JPH10236814A - ドライアイス製造装置 - Google Patents
ドライアイス製造装置Info
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- JPH10236814A JPH10236814A JP9055516A JP5551697A JPH10236814A JP H10236814 A JPH10236814 A JP H10236814A JP 9055516 A JP9055516 A JP 9055516A JP 5551697 A JP5551697 A JP 5551697A JP H10236814 A JPH10236814 A JP H10236814A
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- dry ice
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形されたブロック状ドライアイスを一層安
全に取り出し得るドライアイス排出機構が備えられたド
ライアイス製造装置を提供する。 【解決手段】 成形コンテナ(2)の下方に設けられた
下部シリンダ装置(5)と、成形コンテナ(2)の上方
に設けられ且つスノー状ドライアイスを圧縮する上部シ
リンダ装置(6)と、圧縮成形されたブロック状ドライ
アイスを水平方向に取り出す水平シリンダ装置(7)及
び箱状の排出路(11)から成るドライアイス排出機構
とを備え、下部シリンダ装置(7)の押圧板(71)
は、排出路(11)の内部で昇降可能に構成される。ま
た、排出路(11)の排出口には、各シリンダ装置
(5)、(6)、(7)の作動を非常停止するためのセ
ンサー(90)、(91)が付設される。
全に取り出し得るドライアイス排出機構が備えられたド
ライアイス製造装置を提供する。 【解決手段】 成形コンテナ(2)の下方に設けられた
下部シリンダ装置(5)と、成形コンテナ(2)の上方
に設けられ且つスノー状ドライアイスを圧縮する上部シ
リンダ装置(6)と、圧縮成形されたブロック状ドライ
アイスを水平方向に取り出す水平シリンダ装置(7)及
び箱状の排出路(11)から成るドライアイス排出機構
とを備え、下部シリンダ装置(7)の押圧板(71)
は、排出路(11)の内部で昇降可能に構成される。ま
た、排出路(11)の排出口には、各シリンダ装置
(5)、(6)、(7)の作動を非常停止するためのセ
ンサー(90)、(91)が付設される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライアイス製造
装置に関するものであり、詳しくは、スノー状ドライア
イスを圧縮成形するドライアイス製造装置であり、成形
されたブロック状ドライアイスを一層安全に取り出し得
る改良されたドライアイス排出機構が備えられたドライ
アイス製造装置に関するものである。
装置に関するものであり、詳しくは、スノー状ドライア
イスを圧縮成形するドライアイス製造装置であり、成形
されたブロック状ドライアイスを一層安全に取り出し得
る改良されたドライアイス排出機構が備えられたドライ
アイス製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブロック状のドライアイスは、液化炭酸
ガスから生成されるスノー状ドライアイスを圧縮成形し
て製造される。ブロック状ドライアイスを製造するため
の製造装置は、下端が開放された成形コンテナと、当該
成形コンテナの下方に設けられ且つ当該成形コンテナの
下端を押圧板の上昇によって閉鎖する下部シリンダ装置
と、前記成形コンテナの側壁に設けられた液化炭酸ガス
の供給口および気化ガスの排気口と、前記成形コンテナ
の上方に設けられ且つ当該成形コンテナ中に生成された
スノー状ドライアイスを押圧板の下降によって圧縮する
上部シリンダ装置とから主として構成される。
ガスから生成されるスノー状ドライアイスを圧縮成形し
て製造される。ブロック状ドライアイスを製造するため
の製造装置は、下端が開放された成形コンテナと、当該
成形コンテナの下方に設けられ且つ当該成形コンテナの
下端を押圧板の上昇によって閉鎖する下部シリンダ装置
と、前記成形コンテナの側壁に設けられた液化炭酸ガス
の供給口および気化ガスの排気口と、前記成形コンテナ
の上方に設けられ且つ当該成形コンテナ中に生成された
スノー状ドライアイスを押圧板の下降によって圧縮する
上部シリンダ装置とから主として構成される。
【0003】上記ドライアイス製造装置においては、下
部シリンダ装置の押圧板によって成形コンテナの下端を
封鎖し、供給口から成形コンテナ内に液化炭酸ガスを噴
射して断熱膨張させた後、排出口から気化ガスを排出し
つつ、成形コンテナ内に堆積したスノー状ドライアイス
を上部シリンダ装置の押圧板によって圧縮成形する。
(特開平3−242314号公報、特開平3−2423
15号公報参照)
部シリンダ装置の押圧板によって成形コンテナの下端を
封鎖し、供給口から成形コンテナ内に液化炭酸ガスを噴
射して断熱膨張させた後、排出口から気化ガスを排出し
つつ、成形コンテナ内に堆積したスノー状ドライアイス
を上部シリンダ装置の押圧板によって圧縮成形する。
(特開平3−242314号公報、特開平3−2423
15号公報参照)
【0004】また、圧縮成形して得られたブロック状ド
ライアイスは、下部シリンダ装置の下降によって成形コ
ンテナの下方に取り出されるが、成形コンテナ下方のブ
ロック状ドライアイスを装置外に安全に排出するため、
通常、成形コンテナと下部シリンダ装置の間には、ブロ
ック状ドライアイスを水平方向に排出するドライアイス
排出装置としてのシリンダ装置が配置される。
ライアイスは、下部シリンダ装置の下降によって成形コ
ンテナの下方に取り出されるが、成形コンテナ下方のブ
ロック状ドライアイスを装置外に安全に排出するため、
通常、成形コンテナと下部シリンダ装置の間には、ブロ
ック状ドライアイスを水平方向に排出するドライアイス
排出装置としてのシリンダ装置が配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様なドライアイ
ス製造装置においては、下部シリンダ装置の押圧板が成
形コンテナの下方に露出しているため、その昇降動作の
際、仮に、作業者が接触した場合には極めて危険であ
る。また、ドライアイス排出装置としてのシリンダ装置
の押圧板も同様に危険である。本発明の目的は、液化炭
酸ガスを断熱膨張させて得られるスノー状ドライアイス
を圧縮成形するドライアイス製造装置であり、成形され
たブロック状ドライアイスを一層安全に取り出し得る改
良されたドライアイス排出機構が備えられたドライアイ
ス製造装置を提供することにある。
ス製造装置においては、下部シリンダ装置の押圧板が成
形コンテナの下方に露出しているため、その昇降動作の
際、仮に、作業者が接触した場合には極めて危険であ
る。また、ドライアイス排出装置としてのシリンダ装置
の押圧板も同様に危険である。本発明の目的は、液化炭
酸ガスを断熱膨張させて得られるスノー状ドライアイス
を圧縮成形するドライアイス製造装置であり、成形され
たブロック状ドライアイスを一層安全に取り出し得る改
良されたドライアイス排出機構が備えられたドライアイ
ス製造装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のドライアイス製造装置は、下端が開放され
た成形コンテナと、当該成形コンテナの下方に設けられ
且つ当該成形コンテナの下端を押圧板の上昇によって閉
鎖する下部シリンダ装置と、前記成形コンテナの側壁に
設けられた液化炭酸ガスの供給口および気化ガスの排気
口と、前記成形コンテナの上方に設けられ且つ当該成形
