JPH102371A - 防振マウント - Google Patents

防振マウント

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Publication number
JPH102371A
JPH102371A JP17442096A JP17442096A JPH102371A JP H102371 A JPH102371 A JP H102371A JP 17442096 A JP17442096 A JP 17442096A JP 17442096 A JP17442096 A JP 17442096A JP H102371 A JPH102371 A JP H102371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
case
wire cable
mount
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17442096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawai
洋志 川居
Koji Yaesawa
公司 八重沢
Teruyuki Ito
輝幸 伊藤
Shinya Kinoshita
慎也 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Megulastik Co Ltd
Original Assignee
Nok Megulastik Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Megulastik Co Ltd filed Critical Nok Megulastik Co Ltd
Priority to JP17442096A priority Critical patent/JPH102371A/ja
Publication of JPH102371A publication Critical patent/JPH102371A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボス2およびケース4の相対変位制限部19
の構造が簡単で、組立て作業性が良い防振マウントを提
供する。 【解決手段】 一方の取付部1のボス2と、このボス2
に対して弾性体5を介して接続された他方の取付部3の
ケース4との間にエンドレスのワイヤケーブル18を掛
け渡して、ボス2およびケース4の相対変位制限部19
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防振マウントに係
り、更に詳しくは、自動車等の車両においてシャーシに
対してエンジンまたはキャビンを防振支持するのに適し
た防振マウントに関する。
【0002】
【従来の技術】図13に示すように、防振マウントに
は、従来から、ワイヤaの一端部を一方の取付部のボス
bに埋込み固定するとともに同他端部を他方の取付部の
ケースcに支持されたオリフィスプレートdに弾性体e
を介して接続してなる、ボスbおよびケースcの相対変
位制限部fが設けられている(実開平1−83943号
公報参照)。
【0003】しかしながらこの従来技術によると、ワイ
ヤaの他端部をいちいち弾性体eを介してオリフィスプ
レートdに接続しなければならないために、上記相対変
位制限部fの構造が複雑で、組立て作業性が良くない問
題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、上記従来技術に対してボスおよびケースの相対変位
制限部の構造が簡単で、組立て作業性が良い防振マウン
トを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の防振マウントは、一方の取付部のボスと、
前記ボスに対してゴム状弾性材製の弾性体を介して接続
された他方の取付部のケースとの間にエンドレスのワイ
ヤケーブルを掛け渡して、前記ボスおよび前記ケースの
相対変位制限部とすることにした。
【0006】
【作用】上記構成を備えた本発明の防振マウントにおい
ては、ボスおよびケースにそれぞれ予めエンドレスのワ
イヤケーブルを係合する係合部を設けておき、マウント
の組立てに際してその最後段階でこの係合部にエンドレ
スのワイヤケーブルを掛け渡す。
【0007】
【発明の実施の形態】所要の長さを備えた一本のワイヤ
ケーブルの両端部を互いに接続してエンドレスのワイヤ
ケーブルを形成する。またこの一本のワイヤケーブルを
エンドレス化する接続部にターンバックル構造を設ける
と、長めの状態で掛け渡してから短くすることにより装
着作業性を一層向上させることが可能となる。またこの
長さ調整によりボスおよびケースの相対変位制限量を調
整することも可能である。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0009】第一実施例・・・図1および図2に示すよ
うに、一方の取付部1のセンターボス2の外周側に他方
の取付部3の環状を呈するケース4が同心的に配置さ
れ、このセンターボス2とケース4とが環状を呈するゴ
ム状弾性材製の弾性体5を介して互いに接続されてい
