JPH10236786A - 油圧ジャッキ同調駆動装置 - Google Patents

油圧ジャッキ同調駆動装置

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JPH10236786A
JPH10236786A JP3938697A JP3938697A JPH10236786A JP H10236786 A JPH10236786 A JP H10236786A JP 3938697 A JP3938697 A JP 3938697A JP 3938697 A JP3938697 A JP 3938697A JP H10236786 A JPH10236786 A JP H10236786A
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hydraulic
hydraulic jack
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stroke
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Masayoshi Ishii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の油圧ジャッキについてショックの無い安
定した同調上昇、下降制御を実現する。 【解決手段】重量物を支持するための複数の油圧ジャッ
キ9と、これら各油圧ジャッキ9に作動油を供給する主
流量制御弁11と、同じく補助流量制御弁12と、各油
圧ジャッキ間のストローク偏差が所定値を越えないよう
に補助流量制御弁12を作動させて偏差を吸収する同調
制御手段30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の油圧ジャッキ
を互いに同調させながら重量物を昇降させる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平7−137994号
公報によって、複数の油圧ジャッキにより重量物を水平
を維持したまま、上下させる方法が提案されている。
【0003】各油圧ジャッキにストロークセンサを取付
けておき、最大値と最小値との偏差が所定値を越えたと
きは、各高圧回路に設けたソレノイドバルブを開閉する
ことより、油圧ジャッキ間の偏差を無くし、常に水平を
維持しつつ重量物を上下させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は各油圧ジャッキ間のストローク偏差を修正するために
ソレノイドバルブがオンオフ的に開弁したり閉弁したり
するため、そのときに衝撃(ショック)が発生しやす
く、安定して重量物を上下させられないという問題があ
った。
【0005】とくに、複数の油圧ジャッキにより支持さ
れる重量物の負荷バランスが悪くて各油圧ジャッキの支
持荷重が均等になりにくい場合は、とくにこの傾向が強
く、例えば上昇時には負荷の小さい部分の油圧ジャッキ
が速くストローク(伸長)し、また下降時には負荷の大
きい部分の油圧ジャッキが速くストローク(収縮)しや
すく、これらの間のストローク偏差を解消するために、
上記した修正動作が頻繁に繰り返されることになる。
【0006】このような問題を解決することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、重量物を
支持するための複数の油圧ジャッキと、これら各油圧ジ
ャッキに作動油を供給する主流量制御弁と、同じく油圧
ジャッキに作動油を供給する補助流量制御弁と、各油圧
ジャッキのストロークを検出する手段と、各油圧ジャッ
キ間のストローク偏差が所定値を越えないように補助流
量制御弁を作動させて偏差を吸収する同調制御手段とを
備える。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、前記
主、補助流量制御弁の上流には、作動油を供給側と排出