コンテナ中に生成されたスノー状ドライアイスを押圧板
の下降によって圧縮する上部シリンダ装置と、圧縮成形
されたブロック状ドライアイスを水平方向に取り出すド
ライアイス排出機構とを備えたドライアイス製造装置で
あって、前記ドライアイス排出機構は、前記成形コンテ
ナと前記下部シリンダ装置の間に配置され且つ一端に排
出口が設けられた箱状の排出路と、当該排出路の他端側
に略水平に配置され且つ前記下部シリンダ装置の押圧板
の下降によって前記成形コンテナから取り出されたブロ
ック状ドライアイスを前記排出路の排出口へ向けて押し
出す水平シリンダ装置とから構成され、そして、前記下
部シリンダ装置の押圧板は、前記排出路の内部で昇降可
能になされていることを特徴とする。
め、本発明のドライアイス製造装置は、下端が開放され
た成形コンテナと、当該成形コンテナの下方に設けられ
且つ当該成形コンテナの下端を押圧板の上昇によって閉
鎖する下部シリンダ装置と、前記成形コンテナの側壁に
設けられた液化炭酸ガスの供給口および気化ガスの排気
口と、前記成形コンテナの上方に設けられ且つ当該成形
コンテナ中に生成されたスノー状ドライアイスを押圧板
の下降によって圧縮する上部シリンダ装置と、圧縮成形
されたブロック状ドライアイスを水平方向に取り出すド
ライアイス排出機構とを備えたドライアイス製造装置で
あって、前記ドライアイス排出機構は、前記成形コンテ
ナと前記下部シリンダ装置の間に配置され且つ一端に排
出口が設けられた箱状の排出路と、当該排出路の他端側
に略水平に配置され且つ前記下部シリンダ装置の押圧板
の下降によって前記成形コンテナから取り出されたブロ
ック状ドライアイスを前記排出路の排出口へ向けて押し
出す水平シリンダ装置とから構成され、そして、前記下
部シリンダ装置の押圧板は、前記排出路の内部で昇降可
能になされていることを特徴とする。
【0007】すなわち、上記のドライアイス製造装置に
おいては、スノー状ドライアイスを生成する場合、下部
シリンダ装置の上昇動作によりその押圧板で成形コンテ
ナの下端を封鎖し、成形されたブロック状ドライアイス
を取り出す場合、下部シリンダ装置の下降動作によりそ
の押圧板の上にブロック状ドライアイスを載せた状態で
排出路の内部に取り出す。下部シリンダ装置の押圧板
は、上記の昇降動作の際、外部に露出することなく排出
路の内部で昇降する。一方、排出路内に取り出されたブ
ロック状ドライアイスを当該排出路の排出口へ向けて押
し出す水平シリンダ装置は、排出路内において進退す
る。
おいては、スノー状ドライアイスを生成する場合、下部
シリンダ装置の上昇動作によりその押圧板で成形コンテ
ナの下端を封鎖し、成形されたブロック状ドライアイス
を取り出す場合、下部シリンダ装置の下降動作によりそ
の押圧板の上にブロック状ドライアイスを載せた状態で
排出路の内部に取り出す。下部シリンダ装置の押圧板
は、上記の昇降動作の際、外部に露出することなく排出
路の内部で昇降する。一方、排出路内に取り出されたブ
ロック状ドライアイスを当該排出路の排出口へ向けて押
し出す水平シリンダ装置は、排出路内において進退す
る。
【0008】また、上記のドライアイス製造装置おいて
は、安全性を更に高めるため、排出路の排出口またはそ
の近傍のブロック状ドライアイスよりも高い位置には、
下部シリンダ装置および/または水平シリンダ装置の作
動中に物体を検出した場合、前記下部シリンダ装置、前
記上部シリンダ装置および水平シリンダ装置の作動を停
止するためのセンサーが付設されているのが好ましい。
すなわち、上記の特定の位置に設けられたセンサーは、
仮に、排出路の排出口に作業者の手などが挿入された場
合、これを検出し、各シリンダ装置の作動を停止させる
ための信号を出力する。
は、安全性を更に高めるため、排出路の排出口またはそ
の近傍のブロック状ドライアイスよりも高い位置には、
下部シリンダ装置および/または水平シリンダ装置の作
動中に物体を検出した場合、前記下部シリンダ装置、前
記上部シリンダ装置および水平シリンダ装置の作動を停
止するためのセンサーが付設されているのが好ましい。
すなわち、上記の特定の位置に設けられたセンサーは、
仮に、排出路の排出口に作業者の手などが挿入された場
合、これを検出し、各シリンダ装置の作動を停止させる
ための信号を出力する。
【0009】また、センサーが設けられた上記のドライ
アイス製造装置おいては、安全性を一層高め且つ円滑に
連続運転するため、上記センサーを第1のセンサーとす
るとき、排出路の排出口またはその近傍のブロック状ド
ライアイスよりも低い位置には、水平シリンダ装置の前
進中にブロック状ドライアイスをその一工程において最
初に検出した場合を除き、下部シリンダ装置および/ま
たは水平シリンダ装置の作動中に物体を検出した場合、
下部シリンダ装置、上部シリンダ装置および前記水平シ
リンダ装置の作動を停止させるための第2のセンサーが
付設されているのが好ましい。すなわち、各特定の位置
に設けられた第1のセンサーと第2のセンサーは、協働
的に機能し、正常に排出されるブロック状ドライアイス
以外の物を排出路の排出口またはその近傍において検出
し、各シリンダ装置の作動を停止させるための信号を出
力する。
アイス製造装置おいては、安全性を一層高め且つ円滑に
連続運転するため、上記センサーを第1のセンサーとす
るとき、排出路の排出口またはその近傍のブロック状ド
ライアイスよりも低い位置には、水平シリンダ装置の前
進中にブロック状ドライアイスをその一工程において最
初に検出した場合を除き、下部シリンダ装置および/ま
たは水平シリンダ装置の作動中に物体を検出した場合、
下部シリンダ装置、上部シリンダ装置および前記水平シ
リンダ装置の作動を停止させるための第2のセンサーが
付設されているのが好ましい。すなわち、各特定の位置
に設けられた第1のセンサーと第2のセンサーは、協働
的に機能し、正常に排出されるブロック状ドライアイス
以外の物を排出路の排出口またはその近傍において検出
し、各シリンダ装置の作動を停止させるための信号を出
力する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るドライアイス製造装
置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3
は、本発明に係るドライアイス製造装置の主要部分の縦
断面図であり、各々、図1はスノー状ドライアイスの生
成工程を示す図、図2はスノー状ドライアイスの圧縮成
形工程を示す図、図3は製造されたブロック状ドライア
イスの排出工程を示す図である。以下、実施形態の説明
においてはドライアイス製造装置を「装置」と略記す
る。
置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3
は、本発明に係るドライアイス製造装置の主要部分の縦
断面図であり、各々、図1はスノー状ドライアイスの生
成工程を示す図、図2はスノー状ドライアイスの圧縮成
形工程を示す図、図3は製造されたブロック状ドライア
イスの排出工程を示す図である。以下、実施形態の説明
においてはドライアイス製造装置を「装置」と略記す
る。
【0011】本発明の装置は、図1に示す様に、例え
ば、支柱で支持された下部ベース及び当該下部ベースの
上に更に支柱で支持された上部ベースを含む櫓構造の架
台(1)を利用して構成され、下端が開放された成形コ
ンテナ(2)と、成形コンテナ(2)の下端を閉鎖する
下部シリンダ装置(5)と、成形コンテナ(2)の側壁
に設けられた液化炭酸ガスの供給口(24)及び気化ガ
スの排出口(25)と、成形コンテナ(2)中に生成さ
れたスノー状ドライアイスを上方から圧縮する上部シリ
ンダ装置(6)と、液化炭酸ガスの供給を制御する制御
弁(図示せず)とを備えている。