る。ケース4の下端部に仕切部材(オリフィス部材とも
称する)6、ゴム状弾性材製のダイアフラム7および蓋
部材8の各外周縁部が纏めてカシメ固定され、内部に仕
切部材6により上下に仕切られた二つの液室9,10が
設けられ、この二つの液室9,10が仕切部材6に設け
られたオリフィス11により互いに連通せしめられると
ともに液室9,10内に粘性流体等の作動液12が封入
されることにより、液体封入式の防振マウント(液体封
入式マウント)が形成されている。
【0010】板金等の剛材よりなるケース4の上端部に
一対の外向きフランジ部13が一体に設けられ、180
度対称位置に設けられたこの一対のフランジ部13にそ
れぞれ取付けボルトを差し通す孔14が設けられ、また
このフランジ部13の先端部にそれぞれ後記するエンド
レスのワイヤケーブル18を係合するフック状の係合部
15が一体に設けられている。
【0011】鋳鉄等の剛材よりなるセンターボス2の上
面中央に取付けボルトを螺合するねじ穴16が設けら
れ、同じくセンターボス2の上面に後記するエンドレス
のワイヤケーブル18を係合する一対の溝状の係合部1
7が互いに平行に、かつねじ穴16を挾むようにして設
けられている。一対の溝状の係合部17は上記した一対
のフック状の係合部15が互いに並んだ方向に対して、
直交する方向に並べられている。
【0012】ボス2およびケース4の間にエンドレスの
ワイヤケーブル18が多少の弛みをもって掛け渡され
て、ボス2およびケース4の相対変位制限部19が設け
られており、このエンドレスのワイヤケーブル18が一
対のフック状の係合部15および溝状の係合部17に対
してそれぞれ係合せしめられている。エンドレスのワイ
ヤケーブル18は、所要の長さを備えた一本のワイヤケ
ーブルの両端部を連結部材20により接続したものであ
って、またセンターボス2の平坦な上面が取付け時に相
手部材に面接触するように、溝状の係合部17に対して
その中に連結部材20とともに納められている。
【0013】上記構成を備えた防振マウントは例えば、
一方の取付部1を自動車のエンジンまたはキャビン側に
取り付けるとともに他方の取付部3を自動車のシャーシ
側に取り付けて、弾性体5の弾性およびオリフィス11
を通過するときに発生する作動液12の流動抵抗により
防振作用を奏するものであって、更に上記構成により以
下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0014】 ボス2およびケース4の間にエンドレ
スのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およびケ
ース4の相対変位制限部19が設けられていなければ、
ボス2およびケース4が制限されずに相対変位して弾性
体5に過度の負担が作用する。これに対して上記構成の
マウントにおいては、ボス2およびケース4の間にエン
ドレスのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およ
びケース4の相対変位制限部19が設けられているため
に、ワイヤケーブル18の張力により、ボス2およびケ
ース4の径方向および上下方向についての相対変位が一
定量までに制限される。したがって弾性体5に過度の負
担が作用することがなく、よって弾性体5が早期に破損
するのを防止することができる。尚、この作用は一種の
ストッパ作用であって、特にセンターボス2がケース4
に対して図1において上方向に相対移動するとき、同じ
く下方向に相対移動するとき、および図2において上方
向(リバウンド方向)に相対移動するときに顕著であ
る。またセンターボス2の上面が相手部材に面接触した
状態でセンターボス2が相手部材に取り付けられると、
溝状の係合部17の上部開口が相手部材により閉塞され
ることになる。したがってセンターボス2がケース4に
対して図2において下方向(バウンド方向)に相対移動
するときもワイヤケーブル18がストッパ作用を奏する
ことがある。またストッパ力はワイヤ二本分であり、よ
って極めて強力である。
【0015】 上記従来技術のようにワイヤの他端部
を弾性体を介してオリフィスプレートに接続する必要が
なく、ボス2およびケース4にそれぞれ予めエンドレス
のワイヤケーブル18に対する係合部15,17を設け
ておいて、マウントの組立てに際してその最後段階でこ
の係合部15,17にエンドレスのワイヤケーブル18
を掛け渡せば良いために、構造が簡単で、組立て作業性
が良好であり、しかもコスト的にも有利である。またワ
イヤケーブル18がマウントの外部にあるために、メン
テナンスに際して新品と交換することが可能である。
【0016】第二実施例・・・図3および図4に示すよ
うに、一方の取付部1のセンターボス2の外周側に他方
の取付部3の環状を呈するケース4が同心的に配置さ
れ、このセンターボス2とケース4とが環状を呈するゴ
ム状弾性材製の弾性体5を介して互いに接続されてい
る。ケース4の下端部に仕切部材(オリフィス部材とも
称する)6、ゴム状弾性材製のダイアフラム7および蓋
部材8の各外周縁部が纏めてカシメ固定され、内部に仕
切部材6により上下に仕切られた二つの液室9,10が
設けられ、この二つの液室9,10が仕切部材6に設け
られたオリフィス11により互いに連通せしめられると