側に切換えられる切換弁がそれぞれ配置され、かつ前記
主、補助流量切換弁は供給側、排出側の両方向において
流量制御が行えるように構成される。
【0009】第3の発明は、第1、第2の発明におい
て、前記油圧ジャッキに対しては主、補助流量制御弁か
らの作動油が増圧シリンダを介して増圧されて供給さ
れ、この増圧シリンダが受圧面積の大きい油室と、小さ
い油室をもち、かつこれら各油室に配置されるピストン
が互いに連結される往復動型シリンダで構成され、大き
い油室に主、補助流量制御弁からの油圧が導入され、小
さい油室が油圧ジャッキに接続する。
【0010】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記油圧ジャッキの負荷荷重を測定する手段と、油
圧ジャッキの負荷荷重が予め決めた設定値に達したとき
には下降弁を開いて設定荷重の範囲まで低下させる負荷
荷重調整手段とを備える。
【0011】第5の発明は、第4の発明において、重量
物を初期浮上させる行程で、まず補助流量制御弁を介し
て各油圧ジャッキを一斉に所定量だけ初期ストロークさ
せ、この初期ストローク後に各油圧ジャッキの負荷荷重
を判断し、設定荷重を越えたものがあるときには、いっ
たん全部の油圧ジャッキのストロークを停止させたま
ま、設定荷重を越えた油圧ジャッキの下降弁を介して設
定荷重内に収まるまで油圧を解放する。
【0012】第6の発明は、第4の発明において、重量
物の同調上昇または下降行程で、主流量制御弁を制御し
て各油圧ジャッキに作動油を給排し、各油圧ジャッキの
ストローク量を検出し、各油圧ジャッキのストローク速
度が基準速度に対して所定の偏差値内に入るように各油
圧ジャッキの補助流量制御弁を制御して供給量を増減
し、各油圧ジャッキのストローク偏差を一定値内に維持
したまま上昇または下降させる。
【0013】第7の発明は、第6の発明において、各油
圧ジャッキの負荷荷重を判断し、負荷荷重が設定値を越
えたものがあるときは、いったん全部の油圧ジャッキの
ストロークを停止させ、設定荷重を越えた油圧ジャッキ
の下降弁を介して設定荷重に収まるまで油圧を解放し、
その後に再び各油圧ジャッキのストローク偏差を一定値
内に維持したまま上昇または下降させる。
【0014】
【発明の作用・効果】第1の発明では、各油圧ジャッキ
のストローク偏差が所定値を越えることのないように、
補助流量制御弁により流量が修正され、このとき補助流
量制御弁は主流量制御弁に対して微小流量を制御するよ
うに設定することで、修正に伴う油圧の変動を抑制し、
ショックの無い安定した同調制御が可能となる。
【0015】第2の発明では、主、補助流量制御弁の上
流には、作動油を供給側と排出側に切換えられる切換弁
が配置され、かつ主、補助流量切換弁は供給側、排出側
の両方向において流量制御が行えるように構成されるの
で、油圧ジャッキにより上昇、下降のいずれについて
も、安定的に同調制御を行うことができる。
【0016】第3の発明では、油圧ジャッキに対しては
主、補助流量制御弁からの作動油が増圧シリンダを介し
て増圧されて供給されるので、圧力コントロールが容易
となり、高圧に対応できる。
【0017】第4の発明では、一つでも油圧ジャッキの
負荷荷重が所定値に達したときには、その油圧ジャッキ
の負荷圧力を設定荷重の範囲まで低下させるので、過大
な負荷により油圧ジャッキが損傷することが未然に防止
される。
【0018】第5の発明では、重量物に固着などがあっ
ても、補助流量制御弁を介して微小ストロークだけ初期
浮上させることにより、固着を解消でき、かつこのと
き、一つの油圧ジャッキにも過大な負荷がかからないよ
うにでき、安全に浮上させられる。
【0019】第6の発明では、重量物の同調上昇または
下降行程で、各油圧ジャッキのストローク速度が基準速
度に対して所定の偏差値内に入るように制御するので、
予定された時間内で能率的かつ安定的に上昇または下降
を完了させられる。
【0020】第7の発明では、重量物の同調上昇または