ば、支柱で支持された下部ベース及び当該下部ベースの
上に更に支柱で支持された上部ベースを含む櫓構造の架
台(1)を利用して構成され、下端が開放された成形コ
ンテナ(2)と、成形コンテナ(2)の下端を閉鎖する
下部シリンダ装置(5)と、成形コンテナ(2)の側壁
に設けられた液化炭酸ガスの供給口(24)及び気化ガ
スの排出口(25)と、成形コンテナ(2)中に生成さ
れたスノー状ドライアイスを上方から圧縮する上部シリ
ンダ装置(6)と、液化炭酸ガスの供給を制御する制御
弁(図示せず)とを備えている。
【0012】成形コンテナ(2)は、通常、水平断面が
方形になされ且つ上下端が開放された成形室としてのコ
ンテナ本体(20)と、コンテナ本体(20)の上端を
気密に封鎖する上蓋(21)とから成り、架台(1)の
下部ベースの上に後述の排出路(11)を介して設置さ
れる。コンテナ本体(20)は、液化炭酸ガスの供給圧
力とスノー状ドライアイスの圧縮成形圧力に十分耐え得
る程度の肉厚で且つ低温脆性を起こさない金属材料で構
成される。なお、成形コンテナの空間は、ブロック状ド
ライアイスの形状に応じて適宜の柱状形状に構成し得る
が、通常、一辺が5〜25cm程度の直方体または立方
体のブロック状ドライアイスを基準に設計される。
方形になされ且つ上下端が開放された成形室としてのコ
ンテナ本体(20)と、コンテナ本体(20)の上端を
気密に封鎖する上蓋(21)とから成り、架台(1)の
下部ベースの上に後述の排出路(11)を介して設置さ
れる。コンテナ本体(20)は、液化炭酸ガスの供給圧
力とスノー状ドライアイスの圧縮成形圧力に十分耐え得
る程度の肉厚で且つ低温脆性を起こさない金属材料で構
成される。なお、成形コンテナの空間は、ブロック状ド
ライアイスの形状に応じて適宜の柱状形状に構成し得る
が、通常、一辺が5〜25cm程度の直方体または立方
体のブロック状ドライアイスを基準に設計される。
【0013】上蓋(21)は、その外周側に設けられた
穴を貫通してコンテナ本体(20)の上部フランジに螺
着された複数の螺子(22,22)によって取り付けら
れる。しかも、上部シリンダ装置(6)の押圧板(6
1)の上端側にスノー状ドライアイスが堆積した際、押
圧板(61)の上昇による上蓋(21)の破損を防止す
るため、上記の各螺子(22)にはスプリング(23)
が装着されており、上蓋(21)は、スプリング(2
3)の弾性力によってコンテナ本体(20)に対して緩
衝的に固定されている。また、上蓋(21)の上部近傍
には、押圧板(61)の上昇による上蓋(21)の突き
上げ現象を検出した場合に運転を停止するためのミット
スイッチ等の揚動検知装置(26)が設けられる。
穴を貫通してコンテナ本体(20)の上部フランジに螺
着された複数の螺子(22,22)によって取り付けら
れる。しかも、上部シリンダ装置(6)の押圧板(6
1)の上端側にスノー状ドライアイスが堆積した際、押
圧板(61)の上昇による上蓋(21)の破損を防止す
るため、上記の各螺子(22)にはスプリング(23)
が装着されており、上蓋(21)は、スプリング(2
3)の弾性力によってコンテナ本体(20)に対して緩
衝的に固定されている。また、上蓋(21)の上部近傍
には、押圧板(61)の上昇による上蓋(21)の突き
上げ現象を検出した場合に運転を停止するためのミット
スイッチ等の揚動検知装置(26)が設けられる。
【0014】下部シリンダ装置(5)は、架台(1)の
下部ベースの下面に上方に向けて取り付けられる。下部
シリンダ装置(5)としては、通常、後述の上部シリン
ダ装置(6)の押圧力に十分耐え得る出力の油圧シリン
ダ装置が使用される。下部ベースを貫通する状態で設け
られた上部シリンダ装置(6)のシリンダロッド先端
(上端)には、成形コンテナ(2)のコンテナ本体(2
0)の下端を閉鎖する下蓋としての押圧板(51)が備
えられている。
下部ベースの下面に上方に向けて取り付けられる。下部
シリンダ装置(5)としては、通常、後述の上部シリン
ダ装置(6)の押圧力に十分耐え得る出力の油圧シリン
ダ装置が使用される。下部ベースを貫通する状態で設け
られた上部シリンダ装置(6)のシリンダロッド先端
(上端)には、成形コンテナ(2)のコンテナ本体(2
0)の下端を閉鎖する下蓋としての押圧板(51)が備
えられている。
【0015】液化炭酸ガスの供給口(24)は、コンテ
ナ本体(20)の側壁に設けられており、斯かる供給口
(24)は、生成したスノー状ドライアイスがコンテナ
本体(20)の内部(成形室)に均等に堆積する様に、
例えば、互いに対向する側壁の各々に一対設けられる。
しかも、各供給口(24)は、スノー状ドライアイスの
噴出状態に平面的な拡がりを与えるため、略扁平な楕円
形に形成される。各供給口(24)には、化炭酸ガスの
供給を制御する開閉弁が扁平なラッパ状のホーンを介し
て取り付けられており、液化炭酸ガスの液貯槽や容器か
ら伸長された配管が前記の開閉弁を介して接続される。
なお、開閉弁としては、電磁弁、エアー作動弁などが使
用される。
ナ本体(20)の側壁に設けられており、斯かる供給口
(24)は、生成したスノー状ドライアイスがコンテナ
本体(20)の内部(成形室)に均等に堆積する様に、
例えば、互いに対向する側壁の各々に一対設けられる。
しかも、各供給口(24)は、スノー状ドライアイスの
噴出状態に平面的な拡がりを与えるため、略扁平な楕円
形に形成される。各供給口(24)には、化炭酸ガスの
供給を制御する開閉弁が扁平なラッパ状のホーンを介し
て取り付けられており、液化炭酸ガスの液貯槽や容器か
ら伸長された配管が前記の開閉弁を介して接続される。
なお、開閉弁としては、電磁弁、エアー作動弁などが使
用される。
【0016】気化ガスの排出口(25)は、供給口(2
4)が設けられた側壁に隣接するコンテナ本体(20)
の他の側壁に設けられる。斯かる排出口(25)も、気
化ガスの排出方向がスノー状ドライアイスの堆積状態に
影響することから、通常は互いに対向する側壁の各々に
設けられる。また、排出口(25)の開口面積は、成形
コンテナ(2)に対する液化炭酸ガスの時間当りの供給
量や後述のフィルター(25)の抵抗を考慮して設定さ
れるが、スノー状ドライアイスからの気化ガスの脱気効
率を高め、圧縮成形したブロック状ドライアイスの割れ
現象を防止するため、出来る限り大きくするのが好まし
い。
4)が設けられた側壁に隣接するコンテナ本体(20)
の他の側壁に設けられる。斯かる排出口(25)も、気
化ガスの排出方向がスノー状ドライアイスの堆積状態に
影響することから、通常は互いに対向する側壁の各々に
設けられる。また、排出口(25)の開口面積は、成形
コンテナ(2)に対する液化炭酸ガスの時間当りの供給
量や後述のフィルター(25)の抵抗を考慮して設定さ
れるが、スノー状ドライアイスからの気化ガスの脱気効
率を高め、圧縮成形したブロック状ドライアイスの割れ
現象を防止するため、出来る限り大きくするのが好まし
い。
【0017】また、各排出口(25)には、生成したス
ノー状ドライアイスの流出を防止するためのフィルター
(3)が取り付けられる。フィルター(3)の種類や密
度は、スノー状ドライアイスの補足能力と排気ガスの透
過性能とを勘案して設定される。具体的には、フィルタ
ー(3)としては、50〜200μm程度の隙間径のフ
ィルターであって、金網と樹脂シートを組み合わせたフ
ィルター、焼結金属のフィルター、積層焼結網のフィル
ター等が使用される。
ノー状ドライアイスの流出を防止するためのフィルター
(3)が取り付けられる。フィルター(3)の種類や密
度は、スノー状ドライアイスの補足能力と排気ガスの透
過性能とを勘案して設定される。具体的には、フィルタ
ー(3)としては、50〜200μm程度の隙間径のフ
ィルターであって、金網と樹脂シートを組み合わせたフ
