
arbitration circuit
equalization
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9037314A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kawabuchi
茂 河渕
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP9037314A priority Critical patent/JPH10240682A/ja
Publication of JPH10240682A publication Critical patent/JPH10240682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路使用の公平性の確保とともに、すべて
のデータを廃棄することなく時分割で伝送するデータ均
等化調停回路を得る。 【解決手段】 図2(A)のようにタイミング情報a〜
dが入力し、入力クロックkはタイミング情報と一致
し、4倍クロックlは、図示のような位相関係になって
いる。図2(B)に示すように、イネーブル回路の出力
イネーブル後のタイミング情報a−2〜d−2は、均等
化を行わなかった場合は、優先順位〜に従って、W
CLKiによってFIFOに書き込まれる。均等化を行
った場合は、優先順位〜は1入力クロック毎に変化
するが、変化した優先順位〜に従って、WCLKi
によってFIFOに書き込まれる。FIFOからRCL
Kjによって図2(C)に示すように、調停済みタイミ
ング情報a−1〜d−1が読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ均等化調停回
路に関し、特にPDS加入者線システムにおけるデータ
均等化調停回路に関する。
【0002】
【従来の技術】PDS(パッシブダブルスター)加入者
線システムは、親装置にn個の子装置がスターカプラ
(SC)により接続されるシステムである。今、図3に
示すように親装置13からスターカプラ15までの伝送
路14は、1本しかないので複数のタイミング発生部1
1−1〜11−nから、同時にデータ送出の要求があっ
た場合、このデータ送出に例えば優先順位をつける等の
調停(交通整理)が必要となり、この調停を行う回路を
調停回路10と呼ぶ。本発明はこの調停回路に関する。
【0003】従来は、例えばタイミング発生部11−1
〜11−nに固定的に優先順位を設け、優先順位が高い
タイミング発生部に伝送路(通信路;バス)を使用させ
ていた。この場合、優先順位が低いタイミング発生部は
きわめて不利となる。
【0004】この問題を解決するために、特開平2−1
34042号公報には、あらかじめ各データ端末装置
(タイミング発生部)に割り当てられた優先順位に従う
方式、及び優先順位を回転させて、各データ端末装置
(タイミング発生部)に均等に通信権を与える方式のい
ずれか一つを外部から選択し、低い優先順位があらかじ
め与えられたデータ端末装置(タイミング発生部)に、
通信権の獲得の機会を与える方法が提案されている。
【0005】また、特開平5−242021号公報には
図4に示すようなバス調停回路が提案されている。図4
において、優先順位記憶回路26−1〜26−mは、複
数のバスマスタ(タイミング発生部)21−1〜21−
mのそれぞれに対応して設けられており、対応するバス
マスタのバス使用権の現在の優先順位が何番目であるか
を記憶している。優先順位比較回路24は、優先順位記
憶回路26−1〜26−mからの信号を入力してそれら
を比較し、バスマスタ21−1〜21−mのバス使用権
の現在の優先順位を決定する。
【0006】バス使用要求信号調停回路23は、優先順
位比較回路24によって決定されたバスマスタ21−1
〜21−mのバス使用権の現在の優先順位と、バスマス
タ21−1〜21−mからのバス使用要求信号28−1
〜28−mとによって、現在バス使用要求信号28−1
〜28−mを出力しているバスマスタ21−1〜21−
mの中の優先順位が一番高いバスマスタに対してバス使
用許可信号を出力する。
【0007】優先順位制御回路25は、バス使用要求信
号調停回路23における調停結果によって、優先順位記
憶回路26−1〜26−mに次に記憶させる値を生成す
る。(−1)回路27−1〜27−mは、対応するバス
マスタ21−1〜21−mが待たされたとき、対応する
優先順位記憶回路26−1〜26−mが記憶しているバ
ス使用権の優先順位を繰り上げるために、1を減算する
ための回路である。
【0008】バス使用要求レベル制御回路22は、バス
マスタ21−1〜21−mからのバス使用要求信号28
−1〜28−mの要求レベルによって、指定された回数
比により、バスマスタ21−1〜21−mに対して優先
順位に拘束されずに、バス使用権を与えるようにバス使
用要求信号調停回路23を制御する回路である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−13404