下降行程で、一つでも油圧ジャッキの負荷荷重が設定値
に達したときは、いったん全部の油圧ジャッキのストロ
ークを停止させ、その状態で荷重オーバの油圧ジャッキ
の負荷荷重を自動的に低減するので、同調制御中に各油
圧ジャッキに過大負荷がかからず、かつ安定した能率の
高い同調制御が行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0022】図1において、1は油圧ポンプ、2は油圧
タンク、3はフィルタ、4はプレッシャゲージ、5はメ
インリリーフバルブであり、油圧ポンプ1の吐出回路に
は、後述する主流量制御弁11に対する作動油の給排を
切換制御するための第1の切換弁6と、補助流量制御弁
12に対する作動油の給排を切換制御する第2の切換弁
7とが設けられる。
【0023】第1の切換弁6は主流量制御弁11に対し
て、aポジションで作動油を供給し、bポジションで排
出し、cポジションで供給側から遮断する。第2の切換
弁7は補助流量制御弁12に対して、aポジションで作
動油を排出(アンロード)し、bポジションで供給す
る。
【0024】主流量制御弁11は増圧シリンダ8に対し
て流量を制御しつつ作動油を供給するもので、増圧シリ
ンダ8からは油圧ジャッキ9に対して増圧された油圧が
供給され、これに応じて油圧ジャッキ9が伸び出す。ま
た、補助流量制御弁12からの流量制御された作動油も
増圧シリンダ8に送り込まれ、したがって増圧シリンダ
8は両流量に応じて作動する。
【0025】主流量制御弁11にはパイロットチェック
弁13を介して作動油が送り込まれ、また、この主流量
制御弁11は作動油の供給側、排出側のいずれの方向に
ついても流量を制御できるように、互いに並列に配置さ
れた1対づつのチェック弁と、可変オリフィスとから構
成されている。
【0026】補助流量制御弁12についても、主流量制
御弁11と同じように構成され、パイロットチェック弁
14を介して作動油が供給されると共に、その上流には
第3の切換弁10が設けられる。この第3の切換弁10
は、aポジションで作動油を供給し、bポジションで排
出し、さらにcポジションで供給側を遮断する。
【0027】なお、この実施形態にあっては、油圧ジャ
ッキ9は4組用意されており、これら油圧ジャッキ9を
同調制御するために、上記した主流量制御弁11、補助
流量制御弁12、増圧シリンダ8、第3切換弁10は、
各油圧ジャッキ9に対して互いに同一の回路構成によ
り、メイン回路16と17に対して、並列的に回路接続
されている。
【0028】主流量制御弁11と補助流量制御弁12と
増圧シリンダ8とを結ぶ回路21には、負荷荷重を検出
するための荷重センサ(圧力センサ)22と、プレッシ
ャスイッチ23とが設けられる。なお、27は回路の解
放側との間に介装した下降弁である。
【0029】増圧シリンダ8は、受圧の面積の大きい油
室8a、小さい油室8bと、これら各油室8a,8bに
配置された互いに連結されるピストン8c、8dとで構
成される往復動型シリンダであり、大油室8aには回路
21からの作動油が導入され、また小油室8bからは連
結ホース25を経由して作動油が油圧ジャッキ9に送り
込まれる。このとき、増圧シリンダ8はピストン8c,
8dの面積比に応じて油室8aに供給される油圧を増圧
した油圧を油室8bに発生させる。
【0030】油圧ジャッキ9は作動油に供給により伸び
だし、そのストローク量はロータリエンコーダなどのス
トロークセンサ24により測定される。油圧ジャッキ9
は伸長時には油圧の供給を受け、収縮時には油圧ジャッ
キ9にかかる負荷荷重により押し戻される。
【0031】なお、増圧シリンダ8を収縮させるとき
は、油圧ジャッキ9からの荷重を受けて大油室8aから
排出する作動油流量を制御することにより、スプリング
が無くても収縮する。
【0032】増圧シリンダ8と油圧ジャッキ9とを接続
する連結ホース25は一対の連結カップリング25a,
25bを介して着脱可能に連結される。また、26は、
連結ホース25を接続するときなどにエア抜きを行うた