ィルター、焼結金属のフィルター、積層焼結網のフィル
ター等が使用される。
【0018】コンテナ本体(20)の各排出口(25)
の外側には、排気ガスの排気圧力を緩衝し且つフィルタ
ー(3)を通過したスノー状ドライアイスを補足するた
めの排気室(4)が設けられ、そして、排気室(4)に
は、室外へ通じる排気配管(41)が接続される。
の外側には、排気ガスの排気圧力を緩衝し且つフィルタ
ー(3)を通過したスノー状ドライアイスを補足するた
めの排気室(4)が設けられ、そして、排気室(4)に
は、室外へ通じる排気配管(41)が接続される。
【0019】上部シリンダ装置(6)は、架台(1)の
上部ベースの上面に下方に向けて取り付けられた油圧シ
リンダ装置によって構成される。上部シリンダ装置
(6)としては、スノー状ドライアイスを所定の嵩密
度、例えば、約1.5〜1.6g/cm3となる様に圧
縮し得る出力の油圧シリンダ装置が使用される。具体的
には、上記の寸法のブロック状ドライアイスを製造する
場合には、70〜120kgf/cm2程度の加圧力を
発揮し得る様なシリンダ装置が使用される。上部シリン
ダ装置(6)のシリンダロッド先端(下端)には、成形
コンテナ(2)に生成されたスノー状ドライアイスを圧
縮するための押圧板(21)が備えられており、押圧板
(21)は、成形コンテナ(2)の内部で昇降可能にな
されている。
上部ベースの上面に下方に向けて取り付けられた油圧シ
リンダ装置によって構成される。上部シリンダ装置
(6)としては、スノー状ドライアイスを所定の嵩密
度、例えば、約1.5〜1.6g/cm3となる様に圧
縮し得る出力の油圧シリンダ装置が使用される。具体的
には、上記の寸法のブロック状ドライアイスを製造する
場合には、70〜120kgf/cm2程度の加圧力を
発揮し得る様なシリンダ装置が使用される。上部シリン
ダ装置(6)のシリンダロッド先端(下端)には、成形
コンテナ(2)に生成されたスノー状ドライアイスを圧
縮するための押圧板(21)が備えられており、押圧板
(21)は、成形コンテナ(2)の内部で昇降可能にな
されている。
【0020】上部ベースを貫通し且つ成形コンテナ
(2)の内部に挿入上部シリンダ装置(6)のシリンダ
ロッド先端(下端)には、成形コンテナ(2)内でスノ
ー状ドライアイスを圧縮する押厚板(61)が備えられ
ている。押厚板(61)の下端面は、コンテナ本体(2
0)の成形室の平面形状に倣い、かつ、圧縮時に気化ガ
スを周囲から放出するため、前記成形室よりも僅かに小
さく構成される。しかも、押厚板(61)の側面は、幾
分ともシリンダロッド側に傾いた傾斜面とされ、気化ガ
スを一層円滑に放出するための間隙をコンテナ本体(2
0)の側壁との間に形成する様になされている。
(2)の内部に挿入上部シリンダ装置(6)のシリンダ
ロッド先端(下端)には、成形コンテナ(2)内でスノ
ー状ドライアイスを圧縮する押厚板(61)が備えられ
ている。押厚板(61)の下端面は、コンテナ本体(2
0)の成形室の平面形状に倣い、かつ、圧縮時に気化ガ
スを周囲から放出するため、前記成形室よりも僅かに小
さく構成される。しかも、押厚板(61)の側面は、幾
分ともシリンダロッド側に傾いた傾斜面とされ、気化ガ
スを一層円滑に放出するための間隙をコンテナ本体(2
0)の側壁との間に形成する様になされている。
【0021】また、本発明の装置においては、製造され
たブロック状ドライアイスを安全に取りだすため、圧縮
成形されたブロック状ドライアイスを水平方向に取り出
すドライアイス排出機構を備えている。斯かるドライア
イス排出機構は、成形コンテナ(2)と下部シリンダ装
置(5)の間に配置され且つ一端(図中の左側)に排出
口が設けられた箱状の排出路(11)と、当該排出路の
他端側に略水平に配置された水平シリンダ装置(7)と
から構成される。
たブロック状ドライアイスを安全に取りだすため、圧縮
成形されたブロック状ドライアイスを水平方向に取り出
すドライアイス排出機構を備えている。斯かるドライア
イス排出機構は、成形コンテナ(2)と下部シリンダ装
置(5)の間に配置され且つ一端(図中の左側)に排出
口が設けられた箱状の排出路(11)と、当該排出路の
他端側に略水平に配置された水平シリンダ装置(7)と
から構成される。
【0022】排出路(11)は、成形されたブロック状
ドライアイスを水平方向に移動させ得る空間を備えた箱
状の通路であり、その排出口は、例えば、ドライアイス
排出方向に垂直な断面が若干扁平な長方形に形成され
る。また、下部シリンダ装置(5)の押圧板(51)に
よって成形コンテナ(2)の下端を封鎖するため、排出
路(11)の天井面の一部、すなわち、成形コンテナ
(2)の下端開口部に相当する位置が開口されており、
そして、押圧板(51)が下降した際に当該押圧板が排
出路(11)に床面に没入して平坦面を形成し得る様
に、排出路(11)の床面の一部が開口され且つ架台
(1)の下部ベースの一部が凹没している。従って、下
部シリンダ装置(5)の押圧板(51)は、排出路(1
1)の内部で昇降可能になされている。
ドライアイスを水平方向に移動させ得る空間を備えた箱
状の通路であり、その排出口は、例えば、ドライアイス
排出方向に垂直な断面が若干扁平な長方形に形成され
る。また、下部シリンダ装置(5)の押圧板(51)に
よって成形コンテナ(2)の下端を封鎖するため、排出
路(11)の天井面の一部、すなわち、成形コンテナ
(2)の下端開口部に相当する位置が開口されており、
そして、押圧板(51)が下降した際に当該押圧板が排
出路(11)に床面に没入して平坦面を形成し得る様
に、排出路(11)の床面の一部が開口され且つ架台
(1)の下部ベースの一部が凹没している。従って、下
部シリンダ装置(5)の押圧板(51)は、排出路(1
1)の内部で昇降可能になされている。
【0023】水平シリンダ装置(7)としては、氷結な
どによる作動不良を防止するため、通常は油圧シリンダ
が使用される。水平シリンダ装置(7)は、架台(1)
の下部ベース上に配置され、そのシリンダロッドの先端
に取り付けられた押圧板(51)は、排出路(11)に
他端側から挿入される。すなわち、水平シリンダ装置
(7)は、下部シリンダ装置(5)の押圧板(51)の
下降によって成形コンテナ(2)から取り出されたブロ
ック状ドライアイスを排出路(11)の排出口へ向けて
押し出す機能を備えている。なお、排出路(11)の排
出口の外側には、装置外にブロック状ドライアイスを円
滑に送り出すためのスロープ(12)が設けられる。
どによる作動不良を防止するため、通常は油圧シリンダ
が使用される。水平シリンダ装置(7)は、架台(1)
の下部ベース上に配置され、そのシリンダロッドの先端
に取り付けられた押圧板(51)は、排出路(11)に
他端側から挿入される。すなわち、水平シリンダ装置
(7)は、下部シリンダ装置(5)の押圧板(51)の
下降によって成形コンテナ(2)から取り出されたブロ
ック状ドライアイスを排出路(11)の排出口へ向けて
押し出す機能を備えている。なお、排出路(11)の排
出口の外側には、装置外にブロック状ドライアイスを円
滑に送り出すためのスロープ(12)が設けられる。
【0024】本発明の装置においては、当該装置周辺で
の作業の安全性を高めるため、排出路(11)の排出口
またはその近傍のブロック状ドライアイスよりも高い位
置には、下部シリンダ装置(5)および/または水平シ
リンダ装置(7)の作動中に物体を検出した場合、下部
シリンダ装置(5)、上部シリンダ装置(6)及び水平
シリンダ装置(7)の作動を停止するためのセンサー
(90)が付設される。
の作業の安全性を高めるため、排出路(11)の排出口
またはその近傍のブロック状ドライアイスよりも高い位
置には、下部シリンダ装置(5)および/または水平シ