ともに液室9,10内に粘性流体等の作動液12が封入
されることにより、液体封入式の防振マウント(液体封
入式マウント)が形成されている。
【0017】板金等の剛材よりなるケース4の上端部に
一対の外向きフランジ部13が一体に設けられ、180
度対称位置に設けられたこの一対のフランジ部13にそ
れぞれ取付けボルトを差し通す孔14が設けられ、また
この孔14に対して同心的に鍔付きスリーブ状の係合部
15が接着または溶接等により固定されている。この係
合部15は後記するエンドレスのワイヤケーブル18を
係合するものである。
【0018】鋳鉄等の剛材よりなるセンターボス2の上
面中央に取付けボルトを螺合するねじ穴16が設けら
れ、同じくセンターボス2の上面に後記するエンドレス
のワイヤケーブル18を係合する一対の溝状の係合部1
7が互いに平行に、かつねじ穴16を挾むようにして設
けられている。一対の溝状の係合部17は上記した一対
の鍔付きスリーブ状の係合部15が互いに並んだ方向に
対して、直交する方向に並べられている。
【0019】ボス2およびケース4の間にエンドレスの
ワイヤケーブル18が多少の弛みをもって掛け渡され
て、ボス2およびケース4の相対変位制限部19が設け
られており、このエンドレスのワイヤーケーブル18が
一対の鍔付きスリーブ状の係合部15および溝状の係合
部17に対してそれぞれ係合せしめられている。エンド
レスのワイヤケーブル18は、所要の長さを備えた一本
のワイヤケーブルの両端部を連結部材20により接続し
たものであって、またセンターボス2の平坦な上面が取
付け時に相手部材に面接触するように、溝状の係合部1
7に対してその中に連結部材20とともに納められてい
る。
【0020】上記構成を備えた防振マウントは例えば、
一方の取付部1を自動車のエンジンまたはキャビン側に
取り付けるとともに他方の取付部3を自動車のシャーシ
側に取り付けて、弾性体5の弾性およびオリフィス11
を通過するときに発生する作動液12の流動抵抗により
防振作用を奏するものであって、更に上記構成により以
下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0021】 ボス2およびケース4の間にエンドレ
スのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およびケ
ース4の相対変位制限部19が設けられていなければ、
ボス2およびケース4が制限されずに相対変位して弾性
体5に過度の負担が作用する。これに対して上記構成の
マウントにおいては、ボス2およびケース4の間にエン
ドレスのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およ
びケース4の相対変位制限部19が設けられているため
に、ワイヤケーブル18の張力により、ボス2およびケ
ース4の径方向および上下方向についての相対変位が一
定量までに制限される。したがって弾性体5に過度の負
担が作用することがなく、よって弾性体5が早期に破損
するのを防止することができる。尚、この作用は一種の
ストッパ作用であって、特にセンターボス2がケース4
に対して図3において上方向に相対移動するとき、同じ
く下方向に相対移動するとき、および図4において上方
向(リバウンド方向)に相対移動するときに顕著であ
る。またセンターボス2の上面が相手部材に面接触した
状態でセンターボス2が相手部材に取り付けられると、
溝状の係合部17の上部開口が相手部材により閉塞され
ることになる。したがってセンターボス2がケース4に
対して図4において下方向(バウンド方向)に相対移動
するときもワイヤケーブル18がストッパ作用を奏する
ことがある。またストッパ力はワイヤ二本分であり、よ
って極めて強力である。
【0022】 上記従来技術のようにワイヤの他端部
を弾性体を介してオリフィスプレートに接続する必要が
なく、ボス2およびケース4にそれぞれ予めエンドレス
のワイヤケーブル18に対する係合部15,17を設け
ておいて、マウントの組立てに際してその最後段階でこ
の係合部15,17にエンドレスのワイヤケーブル18
を掛け渡せば良いために、構造が簡単で、組立て作業性
が良好であり、しかもコスト的にも有利である。またワ
イヤケーブル18がマウントの外部にあるために、メン
テナンスに際して新品と交換することが可能である。
【0023】第三実施例・・・図5および図6に示すよ
うに、一方の取付部1のセンターボス2の外周側に他方
の取付部3の環状を呈するケース4が同心的に配置さ
れ、このセンターボス2とケース4とが環状を呈するゴ
ム状弾性材製の弾性体5を介して互いに接続されてい
る。ケース4の下端部に仕切部材(オリフィス部材とも
称する)6、ゴム状弾性材製のダイアフラム7および蓋
部材8の各外周縁部が纏めてカシメ固定され、内部に仕
切部材6により上下に仕切られた二つの液室9,10が
設けられ、この二つの液室9,10が仕切部材6に設け
られたオリフィス11により互いに連通せしめられると
ともに液室9,10内に粘性流体等の作動液12が封入
されることにより、液体封入式の防振マウント(液体封
入式マウント)が形成されている。
【0024】板金等の剛材よりなるケース4の上端部に