めのエア抜き弁で、開いたときには回路28からの作動
油が送り込まれる。なお、29はエア抜きのため、カッ
プリング25bと連結するエア抜きポートで、油圧ジャ
ッキ9の数だけ設定される。
【0033】油圧ジャッキ9を伸長動作させるときは、
主流量制御弁11からの作動油が増圧シリンダ8の大油
室8aに送り込まれると増圧シリンダ8が作動し、ピス
トン8cと8dとの受圧面積比に応じて小油室8bの油
圧を増圧し、この油圧が油圧ジャッキ9に送り込まれ、
油圧ジャッキ9が伸長動作する。この場合、油圧ジャッ
キ9の伸長速度を速めるときは、補助流量制御弁12か
ら作動油を追加供給すればよく、逆に遅くしたり、収縮
側に調整するときには補助流量制御弁12から作動油を
逃がす。
【0034】また、油圧ジャッキ9を収縮動作させると
きは、主流量制御弁11を経由して増圧シリンダ8から
の作動油を排出すれば、油圧ジャッキ9にかかる負荷荷
重により油圧ジャッキ9が押され、排出量に応じた速度
で収縮する。このとき補助流量制御弁12からも作動油
を排出すれば、油圧ジャッキ9の収縮速度が速まり、ま
た、逆に速度を遅くしたりするときは、補助流量制御弁
12から作動油を送り込めば、主流量制御弁11からの
排出量は所定量に決まっているため、油圧ジャッキ9の
収縮速度が低下する。
【0035】本発明にあっては、これら複数の油圧ジャ
ッキ9を互いに同調させながら、油圧ジャッキ9によっ
て支持する重量物を水平を保ったまま昇降させるため、
コントローラ30が設けられる(図6参照)。このコン
トローラ30は荷重センサ22、ストロークセンサ24
からの信号を受け、前記した第1の切換制御弁6、第2
の切換制御弁7、第3の切換制御弁10等の作動を制御
する。
【0036】なお、コントローラ30の操作パネルに
は、各種作動ボタン、ジャッキ選択スイッチなどが配置
されている。
【0037】ここで、図2から図5のフローチャートに
したがってコントローラ30で実行される制御内容につ
いて説明する。
【0038】図2は、例えば図7に示すように重量物W
に対して、4組の油圧ジャッキ9を配置し、これらによ
り重量物Wを上昇させる場合の準備行程であり、ステッ
プ1では油圧ジャッキ9の設置を確認したら、ステップ
2でストロークセンサ24としてのロータリエンコーダ
のゼロセットを行い、準備を完了する。
【0039】図3は、重量物Wを最初に予め定めた一定
量だけ初期浮上させるための行程を示す。重量物Wが例
えば大型タービンの分割ハウンジングのように、本体側
にボルト結合されており、タービンの点検整備のため
に、分割ハウンジングを取り外す場合など、ボルトを外
しても分割面が密着することがある。あるいは、重量物
Wにあてがう各油圧ジャッキ9の初期隙間が一定せず、
ジャッキの支持荷重にバラツキが出たり、連結ホース2
5の膨張量が一定せず、供給流量と油圧ジャッキ9の初
期的なストローク量が不揃いとなったりすることがあ
る。
【0040】これらを修正するために、まず一定量でけ
浮上させ、初期調整を行う。
【0041】ステップ11では操作盤の油圧ジャッキ選
択スイッチにより全部の油圧ジャッキが作動状態に選択
されたことを確認し、さらにステップ12でジャッキ上
昇が選択されたことを読み取る。
【0042】ステップ13ではポンプが起動され、ステ
ップ14で初期上昇制御が行われ、第1の切換弁6をc
ポジション、第2の切換弁7をbポジション、第3の切
換弁10をaポジションにする。これにより、回路17
にポンプ吐出油が送り込まれ、補助流量制御弁12を経
由して少量づつの作動油が増圧シリンダ8に圧送され、
これがピストン面積比に応じて増圧されて油圧ジャッキ
9に送られる。この場合、主流量制御弁11からの作動
油の供給はなく、このため、ステップ15で油圧ジャッ
キ9が緩やかに上昇し、このストローク量はストローク
センサ出力から読み取られる。
【0043】ステップ17で全部の油圧ジャッキ9の荷
重が圧力に基づいて読み取られ、ステップ19におい