2号記載の提案、あるいは図4に示す特開平5−242
021号公報記載の提案は、いずれもタイミング発生部
(データ端末装置;バスマスタ)からの、伝送路(バ
ス)使用要求の調停の際の優先順位の付け方に関するも
ので、伝送路(バス)使用許可を得た伝送路(バス)使
用要求以外の伝送路(バス)使用要求は、廃棄(無視)
されることとなる。
【0010】本発明の目的は、伝送路使用の公平性の確
保とともに、すべてのデータを廃棄することなく時分割
で伝送するデータ均等化調停回路を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による一本の伝送
路を共有する複数のデータ発生源と、前記複数のデータ
発生源からのデータを前記伝送路を介して受信する複数
の子装置を含むデータ伝送システムにおいて、前記複数
のデータ発生源から同時にデータ伝送のために前記伝送
路の使用要求信号が発生した場合に前記伝送路の使用要
求信号を調停するデータ均等化調停回路は、前記同時に
発生した前記伝送路の使用要求信号に優先順位を付加す
る優先順位発生手段と、前記複数のデータ発生源からの
データの持つ入力クロックより周期の短い書き込みクロ
ックを発生する書き込みクロック発生手段と、前記書き
込みクロックにより前記優先順位に従って時分割で前記
同時に発生した前記伝送路の使用要求信号を一時格納す
る一時格納手段と、前記一時格納手段から読み出された
時分割の前記伝送路の使用要求信号に従って前記複数の
データ発生源からのデータを時分割で前記伝送路に送り
出す手段とを含むことを特徴とする。
【0012】なお、前記優先順位発生手段が、順次前記
優先順位を変化する手段を含むことを特徴とする。
【0013】さらに、前記同時に発生した前記伝送路の
使用要求信号の個数をq個としたときに、前記書き込み
クロックの周期を前記入力クロックの1/qに選ぶこと
を特徴とする。
【0014】さらに、前記優先順位発生手段が、前記入
力クロックの1クロック毎に前記優先順位を循環的に変
化させることを特徴とする。
【0015】さらに、前記一時格納手段が、ファースト
インファーストアウト素子で構成されることを特徴とす
る。
【0016】本発明の作用は次の通りである。データの
衝突(同時に複数の伝送路使用要求が発生する)時に、
優先順位に従ってビット毎の時分割ですべての衝突した
データを伝送するとともに、優先順位を変化させること
によりデータ伝送の均一化を図る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明によるデータ均等化調停回路
の実施例の構成を示すブロック図であり、図2,3と同
等部分は同一符号にて示している。なお、タイミング発
生部11−1〜11−n(図3参照)からのタイミング
情報(伝送路使用要求信号)の内、同時に発生(衝突)
したタイミング情報を4(a〜d)として示すが、同時
に発生するタイミング情報はいうまでもなく4とは限ら
ない。
【0019】図1において本発明による調停回路10
は、同時に発生した入力タイミング情報a〜dをイネー
ブル信号によって、FIFO(ファーストインファース
トアウトメモリー)2へ通過させるイネーブル回路1、
入力タイミング情報a〜dをWCLK(書き込みクロッ
ク)iと、RCLK(読み出しクロック)jとで調停済
みタイミング情報a−1〜d−1に変換するFIFO
2、すべてのタイミング発生部11−1〜11−nの出
力を監視し、同時に入力したタイミング情報の確認と個
数(この場合は4)を検出するタイミング情報検出部
3、優先順位を均等化する均等化回路4を含み。
【0020】入力クロック(タイミング情報のクロッ
ク)の1クロックの周期の1/4(同時に入力したタイ
ミング情報の個数)幅を持つ、優先順位の異なる4(同
時に入力したタイミング情報の個数)種類のイネーブル
パルスと、タイミング情報a〜dをFIFO2に書き込
むためのクロック(WCLK)iと、アップ/ダウンカ
ウンタ6制御用のカウントアップパルス及びカウントダ
ウンパルスと、を生成するPG部5、PG部5で生成し
たカウントアップあるいはカウントダウンパルスによ
り、アップ/ダウン動作を行い、タイミング情報が同時
に発生(衝突)した個数を管理するアップ/ダウンカウ
ンタ6で構成される。
【0021】なお、均等化回路4は、タイミング情報の
優先順位を変化させるため、同時に発生したタイミング
情報の個数(この場合は4)までカウントアップしてい
き、カウントアップ後1に戻るリングカウンタ4−1、
リングカウンタ4−1のカウント値が、 カウント値が1の場合:タイミング情報aが最優先とな
るイネーブルパルス カウント値が2の場合:タイミング情報bが最優先とな
るイネーブルパルス カウント値が3の場合:タイミング情報cが最優先とな
るイネーブルパルス カウント値が4の場合:タイミング情報dが最優先とな
るイネーブルパルス を選択するイネーブル信号選択部4−2で構成される。