一対の外向きフランジ部13が一体に設けられ、180
度対称位置に設けられたこの一対のフランジ部13にそ
れぞれ取付けボルトを差し通す孔14が設けられ、また
この孔14に対して同心的に鍔付きスリーブ状の係合部
15が嵌着等により固定されている。この係合部15は
後記するエンドレスのワイヤケーブル18を係合するも
のである。
【0025】鋳鉄等の剛材よりなるセンターボス2の上
面中央に取付けボルトを螺合するねじ穴16が設けら
れ、同じくセンターボス2に後記するエンドレスのワイ
ヤケーブル18を係合する一対の貫通孔状の係合部17
が互いに平行に、かつねじ穴16を挾むようにして設け
られている。一対の貫通孔状の係合部17は上記した一
対の鍔付きスリーブ状の係合部15が互いに並んだ方向
に対して、直交する方向に並べられている。またセンタ
ーボス2の上面外周縁部に、弾性体5の加硫成形時に成
形材料が貫通孔状の係合部17に回り込むのを防止する
環状の凹段部29が設けられており、この凹段部29の
内面に係合部17がそれぞれ開口している。
【0026】ボス2およびケース4の間にエンドレスの
ワイヤケーブル18が多少の弛みをもって掛け渡され
て、ボス2およびケース4の相対変位制限部19が設け
られており、このエンドレスのワイヤケーブル18が一
対の鍔付きスリーブ状の係合部15および貫通孔状の係
合部17に対してそれぞれ係合せしめられている。エン
ドレスのワイヤケーブル18は、所要の長さを備えた一
本のワイヤケーブルの両端部を連結部材20により接続
したものである。
【0027】上記構成を備えた防振マウントは例えば、
一方の取付部1を自動車のエンジンまたはキャビン側に
取り付けるとともに他方の取付部3を自動車のシャーシ
側に取り付けて、弾性体5の弾性およびオリフィス11
を通過するときに発生する作動液12の流動抵抗により
防振作用を奏するものであって、更に上記構成により以
下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0028】 ボス2およびケース4の間にエンドレ
スのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およびケ
ース4の相対変位制限部19が設けられていなければ、
ボス2およびケース4が制限されずに相対変位して弾性
体5に過度の負担が作用する。これに対して上記構成の
マウントにおいては、ボス2およびケース4の間にエン
ドレスのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およ
びケース4の相対変位制限部19が設けられているため
に、ワイヤケーブル18の張力により、ボス2およびケ
ース4の径方向および上下方向についての相対変位が一
定量までに制限される。したがって弾性体5に過度の負
担が作用することがなく、よって弾性体5が早期に破損
するのを防止することができる。尚、この作用は一種の
ストッパ作用であって、特にセンターボス2がケース4
に対して図5において上方向に相対移動するとき、同じ
く下方向に相対移動するとき、および図6において上方
向(リバウンド方向)に相対移動するときに顕著であ
る。またセンターボス2に設けられた係合部17が貫通
孔状であるために、センターボス2がケース4に対して
図6において下方向(バウンド方向)に相対移動すると
きもワイヤケーブル18がストッパ作用を奏することが
ある。またストッパ力はワイヤ二本分であり、よって極
めて強力である。
【0029】 上記従来技術のようにワイヤの他端部
を弾性体を介してオリフィスプレートに接続する必要が
なく、ボス2およびケース4にそれぞれ予めエンドレス
のワイヤケーブル18に対する係合部15,17を設け
ておいて、マウントの組立てに際してその最後段階でこ
の係合部15,17にエンドレスのワイヤケーブル18
を掛け渡せば良いために、構造が簡単で、組立て作業性
が良好であり、しかもコスト的にも有利である。またワ
イヤケーブル18がマウントの外部にあるために、メン
テナンスに際して新品と交換することが可能である。
【0030】 センターボス2の上面外周縁部に弾性
体5の加硫成形時に成形材料が貫通孔状の係合部17に
回り込むのを防止する環状の凹段部29が設けられてい
て、この凹段部29の内面に係合部17がそれぞれ開口
しているために、係合部17に成形材料が詰まるのを防
止することができる。
【0031】第四実施例・・・図7および図8に示すよ
うに、一方の取付部1のセンターボス2の外周側に他方
の取付部3の環状を呈するケース4が同心的に配置さ
れ、このセンターボス2とケース4とが環状を呈するゴ
ム状弾性材製の弾性体5を介して互いに接続されてい
る。ケース4の下端部に仕切部材(オリフィス部材とも
称する)6、ゴム状弾性材製のダイアフラム7および蓋
部材8の各外周縁部が纏めてカシメ固定され、内部に仕
切部材6により上下に仕切られた二つの液室9,10が
設けられ、この二つの液室9,10が仕切部材6に設け
られたオリフィス11により互いに連通せしめられると
ともに液室9,10内に粘性流体等の作動液12が封入
されることにより、液体封入式の防振マウント(液体封
入式マウント)が形成されている。
【0032】板金等の剛材よりなるケース4の上端部に
一対の外向きフランジ部13が一体に設けられ、180