て、各荷重の表示が行われる。また、ステップ17で各
油圧ジャッキ荷重が予め設定された設定荷重と比較され
る。
【0044】この設定荷重は、図7にもあるように、4
本の油圧ジャッキ9で重量物Wを支持するものとして、
その総重量が100トン、各油圧ジャッキ9の支持能力
が30トンだとすると、ジャッキ設定荷重は例えば28
トンに設定される。
【0045】どこかひとつでも設定荷重をオーバしてい
ると、ステップ20で荷重のオーバ表示を行うと共に、
ステップ25、26で第2切換弁7と第3切換弁10を
aとcポジションにして作動油の供給を遮断し、全部の
油圧ジャッキ9をその位置に停止させる。
【0046】この状態で設定荷重をオーバしている油圧
ジャッキ9の荷重を下げるため、ステップ27で荷重オ
ーバジャッキを指定し、ステップ28でその油圧ジャッ
キ9の下降弁27を開く。下降弁27が開かれると、増
圧シリンダ8の大油室8aからの作動油が抜け出し、こ
れに伴って油圧ジャッキ9が収縮を始める。これによ
り、油圧ジャッキ9の荷重が減り、ステップ29で設定
荷重に達したかどうか判断し、設定荷重まで低下した
ら、ステップ30で下降弁27を閉じ、作動油の排出を
停止する。
【0047】このようにして、油圧ジャッキ9の荷重が
設定荷重に戻ったら、ステップ14に戻り、全部の油圧
ジャッキ9に対する作動油の供給を再開する。
【0048】一方、前記したステップ17で各油圧ジャ
ッキ9の支持荷重が設定値を越えていないときは、ステ
ップ18で各油圧ジャッキ9のストローク量が、設定ス
トローク値に達したかどうか判断する。設定ストローク
値としては、例えば1mmとかの非常に小さな値が設定
される。これは、前にも述べたように、重量物Wが分割
ハウジングのように、ボルトを外しても固着している場
合など、初期浮上行程ではとりあえずこの固着状態を解
除すればよいためである。
【0049】設定ストローク値に達するまでは、ステッ
プ16からの動作を繰り返し、設定ストローク値に達し
たら、ステップ21から24において、全部の油圧ジャ
ッキ9を停止させるため、第2切換弁7、第3切換弁1
0を最初のポジションに戻し、作業選択スイッチがオフ
の状態に切換え、油圧ポンプ1の駆動を停止する。
【0050】このようにして、初期浮上行程を終了した
ら、次ぎに図4の同調上昇行程により、互いの油圧ジャ
ッキ9のストローク量を同一状態に維持しつつ、一斉に
上昇させる。
【0051】そのためまず、ステップ31で全部の油圧
ジャッキ9を作動させるための選択を行い、ステップ3
2で油圧ポンプ1を起動する。ステップ33で油圧ジャ
ッキ9の上昇を選択し、第1切換弁6をaポジション、
第2切換弁7をbポジションに切り換える。ただし、第
3切換弁10は遮断位置のcポジションとする。
【0052】これにより、回路16にポンプ吐出圧が供
給され、主流量制御弁11によって予め決まった比較的
大きな流量の作動油が、回路21を経由して増圧シリン
ダ8に送り込まれる。増圧シリンダ8により油圧が増圧
され、これが油圧ジャッキ9に供給され、油圧ジャッキ
9は比較的速い設定速度で伸長動作を開始する。これ
は、ステップ34において、ストロークセンサ出力から
検出できる。
【0053】ステップ35ではこのストローク量を表示
する。そして、ステップ36において、予め設定された
基準となるストローク速度に対して所定の幅をもった偏
差値(図8参照)と、ストローク速度(量)とが比較さ
れ、もし、偏差値よりも高いときは、ステップ37に進
み減速のため第3切換弁10をbポジションに切換え、
回路21から一部の作動油を補助流量制御弁12によっ
て流量制御しつつ、タンク側に逃がす。このようにして
増圧シリンダ8に対する供給流量を相対的に減少させる
結果、油圧ジャッキ9の伸長速度が減速される。
【0054】これに対して、ステップ36において、油
圧ジャッキ9のストローク速度が偏差値よりも低いとき
は、ステップ38で第3切換弁10をaポジションに切
換える。すると、補助流量制御弁12から少量づつの流
