JPH1023693A - 回転電機及びその円筒形回転子 - Google Patents

回転電機及びその円筒形回転子

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JPH1023693A
JPH1023693A JP8176210A JP17621096A JPH1023693A JP H1023693 A JPH1023693 A JP H1023693A JP 8176210 A JP8176210 A JP 8176210A JP 17621096 A JP17621096 A JP 17621096A JP H1023693 A JPH1023693 A JP H1023693A
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真一 湧井
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一正 井出
Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
Miyoshi Takahashi
身佳 高橋
Motoya Ito
元哉 伊藤
Iemichi Miyagawa
家導 宮川
Atsushi Ishihara
篤 石原
Yasuomi Yagi
恭臣 八木
Ryoichi Shiobara
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストアップ加味して、短絡比を大きくするこ
とができる円筒形回転子を提供することを目的とする。 【解決手段】回転電機の円筒形回転子1の磁極中心方向
をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、d軸最寄りのス
ロット2とスロット3をスロット4およびスロット5と
比較して、スロット幅はスロット4と5の幅と同等以上
とし、且つスロット深さを深く形成する。 【効果】回転電機のマシンサイズを低減することが可能
となり、コストアップすることなく、短絡比を大きくす
ることができる。その結果、電圧変動率が小さくなり、
安定度を高くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機及びその円
筒形回転子に係わり、特に、界磁巻線を巻装するために
複数のスロットを設け、電圧変動率を小さくするのに好
適な回転電機及びその円筒形回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】回転電機は固定子と回転子から構成され
る。同期機の場合は、界磁極を固定し電機子を回転させ
る回転電機子形と、電機子を固定子とし界磁極を回転子
とした回転界磁形に分類される。更に、この回転界磁形
の同期機は、突極形回転子と円筒形回転子に分類でき
る。一般に、突極形界磁は界磁巻線の起磁力を大きくす
ることができ、しかも極数を非常に多くすることが容易
であるため水車発電機等に用いられる。また、円筒形の
回転子は機械的強度が強く、風損が小さいことから、蒸
気タービンやガスタービンで駆動されるタービン発電機
に用いられる。
【0003】タービン発電機に用いられる円筒形回転子
では、界磁巻線は円筒形鉄心に設けられた複数のスロッ
ト内に分布巻にして収められる。この界磁巻線を押さえ
るために、スロット頭部に楔を挿入している。界磁巻線
を分布巻にしてスロット内におさめる理由は、界磁巻線
を分布巻にするとエアギャップの磁束密度分布が正弦波
形に近くなり、起電力の波形を正弦波形に近づけること
ができるためである。更に、無負荷時の起電力の波形を
正弦波形に近づけるため、磁極に最も近いスロットの深
さをその他のスロットの深さより浅くするなどの方法が
取られている。しかし、負荷時には電機子反作用起磁力
の影響で磁束密度分布が歪むため、特開昭49−45307 号
公報に記載されているように、負荷時において磁束密度
が最大になる位置のスロットを他のスロットの幅より狭
く、且つスロット深さを深くして、負荷時の磁束密度分
布における高調波成分を減少させる方法が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電機
子巻線に誘起される電圧波形を正弦波に近づけるための
回転子構造であるが、この従来の技術では、所定の短絡
比を得るためには、回転電機のマシンサイズを大きくし
なければならない。以下に述べる理由から電圧波形より
はむしろ所定の短絡比を得るために回転電機のマシンサ
イズが大きくなることの方が問題である。
【0005】発電機が定格速度で無負荷運転している場
合の端子電圧と界磁電流との関係を示す曲線を無負荷飽
和曲線という。一方、発電機の端子を短絡し、定格速度
で運転した場合の短絡電流と界磁電流との関係を示す曲
線を短絡曲線という。ここで、短絡比は、定格速度にお
いて無負荷で、定格電圧を発生するのに要する界磁電流