度対称位置に設けられたこの一対のフランジ部13にそ
れぞれ取付けボルト21を差し通す孔14が設けられ、
またこの穴14の内側であってフランジ部13の下面側
にそれぞれ後記するエンドレスのワイヤケーブル18を
係合する段差状ないし溝状の係合部15が一体に設けら
れている。
【0033】鋳鉄等の剛材よりなるセンターボス2の上
面中央に取付けボルト22を螺合するねじ穴16が設け
られ、同じくセンターボス2の上面に後記するエンドレ
スのワイヤケーブル18を係合する一対の溝状の係合部
17が互いに平行に、かつねじ穴16を挾むようにして
設けられている。一対の溝状の係合部17は上記した一
対の段差状ないし溝状の係合部15が互いに並んだ方向
に対して、直交する方向に並べられている。
【0034】ボス2およびケース4の間にエンドレスの
ワイヤケーブル18が多少の弛みをもって掛け渡され
て、ボス2およびケース4の相対変位制限部19が設け
られており、このエンドレスのワイヤーケーブル18が
一対の段差状ないし溝状の係合部15および溝状の係合
部17に対してそれぞれ係合せしめられている。エンド
レスのワイヤケーブル18は、所要の長さを備えた一本
のワイヤケーブルの両端部を連結部材20により接続し
たものであって、またセンターボス2の平坦な上面が取
付け時に相手部材に面接触するように、溝状の係合部1
7に対してその中に連結部材20とともに納められてい
る。
【0035】上記構成を備えた防振マウントは例えば図
8に示したように、一方の取付部1を自動車のエンジン
またはキャビン側24に取り付けるとともに他方の取付
部3を自動車のシャーシ側23に取り付けて、弾性体5
の弾性およびオリフィス11を通過するときに発生する
作動液12の流動抵抗により防振作用を奏するものであ
って、更に上記構成により以下の作用効果を奏する点に
特徴を有している。
【0036】 ボス2およびケース4の間にエンドレ
スのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およびケ
ース4の相対変位制限部19が設けられていなければ、
ボス2およびケース4が制限されずに相対変位して弾性
体5に過度の負担が作用する。これに対して上記構成の
マウントにおいては、ボス2およびケース4の間にエン
ドレスのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およ
びケース4の相対変位制限部19が設けられているため
に、ワイヤケーブル18の張力により、ボス2およびケ
ース4の径方向および上下方向についての相対変位が一
定量までに制限される。したがって弾性体5に過度の負
担が作用することがなく、よって弾性体5が早期に破損
するのを防止することができる。尚、この作用は一種の
ストッパ作用であって、特にセンターボス2がケース4
に対して図7において上方向に相対移動するとき、同じ
く下方向に相対移動するとき、および図8において上方
向(リバウンド方向)に相対移動するときに顕著であ
る。またセンターボス2の上面が相手部材に面接触した
状態でセンターボス2が相手部材(上記したエンジンま
たはキャビン側24)に取り付けられると、溝状の係合
部17の上部開口が相手部材により閉塞されることにな
る。したがってセンターボス2がケース4に対して図8
において下方向(バウンド方向)に相対移動するときも
ワイヤケーブル18がストッパ作用を奏することがあ
る。またストッパ力はワイヤ二本分であり、よって極め
て強力である。
【0037】 上記従来技術のようにワイヤの他端部
を弾性体を介してオリフィスプレートに接続する必要が
なく、ボス2およびケース4にそれぞれ予めエンドレス
のワイヤケーブル18に対する係合部15,17を設け
ておいて、マウントの組立てに際してその最後段階でこ
の係合部15,17にエンドレスのワイヤケーブル18
を掛け渡せば良いために、構造が簡単で、組立て作業性
が良好であり、しかもコスト的にも有利である。またワ
イヤケーブル18がマウントの外部にあるために、メン
テナンスに際して新品と交換することが可能である。
【0038】第五実施例・・・図9および図10に示す
ように、一方の取付部1のセンターボス2の外周側に他
方の取付部3の環状を呈するケース4が同心的に配置さ
れ、このセンターボス2とケース4とが環状を呈するゴ
ム状弾性材製の弾性体5を介して互いに接続されてい
る。ケース4の下端部に仕切部材(オリフィス部材とも
称する、図示せず、他の実施例参照)、ゴム状弾性材製
のダイアフラム(図示せず、他の実施例参照)および蓋
部材8の各外周縁部が纏めてカシメ固定され、内部に仕
切部材により上下に仕切られた二つの液室9(一方のみ
図示、他方は他の実施例参照)が設けられ、この二つの
液室9が仕切部材に設けられたオリフィス(図示せず、
他の実施例参照)により互いに連通せしめられるととも
に液室9内に粘性流体等の作動液12が封入されること
により、液体封入式の防振マウント(液体封入式マウン
ト)が形成されている。
【0039】板金等の剛材よりなるケース4の上端部に
一対の外向きフランジ部13が一体に設けられ、180
度対称位置に設けられたこの一対のフランジ部13にそ
れぞれ取付けボルトを差し通す孔14が設けられ、また