量制御された作動油が回路21に送り込まれ、主流量制
御弁11からの流量と共に増圧シリンダ8に供給され
る。このため、増圧シリンダ8から油圧ジャッキ9に送
り込まれる流量が増え、油圧ジャッキ9の伸長速度が加
速される。
【0055】このようにして、油圧ジャッキ9の伸長速
度が設定値となるようにコントロールされ、偏差値内に
収まっているときは、ステップ39において、第3切換
弁10が遮断位置のcポジションに切換えられる。この
状態では主流量制御弁11からの供給流量にしたがった
設定速度でもって油圧ジャッキ9は上昇する。
【0056】ステップ40では全部の油圧ジャッキ9の
負荷荷重を読み込み、ステップ42で表示し、また、ス
テップ41で設定荷重と比較する。この設定荷重は前記
した図3のフローチャートにおけるステップ17での設
定荷重と原則として同じ値に設定され、各油圧ジャッキ
9の分担荷重が適正な範囲に入っているかどうか判断す
る。もし、設定荷重をオーバしているものがあれば、ス
テップ44で荷重のオーバ表示を行うと共に、ステップ
48に移り、全部の油圧ジャッキ9の作動を停止させる
べく、ステップ49で第1切換弁6と第2切換弁7とを
遮断位置、つまり、cポジションとaポジションにそれ
ぞれ切り換える。
【0057】そして、ステップ50では荷重オーバ油圧
ジャッキ9を指示し、この負荷荷重を下げるため、その
油圧ジャッキ9の下降弁27を開く。これにより、一部
の作動油が増圧シリンダ8の大油室8aから逃げ出し、
油圧ジャッキ9がわずかに下降し、負荷荷重が低下す
る。ステップ52ではこのようにして低下した荷重オー
バ油圧ジャッキ9が設定荷重に戻ったら、ステップ53
に進み、下降弁27を閉じる。
【0058】この後、再び、ステップ33に戻り、全部
の油圧ジャッキ9に対して、上記と同じ操作を継続し、
同調的に伸長動作させる。
【0059】一方、各油圧ジャッキ9の荷重が設定荷重
範囲に入っているときは、ステップ43において、上限
設定ストロークに達したかどうかを判断する。全部の油
圧ジャッキ9が所定の上限まで伸びたら上昇を停止させ
るためで、到達するまでの間はステップ35〜43を繰
り返す。上限に達したら、ステップ45〜47におい
て、全部の油圧ジャッキ9の作動を停止すべく指示し、
第1切換弁6と第2切換弁7を遮断位置に切換え、ポン
プ1の駆動を停止し、上昇行程を終了する。
【0060】上記した説明では、各油圧ジャッキ9を同
調させながら上昇させる行程について述べたが、重量物
Wを支持しつつ同調下降させるときも、同じようにして
制御することができる。ただし、この場合は、第1切換
弁6をbポジションにして主流量制御弁11から作動油
の排出量を制御し、このとき、第2切換弁7はbポジシ
ョンにしておき、もし、下降速度が設定偏差値よりも速
いときは、第3切換弁10をaポジションにして作動油
を補充し、速度を緩め、逆に下降速度が遅いときは第3
切換弁10をbポジションにして排出量を増やし、油圧
ジャッキ9の下降速度を速める。
【0061】次に、図5によって、油圧ジャッキ9を連
結ホース25により増圧シリンダ8と連結するときのエ
ア抜き動作について説明する。
【0062】油圧ジャッキ9をセットするときには、油
圧ジャッキ9は油圧源と切り離して準備動作が行われ、
この状態では、切り離した連結ホース25の内部にエア
が溜まることがあり、このエアを抜き出す操作である。
【0063】ステップ61で連結ホース25のカップリ
ング25bをエア抜きポート29に連結し、エア抜き弁
26を開く(ステップ62)。ステップ63でポンプ1
を起動し、作業選択スイッチをエア抜き動作に設定し、
第1切換弁6をbポジション、第2切換弁7をbポジシ
ョンにする。このため、回路28からの作動油がエア抜
き弁26を介して増圧シリンダ8の小油室8bに送り込
まれ、さらに連結ホース25へと流れ、カップリング2
5bからエア抜きポート29へと循環する。この過程
で、主として連結ホース25に溜まっているエアが押し
出され、タンク側へと放出される(ステップ65)。
