JP3075006B2 - フォークリフトの昇降制御方法 - Google Patents

フォークリフトの昇降制御方法

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JP3075006B2
JP3075006B2 JP05068636A JP6863693A JP3075006B2 JP 3075006 B2 JP3075006 B2 JP 3075006B2 JP 05068636 A JP05068636 A JP 05068636A JP 6863693 A JP6863693 A JP 6863693A JP 3075006 B2 JP3075006 B2 JP 3075006B2
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義人 林
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神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトの昇降
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、フォークリフトの1例を示した
ものである。同図において、10は台車、11は車輪、
12は運転台、13はハンドル、14はフォーク昇降操
作用レバー、15はフォークチルト操作用レバーであ
る。19は固定マスト、20は第1の昇降マスト、21
は第2の昇降マスト、23は第1の昇降マスト20を昇
降させるためのシリンダ、24はフォーク22を備える
リフトブラケット25を昇降させるためのシリンダ、2
6はチルトシリンダである。
【0003】このタイプのフォークリフトにおいては、
フォーク昇降操作用レバー14を上昇側に倒すと、油圧
モータが駆動され、油タンクから油が給排弁(ON/O
FFバルブ)を通して、まづ、シリンダ24へ供給さ
れ、リフトブラケット25が上昇する。シリンダ24が
最上昇位置まで上昇すると、シリンダ23が動作し始
め、マスト、20、21が上昇する。
【0004】フォーク昇降操作用レバー14を下降側に
倒すと、シリンダ23と24内の圧力差により、まづ、
シリンダ23のロッドが油を給排弁(ON/OFFバル
ブ)を通して油タンクへ排油しながら下降して主マスト
21が下がり、当該ロッドが最下端まで下がると、シリ
ンダ24ロッドが油を給排弁(ON/OFFバルブ)を
通して油タンクへ排油しながら下降し始める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、自重で、
マストを下降させているので、シリンダ23の断面積が
シリンダ24の断面積より小さい場合、マスト21とリ
フトブラケット25の昇降速度に差が生じ、特に、下降
時、シリンダ23からシリンダ24への切り換わり時
に、フォーク22上の積荷に大きなショックが加わり、
荷くずれが起きる等の問題があった。
【0006】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、シリンダ切り換えに起因する積荷へのショッ
クを防止することができるフォークリフトの昇降制御方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、フォークを保持するリフトブラケットを昇降
させるための第1のシリンダと当該第1のシリンダと
はシリンダ断面積を異にし上記リフトブラケットを昇降
可能に保持する他のマストを昇降させるための第2のシ
リンダと、上記マストの高さを検出する高さ計を備え、
上記フォークの上昇及び下降時、上記第1のシリンダか
ら第2のシリンダへもしく上記第2のシリンダから第1
のシリンダへ切り換えるフォークリフトにおいて、第1
のシリンダのシリンダ断面積が第2のシリンダのシリン
ダ断面積より大きい場合であって、 昇降制御を行なうコ
ントローラは、シリンダ切り換え位置を予め設定されて
おり、マスト下降時、高さ計の検出値と上記設定値の差
が所定値になると、給排弁の弁開度を、全開から両シリ
ンダの断面積比に応じた値まで除々に絞り、設定値に達
しシリンダが切り換わった時点で全開に戻す構成とし
た。
【0008】
【0009】
【作用】本発明では、断面積の異なる2つのシリンダの
切り換わりに際して、給排弁(比例弁)の弁開度が制御
されるから、上記切り換わり前後のフォークの昇降速度
の差を無くして、ショクレスに切り換えることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1において、30は給排弁(比例弁)、
31はポンプ、32はモータ、33は油タンクである。
40は高さ計であって、シリンダ23のロッド端の最上
昇位置(フルストローク時の位置)HMAX と最下降位置
(ゼロストローク時の位置)HMIN 間の高さ(以下、主
マスト21の高さという)を計測し、その計測値Hはコ
ントローラ50に供給される。コントローラ50のメモ
リには、HMIN が設定されており、当該コントローラ5
0は、フォーク昇降操作用レバー14の下降操作時、計
測値Hを監視して、H=HMIN +αになるになると、図
2に示すように、比例弁30の弁開度を絞る指令を、H
=HMIN になると、比例弁30の弁開度を全開にする指
令を比例弁30に与える。
【0012】本実施例では、フォーク昇降操作用レバー
14が下降側に倒された場合、コントローラ50は上記
監視動作を開始し、主マスト21が最下降位置に近づく
と、コントローラ50からの指令により、比例弁30の
弁開度が除々に絞られるので、主マスト21の下降速度
は減速される。
【0013】主マスト21が最下降位置に下降すると、
シリンダ24が比例弁30を通し排油し始めるが、マス
ト21が最下降位置に下降した時の比例弁30の弁開度
がシリンダ23と24の断面積比に比例する値であれ
ば、副リフトブラケット25は下降してきたマスト21
と同程度の速度で下降し始め、シリンダの切り換え時の
前記ショックは無くなる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、断面積の異
なる2つのシリンダの切り換わりに際して、給排弁(比
例弁)の弁開度を制御するから、上記切り換わり前後の
フォークの昇降速度の差を無くして、ショクレスに切り
換えることができ、切り換わり時の荷くずれ等の発生を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシリンダ制御系を示す図
である。
【図2】上記実施例における給排弁の弁開度パターンの
1例を示す図である。
【図3】従来のフォークリフトの1例を示す図である。
【符号の説明】
19 固定マスト 20 第1の昇降マスト 21 第2の昇降マスト 22 フォーク 23、24 シリンダ 25 リフトブラケット 30 給排弁 40 高さ計 50 コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークを保持するリフトブラケットを
    昇降させるための第1のシリンダと当該第1のシリン
    ダとはシリンダ断面積を異にし上記リフトブラケットを
    昇降可能に保持する他のマストを昇降させるための第2
    のシリンダと、上記マストの高さを検出する高さ計を備
    え、上記フォークの上昇及び下降時、上記第1のシリン
    ダから第2のシリンダへもしく上記第2のシリンダから
    第1のシリンダへ切り換えるフォークリフトにおいて、第1のシリンダのシリンダ断面積が第2のシリンダのシ
    リンダ断面積より大きい場合であって、 昇降制御を行なうコントローラは、シリンダ切り換え位
    置を予め設定されており、マスト下降時、高さ計の検出
    値と上記設定値の差が所定値になると、給排弁の弁開度
    を、全開から両シリンダの断面積比に応じた値まで除々
    に絞り、設定値に達しシリンダが切り換わった時点で全
    開に戻す ことを特徴とするフォークリフトの昇降制御方
    法。
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JP4953715B2 (ja) * 2006-07-24 2012-06-13 日本輸送機株式会社 昇降装置の揚高検出装置
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