この孔14に対して同心的に鍔付きスリーブ状の係合部
15が固定されている。この係合部15は後記するエン
ドレスのワイヤケーブル18を係合するものである。
【0040】鋳鉄等の剛材よりなるセンターボス2の上
面中央に取付けボルトを螺合するねじ穴16が設けら
れ、同じくセンターボス2の上面に後記するエンドレス
のワイヤケーブル18を係合する一対の溝状の係合部1
7が互いに平行に、かつねじ穴16を挾むようにして設
けられている。一対の溝状の係合部17は上記した一対
の鍔付きスリーブ状の係合部15が互いに並んだ方向に
対して、直交する方向に並べられている。
【0041】ボス2およびケース4の間にエンドレスの
ワイヤケーブル18が多少の弛みをもって掛け渡され
て、ボス2およびケース4の相対変位制限部19が設け
られており、このエンドレスのワイヤケーブル18が一
対の鍔付きスリーブ状の係合部15および溝状の係合部
17に対してそれぞれ係合せしめられている。エンドレ
スのワイヤケーブル18は、所要の長さを備えた一本の
ワイヤケーブルの両端部を連結部材(図示せず、他の実
施例参照)により接続したものであって、またセンター
ボス2の平坦な上面が取付け時に相手部材に面接触する
ように、溝状の係合部17に対してその中に連結部材と
ともに納められている。
【0042】またこのマウントには、以下のようなワイ
ヤ張力調整部(ボス2およびケース4の相対変位制限量
調整部とも称する)28が設けられている。
【0043】すなわち、ワイヤケーブル18の平行位置
に一対のクリップ部材25,26が取り付けられ、この
クリップ部材25,26が、一端に右ねじ、他端に左ね
じを備えた軸部27により接続されており、このクリッ
プ部材25,26および軸部27よりなる調整機構が図
9において左右二組設けられている。したがってこの調
整機構のそれぞれにおいて軸部27を一方向に回転させ
るとクリップ部材25,26同士の間隔が狭まってワイ
ヤ張力が大きくなり、軸部27を反対方向に回転させる
とクリップ部材25,26同士の間隔が広がってワイヤ
張力が小さくなる(間隔を広げ過ぎるとワイヤ張力が再
び大きくなることがある)。したがってこのような操作
によりワイヤ張力を調整し、これによりボス2およびケ
ース4の相対変位制限量を調整することが可能となる。
尚、クリップ部材25,26がワイヤ連結機能を備えて
いれば、上記した連結部材を省略することが可能であ
る。
【0044】またクリップ部材25,26および軸部2
7よりなる調整機構が所定の質量を備えているために、
この調整機構を慣性質量体、ワイヤケーブル18の張力
を弾性系とするダイナミックダンパ機能が発揮され、こ
れにより共振作用を奏して振動を吸収ないし絶縁するこ
とが可能である。またこのダイナミックダンパは上記し
たワイヤ張力の調整によりその共振周波数を調整するこ
とが可能である。
【0045】また上記したワイヤ張力の調整によりワイ
ヤ張力を大きくすると、このワイヤケーブル18に押し
下げられるようにしてセンターボス2が図10において
下方に相対変位する。したがってこれにより同図の上下
方向(バウンド方向およびリバウンド方向)についてク
リアランス調整機能が発揮される。
【0046】上記構成を備えた防振マウントは例えば、
一方の取付部1を自動車のエンジンまたはキャビン側に
取り付けるとともに他方の取付部3を自動車のシャーシ
側に取り付けて、弾性体5の弾性およびオリフィスを通
過するときに発生する作動液12の流動抵抗により防振
作用を奏するものであって、更に上記構成により以下の
作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0047】 ボス2およびケース4の間にエンドレ
スのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およびケ
ース4の相対変位制限部19が設けられていなければ、
ボス2およびケース4が制限されずに相対変位して弾性
体5に過度の負担が作用する。これに対して上記構成の
マウントにおいては、ボス2およびケース4の間にエン
ドレスのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およ
びケース4の相対変位制限部19が設けられているため
に、ワイヤケーブル18の張力により、ボス2およびケ
ース4の径方向および上下方向についての相対変位が一
定量までに制限される。したがって弾性体5に過度の負
担が作用することがなく、よって弾性体5が早期に破損
するのを防止することができる。尚、この作用は一種の
ストッパ作用であって、特にセンターボス2がケース4
に対して図9において上方向に相対移動するとき、同じ
く下方向に相対移動するとき、および図10において上
方向(リバウンド方向)に相対移動するときに顕著であ
る。またセンターボス2の上面が相手部材に面接触した
状態でセンターボス2が相手部材に取り付けられると、
溝状の係合部17の上部開口が相手部材により閉塞され
ることになる。したがってセンターボス2がケース4に
対して図10において下方向(バウンド方向)に相対移
動するときもワイヤケーブル18がストッパ作用を奏す
ることがある。またストッパ力はワイヤ二本分であり、
よって極めて強力である。
