JPH10235897A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH10235897A
JPH10235897A JP4550897A JP4550897A JPH10235897A JP H10235897 A JPH10235897 A JP H10235897A JP 4550897 A JP4550897 A JP 4550897A JP 4550897 A JP4550897 A JP 4550897A JP H10235897 A JPH10235897 A JP H10235897A
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JP
Japan
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ink
atmosphere
printing
air communication
storage chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP4550897A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Akusawa
義秀 阿久沢
Takuro Ito
卓郎 伊藤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インク収容室の大容量化を図りつつ当該収容室
内のインク乾燥を防止できるようにする。 【解決手段】一定の周速度で回転可能なドラム10と、
このドラム10の外周面11に対向配設されかつ当該ド
ラム外周面11に保持された印字媒体Mにインクを吹付
けて印字可能な印字ヘッド(200)と、この印字ヘッ
ド(200)と離れた位置に配設されかつインク供給管
(215,217)を介して接続されたインク収容室
(213)と、このインク収容室(213)内と大気と
を連通可能な空気連通部255と、この空気連通部25
5を閉鎖してインク収容室(213)内を大気より遮断
可能な遮断手段250とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム外周面に保
持された印字媒体にインクを吹付けて印字可能な印字ヘ
ッドと、この印字ヘッドと離れた位置に配設されかつイ
ンク供給管を介して接続されたインク収容室とを備えた
インクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルユニットを行方向の全長に
渡って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印
字をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙
等)Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆ
るシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅
な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可
能であるとともに、いわゆるレーザープリンタに比較し
て大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出
願人から提案(例えば、特願平8−296957号)さ
れている。
【0003】すなわち、図3において、ドラム10は軸
線を中心に一定の周速度で回転可能でありかつその外周
面11に印字媒体Mを保持可能である。このドラム10
の回転(Y)方向には各色(C,M,Y,B)用ノズル
ユニット(印字ヘッド)200が配設されている。
【0004】各色用ノズルユニット200は、例えば図
4で紙面と垂直方向(行方向)に整列配設された複数
(例えば、4つ)のノズルユニット要素205からな
り、各ノズルユニット要素205には多数(例えば、1
59個)のインクジェットノズル207が設けられてい
る。各インクジェットノズル207は、共通のインクバ
ッファ206に連通されている。インクジェット方式
は、限定されないが、この実施形態では圧電アクチュエ
ータの剪断変形を利用した吹付け制御エレメント208
によりインクジェットされる。
【0005】したがって、行方向(紙面に垂直方向)の
全長に一体型の各色用ノズルユニット200あるいは上
記した如く行方向に複数のノズルユニット要素を並べた
一体的な各色用ノズルユニット200を、例えばインク
ジェットノズル間ピッチ分だけ往復移動させつつ回転中
の印字媒体Mに各色用インクジェットノズル207のイ
ンク吐出口からインクを吐出させて行方向印字させると
ともに、インクジェットノズル間ピッチの往動中にドラ
ム10の回転を利用しつつ列方向印字させることができ
る。つまり、行方向印字と列方向印字とを同時的に進行
可能であるから大幅な印字高速化を図れる。
【0006】また、ドラム10の一方(図3で右)側に
は媒体給送手段60と媒体供給手段90とが設けられ、
他方(図3で左)側には媒体剥離手段140と媒体排出
搬送手段160と方向切換手段190とが設けられてい
る。
【0007】媒体給送手段60は、カセット給送手段7
1および手差給送手段61のいずれか一方から選択的に
1枚ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90
は、給送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでド
ラム10側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印