【0064】次にステップ66でポンプ1の作動を停止
し、ステップ67では連結ホース25のカップリング2
5bをエア抜きポート29から外し、油圧ジャッキ9と
連結する。エア抜き弁26を閉じ、作業選択スイッチを
オフ、つまり、第1切換弁6と第2切換弁7とを遮断位
置に戻す。
【0065】このようにして、連結ホース25などに溜
まったエアを抜くことで、次のジャッキ動作を確実なも
のとすることができる。
【0066】次に全体的な作用について説明する。
【0067】まず、重量物を微小ストロークだけ浮上さ
せる初期浮上行程にあっては、補助流量制御弁12を介
して作動油を供給し、これにより、増圧シリンダ8を介
して油圧ジャッキ9に増圧された作動油が送り込まれ、
油圧ジャッキ9は微小速度でもって伸長する。このと
き、油圧ジャッキ9のうち一つでもが負荷荷重が設定荷
重を越えたときには、全部の油圧ジャッキ9の作動をい
ったん停止させ、荷重オーバの油圧ジャッキ9の下降弁
27を開き、油圧ジャッキ9を僅かに縮め、負荷荷重を
設定範囲まで下げる。このようにして、各油圧ジャッキ
9の分担荷重が設定範囲内に収まった状態で、所定の初
期浮上量だけ上昇したら、全ての油圧ジャッキ9の作動
を停止し、その位置に保持する。
【0068】このようにして、重量物が固着していると
きなどでも、各油圧ジャッキ9の荷重が上限を越えるこ
とのないようにゆっくりと上昇制御しつつ、固着を解除
し、切り離す。
【0069】次に、この初期浮上行程が終了したら、今
度は同調上昇行程に移る。
【0070】この場合には、補助流量制御弁12に比較
して流量の大きい主流量制御弁11から作動油を供給
し、増圧シリンダ8を介して油圧ジャッキ9に高圧作動
油を供給する。油圧ジャッキ9は比較的速い速度で上昇
するが、全ての油圧ジャッキ9について、基準となる上
昇速度に対して所定の偏差値内に収まるようにストロー
ク量が監視され、もし、基準速度の偏差値よりも速いと
きは、補助流量制御弁12が開かれ、増圧シリンダ8に
供給される作動油の一部が逃がされ、これによりその油
圧ジャッキ9の速度が減速側に補正される。また、基準
速度の偏差値よりも遅いときは、補助流量制御弁12か
らも作動油が供給され、主流量制御弁11に加算される
ことにより、油圧ジャッキ9の速度が加速側に補正され
る。
【0071】このようにして、油圧ジャッキ9の伸長速
度は基準速度と一致するようにそれぞれ制御され、この
ため油圧ジャッキ9は互いに同調しながら、同一速度で
伸長し、重量物を水平を維持しつつ上昇させる。
【0072】この場合、油圧ジャッキ9の速度修正は、
補助流量制御弁12により微小流量づつ流量制御して行
うので、流量変動により油圧的なショックが発生するこ
とがなく、安定してスムーズな同調制御が保証される。
【0073】また、油圧ジャッキ9の伸長速度は、基準
となる速度に対して所定の偏差値内に収まるように制御
されるので、いつも一定の時間内に上昇動作を終了で
き、例えば最も遅い油圧ジャッキ9を基準とするのに比
較すれば時間がかかり過ぎることもなく、逆に最も速い
ものを基準とするのに比較すれば、早過ぎて不安定とな
ることも無い。
【0074】この同調上昇時にも、各油圧ジャッキ9の
負荷荷重が検出され、設定荷重を越えたときには、その
油圧ジャッキ9の負荷荷重を減らすように作動油の供給
が減じられ、修正動作が行われるので、一部の油圧ジャ
ッキ9に過度の負荷がかかることなく、安定的に上昇さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す回路図である。
【図2】準備の制御動作を示すフローチャートである。
【図3】初期浮上の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】同調上昇の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】エア抜きの制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】コントローラの概略図である。