【0048】 上記従来技術のようにワイヤの他端部
を弾性体を介してオリフィスプレートに接続する必要が
なく、ボス2およびケース4にそれぞれ予めエンドレス
のワイヤケーブル18に対する係合部15,17を設け
ておいて、マウントの組立てに際してその最後段階でこ
の係合部15,17にエンドレスのワイヤケーブル18
を掛け渡せば良いために、構造が簡単で、組立て作業性
が良好であり、しかもコスト的にも有利である。またワ
イヤケーブル18がマウントの外部にあるために、メン
テナンスに際して新品と交換することが可能である。
【0049】 ワイヤ張力調整部28が設けられてい
るために、ワイヤ張力を調整し、ボス2およびケース4
の相対変位制限量を調整することができる。またダイナ
ミックダンパ機能およびクリアランス調整機能が発揮す
ることができる。
【0050】第六実施例・・・図11および図12に示
すように、一方の取付部1のセンターボス2の外周側に
他方の取付部3の環状を呈するケース4が同心的に配置
され、このセンターボス2とケース4とが環状を呈する
ゴム状弾性材製の弾性体5を介して互いに接続されてい
る。ケース4の下端部に仕切部材(オリフィス部材とも
称する)6、ゴム状弾性材製のダイアフラム7および蓋
部材8の各外周縁部が纏めてカシメ固定され、内部に仕
切部材6により上下に仕切られた二つの液室9,10が
設けられ、この二つの液室9,10が仕切部材6に設け
られたオリフィス11により互いに連通せしめられると
ともに液室9,10内に粘性流体等の作動液12が封入
されることにより、液体封入式の防振マウント(液体封
入式マウント)が形成されている。
【0051】板金等の剛材よりなるケース4の上端部に
一対の外向きフランジ部13が一体に設けられ、180
度対称位置に設けられたこの一対のフランジ部13にそ
れぞれ取付けボルトを差し通す孔14が設けられ、また
一方(図上右側)のこの孔14に対して同心的に鍔付き
スリーブ状の係合部15が嵌着等により固定されてい
る。この係合部15は後記するエンドレスのワイヤケー
ブル18を係合するものである。
【0052】鋳鉄等の剛材よりなるセンターボス2の上
面中央に取付けボルトを螺合するねじ穴16が設けら
れ、同じくセンターボス2の上面外周縁に後記するエン
ドレスのワイヤケーブル18を係合する凹段部状の係合
部17が設けられている。
【0053】ボス2およびケース4の間にエンドレスの
ワイヤケーブル18が多少の弛みをもって掛け渡され
て、ボス2およびケース4の相対変位制限部19が設け
られており、このエンドレスのワイヤーケーブル18が
鍔付きスリーブ状の係合部15および凹段部状の係合部
17に対してそれぞれ係合せしめられている。エンドレ
スのワイヤケーブル18は、所要の長さを備えた一本の
ワイヤケーブルの両端部を連結部材(図示せず、他の実
施例参照)により接続したものであって、またセンター
ボス2の平坦な上面が取付け時に相手部材に面接触する
ように、凹段部状の係合部17に対してその中に連結部
材とともに納められている。
【0054】上記構成を備えた防振マウントは例えば、
一方の取付部1を自動車のエンジンまたはキャビン側に
取り付けるとともに他方の取付部3を自動車のシャーシ
側に取り付けて、弾性体5の弾性およびオリフィス11
を通過するときに発生する作動液12の流動抵抗により
防振作用を奏するものであって、更に上記構成により以
下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0055】 ボス2およびケース4の間にエンドレ
スのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およびケ
ース4の相対変位制限部19が設けられていなければ、
ボス2およびケース4が制限されずに相対変位して弾性
体5に過度の負担が作用する。これに対して上記構成の
マウントにおいては、ボス2およびケース4の間にエン
ドレスのワイヤケーブル18が掛け渡されてボス2およ
びケース4の相対変位制限部19が設けられているため
に、ワイヤケーブル18の張力により、ボス2およびケ
ース4の径方向および上下方向についての相対変位が一
定量までに制限される。したがって弾性体5に過度の負
担が作用することがなく、よって弾性体5が早期に破損
するのを防止することができる。尚、この作用は一種の
ストッパ作用であって、特にセンターボス2がケース4
に対して図11において上方向に相対移動するとき、同
じく下方向に相対移動するとき、および図12において
上方向(リバウンド方向)に相対移動するときに顕著で
ある。またセンターボス2の上面が相手部材に面接触し
た状態でセンターボス2が相手部材に取り付けられる
と、凹段部状の係合部17の上部開口が相手部材により
閉塞されることになる。したがってセンターボス2がケ
ース4に対して図12において下方向(バウンド方向)
に相対移動するときもワイヤケーブル18がストッパ作
用を奏することがある。またストッパ力はワイヤ二本分
であり、よって極めて強力である。
【0056】 上記従来技術のようにワイヤの他端部
を弾性体を介してオリフィスプレートに接続する必要が
なく、ボス2およびケース4にそれぞれ予めエンドレス
のワイヤケーブル18に対する係合部15,17を設け