f0と、定格電流に等しい三相短絡電流を発生するのに
要する界磁電流Ifaとの比a(a=If0/Ifa)で表さ
れる。
【0006】短絡比の大きい機械は、構成材料からみる
と、銅が比較的少なくて鉄が比較的多いいわゆる鉄機械
といわれるものになる。この場合、価格も高く、鉄損・
機械損などの固定損が大となり効率が悪くなる。しかし
その半面において、電圧変動率が小さく、安定度および
線路充電容量が大きい利点がある。
【0007】短絡比の小さい機械は、電機子巻線の巻線
が標準より多く、機械寸法が小さくなり、構成材料とし
て銅を比較的多く使ったいわゆる銅機械と称されるもの
であり、一般に電機子反作用が大きいうえに電機子漏れ
リアクタンスも大きくなる。発電機の場合、電圧変動率
はできるだけ小さく、安定度および線路充電容量が大き
いほうがよいため、固定子と回転子間のエアギャップを
大きくするとか、電機子巻線の巻数を少なくして界磁磁
束数を大にするなどして短絡比を大きくする。しかし、
固定子と回転子間のエアギャップを大きくすると、発電
機のマシンサイズが大きくなると共に、負荷時の界磁電
流が大きくなる。また、電機子巻線の巻数を少なくして
界磁磁束数を大にするということは、界磁磁束数を増や
すために界磁電流を大にしなければならない。界磁電流
を大きくするためには、界磁巻線を励磁する励磁電源の
容量を大きくしなければならなくなり、コストアップに
なる。
【0008】一方、特開昭49−45307 号公報に記載され
ているようなスロット形状では、短絡比を大きくする効
果はほとんどなく、スロット形状が数種類になるためス
ロット加工が容易ではないこと、スロット内におさめる
界磁巻線の形状もスロット形状に合わせて変わり、コス
トアップに繋がること等の問題がある。
【0009】本発明の目的は、コストアップを加味して
短絡比を大きくして、電圧変動率が小さい、すなわち安
定度の高い回転電機の円筒形回転子を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、界磁巻線を巻装するための複数のスロッ
トが形成された円筒形回転子であって、該円筒回転子の
磁極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前
記d軸側に形成されたスロット間の距離がその他のスロ
ットの深さと同一に形成された場合より短くなるように
形成したことを特徴とするものである。
【0011】又、界磁巻線を巻装するための複数のスロ
ットが形成された円筒形回転子であって、該円筒回転子
の磁極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、
前記d軸側に形成されたスロットの幅を他のスロットの
幅以上の幅に形成するとともに、前記d軸側に形成され
たスロットの深さを他のスロットの深さより深く形成し
たことを特徴とするものである。
【0012】又、界磁巻線を巻装するための複数のスロ
ットが形成された円筒形回転子であって、該円筒回転子
の磁極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、
前記d軸側に形成されたスロットの幅を他のスロットの
幅以上の幅に形成するとともに、前記d軸側に形成され
たスロットの深さを他のスロットの深さと同等に形成し
かつ前記d軸側に形成されたスロットの底部に第2のス
ロットを形成したことを特徴とするものである。
【0013】又、界磁巻線を巻装するための複数のスロ
ットが形成された円筒形回転子と、前記円筒回転子の磁
極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記
d軸側に形成された第1のスロットの幅を他のスロット
の幅以上の幅に形成するとともに、前記d軸側に形成さ
れたスロットのいずれか一方よりさらにd軸側に前記第
1のスロットの深さより深い第2のスロットを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0014】又、界磁巻線を巻装するための複数のスロ
ットが形成された円筒形回転子と、前記円筒回転子の磁
極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記
d軸側に形成されたスロットのうち回転子の回転方向に
対してd軸より進み側の位置のスロットの幅をその他の
スロットの幅と同等以上とすると共に、その他のスロッ
トの深さより深くしたことを特徴とするものである。
【0015】又、界磁巻線を巻装するための複数のスロ
ットが形成された円筒形回転子と、前記円筒回転子の磁
極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記
d軸側に形成されたスロットのうち回転子の回転方向に
対してd軸より進み側の位置のスロットの幅をその他の
スロットの幅と同等以上とすると共に、該複数のスロッ
トが、円筒形回転子の外周方向で同一幅に形成され、ス