リンダ装置(7)の作動中に物体を検出した場合、下部
シリンダ装置(5)、上部シリンダ装置(6)及び水平
シリンダ装置(7)の作動を停止するためのセンサー
(90)が付設される。
【0025】図示する様に、例えば、排出路(11)の
排出口に隣接して設けられる第1のセンサー(90)
は、作業者の手先などのブロック状ドライアイス以外の
物体を判別するため、ブロック状ドライアイスよりも高
い位置に配置される。センサー(90)としては、発光
素子と受光素子を組み合わせて遮光物を検出する光検出
方式のセンサー、磁場の変化により物体を検出する磁気
方式のセンサー等、適宜のセンサーを使用し得る。斯か
る第1のセンサー(90)は、排出路(11)の排出口
近傍においてブロック状ドライアイス以外の物体を検出
した場合、後述の制御装置に対し、上記の各シリンダ装
置(5)、(6)及び(7)を停止するための信号を出
力する。なお、排出口の近傍とは、通常、排出路(1
1)の排出口から約10cmの範囲内を言う。
排出口に隣接して設けられる第1のセンサー(90)
は、作業者の手先などのブロック状ドライアイス以外の
物体を判別するため、ブロック状ドライアイスよりも高
い位置に配置される。センサー(90)としては、発光
素子と受光素子を組み合わせて遮光物を検出する光検出
方式のセンサー、磁場の変化により物体を検出する磁気
方式のセンサー等、適宜のセンサーを使用し得る。斯か
る第1のセンサー(90)は、排出路(11)の排出口
近傍においてブロック状ドライアイス以外の物体を検出
した場合、後述の制御装置に対し、上記の各シリンダ装
置(5)、(6)及び(7)を停止するための信号を出
力する。なお、排出口の近傍とは、通常、排出路(1
1)の排出口から約10cmの範囲内を言う。
【0026】また、本発明の特に好ましい態様において
は、当該装置周辺での作業の安全性を一層高め且つ誤作
動を防止するため、上記のセンサー(90)に加え、斯
かるセンサー(90)を第1のセンサーとするとき、排
出路(11)の排出口またはその近傍のブロック状ドラ
イアイスよりも低い位置には、水平シリンダ装置(7)
の前進中にブロック状ドライアイスをその一工程におい
て最初に検出した場合を除き、下部シリンダ装置(5)
および/または水平シリンダ装置(7)の作動中に物体
を検出した場合、下部シリンダ装置(5)、上部シリン
ダ装置(6)及び水平シリンダ装置(7)の作動を停止
させるための第2のセンサー(91)が付設される。
は、当該装置周辺での作業の安全性を一層高め且つ誤作
動を防止するため、上記のセンサー(90)に加え、斯
かるセンサー(90)を第1のセンサーとするとき、排
出路(11)の排出口またはその近傍のブロック状ドラ
イアイスよりも低い位置には、水平シリンダ装置(7)
の前進中にブロック状ドライアイスをその一工程におい
て最初に検出した場合を除き、下部シリンダ装置(5)
および/または水平シリンダ装置(7)の作動中に物体
を検出した場合、下部シリンダ装置(5)、上部シリン
ダ装置(6)及び水平シリンダ装置(7)の作動を停止
させるための第2のセンサー(91)が付設される。
【0027】図示する様に、例えば、第1のセンサー
(90)の下方に配置される第2のセンサー(91)
は、正常に排出されるブロック状ドライアイスを判別す
るため、ブロック状ドライアイスの上端よりも低い位置
に配置される。第2のセンサー(91)も、第1のセン
サー(90)と同種のセンサーによって構成される。斯
かる第2のセンサー(91)と第1のセンサー(90)
は、互いに協働し、下部シリンダ装置(5)又は水平シ
リンダ装置(7)が作動中、排出路(11)の排出口ま
たはその近傍において当該排出口の高さの範囲内でブロ
ック状ドライアイス以外の物体を検出した場合、後述の
制御装置に対し、上記の各シリンダ装置(5)、(6)
及び(7)を停止するための信号を出力する。
(90)の下方に配置される第2のセンサー(91)
は、正常に排出されるブロック状ドライアイスを判別す
るため、ブロック状ドライアイスの上端よりも低い位置
に配置される。第2のセンサー(91)も、第1のセン
サー(90)と同種のセンサーによって構成される。斯
かる第2のセンサー(91)と第1のセンサー(90)
は、互いに協働し、下部シリンダ装置(5)又は水平シ
リンダ装置(7)が作動中、排出路(11)の排出口ま
たはその近傍において当該排出口の高さの範囲内でブロ
ック状ドライアイス以外の物体を検出した場合、後述の
制御装置に対し、上記の各シリンダ装置(5)、(6)
及び(7)を停止するための信号を出力する。
【0028】具体的には、第1のセンサー(90)及び
第2のセンサー(91)が上記の各シリンダ装置
(5)、(6)及び(7)を停止するために協働的に機
能するのは次の何れかの場合である。すなわち、a;下
部シリンダー装置(5)が昇降する際に第1のセンサー
(90)又は第2のセンサー(91)が物体を検出した
場合、b;水平シリンダ装置(7)が前進する際に第2
のセンサー(91)が物体(正常に排出されるブロック
状ドライアイス)を検出する前に第1のセンサー(9
0)が物体を検出した場合、c;水平シリンダ装置
(7)が前進する際に第2のセンサー(91)が物体
(正常に排出されるブロック状ドライアイス)を一旦検
出した後に第1のセンサー(90)が物体を検出した場
合、d;水平シリンダ装置(7)が前進する際に第2の
センサー(91)が物体(正常に排出されるブロック状
ドライアイス)を一旦検出した後に同一工程において再
び第2のセンサー(91)が物体を検出した場合であ
る。
第2のセンサー(91)が上記の各シリンダ装置
(5)、(6)及び(7)を停止するために協働的に機
能するのは次の何れかの場合である。すなわち、a;下
部シリンダー装置(5)が昇降する際に第1のセンサー
(90)又は第2のセンサー(91)が物体を検出した
場合、b;水平シリンダ装置(7)が前進する際に第2
のセンサー(91)が物体(正常に排出されるブロック
状ドライアイス)を検出する前に第1のセンサー(9
0)が物体を検出した場合、c;水平シリンダ装置
(7)が前進する際に第2のセンサー(91)が物体
(正常に排出されるブロック状ドライアイス)を一旦検
出した後に第1のセンサー(90)が物体を検出した場
合、d;水平シリンダ装置(7)が前進する際に第2の
センサー(91)が物体(正常に排出されるブロック状
ドライアイス)を一旦検出した後に同一工程において再
び第2のセンサー(91)が物体を検出した場合であ
る。
【0029】上記の様な第1のセンサー(90)及び第
2のセンサー(91)の機能は、直接的には、演算手段
を含む後述の制御装置によって発揮される。なお、下部
シリンダー装置(5)、水平シリンダ装置(7)が作動
中とは、各々、最初の待機位置にない場合、すなわち、
下部シリンダー装置(5)の押圧板(51)が成形コン
テナ(2)の下端を封鎖する状態にない場合、水平シリ
ンダ装置(7)の押圧板(71)が排出路(11)の他
端(図中の左側)にない場合を言う。また、第1のセン
サー(90)及び第2のセンサー(91)によって検出
される物体には、作業者の身体の一部や異物の他、不測
の事態により排出路(11)の排出口近傍で停滞したブ
ロック状ドライアイスが含まれる。
2のセンサー(91)の機能は、直接的には、演算手段
を含む後述の制御装置によって発揮される。なお、下部
シリンダー装置(5)、水平シリンダ装置(7)が作動
中とは、各々、最初の待機位置にない場合、すなわち、
下部シリンダー装置(5)の押圧板(51)が成形コン
テナ(2)の下端を封鎖する状態にない場合、水平シリ
ンダ装置(7)の押圧板(71)が排出路(11)の他
端(図中の左側)にない場合を言う。また、第1のセン
サー(90)及び第2のセンサー(91)によって検出