【0022】本発明の実施例の動作は、タイミング情報
が4個同時に3回きた場合を例に、図2のタイミングチ
ャートに示す。
【0023】図2において、図2(A)のようにタイミ
ング情報(伝送路使用要求信号)a〜dが入力し、入力
クロックkはタイミング情報と一致(同期)し、4(同
時に発生したタイミング情報の個数)倍クロックlは、
図示のような位相関係になっている。
【0024】図2(B)に示すように、イネーブル回路
1の出力イネーブル後のタイミング情報a−2〜d−2
は、均等化を行わなかった場合(図2(B)の右側)
は、優先順位〜に従って、WCLKiによってFI
FO2に書き込まれる。均等化を行った場合(図2
(B)の左側)は、優先順位〜は1入力クロック毎
に変化するが、変化した優先順位〜に従って、WC
LKiによってFIFO2に書き込まれる。
【0025】その後、FIFO2からRCLKjによっ
て図2(C)に示すように、調停済みタイミング情報a
−1〜d−1が読み出される。
【0026】以上説明したように、タイミング情報がq
個同時に入力(衝突)した場合、FIFO2には順次q
個のタイミング情報が、変化する優先順位により書き込
まれ、データの偏りが少ない調停動作が可能である。
【0027】図3に戻って、調停済みタイミング情報a
−1〜d−1を受けたデータ発生部12−1〜12−n
は、調停済みタイミング情報a−1〜d−1に従ったデ
ータを親装置13に送り、親装置13はこのデータを多
重(調停済みタイミング情報は図2(C)に示すよう
に、同時には存在しないのでそのまま時系列的に多重で
きる)して伝送路(バス)14に送出できる。子装置1
6−1は伝送されてきた多重情報(データ)から、必要
な情報(データ)を分離して受信することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、タイミン
グ情報(伝送路使用要求信号)が複数個同時に発生した
場合にも、データを廃棄することなく、ビット毎時分割
ですべてのデータを伝送できる効果がある。さらに、優
先順位を循環的に変化させることでデータの偏りを少な
くできる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例のタイミングチャートである。
【図3】本発明の関連するデータ伝送システムのブロッ
ク図である。
【図4】従来のデータ均等化調停回路の一例のブロック
図である。
【符号の説明】
1 イネーブル回路 2 FIFO 3 タイミング情報検出部 4 均等化回路 5 PG部 6 アップ/ダウンカウンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の伝送路を共有する複数のデータ発
    生源と、前記複数のデータ発生源からのデータを前記伝
    送路を介して受信する複数の子装置を含むデータ伝送シ
    ステムにおいて、前記複数のデータ発生源から同時にデ
    ータ伝送のために前記伝送路の使用要求信号が発生した
    場合に前記伝送路の使用要求信号を調停するデータ均等
    化調停回路であって、前記同時に発生した前記伝送路の
    使用要求信号に優先順位を付加する優先順位発生手段
    と、前記複数のデータ発生源からのデータの持つ入力ク
    ロックより周期の短い書き込みクロックを発生する書き
    込みクロック発生手段と、前記書き込みクロックにより
    前記優先順位に従って時分割で前記同時に発生した前記
    伝送路の使用要求信号を一時格納する一時格納手段と、
    前記一時格納手段から読み出された時分割の前記伝送路
    の使用要求信号に従って前記複数のデータ発生源からの
    データを時分割で前記伝送路に送り出す手段とを含むこ
    とを特徴とするデータ均等化調停回路。
  2. 【請求項2】 前記優先順位発生手段が、順次前記優先
    順位を変化する手段を含むことを特徴とする請求項1記
    載のデータ均等化調停回路。
  3. 【請求項3】 前記同時に発生した前記伝送路の使用要
    求信号の個数をq個としたときに、前記書き込みクロッ
    クの周期を前記入力クロックの1/qに選ぶことを特徴
    とする請求項1あるいは2記載のデータ均等化調停回
    路。
  4. 【請求項4】 前記優先順位発生手段が、前記入力クロ
    ックの1クロック毎に前記優先順位を循環的に変化させ
    ることを特徴とする請求項1,2あるいは3記載のデー
    タ均等化調停回路。
  5. 【請求項5】 前記一時格納手段が、ファーストインフ
    ァーストアウト素子で構成されることを特徴とする請求
    項1,2,3あるいは4記載のデータ均等化調停回路。
JP9037314A 1997-02-21 1997-02-21 データ均等化調停回路 Withdrawn JPH10240682A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20040511