ロットの底部で底部へ向かうほど幅が狭くなる形状に形
成されるものであって、前記回転子に設けたとき、前記
d軸側で且つ該回転子の回転方向に対してd軸より進み
側のスロットの同一幅部を、その他のスロットの同一幅
部より深くしたことを特徴とするものである。
【0016】又、界磁巻線を巻装するために複数のスロ
ットが設けられた円筒形回転子であって、前記回転子の
磁極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、d
軸側で且つ前記円筒形回転子の回転方向に対してd軸よ
り進み側の位置の界磁極部に磁極の幅を狭くするように
スロットを設けたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図4
により説明する。
【0018】図1は、本実施例を示す回転電機の円筒形
回転子の横断面図、図2は、無負荷時の磁束密度分布を
示す図、図3は、負荷時の磁束密度分布を示す図、図4
は、起磁力のベクトル図である。
【0019】回転電機の円筒形回転子1は主軸・界磁極
・鉄心など全部を一塊の鍛鋼で作るのが一般的であり、
磁性材の高張力合金鋼が用いられる。図1に示すよう
に、この円筒形回転子1の鉄心部にスロット2,スロッ
ト3,スロット4およびスロット5が、放射状に切って
あり、スロット2,スロット3,スロット4およびスロ
ット5の内部に界磁巻線6をおさめ、界磁巻線6が飛び
出さないように楔7で固定している。また、スロット
2,スロット3,スロット4およびスロット5の間隔8
は一定に形成されている。ここで、図1に示すように、
円筒形回転子の磁極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸
という。
【0020】図13に示すように、従来の円筒形回転子
1は起電力の波形を正弦波に近づけるため、すなわちエ
アギャップの磁束密度分布を正弦波形に近づけるために
磁極に最も近いスロット2およびスロット3の深さをス
ロット4およびスロット5の深さより浅く形成してい
る。
【0021】無負荷時におけるエアギャップの磁束密度
分布を示した図2において、実線14は従来技術の場合
の、点線15が本実施例の場合の同一電流If02 を界磁
巻線6に通電したときの磁束密度分布を示している。図
2から分かるように、図1に示すように、スロット2お
よびスロット3の深さをスロット4およびスロット5の
深さより深く形成すると、図13に示す場合と比較して
磁極部11における磁束密度の波形にひずみが生じ、時
速密度の高調波成分が大きくなり、正弦波分布からより
ずれたものとなる。
【0022】この理由を図4を用いて説明する。無負荷
時には電機子巻線(図示せず)が、開放状態であるた
め、回転電機内に生じる起磁力は界磁起磁力Ffのみで
あり、この界磁起磁力Ffはd軸と同一方向に生じ、d
軸方向のベクトルで表される。円筒形回転子1を構成す
る界磁巻線6や楔7は非磁性の材料で制作されているた
め、界磁起磁力Ffによって生じる磁束はd軸方向に磁
極部11を通過する。したがって、磁極開度12が同一
値であっても、スロット2およびスロット3を深く形成
すると、スロット2とスロット3の間の距離、すなわ
ち、磁極の幅10が短くなるため、スロット2とスロッ
ト3の間の磁束密度のみが高くなる。ここで、図13に
示すようにスロット2およびスロット3の深さがスロッ
ト4およびスロット5の深さより浅く形成されている場
合の定格速度での定格電圧を発生するのに要する界磁電
流をIf02 とすると、図1に示すような回転子断面の場
合は、界磁巻線6にIf02 を通電すると電機子巻線に誘
起する電圧は高調波成分が図13に示す場合より大きく
なり、定格電圧を誘起することはできない。すなわち、
図1のようにスロット2およびスロット3の深さがスロ
ット4およびスロット5の深さより深い場合の定格速度
で定格電圧を発生するのに要する界磁電流をIf01とす
ると、If01>If02のようになる。
【0023】一方、三相短絡時は、界磁起磁力Ffを打
ち消すように電機子反作用起磁力Faが生じるため、回
転電機内の磁束はほぼ零となり、定格電流に等しい三相
短絡電流を発生するのに要する界磁電流Ifaはスロット
2,スロット3,スロット4およびスロット5の形状に
は関係ない。
【0024】負荷時における磁束密度分布を示す図3の
結果は、図1に示す回転子の断面構造と図13に示す回
転子の断面構造において、同一電流Ifindを界磁巻線6
に通電したときのものを示している。図4に示したよう
に、負荷時には界磁起磁力Ffの他に電機子反作用起磁
力Faが生じ、回転電機内の起磁力は、d軸に対して角
度θだけ回転子1の回転方向に対して遅れた方向のベク
トルFとなる。したがって、負荷時の回転電機内の起磁
力Fはスロット2およびスロット3の深さが深くなって
も磁束密度分布にあまり影響がなく、磁束密度分布は図
3中に曲線17で示すようになり、図13に示すように