字媒体Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手
段160は剥離された印字媒体Mを図3で左方向に排出
搬送する。方向切換手段190は排出トレイ192およ
び上部排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0008】かくして、印字媒体Mの給送,供給,保
持,印字,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズについて多色カラー
印字することができる。
【0009】ここにおいて、上記各色用ノズルユニット
200と当該各色用インク収容室〔インクタンク(イン
クカセット)213〕とは離れた位置に配設されている
ので、各色用ノズルユニット200を軽くでき行方向の
往復移動速度をより大幅に高められる点も一層の印字高
速化を助長するとともに、各色用インク収容室(21
3)の容量を大幅に拡大できるので、例えば500枚以
上の連続印字運転ができる。
【0010】図4に示す如く、各色用ノズルユニット2
00内のインクバッファ206と当該各色用インク収容
室(213)とは、インク供給管(インク供給チューブ
215,インク補給チューブ217)を介して接続され
ている。各インク供給チューブ215には付勢手段21
6が設けられているとともに、各インク補給チューブ2
17にはチューブ開閉手段218が設けられている。
【0011】このインク供給チューブ215は、付勢手
段216を起動することによって、インクタンク213
内のインクをインクバッファ206内に供給することが
できる。また、インク補給チューブ215は、チューブ
開閉手段218で開放することによりインクバッファ2
06内へインクタンク213からインクを補給すること
ができる。
【0012】付勢手段216は、円軌跡上に等間隔で配
設された複数(4つ)の押圧ローラ216Rを有する回
転型とされ、各押圧ローラ216Rがガイド216Gに
沿って回動移動するときに、インク供給チューブ215
内のインクをインクバッファ206側へ押出すことによ
りインク供給することができる。
【0013】チューブ開閉手段218は、1つの押圧ロ
ーラ218Rを有する回転型とされ、ガイド218Gに
インク補給チューブ217を押付けることにより閉鎖動
作でかつ離れることにより開放動作となる。
【0014】インク収容室(213)には、収容したイ
ンクを各色用ノズルユニット200へ円滑に供給(補
給)できるように、空気連通孔213Hが設けられてい
る。この空気連通孔213Hを通してインク収容室(2
13)内は大気と連通され、当該インク収容室(21
3)内のインク液面に大気圧が作用することになる。な
お、図4および図5中、214はフィルタである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案イン
クジェットプリンタでは、多数枚連続印字を達成できる
ようにインク収容室(213)を大容量としており、そ
の結果、長期間にわたって当該収容室(213)内にイ
ンクが止まることになる。そのため、インク収容室(2
13)内のインクは空気連通孔213Hを介して長期間
大気に晒されることになり、乾燥固化してしまうおそれ
がある。
【0016】かかるインク乾燥を防止するために、図5
に示す如く、空気連通孔213Hを複雑に蛇行させて流
通抵抗を増大させインク収容室(213)内の空気の飽
和蒸気圧をある程度高く維持することがなされることが
ある。しかし、空気連通孔213Hを複雑に蛇行させる
には、相当大きな設置スペースを必要とするとともに製
造技術上からも困難で実用上問題がある。
【0017】本発明の目的は、インク収容室の大容量化
を図りつつ当該収容室内のインク乾燥を防止することが
でき高速印字および多数枚連続印字を達成可能なインク
ジェットプリンタを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、一定の周速度
で回転可能なドラムと、このドラムの外周面に対向配設
されかつ当該ドラム外周面に保持された印字媒体にイン
クを吹付けて印字可能な印字ヘッドと、この印字ヘッド
と離れた位置に配設されかつインク供給管を介して接続
されたインク収容室と、このインク収容室内と大気とを
連通可能な空気連通部と、この空気連通部を閉鎖してイ
ンク収容室内を大気より遮断可能な遮断手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0019】かかる発明では、例えば非印字時には空気
連通部を閉鎖してインク収容室内を大気より遮断する。
これにより、インク収容室が大容量のために長期間にわ
たってインクが当該収容室内に止まっていたとしても、
インクが乾燥固化する事態は生じない。したがって、イ
ンクタンクの大容量化を図りつつ当該タンク内のインク
乾燥を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
に示す如く、基本的構成は先提案インクジェットプリン
タ(図3,図4)と同様とされているが、空気連通部2
55と遮断手段250とを設け、適時(例えば、電源オ
フ時,非印字時)にインク収容室(213)内を大気よ
り遮断可能に構成されている。
【0021】なお、先提案インクジェットプリンタ(図
3,図4)の場合と共通する構成要素については同一の
符号を付し、その説明を簡略化または省略する。
【0022】空気連通部255は、マニホルド256,
個別大気開放チューブ257,大気開放チューブ258
を含み、インク収容室(例えば、各色用インクタンク2