ておいて、マウントの組立てに際してその最後段階でこ
の係合部15,17にエンドレスのワイヤケーブル18
を掛け渡せば良いために、構造が簡単で、組立て作業性
が良好であり、しかもコスト的にも有利である。またワ
イヤケーブル18がマウントの外部にあるために、メン
テナンスに際して新品と交換することが可能である。
【0057】 上記した第一ないし第五実施例に係る
防振マウントがワイヤケーブル18を一対のフランジ部
13に掛ける両掛けタイプであるのに対して片掛けタイ
プであるために、ワイヤケーブル18を比較的掛け易
く、ワイヤケーブル18が比較的外れにくく、またワイ
ヤケーブル18の長さが比較的短くて済む。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0059】すなわち、上記構成を備えた本発明の防振
マウントにおいては、ボスおよびケースの間にエンドレ
スのワイヤケーブルが掛け渡され、ボスおよびケースの
相対変位制限部が設けられていて、ワイヤケーブルの張
力によりボスおよびケースの相対変位が一定量までに制
限されるために、弾性体に過度の負担が作用することが
なく、よって弾性体が早期に破損するのを防止すること
ができる。またこれに加えて、ボスおよびケースにそれ
ぞれ予めエンドレスのワイヤケーブルに対する係合部を
設けておいて、マウントの組立てに際してその最後段階
でこの係合部にエンドレスのワイヤケーブルを掛け渡せ
ば良いために、構造が簡単で、組立て作業性が良好であ
り、しかもコスト的にも有利である。またワイヤケーブ
ルがマウントの外部にあるために、メンテナンスに際し
て新品と交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る防振マウントの平面
【図2】同断面図
【図3】本発明の第二実施例に係る防振マウントの平面
【図4】同断面図
【図5】本発明の第三実施例に係る防振マウントの平面
【図6】同断面図
【図7】本発明の第四実施例に係る防振マウントの平面
【図8】同断面図
【図9】本発明の第五第実施例に係る防振マウントの平
面図
【図10】同断面図
【図11】本発明の第六実施例に係る防振マウントの平
面図
【図12】同断面図
【図13】従来例に係る防振マウントの断面図
【符号の説明】
1 一方の取付部 2 センターボス(ボス) 3 他方の取付部 4 ケース 5 弾性体 6 仕切部材 7 ダイアフラム 8 蓋部材 9,10 液室 11 オリフィス 12 作動液 13 フランジ部 14 孔 15,17 係合部 16 ねじ穴 18 ワイヤケーブル 19 相対変位制限部 20 連結部材 21,22 取付けボルト 23 シャーシ側 24 エンジンまたはキャビン側 25,26 クリップ部材 27 軸部 28 ワイヤ張力調整部 29 凹段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 輝幸 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会 社内 (72)発明者 木下 慎也 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の取付部(1)のボス(2)と、前
    記ボス(2)に対してゴム状弾性材製の弾性体(5)を
    介して接続された他方の取付部(3)のケース(4)と
    の間にエンドレスのワイヤケーブル(18)を掛け渡し
    て、前記ボス(2)および前記ケース(4)の相対変位
    制限部(19)としたことを特徴とする防振マウント。
JP17442096A 1996-06-14 1996-06-14 防振マウント Pending JPH102371A (ja)

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JP17442096A JPH102371A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 防振マウント

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JPH102371A true JPH102371A (ja) 1998-01-06

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JP17442096A Pending JPH102371A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 防振マウント

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2890128A1 (fr) * 2005-08-30 2007-03-02 Wolfgang Schneider Corde synthetique de limitation de mouvement pour support moteur hydroactif

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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