スロット2とスロット3の深さがスロット4およびスロ
ット5の深さより浅い場合の図3中に曲線16で示した
磁束密度分布と比較して、スロット3付近でわずかに小
さくなる程度である。このように、図1と図13に示す
スロット2とスロット3に収納される界磁巻線の巻数が
同じ場合には、図1に示す構造の方が若干磁束の飽和が
大きいため、負荷時における界磁電流はわずかに大きく
なるが、実用上は問題とはならない程度である。
【0025】以上のように、スロット2とスロット3の
深さをスロット4およびスロット5の深さより深くする
と、無負荷時の界磁電流If0が極端に大きく、三相短絡
時の界磁電流Ifaは変わらないから短絡比a(=If0
fa)が大きくなり、負荷時の界磁電流はほぼ同じであ
る。したがって、負荷時の性能は現行機とほぼ同等で、
電圧変動率が小さく、安定度が高くなる。
【0026】次に、スロット2及び3の幅をスロット4
及び5の幅と同等かそれ以上厚く形成する理由について
述べる。スロット2及び3の幅をスロット4,5の幅よ
り狭くすると、その分スロット2とスロット3の間の距
離、すなわち、磁極の幅10がその分広くなり、スロッ
ト2と3を深くした効果が低減され、スロット2及び3
内に収められる界磁巻線6の幅も狭くなる。この場合
は、スロット4と5に収められる界磁巻線6の形状と異
なる形状の界磁巻線を別に制作する必要があり、コスト
アップに繋がること等の問題が生じる。
【0027】スロット2及び3の幅をスロット4及び5
の幅より広くした場合には、界磁巻線6の形状をスロッ
ト4と5内の界磁巻線と同じにしても、スロット2,3
の内面及び層間の絶縁を厚くする等の方法を採用するこ
とができ、製造コストをほとんど変えないで制作でき
る。
【0028】又、図13に示す従来の構造で所定の短絡
比aを得られているとした場合、図1に示す本実施例の
構造では、その短絡比aより十分に短絡比を大きくでき
るから、短絡比を図13に示す場合のものと同じ値に設
定する場合、その分エアギャップを狭くすることがで
き、発電機のマシンサイズを小さくすることができる。
本発明の他の実施例を図5により説明する。図5は、本
実施例の回転電機の円筒形回転子の横断面図である。
【0029】上述したように、回転子1の鉄心部のスロ
ット2,3,4及びスロット5は放射状に設けてある
が、ティース部18の応力がスロット2,3,4及び5
の底部で最高になり、口元に近くなるにつれ低くなる。
したがって、スロット4とスロット5の深さに対してス
ロットピッチ8が、ティース部18の応力上の限界ぎり
ぎりに製作された場合、スロット2とスロット3の深さ
がスロット4およびスロット5の深さより深くなると応
力的にもたなくなる。スロット4とスロット5の深さに
対してスロットピッチ8ではティース部18の応力上の
限界である場合には、スロットピッチ9をスロットピッ
チ8より大きくする必要がある。このような構造にすれ
ば、ティース部18の応力の問題もなくなり、効果は図
1に示す実施例の場合と同じである。
【0030】本発明の他の実施例を図6により説明す
る。図6は、本実施例の回転電機の円筒形回転子の横断
面図である。
【0031】円筒形回転子1の鉄心部にスロット2から
スロット5(ここで、スロット5はスロット4と同一形
状であるので図示を省略している。)を放射状に切る
と、スロット幅が口元から底まで同一の場合には、ティ
ース18の応力がスロット底部で最高になり、口元に近
くなるにつれて低くなるので、スロット2からスロット
5の底部をテーパにしてスロット底部の応力を小さくす
る場合がある。
【0032】このようにテーパ部を有するスロット形状
を回転子1の鉄心部に切る場合、スロット2とスロット
3のテーパ部23と24は同一形状とし、ストレート部
20と21のみをストレート部22と比較して深くす
る。この理由は、テーパ部を同一形状とすることによっ
て、スロット2からスロット4のテーパ部23〜25を
形成するカッターが1種類となり、コストアップには繋
がらないからである。これは、スロット2及び3の深さ
をスロット4及び5の深さと比較して深くしたことに変
わりはないから、その効果は図1に示す実施例の場合と
同じである。
【0033】本発明の他の実施例を図7により説明す
る。図7は、本実施例の回転子コイルの断面図である。
【0034】上述したように、スロット2及び3をスロ
ット4より深くすると、わずかではあるが負荷時の界磁
電流が大きくなる。したがって、スロット2と3の深さ
を深くした分、巻数をスロット4より多くする。例え
ば、スロット4の巻数が5ターン(6A〜6Eで示
す)、スロット2と3の巻数を6ターン(6A〜6Fで
示す)とする。スロット2と3が5ターンのときの巻数
と比較して回転子全体で2ターン増であるから、巻数が
増えた分だけ界磁巻線に通電する電流を小さくしても所
望のアンペアターンを得ることができる。すなわち、ス
ロット2と3の深さを深くすると共に、スロット2と3
内に巻装される界磁巻線の巻数を増やせば、図13に示