される物体には、作業者の身体の一部や異物の他、不測
の事態により排出路(11)の排出口近傍で停滞したブ
ロック状ドライアイスが含まれる。
【0030】本発明の装置においては、タイマー機能を
備えたプログラムコントローラーやマイコン等を含む制
御装置により、下部シリンダ装置(5)、上部シリンダ
装置(6)及び水平シリンダ装置(7)の各作動、なら
びに、供給口(24)に付設された液化炭酸ガスの開閉
弁の作動が制御され、そして、ブロック状ドライアイス
が連続的に製造される。
備えたプログラムコントローラーやマイコン等を含む制
御装置により、下部シリンダ装置(5)、上部シリンダ
装置(6)及び水平シリンダ装置(7)の各作動、なら
びに、供給口(24)に付設された液化炭酸ガスの開閉
弁の作動が制御され、そして、ブロック状ドライアイス
が連続的に製造される。
【0031】本発明の装置においては、次の様な運転に
よってブロック状ドライアイスが製造される。運転開始
前の状態においては、図1に示す様に、下部シリンダ装
置(5)、上部シリンダ装置(6)及び水平シリンダ装
置(7)が各々に後退しており、押圧板(51)、(6
1)及び(71)は最初の待機位置に、すなわち、押圧
板(51)は成形コンテナ(2)の下端に、押圧板(6
1)は成形コンテナ(2)の上端側に、押圧板(71)
は排出路(11)の他端側(図中において右端側)にそ
れぞれ位置する。
よってブロック状ドライアイスが製造される。運転開始
前の状態においては、図1に示す様に、下部シリンダ装
置(5)、上部シリンダ装置(6)及び水平シリンダ装
置(7)が各々に後退しており、押圧板(51)、(6
1)及び(71)は最初の待機位置に、すなわち、押圧
板(51)は成形コンテナ(2)の下端に、押圧板(6
1)は成形コンテナ(2)の上端側に、押圧板(71)
は排出路(11)の他端側(図中において右端側)にそ
れぞれ位置する。
【0032】運転を開始すると、先ず、供給口(24)
から液化炭酸ガスが成形コンテナ(2)内に供給され
る。液化炭酸ガスは、供給口(24)に付設された開閉
弁の操作時間を制御することによって一定量供給され
る。供給口(24)から供給された液化炭酸ガスは、断
熱膨張して所定量のスノー状ドライアイスと炭酸ガスに
分離する。成形コンテナ(2)は、生成されたスノー状
ドライアイスを収容し、排気口(25)は、生成された
炭酸ガスを排気室(4)及び排気管(41)を通じて装
置外に排出する。
から液化炭酸ガスが成形コンテナ(2)内に供給され
る。液化炭酸ガスは、供給口(24)に付設された開閉
弁の操作時間を制御することによって一定量供給され
る。供給口(24)から供給された液化炭酸ガスは、断
熱膨張して所定量のスノー状ドライアイスと炭酸ガスに
分離する。成形コンテナ(2)は、生成されたスノー状
ドライアイスを収容し、排気口(25)は、生成された
炭酸ガスを排気室(4)及び排気管(41)を通じて装
置外に排出する。
【0033】スノー状ドライアイスが生成されると、上
部シリンダ装置(6)が下降する。図2に示す様に、上
部シリンダ装置(6)の押圧板(61)は、その下降に
より、成形コンテナ(2)に堆積したスノー状ドライア
イスを圧縮し、コンテナ本体(20)の内側形状に倣っ
て例えばスノー状ドライアイスを直方体状に成形する。
押圧板(61)の下降距離は、上部シリンダ装置(6)
のピストンロッドの移動距離または上部シリンダ装置
(6)に加えられる油圧を検出して制御される。その結
果、成形コンテナ(2)においては、一定高さで且つ一
定嵩密度のブロック状ドライアイスが成形される。
部シリンダ装置(6)が下降する。図2に示す様に、上
部シリンダ装置(6)の押圧板(61)は、その下降に
より、成形コンテナ(2)に堆積したスノー状ドライア
イスを圧縮し、コンテナ本体(20)の内側形状に倣っ
て例えばスノー状ドライアイスを直方体状に成形する。
押圧板(61)の下降距離は、上部シリンダ装置(6)
のピストンロッドの移動距離または上部シリンダ装置
(6)に加えられる油圧を検出して制御される。その結
果、成形コンテナ(2)においては、一定高さで且つ一
定嵩密度のブロック状ドライアイスが成形される。
【0034】また、上記の圧縮成形工程においては、ス
ノー状ドライアイスに含まれる炭酸ガスが成形コンテナ
(2)内に放出されるが、排出口(25)に設けられた
フィルター(3)は、発生した炭酸ガスだけを主に通過
させ、スノー状ドライアイスを補足するため、ドライア
イスの収率の低下を防止することが出来る。
ノー状ドライアイスに含まれる炭酸ガスが成形コンテナ
(2)内に放出されるが、排出口(25)に設けられた
フィルター(3)は、発生した炭酸ガスだけを主に通過
させ、スノー状ドライアイスを補足するため、ドライア
イスの収率の低下を防止することが出来る。
【0035】ブロック状ドライアイスが成形されると、
下部シリンダ装置(5)が下降する。図3に示す様に、
下部シリンダ装置(5)の押圧板(51)は、その下降
により、成形コンテナ(2)内で成形されたブロック状
ドライアイスを搭載した状態で排出路(11)の内部に
取り出す。また、ブロック状ドライアイスを取り出す
際、上部シリンダ装置(6)の押圧板(61)は、押圧
板(51)の下降に同伴して成形コンテナ(2)の下端
まで下降し、成形コンテナ(2)内のブロック状ドライ
アイスを確実に下方へ押し出す。
下部シリンダ装置(5)が下降する。図3に示す様に、
下部シリンダ装置(5)の押圧板(51)は、その下降
により、成形コンテナ(2)内で成形されたブロック状
ドライアイスを搭載した状態で排出路(11)の内部に
取り出す。また、ブロック状ドライアイスを取り出す
際、上部シリンダ装置(6)の押圧板(61)は、押圧
板(51)の下降に同伴して成形コンテナ(2)の下端
まで下降し、成形コンテナ(2)内のブロック状ドライ
アイスを確実に下方へ押し出す。
【0036】排出路(11)にブロック状ドライアイス
が取り出されると、水平シリンダ装置(7)が前進す
る。水平シリンダ装置(7)の押圧板(71)は、その
前進により、排出路(11)に取り出されたブロック状
ドライアイスを水平方向(図中の左方)へ押し出す。そ
して、スロープ(12)は、排出路(11)から押し出
されたブロック状ドライアイスを装置外の所定位置まで
滑らせる。
が取り出されると、水平シリンダ装置(7)が前進す
る。水平シリンダ装置(7)の押圧板(71)は、その
前進により、排出路(11)に取り出されたブロック状
ドライアイスを水平方向(図中の左方)へ押し出す。そ
して、スロープ(12)は、排出路(11)から押し出
されたブロック状ドライアイスを装置外の所定位置まで
滑らせる。
【0037】ブロック状ドライアイスが排出路(11)
の外に完全に排出されると、水平シリンダ装置(7)、
上部シリンダ装置(5)及び下部シリンダ装置(5)
は、各々に最初の待機位置まで後退または上昇する。す
なわち、水平シリンダ装置(7)の押圧板(71)が排
出路(11)の他端側まで後退し、次いで、上部シリン
ダ装置(5)の押圧板(61)が成形コンテナ(2)の
上端側まで上昇すると共に、下部シリンダ装置(5)の
押圧板(51)が上昇して成形コンテナ(2)の下端を
再び封鎖する。そして、上述と同様の工程を繰り返すこ
とにより、ブロック状ドライアイスを連続的に製造す
る。
の外に完全に排出されると、水平シリンダ装置(7)、
上部シリンダ装置(5)及び下部シリンダ装置(5)
は、各々に最初の待機位置まで後退または上昇する。す
なわち、水平シリンダ装置(7)の押圧板(71)が排
出路(11)の他端側まで後退し、次いで、上部シリン
ダ装置(5)の押圧板(61)が成形コンテナ(2)の
上端側まで上昇すると共に、下部シリンダ装置(5)の