13)内と大気とを連通可能に形成されている。
【0023】具体的には、個別大気開放チューブ257
は、その一端が各インクタンク213に接続されかつ他
端がマニホルド256に接続されている。大気開放チュ
ーブ258は、その一端がマニホルド256に接続され
かつ他端が大気に開放されている。
【0024】遮断手段250は、空気連通部255を閉
鎖してインク収容室(213)内を大気より遮断する手
段である。この実施形態では、遮断手段250は、大気
開放チューブ開閉手段251から形成されている。
【0025】大気開放チューブ開閉手段251は、1つ
の押圧ローラ251Rを有する回転型とされ、ガイド2
51Gに大気開放チューブ258を押付けることにより
閉鎖動作でかつ離れることにより開放動作となる。
【0026】かかる構成のインクジェットプリンタで
は、プリンタの電源オフ時または非印字時〔ただし、付
勢手段(216)の駆動時は除く〕には、遮断手段25
0によって空気連通部255は閉鎖される。
【0027】これにより、インク収容室(213)内は
大気と遮断されることになり、当該収容室(213)内
の飽和蒸気圧が一定に維持されてインクの乾燥・固化が
防止される。したがって、各色用ノズルユニット200
を用いて高速多色印字および多数枚連続印字を行える。
【0028】なお、上記実施形態では、空気連通部25
5を大気開放チューブ258等から形成するとともに、
遮断手段250を大気開放チューブ開閉手段251から
形成したが、図2に示す如く、空気連通部255を空気
連通孔259から形成するとともに、遮断手段250を
栓開閉手段から形成してもよい。
【0029】空気連通孔259は、インクタンク213
の上部に貫通穿設されている。また、栓開閉手段は、空
気連通孔259を閉塞可能な栓部材252と,栓部材2
52を上下動可能なアクチュエータ253(ソレノイド
253A,スプリング253B)とを含み、栓部材25
2で空気連通孔259を閉鎖可能かつ開放可能に形成さ
れている。
【0030】プリンタの電源オン時または印字時〔付勢
手段(216)が駆動されている時も含む〕にソレノイ
ド253Aを駆動して栓部材252を上昇させ空気連通
孔259から離隔させる。電源オフ時または非印字時に
はソレノイド253Aを駆動停止することにより栓部材
252を下降させ空気連通孔259を閉鎖させる。
【0031】これにより、インク収容室(213)内は
大気と遮断されることになり、当該収容室(213)内
の飽和蒸気圧が一定に維持されてインクの乾燥・固化が
防止される。したがって、各色用ノズルユニット200
を用いて高速多色印字および多数枚連続印字を行える。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、空気連通部を閉鎖して
大容量のインク収容室内を大気より遮断可能な遮断手段
を設けたので、インク収容室内のインクが乾燥・固化す
るのを防止することができ、高速印字および多数枚連続
印字を安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、遮断手段の変形例を説明するための図
である。
【図3】先提案インクジェットプリンタを説明するため
の図である。
【図4】同じく、インク供給手段を説明するための図で
ある。
【図5】同じく、蛇行した空気連通孔を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ドラム 11 外周面 200 各色用ノズルユニット(印字ヘッド) 213 インクタンク(インク収容室) 216 付勢手段 218 チューブ開閉手段 250 遮断手段 251 大気開放チューブ開閉手段 255 空気連通部 256 マニホルド 257 個別大気開放チューブ 258 大気開放チューブ 259 空気連通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の周速度で回転可能なドラムと、こ
    のドラムの外周面に対向配設されかつ当該ドラム外周面
    に保持された印字媒体にインクを吹付けて印字可能な印
    字ヘッドと、この印字ヘッドと離れた位置に配設されか
    つインク供給管を介して接続されたインク収容室と、こ
    のインク収容室内と大気とを連通可能な空気連通部と、
    この空気連通部を閉鎖してインク収容室内を大気より遮
    断可能な遮断手段とを設けたことを特徴とするインクジ
    ェットプリンタ。
JP4550897A 1997-02-28 1997-02-28 インクジェットプリンタ Pending JPH10235897A (ja)

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JP4550897A JPH10235897A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェットプリンタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005335280A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Fuji Photo Film Co Ltd インクセット及びそれを用いる画像記録方法
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JP6395961B1 (ja) * 2018-01-29 2018-09-26 紀州技研工業株式会社 インクジェットプリンタ

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