す場合と比較して界磁電流を同等以下にすることができ
る。その結果、負荷時の界磁電流を大きくすることな
く、短絡比を大きくすることができる。
【0035】また、スロット2,3,4の形状を図7に
示したようにテーパ部を有する形状に形成した場合、界
磁巻線6A〜6Fの形状は、それぞれの電流密度をほぼ
一定とするため、テーパ部の界磁巻線6A及び6Bの厚
みを界磁巻線6C〜6Eより厚くしている。すなわち、
図7ではスロット4に収められる界磁巻線は4種類(6
A,6B,6C,6Dまたは6E)であり、ストレート
部の界磁巻線6Dと6Eは同一に形成される。
【0036】したがって、スロット2及び3の深さをス
ロット4より深くする場合、スロット2及び3のストレ
ート部のみを長く形成し、界磁巻線6Fの厚み及び界磁
巻線6Eと界磁巻線6F間の層間絶縁分との和の長さだ
け深くする。このように構成すれば、スロット2,3内
の界磁巻線は4種類ですみ、スロット4と同じ界磁巻線
で構成できる。又、円筒形回転子1全体のターン数がス
ロット2及び3のターン数の増加分だけ多くなるから、
界磁巻線に通電する電流を小さくしても同等のアンペア
ターンを得ることができる。
【0037】図7ではスロット2,3の深さをスロット
4の深さより1ターン分だけ深くした場合について示し
たが、応力的に問題がなければ2ターン以上深くしても
よく、それだけ界磁巻線に通電する電流を小さくでき、
短絡比を更に大きくできるのはいうまでもない。
【0038】本発明の他の実施例を図8により説明す
る。図8は、本実施例の回転電機の円筒形回転子の断面
図である。
【0039】先に説明したように、スロット2とスロッ
ト3をスロット4およびスロット5よりも深くすると、
負荷時における界磁電流がわずかではあるが大きくな
る。図4に示すように、負荷時の起磁力Fは回転子の回
転方向に対してθだけ遅れた位置で最大となるから、ス
ロット3はスロット4およびスロット5より深くせず
に、スロット2のみ深くする。このとき、先に説明した
ようにスロット2の幅はスロット3〜5と同等以上とす
る。
【0040】このように構成すると、図13に示すよう
な回転子1の断面と比較してスロット2とスロット3の
距離10は短くなるため、無負荷時における磁束密度の
高調波成分が大きくなって、短絡比も大きくなる。負荷
時における磁束密度分布は図13に示す回転子断面のと
きと同一となり、負荷時の界磁電流は変わらない。従っ
て、負荷時の性能を変えずに、回転電機のマシンサイズ
を大きくすることなく、短絡比を大きくすることができ
る。この結果、電圧変動率が小さくなり、安定度を高く
することができる。
【0041】本発明の他の実施例を図9により説明す
る。図9は、本実施例の回転電機の円筒形回転子の断面
図である。
【0042】スロット4と5の深さに対してスロットピ
ッチ8がティース部18の応力上の限界ぎりぎりに製作
された場合、スロット2がスロット3,スロット4およ
びスロット5より深くなると応力的にもたなくなる。こ
のような場合には、スロットピッチ9はスロットピッチ
8より大きくする必要がある。ここで、スロット3はス
ロット4およびスロット5と同じ形状であるから、スロ
ットピッチ13はスロットピッチ9に合わせる必要はな
い。このような構造にすれば、ティース部18の応力の
問題もなくなり、効果は図8に示す実施例の場合と同じ
である。
【0043】本発明の他の実施例を図10により説明す
る。図10は、本実施例の回転電機の円筒形回転子の断
面拡大図である。
【0044】図10に示したように、スロット2から4
がスロット底部でテーパ状に形成されている場合には、
上述したように、スロット2の深さをスロット3,4の
深さより深く形成するときに、テーパ部23はテーパ部
24,25と同一形状とし、ストレート部20を長くす
る。このように形成すると、スロット2のテーパ部23
を形成するときに使用するカッターと、スロット3とス
ロット4を形成するときに使用するカッターとは同じも
のが適用でき、コストアップには繋がらない。また、こ
のような構造にしたときの効果は、図9に示す実施例の
場合と同じである。
【0045】本発明の他の実施例を図11により説明す
る。図11は、本実施例の回転電機の円筒形回転子の断
面図である。
【0046】図11に示す実施例では、スロット2及び
スロット3の深さはスロット4,5の深さと同じに形成
している。短絡比aを大きくするためには、界磁極の幅
10を狭くすればよいから、スロット2とスロット3の
底部に幅の狭いスロット26を設けている。この底部の
スロット26により界磁極の幅10が狭くなり、図1に
示す実施例の場合と同じ効果が得られる。
【0047】図12では、スロット2,3の深さがスロ
ット4,5の深さと同一深さの場合を示したが、スロッ
ト2,3の深さをスロット4,5の深さより浅く形成し
た場合でもその分スロット26を深くすればよい。ま
た、スロット2のみにスロット26を設けて界磁極の幅