押圧板(51)が上昇して成形コンテナ(2)の下端を
再び封鎖する。そして、上述と同様の工程を繰り返すこ
とにより、ブロック状ドライアイスを連続的に製造す
る。
【0038】また、上記の連続運転においては、スノー
状ドライアイスの噴射量の変動などにより、幾分かのス
ノー状ドライアイスが上部シリンダ装置(6)の押圧板
(61)の上面に堆積する場合もある。そして、上部シ
リンダ装置(6)の押圧板(61)が最初の待機位置ま
で上昇する際、堆積したスノー状ドライアイスが上蓋
(21)を突き上げることが想定される。
状ドライアイスの噴射量の変動などにより、幾分かのス
ノー状ドライアイスが上部シリンダ装置(6)の押圧板
(61)の上面に堆積する場合もある。そして、上部シ
リンダ装置(6)の押圧板(61)が最初の待機位置ま
で上昇する際、堆積したスノー状ドライアイスが上蓋
(21)を突き上げることが想定される。
【0039】しかしながら、仮に、押圧板(61)上面
のスノー状ドライアイスによって上蓋(21)が突き上
げられた場合でも、コンテナ本体(20)に対して緩衝
的に固定された上蓋(21)は、これが持ち上げられる
ことにより、上部シリンダ装置(6)の突き上げる力を
解放する。更に、上蓋(21)近傍に設けられた揚動検
知装置(26)は、上蓋(21)の持ち上がり現象を検
出して運転を停止する。従って、本発明の装置において
は、上部シリンダ装置(6)の押圧板(61)の上方に
スノー状ドライアイスが入り込んだ場合でも、上部シリ
ンダ装置(6)の上昇によって上蓋(21)を破損させ
ることがない。
のスノー状ドライアイスによって上蓋(21)が突き上
げられた場合でも、コンテナ本体(20)に対して緩衝
的に固定された上蓋(21)は、これが持ち上げられる
ことにより、上部シリンダ装置(6)の突き上げる力を
解放する。更に、上蓋(21)近傍に設けられた揚動検
知装置(26)は、上蓋(21)の持ち上がり現象を検
出して運転を停止する。従って、本発明の装置において
は、上部シリンダ装置(6)の押圧板(61)の上方に
スノー状ドライアイスが入り込んだ場合でも、上部シリ
ンダ装置(6)の上昇によって上蓋(21)を破損させ
ることがない。
【0040】上記の様に、本発明の装置は、特定のドラ
イアイス排出機構を備えており、下部シリンダ装置
(5)の押圧板(51)及び水平シリンダ装置(7)の
押圧板(71)が箱状の排出路(11)の内部で可動
し、成形されたブロック状ドライアイスだけを排出路
(11)の排出口から排出するため、可動部分に作業者
の身体の一部が接触する様なことがなく、成形されたブ
ロック状ドライアイスを安全に取り出すことが出来る。
イアイス排出機構を備えており、下部シリンダ装置
(5)の押圧板(51)及び水平シリンダ装置(7)の
押圧板(71)が箱状の排出路(11)の内部で可動
し、成形されたブロック状ドライアイスだけを排出路
(11)の排出口から排出するため、可動部分に作業者
の身体の一部が接触する様なことがなく、成形されたブ
ロック状ドライアイスを安全に取り出すことが出来る。
【0041】また、排出路(11)の排出口またはその
近傍にセンサー(90)が付設された本発明の装置にお
いて、センサー(90)は、仮に、排出路(11)の排
出口に作業者の手などが挿入された場合など、下部シリ
ンダ装置(5)又は水平シリンダ装置(7)の作動中に
物体を検出した場合、下部シリンダ装置(5)、上部シ
リンダ装置(6)及び水平シリンダ装置(7)の作動を
停止させるための信号を出力する。そして、制御装置
は、これらシリンダ装置(5)、(6)及び(7)の作
動を停止する。従って、本発明の装置においては、排出
路(11)の排出口周辺の安全性を更に高めることが出
来る。
近傍にセンサー(90)が付設された本発明の装置にお
いて、センサー(90)は、仮に、排出路(11)の排
出口に作業者の手などが挿入された場合など、下部シリ
ンダ装置(5)又は水平シリンダ装置(7)の作動中に
物体を検出した場合、下部シリンダ装置(5)、上部シ
リンダ装置(6)及び水平シリンダ装置(7)の作動を
停止させるための信号を出力する。そして、制御装置
は、これらシリンダ装置(5)、(6)及び(7)の作
動を停止する。従って、本発明の装置においては、排出
路(11)の排出口周辺の安全性を更に高めることが出
来る。
【0042】また、第1のセンサー(90)及び第2の
センサー(91)が付設された本発明の装置において、
各特定の位置に設けられた第1のセンサーと第2のセン
サーは、協働的に機能し、正常に排出されるブロック状
ドライアイス以外の物体を下部シリンダ装置(5)又は
水平シリンダ装置(7)の作動中に排出路(11)の排
出口またはその近傍において検出した場合、各シリンダ
装置(5)、(6)及び(7)の作動を停止させるため
の信号を出力する。そして、制御装置は、これらシリン
ダ装置(5)、(6)及び(7)の作動を停止する。従
って、本発明の装置においては、排出路(11)の排出
口周辺の安全性を一層高めることが出来、しかも、正常
なブロック状ドライアイスの排出によっては不要に停止
することがなく、円滑に連続運転できる。
センサー(91)が付設された本発明の装置において、
各特定の位置に設けられた第1のセンサーと第2のセン
サーは、協働的に機能し、正常に排出されるブロック状
ドライアイス以外の物体を下部シリンダ装置(5)又は
水平シリンダ装置(7)の作動中に排出路(11)の排
出口またはその近傍において検出した場合、各シリンダ
装置(5)、(6)及び(7)の作動を停止させるため
の信号を出力する。そして、制御装置は、これらシリン
ダ装置(5)、(6)及び(7)の作動を停止する。従
って、本発明の装置においては、排出路(11)の排出
口周辺の安全性を一層高めることが出来、しかも、正常
なブロック状ドライアイスの排出によっては不要に停止
することがなく、円滑に連続運転できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のドライアイ
ス製造装置によれば、下部シリンダ装置の押圧板および
水平シリンダ装置の押圧板が箱状の排出路の内部で可動
するため、可動部分に作業者の身体の一部が接触する様
なことがなく、成形されたブロック状ドライアイスを安
全に取り出すことが出来る。
ス製造装置によれば、下部シリンダ装置の押圧板および
水平シリンダ装置の押圧板が箱状の排出路の内部で可動
するため、可動部分に作業者の身体の一部が接触する様
なことがなく、成形されたブロック状ドライアイスを安
全に取り出すことが出来る。
【0044】また、排出路の排出口またはその近傍にセ
ンサーが付設された本発明のドライアイス製造装置によ
れば、下部シリンダ装置または水平シリンダ装置の作動
中、仮に、排出路の排出口に作業者の手などが挿入され
た場合など、下部シリンダ装置、上部シリンダ装置およ
び水平シリンダ装置の作動を停止するため、排出路の排
出口周辺の安全性を更に高めることが出来る。
ンサーが付設された本発明のドライアイス製造装置によ
れば、下部シリンダ装置または水平シリンダ装置の作動
中、仮に、排出路の排出口に作業者の手などが挿入され
た場合など、下部シリンダ装置、上部シリンダ装置およ
び水平シリンダ装置の作動を停止するため、排出路の排
出口周辺の安全性を更に高めることが出来る。
【0045】そして、排出路の排出口またはその近傍に
第1のセンサー及び第2のセンサーが付設された本発明
のドライアイス製造装置によれば、正常に排出されるブ
ロック状ドライアイス以外の物体を下部シリンダ装置ま
たは水平シリンダ装置の作動中に検出した場合、下部シ
リンダ装置、上部シリンダ装置および水平シリンダ装置
の作動を停止するため、排出路の排出口周辺の安全性を
一層高めることが出来、しかも、正常なブロック状ドラ