【図7】重量物を4本の油圧ジャッキで支持する説明図
である。
【図8】油圧ジャッキのストローク特性を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 6 第1切換弁 7 第2切換弁 8 増圧シリンダ 9 油圧ジャッキ 10 第3切換弁 11 主流量制御弁 12 補助流量制御弁 22 圧力センサ 24 ストロークセンサ 26 エア抜き弁 27 下降弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量物を支持するための複数の油圧ジャッ
    キと、 これら各油圧ジャッキに作動油を供給する主流量制御弁
    と、 同じく各油圧ジャッキに作動油を供給する補助流量制御
    弁と、 各油圧ジャッキのストロークを検出する手段と、 各油圧ジャッキ間のストローク偏差が所定値を越えない
    ように前記補助流量制御弁を作動させて偏差を吸収する
    同調制御手段とを備えることを特徴とする油圧ジャッキ
    同調駆動装置。
  2. 【請求項2】前記主、補助流量制御弁の上流には、作動
    油を供給側と排出側に切換えられる切換弁がそれぞれ配
    置され、かつ前記主、補助流量切換弁は供給側、排出側
    の両方向において流量制御が行えるように構成される請
    求項1に記載の油圧ジャッキ同調駆動装置。
  3. 【請求項3】前記油圧ジャッキに対しては主、補助流量
    制御弁からの作動油が増圧シリンダを介して増圧されて
    供給され、この増圧シリンダが受圧面積の大きい油室
    と、小さい油室をもち、かつこれら各油室に配置される
    ピストンが互いに連結される往復動型シリンダで構成さ
    れ、大きい油室に主、補助流量制御弁からの油圧が導入
    され、小さい油室が油圧ジャッキに接続する請求項1又
    は2に記載の油圧ジャッキ同調駆動装置。
  4. 【請求項4】前記油圧ジャッキの負荷荷重を測定する手
    段と、油圧ジャッキの負荷荷重が予め決めた設定値に達
    したときには下降弁を開いて設定荷重の範囲まで低下さ
    せる負荷荷重調整手段とを備える請求項1〜3のいずれ
    か一つに記載の油圧ジャッキ同調駆動装置。
  5. 【請求項5】重量物を初期浮上させる行程で、まず補助
    流量制御弁を介して各油圧ジャッキを一斉に所定量だけ
    初期ストロークさせ、この初期ストローク後に各油圧ジ
    ャッキの負荷荷重を判断し、設定荷重を越えたものがあ
    るときには、いったん全部の油圧ジャッキのストローク
    を停止させたまま、設定荷重を越えた油圧ジャッキの下
    降弁を介して設定荷重内に収まるまで油圧を解放する請
    求項4に記載の油圧ジャッキ同調駆動装置。
  6. 【請求項6】重量物の同調上昇または下降行程で、主流
    量制御弁を制御して各油圧ジャッキに作動油を給排し、
    各油圧ジャッキのストローク量を検出し、各油圧ジャッ
    キのストローク速度が基準速度に対して所定の偏差値内
    に入るように各油圧ジャッキの補助流量制御弁を制御し
    て供給量を増減し、各油圧ジャッキのストローク偏差を
    一定値内に維持したまま上昇または下降させる請求項4
    に記載の油圧ジャッキ同調駆動装置。
  7. 【請求項7】各油圧ジャッキの負荷荷重を判断し、負荷
    荷重が設定値を越えたものがあるときは、いったん全部
    の油圧ジャッキのストロークを停止させ、設定荷重を越
    えた油圧ジャッキの下降弁を介して設定荷重に収まるま
    で油圧を解放し、その後に再び各油圧ジャッキのストロ
    ーク偏差を一定値内に維持したまま上昇または下降させ
    る請求項6に記載の油圧ジャッキ同調駆動装置。
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