10を狭くしてもよく、この場合でも、図1に示す実施
例の場合と同様の効果が得られる。
【0048】本発明の他の実施例を図12により説明す
る。図12は、本実施例の回転電機の円筒形回転子の断
面図である。
【0049】図12に示したように、本実施例では、ス
ロット2よりd軸側に磁極の幅10を狭くするように幅
の狭いスロット26を設けている。このように構成する
ことにより、磁極の幅10を狭くでき、図7に示した実
施例と同じ効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転電機のマシンサイズを低減することが可能となり、
コストアップせずに短絡比を大きくすることができる。
その結果、電圧変動率が小さくなり、安定度を高くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転電機の円筒形回転
子の横断面図である。
【図2】本実施例の無負荷時における磁束密度分布を示
す図である。
【図3】本実施例の負荷時における磁束密度分布を示す
図である。
【図4】本実施例の起磁力のベクトル図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す回転電機の円筒形回
転子の横断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す回転電機の円筒形回
転子の横断面拡大図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す回転電機の回転子コ
イルの横断面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す回転電機の円筒形回
転子の横断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す回転電機の円筒形回
転子の横断面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す回転電機の円筒形
回転子の横断面拡大図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す回転電機の円筒形
回転子の横断面図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す回転電機の円筒形
回転子の横断面図である。
【図13】従来の回転電機の円筒形回転子の構造を示す
横断面図である。
【符号の説明】
1…回転子、2,3,4,5,26…回転子スロット、
6…界磁巻線、7…楔、8,9,13…回転子スロット
ピッチ、10…界磁極の幅、11…界磁極、12…磁極
開度、14,15…無負荷時の磁束密度分布、16,1
7…負荷時の磁束密度分布、18…回転子ティース、1
9…クリページブロック、20,21,22…回転子ス
ロットのストレート部、23,24,25…回転子スロ
ットのテーパ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 身佳 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 伊藤 元哉 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 宮川 家導 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 石原 篤 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 八木 恭臣 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 塩原 亮一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】界磁巻線を巻装するための複数のスロット
    が形成された円筒形回転子であって、該円筒回転子の磁
    極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記
    d軸側に形成されたスロット間の距離がその他のスロッ
    トの深さと同一に形成された場合より短くなるように形
    成したことを特徴とする円筒形回転子。
  2. 【請求項2】界磁巻線を巻装するための複数のスロット
    が形成された円筒形回転子であって、該円筒回転子の磁
    極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記
    d軸側に形成されたスロットの幅を他のスロットの幅以
    上の幅に形成するとともに、前記d軸側に形成されたス
    ロットの深さを他のスロットの深さより深く形成したこ
    とを特徴とする円筒形回転子。
  3. 【請求項3】界磁巻線を巻装するための複数のスロット
    が形成された円筒形回転子であって、該円筒回転子の磁