イアイスの排出によっては不要に停止することがなく、
円滑に連続運転できる。
第1のセンサー及び第2のセンサーが付設された本発明
のドライアイス製造装置によれば、正常に排出されるブ
ロック状ドライアイス以外の物体を下部シリンダ装置ま
たは水平シリンダ装置の作動中に検出した場合、下部シ
リンダ装置、上部シリンダ装置および水平シリンダ装置
の作動を停止するため、排出路の排出口周辺の安全性を
一層高めることが出来、しかも、正常なブロック状ドラ
イアイスの排出によっては不要に停止することがなく、
円滑に連続運転できる。
【図1】本発明に係るドライアイス製造装置の主要部分
の縦断面図であり、スノー状ドライアイスの生成工程を
示す図である。
の縦断面図であり、スノー状ドライアイスの生成工程を
示す図である。
【図2】本発明に係るドライアイス製造装置の主要部分
の縦断面図であり、スノー状ドライアイスの圧縮成形工
程を示す図である。
の縦断面図であり、スノー状ドライアイスの圧縮成形工
程を示す図である。
【図3】本発明に係るドライアイス製造装置の主要部分
の縦断面図であり、製造されたブロック状ドライアイス
の排出工程を示す図である。
の縦断面図であり、製造されたブロック状ドライアイス
の排出工程を示す図である。
1 :架台 11:排出路 2 :成形コンテナ 20:コンテナ本体 21:上蓋 3 :フィルター 5 :下部シリンダ装置 51:押圧板 24:供給口 25:排気口 6 :上部シリンダ装置 61:押圧板 7 :水平シリンダ装置 71:押圧板 90:センサー(第1のセンサー) 91:第2のセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 祐二 群馬県前橋市天川大島町1345番地の1 株 式会社センダ内
Claims (3)
- 【請求項1】 下端が開放された成形コンテナと、当該
成形コンテナの下方に設けられ且つ当該成形コンテナの
下端を押圧板の上昇によって閉鎖する下部シリンダ装置
と、前記成形コンテナの側壁に設けられた液化炭酸ガス
の供給口および気化ガスの排気口と、前記成形コンテナ
の上方に設けられ且つ当該成形コンテナ中に生成された
スノー状ドライアイスを押圧板の下降によって圧縮する
上部シリンダ装置と、圧縮成形されたブロック状ドライ
アイスを水平方向に取り出すドライアイス排出機構とを
備えたドライアイス製造装置であって、前記ドライアイ
ス排出機構は、前記成形コンテナと前記下部シリンダ装
置の間に配置され且つ一端に排出口が設けられた箱状の
排出路と、当該排出路の他端側に略水平に配置され且つ
前記下部シリンダ装置の押圧板の下降によって前記成形
コンテナから取り出されたブロック状ドライアイスを前
記排出路の排出口へ向けて押し出す水平シリンダ装置と
から構成され、そして、前記下部シリンダ装置の押圧板
は、前記排出路の内部で昇降可能になされていることを
特徴とするドライアイス製造装置。 - 【請求項2】 排出路の排出口またはその近傍のブロッ
ク状ドライアイスよりも高い位置には、下部シリンダ装
置および/または水平シリンダ装置の作動中に物体を検
出した場合、前記下部シリンダ装置、前記上部シリンダ
装置および水平シリンダ装置の作動を停止するためのセ
ンサーが付設されている請求項1に記載のドライアイス
製造装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のドライアイス製造装置
において、上記センサーを第1のセンサーとするとき、
排出路の排出口またはその近傍のブロック状ドライアイ
スよりも低い位置には、水平シリンダ装置の前進中にブ
ロック状ドライアイスをその一工程において最初に検出
した場合を除き、下部シリンダ装置および/または水平
シリンダ装置の作動中に物体を検出した場合、下部シリ
ンダ装置、上部シリンダ装置および前記水平シリンダ装
置の作動を停止させるための第2のセンサーが付設され
ているドライアイス製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055516A JPH10236814A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | ドライアイス製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055516A JPH10236814A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | ドライアイス製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236814A true JPH10236814A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=13000876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9055516A Pending JPH10236814A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | ドライアイス製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10236814A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240918A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Nippon Tansan Kk | ドライアイス製造装置 |
JP2012131652A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Nippon Ekitan Corp | ドライアイスペレットの製造装置 |
CN109205624A (zh) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | 厦门理工学院 | 一种立式固态二氧化碳成型机及其控制方法 |
KR102352331B1 (ko) * | 2021-06-07 | 2022-01-17 | (주)빅텍스 | 압축 후 드라이아이스의 분리가 용이한 구조를 포함하는 드라이아이스 제조장치 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP9055516A patent/JPH10236814A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240918A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Nippon Tansan Kk | ドライアイス製造装置 |
JP2012131652A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Nippon Ekitan Corp | ドライアイスペレットの製造装置 |
CN109205624A (zh) * | 2018-08-13 | 2019-01-15 | 厦门理工学院 | 一种立式固态二氧化碳成型机及其控制方法 |
KR102352331B1 (ko) * | 2021-06-07 | 2022-01-17 | (주)빅텍스 | 압축 후 드라이아이스의 분리가 용이한 구조를 포함하는 드라이아이스 제조장치 |
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|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071204 |