    極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記
    d軸側に形成されたスロットの幅を他のスロットの幅以
    上の幅に形成するとともに、前記d軸側に形成されたス
    ロットの深さを他のスロットの深さと同等に形成しかつ
    前記d軸側に形成されたスロットの底部に第2のスロッ
    トを形成したことを特徴とする円筒形回転子。
  4. 【請求項4】界磁巻線を巻装するための複数のスロット
    が形成された円筒形回転子と、該円筒回転子の磁極中心
    方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、該d軸側に
    形成された第1のスロットの幅を他のスロットの幅以上
    の幅に形成するとともに、前記d軸側に形成されたスロ
    ットのいずれか一方よりさらにd軸側に前記第1のスロ
    ットの深さより深い第2のスロットを設けたことを特徴
    とする円筒形回転子。
  5. 【請求項5】前記d軸側に形成されたスロットと該スロ
    ットに隣接するスロットの間隔を、その他のスロット間
    の間隔より広くした請求項1から3のいずれかに記載の
    円筒形回転子。
  6. 【請求項6】前記複数のスロットが、円筒側回転子の外
    周側で同一幅に形成するとともに、前記スロットの底部
    側で底部へ向かう方向に幅が狭くなるように形成された
    形状であって、前記底部側の形状を各スロットでほぼ同
    一形状に形成した請求項1から3,5のいずれかに記載
    の円筒形回転子。
  7. 【請求項7】前記複数のスロットが、円筒側回転子の外
    周側で同一幅に形成するとともに、前記スロットの底部
    側で底部へ向かう方向に幅が狭くなるように形成された
    形状であって、前記d軸側のスロットの同一幅に形成さ
    れた長さをその他のスロットの同一幅に形成された長さ
    より長く形成した請求項1から3,5のいずれかに記載
    の円筒形回転子。
  8. 【請求項8】前記d軸側のスロットに巻装する界磁巻線
    の巻数を、その他のスロットに巻装する界磁巻線の巻数
    より多くした請求項1から3に記載の円筒形回転子。
  9. 【請求項9】界磁巻線を巻装するための複数のスロット
    が形成された円筒形回転子と、前記円筒回転子の磁極中
    心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記d軸
    側に形成されたスロットのうち回転子の回転方向に対し
    てd軸より進み側の位置のスロットの幅をその他のスロ
    ットの幅と同等以上とすると共に、その他のスロットの
    深さより深くしたことを特徴とする回転電機の円筒形回
    転子。
  10. 【請求項10】前記d軸側で前記回転子の回転方向に対
    してd軸より進み側のスロットとこのスロットに隣接す
    るスロットとの間隔を、その他のスロット間の間隔より
    広くした請求項9に記載の円筒形回転子。
  11. 【請求項11】界磁巻線を巻装するための複数のスロッ
    トが形成された円筒形回転子と、前記円筒回転子の磁極
    中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、前記d
    軸側に形成されたスロットのうち回転子の回転方向に対
    してd軸より進み側の位置のスロットの幅をその他のス
    ロットの幅と同等以上とすると共に、該複数のスロット
    が、円筒形回転子の外周方向で同一幅に形成され、スロ
    ットの底部で底部へ向かうほど幅が狭くなる形状に形成
    されるものであって、前記回転子に設けたとき、前記d
    軸側で且つ該回転子の回転方向に対してd軸より進み側
    のスロットの同一幅部を、その他のスロットの同一幅部
    より深くしたことを特徴とする円筒形回転子。
  12. 【請求項12】前記第2のスロットが前記スロットの幅
    より小さく形成されている請求項3に記載の円筒形回転
    子。
  13. 【請求項13】界磁巻線を巻装するために複数のスロッ
    トが設けられた円筒形回転子であって、前記回転子の磁
    極中心方向をd軸、磁極間方向をq軸としたとき、d軸
    側で且つ前記円筒形回転子の回転方向に対してd軸より
    進み側の位置の界磁極部に磁極の幅を狭くするようにス
    ロットを設けたことを特徴とする円筒形回転子。
  14. 【請求項14】請求項1から13のいずれかに記載の円
    筒形回転子と、該円筒形回転子を軸受支持するための軸
    受装置と、前記円筒形回転子の外周側に配置された固定
    子を備えた回転電動機。
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